元スレ哀川潤「【人類最弱】球磨川禊。ある意味いーたんの天敵だぜ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
302 :
哀川さんに却本作り使ったらどうなるの?
303 = 84 :
まず食らわない
304 = 69 :
「ゆ、誘拐? どういう事ですかあ!?」
「ちょっと言葉が悪かったかな。そうだな、うん。保護というのが正しいかな」
「保護、ですかあー?」
「そう、保護。怒江ちゃん、君今変な奴らから逃げてきたんだろ?」
「えっ? あぁ、まあそうですねえ」
「そいつらから君を助けてあげようと思ってね。
と言っても、ぼくが出来るのは君をこの学校から連れ出して安全な場所に――って、怒江ちゃん?」
「はいっ!」
「えっと、なんでそんなに目を輝かせているんだい?」
「請負人さん、貴方は私の王子様だったんですね……」
「はい?」
305 = 216 :
安定と信頼の無為式
306 = 69 :
「貴方はこの学園に囚われている私を助けに来てくれた王子様だったんですね。
変な力の所為で友達も出来なくてそれどころか親にも見捨てられて学校では苛めに遭ってる、
そんな私を助けに来てくれたんですね。いえ、分かってます。
請負人というのは世を忍ぶ仮の姿で本当はどこかの国の王子様なんですよね?
じゃあ王子様と結婚したら私はお后様になれるんだあ。
あ、でも安心してください、どんなに大きなお城でどんなに贅沢ができても
私は王子様さえ居ればいいんですから我儘は絶対言いません。
それどころか王子様とならどんな慎ましやかな生活でも貧しい生活でも受け入れちゃいます。
あ、でも子どもができたらその子達だけには幸せな生活をさせてあげたいなあ。
子供がお腹を空かせないように、少ない夕ご飯を殆ど子供にあげちゃって、
私と貴方は「もうお腹いっぱいだから」ってさらに少ないおかずも上げちゃうんです。
美味しそうにごはんを食べる我が子を見て、幸せだなあ、なんて二人で笑い合ったりして。うふふ。
あ、王子様は何か趣味とかあるんですか?
私は特に無いんですけど、王子様に何か趣味があるんだったら私もそれをやってみようかな。
あ、でも趣味に夢中になりすぎるのは駄目ですよ?
週に五日は一緒に居て構ってくれないと私寂しくて王子様を殺しちゃうかも。
なんて、冗談です。私が王子様のこと殺すなんて絶対ありませんから安心してください。
私は死ぬまで王子様を傷つけることは一切ありませんから。だから王子様も死ぬまで私を守ってくださいね。
きゃっ、言っちゃった。でももし王子様が先に死んじゃったら私自殺しちゃうかも知れません。
王子様の居ない世界なんて絶対に耐えられないもの。
きっと子供も寂しいだろうから、一家揃ってすぐに会いに行きます。王子様にさみしい思いはさせません。
そうだ、王子様ってきっと友達が多いんでしょうね。
私ってこれまで友達なんて居なかったから、実はさっきの人たちが友達になってくれるって言ってくれて、
ちょっとだけ嬉しかったんです。ちょっとだけですよ?
今は王子様が居るから、友達なんて居なくても全然大丈夫。王子様も私が居ればもう友達なんて要らないよね?
王子様の友達には悪いけど、でもでも、これも仕方のないことですよね?
たくさん居るお友達に一人ひとり謝るのは大変かも知れないですけど、大丈夫です。私も一緒に謝りに行きますから。
もう私たちはお互い以外要らないので金輪際近寄らないでください話しかけないでください近寄らないでください、ってちゃんと言えるかな?
もしそれで怒るような人が居たら……ううん、きっと王子様のお友達は皆王子様のことが大好きだろうから絶対怒るよね。
怒った人が襲いかかってきたらどうしよう。その時は王子様、ちゃんと私を守ってくださいね?」
307 = 81 :
江迎ちゃんは内側を金箔で覆った手袋作ればよかったんだよね
金箔自体はそう高いもんじゃないしさ
308 = 302 :
さすが江迎ちゃん絶好調だ
309 = 224 :
安心のマジキチ
310 = 302 :
>>303
食らう前の話じゃなくて食らった後の話だよ
ほら、誰だって「サマージャンボ宝くじが当たったらどうする?」とか考えるでしょ?
311 = 198 :
流石だな
312 = 81 :
>>310
大喜びでクマーと殴り合うんじゃない?
全力出せるんだから
313 = 81 :
一応ほ
314 = 69 :
うわぁ。
なんて言うか、うわぁ。
ドン引きである。
電波ってレベルじゃないぞ、これ。
下手したら絵本さんを凌駕するんじゃないか?
また厄介な娘に関わってしまった。
いや、でも勘違いとは言えぼくに好意をもってくれているということは、ある程度操作がしやすいのか?
「とりあえず、怒江ちゃん」
「はいっ」
「ぼくと一緒に学校の外へ出よう」
「どこまでも付いていきますう」
と、怒江ちゃんを連れていこうと、足を踏み出した時だった。
ちらり、と三年五組の教室の中が、見えた。
「うっ……」
つい、口を抑え、えずきそうになる。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
そこでは夥しい量の死体が、腐っていた。
315 = 269 :
ほ
316 = 148 :
いーたんならそこは平気で淡々と描写するはず
317 = 81 :
ほ
318 :
腐臭でえずくのって精神的なアレってより、生理現象的なものだと思っとった
慣れるとそれさえなくなるもんなのかね?
319 = 69 :
2
腐乱死体。
腐った死体。
ドロドロに溶け、グズグズに崩れ、もはや人の体を保っていない死体。
それがおよそ、四十体。丁度一クラスの生徒分、あった。
もはや顔も判別できないほどに原型をとどめていない死体からはあの悪臭が立ち上り、反射的に体が吐き気を催そうとする。
「これは……」
「あぁ、私がやったんですう」
「え?」
「私、触れた物を何でも腐らせちゃうんです。
実はこの変な力の所為で親から捨てられて友達も居なかったんですけど、王子様はそんな事気にしませんよね?」
これが、哀川さんの言っていた『スキル』
禊くんの言う『過負荷』なのだろうか。
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