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    元スレ唯「パワプロやろーよ!」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 = 56 :

    カーブって単語を見る度に桑田を思い出す

    102 :

    ゲーム系SSだとあずにゃんいつもこんな役

    103 = 34 :

    「真ん中から一気に曲がって右下へ外れたわね!」

    「スロカか……くっそ!」

    「真ん中になんて不用意に投げませんよ」ププッ

    「中野おおおおぉっ!」

    「あと、予め言っておきますがあずにゃん1号は速球派ではありませんよ?スライダー、スローカーブ、SFFを操る本格派です」

    「つ、強い……」

    「むむむ……」

    「さあ続けましょうか」ニヤリ

    「お、おのれえ……」

    104 = 34 :

    ……

    「回は進んで4回裏。りっちゃんチームはあずにゃん1号の前にソロホームラン一本に抑え込まれてます」

    「対する梓ちゃんは2回表に1点を追加したものの、3回4回は無得点。ランナーは出し続けてますがホームが遠い状況です」

    「その辺は打たれる度に投手を代えるりっちゃんの継投策が効いているのでしょう」

    「では1-5、りっちゃんの4点ビハインドの攻撃から再開で~す♪」

    「ムギ、さっきから誰と話してるんだ?」

    「うふふ、内緒よ♪」

    (4回か……そろそろ点を取らないとまずい)

    (しかし未だにヒット一本、それも失投を叩いたソロだけってのもキツイな……)

    105 = 32 :

    レベルわからんけど変化球3つだけか

    106 = 34 :

    (意外と粘るな律先輩)

    (でも投手もいなくなってきたみたいだし、次の回には決める)

    「うっしゃー、来い!」

    「行きますよ律先輩!」

    「おおう、俄然盛り上がって来たね二人とも!」

    「押してるのは梓だけどな」

    ストラーイク!

    (来た球を打つだけじゃダメだ。もっと、もっと考えるんだ)

    ボール!

    「りっちゃん考え込んでるわね」

    110 = 34 :

    「りっちゃんのキャラじゃないよ……」

    「律はかなりの負けず嫌いだからなあ」

    「!」ピクッ

    ボール!

    (あっぶねえ、振っちまうところだった。でも今のは……)

    (ちっ、外れたか。あそこは微妙なんだよなあ……それなら)ビュッ

    「ストレートだっ!」キンッ

    「打ったあ!」

    「センター前、綺麗に運んだわね~」

    (何か……掴みそうだ!次も見るぞ)

    111 = 34 :

    (ノーアウトのランナーを出しちゃったか。でも律先輩はバントは仕掛けてこないだろうし、バッター勝負で十分かな)

    ストライク、ボール、ストライク!

    「よし、追い込んだ!」

    (追い込まれたか……だが、私の読みが正しければ)

    「ふっ!」ビュッ

    「……!」ボール!

    「りっちゃんやるう!」

    「今のSFFは絶妙だったな……よく見たよ、律は」

    (よっし、分かった!くっくっく、覚悟しろよ梓~?)

    112 = 34 :

    「ふむ、今ので決めようと思ったのですが……ならばこうです!」シュッ

    「ふんっ」キンッ

    「ショートフライね」アウトー

    (これで一死一塁。いつも通りに行けば余裕だね)

    「ふふふ……」

    (律の奴、何か掴んだな)

    「ふんっ!」シュッ

    「もらったあ!」ガキンッ

    「わあ、打った!」

    オオキイ、オオキイ!ハイッターホームラン!

    113 = 34 :

    「ツーランホームランだあ♪」

    「初球から思い切りいったな」

    「よっしゃあっ!」グッ

    「そ、そんな……狙い通りだったのに」

    「ふふふ、一気に行くぜ~」

    「まぐれは続きませんよ!?」ビュッ

    「甘いな梓」ニヤッ

    キンッ、カアンッ、ギインッ!

