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元スレ女「ちょっと、そこのおにーさん」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★★×6
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201 = 68 :

――

「ね? 見た? 見た? 今のがネッキングって言ってね」

「おー…やるじゃんキリン」

――

「ほら、見て見て、あの子、下の方の草食べてる!」

「あー、なるほど、首曲がんないもんなぁ…ああやって、足広げて首下げるんだ…」

「かわいいよねぇ…そうそう、ワンダーネットって知ってる?」

――

「だからね、キリンって、セクシーかつプリティーな動物のクイーンっていうか」

『閉園30分前です。本日は当動物園にお越しくださいまして、まことにありがとうございました』

「あ…」

「え? ちょ、ちょっと待って、まだゾウさん見てないのに!? もうあと30分ってどういうこと!?」

「あー…走るか」

「当たり前でしょ! 置いてくよ!」

「えー…」

202 = 68 :

「まさか、動物園に行って、キリンとゾウしか見られないとは思わなかった…」

「いいじゃない、キリンとゾウさんが見れたら、それで。あ、そだ、今度行くときはさ、先にペンギンとか他の――
 ……今度、一人で見に行くときはペンギンとか他の動物から見ようっと」

「………」

「な、なに! なにその目は!? 別に私は」

「いや、楽しんでもらえたなら、俺も嬉しいかなと」

「全っ然楽しくなかったし! だいたい動物園なんて子どもか家族連れが来るところでしょ!」

「…そうか? 楽しく、なかったか?」

「………まぁ、少しくらいは…ああもう! ジャスコ! 次、ジャスコ行くんでしょ?」

「あ、ああ、行くけど」

203 = 68 :

「…こっちはどうだろうか……こっちなんかかなりきわどい感じが」

「あ、あのさ…なんで下着売り場?」

「………なんで、と言われると俺も困るんだけど…ちなみにどっちがいい? ヒョウ柄と黒」

「男モノの下着なんて興味ない」

「だよなぁ…まぁ、こんなの買わないし、買うとしたら向こうの売り場の5枚1000円のやつなんだけどさ」

「店員さんすごく見てるんだけど…」

「……んー…じゃあ、お前の下着でも買いに行く?」

「セクハラ?」

「…だよなぁ」

「よく考えたら、この状況も既にセクハラよね…訴えていい?」

「いや、告発はやめて…するなら告白の方が嬉しい」

「………」

「…?」

「するわけないでしょ!」

「…だよなぁ」

205 = 87 :

良いね!

206 = 68 :

「気づいたんだけどさ」

「なに?」

「こういう買い物って、最低でも片方がノリノリじゃないと成り立たないよな」

「………」

「そんな『当たり前でしょ、何言ってんの?』みたいな目で見るなよ」

「…当たり前でしょ、何言ってんの?」

「しかも、言うし…」

「…何も買う気ないんだったら、今日はもう解散する?」

「んー…でも、せっかく金下ろしてきたしなぁ…なんかうまいもんでも」

「……それならさ」

207 :

残ってることを祈ろう

208 = 68 :

「…こんな感じ?」 

「…うんうん、似合ってる似合ってる……なんかデジャブだけどな」 

「そう? そうかな? その…か、かわいい?」 

「かわいいかわいい」 

「…えへっ……じゃ、ちょっと待っててね、次の着替えるから」 

「あ、あのさ」

「なに? 文句があるなら、向こうの隅のブランドなショップに変更するけど?」

「脅迫!?」

「大丈夫。財布の薄さはちゃんとわかってるし、値札見てるから、高いもの買わないからさ」

「……うわぁ…非常に助かるこころづかいなところが何ともいえない…」

209 = 68 :

「うーん…こっちか…こっち」

「両方買えば?」

「そういうのは安定した職について、財布の厚みを増してから言いなさい。…うーん…どうしよっかなぁ…」

「…くっ…こんなことなら普段からレシートとかちゃんともらっておくんだった…」

「……うーん、ねぇ、どっちが良いと思う?」

「…俺に聞いて、俺が選んだ方を買ったりするわけ?」

「………そんなわけないでしょ。あなたが選んだ方じゃない方を買う」

「いや、買うのは俺だけど」

「言いたいことはそれだけ? どっち?」

「………いや、どっちと言われても」

「ああもう! 自分の着て欲しい方じゃない方を選べばいいでしょ! そんなこともわかんないの?」

「…お前こそ、自分が言ってることわかってる?」

「………どっち?」

「…じゃあ、こっち」

211 :

このスレ見てると、なんかキュンキュンする・・・

212 = 199 :

久々にトキメいた

213 = 68 :

