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    元スレ和「イチゴくらいでガタガタ言ってんじゃないわよ!」

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    102 = 44 :

    ……

    「天つ風 雲の通い路 吹き閉じよ をとめの姿 しばしとどめむ……良い句ね」ウットリ

    「和ちゃ~ん!何してるの~♪」

    「あら唯。古典……和歌の勉強よ」

    「うええ、古典かあ……私苦手だよ~」

    「ふふ、意味が分かるようになると面白いわよ?和歌とかはとくにね」

    「へえ~。じゃあさっき和ちゃんが口ずさんでいたのはどんな意味なの?」

    103 = 50 :

    和ちゃんと和歌の勉強

    104 = 44 :

    「ああ、今の?それはね……」ジリッ

    「ほえ?」

    「……こういうことよ!」バッ

    ふわっ…

    「ひゃああっ!?」

    「ふむ、淡いピンクの可愛い下着ね。唯らしいわ」

    106 :

    こういう和ちゃんが一番好きだw

    107 = 50 :

    さすが和ちゃん
    真顔で唯にクリップを渡し、唯に犬みたいと言い放っただけある

    108 = 44 :

    「な、何で私のスカートめくるの!?///」

    「あら、私は和歌の説明をしただけよ?」

    「え?」

    「さっきの歌は『天つ風 雲の通い路 吹き閉じよ をとめの姿 しばしとどめむ』……つまり」

    突然風が吹き、辺りにいた女の子のスカートを捲り上げてしまった。まったく悪戯な風だなあ。さて皆

    の衆、心して目に焼き付けるとしようか。麗しき乙女の下着を。

    「……という意味なの」

    「そ、そんな……」ガーン

    109 = 44 :

    「基本的に昔の人たちは皆エロいのよ。聖人君子?何それ食えんの?って感じね」

    「ほわあ……」

    「他にもこんな歌もあるわ。『長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思え』……」

    出会ってからの時間が短く、お互いのことがよく分かっていなかったとしても、黒髪のあの娘と一晩中

    乱れて二人で朝を迎えたと妄想しなさい。気分良いし、おかずにもなるよ!

    「変態だーっ!?」

    「でしょう?和歌に留まらず源氏物語なんかは主人公がエロいことしか考えてないのよ?こんなのを

    問題にして、真剣に考え込むなんて馬鹿みたいよね」クスクス

    「確かに……」

    110 = 49 :

    今の人たちも十分エロいと思うよ

    111 = 106 :

    エロがないと生きてけないよね

    112 = 44 :

    「唯も苦手意識なんて持たないで、もっと気楽に古文を読んでみたら?」

    「なるほど……何だか私にも出来る気がしてきたよ!」

    「その意気よ。頑張ってね?」ナデナデ

    「えへへ~♪頑張ります!」フンス!

    「次は古典……ちょうど唯が現代語訳する日よ」

    「うんっ!基本的に皆エロいってことを頭に入れて、訳し直してくる!」タタッ

    「……」

    「いいことをすると気持ち良いわね」ニコッ

    114 = 44 :

    ……

    「……眠いわ」

    「夜更かしはお肌の天敵とかいう都市伝説もあることだし、そろそろ寝ましょうか」

    「今日はとっても楽しかったね!明日はもっと楽しくなるよね、ハム太郎♪」

    「……」

    「ああもういいや、寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおーっ!」

    「……」

    「おやすみなさい」モフッ

    115 = 50 :

    さすが澪ファンクラブ会長www

    116 = 53 :

    まさかのハム太郎

    118 = 106 :

    可愛いなw

    119 = 53 :

    だろ
    俺の彼女だからな

    120 = 106 :

    いや俺の彼女だよ

    121 :

    じゃあ俺の彼女で

    122 :

    メガネはいただく

    123 :

    じゃあ俺フレーム

    124 = 53 :

    えーじゃぁパンツ

    125 :

    ちょっと待ってよ
    もう靴下しか残ってないじゃん

    126 = 49 :

    下着一式はすでに俺の手の中

    128 = 50 :

    なん…だと…

    129 :

    残念、お前のベッドにいるのは俺だ

    130 = 106 :

    和ちゃんは今おれとお医者さんごっこしてるよ

    131 :

    俺が聴診器だ

    132 :

    終わりかな

    和は無限の可能性を秘めている

    133 = 50 :

    たぶん和ちゃんのおやすみで終了だな
    これは面白かった

    134 = 106 :

    終わりなの~?

    135 = 44 :

    ……

    ガチャッ

    「失礼するわね」

    「あ、和ちゃ~ん♪」モグモグ

    「おう和!どうしたんだ一体?」ズズー

    「練習しているのかと思ったら、ティータイムの真っ最中なのね……」

    「は、はは……。それで、軽音部に何か用?」

    136 = 44 :

    「ええ、最近室内外を問わず熱中症になる人が増えているから、生徒会でも各クラブへ注意に回ってるの。このプリントに熱中症対策について書いてあるから、部長は目を通しておいて」

    「りょ~かい」

    「あとこれは澪に頼まれてた先週の模試の解説ね」

    「わざわざ持って来てくれたのか?ありがとう」

    「これは唯に頼まれてた数学のノートのコピー。ちゃんと授業は聞かないとダメよ?」

    「えへへ、いつもスイヤセン」

    137 = 44 :

