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    元スレ哀川潤「【人類最弱】球磨川禊。ある意味いーたんの天敵だぜ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - めだかボックス + - 戯言シリーズ + - 球磨川禊 + - 零崎 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 69 :


    「いやいやすいません。実はわたし、潤さんに言われて欠陥製品さんの大刀洗にきたのですよ」

    「いや、働けよ」
     
     正確には助太刀。一字違いで大違いだ。

    「って、哀川さんに?」

    「いえすっス! 『いーたんは激ヨワだから、舞織たんが助けてやってくれ。顔がわからない?
     そうだよなー、特徴のねぇツラしてるもんな。何、大丈夫、目印に崩子ちゃんを付けといたから』
     って言われてやってきました! 待ってたんですよ、一週間ぐらい前からずっと学校内でコソコソ隠れて。
     さっきはやっと見つけたことにテンションが上がってつい襲っちゃいましたけど」

    「…………」

     おかしいと思ったんだ、戦闘能力のない崩子ちゃんを護衛に連れていけだなんて。なるほど、崩子ちゃんはただの目印だったわけか。
     って、特徴の無いツラとか好き勝手言ってんじゃねぇよ。あんたが特徴の塊なだけだ。

    「ってわけで、よろしくおねがしまっす!」

    102 :

    懐かしい作品だ

    103 = 69 :


     とまぁ、そんな経緯で。
     そんなこんなで、ぼくらは三人連れ立って校長室へと向かうことになった。

    「実はですねぇ」

     と、道すがら、舞織ちゃんが切り出した。

    「協力者がもう一人居るんです」

    「協力者?」

    「はい。彼も相当腕の立つ殺人鬼ですので、これで欠陥製品さんの命は保証されたも同然です」

    「殺人鬼って時点で、かなり命の危険を感じるんだけど……」

     しかも腕の立つ殺人鬼って。
     厄介な感じしかしない。

    「ここです。お兄ちゃん」

     舞織ちゃんと合流してからロクに口も聞かず、黙って案内役を務めていた崩子ちゃんが立ち止まり、告げた。
     ここが校長室。

    104 = 69 :


     ちょっとしたトラブルもあったが、後は校長に話をつけて怒江ちゃんを呼び出すだけだ。

     ぼくはその重厚な木の扉をノックし、待つ。

    「『どうぞ』」

     と、くぐもった返事を聞き、扉を、開けた。

    「失礼します」

    「『やあ』『いらっしゃい』」

     扉の先。
     大して広くない校長室には、簡単な応接用のソファにテーブル。その向こうには重そうなデスクが配置されている。

     そして、そのデスクの大きなイスが、ゆっくりと、こちらを向いた。


    「『こんにちは』『はじめまして』『学院長の球磨川禊っでーす』」

    105 = 84 :

    お前かよwww

    106 = 74 :

    いーちゃんは確実に過負荷

    107 = 102 :

    いーちゃんはマイナスと呼ぶには良い奴すぎるかも

    108 :

    いーちゃんはブギーポップの最強能力者みたい
    名前忘れたが自分は何もせずとも世界を救う能力かなんか

    109 :

    殺人鬼って時点で二人しか思い浮かばない・・・ けど人識来そうな口調じゃないよなあ?

    つーかクマーなにしてんのwwwww

    110 :

    あらゆる部分が欠けてるから、マイナスよりゼロに近いと思われ

    111 = 69 :


    第二章

            0

     無能は嫌い。
     有能も嫌い。
     自分は好き。

            1


    「『なーんてね』『嘘だよ』」

     黒い学ランを着た少年は、そう言うと椅子に座ったまま上げていた両手を下ろした。
     なんだ? この少年が校長? いや待て、そんな訳がない。若すぎる。
     じゃあ舞織ちゃんの言っていた協力者?