「♪~♪~~」

「ごきげんですね」

「そこそこ、ね」

「服に値札ついてんぞ」

「残念。ちゃんとお店の人に外してもらいました」

「…まさか着て帰るとは」

「だって、すぐ着たかったから……あなたの選んだ服なんて着てられないし」

「…それも、俺が選んだ服なんだけどな」

「違うし。あなたが選んだ服は今でもあのお店に飾られてるし」

「………ああ、そう」

「でも、こういうの好きなんだ? 清純系?」

「…それ、俺が選んだ服じゃないけどな」

「ふふっ…そだね」

214 = 68 :

「…ここ」

「わ…けっこう良いトコに住んでんじゃん」

「当たり前でしょ…女の一人暮らしなんだから」

「それもそうか」

「………」

「………あ、あーそれじゃ、今日はありがとな」

「ま、待って!」

「え?」

「あ……そ、そういえば、あなたはどこに住んでるの?」

「…なんで?」

「だ、だって、こっちだけ知られてるって不公平だし! それに、ストーカー被害があったときに警察に通報しやすいし」

「いや、ストーカー被害は全部俺とか決めつけんなよ…」

「で、どこ?」

「えーっと、国道外れたとこにあるファミレス、わかる? あそこからお寺に入る道があってさ」

215 = 211 :

これってツンデレなのかな?

216 = 199 :

わかりやすすぎるほどのツンデレだな
これぞツンデレの教科書

217 = 176 :

なんか自然な感じのツンデレでいいよな

218 = 68 :

「………」

「………えー、それじゃ、悪かったな、つき合わせちゃって」

「…別に悪くはなかったけど」

「え?」

「……そこそこ、楽しかったって言ってるの!」

「…それはよかった」

「そう…」

「まぁ、もう、会うこともないと思うけど」

「あるかもしれないでしょ?…けっこう近くに住んでるんだし」

「いや、まぁ、そうかもだけどさ………あの、あのさ、さっきから、俺の話の腰折りまくりじゃね?」

「………そんなことない。言いたいことがあるなら言ったら?」

「…だから、まぁ……お前と出会えて良かったっていうか」

「…なにそれ、別れの言葉みたい」

「いやだから、別れの言葉なんだけどな…てか、言ってるそばから腰折んなよ」

219 = 199 :

そろそろクライマックスの予感

220 = 68 :

「まぁ、そういうわけで、元気で、な」

「………」

「…じゃ、な」

「~~っ!」

「………ふぐっ!?」

「…はぁっ…はぁっ……だ、だーれ、だ?」

「…あの、歩いている人にいきなり後ろから飛びかかるな、危険だろうが」

「だー…れだ?……声じゃわからないよね? 私が誰か。……だって、正解は二人いるもんね?」

「………」

「ね、もし、もしもね……あなたが好きだったあの子だって言うなら…今日だけなら、その子の代わりになってあげてもいいよ」

「………」

「…唇くらいなら、許してあげるからさ……ね? だーれだ?」

221 = 118 :

えっまだ導入部分でしょ?
今からopやって本編第一部スタートじゃないの?

222 :

やばい、ドキドキしてきた

223 :

数日ぶりの良スレ

224 = 68 :

「…お前は、お前だろ? 俺の好きなあいつは、もう……いないんだよ」

「………」

「いやまぁ、慰めてくれるのは感謝するけどさ…いくら同じ体でも、お前はお前なんだからさ」

「………」

「…きっとさ、あいつも、お前に幸せになって欲しいって思ってると思うんだよ」

「………」

「だからさ…まぁ、ありがたいんだけど、うん、マジ嬉しいんだけどさ」

「………ぁかっ」

「え?」

「バぁカっっっ!!!」

225 = 87 :

>>221
彼女と待ち合わせして
彼氏が彼女へのプレゼントを女友達と選んでたら
その女友達が今日誕生日だって事になって
リングをプレゼントしてたら遅刻しちゃって
待ち合わせ場所に着いたら事故が起きてて
まさかの彼女が事故に巻き込まれて
違うよな、彼女じゃないよなって思ってたら
警察官が無線で彼女の名前を連絡してた

はい、OP!!
って流れで良いかな?

