元スレ男「許嫁、今帰りかい?」許嫁「ええ、あなたも?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
201 = 152 :
許嫁友「どうしても何も、あんたが話すことと言ったら彼のことくらいじゃないか」
許嫁友「話を聞かされるこっちの身にもなってほしいもんさねえ。毎日毎日旦那様旦那様聞いてたらこっちも疲れてくるよ」
許嫁友「それで、どんな悪夢を見たわけ?」
許嫁「……わたくし、旦那さまが近くに来るとよく暴力をふるってしまいますでしょ」
許嫁「その暴力が原因で、私のもとから旦那様がいなくなってしまいますの」
許嫁「その夢の中の私は吹っ切れたのか、旦那様にいろいろなアタックをいたしますの」
許嫁「手をつないだり、お弁当を作ったり、挙句の果てには夜這まで……」
許嫁「ですが、旦那様はそれらのすべてを冷たい目でご覧になり、別の女性の方と楽しそうに笑っていらっしゃいますの」
許嫁「……あんな世界、絶対に……いや」
許嫁友「……そうだね、旦那様至上主義の許嫁からしたらそんな世界認められないだろうね」
許嫁「ええ……。 ですが、不安になってしまったのです」
202 :
「ゆるよめ」ってみんな読んでるよね?いいなずけ?
203 = 83 :
幼馴染「起きてくださーい?」はガチで泣いた
204 = 152 :
許嫁「私、昨夜はいろいろ考えましたわ。これまで私が男さんに行ってきた行為のこと」
許嫁「そして、それらの行為が男さんを非常に傷つけてしまっているということを」
許嫁「ですが……無理……です」ポロポロ
許嫁「私は男さんを愛しています。 だからこそ近くにいるととても緊張して……」
許嫁「私だって、男さんと手をつなぎたいんです……」ヒック
許嫁「男さんと……、共に歩んでいきたいんです……」
許嫁「もう、私はどうしたら許嫁友「大丈夫さ」
205 = 152 :
許嫁「許嫁友さん……?」
許嫁友「大丈夫、あんたのその意志の強さがあればきっとね」ニコッ
許嫁「ほんとうにそうでしょうか……? もう本当は男さんは私のことなんか嫌ってはいないでしょうか?」
許嫁友「大丈夫。 だってさ、あんたの愛してる気持ちはわっちでもわかるほどなんだよ。 向けられてる本人がわからないはずないって」
許嫁友「それにさ、言っちゃなんだけど普通はさ、他人に怪我させられた時点で近づかなくなるもんさ」
許嫁友「そうじゃないってことは、あんたの旦那様はまだあんたのこと愛してくれてるってことさ」
許嫁「旦那様が……」グスッ
206 :
>>203
それどんな?
207 :
結構前に許嫁スレ読んだんだが
最近、また許嫁スレ立ったのかい?
タイトルくれ
208 = 152 :
許嫁友「けどね、あんたこのままじゃあ愛想を尽かされても文句は言えないよ。 なんせ相手の愛にこたえられていないんだからね」
許嫁「ふぇっ……。許嫁友……どうしましょうー……」オロオロ
許嫁友「ふふっ、心配せんでも大丈夫。 わっちがあんたらのキューピットになったるよ」
許嫁「ほ……本当に……?」
許嫁友「ああ、大丈夫大丈夫。 だからさ、少し落ち着きな。 そんな顔じゃあ愛しの君に笑われちまうよ」
許嫁「うん……。」ゴシゴシッ
許嫁友「さ、そんじゃあ作戦を考えるかね。 まずはあんたのその暴力癖のところからだ」
許嫁「うんっ。 許嫁友、ありがとうございますっ」ダキッ
許嫁友「こらこら抱きつくんじゃないよ」(これを旦那さんにやれっての……手間のかかる友人だねぇ)クスッ
209 = 152 :
放課後
許嫁友『いいかい、とりあえず彼にこれまでの暴力のことを謝るんだ。そして、近くに行ったりするのには、少し時間がかかることをきちんと説明するんだよ』
許嫁(まず謝ること……謝ること……)
許嫁「……旦那様、少々お話しがございます。 か、帰り道少々お付き合いいただけますでしょうか」
