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    元スレルパン「なぁ次元、デスノートって知ってるか?」

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    タグ : - デスノート + - ルパン + - ルパン三世 + - 未完 + - 次元 + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    刑事A「だが、実際に捜査本部がまだあったとしても、ほんの数人。捜査に
        なってるとは思えん」

    次元 「へぇ、そうなんですか」

    刑事A「第一、どこで捜査しているのかも分からん。一度完全に解散されて
        しまったから部屋もないしな」

    次元 「でも復活したんでしょう?」

    刑事A「極秘裏にらしいが……それ以上はわしも知らん。本当に復活したのか
       どうかも怪しい存在だ。多分大義名分で作り直そうとしたものの、失敗
       したと思うが」

    52 = 1 :

    次元 「ほ~う」

    刑事A「わしが知っとるのはこんなもんだ。ホレ!分かったらさっさと仕事しろ!」

    次元 「はいはい~」

    次元 (……ふむ。さすがに警察本部の警部クラスともなると、これ位は
        知っているか)

    次元 (だが、警察内部の人間が知ってる情報量がこれ位じゃ、知ってる内
        にはちっとも入んねーな)

    次元 (本当にこれだけしか知らないのか、果たして……)

    53 = 1 :

    ~~夜・某ホテル~~


    ルパン「お帰り~~次元、どうだった?」

    次元 「ぷは~~~~~。いくら仕事とはいえ、丸一日警官がウヨウヨしてる
        所に潜り込むのは落ちつかねぇぜ」

    ルパン「ま~そーゆーなって。何事にも準備を怠っちゃあ足元掬われるぜ?」

    次元 「分かってるって」

    ルパン「ヌフフフフ。で?」

    次元 「あぁ思った通り、キラ捜査本部は下っ端の警官には全く知らされてねぇ
        みたいだな」

    54 = 18 :

    こんな連投して規制とか平気なのかね?

    55 = 1 :

    ルパン「あららららら、やっぱり~」

    次元 「一応、今日いろんな奴にキラ事件について尋ねてみたが、どいつも
        今、捜査本部がどこにあるのかも知らなかったぞ」

    ルパン「まったく、日本の警察は優秀じゃなかったのかよ?とっつあんがソレ
        聞いたら泣くぜ」

    次元 「それは俺も同意見だ」

    ルパン「そういえば銭形のとっつあんは?」

    次元 「まだ日本には来てないみたいだ。俺達が潜伏してるのも今の所はばれて
        ないみたいだな」

    ルパン「そうなの~」

    56 = 1 :

    ルパン「う~~~ん、どうすっかね~~~」

    次元 「あぁ、後なルパン」

    ルパン「ん?」

    次元 「今日話した警部の中に、一人だけ微妙に事情を知ってる奴が混じってた」

    ルパン「微妙ってどんくらい?」

    次元 「ほんっとうに微妙なんだが、キラ捜査本部が少数精鋭で今も捜査を
        行っているかかもしれないとの発言を確認した」

    ルパン「な~~んだ~~~。そんなの知ってる内に入んねーってーの」

    57 = 1 :

    次元 「まぁな、だがまだ今日ちょこっと話を聞いてみただけだ。あの警部が
        どれ位知ってるのか正確には分からん」

    ルパン「調べてみる必要はあるってか?」

    次元 「どうだろうな。だが、調べてみる価値はあるかもしれねぇ」

    ルパン「へーへーじゃあそっちはお前に任すわ」

    次元 「ああ、任せろ」

    58 = 1 :

    次元 「それでそっちはどうだった?」

    ルパン「こっち?ボチボチかな」

    次元 「なんだよボチボチって」

    ルパン「うっせ~~~~中々隙を見せねぇんだよあのタヌキ!いや狐か?
        まぁどっちでも良いけどさぁ!」

    次元 「おいおい荒れるなよ。そんなに手強い相手なのか?夜神少年は」

    ルパン「手強いってもんじゃねーつーの。あいつは~~~」ギリギリギリ

    59 :

    さるさんくらうぞ

    60 = 1 :

    次元 「一体大学で何があったんだよ」

    ルパン「き~~~てくれよ次元!」

    ~~以下回想~~


    ルパン「それでは誰かここを和約してくれるかな?…う~ん夜神君
        お願いできるかい?」

    月  「分かりました……『あの方は何も盗んではいきませんでした』
       『いいえ彼は大変なものを盗んでいきました』『えっ?』
       『あなたの心です』『…はい!』」

