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ほむ「これまでどれだけ繰り返しても、まどかを取り巻く状況は一向に良くならなかった」
ほむ「私が力を尽くせば尽くすほど、むしろ状況は悪化しているようにも思えた……」
ほむ「そう……このままではいずれ、本当に何もかもが手詰まりになってしまう」
ほむ「そうなる前に、私はなんとしてもまどかを救ってみせる……」
ほむ「…………」
ほむ「そのためにも、今回のループでは欲望に忠実に全力でダラダラして鋭気を養うことにしましょう」
病院
ほむ「転校する日まではあと数日ある……」
ほむ「最初にここでどう立ち回るかで、まどかの運命は大きく変わる……」
ほむ「でも……」
ほむ「一日中寝てていい環境の魅力には逆らえないわ……」
ほむ「私が力を尽くせば尽くすほど、むしろ状況は悪化しているようにも思えた……」
ほむ「そう……このままではいずれ、本当に何もかもが手詰まりになってしまう」
ほむ「そうなる前に、私はなんとしてもまどかを救ってみせる……」
ほむ「…………」
ほむ「そのためにも、今回のループでは欲望に忠実に全力でダラダラして鋭気を養うことにしましょう」
病院
ほむ「転校する日まではあと数日ある……」
ほむ「最初にここでどう立ち回るかで、まどかの運命は大きく変わる……」
ほむ「でも……」
ほむ「一日中寝てていい環境の魅力には逆らえないわ……」
学校 ほーむルーム
先生「それでは転校生を紹介します」
ほむ「ふわぁ……(いいかげん転校イベントも面倒になってきたわぁ……)」ガララッ
ほむ「はい、暁美ほむらですよろしく」スタスタ
先生「あ、暁美さん? あのぉ……」
ほむ「私の席、ここだと思いまして」
先生「まぁそれはそうなんだけど……もう終りでいいの?」
ほむ「えぇ」チャクセキ
先生「ま、まぁいいでしょう。少し早いけど授業を始めましょう」
先生「それでは転校生を紹介します」
ほむ「ふわぁ……(いいかげん転校イベントも面倒になってきたわぁ……)」ガララッ
ほむ「はい、暁美ほむらですよろしく」スタスタ
先生「あ、暁美さん? あのぉ……」
ほむ「私の席、ここだと思いまして」
先生「まぁそれはそうなんだけど……もう終りでいいの?」
ほむ「えぇ」チャクセキ
先生「ま、まぁいいでしょう。少し早いけど授業を始めましょう」
ガヤガヤ ガヤガヤ
まど「ねぇ、さやかちゃん。あの子どう思う?」ヒソヒソ
さや「あー、クールビューティって感じ?」ヒソヒソ
まど「だ、だよねっ! なんかかっくいー」
まど「……」チラチラ
ほむ「……」じーっ
まど「(め、目があっちゃった!////)」
ほむ「(あぁ、やっぱりまどかは愛らしいわ)」
ほむ「(見ているだけで癒される……)」
ほむ「(幸せな気分になったら眠くなってきたわ……)」
ほむ「ふわぁ~……………………Zzzー……」
まど「ね、寝ちゃった……」
まど「ねぇ、さやかちゃん。あの子どう思う?」ヒソヒソ
さや「あー、クールビューティって感じ?」ヒソヒソ
まど「だ、だよねっ! なんかかっくいー」
まど「……」チラチラ
ほむ「……」じーっ
まど「(め、目があっちゃった!////)」
ほむ「(あぁ、やっぱりまどかは愛らしいわ)」
ほむ「(見ているだけで癒される……)」
ほむ「(幸せな気分になったら眠くなってきたわ……)」
ほむ「ふわぁ~……………………Zzzー……」
まど「ね、寝ちゃった……」
放課後
ほむ「……」ぽつん
さや「いやぁ、転校初日から孤立しちゃってますねぇ」
まど「かわいそう……」
さや「でもあれじゃ仕方ないよねー」
さや「授業は全部寝てるし。なのに当てられたらスラスラだし」
さや「休み時間に誰かに話し掛けられても全無視ってんだから」
さや「なんか大分イメージちがったなぁ」
まど「かわいそうだよ、なんとかしてあげられないのかなぁ……」
さや「うーん……あっ」
さや「それよりさ、今日、帰りCD屋よっていい?」
まど「いいけど、また上条くん?」
さや「ま、まぁねぇ」テレテレ
まど「うん、じゃあちょっと待っててね」テクテク
さや「えっ、転校生のとこなんて行ってどうすんの?」
ほむ「……」ぽつん
さや「いやぁ、転校初日から孤立しちゃってますねぇ」
まど「かわいそう……」
さや「でもあれじゃ仕方ないよねー」
さや「授業は全部寝てるし。なのに当てられたらスラスラだし」
さや「休み時間に誰かに話し掛けられても全無視ってんだから」
さや「なんか大分イメージちがったなぁ」
まど「かわいそうだよ、なんとかしてあげられないのかなぁ……」
さや「うーん……あっ」
さや「それよりさ、今日、帰りCD屋よっていい?」
まど「いいけど、また上条くん?」
さや「ま、まぁねぇ」テレテレ
まど「うん、じゃあちょっと待っててね」テクテク
さや「えっ、転校生のとこなんて行ってどうすんの?」
まど「あ、暁美……さん?」
ほむ「ほむらでいいわ」
まど「ならほむらちゃん。今日このあと用事あったりする?」
ほむ「いいえ、無いわ。帰って寝るだけよ」
まど「じゃ、一緒に帰らない? この街の事も案内するし、お話もいっぱいしたいから、ね?」
ほむ「そう、それは魅力的ね。是非そうさせていただくわ」
CD屋
「助けて! まどか、助けて!」
まど「なんだろう……声が……」
ほむ「さっきからうるさいわね」
まど「ほむらちゃんにも聞こえるの!? 行って見よう!」グイッ
ほむ「あっ……」
さや「ちょ、ちょっとどこいくのよぉ!」ダッ
地下的な場所
QB「はぁっ……(チラッ)……はぁっはぁっ……」
まど「見て! 怪我してる!」
さや「ぬ、ぬいぐるみじゃないよね? 生き物?」
ほむ「インキュベーターよ……」
QB「えっ?」
まど「ほむらちゃん、知ってるの?」
ほむ「えぇ、まぁ。早い話が悪い宇宙人よ」
QB「ちょっ」
さや「あんたさっきから何言って……って、足元のこれ、なに!?」
ほむ「あー、魔女の結界ね」
ほむ「もぅ……今回は休業中なのに……」
QB「はぁっ……(チラッ)……はぁっはぁっ……」
まど「見て! 怪我してる!」
さや「ぬ、ぬいぐるみじゃないよね? 生き物?」
ほむ「インキュベーターよ……」
QB「えっ?」
まど「ほむらちゃん、知ってるの?」
ほむ「えぇ、まぁ。早い話が悪い宇宙人よ」
QB「ちょっ」
さや「あんたさっきから何言って……って、足元のこれ、なに!?」
ほむ「あー、魔女の結界ね」
ほむ「もぅ……今回は休業中なのに……」
こりゃダメは
今まで見てきたまどかのSSで最低かもしれない
もう書かなくていいよにわか
今まで見てきたまどかのSSで最低かもしれない
もう書かなくていいよにわか
シュイーン……ドガシャーン!ドスンッ!
