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    元スレ冬月「今なら俺も初号機に乗れそうな気がする」

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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - せいはい + - エヴァ + - リツ子 + - 冬月 + - 強くてニューゲーム + - 続きみたい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :




    ゲンドウ「入れ」

    ガチャ

    シンジ「……」

    レイ「失礼します」

    ゲンドウ「…シンジ」

    シンジ「ん」

    ゲンドウ「…レイもか?」

    シンジ「うん」

    ゲンドウ「そうか…」

    コウゾウ「なんと…!これで4人目か…」

    レイ「?」

    102 = 101 :

    シンジ「綾波。この二人も"戻って来てる"んだ」

    レイ「!! …そう。何故」

    シンジ「わからないよ」

    コウゾウ「レイ、お前はどこまで覚えている?」

    レイ「第16使徒との戦いで…自爆」

    コウゾウ「なに?では…」

    シンジ「え!? じゃあ…綾波は2人目の…」

    レイ「2人目…?
       …そう、やはり私は、死んだのね…
       3人目が、いたのね……」

    シンジ「……」

    106 = 101 :

    レイ「(では…碇君は…知っている…?
        知られている…。私は、ヒトじゃない…こと…)
        …………い、碇君…」

    シンジ「……」

    コウゾウ「(レイが…怯えている?そんなことがあるのか…)」

    ゲンドウ「…シンジ、お前はレイのことをどこまで知っている」

    レイ「…やめて」

    シンジ「父さん…」

    ゲンドウ「かまわん、言え」

    107 :

    110 = 101 :

    シンジ「…地下の水槽にいるたくさんの綾波を見たよ…」

    レイ「!!」

    ゲンドウ「…レイ、耳を塞ぐな。お前も聞け」

    コウゾウ「おい碇…」

    ゲンドウ「かまわん、続けろシンジ。他には」

    シンジ「…知っているのはそれだけだよ…。
        でもサードインパクトで見たよ…綾波と…カヲルくんを…。
        だからきっと綾波もカヲルくんと同じ…その……

    ゲンドウ「わかった、もういい」

    レイ「(……そう…ワタシは、ヒトじゃない……
        ヒトはヒトでないものを拒絶する……碇君も……)
       ………………だめなのね……もう……」

    コウゾウ「(泣いている…レイが!?レイにここまで激しい感情があったとは…。
          …だが何故?
          …シンジくんか…? シンジくんに知られたことが怖いのか?悲しいのか?)」

    112 = 101 :

    ゲンドウ「シンジ、お前には全て教えてやる。
         レイのことを話す前にお前の母親のことを話さねばなるまい」

    シンジ「……母さんの?」

    ゲンドウ「ユイは初号機に溶けたのだ。第14使徒戦の時のお前のようにな」

    シンジ「…知ってるよ。
        というより思い出したんだ。サードインパクトの時にね…」

    ゲンドウ「そうか…。
         お前の場合はサルベージに成功したが、ユイは帰ってこなかった…」

    シンジ「……」

    ゲンドウ「魂は初号機に残り、欠けた肉体だけが戻ってきた。
         その欠けた肉体を、第二使徒リリスの魂と体組織で補完して生まれたのがレイだ」

    レイ「(…………そう…………そうだったの…
        ……司令が私を通して見ていたのは…碇ユイ、その人…
        ……でも、もういい…どうでも…。
        再び無に還ることが私の使命…望み……そのための存在…造られた……)」

    113 = 101 :

    シンジ「…じゃあ綾波は僕の母さん…?
        え…でも…使徒……? ……え?」

    レイ「(…そう、使徒……ヒトとは相容れない…私は…)」

    ゲンドウ「ユイの肉体から造られたといってもユイと同じではない。
         遺伝子的にも似てはいるが別人だ」

    シンジ「……はあ」

    コウゾウ「(碇め、どういうつもりだ…なぜ話した……?
          シンジくんとレイの幸せを願うと言ったのは嘘だったのか?
          見ろ、シンジくんは混乱してるし、レイは泣いたまま放心してるぞ…)」

    ゲンドウ「そうだな…レイはユイの娘といったところだ」

    シンジ「はあ」

    ゲンドウ「つまりお前らは兄妹ということだ」

    シンジ「は?」

    レイ「…え?」

    115 = 101 :

    シンジ「…僕と綾波が…兄妹?」

    ゲンドウ「一応お前の方が先に生まれているからお前がお兄ちゃんだ」

    コウゾウ「(おい、そのツラで"お兄ちゃん"とか言うのやめろ)」

    レイ「兄妹…?絆……
       お兄ちゃん…?兄…?……碇君が……でも、私は…

    ゲンドウ「人間とて18番目の使徒だ」

    レイ「!!」

    ゲンドウ「地下の素体も時期が来れば処分する。
         もはやお前に代わりはいない……レイ、これからは好きに生きろ」

    レイ「司令…」

    116 = 101 :