    「これは梓ちゃんに頼まれてた本ね。『絶対に成功するバストアップ術』……頑張ってね?」

    「あ、ありがとうございます。……って、こんなの頼んでませんよ!?」ガーン

    「ノリ突っ込みもこなせるなんて……やはり逸材ね」

    「意味分かりませんって!あと唯先輩、くっつかないで下さい!」

    「もう~、あずにゃんってばおっぱい小さいの気にしてたの~?私が揉んで大きくしてあげるよ!」

    「ひっ!?さ、触らないで下さい!」

    「あらあらまあまあ!」キラキラ

    138 = 46 :

    ムギうぜえええええええええ

    139 = 44 :

    「ふむ、これで用事は済んだことだし私は戻るわね?」

    「あ、待って和!せっかくだから和もお茶して行かないか?」

    「え?でも……」

    「遠慮なんかすんなって。ささ、座った座った」グイグイ

    「もう……」

    「和ちゃんも紅茶でいいよね?ショートケーキもどうぞ♪」カチャッ

    「ありがとうムギ。それじゃいただきます」

    「召し上がれ♪」

    140 = 44 :

    「……ん、美味しい」

    「うふふ、良かった」

    「……」ジーッ

    「唯先輩、何見てるんですか?」

    「いや~、和ちゃんのケーキ美味しそうだなって」

    「さっき同じの食べたじゃないか……」

    「てへへ……」

    141 = 44 :

    「いいわよ、唯。一口あげるわ」

    「えっ、いいの!?」

    「何だ何だ?和は唯には甘いな~?」

    「まあ小さい時からの付き合いだからね。ほら、食べていいわよ」スッ

    「ありがとう和ちゃん!よいしょっと」プスッ

    「!?」

    「はむっ。ん~、イチゴ美味しい~♪」

    142 = 44 :

    「……」プルプル

    「ん?和ちゃん、どうかしたの?」

    「何でケーキの一口って言われてイチゴを狙うのよ!?」ペチーン

    「あいたーっ!?」

    「全く、常識で物事を考えなさい!イチゴはケーキの頂上よ?魂なのよ!?」

    「えっ、でも和ちゃんケーキのイチゴくらいでガタガタ言うなとか、常識を疑えとか言ってたような……」

    143 = 44 :

    「今はそんなことどうでもいいの。唯、基本的なことよ。自分がされたら嫌なことは人にはしない……分かるわよね?」

    「はっ!?」ガーン

    「イチゴを取られちゃったら悲しいのよ?泣いちゃうのよ?人を悲しませるようなことは、絶対にしてはいけないわ」

    「ご、ゴメンなさい和ちゃん!私、私間違えてた!」

    「反省してる?」

    「してるよ!本当にゴメンなさい!許して和ちゃん……」ウルウル

    144 = 44 :

    「……ふふ。分かってくれればいいのよ」ナデナデ

    「あ……。えへへ、和ちゃんは優しいね」

    「ほら唯、ご褒美……ってわけでもないけど、もう一口あげるわ。あ~ん」

    「あ~……んっ。美味しいよ和ちゃん!」モグモグ

    「ふふ、よかったわ」ニコッ

    「……」

    「……」

    「……何も言えねえ」

    「アメとムチの政策ね!」

    145 = 44 :

    ……

    「ちょっと律、ジュース買ってきてくれない?」

    「おう、分かった!」

    「オレンジジュース。急いでね?」

    「オッケー、じゃあ行ってくる……って、ナチュラルにパシらせようとするなよ!?」ガーン

    「あら、自然な流れだと思ったのに」

    「まあ、あまりにもサラッと言うから流されそうになったのは認めよう」

    146 = 44 :

    「仕方ないわね……はい、お金」

    「そういう問題じゃないし、奢らせる気だったのかよ!?」

    「もう、わがままねえ律は」

    「いや……わがままとかいう問題じゃない気がする……。でもまあ、私ものど渇いてるしなあ」

    「丁度いいじゃない、私の分も一緒に……」

    「いや待て!それだったら和が行ってもいいじゃないか」

    「そうかしら?」

    「そうだろ」

    147 = 44 :

    「しょうがない、それじゃあ公平にジャンケンで決めましょう」

    「ジャンケンか。それなら公平だな」

    「でしょう?勝負ごとは公平にやらないとね」

    「よしそれじゃあ行くぞ!最初はグー、」

    「ちょっと待って律」

    「何だよ?」

    「このまま始めるのはあまりにも不公平だわ」

    「え、何で?」

    148 = 44 :

    「だって『ジャンケンで勝負』というルールを作ったのは私よ?律がそのルールに納得したとはいえ、私の決めたルールに従って決まった決定に律が不満を漏らさないとも限らない」

    「それはないから安心してくれ」

    「ダメよ、勝負は完全に公平じゃないと納得できないわ」

    「……私にどうしろと?」

    「私はジャンケンというルールの大枠を作ったわ。なら、あとの細かいルールを律が決めればいいのよ」

    「なるほど。じゃあジャンケンは一回勝負だ」

    「ええ、分かったわ」

    149 :

    なんだこれ

    150 = 44 :

    「よっし。それじゃあ負けた方が二人分のジュースを買ってくるってことで」

    「ちょっと待って律。あなたはどこまで傲慢なの?」

    「えっ何で!?」

    「確かに大枠のジャンケンは私が決めたわ。だから細かいルールを作る権利は律にある」

    「だから私は……」

    「そう、だから律は一回勝負というルールを決めたじゃない。それに付け加えて負けた方が何をするだの決めるのは越権行為と言えるわ。不公平よ」


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