「あなたたち、キュゥべえを助けてくれたのかしら」コツ コツ
さや「も、元に戻った!?……でも、今度はだれ……」
QB「いや、安心して。彼女は巴マミ。この街をまもる魔法少女さ」
マミ「ふふっ、危なかったわねぇ。でももう大丈夫」
まど「ま、魔法少女?」
マミ「そうね、詳しい話はウチでしましょうか、あなたたちもこの子に選ばれたようだし」
QB「あぁ。そこの君にも色々と聞きたいことがある。ついて来てくれるかい?」
ほむ「面倒ねぇ……」
ほむ「あ、いえ、たしかお茶とお菓子が出るんだったわね」チラッ
マミ「え??」
ほむ「行くわ」
「あなたたち、キュゥべえを助けてくれたのかしら」コツ コツ
さや「も、元に戻った!?……でも、今度はだれ……」
QB「いや、安心して。彼女は巴マミ。この街をまもる魔法少女さ」
マミ「ふふっ、危なかったわねぇ。でももう大丈夫」
まど「ま、魔法少女?」
マミ「そうね、詳しい話はウチでしましょうか、あなたたちもこの子に選ばれたようだし」
QB「あぁ。そこの君にも色々と聞きたいことがある。ついて来てくれるかい?」
ほむ「面倒ねぇ……」
ほむ「あ、いえ、たしかお茶とお菓子が出るんだったわね」チラッ
マミ「え??」
ほむ「行くわ」
マミハウス
さや「わぁ……」
ほむ「……」シュンッ!
まど「素敵なお部屋ぁ……ねぇほむらちゃん、ってあれ?」キョロキョロ
マミ「ふふっ、一人暮らしだから遠慮はしないでね。ろくにおもてなしの準備もないのだけれど」
ほむ「おかまいなく」ぐでぐで
マミ「い、いつのまに中に……靴下も脱いでソファに寝転がって……」
マミ「ま、まぁいいわ。あなた達はそこらへんに座っててもらえるかしら? 今何か用意するから」
マミ「まずはこれを見て」
まど「わぁ……キレイ……」
さや「これは?」
マミ「これは……」
ほむ「ソウルジェムね」ムシャムシャ
マミ「ちょ、ちょっと! ソファの上でケーキ食べないで! 食べかすこぼれるでしょ」
さや「わぁ……」
ほむ「……」シュンッ!
まど「素敵なお部屋ぁ……ねぇほむらちゃん、ってあれ?」キョロキョロ
マミ「ふふっ、一人暮らしだから遠慮はしないでね。ろくにおもてなしの準備もないのだけれど」
ほむ「おかまいなく」ぐでぐで
マミ「い、いつのまに中に……靴下も脱いでソファに寝転がって……」
マミ「ま、まぁいいわ。あなた達はそこらへんに座っててもらえるかしら? 今何か用意するから」
マミ「まずはこれを見て」
まど「わぁ……キレイ……」
さや「これは?」
マミ「これは……」
ほむ「ソウルジェムね」ムシャムシャ
マミ「ちょ、ちょっと! ソファの上でケーキ食べないで! 食べかすこぼれるでしょ」
マミ「というか……なんであなたがソウルジェムの事を知ってるのよ!」
QB「どうも彼女も魔法少女みたいなんだ」
まど「へぇ! ほむらちゃんも魔法少女だったんだぁ!」
さや「うーん、魔法少女かぁ……」
さや「まぁこいつはともかく……マミさんはかっこよかったよね! あこがれちゃうなー」
マミ「ふ、ふふっ」テレテレ
ほむ「何を言っているの。魔法少女なんてかっこいものじゃないわ。面倒くさいだけよ」ムシャムシャ
まど「そうなの?」
ほむ「ええ、グリーフシードのやりくりも面倒だし」ポテチバリッ!
ほむ「魔女を探してうろつきまわるのも毎日面倒だし」パリパリポロポロ
ほむ「まぁ、今日みたいに放課後遊んで帰る、みたいなことはまずできなくなるわ」指ペロペロ
さや「えぇ~、なんか思ってたの違うかも……」
まど「う~ん」
QB「どうも彼女も魔法少女みたいなんだ」
まど「へぇ! ほむらちゃんも魔法少女だったんだぁ!」
さや「うーん、魔法少女かぁ……」
さや「まぁこいつはともかく……マミさんはかっこよかったよね! あこがれちゃうなー」
マミ「ふ、ふふっ」テレテレ
ほむ「何を言っているの。魔法少女なんてかっこいものじゃないわ。面倒くさいだけよ」ムシャムシャ
まど「そうなの?」
ほむ「ええ、グリーフシードのやりくりも面倒だし」ポテチバリッ!
