元スレ上条「キミハダレ?」 美琴「私は、ア、アンタの恋人よ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×11
451 = 380 :
支援
見てるぞー
452 = 345 :
美琴「アンタたち……」
御坂妹・打ち止め「………………」
美琴「………………………………それに一方通行」
打ち止め(………………)
美琴「…………ありがとう。感謝するわ」
打ち止め(!!)
453 :
御坂ってなんて読むの?
ごはん?
454 :
>>453
あってるよ!
455 = 417 :
ぎょはんだと思ってた
456 = 345 :
一方通行「………………」
一方通行「……Index-Librorum-Prohibitorum」
美琴「!」
上条「お前も知ってるのか?」
一方通行「その名前に俺とこのガキは二度助けられた」
上条「…………」
一方通行「そいつに会ったら、礼を言っておいてくれ」
上条「ああ、一方通行。こっちこそ、ありがとう。恩に着るぜ!」
御坂妹「これが失恋の痛みというものなのでしょうか?
とミサカは始めて味わう苦くも甘酸っぱい感情に戸惑いながら、
お姉さまとこの痛みを共有します」
打ち止め「ばいばい、でもまた会えるよね?
ってミサカはミサカは小さく手を振ってみる……」
457 = 434 :
一通△
美琴と和解できてよかったわ
458 = 345 :
次はイギリス編です。
投下量が少なくて申し訳ないですが、ちょっとここで休憩して、
その間に書き溜めさせてもらいます。
続きは2時間後くらいに再開するつもりです。
460 :
>>453
坂を何故「はん」だと思うんだ?
御坂=みさかだから
消防か?
461 :
おいおい力抜けよ
乙
462 = 434 :
乙
ゆっくりでかまわないから途中で投げ出したりしないでくれよ
464 :
黒子「涙のリグレットですの?」と美琴「当麻の居る世界」 美琴「アイツの居ない世界」を読んだら涙止まらない
465 :
おいつき紫煙
469 = 345 :
★11月5日
【ロンドン行きの飛行機の中】
上条「そういや、今度はちゃんとパスポートを用意してたんだな」ボソボソ
美琴「当たり前でしょ。まあ、アンタのは私がまたICチップを偽造したんだけど」ヒソヒソ
上条「…………」
美琴「…………」
美琴「ねえ、私ずっと、あの力のこと考えていたんだけど、
要塞が衝突した直前のことって何か思い出せない?」
471 = 345 :
上条「う~ん、はっきりとはしねえんだが、少し思い出してきた」
美琴「……話してみて」
上条「ああ、確かに俺は要塞に乗っていた記憶がある。
このままコレを地上に墜としちゃいけねえと思って、
必死にその中を走り回っていた…………」
美琴「じゃあ、やっぱり海の上に誘導したのはアンタだったの?」
上条「分からねえ。
たが、同時に何かヤバイ巨大な力が北で浮上しようとしていて、
俺は向きを変えてそっちへ…………」
472 = 345 :
美琴「巨大な力?」
上条「ああ……。なんつーか、自然とか人間の普通の力なんかじゃねえ。
神とか天使つーか……」
美琴「…………」
上条「はは、何言っているんだろうな。こんなこと言っても信じられねえよな」
美琴「ううん。いいから、思い出したこと、全部話してみて」
473 = 380 :
さるよけしえん
474 = 345 :
上条「ああ、それで俺はその巨大な力を追いかけて、
要塞ごとそいつとぶつかりながら、必死で爆発を止めようとしていて…………」
美琴「…………」
上条「だが結局、俺の力では持ち堪えられずに、そもまま爆発しそうになって…………」
上条「……………………ここまでだ。
…………あとは、何も思い出せねえ」
美琴「そう……」
476 :
エロいシーンが出てこないんだがちゃんと出てくるんだろうな?
