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    元スレ唯「あずにゃんって、彼氏とか…いる?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 遊戯王 + - あずにゃん + - うふふふふふ + - けいおん! + - さとし + - 先生タグがおかしいです + - 初春 + - 唯憂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 271 :

    「すみません……」

    唯先輩の無邪気な笑顔が見ていられなくて、私は短くそう言うと目を合わせないように部室に入りました

    他の先輩方はテーブルについていました

    「遅れてすみません」

    「い、いや、いいってー。係の仕事なら仕方ないしな!」

    「そ、そうだぞー。練習って言っても、具体的にはお茶してるくらいなんだから!」

    あはは、と笑う律先輩と澪先輩の笑顔も痛々しいです

    絶対に私のこと気遣ってくれてます

    302 :

    >>290
    どうすりゃいいってなんだよ
    何も考えてないのかよ
    んなこというんだったら最初から書くんじゃねーよ

    303 :

    唯梓エンドなら書けばいいと思うよ

    304 :

    >>302
    書いてって言って欲しかったんだよ
    悟ってやれ

    305 = 271 :

    「ほらほら、あずにゃん早く座ってー」

    「は、はい」

    「今日はモンブランなのー」

    「やっぱ軽音部はいいよな。お茶も出るし!」

    「それ食べたら練習だぞ」

    「えー、もっとゆっくりしようよー」

    いつも通りのやりとりです

    律先輩が何か言って、澪先輩が釘を刺して、唯先輩が律先輩に同調して、紬先輩がそれを見て笑ってる

    その一連のやりとりの中に、私の役割もちゃんとあります

    澪先輩のフォロー、そして唯先輩と律先輩に練習を促すことです

    「あずにゃんももうちょっとゆっくりしたいよねー?」

    ここです。意識せず、緊張せず、いつも通りに振る舞えばいいんです

    「そ、そうですね。あまり焦らなくてもいいですよね……」

    「……」

    306 :

    何で書いてるの?何がしたいの?

    307 = 271 :

    二時間後

    「ふいー、今日の練習はここまでにしとくかー」

    「もうすぐ下校時間だしな。しかし、結局一時間も練習してないじゃないか……」

    「まあまあ澪ちゃん、明日もあるんだし」

    「あー、いっぱい練習したねー」

    下校する準備をします

    アンプを片付けて、戸締まりして、洗い物をして

    「よーし、片付け終わったな。じゃあ帰るか――」

    「あ、みんなごめんね。今日から私、一緒に帰れないや」

    「え……」

    心臓が高鳴りました

    「いちごちゃんと帰る約束してるからねー」

    「そ、そうなのか」

    「で、でも唯――」

    「仕方ないわよねー。付き合ってる人が居るんですもの」

    308 :

    >>306
    もしもしは黙っとけよ

    309 = 308 :

    あ、苺唯か
    前言撤回

    310 = 275 :

    唯ちゃん可愛い

    311 = 271 :

    「そ、そうですよね」

    「うん。そういうことだから。じゃあみんな、また明日ねー」

    笑ってそう言うと、唯先輩はギターケースと鞄を掴んで部室を出ました

    『え、いちごちゃん?どうしたの?』

    『――』

    『待っててくれたの?ありがとー!私が体育館まで行ったのに』

    『――』

    『そ、そんな照れるよぉー。じゃあ、一緒に帰ろっか!』

    扉の向こうからそんな声が聞こえてきます

    どうやら、唯先輩の彼女のいちご先輩が唯先輩を迎えにきているようでした

    あの扉を少し開ければ、唯先輩の彼女を知れる

    私の足は

    「……っ!」

    動きませんでした

    312 = 273 :

    乗っ取ります→やめます→やっぱり書きます

    この時点で頭おかしいのに投下のペースまで糞とかもうね

    313 = 294 :

    いやいやだからそれ以前に何で三日間学校休んで学校行ってないのに
    その流れでいちごちゃんと付き合うコトになるんだよwww

    314 = 271 :

    「じゃ、じゃあ……帰るかー!」

    「お、おう!そうだな!」

    「ほら、梓ちゃんも早く」

    「はい……」

    鞄とギターケースを手に取る間に、律先輩が部室の外を確認していました

    きっと、唯先輩が居ないかを確認していたのでしょう

    とても優しい先輩です

    「あー、そうだ。帰りにパフェ食べて行かないか?ほら、駅前に新しくできた所」

    「え、でも、ケーキも食べましたし……」

    「いいわね、それ。私、あそこのパフェにちょっと興味あったの」

    「い、いいだろ梓!奢ってやるから!」

    「そ、そこまでしてもらうのも……」

    「いいからいいから!奢ってくれるって言うんだから奢られとけ!な!」

    「そうよ、梓ちゃん。お言葉に甘えておいて」

    「は、はい……」
    慰めてくれてるのかな

    315 = 271 :