ほむ「魔女を探してうろつきまわるのも毎日面倒だし」パリパリポロポロ
ほむ「まぁ、今日みたいに放課後遊んで帰る、みたいなことはまずできなくなるわ」指ペロペロ
さや「えぇ~、なんか思ってたの違うかも……」
まど「う~ん」
ほむ「もちろん土日もないわ」ジュースズズーッ
さや「さすがにそれはなぁ~」
マミ「(ちっ、素直な後輩ができそうなのに……余計なことを……)」イライラ
マミ「な、なるほどね……」
まど「マミさん?」
マミ「あなたも魔法少女なのだから、新しい後輩……競争相手ができるのは不都合だものね」
マミ「だからそんなマイナスな事を大げさに言って、契約をさせないつもりなのね」
ほむ「ん? 何を勘違いしているの? グリーフシードなら腐るほどあるわ」ジャラジャラジャラー
マミ「こ、こんなに!?」
ほむ「しまうのも面倒だから、それはあなたにあげるわ」
マミ「なっ……(この子、私よりベテランなの???)」
まど「その、ぐりーふしーどってなんなの?」
ほむ「魔女の卵みたいなものよ。これが足りなくなると、魔法少女は魔女になってしまうけれど……」
ほむ「逆にこんだけあると、今度はやることがなくなって暇になってしまうのよ」
ほむ「(いつも言えなくてやきもきすることだけど、こうまでスパッと言えると気持ちがいいわね)」
さや「さすがにそれはなぁ~」
マミ「(ちっ、素直な後輩ができそうなのに……余計なことを……)」イライラ
マミ「な、なるほどね……」
まど「マミさん?」
マミ「あなたも魔法少女なのだから、新しい後輩……競争相手ができるのは不都合だものね」
マミ「だからそんなマイナスな事を大げさに言って、契約をさせないつもりなのね」
ほむ「ん? 何を勘違いしているの? グリーフシードなら腐るほどあるわ」ジャラジャラジャラー
マミ「こ、こんなに!?」
ほむ「しまうのも面倒だから、それはあなたにあげるわ」
マミ「なっ……(この子、私よりベテランなの???)」
まど「その、ぐりーふしーどってなんなの?」
ほむ「魔女の卵みたいなものよ。これが足りなくなると、魔法少女は魔女になってしまうけれど……」
ほむ「逆にこんだけあると、今度はやることがなくなって暇になってしまうのよ」
ほむ「(いつも言えなくてやきもきすることだけど、こうまでスパッと言えると気持ちがいいわね)」
さや「へぇ……なんだかなぁ……」
マミ「ま……魔法少女が魔女になるですって……そんなことあるわけないじゃない!」
マミ「デタラメを言うのもいいかげんにしなさい! そうでしょ? ねっ、キュゥべえ?」
QB「そ、それが……そうとばかりも言えないんだ……」
マミ「そんな…………」
さや「んー……でもなんかそれはちょっとかっこいいかも」
まど「そう?」
さや「うんっ。なんかさ、ほら、滅びの定めを背負った戦士ーみたいな感じで、ちょっといい感じじゃん?」
まど「う~ん、どうだろ」
マミ「滅びの定め……定め……ことわり……繰り返すことわり…………さしずめ『円環の理』ね……」
マミ「そう……そうね! そういうのもアリね!」
QB「(まずい……この状況は……なにかまずい……)」
マミ「ま……魔法少女が魔女になるですって……そんなことあるわけないじゃない!」
マミ「デタラメを言うのもいいかげんにしなさい! そうでしょ? ねっ、キュゥべえ?」
QB「そ、それが……そうとばかりも言えないんだ……」
マミ「そんな…………」
さや「んー……でもなんかそれはちょっとかっこいいかも」
まど「そう?」
さや「うんっ。なんかさ、ほら、滅びの定めを背負った戦士ーみたいな感じで、ちょっといい感じじゃん?」
まど「う~ん、どうだろ」
マミ「滅びの定め……定め……ことわり……繰り返すことわり…………さしずめ『円環の理』ね……」
マミ「そう……そうね! そういうのもアリね!」
QB「(まずい……この状況は……なにかまずい……)」
俺「あー、魔女の結界ね」
俺「ちぃ……今回は休業中なのに……」
俺「ちぃ……今回は休業中なのに……」
放課後 ファーストフード店
マミ「それじゃあ、魔法少女体験コース、はじめましょうか」
さや「おーっ!」
まど「はいっ!」
さや「ところで、マミさん……?」
マミ「なにかしら?」
さや「今日もやっぱりお茶とケーキがあったりしちゃったり?」
まど「もー! さやかちゃん、そっちが目当てなの?」
マミ「ふふっ」
マミ「……で、どうしてあなたもそこにいるのかしら」イライラ
ほむ「どうしてって……決まっているじゃない」
ほむ「あなたの部屋、ちょうど西日で暖かくて、昼寝には最高なのよ」ズズーッ
ほむ「ソファもふかふかだし」モグモグゴクン
まど「あ、ほむらちゃん、ケチャップついてるよ?」フキフキ
ほむ「ありがと、まどか」
マミ「それじゃあ、魔法少女体験コース、はじめましょうか」
さや「おーっ!」
まど「はいっ!」
さや「ところで、マミさん……?」
マミ「なにかしら?」
さや「今日もやっぱりお茶とケーキがあったりしちゃったり?」
まど「もー! さやかちゃん、そっちが目当てなの?」
マミ「ふふっ」
マミ「……で、どうしてあなたもそこにいるのかしら」イライラ
ほむ「どうしてって……決まっているじゃない」
ほむ「あなたの部屋、ちょうど西日で暖かくて、昼寝には最高なのよ」ズズーッ
ほむ「ソファもふかふかだし」モグモグゴクン
まど「あ、ほむらちゃん、ケチャップついてるよ?」フキフキ
ほむ「ありがと、まどか」
魔女の結界内
ゲルト「ゲルトォォォォォ!!!!!」
さや「あ、あれが魔女……」
マミ「そうね、行くわよ!」シュタッ!