    ルパン(さすが『L』が頭が切れるとしたキラ、フランス語の授業に初めて
        出席したとはとても思えない)

    ルパン(いや、こいつは……元々フランス語が喋れたと考えるべきだな)

    61 = 1 :

    月  「どうでしょう、シャルル先生?」

    ルパン「ブラボブラボ~~~、今年の受講生は筋が良いですね」

    ルパン(ちっ!フランス語の講師に変装して近づこうとしたのに、これじゃ
        距離が縮まりゃあしねぇ)

    ルパン(本来なら『先生、ここが分からないんですが…』『あぁ夜神君ここはねぇ』
        とかこうなる予定だったのに)

    ルパン「え~~では、今日はこのままここの単元を終わらせてしまいましょう」

    ルパン(このままだと講師と生徒という間柄から発展しねぇじゃねーか)

    62 :

    結構面白い
    支援

    63 = 1 :

    ~~以上回想終了~~


    ルパン「ってな感じよ」

    次元 「ふ~ん、予想してたとはいえ、やっぱり頭は良いみたいだな」

    ルパン「まぁな。あと、優等生にありがちな知識だけ詰め込んでる頭がいいって
        タイプじゃなく、頭の回転自体が速そうなタイプだったぜ」

    次元 「お前がそう言うんなら間違いはないだろうよ」

    ルパン「けっ!」

    次元 「それで?お前さんは夜神少年にはそれ以上近づけそうにないのか?」

    64 = 1 :

    ルパン「馬鹿言え、俺様は天下の大泥棒、ルパン三世様だぜ?」

    次元 「けどその割には、さっきから負け犬の遠吠えの様に聞こえるのは
        俺の気の所為か?」

    ルパン「ちっが~~~~う!」

    次元 「あん?」

    ルパン「オレが怒ってんのは今日、あいつに近づけなかったからじゃねぇつーの」

    ルパン「あのキラキラ野郎!俺の授業が終わったら、す~ぐに女の子に囲まれちゃって
        まぁ!!!」

    次元 「…」

    65 = 1 :

    ルパン「思い出しただけで腹が立つ!!!なんなのあのキラキラスマイルは!?」

    次元 「…」

    ルパン「学校一の才女の高田清美ちゃんとも付き合ってるとか、リサちゃんとか
        アズサちゃんとか!ヒトミちゃんとか!!!!なんだって、こんなに
        クールでハードボイルドな男が近くで教鞭をとっているってのに、かわい子
        ちゃん達は見向きもせず、みんなあいつの傍に!!!!」

    次元 「はぁ…」

    ルパン「ちょっと次元!聞いてるかぁ?」

    次元 「聞いてますよう!」

    66 :

    見覚えがあると思ってググったら同じようなのがあった件

    68 = 1 :

    ルパン「それにしてもあのキラキラ野郎……」

    次元 「…」

    ルパン「~~~~~~~」


    ~~1時間後~~


    次元 「そろそろ気は済んだか?」

    ルパン「ま~~~ね~」

    次元 「で、お前はどうすんだ?フランス語の講師はやめて、別の角度から
        夜神少年にアプローチすんのか?」

    ルパン「…う~~~ん、まぁもう少し俺も講師演じとくわ」

    69 = 1 :

    次元 「そうか」

    ルパン「あぁ、今の所あいつの行動範囲で最も多くの時間を過ごしているのが大学、
        日本警察のキラ捜査本部の2つしかないからな」

    次元 「やっこさん、アパートまで捜査本部内に構えてるしな」

    ルパン「そ~なんだよね~、若者らしくもっと色んなところではっちゃけて来なさいっての。
        引き籠りの相手は疲れるわ~」

    次元 「お前とは対象的だな」

    ルパン「男はワイルドな方がもてると思うんだけど、女の子にはワカンネーかな~?」

    70 = 1 :

    次元 「どうだろうな」

    ルパン「まっ、明日もお互い早いんだしそろそろ寝よーぜ、今日はもう疲れた」

    次元 「…そうだな」

    ルパン「じゃ、おやすみさん~」

    次元 「あぁ」

    ルパン「…zzzzz…ゴーガ―」

    次元 「…早い奴」

    71 = 1 :

    ~~同時刻・イギリス~~


    銭形 「ルパァ~~~~~~ン、逮捕だ~~~~~」

    銭形 「ここに隠れているのは分かっとるんだ!大人しく出てこんか~」

    部下A「あ、あの銭形警部」

    銭形 「ん?なんだ?」

    部下A「本当にここにルパンが居るのでしょうか?自分にはどうにもここ
       には誰も住んでいるように思えないんですが」

    銭形 「がははははははは、奴は普通の人間が考える様な場所にはおらんさ」

    部下A「し、しかしこの廃墟では…」

    72 :

