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元スレ妹「嘘でもいいから、好きって言って」
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……………………
…………
……
男「…Zzz」
妹「……。」
男「…Zzz」
妹「…ごー、よん、さん――」
男「…ん」
妹「にー、いち…ぜろぉ!」
ピピピ カチッ
妹「目覚ましは先に止めてーっと…お兄ちゃん、朝だよー」ユサユサ
男「ん…んー?…なんだよ、朝早くから」
妹「始業式だよー、新学期だよー」
男「あ?…ああ、今日から学校か」
妹「あと…今日は私の入学式だよッ!」
…………
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男「…Zzz」
妹「……。」
男「…Zzz」
妹「…ごー、よん、さん――」
男「…ん」
妹「にー、いち…ぜろぉ!」
ピピピ カチッ
妹「目覚ましは先に止めてーっと…お兄ちゃん、朝だよー」ユサユサ
男「ん…んー?…なんだよ、朝早くから」
妹「始業式だよー、新学期だよー」
男「あ?…ああ、今日から学校か」
妹「あと…今日は私の入学式だよッ!」
男「ふわぁ…」
母「おはよう、男」
男「おはよ、母さん。朝飯出来てる?」
母「自分でパン焼いて」
男「…起きてるなら、作ってくれよ」
母「なにか?」
男「なんでもない」
母「新年度初日からそんな眠たそうな顔で学校に行くの?」
男「今日から学校ってこと忘れてたんだよ…ふわぁ」
母「妹は昨日からずっと楽しみにしてたみたいなのに」
男「そうなのか?…ああ、だから昨日制服着てたのか、あいつ」
トットット
母「噂をすれば」
妹「お兄ちゃん、どうかな!私の制服似合ってる?」
男「…昨日散々見たっての」
母「おはよう、男」
男「おはよ、母さん。朝飯出来てる?」
母「自分でパン焼いて」
男「…起きてるなら、作ってくれよ」
母「なにか?」
男「なんでもない」
母「新年度初日からそんな眠たそうな顔で学校に行くの?」
男「今日から学校ってこと忘れてたんだよ…ふわぁ」
母「妹は昨日からずっと楽しみにしてたみたいなのに」
男「そうなのか?…ああ、だから昨日制服着てたのか、あいつ」
トットット
母「噂をすれば」
妹「お兄ちゃん、どうかな!私の制服似合ってる?」
男「…昨日散々見たっての」
母「はい妹、パン」
妹「あ、ありがとー」
男「それ俺が焼いたパン…」
母「もう一枚焼きなさいな」
男「なんでそうなる!」
母「あんたどうせ今日も妹に起こしてもらったんでしょ、お礼にパンくらいあげなさいよ」
男「頼んでるわけじゃねえよ!目覚ましで十分起きれるっての」
妹「お、お兄ちゃん、私自分でパン焼くから食べて?」
男「…たく、良いよ。妹はそれ食え」
妹「…あう」
母「早くしないと遅刻するわよ?」
男「うるせー!」
妹「あ、ありがとー」
男「それ俺が焼いたパン…」
母「もう一枚焼きなさいな」
男「なんでそうなる!」
母「あんたどうせ今日も妹に起こしてもらったんでしょ、お礼にパンくらいあげなさいよ」
男「頼んでるわけじゃねえよ!目覚ましで十分起きれるっての」
妹「お、お兄ちゃん、私自分でパン焼くから食べて?」
男「…たく、良いよ。妹はそれ食え」
妹「…あう」
母「早くしないと遅刻するわよ?」
男「うるせー!」
母「いってらっさーい」
男「…はあ、なんで母さんは俺に対してだけ態度が雑なんだよ」
妹「私のせいで…ごめんなさい」
男「いや、妹のせいじゃないけど」
妹「……。」
男「ん?だからお前のせいじゃないから気にすんなってば」
妹「…朝起こしに行くの…迷惑?」
男「え?…ああ、さっきの話か」
妹「うん…」
男「迷惑じゃないよ」
妹「ほ、ほんと?」
男「目覚ましだけだと、二度寝するかもしれないしな。感謝はしてる」
妹「これからも起こしに行って良いの?」
男「良いよ…というか俺を起こしたいのか?変な奴だな」
