元スレ冬月「今なら俺も初号機に乗れそうな気がする」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
152 :
MAGIハックして使徒誤認させるなんて芸当可能なのはイロウルかリツコか…
しかしリツコの反応見るかぎり…いや意外とリッちゃん役者かもしれんし
或いはカヲル君なら可能なのか?
とか変な勘繰りはしないので第五話期待
153 = 101 :
・・・・・・<シンジの部屋>・・・・・・
シンジ「(…昨日は疲れたな…。
綾波が妹だったなんてね。
あの場では流されるまま感動のシーンを演じちゃったけど
正直、大した感慨が湧かないんだよね。
綾波はえらく感激してたな。あの綾波が…。
あの後しきりに意味も無く"お兄ちゃん"連呼してくるし。
でも、なんかどうでもいいんだよねホントもう。
なんでだろ、前の世界で綾波が死んだ時はあんなに悲しかったのに。
どうしてこうなったんだろう、僕は。いつからこうなったんだろう。
綾波が死んだ時…?
水槽の綾波が崩れていくのを見た時…?
壊れたアスカを見た時…?
カヲルくんを殺した時…?
……カヲルくん。
会いたいなカヲルくんに。
カヲルくん、今の僕を見たらなんて言うかな…。
こんな僕でもガラスのように繊細って言ってくれる?
カヲルくん……
…またあの時と同じことになったら…
今度は僕がカヲルくんに殺してもらおう…)」
154 = 101 :
ピンポーン
シンジ「(…誰だろう…今日の訓練は午後からだったよね
…まだ10時前だよ)」
ピンポピンポピンポーン
シンジ「(ああ…この連打は葛城さんだな…)」
ピピピピピンポピンポピンポーン
シンジ「(はは…頭の中でもいつの間にか"葛城さん"って呼んでる…
……そうだよ、"ミサトさん"はもうあの時に死んだんだよ……)」
ゴン!ゴンゴン!ゴン!
シンジ「(うわ、遂にドア蹴り出した…
放っておくと拳銃使っててでもこじ開けてきそうだ…開けるか…)」
155 = 101 :
ガチャ
シンジ「…はい」
ミサト「何をやってるの!!」
シンジ「はあ?」
ミサト「いま何時だと思ってるの!?」
シンジ「…10時です」
ミサト「10時ですじゃないでしょう!!
どうして訓練所に来ないの!?」
シンジ「…今日の訓練は午後からなんですけど」
ミサト「はァ!?訓練は週に1回なのに、それも午後から!?
甘えるのもいい加減にしなさい!」
シンジ「…いや、そう決められてるんで」
ミサト「そう、では作戦部長の権限によってあなたの訓練予定を変更します!
今から開始、終了時間は未定とします!さあ、とっと着替えてきなさい!!」
156 = 101 :
シンジ「…作戦部長」
ミサト「なにかしら?」
シンジ「僕、司令部所属なんですけど」
ミサト「……は?」
シンジ「ですから、僕の直属の上司は司令と副司令と青葉さんだけです」
ミサト「はァ!?チルドレンは作戦部所属よ!?
レイ…ファーストチルドレンもそうなんだからアンタも…」
シンジ「あ、ファーストチルドレンも昨日付けで司令部に異動になったそうです」
ミサト「……は?」
シンジ「お帰りください」
バタン
ミサト「…………きいいいいいいいいぃぃぃぃ!!!!!」
157 :
ミサトさんカワイソス
159 = 101 :
・・・・・・<リツ子研究室>・・・・・・
バーン!
ミサト「リィーツ子ー―!!」
リツ子「…ノックぐらいしてくれないかしら」
ミサト「レイとシンジくんが司令部所属ってどういうこと!?」
リツ子「シンジくんは元から。レイには昨日辞令が出たわ。
あなたの所にも書類が行ってるはずよ」
ミサト「知らないわよ!」
リツ子「はぁ…どうせまたあなたの執務室の書類の山に埋もれてるんでしょ。
たまには掃除したらどうなの?あなた最近生ゴミ臭いわよ」
ミサト「んなこと訊いてんじゃないわよ!何故なの!?」
リツ子「…これ見てみて」
ピッ
ミサト「…何これ?監視カメラの映像?」
160 = 101 :
リツ子「シンジくんの部屋の前よ」
ミサト「盗み撮り?趣味悪いわねー」
リツ子「…昨日、レイがここに来たの。
『シンジくんに会いたい』って」
ミサト「へえ、レイが他人に興味示すなんて珍しいわねー。
まさか一目惚れってやつぅ?(ニヤニヤ)
…ん?あれ?そういえばあの二人って…」
リツ子「そう、面識はなかったはず。昨日まではね。
まあ、とりあえず見てなさい」
161 = 101 :
:
:
ミサト「…なにこれ、どういうこと?」
リツ子「で、この後は二人で司令の執務室に向かったみたいね」
ミサト「…ワケがわからないわ、ちゃんと説明して」
リツ子「説明も何も今見せた通りよ」
ミサト「あの二人、今のが初対面なんじゃないの?」
リツ子「そうじゃないのは確かね」
ミサト「聞いてないわよ!?