    「」

    114 = 34 :

    「りっちゃんすご~いっ」

    「連打で一気に1点差ね!」

    「これで押せ押せムードだな」

    (打ったのは全部初球と三球目か。なるほど)

    「な、何で……?」

    「ふふふ……はっはっは!梓、お前の投球には致命的な弱点があるんだよ!」

    「致命的な、弱点?」

    「りっちゃん何だか格好いい……」

    「いいぞ~りっちゃ~ん♪」

    (まさか自分からばらしたりはしないよな……?)

    115 = 34 :

    「ははは、もっと誉めろ!」

    「りっちゃん天才!イケメン!」

    「きゃ~、りっちゃ~ん」

    「ふふ、いいか梓!お前の配球は毎回同じなんだよ!」

    「配球……?」

    「初球はコーナー、少し甘いところにストレート。二球目は低めの変化球でストライクからボールになる球。三球目は初球より厳しめの高めコーナーへストレート!」

    「!?」

    「三球目が決まったら、再びストライクからギリギリボールになる変化球!外れたらボールからストライクになる変化球!」

    「おお~!」

    「この短時間でそこまで見切るなんて……!」

    117 = 34 :

    「それ以降はランダムっぽいけど、これだけ分かれば十分!一球目のストレートを強芯で、三球目のストレートをミートで狙えばいい!」

    (なるほど……よしんば三球目が外れたとしても、僅かなズレくらいならパワーAの力で内野の頭は越せるというわけか)

    「くっ……さすがです律先輩。私のその配球はサクセスでのコンピュータ戦を素早く勝ち抜くために無意識に身についていたものです。まさかそれを見破るなんて」

    「はっはっは、私の力を思い知ったか?もっと敬え~」

    (はあ……馬鹿だこいつ)

    「対人戦をあまりやらずにサクセスばかりやってた弊害ですね……教えて頂いてありがとうございます」ペコッ

    「感謝しろよ~?」

    「ええ、これで意識的に配球を変えれるので、もう打たれませんよ?念のためピッチャーも変えますね」ニコッ

    「……え?」

    「あ……」

    「はあ……」

    118 = 34 :

    ゲームセット!

    梓8-5律

    「」

    「勝利です!」

    「結局りっちゃんはあれから一人もヒットを打てなかったわね……」

    「りっちゃん……あずにゃんに弱点を教えなければ勝ててたのに」

    「基本的に馬鹿なんだよこいつは」

    「何だとーっ!?」

    119 = 34 :

    「さあ、いよいよ決勝ですね唯先輩……」

    「あずにゃん、やる気だね!」

    「気をつけろよ唯、今の梓は強いなんてもんじゃないぞ……」

    「お前のおかげでな」

    「あずにゃん、勝負だよ!」

    「ええ、軽音部ナンバーワンパワプラーの座をかけて!」

    「うふふ♪(パワプラーって何かしら?)」

    120 = 34 :

    プレイボール!

    「どちらも初戦とは変更なしね」

    「ああ。でも唯のチームは梓のチームより選手能力が低い。そこをどう補うのか……」

    「と言っても、梓は操作も上手いからなあ。正攻法じゃ勝ち目がないぞ」

    「ふふふ……大丈夫だよ。我に秘策あり!」キュピーン

    「唯先輩強気ですね。でも負けませんよ!」

    ……

    3回終了
    梓3-0唯

    「3点差か……やはり差がついたな」

    「でも唯ちゃんもよく守ってるわね」

    121 = 34 :

    「絶好調のあずにゃん1号からあんまり打ててないな」

    「唯先輩、やりますね!」

    「あずにゃんも思ったよりやるね……。でもそろそろ準備は整ったから、秘策を行かせてもらうよ!」

    「む……」

    「唯ちゃんの秘策……何かしら?」ワクワク

    「そういえば唯は今までほとんど打ちに行ってないな」

    「ああ。まるで何かを観察しているようだった」

    (唯先輩の秘策、か。上位打線からだし、ここは少し警戒しよう)

    ボール!ボール…

    「梓ちゃん、ストライクが入らないわね」

    122 :

