私的良スレ書庫
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元スレまどか「今日も一人でお弁当か」
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まどか「え?」
ほむら「書かないの?」
まどか「……あ、うん」
男子「今の聞いた?」
女子1「早速名前呼びじゃん」
まどか「……時間、なくなっちゃうもんね」
ほむら「えぇ」
まどか「(暁美さんは、きっとお情けで私といてくれるだけで……あの言葉だって、嘘だよね)」
ほむら「書かないの?」
まどか「……あ、うん」
男子「今の聞いた?」
女子1「早速名前呼びじゃん」
まどか「……時間、なくなっちゃうもんね」
ほむら「えぇ」
まどか「(暁美さんは、きっとお情けで私といてくれるだけで……あの言葉だって、嘘だよね)」
まどか「(今の今までだって、そうだったんだもん)」
カキ、カキ、
まどか「(期待なんてしちゃだめ……)」
数十分後
キーンコーンカーンコーン
先生「それじゃあ、出来てる人も出来てない人も絵を前に持って来てここへ置いて」
ザワザワ
まどか「(あんまり書けなかった……)」
カキ、カキ、
まどか「(期待なんてしちゃだめ……)」
数十分後
キーンコーンカーンコーン
先生「それじゃあ、出来てる人も出来てない人も絵を前に持って来てここへ置いて」
ザワザワ
まどか「(あんまり書けなかった……)」
ほむら「まどか、どう?」
まどか「あ、私全然……」
ほむら「見てもいい?」
まどか「(ここで断ったらどう思われるかな……こんなに下手なの、見せたらもっと嫌かも知れないし……)」
ほむら「だめ?」
まどか「あ、えっと……」
ヒョイッ
まどか「!?」
男子「どれどれー?」
女子「ぷっ、何これカナメさん超天才じゃん、ピカソ?」クスクスッ
まどか「……っ」カァア
まどか「あ、私全然……」
ほむら「見てもいい?」
まどか「(ここで断ったらどう思われるかな……こんなに下手なの、見せたらもっと嫌かも知れないし……)」
ほむら「だめ?」
まどか「あ、えっと……」
ヒョイッ
まどか「!?」
男子「どれどれー?」
女子「ぷっ、何これカナメさん超天才じゃん、ピカソ?」クスクスッ
まどか「……っ」カァア
まどか「(どうしよう、どうしよう、どうしよう……!先生も気付いてくれないし)」
まどか「(暁美さんだって……)」
スッ
ほむら「それ、貸してもらえる?」ホムッ
女子1「!?」
女子2「あ、どうぞ!」
ほむら「……」
まどか「暁美さん……やっぱり私書き直し……」
まどか「(暁美さんだって……)」
スッ
ほむら「それ、貸してもらえる?」ホムッ
女子1「!?」
女子2「あ、どうぞ!」
ほむら「……」
まどか「暁美さん……やっぱり私書き直し……」
ほむら「……可愛いわ」
まどか「え?」
ほむら「……まどかの絵。私こんなに可愛くなんてないのに……」
まどか「そんな……」
ザワザワ
ほむら「……素敵な絵」
まどか「……あ、ありがとう」
まどか「(どうして暁美さん、そんなこと――)」
女子1「何あれ意味わかんない」
女子2「素敵な絵ってきもっ」
まどか「え?」
ほむら「……まどかの絵。私こんなに可愛くなんてないのに……」
まどか「そんな……」
ザワザワ
ほむら「……素敵な絵」
まどか「……あ、ありがとう」
まどか「(どうして暁美さん、そんなこと――)」
女子1「何あれ意味わかんない」
女子2「素敵な絵ってきもっ」
まどか「……」グッ
まどか「(そんなこと言ったら、暁美さんまでいじめられちゃうのに)」
先生「おーい、そこ何やってるんだ?早く前にもってこい」
ほむら「はい」
まどか「……」
◆
昼休み
まどか「……」ハア
まどか「(……食欲、ないな)」
ガヤガヤ
まどか「(そんなこと言ったら、暁美さんまでいじめられちゃうのに)」
先生「おーい、そこ何やってるんだ?早く前にもってこい」
ほむら「はい」
まどか「……」
◆
昼休み
まどか「……」ハア
まどか「(……食欲、ないな)」
ガヤガヤ
女子1「どうする?暁美さん誘う?」
女子2「あーでもまたカナメさん誘いに行くんじゃないの?」
女子1「あんな子のどこがいいのかわかんないわー」
ガラッ
タタタッ...
