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    元スレ億泰「学園都市…っスかァ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - ジョジョ + - ジョジョの奇妙な冒険 + - 俺の + - 億泰 + - 学園都市 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 92 :

    ガオンッ!!

    102 :

    可動の億泰の発売が待ち遠しいな

    103 = 1 :

    ――1秒
    ――3秒
    ――5秒

    何も。
    何も起こらなかった。

    呆気にとられる面々。
    静まりかえった店内に小さな声が響き渡る。

    黒子『なんですの!? 重力子“グラビトン”の反応…完全に消失!?』

    黒子『いったい何が……そうだ初春っ! 無事ですのっ? 初春ッ!?』

    目をつむったままの初春の耳に届いたのは床に落ちた携帯から漏れ聞こえる黒子の呼びかけ。

    佐天「……ふ、不発?」

    恐る恐る口を開く佐天涙子。
    問われた初春も当然ながら頭をひねるのみだった。

    上条「おっおい億泰!…どこ行くんだよっ!」

    突如として入り口に走りだした億泰は上条の問に答えぬまま、その場より走り去る。

    その背中を訝しげな瞳で見つめるは超電磁砲の二つ名をもつ御坂美琴だった。

    御坂(……あいつ。 何したってゆうの?)

    104 = 14 :

    御坂は中学生だからゆとりでもしょうがない

    105 :


    死んだ?

    106 = 1 :

    ■学園都市第七学区・路上

    学生「なっ! 何でだっ!!」

    ビルの物陰より様子を伺っていた一人の学生が悔しそうに叫ぶ。
    学生の名は介旅初矢。
    量子変速“シンクロトロン”の能力を持ち、単独で連続爆破事件を起こした今回の首謀者である。

    介旅「クソッ! クソッ! クッソオオオオオ!!!!」

    介旅「完璧だったはずだ! 何故だっ!!」

    視線の先には避難した学生たちの注目を集めている大型量販店。
    計算ではとっくに大爆発を起こしていなければならないというのに、今だ何の変哲もないのだ。

    地団駄を踏む介旅の目に一人の男が映った。
    セブンスミストより飛び出てきたのはガラの悪い大柄な男だった。

    介旅「クソッ! 何でああいう“ゴミ”に限って生き残るんだっ! ゴキブリかよクソッ!」

    苛立を隠そうともせずそう毒づいた介旅の耳に信じられない言葉が響いた。


    「“テメー”が爆弾魔だな… “見つけた”ぜコラァーッ!!!」

    107 :

    ザ・ハンドって爆発ごと空間食えるんだっけ?

    108 :

    佐天さんだったり左天さんだったり

    109 :

    >>107
    空間ごと削り取るんだから問題ないんじゃない?猫草の空気弾もそうだったし

    110 = 1 :

    介旅「なっ!?」

    男の怒号を聞いた瞬間、嫌な汗が流れた。
    恐ろしいということは見なくとも判った。
    猛獣の鳴き声を兎の鳴き声と聞き間違える生き物はいない。
    じっとりトラウマが脳内に浮かび上がってくる。
    殴られ、蹴られ、金を毟られる嫌な思い出が喉のすぐそこまでこみ上げている。

    逃げたい。 逃げないと。 はやく逃げなきゃ!

    介旅はそう結論づけ、路地裏に駆け込み逃避を謀った。

    ■路地裏

    介旅「チクショウッ! 」

    足元の缶を蹴り上げる。

    介旅「無能なジャッジメントはなんであんなDQNを放置してるんだよぉっ! あいつらこそ社会の癌じゃないかっ」

    111 = 56 :

    しえん

    112 :

    なるほどvs爆弾魔か
    燃えるな支援

    114 = 1 :