    さて、しえんするか

    123 = 34 :

    「おいおい、びびってんのか梓~?」キシシ

    「妥当な判断だけど、ちょっと慎重すぎだな。ほら……」

    ファール!ボール…フォアボール

    「しまった……先頭打者を歩かせるなんて」

    「ふっ」ニヤッ

    「これも唯の作戦か?」

    「まさか……な」

    「でも唯ちゃんは本気になると凄いし……」

    「ふう……」

    (落ち着け私。ランナーを一人出しただけ、バッターは非力な2番。小フライ、あわよくば内野ゴロゲッツーを狙う)

    (タイミングはばっちり。ここからだよ、あずにゃん♪)

    124 = 43 :

    ここから唯死ねスレ

    125 = 34 :

    「……」ピッ

    セーフ!セーフ!

    「ランナーを警戒しているな」

    「ああ、ランナーは憂ちゃん……かなりの俊足のはずだ」

    「憂は走力15、盗塁5持ちだよ~♪」

    「……」

    (揺さぶられちゃダメだ。それに私のあずにゃん2号は強肩……ストレートを投げておけば、コースは関係なく刺せる!)

    「バッター勝負!」ビュッ

    「やはりストレートだね、あずにゃん!」バッ

    「!?」

    「一塁ランナーが走ったわ!」

    126 = 34 :

    「盗塁予約じゃない……最速スタートだ!」

    「まさか唯の奴、あずにゃん1号のモーションを盗んだのか!?」

    「それだけじゃないよ!」コツン

    「バントエンドラン!?」

    「ラインギリギリ……絶妙な位置ね」

    「くっ、一塁に!」

    セーフ!

    「バッターも早いなっ」

    「っ!梓、まだだ!ランナーが三塁を狙っているぞ!」

    「なっ……!?」

    セーフ!

    127 = 34 :

    「す、凄い」

    「あっという間に……」

    「ノーアウト一三塁、だな」

    「不覚でした……足でかき乱されるなんて」

    「ふっふ~ん♪」

    (無死一三塁、バッターは3番のりっちゃん……。仕方ない、一点は諦めよう)

    「行きますよ!」ビュッ

    「甘いよあずにゃん!」

    「また走ったわっ」

    「スクイズ……いや、一塁ランナーの単独スチールか」

    (さっきよりはるかに遅い……タイミングを誤りましたね、唯先輩)

    128 = 34 :

    「刺せる!」

    「待て梓、罠だ!」

    「えっ?」ビュッ

    「隙あり♪」

    「ああっ、梓ちゃんが二塁に投げた隙に三塁ランナーが走った!?」

    「ディレイドスチールだ!」

    (しまっ……いや、落ち着け。あずにゃん5号も強肩、ホームで刺せる!)シュッ

    「ありがとうあずにゃん♪」

    「あ!?」

    129 = 34 :

    「三塁ランナーが……戻ってる」

    「一塁ランナーは送球の間に余裕で二塁到達、か」

    「唯の……トリックプレーだな」

    (しまった……一点を与えて一塁ランナーをアウトにしておけば、一死走者なしにできたのに!)

    (判断を誤ったっ!無死二三塁で4番を迎えるなんて最悪だ!)

    (あずにゃん焦ってるね。もう一押し、かな?)

    「梓の奴、冷静じゃなくなってきてるな」

    「あ~、足でかき回されるとウザイんだよなあ……」

    (スクイズの可能性もあるけど、長打は絶対に避けたい……どうすれば……)

    「あずにゃん、早く投げてよ~」

    「は、はいっ」

    130 :

    これやられるとうざいんだよなw

    131 = 34 :

    (仕方ない、ここはとにかくバッターに集中して……)シュッ

    「ここっ」コツン

    「またバント……スクイズか!?」

    「いや、また三塁線ギリギリだ!唯は一塁もセーフにする気だぞ!」

    (いや、これは……切れる!)

    コロコロ…

    (切れろ切れろ!これはファールだ!)