    過去のSSをそのままはってたのか

    73 = 1 :

    銭形 「ばっかも~ん。だからこそだ!」

    部下A「は、はぁ」

    銭形 「しかし、ルパンの奴中々出てこんな…よし!お前さんらはここに残って
        待機しておれ、ワシが中に入って確かめて来る!!!」

    部下A「大丈夫ですか?」

    銭形 「ワシを誰だとおもっとる、安心せい」

    銭形 「しかし、ワシが中に入ってルパンが外に逃げ出したら、お主たちで
        取り押さえろ。分かったな?」

    部下ABCDEFG「はっ!」

    銭形 「…うむ」

    74 = 1 :



         ザッザッザッ

    銭形 「お~~~いルパ~~~ン、いい加減出てこんか~」

    銭形 「聞こえとるんだろ~?」

         ザッザッザッ

    銭形 「ルパ~~~~ン」

    銭形 「ん?張り紙?」


    『このロッカー開けるべからず』


    銭形 「なんだこりゃ?」

    75 :

    やけにテンポ良いと思ってたらコピペだったのか

    76 = 1 :

    銭形 「ロッカー…コレの事か?」

         ガラッ!

        ボフボフボフボフ

    銭形 「な、なんだ~~~~?」

    銭形 「痛たたたたたたた……」

    銭形 「上から大量の無線機が降って来るとは…」

       ピーガーピーガガー

    銭形 「ん?受信してる?」

    77 = 1 :

    銭形 「どうやら特殊な周波数をキャッチする物の様だが…どれ、ボリュームは…」

       ピーガーピーガガー

       ピガガーピーピーピー

    銭形 「ええい、うるさい!」

    無線機「ヘローへロー、聞こえますかい?」

    銭形 「ん?この声、ルパンか!」

    無線機「こちら、天下の大泥棒ルパン三世でございまーす」

    銭形 「やはりルパンか!」

    78 = 1 :

    銭形 「ルパン何処だ!何処にいる!」

    無線機「えぇ~残念ながら、お手持ちの無線機は受信するだけで、送信機能は
        ございませんのでご注意くださーい」

    銭形 「そ、そうか、そいつは残念だ」

    無線機「え~~ゴホン!さて、この無線機で俺の声を聞いてるのは、次元、五右衛門、
        不二子、それから銭形のとっつあんの誰かだとは思うが合ってるかな?」

    銭形 「うむ、ワシだ!」

    無線機「もし、この内の誰かじゃなきゃこの無線機は価値のないものでございますので、
        ロッカーに御返品ねがいまーす」

    銭形 「大丈夫だ!安心して続けろ、ルパン」

    79 = 1 :


    無線機「では、この内の誰かだと言う事で話を進めさせて貰うぜぇ?」

    銭形 「うむ!」

    無線機「さて、もしこのアジトに俺を訪ねに来たんだったら、残念だったなと、
        ひとまず言っておこう」

    銭形 「な~に~?」

    無線機「オレァちょっと野暮用が出来ちまってよ、今中国にいるんだ」

    銭形 「ちゅ、中国~?」

    無線機「ま今回、中国にいるのはお仕事とは関係ないんだがな。一応今のとこは
        中国に拠点があるんで俺に御用の御方はそちらの方まで足を延ばして
        貰う事になる」

    80 = 1 :

    無線機「んじゃそう言う訳で宜しく~~~~」

              ピッ

            ツーツーツー

    銭形 「くっそールパンめ~」

             ピガッ

    無線機「あ~そうそう」

    銭形 「あん?」

    無線機「この無線の内容を最後まで聞いた場合、3分後に自爆する仕掛けになってから、
        気を付けてな~~~~」

    銭形 「な、なんだと!?」

    無線機「カウント入りまーす、3、2、1…」

    銭形 「あわわわわわ…」

    無線機「スタート~~~」

    81 = 24 :

    リンク踏まさせようとする新手の罠じゃね?