マミ「(さて……そろそろ後輩さんたちに、かっこいいとこ、見せなくっちゃ!)」マスケットズラリ
ほむ「(もう四時。眠くなってきたわ……はやく帰りたいし……)」スッ……ゴロンッ!
まど「きゃっ!」
さや「わぁっ! っぶないなぁ! 目の前で振り回さないでよ てか、なにそのでっかい筒」
ほむ「エイティフォーよ」ヒョイ
さや「さわやか?」
ほむ「それはエイトフォー」シュコ カチッ ボフッ!!
さや「ぎゃぁっ!」
マミ「ふふっ、まずは小技で魅せ……きゃっ!」
ドガーーーーン!!!
ゲルト「ゲルトォォォォォ!!!!!」
さや「あ、あれが魔女……」
マミ「そうね、行くわよ!」シュタッ!
マミ「(さて……そろそろ後輩さんたちに、かっこいいとこ、見せなくっちゃ!)」マスケットズラリ
ほむ「(もう四時。眠くなってきたわ……はやく帰りたいし……)」スッ……ゴロンッ!
まど「きゃっ!」
さや「わぁっ! っぶないなぁ! 目の前で振り回さないでよ てか、なにそのでっかい筒」
ほむ「エイティフォーよ」ヒョイ
さや「さわやか?」
ほむ「それはエイトフォー」シュコ カチッ ボフッ!!
さや「ぎゃぁっ!」
マミ「ふふっ、まずは小技で魅せ……きゃっ!」
ドガーーーーン!!!
シュゥゥゥ……
まど「あ、結界、もとにもどった」
ほむ「じゃあ帰りましょう」
さや「あの、耳、きこえないんだけど……」
数日後病院近辺
まど「どうだった、上条君?」
ほむ「……」キャンディレロレロ
さや「う~ん、会えなかった」
まど「そっか……」
ほむ「あっ……」ガリッ
まど「ん? 噛んじゃったの? あー、ごめん、もう次のないや」
ほむ「ほむぅ……」
まど「うーん、ほむらちゃんももう我慢できそうにないし、そろそろマミさんのとこ行こっか」
まど「あ、結界、もとにもどった」
ほむ「じゃあ帰りましょう」
さや「あの、耳、きこえないんだけど……」
数日後病院近辺
まど「どうだった、上条君?」
ほむ「……」キャンディレロレロ
さや「う~ん、会えなかった」
まど「そっか……」
ほむ「あっ……」ガリッ
まど「ん? 噛んじゃったの? あー、ごめん、もう次のないや」
ほむ「ほむぅ……」
まど「うーん、ほむらちゃんももう我慢できそうにないし、そろそろマミさんのとこ行こっか」
さや「そだね……ってあれ、もしかして!」
QB「グリーフシードだ! 孵化しかかってる!!」ヒョコッ
さや「あれがもしこんなところで…………そうだ! まどか、マミさんの携帯聞いてる?」
まど「ううん」
さや「なら、先行ってマミさん呼んできて」
まど「わかった!……って、ほむらちゃんも魔法少女だよ?」
ほむ「これ、歯にくっつくわ……」ゴリゴリジャリジャリ
さや「…………」
さや「マミさん呼んできて!」
まど「わかった!!」
QB「まずい……結界が開きそうだ」
さや「って、あんたはなにやってるのよ! さっさと戦う準備しなさいよ!!」
ほむ「もう、うるさいわね……この魔女はとびきりめんどくさいのよ」ドサドサドサァァッ
さや「わっ……なにこれ、紙粘土? こんなのいっぱい出してどうすんのよ」
QB「グリーフシードだ! 孵化しかかってる!!」ヒョコッ
さや「あれがもしこんなところで…………そうだ! まどか、マミさんの携帯聞いてる?」
まど「ううん」
さや「なら、先行ってマミさん呼んできて」
まど「わかった!……って、ほむらちゃんも魔法少女だよ?」
ほむ「これ、歯にくっつくわ……」ゴリゴリジャリジャリ
さや「…………」
さや「マミさん呼んできて!」
まど「わかった!!」
QB「まずい……結界が開きそうだ」
さや「って、あんたはなにやってるのよ! さっさと戦う準備しなさいよ!!」
ほむ「もう、うるさいわね……この魔女はとびきりめんどくさいのよ」ドサドサドサァァッ
さや「わっ……なにこれ、紙粘土? こんなのいっぱい出してどうすんのよ」
ほむ「……」ヒョイ
QB「開きかけた結界の入り口の前に立って……何をしようといんだ?」
ほむ「……」ポイッ ポイッ ポイッ
QB「結界の中に投げ入れている……」
ほむ「……」ポイポイポイポイポイポイポイ
さや「ちょ、どんだけ入れるのよ」
ほむ「ふぅ、こんなものかしら……」カチッ
QB「後ろを向いてしゃがんで……?」
さや「ちょっと、あんたふざけてん……」
ドガーーーーン!!!
さや「ぎゃぁっ!」
シュゥゥゥ……
QB「開きかけた結界の入り口の前に立って……何をしようといんだ?」
ほむ「……」ポイッ ポイッ ポイッ
QB「結界の中に投げ入れている……」
ほむ「……」ポイポイポイポイポイポイポイ
さや「ちょ、どんだけ入れるのよ」
ほむ「ふぅ、こんなものかしら……」カチッ
QB「後ろを向いてしゃがんで……?」
さや「ちょっと、あんたふざけてん……」
ドガーーーーン!!!
さや「ぎゃぁっ!」
シュゥゥゥ……
トゥルルルルトゥルルルル……ピッ!