477 :
この展開でエロに移行したらそっちのほうが驚きだよ
478 = 345 :
美琴「あの要塞ね、半径が数十キロにも及ぶ超巨大な浮遊物だったんだけど、
あれが墜ちても周囲に伝わった衝撃はとても軽かったの」
上条「…………」
美琴「私がVTOLでアンタを迎えに行った時は、高度が1万メートルを超えていたわ。
ロシア空軍や学園都市の部隊が伝えた情報によると、
その後緩やかに下降しながら北に向かったようなんだけど、
突然北極海のあの地点で急降下したらしいの」
479 :
>>477
二人で海外に行ってるんだから、この後泊まるホテルで何も無いほうが不自然だろw
480 = 345 :
美琴「半径が数十キロっていったら、佐渡島より大きなサイズよ。
そんな巨大な質量の物体が自由落下したら、いくら低い高度から海に墜ちたとしても、
前代未聞の大惨事になっていたはずだわ。
本来なら、巨大な津波がロシアや北欧の海岸を襲っていたはずなの。
でも、実際には村や町が呑み込まれるどころか、人一人、死ななかったのよ」
上条「…………」
美琴「これって、科学的にはまったく説明できないことなの。
だから、あの要塞は、質量を持たない蜃気楼のような幻だったんじゃないかとさえ言われているわ。
でも私はアンタがあの要塞に乗ってしっかり歩いているところをこの目で見ているのよ」
上条「あるはずの質量が消えたということか?」
481 = 345 :
美琴「ええ。それで、科学的な説明をつけるために苦しい仮説がいろいろ出されているのね。
さっきの当麻の話を聞いていて、ちょっと気になったんだけど、
その仮説の中のひとつに、要塞の質量を相殺するような何かが
下から打ち上げられたんじゃないかっていう主張があるのよ。
当時、周辺の北極海の氷が急速に融けていたこともその説の裏づけになっているわ」
上条「それが、あの巨大な力ってわけか…………」
美琴「ええ、なんとなく結びつく気がしたの。
でもその説だって、説明がつかないことが残るのよ」
上条「?」
美琴「そんな巨大な物体に拮抗する何かが下からぶつかったとしたら、
空中で大爆発を引き起こしていないとおかしいでしょ。
考えてみて。
佐渡島を超える大きさの物体が爆発したら、飛散する粉塵は火山の噴火の比じゃないわ。
世界中の大気を厚い灰が覆って、地球は氷河期になっていたはずよ」
上条「それがなぜか爆発しないで消えた…………」
482 = 345 :
美琴「私は、あの要塞が衝突する瞬間に、ほとんどの質量を失ったんじゃないかって思ってる。
事実、後から回収された要塞の残骸はあまりにも少ないのよ」
上条「…………じゃあ、一体どうやって?」
美琴「アンタにはね、超能力のような異能の力を打ち消すことができる、
常識はずれな力がもともと備わっていたって話、前にしたでしょ」
上条「ああ。右手の力だっけ?」
美琴「うん。そんな非常識なアンタだったら、衝突の瞬間、追い詰められた土壇場で、
能力だけでなく、自分の周りのものも、
すべてまとめて無かったことにしちゃったんじゃないかなって、
ふと思ったんだ。
……………………要塞が爆発で飛散するのを防いで、みんなを守るためにね」
上条「じゃあ、…………自分も含めて、周りの存在をすべて打ち消しちまったっていうのか?
俺に記憶がなくなったのも、そのせいだと?」
美琴「うん。他人の記憶とかバンクのデータとか、
あんたの存在の痕跡まで全部消えていたのは、そのせいかもね」
483 = 388 :
しえん
485 = 345 :
上条「だが、異能の力を消す力なら、要塞のような物理的な構造物なんて消せないだろ?」
美琴「そこなのよね。でもあんなバカでかい空飛ぶ要塞なんて前代未聞だし、
アレを造ったのはロシア軍でも学園都市でもないようなのよ。
というより、まあ不可能でしょうね。
あの要塞自体が、超自然的な何かだったとしても、別に驚かないわ」
上条(そういや、俺、右手であちこち触って破壊しながら、
要塞の中を走り回っていたような記憶があるな……)
上条「いやでも、その異能を消す力が、一緒に俺のことまで消しちまったんだとしたら、
俺自身まで、もともと異能の存在だったってことになるだろ?」
487 = 345 :
美琴「異能の存在かあ。
フフッ、案外当たっているかもしれないわね。
まさか幽霊だとは思わないけど、バケモノとか……。アンタ、超人的に打たれ強いし」
上条「オイオイ…………。
でも俺の体は消えないで、現にこうしてちゃんと残っているぞ」
美琴「そうね。
結局消えないで、今ちゃんとここにいる…………。
………………………………
……………………だから、別にいいじゃない!」バンバン
上条「って、それじゃお前の理屈は根本から破綻しちまうだろうが!