妹「えへへ、やったぁ」
男「…はあ、なんで母さんは俺に対してだけ態度が雑なんだよ」
妹「私のせいで…ごめんなさい」
男「いや、妹のせいじゃないけど」
妹「……。」
男「ん?だからお前のせいじゃないから気にすんなってば」
妹「…朝起こしに行くの…迷惑?」
男「え?…ああ、さっきの話か」
妹「うん…」
男「迷惑じゃないよ」
妹「ほ、ほんと?」
男「目覚ましだけだと、二度寝するかもしれないしな。感謝はしてる」
妹「これからも起こしに行って良いの?」
男「良いよ…というか俺を起こしたいのか?変な奴だな」
妹「えへへ、やったぁ」
>>196
流石に気持ち悪いな
流石に気持ち悪いな
>>209
ごめんなさい。
ごめんなさい。
妹「ふふーん」
男「なんだ、やけにご機嫌だな」
妹「今日からお兄ちゃんと毎日一緒に学校行けるって思ったら嬉しくて」
男「…うーん」
妹「あ、あれ?」
男「いや、まあ良いか」
妹「…?」
チリーンチリーン
男「ん?うわ、あぶねっ!」
男友「おはよー!」
男「自転車でつっこんでくるなっての…おはよ」
妹「あ、おはようございますー」
男友「おお、妹さんも今日から高校生かー…男、今日は自転車じゃないのか?」
男「おう、今日からは徒歩登校かな」
妹「え…あ」
男「なんだ、やけにご機嫌だな」
妹「今日からお兄ちゃんと毎日一緒に学校行けるって思ったら嬉しくて」
男「…うーん」
妹「あ、あれ?」
男「いや、まあ良いか」
妹「…?」
チリーンチリーン
男「ん?うわ、あぶねっ!」
男友「おはよー!」
男「自転車でつっこんでくるなっての…おはよ」
妹「あ、おはようございますー」
男友「おお、妹さんも今日から高校生かー…男、今日は自転車じゃないのか?」
男「おう、今日からは徒歩登校かな」
妹「え…あ」
男友「ほほう、めんどくさいことが嫌いな男が珍しい」
男「めんどくさいこと好きな奴がいるなら会わせろよ…」
妹「……。」
男友「はは、確かに。で、理由はなんだよ」
男「内緒」
男友「うん?」
妹「…あう」
男友「ん、妹さんどうかしたの?」
妹「…自転車、練習します」
男友「へ?」
男「あら、言っちゃうんだ」
男友「…え?自転車乗れないの?」
妹「…うー」
男友「ああ、なるほど」
男「まあ、妹が乗れるようになるまでは徒歩ってことで」
男「めんどくさいこと好きな奴がいるなら会わせろよ…」
妹「……。」
男友「はは、確かに。で、理由はなんだよ」
男「内緒」
男友「うん?」
妹「…あう」
男友「ん、妹さんどうかしたの?」
妹「…自転車、練習します」
男友「へ?」
男「あら、言っちゃうんだ」
男友「…え?自転車乗れないの?」
妹「…うー」
男友「ああ、なるほど」
男「まあ、妹が乗れるようになるまでは徒歩ってことで」
男友「妹想いなお兄ちゃんですな」
男「はは、まあな」
妹「…べ、別にお兄ちゃんは自転車で学校に行ってもいいよ?」
男「気を遣う前に練習しろって」
妹「…ん」
男友「珍しいねー、自転車乗れないなんて」
妹「……。」
男友「あ、えっと…からかってるわけじゃないけど」
男「こいつな、初めて自転車乗ったときに豪快に転んでなー」
妹「……。」ブルッ
男「…まあ、それ以来乗ってないんだよ」
男友「それはまた災難だったね」
妹「…でも、頑張ります」
男友「お、偉い」
男「はは、まあな」
妹「…べ、別にお兄ちゃんは自転車で学校に行ってもいいよ?」
男「気を遣う前に練習しろって」
妹「…ん」
男友「珍しいねー、自転車乗れないなんて」
妹「……。」
男友「あ、えっと…からかってるわけじゃないけど」
男「こいつな、初めて自転車乗ったときに豪快に転んでなー」
妹「……。」ブルッ
男「…まあ、それ以来乗ってないんだよ」
男友「それはまた災難だったね」
妹「…でも、頑張ります」
男友「お、偉い」
男友「トラウマってなかなか消えないもんなー」
男「そういうお前はもう立ち直ったのか?」
男友「なにが?」
男「エイプリールフールのこと」
男友「……。」