    …ピタ

    「ぐうう……」ガクッ

    「切れなかったな……オールセーフで一点だ」

    「しかもまだ無死一三塁」

    「ふふっ、ムギちゃんはバント職人だから、そうそう失敗しないよ~」

    「あらあら」

    「4番にバント職人か。何というか、唯らしいな」

    「えへへ~♪」

    132 = 34 :

    ……

    「その後も唯ちゃんの執拗なバント攻勢は続き、梓ちゃんはミスを連発してしまいました」

    「驚くことに唯ちゃんはプッシュやバスターを巧妙に使い分け、梓ちゃんにシフトを敷くことを許しません」

    「しかし梓ちゃんもさる者。投手のタイミングを完璧に把握されていると悟った彼女は、なんと80km/hピッチャーや6球種ピッチャーを繰り出し、唯ちゃんを抑え込みます」

    「試合は進み6回裏……5-6で一点ビハインドの梓ちゃんの最後の攻撃です」

    「ムギ、誰と話してるんだ?」

    「気にしない気にしない♪」

    「しっかし、唯バント上手すぎだろ……セーフティの成功確率8割は行ってるんじゃないか?」

    「それより私は前進していたとはいえ、プッシュで内野の頭を越した技に驚きだよ」

    「えへへへ、何か私って普通に打つよりバントのほうが成功しやすいんだあ。タイミング取らないといけないから、すぐは無理だけど」

    133 = 34 :

    「なるほど……だから澪の時は使えず、あずにゃん1号には使えたのか」

    (使われなくてよかった……守備には自信あるけど、すごくストレスが溜まりそうだもんな)

    「私は梓ちゃんがあんなに色んな投手を持ってるのに驚いたわ~」

    「ああ、あずにゃん10~14号か」

    「80km/h投手なんてどうやって作ったんだ?」

    「……企業、秘密です」

    (まずいまずいまずい。この回に点を入れないと負ける……パワプロには絶対の自信を持っていた、この私が)

    (落ち着け、冷静になれ。打順は上位から……必ず逆転できる!)

    「ふっふっふ、このまま一気に行っちゃうよ~」

    (唯先輩の投手は中継ぎの和ちゃん。持ち球はドロップとシンカー。変化量の少ないシンカーなら変化後でも十分に対応できる)

    134 = 34 :

    「よし、唯先輩勝負です!」

    「梓ちゃんが燃えてるわ……!」

    「私もだよムギちゃん!いっくよ~!」ビュッ

    「うりゃあっ!」キンッ

    ……

    「盗塁成功で一死二塁か……」

    「ゲッツーの可能性はなくなったな。1打同点のチャンスだ」

    「やるね、あずにゃん……!」

    「唯先輩こそ……!」

    (唯先輩の配球、どんどん良くなってる。初回とはまるで別人だよ……認めたくないけど、試合中に成長してる)

    136 = 34 :

    「ここは最後の切り札を使わせてもらうよ!」

    「っ!?」

    「唯の奴……まだ切り札を隠し持っていたのか!」

    「抑えのエース・あずにゃんをね!」バーン

    「おお~!」

    「……」

    (私だけ作ってなかったわけじゃないんだ……よかったあ)ホッ

    (って気を抜いちゃダメだ!今は試合中!)ブンブン

    「唯の切り札か……どんな投手なんだ?」

    137 = 34 :

    「ふふふ、見れば分かるよ。あずにゃんの凄さが、ねっ!」ビュッ

    ドオンッ

    「なっ!?」

    「ひ、162km/hのストレート……?」

    「それだけじゃないよ!」ビュッ

    グググッ

    「ナックルカーブ……?何て変化量だ!」

    「それだけじゃないわ!見て、梓ちゃんのミートカーソルが」

    「小さくなってる……威圧感持ちか!」

    「つ、強い……!」

    138 = 34 :

