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元スレほむら「バホムフィールド」
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――米軍駐屯地――
ほむら「まどかには申し訳ないけど、今回のループは武器の回収を優先するわ」ガサゴソ
ほむら「この盾の中身を次のループに持ち越せないとか言われてるみたいだけど」ガチャガチャ
ほむら「試したらそうでもなかったし」スルッ
ほむら「大荒れな外は無視して、次のループへ行きましょう」カチャン!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「……?ベッドの上じゃない?」
ほむら「それに……ここは見覚えのない部屋」
ほむら「……硝煙の臭い?」
ドドドン! パパパパン!
ほむら「銃声が! どうやら厄介なところに来たようね」
ほむら「とにかく外へ……」ガチャ
ヒュウウウウウ……
ほむら「―――っ!?」カシャン!
ピタ!
ほむら「は……迫撃砲弾!?」
ほむら「あちこちで起こっている火の手とのぼる黒煙」
ほむら「ここは……戦場?」
こんな火薬少女ほむらちゃんを見てみたいです!
ほむら「時間停止も長くは使えない」
ほむら「とにかく隠れてやり過ごしましょう」カシャン!
……ゥウウウウ ドオオオン!
ほむら「げほっげほっ……やっぱり本物は格が違うのね」
ほむら「まずは状況把握よ」
ほむら「ここがどこで、いったいいつの時代なのか」
ほむら「……使用兵器から見て、私の時代と大差はないみたいだけど……」
誰か続きを!
いくらでもリスポンできる男どもがドンパチやってる中にソロで投げ込まれるとか泣けてくるな
ほむら「……暑いと思ったら、ここは南の島のようね」
ほむら「周りに海が見えるわ」
ほむら「……!誰か来る!」
「去!去!」ザッザッザ!
「發現敵人!」ザッザッザ!
ほむら「……中国語かしら?」
ほむら「味方なのかどうかは知らないけど、まだ見つかってはいけないわね」
ほむら「まだ時間遡行はできない」
ほむら「安全なところを見つけて、隠れないと―――」
「我是!」パパパパ!
ほむら「しまっ―――!」
ドン!ドン!
「あぶなかったわね」
「でももう大丈夫」
マミ「まだ民間人が残っていたのね」シュウウ…
ほむら「巴…マミ……」
ほむら(でも、使っているのはマスケットじゃなくてセミオートライフルね……)
マミ「あら、私の名前をどうして……」
ほむら「あ……」
マミ「まぁいいわ」
マミ「こちらマミ。民間人を一名救助したから、一旦陣地に戻るわ。」
こんな感じでオナシャス!
ほむら(歩いて数分)
ほむら(島の端に連れて行かれた後、土嚢陣地で待たされて)
ほむら「……ヘリが迎えに来た」
ほむら「しかもブラックホーク……」
『おーいマミ!言われたとおり迎えに来たぜ!』
マミ「ありがとう佐倉さん」
ほむら(佐倉杏子!?操縦者が!?)ホムッ!
マミ「補充員を下した後、この人を連れて行って」
杏子「がってんだ!」
ヘリ内部
バタバタバタバタバタ……
ほむら(ヘリなんて初めて乗ったわ)
杏子「運がいいなアンタ。マミに助けてもらったんだって?」
ほむら「……ええ」
杏子「疲れてるだろうからゆっくりしていきなよ」
杏子「安心しな。このヘリは絶対に落とさない」
杏子「ところで、腹減ってるだろ。くうかい?」スッ
ほむら「お願いだから前見て!操縦桿握って!」ホムゥ!
ほむら(なんやかんやで、そのヘリは島の沖合に浮かんでいた空母へ着艦)
杏子「お疲れー」ピョン
ほむら「この空母は……」
「強襲揚陸艦エセックス」
ほむら「……!」
まどか「私たちの、最高の艦だよ」
>>1はやればできる子
まどか「えっと、救助された民間の人だよね?」
まどか「ここには敵の攻撃はないから、安心して休んで行ってね!」
ほむら「まどか……!」
まどか「え……どうして私の名前を……」
杏子「有名なんじゃないのか?」
杏子「アタシたちのリーダーなんだからさ!」
ほむら「!?」ホムッ!?