ほむ「まどか? えぇ、こちらは今片付いたから……」
ほむ「えっ? 先に行って二人でお茶菓子の用意をしておいてくれるの?」
ほむ「ありがとう、あなたならそう言ってくれると思ってたの」
QB「け、結界に入ることすらも厭うというのか……彼女は……」
さや「み、耳がぁっ!!」
さらに数日後 マミハウス
まど「もーっ、ほむらちゃん、スカートしわになっちゃうよ? ほら、腰上げて?」
ほむ「んーっ」モグモグ ペラッ
まど「だらしないんだからー…………これでよしっと」
ほむ「はひはほう」ムシャムシャ ペラッ
まど「えへへ////」
マミ「(あーもう、お菓子食べながら漫画読まないでよー!! 指べたべたじゃないのよー!)」イライラ
ほむ「まどか? えぇ、こちらは今片付いたから……」
ほむ「えっ? 先に行って二人でお茶菓子の用意をしておいてくれるの?」
ほむ「ありがとう、あなたならそう言ってくれると思ってたの」
QB「け、結界に入ることすらも厭うというのか……彼女は……」
さや「み、耳がぁっ!!」
さらに数日後 マミハウス
まど「もーっ、ほむらちゃん、スカートしわになっちゃうよ? ほら、腰上げて?」
ほむ「んーっ」モグモグ ペラッ
まど「だらしないんだからー…………これでよしっと」
ほむ「はひはほう」ムシャムシャ ペラッ
まど「えへへ////」
マミ「(あーもう、お菓子食べながら漫画読まないでよー!! 指べたべたじゃないのよー!)」イライラ
さや「それで……契約したら、なんでも願い、かなえてくれるんだよね?」
QB「あぁ。君の魂を差し出すに値するものなら、どんな願いだってかなえてあげられるよ」
さや「そっか……(……恭介……)」
さや「あたし……魔法少女になりたい!!」
マミ「美樹さん?……」
ほむ「はへほひは……っ!!! んっーんっー……」ジタバタ
まど「あぁ~、のどに詰まっちゃったの? はいお水」スッ
ほむ「んくっ……げぷっ……」
ほむ「やめておきなさい、美樹さやか」キリッ
さや「ど、どうしてよ」
ほむ「今回は私、本当に何もしないと決めているから、あなたなんてソッコー魔女化よ、ソッコー」
ほむ「うっとうしいことこの上ないわ」
さや「なんであたしが魔女になるって決めつけてんのよ!」
ほむ「上条恭介の腕を治したいんでしょう? 残念ながらあなたの想いは届かないわ」
ほむ「彼、すぐに志筑仁美とくっつくから。いえ、すでにくっついてるケースも多かったかしら」
さや「なっ……なに馬鹿なこと言ってんのよ! 仁美があいつのことなんか…………」
さや「でも……ありえなくは、ない?……むしろありえそうかも……」
さや「あぁ~なんかそういわれたらそんな気がしてきちゃったよ~……」
まど「さ、さやかちゃん……」
さや「もしそうだとしたら……あたしに勝ち目なんてないしぃ……」
さや「でも、そうと決まったわけでもないしぃ……うぅ~~……」
さや「ん~っ決めた!!」
さや「うじうじしてるのも性に合わないからね、あいつに問いただしてくる!」
次の日 マミハウス
さや「…………」
マミ「それで美樹さん、結局魔法少女になったのね?」
QB「あぁ、そうだよ」
まど「やったね! じゃあさやかちゃんうまくいったんだね!!」
さや「でも……ありえなくは、ない?……むしろありえそうかも……」
さや「あぁ~なんかそういわれたらそんな気がしてきちゃったよ~……」
まど「さ、さやかちゃん……」
さや「もしそうだとしたら……あたしに勝ち目なんてないしぃ……」
さや「でも、そうと決まったわけでもないしぃ……うぅ~~……」
さや「ん~っ決めた!!」
さや「うじうじしてるのも性に合わないからね、あいつに問いただしてくる!」
次の日 マミハウス
さや「…………」
マミ「それで美樹さん、結局魔法少女になったのね?」
QB「あぁ、そうだよ」
まど「やったね! じゃあさやかちゃんうまくいったんだね!!」
さや「……れた」
まど「えっ?」
さや「フラれた」
まど「ど、どゆこと?」
さや「転校生の言ってた通り、結局あいつ、仁美とつきあってたんだってさ! あたしに一言もなくね!」
さや「そのあと一応ダメもとで告白してみたらさ」
さや「『さやかの事は好きだけど、異性としては見れないよ』ですってぇ? ばっかじゃないの!!」
マミ「ま、まさか、ひどいこと願って契約したわけじゃないでしょうね」
さや「ふふっ、マミさんってホントするどいなぁ」
まど「うそっ」
さや「あたしね、あいつの腕をね…………」
まど「……」ゴクリ
さや「治してやったのよ」
マミ「へ?」
さや「ふふふふ……これであいつは……この先一生、自分の腕を見るたびに…………」
まど「えっ?」
さや「フラれた」
まど「ど、どゆこと?」
さや「転校生の言ってた通り、結局あいつ、仁美とつきあってたんだってさ! あたしに一言もなくね!」
さや「そのあと一応ダメもとで告白してみたらさ」
さや「『さやかの事は好きだけど、異性としては見れないよ』ですってぇ? ばっかじゃないの!!」