男「…ま、まだみたいだな」
男友「…い、いやいや。さすがにもう大丈夫ですし!」
男「あ、そう…口調がおかしいことは突っ込まないけど」
男友「それに、おかげでお友達が一人増えたしな」
男「お友達?」
妹「妹友のことですか?」
男友「そうそう!すごく優しくてさ、あの子」
男「ほお」
男友「あの日、あの後ずっと慰めてもらった」
男「おい」
男「そういうお前はもう立ち直ったのか?」
男友「なにが?」
男「エイプリールフールのこと」
男友「……。」
男「…ま、まだみたいだな」
男友「…い、いやいや。さすがにもう大丈夫ですし!」
男「あ、そう…口調がおかしいことは突っ込まないけど」
男友「それに、おかげでお友達が一人増えたしな」
男「お友達?」
妹「妹友のことですか?」
男友「そうそう!すごく優しくてさ、あの子」
男「ほお」
男友「あの日、あの後ずっと慰めてもらった」
男「おい」
妹「……。」
男「ん、妹どうかしたか?」
妹「な、なんでもない」
男友「いやー、また会いたいなー」
男「なんか考えてる顔だろ、それは」
妹「えっとー…」
妹「『あんなに幸薄そうな人は初めて見たよ、あまりお近づきにはなりたくないタイプ』ってメールが…」ボソッ
男「……。」
男友「なんだよ、ひそひそ話なんかして」
男「い、いや、こっちの話だ!」
男友「ふーん…妹さん、あの子もこの高校なの?」
妹「あ、え…あ、はい、そうですけど」
男友「おー、それは楽しみ!」
妹「……。」
男「…なるほど、確かに幸は薄いみたいだ」
男「ん、妹どうかしたか?」
妹「な、なんでもない」
男友「いやー、また会いたいなー」
男「なんか考えてる顔だろ、それは」
妹「えっとー…」
妹「『あんなに幸薄そうな人は初めて見たよ、あまりお近づきにはなりたくないタイプ』ってメールが…」ボソッ
男「……。」
男友「なんだよ、ひそひそ話なんかして」
男「い、いや、こっちの話だ!」
男友「ふーん…妹さん、あの子もこの高校なの?」
妹「あ、え…あ、はい、そうですけど」
男友「おー、それは楽しみ!」
妹「……。」
男「…なるほど、確かに幸は薄いみたいだ」
妹「……。」
男「どうした、門の前で固まって」
妹「ん、ちょっと」
男「…?」
男友「あー、俺もなったなー、それ」
男「なにが?」
男友「なんていうのか…感慨?みたいな」
妹「…私、ここに通うんだねって思っちゃって」
男「…なるほど」
妹「ん、行く」
男「はいよ」
男友「クラス発表の掲示板はあっちだよ」
男「俺らはこっちだから、また始業式終わったらな」
妹「うん、じゃあねー」
男友「またね、妹さん」
男「どうした、門の前で固まって」
妹「ん、ちょっと」
男「…?」
男友「あー、俺もなったなー、それ」
男「なにが?」
男友「なんていうのか…感慨?みたいな」
妹「…私、ここに通うんだねって思っちゃって」
男「…なるほど」
妹「ん、行く」
男「はいよ」
男友「クラス発表の掲示板はあっちだよ」
男「俺らはこっちだから、また始業式終わったらな」
妹「うん、じゃあねー」
男友「またね、妹さん」
男「さて、今年のクラスはどうなってるかな」
男友「一緒だろ?全部の選択同じにしたんだし」
男「そういうもんなのか?」
男友「いや、多分5組と6組のどっちかだと思うけど」
男「確率2分の1じゃねえか」
男友「いやいや、俺らの友情パワーがあれば…ほら」
男「お、一緒だ」
男友「どんなもんだい」
男「そして女さんと女友も一緒だ」
男友「え…」
男「選択一緒だったってこと?」
男友「…だろうな」
男「すごい偶然だな」
男友「嬉しいような、泣きたいような…」
男「ま、良いことなんじゃねえか?」
男友「一緒だろ?全部の選択同じにしたんだし」
男「そういうもんなのか?」
男友「いや、多分5組と6組のどっちかだと思うけど」
男「確率2分の1じゃねえか」
男友「いやいや、俺らの友情パワーがあれば…ほら」
男「お、一緒だ」
男友「どんなもんだい」
男「そして女さんと女友も一緒だ」
男友「え…」
