私的良スレ書庫
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元スレほむら「2つの扉の内どちらか1つを選んでください?」
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ほむら「杏子と、まどか……?」
「ええ。どちらも貴女のお知り合いです」
正直なところ、この2人を比較するならば、優先順位は明らかにまどかの方が上だ
だけど私には選べなかった
桃色の扉に手をかけようとするたび、杏子と過ごした時間のことが頭をよぎる
「くどいようですが、制限時間は24時間です」
ほむら「……」
「逆に言えば、貴女には24時間の猶予があります。思う存分考えてください」
「ええ。どちらも貴女のお知り合いです」
正直なところ、この2人を比較するならば、優先順位は明らかにまどかの方が上だ
だけど私には選べなかった
桃色の扉に手をかけようとするたび、杏子と過ごした時間のことが頭をよぎる
「くどいようですが、制限時間は24時間です」
ほむら「……」
「逆に言えば、貴女には24時間の猶予があります。思う存分考えてください」
――――
いつかのどこか
杏子「食うかい?」
ほむら「……いただくわ」
杏子「どうだ、美味いだろ!」
ほむら「悪くないわね」
杏子「なーんか煮え切らない答えだな」
ほむら「……」
杏子「なあ、ほむら」
ほむら「……?」
杏子「アンタ、何を背負ってるんだ?」
いつかのどこか
杏子「食うかい?」
ほむら「……いただくわ」
杏子「どうだ、美味いだろ!」
ほむら「悪くないわね」
杏子「なーんか煮え切らない答えだな」
ほむら「……」
杏子「なあ、ほむら」
ほむら「……?」
杏子「アンタ、何を背負ってるんだ?」
杏子「アンタと手ぇ組み始めてからは、まだ僅かな日付しか経ってないよ。
でも、それでもさ……。なーんか分かるんだよな重い何かを背負ってそうなのが」
ほむら「貴女には関係のないことよ」
杏子「つまらない奴」
ほむら「ほうっておいてちょうだい。……でも、ありがとう」
杏子「へっ?」
ほむら「心配してくれたのよね?」
杏子「ばっ、違うっつーの!」
ほむら「あら、そうなの?」
杏子「あたしはただ、共同戦線を張る相方が愚図ってたら自分にまで迷惑が及ぶから、それで……」
ほむら「じゃ、そういうことにしておいてあげるわ」
杏子「おいテメェ! 何笑ってやがる! ぶっ殺すぞ!」
ほむら「ああ、怖い怖い」
杏子「違うからな! 本当に違うからな!」
でも、それでもさ……。なーんか分かるんだよな重い何かを背負ってそうなのが」
ほむら「貴女には関係のないことよ」
杏子「つまらない奴」
ほむら「ほうっておいてちょうだい。……でも、ありがとう」
杏子「へっ?」
ほむら「心配してくれたのよね?」
杏子「ばっ、違うっつーの!」
ほむら「あら、そうなの?」
杏子「あたしはただ、共同戦線を張る相方が愚図ってたら自分にまで迷惑が及ぶから、それで……」
ほむら「じゃ、そういうことにしておいてあげるわ」
杏子「おいテメェ! 何笑ってやがる! ぶっ殺すぞ!」
ほむら「ああ、怖い怖い」
杏子「違うからな! 本当に違うからな!」
――――
現在
ほむら「まどかが、最高の友達なら……」
ほむら「杏子。私にとって貴女は、最高の相方だったわ」
ほむら「心が折れそうな時、杏子の元気な姿に、私も勇気を貰った」
ほむら「貴女に会えて本当に良かったと思っている。だけど……」
ほむら「ごめんね、ごめんね杏子……」
ほむら「本当にごめんね……」
現在
ほむら「まどかが、最高の友達なら……」
ほむら「杏子。私にとって貴女は、最高の相方だったわ」
ほむら「心が折れそうな時、杏子の元気な姿に、私も勇気を貰った」
ほむら「貴女に会えて本当に良かったと思っている。だけど……」
ほむら「ごめんね、ごめんね杏子……」
ほむら「本当にごめんね……」
ほむら「杏子とはもっと違う出会い方をしたかった」
ほむら「魔法少女なんてものがない、そんな世界で」
ほむら「内気な私を杏子がからかって」
ほむら「それなのに、勉強のことになると、立場が逆転したりして」
ほむら「そんな風に、まどかとは違う形の友情が築けたら……良かったのにね……」
ほむら「魔法少女なんてものがない、そんな世界で」
ほむら「内気な私を杏子がからかって」
ほむら「それなのに、勉強のことになると、立場が逆転したりして」
ほむら「そんな風に、まどかとは違う形の友情が築けたら……良かったのにね……」
「ああ、この選択をされる前に1つ言っておきますが」
ほむら「……何よ」
「時間を戻そうとしても無駄ですよ。それはこの企画の主催者にとって
非常に都合が悪いので、先手をうたせていただきました」
なんとなく予感はしていたことだった