マミ「ま、まさか、ひどいこと願って契約したわけじゃないでしょうね」
さや「ふふっ、マミさんってホントするどいなぁ」
まど「うそっ」
さや「あたしね、あいつの腕をね…………」
まど「……」ゴクリ
さや「治してやったのよ」
マミ「へ?」
さや「ふふふふ……これであいつは……この先一生、自分の腕を見るたびに…………」
さや「あたしの事を…………自分のフった女の事を思い出すことになるのよ!」
さや「くく……くふふふ……」
まど「えぇー……」
数日後 街角 夜
ほむ「夜中でも、おなかがすいたら、即コンビニ。いい時代になったものね」
ほむ「最近美樹さやかのテンションがうっとうしくて精神的に疲れてるし……私は何もしてないけど」
ほむ「早く帰ってカップラーメンね」
杏子「……」プラプラ
ほむ「あれは……」
杏子「んっ? あたしになんか用かよ」
ほむ「やっぱり、どのループでも安定感に定評のある佐倉杏子じゃない」
ほむ「ひさしぶりに人間に会った気がするわ…………」
杏子「なにケンシロウみてぇなこといってんのさ……つか、なんであたしの名前を知ってる……」
杏子「返答次第によっちゃぁ……」ギロリッ
さや「くく……くふふふ……」
まど「えぇー……」
数日後 街角 夜
ほむ「夜中でも、おなかがすいたら、即コンビニ。いい時代になったものね」
ほむ「最近美樹さやかのテンションがうっとうしくて精神的に疲れてるし……私は何もしてないけど」
ほむ「早く帰ってカップラーメンね」
杏子「……」プラプラ
ほむ「あれは……」
杏子「んっ? あたしになんか用かよ」
ほむ「やっぱり、どのループでも安定感に定評のある佐倉杏子じゃない」
ほむ「ひさしぶりに人間に会った気がするわ…………」
杏子「なにケンシロウみてぇなこといってんのさ……つか、なんであたしの名前を知ってる……」
杏子「返答次第によっちゃぁ……」ギロリッ
>>33
み・・・水・・・
み・・・水・・・
ほむ「あぁ~、じゃあキュゥべえに聞いたってことにしときなさい」
杏子「キュゥべえ? てことはあんたも同業者か」
ほむ「そういうことになるわね」
杏子「じゃあなにか? 最近契約したルーキーってのはあんたの事か?」
ほむ「いいえ、私は休業中だから」
ほむ「きっとあなたが言っているのは美樹さやかのことね」
杏子「ほう……それで、そいつがどんなやつか知ってるのか?」
ほむ「ええ、なんか青いやつよ」
杏子「はぁ」
ほむ「最近うっとうしさが増して困っているの。あんなのでもあなたの嫁なんだからどうにかしてちょうだい」
杏子「は、はぁっ?? よ、よ////……何言ってんだおまえ! あ、頭おかしいんじゃねーの!?」
ほむ「どうせ心配だから様子を見に行くんでしょ?」
杏子「ち、ちげーし! べ、別にあたしとおんなじ類の願いで契約したって聞いて」
杏子「どうせ悩んでたりつまずいてたりしてるんだろうからさ」
杏子「ここはひとつ、あたしが力になってやろう、だなんて全然思っちゃいねーし!////」
杏子「キュゥべえ? てことはあんたも同業者か」
ほむ「そういうことになるわね」
杏子「じゃあなにか? 最近契約したルーキーってのはあんたの事か?」
ほむ「いいえ、私は休業中だから」
ほむ「きっとあなたが言っているのは美樹さやかのことね」
杏子「ほう……それで、そいつがどんなやつか知ってるのか?」
ほむ「ええ、なんか青いやつよ」
杏子「はぁ」
ほむ「最近うっとうしさが増して困っているの。あんなのでもあなたの嫁なんだからどうにかしてちょうだい」
杏子「は、はぁっ?? よ、よ////……何言ってんだおまえ! あ、頭おかしいんじゃねーの!?」
ほむ「どうせ心配だから様子を見に行くんでしょ?」
杏子「ち、ちげーし! べ、別にあたしとおんなじ類の願いで契約したって聞いて」
杏子「どうせ悩んでたりつまずいてたりしてるんだろうからさ」
杏子「ここはひとつ、あたしが力になってやろう、だなんて全然思っちゃいねーし!////」
ほむ「はいはい」
ほむ「私としても、あなたたちが勝手にイチャコラしてくれてた方が仕事が減って助かるのよ」
ほむ「それじゃ、よろしく頼んだから」シュンッ!
杏子「ちょ、待ておい!……って、消えた……どこいきやがった……」
さらに数日後 路地裏
さや「こっちに逃げてきたはず……」ダッタッタ
杏子「へぇ、あいつか…………まぁたしかになんか青いな」
使い魔「キュ~」シュルシュル
さや「見つけたっ! でぇぇい!!」
杏子「よっと」シュタッ!
さや「わっ、っととと……な、誰? 何?」キキィー
使い魔「キュ~」サササ~
ほむ「私としても、あなたたちが勝手にイチャコラしてくれてた方が仕事が減って助かるのよ」
ほむ「それじゃ、よろしく頼んだから」シュンッ!
杏子「ちょ、待ておい!……って、消えた……どこいきやがった……」
さらに数日後 路地裏
さや「こっちに逃げてきたはず……」ダッタッタ
杏子「へぇ、あいつか…………まぁたしかになんか青いな」
使い魔「キュ~」シュルシュル
さや「見つけたっ! でぇぇい!!」
杏子「よっと」シュタッ!