    帰り道

    「はぁ……」

    「はあ……」

    紬と梓と別れ、二人で帰り道をトボトボと歩く

    「なあ、律……」

    「言うな。お前の言いたいことはわかってる」

    「……だよな」

    「しっかし、まあ、あれだな」

    「本当に、タイミング悪いと言うか……」

    「唯がいちごと付き合って、梓が失恋するなんて……」

    「唯と梓は両思いだと思ってたんだがな……」

    「私もだよ。……全く、計画台無しじゃんなぁ」

    「そうだよなぁ。なあ、言わない方がいいよな、今は」

    「当たり前だろ。このタイミングで言ってみろ。梓、最悪部活辞めちゃうぞ」


    「私達が付き合ってます、なんて。空気読めないにもほどがあるってもんだ」

    316 :

    最終的にあずにゃんと唯をくっつける展開に持っていかないのであれば蛇足と言わざるを得ないのにゃん

    317 = 279 :

    外野は気にしないで最後まで頑張ってくれ

    318 = 271 :

    「大体さー、付き合い始めて、その時にぱぱっと言っちゃった方がよかったんだよ」

    「そ、それは!」

    「なのに澪しゃんが『そんないきなりは恥ずかしい。一ヶ月くらいは時間をくれ』とか言ってー」

    「その時は恥ずかしかったんだよ。それに、一ヶ月あれば唯と梓だって付き合い初めて、それに便乗しちゃえばいいかなーって思ってたんだよ」

    「まあ私もそれは思ってたけどさ。でも、こんな状況になっちゃあな」

    「――唯といちごか。まあ、元々仲良かったと言うか、一方的に唯が絡んでたみたいな感じだったのに」

    「私、どっちかってーといちごは唯よりもムギの方が仲良かったと思ってた」

    「雰囲気がお嬢様っぽいからかな。そう言えばそうなんだけど――。それよりも梓のことだよ」

    「あー。ありゃあ、相当落ち込んでるぜ」

    「今日も様子が変だったしな」

    「普通に振る舞おうって思ってるのバレバレで、それがますます痛々しかったな」

    「練習もミスしまくってたしな。どうしよう、律。部長だろ、なんとかならないのか?」

    「んー、まあ付き合ったの発覚したのが最近だからなぁ。それに、梓も色々経験あるみたいだし、なんとか乗り越えられるんじゃないか?」

    「そうかなぁ。なんか心配なんだが……。そ、それよりも律さ」

    320 = 271 :

    「ん?どうした?」

    「梓も色々経験、で思い出したんだけどさ……」

    「うん。それが?」

    「あ、あの。梓が『好きな人としてるって思うと痛みより幸せの方が勝りますから心配しなくても平気ですよ』って」

    「ちょっと落ち着け。会話に脈絡が無い」

    「わ、私達、付き合って一ヶ月なのに、そういう雰囲気にならないって変かなー、と……」

    「……」

    「い、いや、まあ、人それぞれだしな、そういうタイミングって。悪かったな、変なこと言っ」

    「まさか澪しゃんからそんな積極的なお誘いが来るなんて……」

    「ちがあああああああああう!!……もういい!悪かったな」

    「そう拗ねんなってー。――まあ、そうだよな。一ヶ月だもんな」

    「――、え、律?」


    「お前ん家、今日誰も居なかったよな?」

    321 = 316 :

    あずにゃんもまたぼくと色々経験から大丈夫なのにゃん!
    あずにゃんのついた嘘はもう今では嘘じゃなくなってるのにゃん!
    ぼくが唯のことを忘れさせてあげるのにゃん!

    あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

    322 :

    プロットができててこの展開なら全く期待できないわけだが

    323 :

    とっとと書け太郎

    324 :

    かずにゃんが出てくるとスレが終わるという都市伝説が…

    325 = 323 :

    このスレにぼくが書き込んだのは今に始まったことじゃないのにゃん
    つまり今書いてる奴が>>1でないとするならば
    ぼくが居るという事を承知で書き始めたということになるのにゃん
    ということはぼくがたまたま今書き込んだというだけで作者が書くのをやめたという考えは不適当だとぼくは思うのにゃん

    327 :

    そう、じゃあ私保守するね

    329 :

    とっとと書け太郎

    332 :

    俺がみたいのは律澪ではない
    いや律澪好きだけどね

    333 :

    いちごたんかわいい

    334 :

    終わったスレ乗っ取りとかクズ過ぎ死ねカス
    ゴキにゃん厨はこれだから質が悪い

    335 = 284 :

    唯梓が見たい
    誰かスレ立てて

    336 = 333 :

    いちご大好き

    337 = 271 :

    次の日

    「おはよー」

    「あ、おはよー。今日は唯先輩は?」

    「ん、彼女さんと一緒に行くから、って。今日は私一人かな」

    「そ、そっか……」

    登校も一緒にしてるんだ、唯先輩……

    ざわざわ

    「?なんか、騒がしいね」

    「うん……どうしたんだろう」

    「あ、二人ともおはよ」

    「あ、おはよ。なんかあったの?騒がしいけど……」

    「ん?ああ、若王子先輩だよ。やっぱみんな気になってるみたいだよ?」

    「若王子、って……」

    視線とひそひそ声の先に、居ました

    唯先輩の彼女が

    338 = 276 :

    339 = 271 :