マルドゥックの報告書の経歴にもレイとの接点なんてなかったわ!」
リツ子「"聞かされていない"のよ。私たちには。
ちなみに、この二人が司令の執務室から出てきてしばらくしてからね
レイの異動の辞令が出たのは」
162 :
ミサトさん・・・・・
163 = 135 :
おやつの時間
164 = 101 :
ミサト「……一体何を考えてるの司令は?
シンジくん…レイも、一体何を知ってるの?」
リツ子「それが私達も知っていい情報なら、とっくに知らされているわ。
わかる?つまり"知ってはいけない情報"なの。
下手に頭突っ込むと痛い目見るわよ」
ミサト「…あんたはそれで納得できるの?」
リツ子「仕方ないじゃない。司令部の所属になったら迂闊に探りも入れられないわ。
(…なんて、私はレイに接触する機会はいくらでもあるから)」
ミサト「ぐっ…!」
165 = 101 :
・・・・・・<ネルフ内、とある廊下>・・・・・・
シンジ「(…訓練、やけに易しかったな。3時間で終わったし。
父さんか副司令がそういう風に手回してくれてるんだろうな。多分、副司令。
組織として云々とか言ってたから、訓練してるっていう事実さえあればいいんだろう。
それに使徒なんて訓練して勝率上がるような相手じゃなかったもんな、今思えば。
次に来るカブトガニはともかく。
あと魚と…分裂マンと…参号機と、僕が初号機に溶けた時の奴。
それくらいじゃないかな、戦闘らしい戦闘したの。
他は空から落ちてきたり融合してきたりで、訓練なんか全然活きない相手ばっかり…)」
レイ「お兄ちゃん」
シンジ「(まだ4時か…暇だな…。
暇だけど別に何かする気にもなれないんだよな)」
レイ「お兄ちゃん」
シンジ「(帰って寝るかな)」
レイ「お兄ちゃん!」
シンジ「…ん?あ、綾波。いつの間に」
レイ「…(ムッ)」
シンジ「あ…レイ」
レイ「(ニコッ)」
166 :
なにこれかわいい
167 :
アニメは再放送のやつを途中まで
ゲームのエヴァ2と育成計画しか知らないけどこれは面白い
169 = 101 :
シンジ「なんで本部に…?何かあった?」
レイ「…お兄ちゃんに、会いに」
シンジ「(お兄ちゃん?…あ、僕のことか)
あ、ああ、そうなの…。何か用?」
レイ「…学校」
シンジ「ん?」
レイ「学校。何故、来ないの?」
シンジ「一度聞いた授業だし」
レイ「…中学校は、義務教育」
シンジ「…そうだね」
レイ「……」
シンジ「……」
レイ「……」
シンジ「(睨まないでよ…)」
170 :
復活してるじゃないかぁ
さすが>>1頑張ってくれ
171 = 167 :
>>168
往復電車賃620円かかるのでお断りします
でもこのSSで興味出てきた
172 :
アニメは面白くないよ
173 = 101 :
シンジ「わ、わかったよ。そのうち行くよ(行かないけどね)」
レイ「いつ?」
シンジ「…そ、そうだね、転入手続きが終わったら行くよ」
レイ「いつ?」
シンジ「え?」
レイ「いつ、手続きするの?」
シンジ「え!?い、いつかなぁ~、わかんないよ」
レイ「いま」
174 :
これはウザイぶりっ子だな
シンジはレイを殺して良いレベル
175 :
このスレで初めてレイが可愛いと思った
176 = 101 :
シンジ「ええ!?い、今は無理だよ…」
レイ「なぜ」
シンジ「いや、ほら、保護者の承諾とか必要だし…」
レイ「そう。じゃあ行きましょう」
シンジ「え?」
レイ「総司令官執務室」
177 = 101 :
シンジ「ちょ、ちょっと待ってよ綾波!」
レイ「(ムッ)」
シンジ「あ、レイ…その、ちょっと待って」
レイ「なに」
シンジ「いや、父さんってあれで一応司令だし、忙しいから…
レイ「パパは『何かあったらいつでも来い』と言っていたわ」
シンジ「パパ!?」
179 = 101 :
シンジ「ちょっ、パパって…もしかして父さんの…こと?」
レイ「パパが、そう呼べって言ったから」
シンジ「(なに考えてるんだよ父さん…
そういえば"こっち"来て初めて会った時も僕に言ってたな。
元々パパって呼ばれたい願望があったんだろうか…
パパ…………うわ、気持ち悪い!