というのも、時間を操る砂に、さっきからなんの力も感じられなくなっていたのだ
「ですから、後悔無きようにお願いします」
ほむら「ちなみに、残り時間は」
「あと19時間22分45秒です」
ほむら「そう」
ほむら「……何よ」
「時間を戻そうとしても無駄ですよ。それはこの企画の主催者にとって
非常に都合が悪いので、先手をうたせていただきました」
なんとなく予感はしていたことだった
というのも、時間を操る砂に、さっきからなんの力も感じられなくなっていたのだ
「ですから、後悔無きようにお願いします」
ほむら「ちなみに、残り時間は」
「あと19時間22分45秒です」
ほむら「そう」
19時間22分44秒後
私は、桃色の扉の取っ手に手をかけた
ほむら「さようなら杏子。……ありがとう、ごめんなさい」
私は、桃色の扉の取っ手に手をかけた
ほむら「さようなら杏子。……ありがとう、ごめんなさい」
あんこちゃあああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん
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ぶち込まれたのがさやかちゃんだったらどっちを選んだかわからないけどこれは…ね…
続いて現れた扉は、桃色の扉と、上半分が青、下半分が黄色で塗られた扉の2枚だった
ほむら「もういい加減にしてよ……」
「……」
ほむら「私が何をしたというの……」
「全ては、事が済んだらお話します」
ほむら「もういい加減にしてよ……」
「……」
ほむら「私が何をしたというの……」
「全ては、事が済んだらお話します」
>>78
屋上
屋上
>>74
あんまり可哀想に思えなくなった
あんまり可哀想に思えなくなった
――――
いつかのどこか
マミ「今日はお手柄だったわね、暁美さん。魔女をやっつけてしまうなんて!」
ほむら「私なんて、巴さんと鹿目さんの助けが無いとなんにも……」
マミ「今はそうかもね。でも、明日にはどうなってるか分からないわよ?」
ほむら「……」
マミ「私、暁美さんは自分を小さく評価し過ぎだと思うな」
ほむら「そんなこと……」
マミ「あるわよ。それでもって、物事を後ろ向きに考えるところもある」
ほむら「……」
マミ「それだけに……、ふふっ、後輩としては可愛いんだけれどね」
ほむら「えっ……?」
いつかのどこか
マミ「今日はお手柄だったわね、暁美さん。魔女をやっつけてしまうなんて!」
ほむら「私なんて、巴さんと鹿目さんの助けが無いとなんにも……」
マミ「今はそうかもね。でも、明日にはどうなってるか分からないわよ?」
ほむら「……」
マミ「私、暁美さんは自分を小さく評価し過ぎだと思うな」
ほむら「そんなこと……」
マミ「あるわよ。それでもって、物事を後ろ向きに考えるところもある」
ほむら「……」
マミ「それだけに……、ふふっ、後輩としては可愛いんだけれどね」
ほむら「えっ……?」
こう言う選択したのはお前だから殺した責任はお前って論法でお説教する奴うぜー
トロッコ問題は出題者が悪魔で全ての責任を負うってのがFAなんだが
出題者居ない選択と出題者居る選択は全く違うって事無視するからムカつく
トロッコ問題は出題者が悪魔で全ての責任を負うってのがFAなんだが
出題者居ない選択と出題者居る選択は全く違うって事無視するからムカつく
>>84
お前は何と戦ってるの
お前は何と戦ってるの
マミ「あんまり思いつめないこと!」
ほむら「はい……」
マミ「とはいえいきなり考え方を変えるのは難しいから、思考がマイナス方向にしか
向かなくなった時は……。そうね、その時は私の部屋に来なさい」
ほむら「巴さんの部屋に……?」
マミ「ええ。それで美味しいケーキと紅茶を食べて、のんびりお話しましょう。
大丈夫。そうすればきっと、どんな悩みだって吹き飛んじゃうんだから」
ほむら「そう、ですかね……」
マミ「そんなものよ。それでもどうしても不安や悩みが拭いされない時は、ぎゅっと抱きしめてあげる」
ほむら「……どうしてそんなに親切にして下さるんですか?」
マミ「そんなの決ってるわ。貴女が私の大切な後輩だからよ、暁美さん」
ほむら「はい……」
マミ「とはいえいきなり考え方を変えるのは難しいから、思考がマイナス方向にしか
向かなくなった時は……。そうね、その時は私の部屋に来なさい」
ほむら「巴さんの部屋に……?」
マミ「ええ。それで美味しいケーキと紅茶を食べて、のんびりお話しましょう。
大丈夫。そうすればきっと、どんな悩みだって吹き飛んじゃうんだから」
ほむら「そう、ですかね……」
マミ「そんなものよ。それでもどうしても不安や悩みが拭いされない時は、ぎゅっと抱きしめてあげる」
ほむら「……どうしてそんなに親切にして下さるんですか?」