    「綺麗な人だね……」

    「本当にねー」

    「……」

    本当に綺麗な人でした

    ちょっと赤みがかった髪なんかさらさらで、肌も白くて

    ちょっと冷たい感じのする瞳が、とても印象的でした

    あれが、唯先輩の彼女なんです

    唯先輩の大好きな人なんです

    「あれ、こっち見てる?」

    いちご先輩がこちらを見ていたような気がしました

    見てると言っても、ほんの二秒間くらいです

    あまり感情の起伏が無い目なのでわかりませんが、きっと偶然でしょう

    私なんて相手にもなりません

    「あれが、唯先輩の……」

    「う、うん……」

    340 = 271 :

    昼休み

    「梓ちゃん、ご飯食べよー」

    「うん」

    「やっと昼休みだー。……それよりもさ、梓」

    「なに?」

    「なんかあったの?最近食欲無さそうじゃん」

    「え?い、いや、その……普通だよ?」

    「そっかなー。なんかいつもよりもお弁当の量が――」

    「まあまあ、食欲無い日だってあるから。ね?」

    「それもそうだね。じゃ、いただきますー」

    「……」

    確かに最近は食欲が無いような気がします

    気のせいだと思うのですが

    モブ「梓ちゃーん、お客さんだよー」

    その時です、あの人が私の教室に訪ねてきたのは
    「あ……」

    342 = 271 :

    「い、いちご先輩……」

    教室の扉の前で私を待っていたのは、いちご先輩でした

    いちご「こんにちわ。今大丈夫?」

    「あ……なんで……」

    いちご「話したいことがあるの。いい?」

    「は……い」

    いちご「ここじゃ聞かれたくないから。屋上で」

    「わか……りました……」

    そう言うと、いちご先輩は先に行ってしまいました

    「ごめんね、二人とも。ちょっと行ってくる」

    「どうしたの?っていうか、いちご先輩と知り合いだったんだ、梓」

    「いや、えっと……」

    「あ、梓ちゃん大丈夫?顔色悪いよ」

    「へ、平気だよ。じゃあ、行ってくるね」

    話の内容は検討がついています。唯先輩のことでしょう

    343 = 271 :

    屋上

    いちご「いきなりごめんね」

    「い、いえ……」

    いちご「一応、初めまして。若王子いちごです」

    「中野梓です……」

    いちご「知ってる。唯の『元』好きな人だよね」

    「……」

    いちご「はじめまして、って言ってるけど、本当は前からあなたのこと知ってたの」

    「な、なんで……」

    いちご「唯が話してくれてたの。あなたのことずっと」

    いちご「昨日はあなたとどんな話をしたのかとか、あなたとどんなことをしたとか」

    いちご「どんなことを教えてもらって、どれだけ可愛かったとか」

    「……」

    いちご「ずっと聞かされてたの。どれだけあなたのことが好きかって」

    345 = 271 :

    「そ、そうですか」

    いちご「私の気持ちも知らずにね。でもそれで良かったの。唯が笑ってくれるなら」

    「……」

    いちご「そう思ってた。けどこの前、放課後に唯に呼び出されてね」

    いちご「泣き声で電話してきたから、急いで行ったの。そしたら、今日こんなことがあったんだって」

    「あ、あれは……」

    いちご「唯の気持ち気づいてなかったの?」

    「……正直、薄々気づいていました」

    いちご「じゃあ何であんなこと言ったの?」

    「そ、それは……」

    いちご「唯の話を聞く限りだけど、あなたも唯のこと好きなんじゃなかったの?」

    「う……」

    いちご「聞いてる?何で唯を傷つけたのかって聞いてるんだけど」

    「はい……」

    347 = 284 :

    ゴキにゃん涙目でメシがうまい!

    348 = 271 :

    いちご「唯、泣きじゃくってた。確かに軽々しく過去の話を聞いた唯にも落ち度はあるかもしれない。でも」

    いちご「それでも、言い方ってあるんじゃない?好きな人が過去にどういう人とどういう付き合い方をしたかなんて、唯はそこまで聞いた?」

    いちご「自慢したかった?アドバンテージを取りたかった?――唯はね、そういう駆け引きが出来ない子なの」

    いちご「本当に優しいの。どんな嫌なことでも、大抵は笑ってみんなに心配かけようとしない。でも、あの夜だけは私を頼ったの」

    いちご「それだけキツかったの。一人じゃどうにもならないくらい。想像出来る?」

    いちご「大好きな人が過去に何人に愛されて、どういう愛され方をしたか、言われて嬉しい人なんて居ると思うの?」

    いちご「……我慢しようとしてたみたいだけどね。あなたが抱かれた時の話をする前は」

    「そ、それは……!」

    いちご「言い訳しないで!」

    「っ……!」ビクッ

    いちご「唯ね、今まで誰とも付き合ったことがないの。だから恋愛に大してものすごく臆病なの。当たり前でしょ?経験がないもの」

    いちご「その唯が……あなたの話、笑って聞けると思ってたの?どんな気持ちになるか、考えてなかったの?」

    349 = 324 :

    なかなか辛辣だな…

    350 = 344 :

    いちごに惚れた


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