元スレ芳佳「私達10人が、ストライクウィッチーズです!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
301 = 1 :
ゲルト「……な…」
シャーリー「ほら、……私が、わかるか?」
シャーリー「お前は、また一人で立とうとしているじゃないか」
シャーリー「でも、今は、こんな近くに……私がいる」
シャーリー「」
シャーリー「まったく……出来の悪い姉を持った気分だよ」
ゲルト「……」
ゲルト「……お前が妹なら、……私はきっと気苦労で倒れているだろうな…」グスッ
シャーリー「……そんときは、私が優しく看病してやるさ」
302 = 37 :
きましたわー
304 :
いかん、これは罠だっっっ
306 = 1 :
シャーリー「お前は、ハルトマンが犯人だと、思っているのか?」
ゲルト「状況から見るのであれば……そうとしか考えられない……」
ゲルト「だが……私は……どうしても考えられない……」
ゲルト「あいつが人を……仲間を殺すなんて……」
シャーリー「……なら、信じるんだ」
シャーリー「今のハルトマンを信じてやれるのは、お前だけだ」
シャーリー「お前が――、お前が信じてやらなくては、誰が信じるんだ!」
シャーリー「ハルトマンの無実を!」
307 = 51 :
308 = 288 :
パァン
309 = 1 :
ゲルト「……信じる」
ゲルト「ハルトマンを、……信じる」
ゲルト「……だが」
ゲルト「それならハルトマンは……どこにいるんだ…?」
ゲルト「何故、私の前に姿を見せない……」
シャーリー(……!)
310 = 80 :
ああもうお姉ちゃん可愛いなぁでもシャーリーのほうが可愛いけど
312 = 1 :
ゲルト「……」
ゲルト「……シャーリー」
ゲルト「ハルトマンが犯人ではないなら……それは……」
ゲルト「――――っ」
シャーリー「……」
シャーリー「――まだ、そう決まったわけじゃない」
シャーリー「あいつの事だ。そう簡単にやられるわけがないだろう?」
シャーリー(然し……ハルトマンが犯人ではないなら)
シャーリー(ハルトマンは、実態の所――殺されているだろうな)
314 :
投下もっと速くてもさるさんこないよ
さるよけ
315 = 248 :
ヒャハー! シャーゲルだぁー!
317 = 1 :
シャーリー「……」
ゲルト「……」
ゲルト「リネット曹長の殺人事件――」
ゲルト「これで……容疑者は、絞られた」
シャーリー「ああ」
ゲルト「事件の当時、お互いを証明出来るものは、お前と私に、ミーナ、芳佳」
ゲルト「この四人には、事件の実行は不可能だ」
シャーリー「……」
318 = 1 :
ゲルト「隣の寝室で一人でいた、エイラ」
ゲルト「行方不明の3人の内……事件直前から行方不明のルッキーニ」
ゲルト「姿の見えない、ペリーヌ」
シャーリー「エイラか……ん?」
シャーリー「あいつは、たしか犯行が不可能なんじゃなかったのか…?」
シャーリー「……エイラに関しては、サーニャの消失事件もあるぞ?」
ゲルト「お前はあの時眠っていて……聞いていなかったようだな」
ゲルト「お前の部屋の……『鍵の行方』だ。シャーリー」
シャーリー「……!」
シャーリー「そうか、……その可能性も……」
319 = 63 :
河出書房新社
320 = 314 :
さるよけさるよけ
321 = 1 :
ゲルト「説明は必要無いな……」
ゲルト「鍵を部屋で見つけた……という判断が出来るなら
ゲルト「『銃』を部屋で見つけた、という可能性もあり得る……」
シャーリー「身体検査は、全員を小忠実に行っていたからな…」
シャーリー「エイラが銃を手に入れられる可能性は、そこしか無いのか」
シャーリー「確かに私の部屋で銃が一つ行方不明なのは、皆も知っている事実…」
シャーリー(然し、いささか強引が過ぎる気もするな…)
シャーリー(あるかどうかわからない銃を探しに、他人の部屋に忍び込むか? 普通…)
322 = 12 :
このSSに出逢ったおかげで原作を見る機会になった
感謝支援
323 = 252 :
ペリーヌさんがメガネ外してイメージチェンジを図るからこんな事になってしまったんだ……
324 = 1 :
シャーリー(エイラが犯人だとして……説明出来ない部分は、少し、あるな)
シャーリー(窓の外で棄てられた鍵でも見つかれば、それが証拠になるんだけど…)
シャーリー(いや、おそらくその『鍵』以外は決定的な証拠にならない)
シャーリー(エイラを告発するのは、現段階では不可能だ)
シャーリー(むしろ、行方不明の3人に焦点を当てるべきか……?)