ってかまずいでしょ、ネルフの人たちは事情を知らないわけだし。
ある日いきなり綾波が父さんのことパパなんて呼び出したら
絶対違う意味のパパだと思われるよ
ただでさえ父さんはロリコン疑惑がかかってるのに…)」
レイ「…お兄ちゃん?」
シンジ「あ、ごめん。
あのさ、レイ。とりあえずその呼び方はやめた方がいいよ
(できればお兄ちゃんっていう呼び方もやめてほしいけど)」
レイ「なぜ」
シンジ「と、とにかくまずいんだよ」
レイ「なぜ」
シンジ「…副司令に訊いて」
180 :
ゲンドウきめぇ
181 = 5 :
ゲンドウなにやってんだwww
しかも立木だからマダオボイスで鮮明に再生されるから困る
182 :
冬月万能だなwww
183 = 101 :
レイ「じゃあ、なんて呼べばいいの?」
シンジ「今まで通り"司令"でいいよ」
レイ「……嫌」
シンジ「なんで?」
レイ「…家族、だから」
シンジ「(…なんか昨日の話聞いてから綾波、人が変わったようだよ…
…いや、そうでもないか。"前"の時も絆がどうとか言ってたし。
よっぽど人との関係が希薄だったんだな綾波…
それは"前"からわかってたけど、昨日の話を聞くと納得がいったし
それは僕が想像してた以上なんだろう…
……なんかそう考えると綾波が可哀相に思えてきた)」
184 = 101 :
レイ「……」
シンジ「…そうだね、じゃあ"ヒゲ"なんてどうかな」
レイ「…それはパパの一部であって、パパではないわ」
シンジ「愛称ってやつだよ」
レイ「…ヒゲ」
シンジ「そう、ヒゲ。次から父さんを呼ぶときはそう呼ぶといいよ」
185 = 151 :
ヒゲwwwww
187 :
いきなりレイから「ヒゲ」と呼ばれたときのゲンドウが
いったいどういうリアクションとるのか楽しみだなw
188 :
なんでだろ、声が脳内再生されない
189 = 5 :
>>188
修行不足だ
もっと訓練してこい
190 :
ヒゲは藤村君しか思い浮かばないwwww
191 = 101 :
レイ「…ヒゲ.…ヒゲ…」
シンジ「(今がチャンス)
じゃあ、僕は帰るから…」
:
:
シンジ「(学校のことはうまくうやむやに出来て良かった…
……学校か。
近いうちに死ぬってわかってるのに
知識を蓄えるとか、交友関係を築くとか…
そういう建設的なことする気になれないよ…。
いや、何もする気になれない…)」
193 :
最近エヴァが気になりだしたお年頃です
194 :
シンジの最後の記憶がどういうことなのかよくわからん
アニメとは違うのか?既出かもしれんが
196 :
クオリティやばいな
期待せざるを得ない
197 = 5 :
BGM聴きながら見ると格別だな
199 = 101 :
・・・・・・<予告>・・・・・・
シャムシエル「第五話は全然話が進まなかったね。
次こそ僕が出てくると思うよ。
いきあたりばったり流れのままに話を進めてると
ミサトさんがでしゃばってきて、なかなか話が進まないんだよね。
だからミサトさんが死んだ後はもう少し話がスムーズに進むと思うよ。
うそうそ。出来るだけみんなハッピーエンドにしたいから。出来るだけ。
だから多分ミサトさんは死なないよ。多分。
え?シンジは誰とくっつくのかって?さあ?
誰かとくっ付くかもしれないし、このまま誰にも関心を示さず自殺するかもしれないし。
強いて言うなら、本命がカヲル、対抗馬がアスカ
ダークホースの副司令、大穴のレイといったところじゃないかな。
僕としては副司令を推したいね。シンジ×コウゾウハァハァ。。ごめん、うそ。
ラブコメ要素は期待しないでほしいな。
ゲンドウとリツ子の濡れ場くらいはあるかもしれないけど。
ごめん、うそ。そんなもんないよ。
その前にカヲルが出てくるところまで話が続くかもわからないよ。
下手するとアスカにすら会えないよ。僕もラミエルも強敵だからね。
そうそう、設定がおかしいところとかあるかもしれないけどごめんなさい。
たとえばこの話だと、イメージ的に
マヤはリツコの部下(=技術部)、マコトはミサトの部下(=作戦部)、シゲルはコウゾウの部下(=司令部)
ってなってるんだけど、原作ではちゃんと違う設定があるらしいんだ。
でも本編で言及されてないからいいかなあなんて。
生暖かくスルーしてもらえると嬉しいよ。
ああ、ちゃんと次回予告しないとね。次回は僕が主役だよ。
頑張って初号機倒すよ。次回が最終回になるように頑張るよ。応援してね!
200 = 117 :
チンコの癖にかわいい
みんなの評価 : ★★★×4
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