    「えへへ、あずにゃんは天才型&ダイジョーブ博士の手術に成功したからね!」

    「すごい強運だな」

    ストラーイク、バッターアウッ

    「いえ~い♪」

    「三振……」

    「あと一人、か」

    「……」

    「梓ちゃん……」

    「ふ、ふふ、ふふふ……」

    「ど、どうしたんだ梓」ビクッ

    139 = 34 :

    「……さすがです、唯先輩。まさかここまでとは思いませんでした」

    「お!?あずにゃんまさかの敗北宣言!?」

    「まさか……嬉しいんですよ、私は。本気でぶつかり合える好敵手と巡り会えて!」ゴゴゴ…

    (何言ってんだこいつ)

    「切り札は……最後まで取っておくものですよね?」ニヤリ

    「なっ!?梓にも隠し玉が!?」

    「バッターあずにゃん3号に代わって……唯にゃん!」バーン

    「……」

    「……」

    「……」

    「ちょっ!?せっかく盛り上がっているんですから黙らないで下さいよ!」

    141 = 34 :

    「あ、あずにゃん……私だけ、特別に作ってくれたの?」プルプル

    「へ?」

    「ありがと~あずにゃ~ん♪」ガバッ

    「にゃあっ!?」

    「えへへ~、愛い奴愛い奴」ナデナデ

    「ふにゃあ……」

    (澪にゃんを作成予定なのは黙っておこう……)

    「お~い、いちゃついてないで試合を再開しろ~」

    「あっ、は~い」パッ

    「あ……」ショボン

    142 = 34 :

    「唯にゃんってどんな選手なのかしら……」

    「ああ、詳しく見れなかったから気になるな」

    「唯にゃんはミート・パワー・走力がマックスで、チャンス5・代打○・サヨナラ男などを持った私の切り札ですよ」

    「私『男』じゃないよ~」ブー

    「そんなこと言われても……。本当はスタメンで使いたいんですけど、ここぞという時のために取っておいたんです」

    (スタメンにしちゃうとあずにゃん軍団じゃなくなるしね)

    「へ~……強いなあ。でもいいのか?」

    「何がです?」

    「いや、そんなこと教えたら敬遠するんじゃないか?一塁空いてるし」

    「なるほど……律にしては的を射た意見だ」

    「何だとー!?」

    143 = 34 :

    「ふふっ、心配ありませんよ」

    「そうだよ!敬遠なんてしない……私とあずにゃんの勝負の決着は、劇的でないと!」

    「その通りです。唯先輩……私はホームランしか狙いませんよ?」ニヤリ

    「奇遇だね、あずにゃん!私は三振しか狙わないよ?」ニヤリ

    ゴゴゴ…

    「二人とも、燃えているわ……!」

    「でも操作しているキャラが唯の操るあずにゃんと、」

    「梓の操る唯にゃんってのはどうにかならないのか」

    「行くよ、あずにゃああああああんっ!」

    「返り討ちにしてあげますよ、唯にゃああああああああんっ!」

    「どさくさに紛れて何叫んでんだ」

    144 = 92 :

    どうせ憂が一番強いにきまってる

    145 = 140 :

    憂選手

    147 :

    寝た?

    148 = 34 :

    ……

    梓7-6唯

    「サヨナラホームラン、ね!」

    「ツースリー……追い込まれてから6球目」

    「唯の配球は悪くなかった。でも梓の執念が……上回ったんだな」

    「はあ、はあ……勝っ、た……」

    「あずにゃん……」

    「唯、先輩……」

    「負けたよ、あずにゃん。さすがだね」スッ

    「いえ……唯先輩も強かったです」ガシッ

    149 = 34 :

    「二人とも凄かったわ~♪」パチパチ

    「パワプロで深まる絆、か」グスッ

    「何泣いてるんだよ律」グスッ

    「へへへ、澪こそ」

    「よ~し、今度はムギちゃんも入れて総当たりしようよ!」

    「いいですね!」

    「よ~し、じゃあプロ球団を使うか」

    「うん、そうだな」

    「私頑張る!」フンス!


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