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    元スレまどか「今日も一人でお弁当か」

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    タグ : - ぼっち + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    さやか「鹿目さん、一緒にお弁当……」
    子1「いいじゃん、ほっとこ」
    子2「何かあんまりうちらと溶け込みたくないみたいじゃん?あの子」
    さやか「え……そんなこと」
    仁美「いつも一人でお弁当食べて」
    さやか「うん……」
    子1「好きで食べてるんでしょ?行こーよ」
    さやか「……」チラッ
    トトト...

    代行 pIsx8cbL0

    3 :

    改行しないSSの大半は糞って>>5が言ってた

    6 :

    >>1ありがとう

    さやか「鹿目さん、一緒にお弁当……」

    子1「いいじゃん、ほっとこ」

    子2「何かあんまりうちらと溶け込みたくないみたいじゃん?あの子」

    さやか「え……そんなこと」

    仁美「いつも一人でお弁当食べて」

    さやか「うん……」

    子1「好きで食べてるんでしょ?行こーよ」

    さやか「……」チラッ

    トトト...

    7 = 6 :

    パタン

    まどか「……」

    まどか「(新しいクラスになってから、一緒にお弁当食べようって言ってくれる人、いなくなっちゃったなあ)」

    まどか「(……今日もまた、一緒に食べようって言えなかったし……)」

    ざわざわ

    「よーし、外で食いに行こうぜ!」

    「屋上でしょー」

    まどか「……」

    まどか「(二年生になってからは殆どの人が教室から出て行ってお弁当食べるからちょっとはマシだけど……)」

    8 = 6 :

    まどか「……はあ」

    まどか「……私、友達出来ないのかなあ」

    パクッ...

    まどか「(……パパの料理も美味しくないよ)」


    放課後

    まどか「……」

    マドマド...

    まどか「……家に帰りたくないなあ。でも学校は皆部活やってるし……」

    まどか「……どうして私って、こうなんだろう。何もできなくて、ただ生きてるだけで……」

    スウゥ...

    まどか「……」ピタッ

    9 = 6 :

    カラカラッ、
    カラカランッ...

    まどか「……」

    「しゃあああ」

    まどか「……え?」

    まどか「……嘘、でしょ?何これ、え?」

    パーンッ
    パンパンパンッ

    まどか「!?」

    「ぐぎゃああああ」

    ??「伏せて!」

    11 = 6 :

    まどか「っ」ばっ

    ??「……すぐに終わるわ」

    まどか「……へ、あの」

    淫獣「彼女は魔法少女」

    まどか「ひっ!?」

    淫獣「魔女を狩る者さ」

    まどか「……魔法、少女?」

    ??「……」

    まどか「魔女?」

    まどか「(どうしてこんな……わけわかんないよ)」

    12 = 6 :

    淫獣「鹿目まどか」

    まどか「!何で私の名前……」

    淫獣「僕と契約して――」

    ??「おしゃべりは後にして」

    淫獣「……倒せるのかい?」

    ??「一発で」スッ

    ッパーンッ

    「おんぎゃあああああああ」

    13 = 6 :

    シュウゥッ

    まどか「……消えた」

    ??「……危ないところだったわね」

    まどか「……は、はい」

    淫獣「僕はキュゥべえ、宜しくねまどか」

    ??「……」グリッ

    QB「!?突然何……うわあ!」

    ??「……」ダッ

    まどか「あ、あの!」

    まどか「(……行っちゃった。助けてもらったお礼も何も……言ってないのに)」

    14 = 6 :

    次の日

    まどか「(はあ……一体昨日のはなんだったんだろう)」

    まどか「(魔女に、魔法少女――それにあの子は)」

    ガラッ

    先生「はーい、皆席ついてー」

    がやがや

    先生「今日は大切な連絡があるからよく聞いてねん♪」

    さやか「新しい彼氏できたんだってさ……」コソコソ

    「卵焼き作るの上手い彼らしいねえ?」

    16 = 6 :

    まどか「(そっか、だからあんなに機嫌いいんだなあ)」

    先生「実は本日!私とある人が付き合って……」

    ざわざわ
    がやがや

    「自慢話長ぇ」

    「仕方ないけどさあ、それよりあの教室の外、誰かいない?」

    「うおっ、まじだ」

    まどか「(あの髪の長さ……)」

    先生「……ということで」

    まどか「(はあ、やっと終わった、先生の話)」

    先生「転校生紹介します♪」ケロッ

    17 = 6 :

    しーん...

    「そっちが先だろ」ぼそっ

    「先生だから仕方無い」こそっ

    先生「何か言いました?」ニッコリ

    しーん...

    先生「はい……では暁美さん、入ってきて」

    ガラッ

    まどか「……あ」

    まどか「(嘘、あの子――)」

    19 = 6 :

    ザワ...

    ??「暁美ほむらです。宜しくお願いします」ペコッ

    先生「暁美さんは心臓の病院で入院していたんだけど、つい先日、退院予定を早めて
       学校に出て来られたの。まだまだ不自由なことが多いと思うから皆宜しくね」

    「美人ー」

    「いいなあ」

    パチパチ

    まどか「(……まさか、昨日の魔法少女の人が……どうして)」

    ジッ...