男「選択一緒だったってこと?」
男友「…だろうな」
男「すごい偶然だな」
男友「嬉しいような、泣きたいような…」
男「ま、良いことなんじゃねえか?」
男「…まあ、新しく見る奴がいっぱいだな」
男友「帰宅部のお前は人脈狭いからな」
男「部員4人の剣道部に言われたくねえよ」
男友「うるせえ…リアルに存続の危機だけど」
女友「…あ、あの…おはよう!」
男「お?」
男友「お…」
女友「…その」
男「おはよう、女友」
男友「…今年もよろしく」
女友「そ、その節は本当にご迷惑をおかけしましたぁ!」
ガバッ
男「え!?」
男友「ちょ…土下座!?」
女友「電話とかじゃ駄目だと思って、今日この日をずっと待ってました!どうかこの通り…」
男友「帰宅部のお前は人脈狭いからな」
男「部員4人の剣道部に言われたくねえよ」
男友「うるせえ…リアルに存続の危機だけど」
女友「…あ、あの…おはよう!」
男「お?」
男友「お…」
女友「…その」
男「おはよう、女友」
男友「…今年もよろしく」
女友「そ、その節は本当にご迷惑をおかけしましたぁ!」
ガバッ
男「え!?」
男友「ちょ…土下座!?」
女友「電話とかじゃ駄目だと思って、今日この日をずっと待ってました!どうかこの通り…」
男「ちょっと…え?待てって」
女友「あのあと喫茶店に戻ったときはもうみんな帰った後で…あ、パフェのお金もちゃんと払うから!どうか…どうか許してください!」
男友「と、とりあえず顔あげよう…そっから、な?」
男「俺ら、なにも怒ってねえし、うん」
女友「え?…本当?」
男「なあ、男友」
男友「お、おう!エイプリールフールに引っかかった俺らが悪いんだし」
女友「あ、それはまた違うんだけど…えっと…」
男「ん?」
女友「と、とにかく許してください!」バッ
男「分かったからその土下座をやめろー!」
ガヤガヤ…ナンダナンダ…
男友「あ、なんでもないです、こっちのことは気にしないで…ああ、新年度に暗雲が…」
女友「あのあと喫茶店に戻ったときはもうみんな帰った後で…あ、パフェのお金もちゃんと払うから!どうか…どうか許してください!」
男友「と、とりあえず顔あげよう…そっから、な?」
男「俺ら、なにも怒ってねえし、うん」
女友「え?…本当?」
男「なあ、男友」
男友「お、おう!エイプリールフールに引っかかった俺らが悪いんだし」
女友「あ、それはまた違うんだけど…えっと…」
男「ん?」
女友「と、とにかく許してください!」バッ
男「分かったからその土下座をやめろー!」
ガヤガヤ…ナンダナンダ…
男友「あ、なんでもないです、こっちのことは気にしないで…ああ、新年度に暗雲が…」
女友「……。」
男「ひとまず、あのことは水に流そう、お互いのために」
男友「うん、それがいいと思う」
女友「…ありがとうございます」
男「それで、また1年よろしくってことで」
女友「はい、よろしくおねがいします」
男友「ふう…これで一件落着か?」
女友「う、うん…あ、まだ」
男「うん?」
女友「女も…謝ったほうが良いよね」
男「ああ、女さん」
男友「でも別に、女さんに謝ってもらうことはなにもない…よな?」
男「…だよな」
男「ひとまず、あのことは水に流そう、お互いのために」
男友「うん、それがいいと思う」
女友「…ありがとうございます」
男「それで、また1年よろしくってことで」
女友「はい、よろしくおねがいします」
男友「ふう…これで一件落着か?」
女友「う、うん…あ、まだ」
男「うん?」
女友「女も…謝ったほうが良いよね」
男「ああ、女さん」
男友「でも別に、女さんに謝ってもらうことはなにもない…よな?」
男「…だよな」
女友「そ、そっかぁ…」
男「…え、女さんが俺らを引っかけようとしたってわけじゃないんだろ?」
女友「え、あ、勿論違うよ!私一人の計画ですッ!」
男友「じゃあ、女さんはなにも…まあ、喫茶店から急に逃げられたのはショックだったけど」
男「しょうがないさ、まともに話したこともないんだし」
女友「あ…そのー」