杏子「一応紹介するよ。あたし達『ミタキハラ』の司令官」
杏子「鹿目まどか大佐だ」
まどか「鹿目です!よろしくね」ビシ←敬礼
ほむら「は、はい!」ビシ!←敬礼返し
杏子「おっ、なんか様になってるね。いい反応じゃん」
ほむら(武器の扱いを覚えるためにビデオ見てたら慣れちゃったのよね……)
まどか「じゃ、私は司令室に戻らないと……」
まどか「杏子ちゃん、負傷者収容のためにもう一回飛んでくれるかな?」
杏子「えー、またかよ!」
ほむら「……一度部屋に案内されたものの、人が多すぎて耐えられないから抜け出してきたわ」
ほむら「でも、洋上に浮かぶ空母って、揺れる感じがほとんどないのね」
キラン!
ほむら「……?」
ほむら「何か光って―――」
……ォオオオオオオ!
ほむら「――ミサイル!」
ほむら(CIWS(防衛火器)の可動範囲よりも低空を飛んでいる)
ほむら(直撃すれば、たぶん大ダメージが!)スチャ!
ほむら「時間止め!」シャコン!
ほむら「そしてM95対物ライフルで―――」ドウッ!
シャッ!
チチチチチ……シャコン!
カッ!
ドオオオオオン!
「わあああっ!」
「ミサイルが途上で爆発したぞ!」
ほむら「くっ……!」
まどか『各員損害報告!』
まどか『対空迎撃はなにをしていたのかな!?』
ほむら「よかった、大事には至らなかったみたい――‐」
「フリーズ!」
ほむら「!?」
「ライフルを置いて、手を挙げてこっちを向いて」
ほむら(……そりゃそうよね。これだけ見られたら明らかにテロリストよ)ゴトン
ほむら「悪かったわ―――」
さやか「衛兵かと思った?ざんねん衛生兵のさやかちゃんでした!」
ほむら「………」
ほむら(美樹さやか……)
さやか「さっきのミサイル、撃ち落としたのアンタでしょ?」
ほむら「どうしてそう言い切れるのかしら?」
さやか「なんかねぇ、わかんないけどそんな気がするんだ」
さやか「最初は部屋に戻るように注意しようと近づいたんだけどね」
さやか「そしたら目の前で馬鹿でかいライフルをいつの間にか持ってるんだもん」
ほむら(後ろにいたのね。気付かなかったわ)
さやか「その後のミサイルの爆発。こりゃあんたしかいないって思ったの」
さやか「もっとも、そのライフルをどうやって取り出したのかとか、よくあんなの狙えたとか、疑問はあるけどね」
ほむら(美樹さやかの勘が鋭すぎる件)
さやか「ま、とにかくついてきてもらうよ。一応規則だし)
さやか「後このライフルはお預け―――おもっ!」
ほむら(12.9Kgだもの。仕方ないわ)
さやか「うーむ、このまま放っておくのはダメだよね」
さやか「でもあたし一人じゃ無理だし……」
ほむら「………」
さやか「そうだアンタ、ちょっとこれ持ってついてきてよ!」
ほむら(前言撤回。やっぱり美樹さやかね)
司令室
さやか「さやかちゃんが入りまーす!」
まどか「どうしたのさやかちゃん。こっちは今手いっぱいなの!」
さやか「まぁまぁ大佐殿聞いてよ。この子すんごいんだよ!」
さやか「さっきのミサイル、このライフルで撃ち落としちゃったんだからね!」
まどか「ええ!?音速を超えるミサイルを撃ち落とすなんて、そんなの無理だよ!」
さやか「でもCIWSは作動してなかったんでしょ?じゃあ誰が爆破したのさ」
まどか「それは……」
さやか「それにあたし現場を見たし、確かだよ!」
杏子「それはそれで問題じゃねーの?」
まどか「あ、杏子ちゃんおかえり」
杏子「さっき飛んだときに渡された分隊長からの報告書だ」パサ
杏子「それよりアンタ、いったい何もんだ?」
ほむら「………」
杏子「だんまりじゃ、ますます怪しくなっちまう」
杏子「アタシはな、仲間を助けてくれたアンタを信用してるよ」
杏子「だから、今のうちに、皆を誤解させないでほしい」
ほむら「私はあなたたちの敵じゃないわ」
ほむら「むしろ、あなたたちに協力したいと思っている」
ほむら「私は暁美ほむら」
杏子「ほむら、ね。いい名前だな」
まどか「なんだかもえあがれーって感じだね」ウェヒヒ
さやか「でもすごいクールだよね」
ビーッ!ビーッ!