226 = 68 :

――

「ただいまー」

「おかえりー…よし」

「うわ……洗濯機回しっぱなしだった………くさ……もっかい回すかぁ…」

「………」

「………やっぱ、もったいなかったかなぁ…」

「バイトまで……2時間かぁ…」

「………さむっ…」

「ヒマだし履歴書でも書くかなぁ…」

227 :

追いついちゃった支援

228 = 68 :

「さてと、バイトバイト~今日も明るく元気に前向きに生きまっしょ~……うわぁ、空元気…」

「あ…」

「あ?」

「…ども」

「………なんだ幻覚か…ヤバいな…幻覚まで見えるとか、俺、どんだけだよ…」

「いや、幻覚じゃないから」

「幻覚はみんなそう言うんだって……くそぉ…幻覚でもいいとか思ってる俺はなんなんだよぉ…」

「なんなの?」

「いや、お前も幻覚なら幻覚らしく俺に都合のいい感じの反応をな………なんでこんなところにいる?」

「それ、遅くない?」

229 :

私怨揚げ

231 = 68 :

「ええと、ね」

「……ああ! 俺のことが忘れられなくて、つい追いかけてきてしまった…とか?」

「…んなことあるわけない」

「だよなぁ」

「…あの……ウチの前について気づいたんだけど」

「ていうか、なんでお前、俺の部屋知ってんの!? ストーカー!?」

「いや、あなたがさっき自分で教えたでしょ?」

「どうした? なんか忘れ物…ってことはないか」

「…いや、だから、家の前に着いたら、カギ持ってなくて」

「カギって…お前の家のカギ? 俺は持ってないぞ?」

「知ってる。持ってたらストーカー確定……ほら、私、小銭入れくらいしか持ってなかったみたいで」

「………あぁ」

「家、入れなくてさ……あと、お金もなくて…だからさ」

「ホテル代をよこせ…と」

「なんでよ…」

232 :

>>225
そして呆然自失で働き始めたファミレスで正ヒロインと出会うわけだな

233 = 68 :

「いやだって、その流れだと……泊まる? ここに? 今晩?」

「…そうしてくれると助かる」

「………いや、ほら、カギの119番にさ」

「こんな時間はカギ屋さん開いてないし」

「……そもそも、こんな時間まで、なんで何の対策も講じずに何してたんだよ?」

「それは、ここで――いいでしょ、そんなことはどうでも」

「いやどうでもよくはないような……あ、そうだ! 病院に泊めてもらうっていうのはどうだ? あと一泊くらい延泊しても」

「……『退院おめでとう』って言われたその日に戻るのってどう?」

「…ええと駅前にカプセルホテルあるだろ?」

「バイトの時間いいの?」

「なっ!? や、やばっ!?」

「大丈夫。部屋あさるし、荒らすし、ひっくり返すから」

「そこはせめてウソでもあさらない、荒らさない、ひっくり返さないって言って!!」

234 = 68 :

「……さて、と」

「………散らかってるなぁ」

「…あのひとの匂いがする」

「………」

「さてと、ひっくり返すか」

236 = 227 :

ひっくり返しちゃうかー

237 :

ひっくり返しage

238 = 148 :

俺、これの結末を読んだら、雪の夜に記憶喪失の女を捜しに行くんだ

239 = 68 :

「ただいまー」

「おかえ」

「おかえり。おはよう」

「……ただいま、おはよう」

「うん。あ、お台所勝手に借りてる。朝ごはん食べる? 食べるなら適当に一緒につくるけど」

「あ…いや、寝てから食べるから」

「そ。じゃ、ラップして置いとくね」

「………早いんだな、朝。学生のくせに」

「…当たり前でしょ。学生っていっても規則正しい生活が一番なんだから」

「そ、そうだな……それで、今日は」

「あなたが寝てるうちに出て行くから。大学に顔出して、カギ屋さんに開けてもらって、帰る」

「あ、ああ…そう……それじゃ、おやすみ…」

「おやすみなさい」

240 :

>>238に取られる前にちょっと探しに行ってくる。

241 = 117 :

残念!チャンスは昨日の夜でした!!
明日やろうは馬鹿野郎だ!!!

242 = 211 :

俺も探しに行くわ
だけど、しばらくは雪の日が続きそうだから長引いてもいいよ?

243 = 68 :

「ZzzZzzzzz」

「…のび太か…5分も経ってないじゃない」

「ZzzzzzZzzz」

「………ちょっとはおどろいてもいいんじゃないの? 部屋、きれいになってるでしょ?」

「ZzzZzzZzzzzz」

「台所にたまってた食器も洗って片付けたし、ゴミも捨てに行ったし…お風呂だって掃除したし」

「ZzzzZzzzZzz」

「ほんっと……なんていうか…なんでこんなの…」

「ZzzzzZzzz」

「はぁっ……………ちょっとくらい良い目見させてもらってもいいよね?」

「ZzzZZzzzzz」

「……寝てる、あなたが悪いんだから………んっ…」

「ZzzzZzzzzz」

「………………やっぱり、レモンの味なんてしないね」

245 :

しえん

246 :

?!記憶戻ってる!

247 = 232 :

初キス云々ってのは良くある話だろうが

248 = 246 :

だったら、「やっぱり」ってつくのおかしくね?

249 :

やべえ、超キュンキュンする

250 :

しえん


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