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    元スレ哀川潤「【人類最弱】球磨川禊。ある意味いーたんの天敵だぜ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - めだかボックス + - 戯言シリーズ + - 球磨川禊 + - 零崎 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    154 = 94 :

    すぅぅぅうううう

    155 = 148 :

    んぎもぢいいいいいぃぃぃ!!!!

    156 = 148 :

    157 = 76 :

    158 :

    160 = 148 :

    164 = 84 :

    また寝ちゃったよ

    165 = 69 :


    「『怖い怖い』『さすがは零崎一賊』『このままじゃ殺されてしまうかも』『だから――』」


    「『これは正当防衛だ』」


     鮮血。
     血が、舞織ちゃんの両手首から、真っ赤な血が溢れ出した。

    「がっ!? あ、ああ!!?」

     舞織ちゃんはとっさに手首を脇の下に挟みこみ、止血を施す。
     それでも、血は止まらない。

    「な、なにをしたっ!?」

     舞織ちゃんが、吠える。
     禊くんは、ニヤリと笑い――しかし、返事が帰ってきたのは後方。
     学院長室の出入口。

      スカーデット
    「《致死武器》」

     振り返る。
     そこに居たのは、校門で出会った少女。
     制服が驚くほど似合わない、背の高い少女。

    「志布志飛沫っでーす。よろしくね」

    166 = 69 :


    「何を……したんですか」

    「あたしは何もしてねーよ。あんたの古傷が、勝手に開いたんだろ?」

    「古傷……」

    「そ、ここ一年分くらいの古傷が、一気に開いたんじゃねーの?」

     見れば、確かに手首こそ出血が派手で目立つが、体中あちこちに血が滲んでいる。
     古傷。
     
     過去に負った傷。
     もう、完治した傷。
     
     塞がった傷が、開く。

    「『最初からトばすね』『志布志ちゃん』」

    「球磨川さんもテンション高いじゃねーか。そんな悪役みたいな演出してよぉ」

    「『悪役だなんてとんでもない』『そんなこと言ったら悪役のみなさんに失礼じゃないか』『僕たちは悪でも正義でもない』」

          マイナス
    「『ただの過負荷なんだから』」

    168 = 94 :

    きてたあああああああああああああ!

    170 = 84 :

    しぶしぶきキター

    171 :

    死線の青時代の話を読みたい

    172 :

    結局大嘘憑きと不慮の事故って試合には負けたけど
    勝負的には破られていないんだけどどうするんだろう

    173 :

    球磨川を改心させるにはちゃんと勝たせるかちゃんと負けさせるしかないよな。
    いーちゃんってちゃんと勝ち負けをはっきりさせる勝負一番苦手だよな。

    174 = 77 :

    その場凌いで無為式自滅待ちが基本戦術

    175 = 84 :

    うーん

    176 :

    めだか知らんからなんとも言えんが、それだけ聞くと
    直接戦闘できないが戯言で時間稼ぎ、その場しのぎはお手の物ないの字は相性悪くないのか

    177 :

    よくこんな恥ずかしいの書けるね尊敬するよ

    178 = 118 :

    勝ち負けとか言い出すと荒れるから黙って見てれば?

    179 :

    めだか信者は禁書信者並に勝ち負けに拘るからな

    180 :

    このクロスなら明確な勝敗は決めずにボカして終わらせるのが吉だなww

    181 :

    今週の球磨川さんカッコイイ

    182 = 84 :

    >>181
    お前のID凄そうで凄くない少し凄い

    183 :

    赤青黄ちゃんの裸エプロンみたいです

    184 :

    ほー

    185 = 84 :

    書いてもいいのよ

    187 = 84 :

    なんか落ちそうで落ちないな

    188 = 69 :

    「まい……なす?」

     マイナス。負。過負荷。
     プラスでも、ゼロでも無い。
     有るでもなく、無いわけでもない。

    「『僕たちはただ平和な世界を作りたいだけなんだ』」

    「平和な世界……」

    「『そう』『弱者が強者によって虐げられることのない』『平和な世界を』『ね』」

     それは、確かに理想だろう。
     素晴らしい、と手放しに褒めてもいいかも知れない。
     最高だ、と賞賛の言葉を述べてもいい。
     弱いぼくにとって、そこはまさに天国だ、と。

     そう、言っただろう。
     言っていただろう。

     一年前の、あの戦いを終える前の、ぼくだったら。

    189 = 84 :

    おお

    190 :

    請負人いーちゃん?

    192 :

    このいおりんは義手ないのかな?

    193 = 69 :


     今は違う。

     弱い人間は、弱いなりにこの世界を生きている。
     強い人間も、強いせいでこの世界は生きづらい。

     でも、確かに生きているのだ。

     どうしてもっと頑張らないんだ。
     と、哀川さんなら言うだろう。

     弱ければ、頑張って強くなればいい。
     居場所がなければ、頑張って居場所を作ればいい。
     勝てなければ、頑張って勝てる手段を探せばいい。
     友達がいないなら、自分が友達になってやろう。

     哀川さんはきっと、そう言うに違いなかった。

    「へぇ、なんだ。いーたんってば良く分かってんじゃねぇか」

     と、赤い声が。
     真っ赤な声が、響いた。

    「あんまし遅いから迎えにきちまったぜ」

     人類最強の請負人。
     赤き征裁。
      
     哀川潤が、そこに居た。

    194 = 143 :

    潤さん出したらおしまいですやん

    195 = 181 :

    おしまいでございます

    196 :

    なんでこいつらは人の多い所でオナニーしたがるの

    197 = 76 :

    球磨川が旧いーたんなら哀川さんとも渡り合える筈絶対負けるけど

    199 = 69 :

    「ふぅん、お前が瞳ちゃんの言ってた『過負荷』ってやつか」

    「『そうですよ』『潤さん』『はじめまして』」

    「あたしを名前で呼ぶんじゃねぇ。呼んでいいのは味方だけだ」

    「『あはは』『手厳しいな』」

     哀川さんは禊くんから視線を切り、こちらを向く。
     あっけに取られた表情をしているぼくたちへシニカルな笑みを浮かべると、言った。

    「とりあえず、伊織ちゃんの治療をしないといけねぇし、もう学院長室に用は無い。
     わざわざこいつらの相手を擦る必要はねぇんだ、こうなっちまったらさっさと怒江ちゃんを拉致って帰ることにしようぜ」

    「はぁ、まぁそうですね」

     確かにそのほうが効率的だ。
     でも何か違和感が有るような気がしないでもない。

    「そういうのは、あたし達を倒してから言って欲しいね」

     と、飛沫ちゃんが尊大に、大きな胸をそらして言う。

    「あ? お前らなんか相手にする価値もねぇっての」

    「言うじゃん、最強」

    「んじゃ、そういう訳で。あでゅー」

     ぼくたちは逃げ出した。

    200 :

    に、逃げよった…


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