    まどか「!」ビクッ

    まどか「(見られてる……?)」

    20 = 6 :

    先生「それじゃあ休憩時間!」

    ほむら「……」フイッ

    まどか「あ……」

    まどか「……」ホッ

    休憩時間

    まどか「(……どうしようかなあ、私。一時間目は保健室行って寝ておこうかな。
        確か、美術だったはずだし……)」

    ガラッ

    まどか「(いいや、もう何度もサボっちゃってるんだし……)」

    「鹿目さん」

    21 = 6 :

    まどか「……!?」

    まどか「は、はい……?」マドマド

    クルッ

    ほむら「保健室?」

    まどか「……へ?あ、あの」

    まどか「(何でこの子が私に話しかけて……!?そうだ私、昨日のお礼言わなきゃ……)」

    ほむら「私もちょうど行こうと思ってたところだから。つれて行ってくれない?」

    まどか「……は、はい」

    まどか「(でも、怖くて言えない……)」

    ザワザワ

    子1「あの子、いつも一人だからって転校生を友達にしようとしてるわけ?」

    子2「友達(笑)」

    22 :

    今回はちゃんと完結させるんだろうな

    23 = 6 :

    ほむら「……」

    まどか「あ、はは」

    まどか「(……この子にも聞こえてるのに。こんなこと言われてる子となんて、一緒にいたくないよね)」

    ほむら「行きましょう、まどか」

    まどか「……え?」

    スッ...

    まどか「(今、名前を……)」

    まどか「……う、うん」

    トトトッ

    24 = 6 :

    まどか「あの、暁美、さん?」

    ほむら「ほむらでいいわ」

    まどか「……でも私、」

    ほむら「美樹さやかも、志筑仁美も名前で呼んでいたんじゃないの?」

    まどか「へっ!?ど、どうして美樹さんと志筑さん……?」

    ほむら「……」ピタッ

    ほむら「……何でもないわ」

    まどか「……う、ん」

    まどか「(私、変なこと言っちゃってないかな。暁美さん、だんだん早足になっちゃってる)」

    25 = 6 :

    >>22
    そのつもり

    26 = 6 :

    ほむら「……」

    まどか「あ、あの」

    ほむら「なに?」

    まどか「いや……えっと、昨日は、その」

    ほむら「お礼ならいらないわ。その代わりにあのキュゥべえというおかしな生物に話しかけられても無視して」

    まどか「……わ、わかった」

    まどか「(……よくわからないけれど、一応頷いておかなきゃ)」

    ほむら「……保健室、こっちよね」

    まどか「あ、うん」

    まどか「(まるで私が案内されてるみたい……)」

    ほむら「まどか」

    まどか「な、なにっ!?」

    まどか「(そういえば、保健室もそうだけどどうして私の名前……知ってるんだろう)」

    27 = 6 :

    ほむら「……いつも、一人なの?」

    まどか「えっ……」

    ほむら「教室でも、毎日……」

    まどか「それは……ははっ、一人っていうか……」

    まどか「私、友達いないから……」

    ほむら「……まどか」

    まどか「私、暗いんだって。それでとっつき難いって思われてるみたいで……」

    ほむら「そんなこと」

    まどか「……だからよけい自分に自信が持てないし、なんていうのかなあ、もう友達だって……」

    まどか「(……いらないかな、なんて)」

    28 = 6 :

    ほむら「なら、私が」

    まどか「……暁美さん?」

    ほむら「……!」

    ほむら「……私が、あなたの友達」

    まどか「……でも」

    ほむら「あなたの、最高の友達になってみせる」

    まどか「……暁美さん」

    ザワ...

    上級生1「あの子転校生?」

    上級生2「ていうかいきなり何あの子」クスクスッ

    まどか「あっ……」

    29 = 6 :

    ほむら「……保健室、入りましょう」フイッ

    まどか「……私、教室戻るね」

    ほむら「え?でも、あなたも保健室に用事があったんじゃ」

    まどか「へへっ、ここまで来たら治っちゃった」

    まどか「(本当は逆に頭がズキズキしてきたけど……)」

    ほむら「……そう」

    まどか「暁美さんは保健室で寝て来なよ!心臓の病気、だっけ?」

    ほむら「……」

    ほむら「……そうね、そうさせてもらうわ」

    30 = 6 :


    ガラッ

    まどか「……」

    しーん

    まどか「(あ、そっか。みんな美術室に……)」

    まどか「私も早く行かなきゃ……」

    ガッ

    まどか「!?」

    ばたんっ

    まどか「ったた……」

    まどか「なんでこんなところに椅子なんか……」

    31 = 22 :

    あんまハイペースだとさるくらうぞ

    32 = 6 :

    タタタッ

    まどか「……とりあえず立ち上がらなきゃ」グッ

    ガラッ

    「……お」

    まどか「……!」

    「鹿目、お前何やってんの?」

    まどか「えっ?」

    「そこ、俺の席なんだけど。ていうかなに?机の中覗こうとかしてたわけ?」

    まどか「……し、してないよ!?」

    「じゃあなんだよその格好」

    まどか「……これは」

    33 :

    しえん

    35 = 6 :

    まどか「(椅子に足が引っ掛かって、それで……)」

    「こんなとこでこけたってのか?」ニヤニヤ

    まどか「……っ」カアァッ

    「うわっ、だっせえ」

    まどか「……」

    「まじありえねえっての」

    キーンコーンカーンコーン

    「おっと、授業始まる」

    ガラガラッ
    ダダダッ...