ゲルト「……」
ゲルト「……」ギュッ
シャーリー「お……?」
ゲルト「……なあ、シャーリー」
325 :
さるさる
329 = 1 :
ゲルト「私は、ハルトマンを信じている」
ゲルト「あいつは、犯人ではない……」
シャーリー「……」
ゲルト「……なら、な……」
ゲルト「お前は、……ルッキーニを、信じているのか……?」
ゲルト「それとも、疑っているのか……?」
シャーリー(……)
シャーリー「私は、……」
シャーリー「ルッキーニを、信じているよ」
330 = 1 :
ゲルト「……」
ゲルト「……」
ゲルト「……」
ゲルト「……そうか」スッ
シャーリー「……」
シャーリー(……)
シャーリー(……今、バルクホルンは、……私の鼓動を確認していたな)
331 = 314 :
さるさる
332 = 1 :
シャーリー(カールスラント式の嘘判別方、か……?)
シャーリー(私は……どう答えればよかったのだろう)
シャーリー(おそらく、あそこで私が……『疑っている』と答えれば)
シャーリー(バルクホルンは、私を軽蔑しただろうな……だが……)
シャーリー『私は……ルッキーニを、信じ切れていない』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
シャーリー(嘘を、ついてしまった)
シャーリー(バルクホルンは、この嘘を、何と受け取ったのだろう……)
シャーリー(私のこの思いは、届いたのか? ……届かない方がいいのか?)
シャーリー(どちらにせよ……バルクホルンの印象は、悪くなっただろうな)
333 :
もうヤダーみんな黒すぐるよー
334 :
しえん
ここまで
335 = 1 :
シャーリー「バルクホルン……」
ゲルト「……」
ゲルト「みっともないところを、見せてしまったな」
ゲルト「先程の私は、忘れてくれ……」
シャーリー(駄目だな……私は)
シャーリー(最後の最後に、誤るなんて)
シャーリー(ハルトマンの事はえらそうに言っておきながらも……)
シャーリー(私は、自らルッキーニの件に決着を付けていない)
シャーリー(……でもな)
336 = 30 :
ゲルトより2歳下シャーリー
337 :
シャーリーさんじゅうろくさい
338 = 1 :
シャーリー(なんだか腹が立ってきたぞ、バルクホルン)
シャーリー(私は、こんなにも頑張っているんだ)
シャーリー(お前に信用されようと、必死なんだぞ)
シャーリー(それが何故だかわかるか?)
ゲルト「……」
シャーリー(いや……わかんないだろうな……この石頭にはさ)
ゲルト「……」
ゲルト「…シャーリー」
341 = 34 :
小清水 小清水
342 = 1 :
ゲルト「先程は……その、すまなかったな。取り乱して」
シャーリー「……? いや、いいって」
シャーリー「私の胸が大きいのは、たくさんの人を抱きしめる為だからな」
シャーリー「悲しくなったら、いつでも来いよ」
ゲルト「……」
ゲルト「お前は、凄い奴、だな」
シャーリー「な、なんだ? 胸の話か?」
ゲルト「いや……」
343 = 30 :
おっぱい おっぱい
345 = 284 :
たゆんたゆん
346 = 12 :
ぽいんぽいん
347 = 288 :
俺も抱きしめてもらえるのかな……!
348 = 1 :
ゲルト「その、心だよ……」
ゲルト「私は……ハルトマン一人でも……押し潰されそうなほど怖かった」
ゲルト「あいつが逃げた時……頭のなかに真っ先に浮かんだのは」
ゲルト「――私に銃を向ける、ハルトマンの姿」
ゲルト「そして、それに向かい、引き金を引く私自身の姿だ」
シャーリー「……」
ゲルト「私は、怖い……自分の、状況が」
ゲルト「仲間に銃を向けなければならない、私達が」
349 = 297 :
おっぱい おっぱい
350 = 76 :
シャーリーイケメンだな
みんなの評価 : ★★★
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