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    元スレ男「一緒に暮らそうか?」 少女「…いいんですか?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - BADEND + - 少女 + - 許婚 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    その日も僕は、いつも通り本屋での仕事をこなしていた。

    「ねぇ、あそこの女の子ちょとおかしいよ」

    それは5月のことだった。

    「ん?どの子?」

    「あのコミックコーナーにいる子。挙動不審で落ち着かない感じがする。
      万引きの可能性があるから、しっかり見張っといて。」

    ...何気ない一日だった

    2 :

    構わん続けろ

    3 :

    ほう

    4 :

    つまらん止めて寝ろ

    5 = 1 :

    確かに女の子は少し動きがおかしかった。
    自分はこの本屋 で2年働いているが、万引きという物は珍しくない。
     それにしても女の子はおかしすぎた。 普通のお客さんでも注目して見れば
    万引きをしようとしているのではないかと疑うのではないかと言うぐらい。キョロキョロしていた。

    「あ、入れたね….」

    「入れましたね… この仕事が一番いやなんだけどな…」

    「まぁ、仕事だしこっちも生活掛かってるからね。見て見ぬふりは出来ないよ」

    「まぁ、行ってきますわ。」

    「ちょっと君、何か忘れてないかな? かばんの中見せてくれる?」

    「・・・」ビクッ

    「ちょっと、事務所行こうか」

    6 = 1 :

    「家の人いる? 連絡取れるかな?」

    「・・・」コクッ

    少女はやせていた。
    小学校高学年って所かな? そんな見た目だった。

    「家の方と警察の方が見えました」

    「ん~、じゃぁ、事務所に通して」

    7 :

    なるほど 続けたまえ

    8 :

    ふむ

    10 :

    ほう

    11 :

    ふぅ…

    12 = 1 :

    それからは警察のいい加減聞き飽きた質問攻めが始まる

    警察1「自分なんか取ったんか?」

    「・・・」

    警察1「しっかりしゃべらんか! 自分ちゃんと口ついとんのやろ!」

    警察2「君、名前は? 年齢と学校名書いてくれるかな?」

    「・・・少女といいます…  15歳です..」

    15歳?中学生?
     
    やせ細り、顔色が悪く
    目の前にいる女の子はどう見ても小学生にしか見えなかった

    13 :

    「もっと上手くやりなさいよこのグズ!」

    14 :

    >>11
    早いwwwwww

    15 = 1 :

    「こっの、クソガキがっ!  だからガキは好かんちゅねん! 
      会社に知られたらどうしてくれるんじゃ!」

    親2「そうよ!こっちだって近所に知れ渡ったら、どういう顔して暮らしていけばいいのよ!」

    「...ごめんなさい。ごめんなさい!ごめんなさい! もうしません。もうしません。
       ぶたれるのはいや! 殴られるのはいや! ごめんなさい!ごめんなさい!なんでもしま 
       す!ごめんなさい!」

    この時点で僕は感じていた。
    (あぁ、この子は虐待されているのだろうな….)、と

    16 = 7 :

    なんか予想とは違う展開に・・・

    17 = 3 :

    なんか似たようなの見たことある








    続けろ

    19 :

    こんなもの書いてる暇があるなら仕事探せよ

    親が泣いてるぞ

    20 = 1 :

    今、思えばこの時点で少女がした万引きを咎めるきは消え失せていた。
    何とも言い難い、少女を哀れむ気持ちが自分の心を支配していたのだ。
    いま、この少女を救わなければ…  あのときの失敗を来り返してしまう...

    助けなきゃ… 助けなきゃ 助けなきゃ!

    今思えばおかしな話しだ。
    自分の店で万引きをした子を助けるなんて。

    21 = 8 :

    パン……食べるか?

    22 :

    警察は感付くとか無いの?

    23 = 1 :


    「あ、あの親御さん達、ちょっといいですか? ずばりお聞きします。間違っていたならすみません。
      あなたたち、少女ちゃんをちゃんと育てられていますか? 虐待などはありませんか?」

    「いきなり何を言い出すかと思ったら.. 何を根拠にっ!」

    「さっきの会話の中に、「ぶつ」「殴る」などの単語が含まれていましたし、この子はどう見ても発育不良ですよ」

    「失礼だな君はッ! そんなの何の証拠にもならないだろ! 
      いいか? うちのガキが万引きをしたことは謝る。
     だが、そこの本屋の店員に家庭事情まで踏み込まれる筋合いはないんだぞ!」

    24 :

    この前の隣の部屋で虐待されてたやつと似てる
    一貫性がなんたら~

    25 :

    マジで文章へたくそ
    説明セリフしかないのか

    26 = 1 :

    「男、この人達の言ってる事は正しいわ。 あなたもお店の店員としての任務を全うしなさい」

      ダメなんだ、違うんだ、前もこうだった。見て見ぬふりをしていたから取り返しの出来ないことにな
    ってしまったというのに…
    今回も見過ごさないといけないなんて…. クソッ!