まどか「(そんなわけないよ……もう暁美さんだって)」
トッ...
ほむら「まどか」
まどか「……暁美さん」
女子2「あーでもまたカナメさん誘いに行くんじゃないの?」
女子1「あんな子のどこがいいのかわかんないわー」
ガラッ
タタタッ...
まどか「(そんなわけないよ……もう暁美さんだって)」
トッ...
ほむら「まどか」
まどか「……暁美さん」
ほむら「……どうしたの?」
まどか「えっと……」
ほむら「一緒に、食べていい?お弁当」
まどか「……」
まどか「う、うん」
さやか「……」
仁美「……」
ガラッ
まどか「……あ」
バタン
まどか「えっと……」
ほむら「一緒に、食べていい?お弁当」
まどか「……」
まどか「う、うん」
さやか「……」
仁美「……」
ガラッ
まどか「……あ」
バタン
ドジでノロマで得意なことも自慢できることもなかった~なんていわれたらこういうキャラしか思いつかないよな
まどか「(……美樹さんたち、私たちのこと、見てたのかな)」
まどか「(美術の件もあったし……きっと怒ってるんだろうな)」
ほむら「どこで食べる?いつも屋上で……」
まどか「えっ!?お、屋上なんて……」
ほむら「……」
まどか「私、出来れば教室がいいなって……」
まどか「(屋上に行ったらきっと色んな人に見られて笑われちゃう……)」
まどか「(美術の件もあったし……きっと怒ってるんだろうな)」
ほむら「どこで食べる?いつも屋上で……」
まどか「えっ!?お、屋上なんて……」
ほむら「……」
まどか「私、出来れば教室がいいなって……」
まどか「(屋上に行ったらきっと色んな人に見られて笑われちゃう……)」
ほむら「わかったわ」
まどか「ごめんね?」
ほむら「どうして謝るの?」
まどか「え……だって」
ほむら「……」コトッ
ほむら「それじゃあ、食べましょうか」
まどか「あ、うん……」
まどか「(誰かと一緒にお昼食べるなんて久しぶりで……緊張してきちゃった)」
まどか「ごめんね?」
ほむら「どうして謝るの?」
まどか「え……だって」
ほむら「……」コトッ
ほむら「それじゃあ、食べましょうか」
まどか「あ、うん……」
まどか「(誰かと一緒にお昼食べるなんて久しぶりで……緊張してきちゃった)」
ほむら「……」ハムッ
まどか「……あ、いただきます」カタッ
ぐちゃあ
まどか「!?」
ほむら「……」ホムッ
まどか「(お弁当、ぐちゃぐちゃ……誰かが私の鞄、振ったのかな……)」
ほむら「……まどか」
まどか「あ、はは……私がちゃんと持ってこなかったのが悪かったのかな!
帰ったらパパにごめんなさいって言わなきゃ!」
ほむら「……」
まどか「……あ、いただきます」カタッ
ぐちゃあ
まどか「!?」
ほむら「……」ホムッ
まどか「(お弁当、ぐちゃぐちゃ……誰かが私の鞄、振ったのかな……)」
ほむら「……まどか」
まどか「あ、はは……私がちゃんと持ってこなかったのが悪かったのかな!