ン? 天才中学生 御坂美琴さんよォ?」
美琴「あははっ 何その口調、一方通行のつもり?」ケラケラ
488 :
>>487の会話を美琴が一人思い出して泣いている姿が浮かぶんだが…
いや、きっと二人で老後にいい思い出話として笑い合ってるんだろうなww
490 = 345 :
美琴「それよりね、もっと引っかかっているのは、
何で学園都市の外には、当麻のことを覚えている人たちがいたのかなってことなの」
上条「ああ、そういや俺の映像が残っていたのも海外の動画サイトだったしな」
美琴「うん、もし仮にアンタが、何かの事情で自分自身の存在を打ち消す力を発揮したんだとして……」
美琴「心の中で、あのシスターには自分のことを忘れて欲しくないって思ってったんじゃないかしら?」
上条「…………だからインデックスがいない学園都市の中だけに効果が限定されたということか?」
美琴「そう」
上条「…………」
491 = 477 :
『にしてもそんな巨大な建造物を無かったことにするなんて常識から逸脱しすぎな行動だろ』
『能力も自分の周りのものも無かったことにするなんて非常識にも程があるよ』
492 = 360 :
イギリスなんて行ったら女の知り合いの多さに御坂卒倒しちまうな
493 = 347 :
>>492
しかも全員美女という
494 = 345 :
上条「……なあ、それってこうも考えられるんじゃねえか?
俺は、お前がロシアに来ていることも知っていたんだよな。
俺は、お前に忘れてほしくなくて、学園都市の中だけに……
……………………って、イッテェ! 何すんだ?
てめぇ、思いっきり蹴りやがったな!」
美琴「アンタさあ、そういうの最低だって言ったでしょ」
上条「いや、お前勘違いしてんぞ。
確かに、インデックスとは帰るっていう約束をした。
でも今の俺の気持ちでは、お前が一番大切なんだ」
美琴「これからあの子に会いに行くつーのに、何言ってるワケ?
じゃ、あの子に再開したとき、今のセリフ、もう一度言える?
そんな残酷なことがアンタにできる?」
495 :
パンパン ってのを見るとどうしてもバックから突かれているように見えてしまう
496 :
>>495
よく分からないので参考画像を
497 = 345 :
上条「お前を残すことだって、残酷だろ?
どちらかを選ぶとか、どちらかが不幸になるとか、おかしいだろ?
そんなこと、俺が望んでいたことじゃねえんだ!!」
美琴「サイテー……。
何その天然ジゴロのセリフ……。
やっぱ、アンタって最低だわ」
上条「ぐ…………」
美琴「……………………。
大体、恋愛に、誰もが幸せになるハッピーエンドなんてないのよ」
上条「…………美琴」
美琴「ま、でも、別にアンハッピーでもないか…………。
少なくとも私は楽しかったわ。
……この4日間のアンタとの恋愛ごっこ」
498 = 345 :
上条「ちょっと、待てよ!
何終わったことにしてんだよ! 勝手に決め付けんじゃねえ!
俺が今好きなのはお前なんだ!
そもそもなんで、俺たちが別れなきゃいけねえことになってんだ?
そんなこと、いつどこのどいつが決めたんだよ?」
美琴「あきれた……
アンタのそういう態度が一番人を傷つけるって、まだわからないの?」
上条「ふざけんじゃねえ、それはこっちのセリフだ。
お前が『恋人』だって言ったんだぞ!
自分で言っといて、勝手になかったことにしてんじゃねえよ!
今さら嘘だったなんて、俺は絶対認めねえ。
ああ断じて認めないね!!」
美琴「だからそれは謝っているでしょ!
じゃあ、どうするって言うのよ!!」
499 :
* 飛行機内での会話です
500 = 417 :
しえんほ
みんなの評価 : ★★★×11
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