さや「わっ、っととと……な、誰? 何?」キキィー
使い魔「キュ~」サササ~
さや「あ、逃げられたっ……」
杏子「あんたがこの街のルーキーかい?」
さや「その言いぐさ……あんたも魔法少女なの?」
杏子「そうさ。ルーキー様の顔をでも拝んでおいてやろうと思ってね」
さや「もう、じゃあ余計なことしないでよ! もうちょっとで仕留められそうだったのにぃ!」
杏子「何をそんなにカリカリしてのさ。あれはただの使い魔だろ?」
杏子「あんなの追っかけて何しようってのさ」
さや「何って決まってるでしょ! 私たちは魔法少女なのよ?」
杏子「ふっ……青いってそういう意味かよ……いいか、使い魔なんざはね」
さや「ストレス解消にきまってるでしょ!!」
杏子「そう、スト……え?」
さや「魔法少女なんてやってれば、どんどんストレスたまる一方よ!」
さや「使い魔だろうが何だろうが、手当たり次第ぶっつしてやんなきゃスカッ出来ないでしょ!」
杏子「で、でもそんなの倒したってグリーフシードは落とさないだろ? やめときなよ」
さや「何言ってんのよ。グリーフシードなんて腐るほどあんのよ!」ジャラララー
杏子「あんたがこの街のルーキーかい?」
さや「その言いぐさ……あんたも魔法少女なの?」
杏子「そうさ。ルーキー様の顔をでも拝んでおいてやろうと思ってね」
さや「もう、じゃあ余計なことしないでよ! もうちょっとで仕留められそうだったのにぃ!」
杏子「何をそんなにカリカリしてのさ。あれはただの使い魔だろ?」
杏子「あんなの追っかけて何しようってのさ」
さや「何って決まってるでしょ! 私たちは魔法少女なのよ?」
杏子「ふっ……青いってそういう意味かよ……いいか、使い魔なんざはね」
さや「ストレス解消にきまってるでしょ!!」
杏子「そう、スト……え?」
さや「魔法少女なんてやってれば、どんどんストレスたまる一方よ!」
さや「使い魔だろうが何だろうが、手当たり次第ぶっつしてやんなきゃスカッ出来ないでしょ!」
杏子「で、でもそんなの倒したってグリーフシードは落とさないだろ? やめときなよ」
さや「何言ってんのよ。グリーフシードなんて腐るほどあんのよ!」ジャラララー
杏子「わぉ……」
さや「コレのせいでほむらのヤツには文句言えないし……」
さや「いっつも食っちゃ寝食っちゃ寝してるだけなのに偉そうにしちゃってぇ!」
杏子「は、はぁ……ほむら?」
さや「そうよ、休業中だかなんだか知らないけど、グリーフシードたくさん持ってるからってもう好き放題!」
杏子「それってひょっとして……黒い髪のマイペースなやつ?」
さや「あんたもあいつのこと知ってるの?」
杏子「ま、まぁ一応ね」
さや「はぁ……じゃああいつが迷惑かけたろうね……ごめんね?」
杏子「い、いやぁ……」
さや「ヘンなことされたり言われたりしなかった?」
杏子「そ、そういや……なんかあ、あんたのことを……その……」
杏子「(嫁だのなんだのぬかしてたなぁ////)」チラッ
さや「ん?」
杏子「い、いや……そ、それにしてもあんたも難儀だね」アセアセ
さや「コレのせいでほむらのヤツには文句言えないし……」
さや「いっつも食っちゃ寝食っちゃ寝してるだけなのに偉そうにしちゃってぇ!」
杏子「は、はぁ……ほむら?」
さや「そうよ、休業中だかなんだか知らないけど、グリーフシードたくさん持ってるからってもう好き放題!」
杏子「それってひょっとして……黒い髪のマイペースなやつ?」
さや「あんたもあいつのこと知ってるの?」
杏子「ま、まぁ一応ね」
さや「はぁ……じゃああいつが迷惑かけたろうね……ごめんね?」
杏子「い、いやぁ……」
さや「ヘンなことされたり言われたりしなかった?」
杏子「そ、そういや……なんかあ、あんたのことを……その……」
杏子「(嫁だのなんだのぬかしてたなぁ////)」チラッ
さや「ん?」
杏子「い、いや……そ、それにしてもあんたも難儀だね」アセアセ
杏子「誰かを想って願いを叶える……そんなのはなっから報われるわけないのにさ」
さや「え????」
杏子「こうして魔法少女になんかされちゃってさ……わかるよ。あたしもね」
杏子「今思えば後悔しか残っちゃいないけど……魔法少女になっちゃったもんは仕方ないさ」
杏子「誰かのための願いだったかもしれないけどさ、ようは考え方の……」
さや「あ、いや、あたし、嫌がらせに願い使ったから」
杏子「へっ?」キョトン
杏子「そうか……まぁなんだ……大変だったんだな」
さや「ほんとよぉ……まったく」
さや「あいつに言われて、もし相手が仁美だったら? ってどっかで思ってたから」
さや「まぁ、言うほどショックじゃなかったけどさ」
さや「もし知らないでバカ見てたら、きっと今頃ショックと怒りでぶちギレ金剛よ」
杏子「そういきり立つなよ。男なんて星の数ほどいるさ。気にすんなって」
さや「え????」
杏子「こうして魔法少女になんかされちゃってさ……わかるよ。あたしもね」
杏子「今思えば後悔しか残っちゃいないけど……魔法少女になっちゃったもんは仕方ないさ」
杏子「誰かのための願いだったかもしれないけどさ、ようは考え方の……」
さや「あ、いや、あたし、嫌がらせに願い使ったから」
杏子「へっ?」キョトン
杏子「そうか……まぁなんだ……大変だったんだな」
さや「ほんとよぉ……まったく」
さや「あいつに言われて、もし相手が仁美だったら? ってどっかで思ってたから」
さや「まぁ、言うほどショックじゃなかったけどさ」
さや「もし知らないでバカ見てたら、きっと今頃ショックと怒りでぶちギレ金剛よ」
杏子「そういきり立つなよ。男なんて星の数ほどいるさ。気にすんなって」
さや「いやぁ……もう当分男は勘弁だわ」
杏子「(男は勘弁……そ、それってつまり////)」
さや「ありがと」
杏子「えっ?」
さや「なんか愚痴ったらすっきりしちゃった」