帰ったらパパにごめんなさいって言わなきゃ!」
ほむら「……」
まどか「……うわあ、それにしてもすごいことになってるなあ……」
ほむら「……」ホムッ
まどか「……もう、ぐちゃぐちゃ……」グスッ
まどか「(……泣いちゃだめなのに。どうして私ってこんなに弱いんだろう……。
暁美さんにも変に思われちゃうよ……もう、だめだよ私……こんなの)」
ほむら「!……まどか」
まどか「ご、ごめんね暁美さん!私、今ちょっと目に何か入ったみたいでその……」
グイッ
まどか「!?」
ほむら「……」ホムッ
まどか「……もう、ぐちゃぐちゃ……」グスッ
まどか「(……泣いちゃだめなのに。どうして私ってこんなに弱いんだろう……。
暁美さんにも変に思われちゃうよ……もう、だめだよ私……こんなの)」
ほむら「!……まどか」
まどか「ご、ごめんね暁美さん!私、今ちょっと目に何か入ったみたいでその……」
グイッ
まどか「!?」
ぼっちまどかちゃんかわいいよ。
優しいほむらちゃんかわいいよ。
優しいほむらちゃんかわいいよ。
さやか(鹿目さんと友達になろうと思ったんだけど……)
ほむら(もう誰にも頼らないわ、私がガードしないとっ)
さやか(近づけないし、しょうがないか)
ほむら(大丈夫よまどか、私一人でも守ってみせる)
二人の性格的にこうなりそうで怖い
ほむら(もう誰にも頼らないわ、私がガードしないとっ)
さやか(近づけないし、しょうがないか)
ほむら(大丈夫よまどか、私一人でも守ってみせる)
二人の性格的にこうなりそうで怖い
>>81
おいやめろ
おいやめろ
ほむら「まどか、大丈夫……」ギュッ
まどか「あ、暁美さん……?」
ほむら「私がずっと、一緒にいるから」
まどか「……!」
ほむら「だからまどか、安心して」
まどか「……暁美、さん」
まどか「……」コクッ
―――――
――――― ――
ザワザワ
「知ってる?」
「あぁ、見た見た」
「今度の転校生レズってるんだってさ」
「ほんっとねえわ、あんな美人顔でレズとかさあ」
「しかも相手はあのブスな二年生の子でしょ?カナメさんだった?」
「……」
―――――
――――― ――
まどか「あ、暁美さん……?」
ほむら「私がずっと、一緒にいるから」
まどか「……!」
ほむら「だからまどか、安心して」
まどか「……暁美、さん」
まどか「……」コクッ
―――――
――――― ――
ザワザワ
「知ってる?」
「あぁ、見た見た」
「今度の転校生レズってるんだってさ」
「ほんっとねえわ、あんな美人顔でレズとかさあ」
「しかも相手はあのブスな二年生の子でしょ?カナメさんだった?」
「……」
―――――
――――― ――
放課後
まどか「……」
ほむら「まどか、一緒に帰りましょう」
まどか「あ、うん……」
まどか「(誰かと帰るのも久しぶりだなあ)」
ガラッ
トトト...
まどか「(でも、やっぱり変な感じ……)」
ほむら「……」ホムホム、
まどか「(どうして暁美さんは、ここまでこんな私にしてくれるんだろう)」
まどか「……」
ほむら「まどか、一緒に帰りましょう」
まどか「あ、うん……」
まどか「(誰かと帰るのも久しぶりだなあ)」
ガラッ
トトト...
まどか「(でも、やっぱり変な感じ……)」
ほむら「……」ホムホム、
まどか「(どうして暁美さんは、ここまでこんな私にしてくれるんだろう)」
ほむら「それじゃあ私、下駄箱まだ向こうだから」
まどか「あ、うん」
ほむら「すぐに履き替えて来るわ」
まどか「い、急がなくて良いよ」
まどか「(……よくわかんないや、暁美さん)」
ガタッ
まどか「……」ハキハキ、
まどか「いたっ」
まどか「……画鋲」
「子どもっぽい悪戯ね、まったく」
まどか「え?」
まどか「あ、うん」
ほむら「すぐに履き替えて来るわ」
まどか「い、急がなくて良いよ」
まどか「(……よくわかんないや、暁美さん)」
ガタッ
まどか「……」ハキハキ、
まどか「いたっ」
まどか「……画鋲」
「子どもっぽい悪戯ね、まったく」
まどか「え?」
??「……」
カラカラ
??「はい、これでもう大丈夫。傷口はちゃんと洗っておいたほうがいいわよ」
まどか「え、あの……」
トトト...