    まどか「……」

    36 = 6 :

    まどか「……あ、私も、行かなきゃ」

    グスッ

    まどか「……」

    まどか「こんなの、全然悲しくも悔しくもないよ、私……」

    美術室

    がらっ

    まどか「すいません、遅れました」

    先生「……あぁ、座れ」

    まどか「はい……」

    クスクスッ

    まどか「……」

    先生「それじゃあ今日はまず二人ずつ組になって」

    まどか「!」

    37 = 6 :

    子1「一緒に組もうー」

    子2「いいよいいよー」

    「じゃあ俺らはこっちで」

    ワラワラ

    まどか「(……ほら、やっぱりこうなるんだ)」

    先生「鹿目、お前は?」

    まどか「私……」

    「かわいそー、相手いないの?」クククッ

    ドッ

    「くははっ」

    「っくく……」

    38 = 6 :

    先生「お前等なあ……」

    がたんっ

    一同「!?」

    さやか「……鹿目さん」

    まどか「……へ?」

    さやか「あたしたちと一緒にやんない?」

    仁美「先生、三人でも構いませんわよね?」

    ざわ...

    39 = 6 :

    先生「あぁ、そうだな。構わないぞ」

    子1「ちょ、別に気にすることないのにねえ」

    子2「ほんとほんと」

    子1「つまんねえの」

    まどか「……美樹さん、志筑さん」

    さやか「あたしたちのことはさやかと仁美でいいって」

    仁美「そうですわ」

    まどか「う、うん……」

    ガラッ

    先生「ん?」

    40 = 6 :

    ほむら「……すいません、遅れました」

    先生「あぁ、転校生か。保健室へ行っていたんじゃないのか?」

    ほむら「よくなりましたから」

    先生「それなら今ちょうど二人組みにわかれるところだったんだが」

    子1「暁美さん、暁美さん!」

    子2「私と組もう!」

    「俺とどうっすか!」

    子3「二人で一緒にぜひ!」

    さやか「うわあ……」

    仁美「転校生さんが来た途端これですのね……」

    まどか「……うん」

    41 = 6 :

    ほむら「……ごめんなさい、私は」

    ジッ

    まどか「!」

    さやか「あれ?かなり鹿目さんにガン飛ばしてきてない?」

    仁美「……のようですわね」

    ほむら「まどか」

    まどか「えっ」

    ほむら「……一緒に組んでもいい?」

    まどか「で、でも……」

    さやか・仁美「」

    42 = 6 :

    さやか「あー、あたしらはいいよ」

    仁美「気にしないで、鹿目さん」

    まどか「……う、ん」

    ほむら「……まどか」

    まどか「……ごめんね?」

    さやか「いいって」

    ざわざわ...

    子1「うわ……最低」

    子2「ていうか何で転校生、あんなのに構うわけ?」

    43 = 6 :

    子3「せっかくさやかたちのグループにお情けでいれてもらったのにさあ」

    まどか「……」

    ほむら「……」

    まどか「暁美さん」

    ほむら「……この辺りに座りましょう」

    まどか「……うん」コクッ

    ザワザワ
    ガヤガヤ

    まどか「(みんなの……視線が痛い)」

    45 = 6 :

    「   」
     「   」

    先生「……」

    まどか「(先生、何も言ってくれないんだ。当然だよね、私なんて滅多に授業にも出てないんだし、
        面倒ごとなんかに関わりたくないもんね……)」

    先生「……」コホンッ

    先生「それじゃあ今日はお互いのデッサンな。始めて」

    ザワザワ

    まどか「あ、じゃあ……私、絵下手なんだけど……」

    ほむら「大丈夫よ、私もだから」

    46 = 6 :

    まどか「あ、そ、そっか、あはは……」

    まどか「(どうしよう、こういう場合ってどういう会話すればいいかわからないよ……)」

    ほむら「……まどか?」ホムッ

    まどか「あ、ううん!」

    子1「あの二人まじでなんなの?」

    子2「カナメさんうざいんですけど」

    まどか「……」ビクッ

    48 = 6 :

    まどか「(聞こえない振り、しなきゃ……)」

    ほむら「……」

    サラサラ

    まどか「(私も、書かないと……)」

    ほむら「……」

    まどか「(う、なんか見られてる……でも、暁美さん、本当に綺麗な子だなあ)」

    ほむら「……」カキカキ

    まどか「(……こんな子と友達になれたら、きっと毎日楽しいんだろうなあ)」

    『あなたの、最高の友達になってみせる』

    まどか「……」

    ほむら「まどか?」

    49 :

    こころが痛い

    50 :

    何人がこのまどかにデジャブを感じているのだろうか……


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