    介旅「クソッ! クソッ! クソッ!」

    足元の缶にひたすら八つ当たりしながら歩みを進める介旅。

    そのうちのひとつの缶が足の甲にクリーンヒット。

    乾いた軽い音を立てながら転がっていくのをなんとなく目で追ってしまう。

    コロコロと転がった缶は10メートル程先の革靴の先っぽにカツンと弾かれ止まった。

    介旅「え?」

    裏道のような汚い路地裏を自分以外の誰かが通るとは思わなかった介旅は硬直。

    グシャリ、と踏み潰される缶。

    「…よぉ~ “見つけた”ぜ? テメェだな…?」

    そこに立っているのは先程の大声を出していた不良だった。

    介旅「な、な、な、何でっっっ!?」

    115 = 113 :

    そーいえば吉良も爆弾魔だったからか

    116 = 38 :

    さっすが億泰さんや!ジョジョ唯一生き残った相棒なだけあるぜ!

    117 :

    >>116 ミスタを忘れるなよ

    118 = 113 :

    >>116
    ポルナレフェ…

    119 = 112 :

    ポルポル「」

    120 :

    >>118-119
    結婚しろ

    121 = 2 :

    億泰さんと上条さんじゃ格が違ったな

    122 :

    >>116
    フーg(ry・・・あれ誰だっけ?

    123 :

    上条さんと億康両方手が効果範囲の能力か
    そういう人選だったのかな

    124 = 1 :

    「何でもなにもよぉ~ テメェーが犯人だってのは変わり様ねーんだから別に知ったこっちゃねぇーぜぇー?」

    介旅「ちょ、ちょっと待ってくださいよ! 僕にはさっぱりです!」

    「オイオイ…てめぇーンな事もわかんねえのよぉ~? 頭脳がマヌケかぁ~?」

    介旅「なっ! キ、キミみたいな社会不適合者にマヌケなんて言われる筋合いはないっ!」

    「どぉーだかなぁ~? 怪しいもんだぜ? あんなチンケな爆弾なんかで人を殺せるだなんて思ってる大マヌケヤローだしなぁ~?」

    介旅「あっあれは! 起爆すれば1フロア丸ごと燃やし尽くせるほどの高威力なんだっ!! バカにするなっ!!!」

    「い-や違うね。 やっぱりテメェは救いようのない大マヌケのバカヤローっつーのは間違いねぇーなぁ~?」 

    介旅「………はっ!?」

    125 = 102 :

    マヌケは見つかったようだな

    126 :

    俺頭ワリイからよお~で誰かと両方ぶっ飛ばして欲しかったな
    こんな億泰にカマかけなんて似合わない

    127 :

    この自称バカ、頭が動くぞ…!

    128 :

    たちあが~れ~オクヤス~

    129 :

    頭いい億泰って最強じゃね?

    130 :

    乙一版億泰の頭のよさは異常

    131 :

    きっと仗助の受け売りなんだよ

    132 = 1 :

    介旅「ま、ままま待ってくれ! ほ、ほんの出来心なんだっ!」

    少しでも距離をとろうと後ずさるも、壁に阻まれて逃げることも出来なくなってしまう。

    「…出来心でよぉ~ビル吹き飛ばしていいんなら…オレもテメーを出来心でぶちのめしてもいいってことだよなぁ~?」

    それと同時に生身の拳で介旅を殴りつける億泰。

    介旅「ぶへぇっ!」

    一撃で腰が砕け、ゴミの上に倒れる介旅。
    その介旅の襟を億泰が掴み、引きずり上げる。

    「立ちなっ!! テメーにはよぉ~…この億泰さんがキッチリ落とし前つけてやンよぉッッ!」

    そういってさらに殴りつけようと右の拳を振り上げた億泰の動きが止まる。

    介旅「あ、あの……これで勘弁してください…」

    泣き笑いのような顔で何かを億泰に差し出す介旅。

    介旅の手の内にあるもの。

    それはキシキシと音を立てて縮小しているアルミ缶だった。

    介旅「ヒ…ヒヒヒッ! 死ね! おまえみたいなクズは死んじまえばいいんだっ!!!!」

    狂ったように笑いながら介旅が哂う。

    133 :

    ああ…
    死んだなこりゃ

    134 :

    ガオンッ!

