元スレ上条「お前が好きだ、御坂」 美琴「!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
701 = 691 :
午後18時15分、カフェ・テーブル席――――
上条「しかし、まさかオルソラが学園都市にいるなんてな……」
オルソラ「ええ、少しこの街に用事がございましたので」
上条「ふーん……」
上条(……ところで、身を隠す意味を含めて、なんとなくお茶に誘ってしまったが…)
上条(オルソラなら告白しても大丈夫なんだろうか…??)
上条(白井たちがいないと、誰に告白していいんだか、さっぱりわからん………)
上条(でも、まあ、オルソラは安全牌だよな? まだ、2回くらいしか会ったことないし、OKしないだろ…)
上条「……なあ、オルソラ」
オルソラ「はい、なんでございましょう?」
上条「いきなりで悪いんだけど、俺と付き合ってくれないか?」
オルソラ「……あなた様と私が…ですか?」
上条「あ、ああ……なんて、もちろんダメだよな?」
702 = 691 :
オルソラ「…………いえ、そんなことはございませんよ…」
上条「…え? ございませんって…?」
オルソラ「ローマ正教の件では、あなた様には大変お世話になりました」
オルソラ「ですので、私のような貧相な女でもよいとございますのでしたら……」
オルソラ「このオルソラ=アクィナス、喜んであなた様の……」
「おい、貴様、いったいなにをしているんだ?」
オルソラ「……おや?」
上条「吹寄……、お前、なんでこんなところに?」
吹寄「なんでじゃない! 上条当麻、貴様を探していたんだ!! 彼女の頼みでな!!」
姫神「上条君。やっと見つけた」
上条「姫神も……」
吹寄「聞くところによると、なにやら女の子に手を出しまくっているらしいな!」
吹寄「姫神秋沙の頼みで、私たちは『上条当麻被害者の会』を結成することに決めたぞ!!」
姫神「恨み晴らさでおくべきか」
703 :
放置するよりは遅くても投下するほうがいいさ
しえん
704 :
黒子が天使すぎる
705 = 697 :
>>703
遅くなった結果、このスレの寿命が24時間切ってるわけだが
706 :
朝までに完結してることを祈って寝るわ
707 = 691 :
吹寄「貴様にはどうやら、灸を据えねばならんようだ。だいたい、普段の生活態度がダラしないから……」
ガタッ!! タッタッタッタッ!! ――――
吹寄「待て! 逃げるな!!」
吹寄「……もうあんな遠くに…。…まったく、逃げ足が速いやつだ」
姫神「どうしよう?」
吹寄「とりあえず、同盟を組んでいる土御門元春に連絡を入れておこう」
吹寄「まだ、そう遠くには行っていないはずだからな」
オルソラ「あの…、私はどうすればよいのでございましょうか……(オロオロ…」
午後18時22分、学園都市・路上――――
上条「はあはあはあ……、まったく今度は吹寄たちにまで追われることになるなんて……」
上条「なんなんだよ…。今日はいつも以上に不幸過ぎるだろ……」
上条「まあ、おかげでオルソラのOKを聞かずに済んだのはラッキーか…」
「あれ…? 上条さんじゃないですか……?」
上条「あ、お前は、確か……」
708 :
海原の予感
710 :
梓「中野です。中野梓です。こんにちは」
上条「そうそう、中野だったな…久しぶりだなぁ、こんなところで何をしてるんだ?」
梓「学園都市の楽器店にいいギターがあると聞いたのでちょっと……」
上条「そうか。中野はバンドをやってるんだったな。凄いな」
梓「いえ、別に凄くなんかは……ところで上条さんは何を? 何か走ってたみたいですけど……」
上条「ん……ははは、いや、ちょっとな……」
上条(まてよ……中野ならきっと安全圏……いや、しかもメンバーを呼んでもらえればきっと人数が足りるぞ……!)