男(……どうしたんだろう? もしかして最近嫌われているみたいだし、婚約の解除とかかな……)ハァ
男(僕はこんなにも許嫁のことを愛してるのに、どうして思いは届かないんだろう)
男「話……か。 君がそこまであらたまっているということはさぞかし重要な話なんだろうね」
許嫁「……はい。 場合によってはわたくしたちの未来の関係にも直結する、重要なお話です」
男「そうか、じゃあいこうか。 そういえば駅前にいい雰囲気の喫茶店を見つけたんだ。よければそこで話さないか?」
許嫁「えぇ。 参りましょう」(謝ること……謝ること……)
210 = 152 :
喫茶店
男「……」(き、気まずいな)
許嫁「……」(旦那様……)
男「あのさ、話って何?」
許嫁「……」(謝ること……謝ること……)スゥ
男「……」(ここにくるまでも許嫁俺の数m後ろにいたし、やっぱり嫌われてるよな……)
許嫁「申し訳ございませんでした……」
男「?」
許嫁「これまで、私の行為によって旦那さまには本当にご迷惑をおかけいたしました……」
許嫁「ですが、どうか私のことを嫌わないでいただきたいのです……」
許嫁「旦那さま……、いえ男さん。私はあなたのことをお慕い申しております」
許嫁「ですから、どうか私のことをまだ許嫁とお認めいただきたいのです」
男「……」
許嫁「……」
211 :
さるよけ
212 = 152 :
男「ふーっ、よかったぁ。 てっきり僕は許嫁に嫌われてるのかと思ったよ」
許嫁「」ハッ
男「もちろんだよ。 僕はいつでも君のことを愛しているからね。」ニコッ
男「だからさ、これからは出来れば俺を君のとなりに居させてほしいな」ナデッ
許嫁「ッ―――」バシッ
男「痛っ」(あれ? ここはこういう雰囲気なんじゃないの?)
許嫁「け……けど、そういったことはまだ早いんですからね! 私たちはまだ学生なのですから//」
男「はは……、しばらくはスキンシップも取れないのか」トホホ
許嫁「も、もう。 これまでのだって照れ隠しなんですよっ。 旦那様がいきなり近づいてくるから//」
男「ほんっとに、前途多難だなあ」
許嫁「うぅ……、申し訳ございません……」
男「けどうん、もう大丈夫だ。 君が僕から離れないことがわかってホッとしたよ。許嫁、ありがとう」
許嫁「旦那様……」
男「よし、この話はこれで終わり。 できれば今日はうちに来ない? 」
許嫁「それじゃあ、一緒に帰りましょう! 旦那様!」
そうして帰る二人の影は夕日に並んで照らされていましたとさ。
213 = 152 :
終わりです。おやすみなさい。
214 = 31 :
俺はほしゅする
215 :
結局>>1のも仲良しエンドだったのか
216 = 31 :
続け
219 :
ハッピーエンド以外は認めないぞ
220 :
>>187と全く同じこと考えてた
223 = 83 :
>>206
ガチで感動できて
ちゃんとまとまっているし、これ読んで批判する人がいたらマジで軽蔑するぐらいのレベル
225 = 24 :
いつまでやってんだよ
226 = 215 :
>>225
許嫁敗北エンド√まだー?
227 :
さぁ脱いだぞ!
228 :
>>223
お前気持ち悪いな
229 :
>>223
ID真っ赤にして、気持ち悪いなほんと
230 = 59 :
>>223
あれは実際にあったことを改変して書いてあるからな
事実あった他人の不幸の上に成り立ってる作品だから
面白いことは事実だが、後味は少し悪かった
231 :
なんか後味悪いな途中から変な乗っ取りが沸いてきたし
232 = 167 :
なにこれ許嫁幸せになってるとか全然つまらんな
陵辱はまだか
233 :
まだ読んでないけど終わったのか
234 :
許嫁マスターまだか
みんなの評価 : ★★★
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