    135 = 98 :

    自分も吹っ飛ぶだろwww

    136 = 34 :

    やっぱおくちゃんはかっけーぜ!!

    137 :

    今ならまだ許されたかも知れないのに…

    138 :

    アホでさえなければ単体の戦闘力はトップクラスだしな

    139 = 1 :

    介旅の掌の上で圧潰していくアルミ缶。
    それをチラと一瞥した億泰は怯えもせず鼻で笑った。

    億泰「…ハンッ」

    介旅「なっ! なにがおかしいっ! お前みたいなDQN崩れの社会不適合者にはこんな簡単なことも理解できないっていうのかっ!!」

    億泰「テメェーによ…“ひとつ”いいこと教えてやるよ…いい気になってよぉ~勝ち誇る奴ってのは大抵負けるってことをなぁ~」

    その言葉と同時に介旅の掌の上にあったアルミ缶が“消えた”

    介旅「ま、まさか能力者っ!?」

    億泰「…もしもテメーがよぉ~…1人でも誰か殺してたっつーんなら“削り”とってたのは缶だけじゃあすまなかったぜぇ?」

    その億泰の言葉を理解しようとせずに、さらに落ちている缶を拾おうとする介旅。
    しかし、その行動は億泰の素拳を顔面に叩き込まれることによって阻まれた。

    介旅「みぎゃっ!」

    ボタボタと鼻血を垂らしながら介旅がゴミ袋の上に沈んでいく。
    倒れる最中、カシャンと小さな音をたててへし曲がったメガネが介旅の足元に転がり落ちる。

    億泰「……」

    何かを想うように深く沈んだ億泰。 
    だが、感傷に浸る間もなく新たな声が億泰にかかる。


    黒子「ジャッジメントですの!」

    140 :

    シンクロトロンって具体的にどういう能力だっけ?

    141 :

    こないだの人か。支援
    また書きながら投下?

    142 = 56 :

    ブライシンクロンならわかるがシンクロトロンはわからん

    143 :

    >>138
    アホだからこそのあのスタンドだしな
    頭ひねったりするようなやつにはザ・ハンドみたいなスタンドは発現しないわな

    144 :

    すごく読みやすい
    支援

    145 = 83 :

    基本アホとマジキチは能力強いってのがスタンドの恐い所

    146 = 113 :

    >>145
    チョコランタンとかな

    147 = 1 :

    億泰「…なんだぁ~?」

    後ろからかかった声に振り向く億泰。
    そこにはツインテールの少女が腕章を見せるようにして立っていた

    億泰「…なぁ、今ジャッジメントっつったよなぁ~? さっきもんなこと聞いたような気ぃすんだけどなぁ…」

    ブツブツと何かを思い出そうと呟く億泰。
    そんな億泰に注意をはらいながら周囲を見聞する黒子。
    鼻血を出しながら倒れている気弱そうな少年、散乱した周囲の惨状、一人無傷の不良。

    治安維持の組織として“風紀委員”としての職務をまっとうする黒子。

    黒子「そこの殿方? 申し訳ないですけど暴行及び器物損壊の“疑い”で拘束させていただきますの!」

    億泰「…な、なんだとぉ~!?」

    黒子「まったく…セブンスミストまでの近道を選んだらこんな現場に出くわすだなんて本当にツイてないですの…」

    そう言いながら億泰にずんずんと近寄る黒子。

    億泰「オ、オレかぁ!?」

    慌てる億泰だが、黒子はその言葉に答えようとしないまま億泰の“横”を通り抜けた。

    黒子「そこのあなた? 意識はありますの?」

    黒子がしゃがみ込んだ先にいるのは鼻血を垂らしながら倒れている介旅だった。

    148 :

    >>146
    ぐ~チョコランタン?

    149 :

    書き溜めてないのかよ

    150 = 143 :

    >>148
    チョコラータ
    簡単に言うと対象が高いとろから降りると相手は死ぬ!


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