    82 = 1 :

    部下A「それにしても銭形警部って勇敢だよなぁ」

    部下B「あぁ、俺だったら一人で乗り込むなんて真似できないな」

    部下C「けど、ここでルパンを捕まえられなかったら、またどっかの
       国を一人で渡り歩く羽目になるんだろ?」

    部下D「とても真似できないよな」

    部下E「ん?おい、あれ銭形警部じゃないか?」

    部下A「本当だ、走ってこっちに来る!」

    銭形 「お~~~~~~~~いおまえら~~~~~~~~~」

    部下ABCDEFG「?」

    銭形 「逃ーーーーーーーーげろーーーーーーーーーー」

    部下ABCDEFG「えっ?」


         ドカドカドカドッカーン!!!!!!!!!!!!

    83 = 1 :

    部下A「わわわわわ…けけけけ、警部?」

    銭形 「みんな無事か?」

    部下B「は、はいまぁ」

    部下C「それよりルパンはどうしたんですか?」

    銭形 「アジトはすでにもぬけの殻だった」

    部下C「そ、そうですか」

    銭形 「しかし新たな情報を入手した。奴は今中国にいるらしい」

    部下D「中国?」

    銭形 「うむ!だから諸君らとはここでお別れだ、ワシはルパンを追わねばならん。
        皆、達者でな」

    部下G「は、はぁ」

    84 = 1 :

    銭形 「ルパンめ~~~~、まっとれよ~~~~~」

    銭形 「必ず捕まえてやるからな~~~~がははははははははははは!!!!!」


             銭形、いざ中国へ!!!!!!


    ~~~同時刻・イギリスのアジトから北西2キロ地点~~~


    不二子「…上手くいったみたいね」

    五右衛門「……そのようでござるな」

    不二子「さて、と。これでここでのお仕事は終わったし、私達も日本に帰りましょうか?」

    五右衛門「うむ」

    不二子「ふふっ、待っててね、ルパン♪」

    85 = 1 :

    ~~日本・日本時間における翌日~~


    講師A「おや、シャルル先生お早うございます。今日も早いですな」

    ルパン「これはこれは、お早うございます、先生」

    ルパン(さ~て、今日はどこから攻めるかねぇ)

    講師A「先生のような仕事熱心な方と一緒に仕事が出来るなんて、光栄です」

    ルパン「あははははは、光栄だなんてそんな」

    ルパン(いつもなら、あんなに無防備な殺人犯が街中に居たら、問答無用で
        銃でケリつけちまうんだけどな~~~)

    86 = 1 :

    ルパン(デスノート、厄介なもんだぜ。『L』の情報によりゃ、少なくとも
        2冊以上存在しているのは明白)

    ルパン(夜神月が持っていたノート、弥ミサが所持していたノート…)

    ルパン(あと、火口から押収したノート、これは日本捜査本部にある。つまり
        夜神月、キラが管理していると考えて良いだろう)

    ルパン(夜神月がデスノートの記憶を失ったという事は、夜神月が所持していた
        ノートが火口に渡った所為だとも考えられるが…)

    ルパン(死神が火口に別のノートを渡していたとすると、夜神月、弥ミサ、火口
        のノートで3冊存在することになる…)

    ルパン(しかも3冊ともキラの手の内…)

    87 = 1 :



    ルパン(あれ?けど待てよ、夜神月が火口にノートを渡したから記憶が消えた
        んだと考えると、弥ミサのノートは…)

    ルパン(ミサミサもノートを誰かに渡した?だとしたら彼女の持っていたノート
        は何処に…)

    ルパン(けどキラである夜神月がそんな事態を放置しているとも…)

    ルパン「う~~~~~む」

    講師A「どうしました、シャルル先生?」

    ルパン「ん?い、いえ別になんでもありませんよ」

    88 :

    どのルパンだよ・・・

    89 = 1 :

    講師A「なにかお困りでしたら是非わたしに相談して下さい」

    ルパン「えぇ。ありがとうございます」

    講師A「いえ、お互い今年からこの大学で講師をする事になった者同士、
       励まし合いながら頑張って行きましょう!」

    ルパン「はぁ」

    講師A「いや~~~それにしてもここの大学の生徒のレベルは高くて教えがい
       がありますな!」

    ルパン(な~~んか本命じゃない、どうでも良い奴に気にいられちまった
        みてぇだなぁ)

    91 = 1 :

    講師A「特にあの夜神君という生徒は実にすばらしい!」

    ルパン「!!!!!」

    講師A「何故か私の授業で補講クラスに出席していますが、彼には是非本科の
       方の授業を受けて貰いたかった!」

    ルパン「へぇ、彼、先生の授業にも出ているんですか」

    講師A「というと、シャルル先生の講義も?」

    ルパン「ええそうなんですよ、いや~しかし凄いな彼は。確か先生の講義は
        中国語でしょ?」

    講師A「はい、シャルル先生はフランス語でしたか」

    ルパン「そ~なんですよ」

    92 :