梓「上条さん…?どうかしましたか?なんだかニヤニヤしちゃってますけど」
上条「い、いや!ほら!中野に久しぶりに会えて嬉しくてさ!」
梓「えっ……(ポッ…」
上条「あ、あのさ、中野…俺と付き合ってくれないか!その、男女的な意味で!」
梓「ええっ!あの、その、えっと……!そんないきなり……で、でも、わたしでよけれ…」
上条「あ、それから中野のバンドメンバーにも声をかけたいんだけど、ちょっと呼んでもらえないか?」
梓「やってやるです」
711 = 691 :
上条「確か、アニェーゼ事件のときに建宮たちといた……」
五和「五和です。覚えててくれたんですね」
上条「あ、ああ……。でも、なんでこんなところに?」
五和(……………………言えない)
五和(……用事があってこの街に来て………)
五和(偶然、上条さんと出くわさないかな…なんて考えて街をブラついてたなんて、言えない……)
上条「まあいいや、ちょうどよかった。お前、俺と交際してくれないか?」
五和「!!?」
上条(オルソラは、なんか失敗したみたいだけど、彼女なら大丈夫だよな…)
上条(ほら、なんか地味な格好で、男女交際とか興味なさそうだし……)
五和「あ、あの、あのあのあの……」
上条「ん?」
五和「それ、本気ですか…?」
712 :
>>710 失望した
713 :
何事かと思ったら1じゃなかったか
おどかすなよ
名前忘れたけど眼鏡っ子がくるー?
714 = 708 :
超弩級の危険牌じゃねーか
715 = 712 :
五和地雷すぐるwwwwww
716 = 693 :
上条さんは地雷全部踏んでかないと気が済まないのかよwwww
718 :
危険牌ってレベルじゃねーぞ!
719 = 691 :
上条「えー、ほ、本気というかですね……」
五和(まさかの幸福! 彼のほうから、私に告白してくれるなんて………)
五和「もし、本気だっていうなら、私…」
ツカツカツカ… ――――
神裂「見つけましたよ、上条当麻……」
上条「神裂ッ!!」
五和「女教皇様!! どうして、こんなところに!!」
神裂「お取り込み中のようでしたね。私に構わず、どうか続けてください」
上条「あ、ああ……」
五和「……………………」
五和(天草式十字凄教トップの女教皇様の手前、この告白、受けるわけにはいかないよなぁ……)
五和(凄いビッグチャンスだったのに…、不幸だ………)
五和「……ごめんなさい、上条さんとは付き合えません(orz…」
【残り人数:3人 残り時間:6時間38分】
720 :
オルソラかわいいよオルソラ
721 = 712 :
オチ読めすぎwwww
722 = 693 :
まさかの地雷がポイント化とか上条さん超幸運だなwwww
723 :
これはルールに抵触しないのか?
724 :
ぼぅ
725 :
ねーちんに告白
↓
いつわヤンデレモード突入
726 = 720 :
オルソラかわいいよオルソラ
729 :
>>723
事情を知って、呪いを楽を解くために、が悪いんじゃないか?
730 = 691 :
神裂「そちらの話は済んだようですので、今度は私の番ですね…」
五和「…………うぅ…」
上条「お、俺を、土御門と一方通行のところに連れていくのか…?」
神裂「それについて、お伺いしたいのですが……」
上条「お、おう…」
神裂「私はなぜ、あなたを捕まえなければならないのでしょうか?」
上条「……はい? なぜって…、土御門たちからなにも聞いてないのか?」
神裂「ええ、いきなり呼び出されて、ただ、あなたを連れて来いとだけ言われましたので」
上条(…………なんか知らないけど、助かったみたいだぞ…?)
神裂「どうしますか? あなたが構わないのであれば、連れていきますが」
上条「いや、見逃してくれ。あと6時間半以内に、しなきゃいけないことがあるんだ」
神裂「そうですか。なんの用事があるのかは存じませんが、お気をつけて」
上条「…………なあ、神裂…、あのさ……」
732 = 691 :
神裂「なんでしょうか……」
上条「いや、やっぱりいいや………。じゃあな、神裂に五和、見逃してくれてありがとう!」
神裂「?? え、ええ……」
タッタッタッタッ!! ――――
神裂「なにを言いたかったのでしょうか……。気になりますが、それはともかく……」
神裂「地にうずくまって、いったいあなたはなにをしてるんですか?」
五和「…………少しの間、泣かせてください。うぅ…(シクシク…」
五和(またとないチャンスだったのに……)
神裂「……???」
上条(神裂に告白してカウント減らそうかとも思ったんだが……)
上条(なんか神裂の場合、例えNOでも冗談でしたじゃすまなそうなんだよなぁ……)
上条(七閃とか飛んできても恐いし、OKをもらった場合も当然死ぬし……)
上条(タイムロスになるけど、これでよかった…んだよな?)