男「ん?」
女友「そのことをさ、失礼だったなーって女がすごく落ち込んでて」
男「うん」
女友「なんか緊張しちゃったらしくて…話下手でさ、あの子」
男友「……。」
女友「だからその…話し相手になってくれると嬉しいなー、なんて」
男「…それはつまり、話下手を克服するためにか?」
男友「そりゃあ、喜んで相手になるけど」
女友「…ほ、本当に?やったぁ!」
男「…え、女さんが俺らを引っかけようとしたってわけじゃないんだろ?」
女友「え、あ、勿論違うよ!私一人の計画ですッ!」
男友「じゃあ、女さんはなにも…まあ、喫茶店から急に逃げられたのはショックだったけど」
男「しょうがないさ、まともに話したこともないんだし」
女友「あ…そのー」
男「ん?」
女友「そのことをさ、失礼だったなーって女がすごく落ち込んでて」
男「うん」
女友「なんか緊張しちゃったらしくて…話下手でさ、あの子」
男友「……。」
女友「だからその…話し相手になってくれると嬉しいなー、なんて」
男「…それはつまり、話下手を克服するためにか?」
男友「そりゃあ、喜んで相手になるけど」
女友「…ほ、本当に?やったぁ!」
男「仲いいんだな、お前ら」
女友「え?それはまあ、幼稚園からの付き合いですから」
男友「俺と男は…」
男「去年から。ちょうど1年前からだな」
男友「負けたな」
男「どういう勝負だよ…」
女友「ふふ、ずっと前からの仲良しに見えるけどねー」
男「…その、肝心の女は?」
女友「んっとねー、部活の朝練…みたいな?」
男友「みたいなって?」
女友「部活に入ってるわけじゃなくて、音楽室を頼んで使わせてもらってるの」
男「音楽室?」
男友「なにやってるんだ?」
女友「ピアノ!すごく上手なんだよ!」
男「…へえ」
女友「え?それはまあ、幼稚園からの付き合いですから」
男友「俺と男は…」
男「去年から。ちょうど1年前からだな」
男友「負けたな」
男「どういう勝負だよ…」
女友「ふふ、ずっと前からの仲良しに見えるけどねー」
男「…その、肝心の女は?」
女友「んっとねー、部活の朝練…みたいな?」
男友「みたいなって?」
女友「部活に入ってるわけじゃなくて、音楽室を頼んで使わせてもらってるの」
男「音楽室?」
男友「なにやってるんだ?」
女友「ピアノ!すごく上手なんだよ!」
男「…へえ」
男友「そっか、ピアノ部なんて無いもんな」
男「吹奏楽部とかはピアノ弾けそうだけど」
女友「女がしてるのはそういうのじゃなくて…ピアノ独奏みたいな…えっと、私もよく分からないんだけど」
男「ピアノコンクールにみたいな?」
女友「た、多分そんな感じ!」
男友「なんにせよ、すごいなー」
男「…でも、もう始業式始まるぞ。ここにいなくて大丈夫なのか?」
女友「え…あ、あー…あの子、一旦夢中になると時間とか分からなくなっちゃうから」
男友「あー…」
女友「よ、呼んできますぅ!」
男「…いってらっしゃい」
教師「ほら、早く体育館行けよー」
男「…どうする?」
男友「まあ、先に行ってようぜ」
男「…女友、苦労してそうだな」
男「吹奏楽部とかはピアノ弾けそうだけど」
女友「女がしてるのはそういうのじゃなくて…ピアノ独奏みたいな…えっと、私もよく分からないんだけど」
男「ピアノコンクールにみたいな?」
女友「た、多分そんな感じ!」
男友「なんにせよ、すごいなー」
男「…でも、もう始業式始まるぞ。ここにいなくて大丈夫なのか?」
女友「え…あ、あー…あの子、一旦夢中になると時間とか分からなくなっちゃうから」
男友「あー…」
女友「よ、呼んできますぅ!」
男「…いってらっしゃい」
教師「ほら、早く体育館行けよー」
男「…どうする?」
男友「まあ、先に行ってようぜ」
男「…女友、苦労してそうだな」
このSSに出てくる“女”は人気ないみたいだから俺がもらうとしよう
日記だけで話をすすめるなんて斬新、会話なしで風景が浮かんでくる
頑張ってください、保守
頑張ってください、保守
男「入学式のあとに始業式だっけか?」
男友「そうそう」