杏子「そうだな。何でもかんでも溜め込まない方が、人間楽でいいのさ」
さや「そだね……ねぇ、また話聞いてもらってもいい?」
杏子「べ、べつにかまいやしないけどさ////」
さや「あ、グリーフシード、よかったら半分ぐらい持ってってよ」
杏子「いいのか? こんなに」
さや「私だけじゃ当分つかいきれそうにないしさ。つかあいつ何十年魔法少女やってんのってぐらいあるし」
杏子「そうか、なんか悪いな」
さや「いいのいいの。愚痴聞いてもらっちゃったお礼かな」
杏子「そ、それほどでもないって////」
さや「ほんと、あんたに会えてよかった…………」
杏子「(男は勘弁……そ、それってつまり////)」
さや「ありがと」
杏子「えっ?」
さや「なんか愚痴ったらすっきりしちゃった」
杏子「そうだな。何でもかんでも溜め込まない方が、人間楽でいいのさ」
さや「そだね……ねぇ、また話聞いてもらってもいい?」
杏子「べ、べつにかまいやしないけどさ////」
さや「あ、グリーフシード、よかったら半分ぐらい持ってってよ」
杏子「いいのか? こんなに」
さや「私だけじゃ当分つかいきれそうにないしさ。つかあいつ何十年魔法少女やってんのってぐらいあるし」
杏子「そうか、なんか悪いな」
さや「いいのいいの。愚痴聞いてもらっちゃったお礼かな」
杏子「そ、それほどでもないって////」
さや「ほんと、あんたに会えてよかった…………」
杏子「お、お前…………あたしらまだ出会ったばっかりで…………」
さや「いやぁ~ありがたいわ~。ちょうど黙って愚痴聞いてくれる人探してたんだよねぇ」
杏子「………………」
学校 昼休み
ほむ「はぁ~面倒だわぁ~……箸を持つのも面倒だわぁ~」ダラァ~
まど「手伝ってあげようか?」
さや「もうっ、なにゲイラみたいなこと言ってんのよ」
まど「はいっ、あ~んっ」
ほむ「あ~~~ん」パクッ
さや「完全無視だし……ちょっとまどか! いい加減にした方がいいって」
まど「なにが? あっ、ほむらちゃん、またあ~んして?」
ほむ「あ~~~ん」
さや「だからそうやってこいつ甘やかすのよくないって」
まど「そうかなぁ」
さや「いやぁ~ありがたいわ~。ちょうど黙って愚痴聞いてくれる人探してたんだよねぇ」
杏子「………………」
学校 昼休み
ほむ「はぁ~面倒だわぁ~……箸を持つのも面倒だわぁ~」ダラァ~
まど「手伝ってあげようか?」
さや「もうっ、なにゲイラみたいなこと言ってんのよ」
まど「はいっ、あ~んっ」
ほむ「あ~~~ん」パクッ
さや「完全無視だし……ちょっとまどか! いい加減にした方がいいって」
まど「なにが? あっ、ほむらちゃん、またあ~んして?」
ほむ「あ~~~ん」
さや「だからそうやってこいつ甘やかすのよくないって」
まど「そうかなぁ」
ほむ「……」モグモグ
さや「こいつ、最近加速度的にだらしなくなってるじゃん」
まど「でも、ほむらちゃん私がいないと……」
さや「そうやってこのまま甘やかし続けてたら、こいつ本当のダメ人間になっちゃうって」
さや「だからこれ以上こいつの世話焼いちゃだめっ!」
ほむ「ほむぅ~……」シュ~ン
まど「ふふっ、大丈夫だよ、ほむらちゃん」
ほむ「ほむ?」
まど「ほむらちゃんがダメ人間になっても、私がずっーと面倒見てあげるからね?」
ほむ「ほむっ! ほむっ!」
まど「えへへ////」
さや「せめてしゃべれ」
さや「こいつ、最近加速度的にだらしなくなってるじゃん」
まど「でも、ほむらちゃん私がいないと……」
さや「そうやってこのまま甘やかし続けてたら、こいつ本当のダメ人間になっちゃうって」
さや「だからこれ以上こいつの世話焼いちゃだめっ!」
ほむ「ほむぅ~……」シュ~ン
まど「ふふっ、大丈夫だよ、ほむらちゃん」
ほむ「ほむ?」
まど「ほむらちゃんがダメ人間になっても、私がずっーと面倒見てあげるからね?」
ほむ「ほむっ! ほむっ!」
まど「えへへ////」
さや「せめてしゃべれ」
マミハウス
さや「それで、聞いてよぉ~、ほむらのやつ、ついに自分でご飯食べるのもしなくなったんだよ?」
杏子「そ、そうか……」モグモグ
さや「べつにあいつがどうなろうと知ったこっちゃないけどさぁ」
さや「なんかまどかまでダメになっていってるきがしてさぁ……まったくぅ」
杏子「よくわかんないけど大変なんだな」ムシャムシャ
さや「そう、それだけじゃないんだって!」
さや「今日恭介と仁美がさぁ~、私に向かって……かぁーっ! 思い出しただけでも腹立ってきた!」
さや「マジ神経疑うっつーの!!」
杏子「は、はぁ……」パリパリポロポロ
マミ「(な、なんなのよこの状況……いつのまにかなんか一人増えてるし……)」ダイソンギュイィィィン
マミ「はい、そこちょっと足どける!」
杏子「おっ、すまん」パンパンッ! ポロポロポロ……
マミ「膝の上のカスはゴミ箱の上ではたいて!!!」キュゥィィィィン
さや「それで、聞いてよぉ~、ほむらのやつ、ついに自分でご飯食べるのもしなくなったんだよ?」
杏子「そ、そうか……」モグモグ
さや「べつにあいつがどうなろうと知ったこっちゃないけどさぁ」
さや「なんかまどかまでダメになっていってるきがしてさぁ……まったくぅ」
杏子「よくわかんないけど大変なんだな」ムシャムシャ
さや「そう、それだけじゃないんだって!」
さや「今日恭介と仁美がさぁ~、私に向かって……かぁーっ! 思い出しただけでも腹立ってきた!」
さや「マジ神経疑うっつーの!!」
杏子「は、はぁ……」パリパリポロポロ
マミ「(な、なんなのよこの状況……いつのまにかなんか一人増えてるし……)」ダイソンギュイィィィン
マミ「はい、そこちょっと足どける!」
杏子「おっ、すまん」パンパンッ! ポロポロポロ……
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