    「誰ですか? あんた」

    「『だから言ったじゃん』『球磨川禊くんだって』」

    「あんまりふざけてると殺しますよ」

    「『嫌だなぁ』『あんまり軽々しく殺すとか言わないほうがいいよ』『弱く見えるらしいから』」

     ……どうも違うみたいだ。

    112 = 94 :

    すまん寝る。明日読むぜ

    113 :

    超頑張れ

    114 = 69 :


    「『君たちは』『江迎ちゃんを拉致しに来たんだよね?』」

    「……まぁ、そうなるね」

    「『ふぅん』」

    「だったら、どうだと言うのですか?」

    「『そんなのっ!』『許されるわけ無いじゃないか!』」

    「『いたいけな少女を拉致するだなんて!』『君たちはどうかしてるよ!』」

     激昂。
     諭すかのように口調を荒げる禊くん。
     確かに彼が言うことは真っ当で、正論なのだが、何故だろう。

     何故ここまで、心に響かないのか。

    「…………」

    「『あれ?』『やっぱり白々しすぎたかな?』『その通り』『もちろんそんな事思ってないよ』」

    「『というか僕たちの方こそ』『彼女を拉致しに来たんだから』」

    115 :

    西尾信者歓喜

    116 = 69 :


    「君たちも? どういうことだい?」

    「『拉致って言うより』『勧誘かな』『ぼくは今人を集めていてね』」

    「へぇ、勧誘ね。じゃあぼく達の仕事が終わってからじゃ駄目かな? その後ならどれだけ勧誘してくれたって構わないからさ」

    「『残念ながらそうも行かないんですよ』『僕たちには時間がない』」

    「それなら他の子を当たってくれ。高校生が、大人の仕事のジ邪魔をするもんじゃない」

    「『うーん』『困ったなぁ』」

    「なら思う存分悩んでくれていいよ、禊くん。それより本当の学院長先生は何処だい? 話があるんだ」

    「『学院長?』『あぁ』『それって――』」

     と、そこで球磨川くんは、大きな背もたれのついた椅子から立ち上がり、それを、蹴り倒した。

    「『どっちの事かな?』」

    「っ!?」

     蹴り倒された椅子の後ろ。大きな背もたれに隠されていた壁。
     そこに、二つの人間が、貼りつけられていた。

    117 = 69 :

    「『邪魔だったから』『ちょっとの間オブジェになって貰っていたんだけど』『ちょっと悪趣味だよね』『これ』」

     螺子。

     巨大な螺子で手足と頭部を貫かれ、壁に縫いとめられた人間。
     否、死体。
     人形のように飾られた、死体。

     頭部を大きな螺子に貫かれているので顔はわからない。
     だが、もはや生きていないことは明白だった。
     何故か血はほとんど出ていない。
     それがまた二つの死体から人間味を失わせていた。

    「よかったですねぇ……」

    「舞織……ちゃん?」

    「わたしの方を殺さなくて、本当に幸運ですよ、貴方は……」

    「『うん?』」

    「わたしは殺人を禁じられていますが、彼は禁じられていませんでしたから」

     ぐっ、と舞織ちゃんの拳が握られる。

    「わたしを殺していれば、貴方は零崎一賊のしきたりに則り、一族郎党、関係者から無関係者まで、皆殺しだったんですから」

    119 = 108 :

    オールフィクションの頃じゃ何やっても無駄だな
    てかクマの気配消える前なのに気持ち悪さが無いのはミスじゃね

    120 :

    いーちゃんの前では無駄が無駄になる

    122 = 118 :

    信者の喧嘩とか一番うざったいから、そういうのいいよ

    123 = 118 :

    この時間の間隔がわからん

    124 :

    5時まで見てる

    127 :

    頑張ろう

    129 :

    意外と落ちないもんだ

    130 :

    落ちたら泣く

    132 :

    ほすほす

    133 :

    ちょいまてーい!!!!戯言って続編でてるの???誰だよ球磨川禊って!

    134 :

    めだかボックスのヒロイン

    135 = 133 :

    ヒロインなのに学ラン着てんのか!!

    136 = 134 :

    学生なんだから、学ランかセーラーなんて誤差の範囲だよ。

    138 = 76 :

    いいぞ面白い

    139 = 94 :

    140 = 102 :

    はな

    143 :

    ところでこのいおりんはもちろん両手ちょんぎれてるんだよな?

    144 = 94 :

    146 = 76 :

    .

    148 :


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