    ゲンドウ「シンジ」

    シンジ「……」

    ゲンドウ「シンジ!」

    シンジ「え?…あ、ああ、なに?」

    ゲンドウ「妹を守るのは兄の役目だ」

    シンジ「妹?…ああ、綾波が……妹…」

    ゲンドウ「シンジ」

    シンジ「あい?」

    ゲンドウ「苗字で呼び合う兄妹などいない」

    シンジ「……」

    レイ「……」

    ゲンドウ「……」

    シンジ「……レ、レイ///」

    レイ「///」

    ゲンドウ「(ニヤリ)今日はもう帰って休め」

    117 :

    やだこのゲンドウさんイケメン

    119 = 101 :




    コウゾウ「碇、お前もたまにはやるではないか」

    ゲンドウ「たまにとはなんだ」

    コウゾウ「しかし、ますますわからなくなったな」

    ゲンドウ「何がだ」

    コウゾウ「何故遡ってきたのかということだよ」

    ゲンドウ「時間を遡るなどもはや人の為せる術ではない。
         …考えるだけ無駄だ」

    コウゾウ「たしかに、あのときのサードインパクトは
         既にヒトの手から離れていたものだ…何が起こってもおかしくない。
         だが、そういう意味ではない。何故我々なのかということだ」

    ゲンドウ「む?」

    コウゾウ「私とお前、そしてシンジくんとレイ。
         何故この4人なのだ?遡ってきている者と、そうでない者の違いは何だ?」

    120 = 107 :

    ユイだな

    121 :

    レイがオチか…

    122 :

    お前ら予測してんじゃねーよww

    123 = 117 :

    なるほどそれでスレタイか

    124 :

    >>122
    なぜ?

    125 = 101 :

    コウゾウ「遡ってきた仕組みなど、お前の言った通り考えてわかるものではないだろう
          だが、サードインパクト原因であることは間違いないと思っていた」

    ゲンドウ「……」

    コウゾウ「だが、あのレイはそのサードインパクトすら経ていない…」

    ゲンドウ「…今は先のことを考えるべきだ」

    コウゾウ「その"先のこと"にも関わってくるだろう。
          極端な話、ゼーレの中にも遡ってきた者がいたとしたら?」

    ゲンドウ「……難しくなるな」

    コウゾウ「ああ。だからせめて遡ってきている者の条件をある程度絞れれば
          遡ってきた人物の推測が出来るだろう。
          …碇、何か心当たりはないか?我々4人の共通点と考えてもいいだろう」

    ゲンドウ「……」

    コウゾウ「……」

    ゲンドウ「……ユイ」

    126 = 101 :

    コウゾウ「ユイ君?」

    ゲンドウ「我々はみな、形はどうあれユイと縁が深い」

    コウゾウ「…なるほど、では初号機の中のユイ君が我々4人を遡らせたと?」

    ゲンドウ「わからん…が、そうだとした場合
          他に戻ってきている可能性のある人物は?」

    コウゾウ「キール議長とて戻ってきても不思議ではないだろう…」

    ゲンドウ「……気が重くなってきた」

    コウゾウ「一服いれるか…」

    128 = 32 :

    いれみなやあ

    130 = 101 :

    ・・・・・・<予告>・・・・・・

    シゲル「パターン青!使徒です!
         これは…まずい!既に本部内に進入してます!」

    リツ子「なんですって!?」

    マコト「この位置は…自販機コーナー!?」

    シゲル「主モニターに回します!」

    パッ―――――――――――――――

    ミサト「かーっ、疲れたー!ったくなんで自販機コーナーにビールが置いてないのよ!
         それにしてもムカつくわねーあのヒゲ司令!」》

    ―――――――――――――――――

    マコト「……え?」

    リツ子「ミサト…?」

    シゲル「ま、間違いありません!葛城一尉からパターン青が検出されています!」

    ゲンドウ「…総員第一種戦闘配置」

    リツ子「司令!?」

    ゲンドウ「目標は確認しだい射殺しろ」
                                                    ※第五話は未定です

    131 = 47 :

    第五話超期待上げ

    132 :

    RPGのデータ引き継ぎ二周目ってこんな感じになるよね。
    世界観とか設定とかを説明してくれるやつが妙にウザく感じる。

    133 :

    ミサト使徒として始末される!?

    135 :

    戻ってきてくれたんだね
    嬉しいよ

    137 :

    鯖移転で消滅してがっくりきてたが復活したか

    138 = 5 :

    まあ相変わらずアスカ涙目スレには変わらんなw

    139 :

    これってどういう世界観?
    一巡してんの?

    140 :

    事業仕分けの人?

    142 :

    >>116
    >ゲンドウ「妹を守るのは兄の役目だ」
    今まさに反省して、その反省に基いて行動してるとはいえ
    過去に自分が子を守る親の役目を放棄してたどころか進んで心壊したマダオが何を…

    とか思てしまたが野暮だな

    144 :

    私怨

    148 :

    りっちゃん冴えすぎだろ


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