男「ん…来た」
男友「女さんたち?」
男「うん、ぎりぎり間に合ったみたいだな」
男友「良かった良かった」
男「…あ」
男友「なんだ?」
男「女さんと目が合った」
男友「それで?」
男「一瞬で逸らされた」
男友「……。」
男「……。」
男友「…入学式始まるぞ」
男「…おう」
男友「そうそう」
男「ん…来た」
男友「女さんたち?」
男「うん、ぎりぎり間に合ったみたいだな」
男友「良かった良かった」
男「…あ」
男友「なんだ?」
男「女さんと目が合った」
男友「それで?」
男「一瞬で逸らされた」
男友「……。」
男「……。」
男友「…入学式始まるぞ」
男「…おう」
男友「今入場してきてる中のどこかに妹さんと妹友さんがいるんだよな」
男「ああ」
男友「見つけれないかなー…せめて何組なのかが分かればいけるんだけど」
男「…妹なら、見つけた」
男友「え、マジ?」
男「あれ」
男友「ん?…うわあ、めっちゃキョロキョロしてる」
妹「んー…あ、お兄ちゃんいたぁ!」
ブンブンッ
妹「お兄ちゃーん!」
男「……。」
男友「ほら、お前も手、振ってやれよ」
男「…遠慮しとく」
男「ああ」
男友「見つけれないかなー…せめて何組なのかが分かればいけるんだけど」
男「…妹なら、見つけた」
男友「え、マジ?」
男「あれ」
男友「ん?…うわあ、めっちゃキョロキョロしてる」
妹「んー…あ、お兄ちゃんいたぁ!」
ブンブンッ
妹「お兄ちゃーん!」
男「……。」
男友「ほら、お前も手、振ってやれよ」
男「…遠慮しとく」
男友「…ま、始業式なんてこんなもんだよな」
男「ああ、眠かった」
男友「結局、一番面白かったのは妹さんだったしなー」
男「…はあ」
男友「そして妹友さんが見つけられなかったのが残念だぁ!」
男「はいはい…」
女友「やほー」
男「おう、お疲れさん」
女友「あははー、危なかったよー」
男友「……。」
女友「おろ?どうしました?」
男「女友の顔にみとれてたんだろ?」
男友「ち、ちげえよ!…でも、遠慮しないほうがいい笑顔になるなーって思ってた」
女友「え…な、なに言ってるのさぁ!」
男「はは、言えてるけど」
男「ああ、眠かった」
男友「結局、一番面白かったのは妹さんだったしなー」
男「…はあ」
男友「そして妹友さんが見つけられなかったのが残念だぁ!」
男「はいはい…」
女友「やほー」
男「おう、お疲れさん」
女友「あははー、危なかったよー」
男友「……。」
女友「おろ?どうしました?」
男「女友の顔にみとれてたんだろ?」
男友「ち、ちげえよ!…でも、遠慮しないほうがいい笑顔になるなーって思ってた」
女友「え…な、なに言ってるのさぁ!」
男「はは、言えてるけど」
女友「そ、そんな話は良いんですよぉ…えっとね、ほら」
男「…ん?」
女友「…あれ、女は?」
男友「女さん?」
女友「あれ、えっと…おかしい、ほんのちょっと前まで一緒にいたんだけど」
男「…女さんなら、今そこから教室出てったけど」
女友「なっ!…うー、また逃げたぁ…」
男「……。」
女友「…し、しばしお待ちを!探してきますのでッ」ダッ
男友「…あ、うん、いってらっしゃい」
男「……。」
男友「…恥ずかしがりや?」
男「…という話だけど」
男友「嫌われてるわけでは、ないんだよな?」
男「…そうじゃないと言い切れる自信は、ない」
男「…ん?」
女友「…あれ、女は?」
男友「女さん?」
女友「あれ、えっと…おかしい、ほんのちょっと前まで一緒にいたんだけど」
男「…女さんなら、今そこから教室出てったけど」
女友「なっ!…うー、また逃げたぁ…」
男「……。」
女友「…し、しばしお待ちを!探してきますのでッ」ダッ
男友「…あ、うん、いってらっしゃい」
男「……。」
男友「…恥ずかしがりや?」
男「…という話だけど」
男友「嫌われてるわけでは、ないんだよな?」
男「…そうじゃないと言い切れる自信は、ない」
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