    何故か ル・パン に見えた

    93 = 1 :

    ルパン「しかも小耳にはさんだんですがね、彼、ロシア語とドイツ語も履修
        しているみたいですよ」

    講師A「ほう、随分語学に熱心な学生さんですなぁ」

    ルパン「彼が何を目指して勉強しているかは知りませんが、将来有望ですね」

    講師A「そうですなぁ、彼は将来、言語の壁を越えて世界中に友達が出来る
       でしょう。いや~~~~、世界中の友達と酒を交わせるというのは
       実に素晴らしい事ですから彼にも是非体験してもらいたい!!!!」

    ルパン(!!!  酒!?)

    ルパン(ヌフフフフフフフ、ひ~~~らめいちゃった)

    94 = 1 :

    ルパン「そ~~~だ、先生。私良い提案があるんですが」

    講師A「おや、なんでしょう?」

    ルパン「今度、私と先生の授業の生徒を呼んで、パーティーを開くってのは」

    講師A「パーティーですか?」

    ルパン「そうですそうです、所謂交流パーティーですよ!語学に関心のある
        生徒を集めて」

    講師A「ほう、面白そうですな」

    ルパン「でしょでしょ?パーティー開いて、生徒同士の交流も深めれば、きっと
        皆語学に更なる関心を抱きますよ!」

    ルパン「どうでしょ?」

    講師A「良いでしょう、私の生徒に声を掛けて置きますよ」

    ルパン「頼みますねぇ!私も希望者を募って、場所を探しときますから」

    95 = 1 :

    ~~~同時刻・警視庁~~~


    次元 (やれやれ、今日も朝から出勤か。日本に来てからこっち、随分規則正しい
        生活になっちまった)

    次元 「ふぁ~~~~~~あ~~~あ」

    次元 (眠い…)

           パコッ

    次元 「あだっ!」

    刑事A「こら、そんなでかい口開けて欠伸をするな、会議中だぞ」

    次元 「へ、へい、すんません」

    96 = 1 :

    刑事B「~~~~現場からは以上です」

    刑事A「見ろ、終わっちまった」

    次元 「……」

    刑事C「では、各員各々の捜査に戻ってくれ」


      ワイワイ ガヤガヤ ガタガタ


    刑事A「ふむ…こいつは困ったな」

    次元 「?どうしたんですかい?」

    刑事A「ったく、聞いてなかったみたいだな。お前は」

    次元 「ははは、夕べ遅かったもんですから」

    刑事A「まぁ良い」

    97 = 1 :

    刑事A「今回のヤマは麻薬取締。でかい仕事だから用心しろよ」

    次元 「うっす!」

    刑事A「犯人は通称ロッド=ロスと呼ばれるマフィアのボスだ。
       奴は用心深くこれまで表舞台には出てきていなかったが、
       今回日本で麻薬の受け渡しを行うという情報が入った」

    次元 「…マフィア」

    刑事A「あぁ、だが恐らく奴は姿を見せずに、部下を使って受け渡し
       をするだけだ」

    次元 「なるほど……部下を泳がせて、敵さんのアジトまで案内させる
        んですね」

    刑事A「そうだ」

    98 = 1 :

    次元 「で、さっきのまずいってのは?」

    刑事A「お前本当に聞いてなかったんだな……はぁ、連絡班からの通信が
       途絶えたんだ」

    次元 「そいつぁまずいっすね」

    刑事A「あぁ、犯人一味は海岸沿いのYBって倉庫で麻薬の受け渡しをする
       みたいで、港で張ってたんだがな」

    刑事A「ど~も受け渡し前に怪しい船を見つけて、遠くから監視していた
       んだが……数日前にぷっつり連絡が途切れちまったんだ」

    次元 (はて?YB?どっかで聞いた名前だな)

    99 :

    さるよけ

    100 = 1 :

    刑事A「通信班からの最後の連絡は『妙な二人組が船を停止して降りてきました!
       監視を続けます』だそうだ」

    次元 (あ~~あ~~あ~~、YBって俺とルパンが日本に上陸した場所か!!!)

    次元 (確かになんか監視されてたから、のしちまったけど、アレ警官だったのか!)

    刑事A「マフィアに捕まって消されてなければ良いのだが…」

    次元 「そ、そうっすね~」

    次元 (大丈夫だよな、……殺しては、なかったと思うんだが)


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