マミ「そんなの決ってるわ。貴女が私の大切な後輩だからよ、暁美さん」
ほむほむの精神力すごいよね。何十回も大事な人の死を見たり、何回も大事な人殺したんだよね
いや、そうせざるを得なかったというべきかな。最後まで諦めなかった彼女の精神力は尊敬に値するよ
いや、そうせざるを得なかったというべきかな。最後まで諦めなかった彼女の精神力は尊敬に値するよ
精神力強いというかまどかがほむらにとっての人生の全てレベルになってたからあそけまで戦えたわけで最後は仕方ないわ
弱いとか言われるマミさんやさやかも十分強いとは思うけどね
弱いとか言われるマミさんやさやかも十分強いとは思うけどね
――――
いつかのどこか
さやか「いやー、仁美の説明の分かりやすいこと分かりやすいこと。
学校の先生より絶対教えるの上手いね、ありゃ! 勉強会様々!」
ほむら「そっ、そうかもしれませんね……」
さやか「あー……。やっぱあたしと話すのは緊張する?」
ほむら「あ、えっと……その……」
さやか「やっぱまどかみたいにはいかないか」
ほむら「いえ……、親切にして下さって、と、とっても……助かってます……」
さやか「へへっ、そうかな?」
いつかのどこか
さやか「いやー、仁美の説明の分かりやすいこと分かりやすいこと。
学校の先生より絶対教えるの上手いね、ありゃ! 勉強会様々!」
ほむら「そっ、そうかもしれませんね……」
さやか「あー……。やっぱあたしと話すのは緊張する?」
ほむら「あ、えっと……その……」
さやか「やっぱまどかみたいにはいかないか」
ほむら「いえ……、親切にして下さって、と、とっても……助かってます……」
さやか「へへっ、そうかな?」
さすがに今までの全ての行為が逆に事態を悪くしている、なんて知ったら絶望するよ
彼女は何十回とこの一ヶ月を繰り返してきたからね。下手したら10年くらい繰り返したかも知れない
しかもその度に大切な人の死に触れるんだ。想像も出来ない地獄だよ
其れ程暁美ほむらのまどかに対する感情は強かったんだろうね
だからあんなチート能力を得られた。まさかあんな契約をする事になるとはね
彼女は何十回とこの一ヶ月を繰り返してきたからね。下手したら10年くらい繰り返したかも知れない
しかもその度に大切な人の死に触れるんだ。想像も出来ない地獄だよ
其れ程暁美ほむらのまどかに対する感情は強かったんだろうね
だからあんなチート能力を得られた。まさかあんな契約をする事になるとはね
さやか「いつか今よりも何でも話せるようになったらいいね」
ほむら「そう、ですね……」
さやか「アンタとは仲良くなれると思うんだ」
ほむら「え……?」
さやか「アンタ、まどかのこと好きでしょ」
ほむら「ええっ!? わ、私は……、その……」
さやか「あたしはまどかのこと大好きだよ。大切な親友」
ほむら(あ、ああ。そういう意味の……)
ほむら「私も……、鹿目さんのこと、好きです……」
さやか「やっぱそうだよね。それなら、同じ人間を好きになれるんなら、
きっと仲良くなれるんじゃないかなって、そう感じてね」
ほむら「美樹さん……」
さやか「だからなんつーか……、これからもよろしく」
ほむら「はい!」
ほむら「そう、ですね……」
さやか「アンタとは仲良くなれると思うんだ」
ほむら「え……?」
さやか「アンタ、まどかのこと好きでしょ」
ほむら「ええっ!? わ、私は……、その……」
さやか「あたしはまどかのこと大好きだよ。大切な親友」
ほむら(あ、ああ。そういう意味の……)
ほむら「私も……、鹿目さんのこと、好きです……」
さやか「やっぱそうだよね。それなら、同じ人間を好きになれるんなら、
きっと仲良くなれるんじゃないかなって、そう感じてね」
ほむら「美樹さん……」
さやか「だからなんつーか……、これからもよろしく」
ほむら「はい!」
ほむら「巴さんも美樹さんも、初めの内は、大切な人たちだった」
ほむら「だけど私は……」
ほむら「彼女たちを大切な存在だと思い続けると、
何度もその死を見せつけられるのがあまりに辛すぎるから……」
ほむら「次第に、彼女たちを心の中から追い出すようになっていた」
ほむら「まどかに比べれば取るに足らない存在だと」
ほむら「そう思い込むことで、2人の死によるショックを少しでも和らげようと……」
ほむら「だけど私は……」
ほむら「彼女たちを大切な存在だと思い続けると、
何度もその死を見せつけられるのがあまりに辛すぎるから……」
ほむら「次第に、彼女たちを心の中から追い出すようになっていた」
ほむら「まどかに比べれば取るに足らない存在だと」
ほむら「そう思い込むことで、2人の死によるショックを少しでも和らげようと……」
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