まどか「……」
まどか「上級生、かな……」
まどか「(吃驚して涙も引いていっちゃった……)」
ほむら「まどか?」
まどか「あ、ごめん暁美さん!すぐに……」
カラカラ
??「はい、これでもう大丈夫。傷口はちゃんと洗っておいたほうがいいわよ」
まどか「え、あの……」
トトト...
まどか「……」
まどか「上級生、かな……」
まどか「(吃驚して涙も引いていっちゃった……)」
ほむら「まどか?」
まどか「あ、ごめん暁美さん!すぐに……」
ほむら「……画鋲?」
まどか「こ、これはその……さっき掃除してた人が置いていったみたいっていうか!」
まどか「(あんまり心配……はないか、あんまり嫌われるようなことがないようにしなきゃ)」
ほむら「……そう」
まどか「うん……」
ほむら「……」ホム
ほむら「帰りましょうか」
――――― ――
まどか「こ、これはその……さっき掃除してた人が置いていったみたいっていうか!」
まどか「(あんまり心配……はないか、あんまり嫌われるようなことがないようにしなきゃ)」
ほむら「……そう」
まどか「うん……」
ほむら「……」ホム
ほむら「帰りましょうか」
――――― ――
まどか「……」マドマド
ほむら「……」ホムホム
まどか「(何か、話したほうがいいよね……でも話題がないし……それに)」
ほむら「……!」
まどか「暁美さん」
ほむら「まずいわ、魔女の結界に足を踏み入れてしまった……」
まどか「えっ?」
スゥ...
まどか「!」
まどか「(これって、昨日の……)」
ほむら「……」ホムホム
まどか「(何か、話したほうがいいよね……でも話題がないし……それに)」
ほむら「……!」
まどか「暁美さん」
ほむら「まずいわ、魔女の結界に足を踏み入れてしまった……」
まどか「えっ?」
スゥ...
まどか「!」
まどか「(これって、昨日の……)」
QB「やあ、また会えたね、まどか」
ほむら「!インキュベーター……!まさかまどかの前にわざと」
QB「暁美ほむら。勘違いしないでほしいな。この魔女は僕が呼んだものじゃない」
QB「まどかがいるから魔女が寄って来るんだ」
まどか「……え?」
QB「今のまどかは心にたっぷり呪いの気持ちがあるからね」
まどか「……呪い……?」
ほむら「……っ」
ほむら「!インキュベーター……!まさかまどかの前にわざと」
QB「暁美ほむら。勘違いしないでほしいな。この魔女は僕が呼んだものじゃない」
QB「まどかがいるから魔女が寄って来るんだ」
まどか「……え?」
QB「今のまどかは心にたっぷり呪いの気持ちがあるからね」
まどか「……呪い……?」
ほむら「……っ」
魔女「……ぬぐぐぐぐっ」
QB「ねえ、まどか」
まどか「……あ、あの」
QB「強くなりたいとは思わないかい?それにね、僕と契約したらなんでも一つ願いを叶えてあげられるよ」
まどか「……何でも、強く……」
ほむら「まどか、そいつの言葉に耳を貸さないで!」
QB「だから僕と契約して魔法少女になってよ」
まどか「……」ガクガクッ
QB「(あまりの恐怖で頭が回らないみたいだね、これで――)」
魔女「ぐあああああっしゃああ」
ほむら「!」
ほむら「(しまった、まどかとインキュベーターに気を取られて……!)」
QB「ねえ、まどか」
まどか「……あ、あの」
QB「強くなりたいとは思わないかい?それにね、僕と契約したらなんでも一つ願いを叶えてあげられるよ」
まどか「……何でも、強く……」
ほむら「まどか、そいつの言葉に耳を貸さないで!」
QB「だから僕と契約して魔法少女になってよ」
まどか「……」ガクガクッ
QB「(あまりの恐怖で頭が回らないみたいだね、これで――)」
魔女「ぐあああああっしゃああ」
ほむら「!」
ほむら「(しまった、まどかとインキュベーターに気を取られて……!)」
「キュゥべえ!あまり急いた勧誘はしないで、って……」
「言ってるでしょ!」
ドッ...ゴーン!
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