733 = 693 :
ここの上条さんにしては珍しく地雷を踏みに行かなかったwww
734 = 691 :
午後18時34分、公園・ベンチ――――
結標「たけるキュンだ!! たけるキュンの写真だ!! たけるキュンは現実だったんだッ!!!」
結標「わーい、たけるキュン! 私のことをお姉ちゃんって呼んでもいいんだよ!!(スリスリ…」
インデックス「なんなの、この人……」
黒子「どんっっっ引きですの……」
結標「ちょっと、あんただって、御坂美琴に対して似たような反応してるじゃない……」
黒子「むむ…、悔しいですが言い返せませんの……」
結標「まあ、とにかくこれで契約成立ね。あんたたちに協力してあげるわ」
結標「それで、彼はどこにいるの?」
黒子「存じませぬ。行方不明ですの」
結標「はい?」
黒子「加えて、お姉様とも連絡が取れませんし、果たしてどこまでジュースを買いにいったのやら……」
結標「ケータイで連絡を取ればいいじゃない?」
黒子「あの男の番号は知りませんし、お姉様のケータイは私が持っています」
黒子「どうやら、上条当麻の部屋に置き忘れていったみたいですの」
735 :
最後に誰かにOKされる
↓
死ぬかと思ったけど死ななかった。
↓
呪いなんて嘘だよーん
↓
上条「なんだうそか、よかったよかった」
↓
告白された人たち「やっと見付けたぞ上条当麻」
↓
上条「不幸だぁーー!!」
736 :
>>735だな
そもそも呪いとかの類は上条さん消せますしね
737 = 691 :
午後18時42分、ファーストフード店・テーブル席――――
絹旗「麦野、もう諦めませんか……。あっちこっち歩き回って、超疲れてしまいました」
麦野「まだよ、絹旗。私は、アイツを恋人にして、浜面に復讐するまで諦めない」
絹旗「えー …………。超やれやれです」
同時刻、上条当麻被害者の会・対策本部――――
一方通行「見つからねェなァ……」
吹寄「見つからないな……」
青髪「見つからへんなー」
ステイル「見つからないね」
海原「見つかりませんね」
姫神「見つからない」
舞夏「見つからないなー」
土御門「カミやんのやつ、どこに消えてしまったんだにゃー」
738 :
上条さんなら一度身体吹き飛んでもセルのように再生すんだろ
739 = 691 :
土御門「ねーちんも音信不通になっちまったし、結標からも連絡が帰って来ない……」
土御門「いったい、なにがどうなっているのやら……」
ヒョコッ! ――――
打ち止め「ねえねえねえって、ミサカはあなたたちの会議にちょっかいを出してみる」
一方通行「ンだよ、うっせェなァ。俺たちは大事な話をしてンだから向こうで遊ンでな」
青髪「そうやで、これは大人の会話やから、おチビちゃんは向こうに行っときなさい」
打ち止め「あなたたちは人を探してるんだよねって、ミサカはミサカは尋ねてみたり」
ステイル「そうだよ。でも、全然見つからないから、こうやって必死になって……」
打ち止め「それならミサカネットワークを使ったらどうかって、ミサカはミサカは提案してみる」
打ち止め「ミサカは学園都市中にたくさんいるから、きっとすぐ見つかるはずだよね?」
一同「!!?」
打ち止め「良いアイデアでしょって、ミサカはミサカは自分の提案を誇ってみたり」
740 = 738 :
たくさんっつっても6人くらいしかいねぇけどな
743 = 738 :
絶対今日中に終わらせろよ
748 = 741 :
しえん
749 = 741 :
仮に月がキラだとばれたとしても
SOS団にさえ手を出さなければ即行で始末されるわけじゃ無いし
本編よりずっと月の立場は安泰な気がする
みんなの評価 : ★★★×5
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