「大佐、M分隊より救難支援が要請されています!」
まどか「マミさんのところだ!」
杏子「おいおい、しくじったか!?」
まどか『マミさん、聞こえますか!?』
マミ「ああよかった。鹿目さん、UAV(無人偵察機)を要請するわ」
マミ「どこに敵がいるかさっぱりわからないの」
マミ「もしかしたら、囲まれてるかも……」
まどか「UAVを島南東上空に誘導!」
「アイアイマム!」
「……敵影多数確認、モニターにまわします!」
ほむら「……これは!」
さやか「完全に囲まれているよ!」
杏子「いや、包囲どころか、完全に潰されるほどの数だ」
杏子「まどか、すぐにヘリの発艦許可をくれ!」
まどか「でも攻撃ヘリのスーパーコブラは別の分隊が使ってるよ」
杏子「ブラックホークでいい。あんなの備え付けミニガンで掃討して、とっととマミたちを引き上げる」
杏子「さやか、負傷兵がいるかもしれないから付いてきてくれないか」
さやか「おっけー!」
杏子「あとは数人歩兵が欲しいけど……」
ほむら「私が行くわ」
まどか「ほむら……ちゃん?」
杏子「おい、アンタ正気か!?」
杏子「今から戦場に飛び込むんだよ!?それをわかってるのか?」
ほむら「心配しなくても、銃の扱いなら心得ているわ」
ほむら「……それに、今度こそ助けたい」
さやか「………?」
杏子「……大佐殿、どうすんだ?」
まどか「え、えっと……」
ザザッ!
マミ『鹿目さん!至急援護を頼むわ!』
マミ『戦車二両に囲まれて、現在後退中だけど、後ろが間に合いそうにないの!』
まどか「ほむらちゃん、本当にいいんだね?」
ほむら「ええ」
まどか「……発艦を許可します!」
まどか「杏子ちゃんとさやかちゃん、そしてほむらちゃんは至急、M分隊の救援に行くように!」
さやほむあん「「「アイアイマム!」」」
キュイイイイイ……
「発動機回転開始!」
杏子「こちら一番機:佐倉杏子、二番機付いてるか?」
『いつでもOKです』
杏子「甲板作業員退避しろ、発艦するよ!」
杏子「テイクオフ!」
ババババババ……
まどか「みんな、無事にマミさんを助けて……」
杏子「こちら佐倉杏子。マミ、無事か?」
マミ『こちら巴マミ、なんとか無事よ』
杏子「今そっちに向かっている。死ぬんじゃねーぞ」
マミ『わかってるわ』
杏子「これから戦闘空域に入るよ。ミニガン用意!」
さやか「おっけー!」ジャララ…
杏子「ほむら、着陸したらすぐに地上に出て陣地の制圧を頼むよ」
ほむら「わかったわ」
杏子「じゃ、いくよ!」グイッ
バラララララララ!
「直升機發現敵人!」
杏子「さやか、今だ!」グイッ
ほむら「とっとっ……」
さやか「ナイス杏子!これで地上に向けて撃てるよ!」
さやか「うりゃああああ!」チュイイイイイイイイイイイ!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!
ほむら(これがミニガン……ヘッドホンで塞がれててもすごい音!)ホムゥウウウ!
杏子「敵が怯んだ!強襲着陸するよ!」
ババババババ……
杏子「よし、二人とも頼んだ!」
さやか「ほむら!」
ほむら「周囲異常なし、行くわ!」
マミ「みんな、ヘリが着たわ!いくわよ!」
ほむら「巴マミ!どこにいるの!」
マミ「……あなたはさっき助けた」
ほむら「今は何も聞かないで、ヘリに乗って!」ガシッ!
『こちら二番機、敵の増援を探知!至急離陸を進言します!』
杏子「敵が来た!早く乗りな!」
マミ「分隊点呼!」
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
さやか「重傷だけど6番の人もいるよ!」
マミ「いいわ佐倉さん!」
杏子「よしつかまれ!飛ばして帰るぞ!」グイッ
ババババババ!
エセックス甲板
杏子「タッチダウン!」
キュウウウウウ……
さやか「至急医務室へ!」ガラガラガラ!
杏子「応急検査を頼むぞ。小銃とはいえ受け過ぎたよ」ガラッ
マミ「M分隊長巴マミ、ただ今帰還しました」
まどか「ほっ……」
マミ「ごめんなさい……安易に飛び出したら、こんなことになってしまって」
まどか「ううん、マミさんとみんなが帰ってきてくれた」
まどか「それだけで、私は十分」
まどか「それに、マミさんのおかげで敵は南東の飛行場に戦力を割いているのが分かった」
まどか「これから爆撃機で去り際爆撃をさせた後、強襲上陸をさせる」
ほむら「………」
ほむら「……強襲上陸はやめた方がいいかもしれない」
まどか「え?」
マミ「……どういう意味かしら」
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