    「・・・」
     コソッ

    「! ・・・」

    27 :

    ちびまるこちゃんに「ずばりっ!」から会話始めるやついたよな…

    28 = 1 :

    「それでは失礼します。ご迷惑をお掛けしました」

    「….ごめんなさい」

    「おらっ、行くぞ ったく、うっとうしい」

    「・・・・・」

    30 = 3 :

    あのパンあげたやつを書いた人か?

    31 = 1 :




    「そろそろ閉店時間ね。 ちょっと先に上がらせて貰うわ」

    「どうぞ。 どうせお客なんてこんな時間にいませんし」

    ふぅ~、今日も一日を通してお客は少なかったな。 こなにおky----
              「助けて!!」
    「ビクッ!」

     よく見ると数日前に万引きをした少女だった_____

    しかし、その外見は数日前とは大きくことなっていた。 服は破れ、髪はぼさぼさ、顔に大きな
    傷があった。
     明らかに殴られた後だ。

    32 = 1 :

    >>30
    別人、ちょっと似てしまってるかも

    33 = 8 :

    構わん続けrなさい

    34 = 3 :

    見てるから続けろ

    35 :

    はやくはやく

    36 :

    幼女「・・・・続けてください」

    37 = 1 :

    「男、その子…」

    「あのとき、紙を渡しておいたんです...」


      (あんまり酷いことされたら、自分の所においで)

    あれが、あのとき自分に出来るせめてもの救いだった。

    「 警察を呼びましょう。これはあまりにも酷い」

    「警察はやめて! またお父さんにおこられちゃう…」

    「でも….」

    「お願い。警察だけはやめて。お願い…   もう、殴られるのは嫌なの...」

    「今、家に帰したらもっと酷いことになるかも。 だからって放って置くわけにもいかないし…」

    38 = 1 :

    「女さんの家は……ダメですか?」

    「ううん、かわいそうだけど 私家族多いし…」

    「….しょうがないな...今日は俺の家に泊まるか?  一人暮らしだし、問題無いよ」

    「でも、立派な誘拐だよ?」

    「じゃぁ、どうしろって言うんですか
      目の前で少女が傷ついて、悲しんで、苦しんでるのを見殺しにして
       あの親の所に返すんですかっ?」


    ただのムシャクシャしていた。
    何も出来ない自分や、気付いてあげない警察、
    こんな弱々しい少女を虐待している親に心底腹が立ってた。

    39 :

    マジッスカ

    40 = 1 :

    「・・・・・・私は何も見てない。聞いてない。  好きにすればっ!」

    「ありがとうございます。  じゃぁ、今晩は僕の家に泊まろうね。」

    「…あの….本当にいいんでしょうか? 私なんかノ為に,,,, 迷惑なら家に帰ります..
        私が我慢すれば….迷惑かけませんし…」

    「殴られるのを我慢するのかい? それでなにか解決するの? 
      君は満足するの?
      気軽に我慢するなんて言ってはいけないよ。 君はまだ子供なんだ。 
      子供は大人にだだをこねて困らすのが仕事なんだよ。 だから君は君の仕事を全うして  
      大人に迷惑をかければいいんだよ」


    「….ごめんなさい」

    41 :

    続けて星野

    42 :

    紫苑

    44 = 7 :

    男は少女を泊めることにあまり抵抗ないんだな

    45 = 1 :

    男宅

    「・・・・」

    「・・・・」

    (う~む、何も考えずに家に上げてしまった...)
     
       


    「じゃぁ、改めて自己紹介をしようか... 僕の名前は男。
    知っての通り、あそこの本屋で働いてる」

    「….少女です。 15歳です..」

    「少女は何処の学校に通ってるの?」

    「学校は…行っていないです。小学校から.」

    「そうなんだ…」

      少女は少し困ったような顔をした。 この話題には触れて欲しくないのだろう。
    しかし、僕も何も少女の事情を知らずに少女を泊めるわけにはいかない。

     ここは、お互い辛くても少女のことをよく知っておくべきなのだ。

    (ここで下手な駆け引きをして、少女から情報を引き出そうとしても
      時間が掛かるだけかな)
    (もう、単刀直入に聞くか…)

    47 = 1 :

    「少女は前、何で万引きなんてしたのかな? 本当に出来心? 
      ばれてしまったらあんなに怒られるのに?」

    「・・・・」


    それは僕が抱いていた違和感だった。 少女は暴力をふるわれている。
    それに加えて親を怒らすような真似はしない方が身のためではないか...

    49 :

    児童相談所があるだろうに

    50 = 1 :

    「・・・・」

    「・・・・」

    「・・・あの日は、わざと万引きをしているところを捕まって、お父さんやお母さんに分かって欲し
    かったの… 

    自分はあなたたちのいいなりにはならない。と…
       お父さんやお母さんに分かってもらえなくても、警察の方が不自然に思ってくれればいい。
     ちょっとしたきっかけで、この苦しい生活を終わらすことが出来るかもしれない。
      少年院に入って、もうお母さんやお父さんに会わなくていいかもしれない… そう思ってたの。」


    「・・・」


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