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元スレ紬「みんなを助ける夢だったの」
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紬「今度こそ…」
私は銃を乱射する
女性はすでに死んでいたので気兼ねなく撃つことができる
小人は気持ち悪い奇声をあげて倒れる
二度と復活しないように、原型を留めなくなるまで撃ち続けた
小人を全滅させると、電車は停車した
澪「あ…か、勝ったのか!?」
紬「ええ、もう大丈夫よ♪」
私は銃を乱射する
女性はすでに死んでいたので気兼ねなく撃つことができる
小人は気持ち悪い奇声をあげて倒れる
二度と復活しないように、原型を留めなくなるまで撃ち続けた
小人を全滅させると、電車は停車した
澪「あ…か、勝ったのか!?」
紬「ええ、もう大丈夫よ♪」
澪「お礼に何か…」
紬「じゃあ、私のこと叩いてほしいの♪」
澪「え…?」
紬「私、叩かれるのが夢だったの♪」
澪「じゃ、じゃあいくぞ…」
澪ちゃんが腕を振り上げて、それを私に向けて落とす
その手が私の目の前にきた瞬間、私は目が覚めた
紬「いつもいいところで終わっちゃうのね…」
紬「じゃあ、私のこと叩いてほしいの♪」
澪「え…?」
紬「私、叩かれるのが夢だったの♪」
澪「じゃ、じゃあいくぞ…」
澪ちゃんが腕を振り上げて、それを私に向けて落とす
その手が私の目の前にきた瞬間、私は目が覚めた
紬「いつもいいところで終わっちゃうのね…」
>>104
琴吹家のTさんか
琴吹家のTさんか
澪「…だけどな、ムギがいてな…」
学校へ行くと、またりっちゃんと澪ちゃんが二人で話していた
紬「二人とも、何のお話してるの~?」
律「澪がさ~、昨日の怖い話の夢見ちゃったらしいんだけど…」
澪「ムギが銃でババババーって小人をやっつけてくれたんだ!」
律「どんな夢だよって…」
紬「実はそれ…」
唯「みんなー、おはよー!」
澪「おはよう唯、今日は早いな」
学校へ行くと、またりっちゃんと澪ちゃんが二人で話していた
紬「二人とも、何のお話してるの~?」
律「澪がさ~、昨日の怖い話の夢見ちゃったらしいんだけど…」
澪「ムギが銃でババババーって小人をやっつけてくれたんだ!」
律「どんな夢だよって…」
紬「実はそれ…」
唯「みんなー、おはよー!」
澪「おはよう唯、今日は早いな」
唯「で、みんななんの話してたの?」
一瞬話が逸れてしまうかと思ったが、唯ちゃんが好奇心旺盛で助かった
澪「私が昨日の怖い夢見ちゃったんだけど~…」
唯「へ?怖い夢?」
律「猿夢って話てたろ~」
唯「あ~…お猿さんの夢ね!」
澪「それでさ!」
一瞬話が逸れてしまうかと思ったが、唯ちゃんが好奇心旺盛で助かった
澪「私が昨日の怖い夢見ちゃったんだけど~…」
唯「へ?怖い夢?」
律「猿夢って話てたろ~」
唯「あ~…お猿さんの夢ね!」
澪「それでさ!」
まさか、ムギちゃんが助けに行かなきゃみんな死んでたんじゃ…
ムギちゃんマジ天使!!!
ムギちゃんマジ天使!!!
澪ちゃんが一通り話し終わったとき、私は言いたかった事を言った
紬「実はその夢、私も見たの♪」
律「ええ!2回目!?」
紬「たぶん3回目だと思うわ、昨日のはきっと梓ちゃんの夢だもの♪」
唯「じゃああずにゃんの夢の内容知ってるの?教えて!ここだけのヒミツで…」
紬「ダメよ、梓ちゃんがダメって言ってるんだから」
唯「ぶー」
紬「実はその夢、私も見たの♪」
律「ええ!2回目!?」
紬「たぶん3回目だと思うわ、昨日のはきっと梓ちゃんの夢だもの♪」
唯「じゃああずにゃんの夢の内容知ってるの?教えて!ここだけのヒミツで…」
紬「ダメよ、梓ちゃんがダメって言ってるんだから」
唯「ぶー」
澪「でもみんなムギに夢の中で救われてるんだな」
律「あとは軽音部の中では唯だけか」
唯「私は…いいよ~…」
律「そんな水臭いこと言うなよ~、どうせお前の夢なんて食べ物の話なんだろ?」
唯「う…そんなんじゃないもん!」
律「じゃあどんな夢だって言うんだよぅ」
唯「え…と…あ!ギー太の夢とか…?」
澪「ほとんど食べ物と変わらないな…」
唯ちゃんの夢か…唯ちゃんから夢の話を聞いたこともあまりないし興味がある
律「あとは軽音部の中では唯だけか」
唯「私は…いいよ~…」
律「そんな水臭いこと言うなよ~、どうせお前の夢なんて食べ物の話なんだろ?」
唯「う…そんなんじゃないもん!」
律「じゃあどんな夢だって言うんだよぅ」
唯「え…と…あ!ギー太の夢とか…?」
澪「ほとんど食べ物と変わらないな…」
唯ちゃんの夢か…唯ちゃんから夢の話を聞いたこともあまりないし興味がある
律「梓~、お前の夢はムギから聞いたぞ~」
梓「にゃ!?そ、そんな…」
りっちゃんは梓ちゃんに鎌をかけて夢の内容を聞き出そうとしていた
律「まぁ誤解されるようなシーンとかあったし~
お前の口から言ったほうがいいんじゃないかな~?」
梓「く…仕方がないです…」
りっちゃんは口がうまい
梓ちゃんは夢の内容を正確に話した
嘘がつけないのは私がいるからだろう
梓「…という感じです」
律「今のであってたか?」
紬「うん、全く同じよ♪」
梓「にゃ!?そ、そんな…」
りっちゃんは梓ちゃんに鎌をかけて夢の内容を聞き出そうとしていた
律「まぁ誤解されるようなシーンとかあったし~
お前の口から言ったほうがいいんじゃないかな~?」
梓「く…仕方がないです…」
りっちゃんは口がうまい
梓ちゃんは夢の内容を正確に話した
嘘がつけないのは私がいるからだろう
梓「…という感じです」
律「今のであってたか?」
紬「うん、全く同じよ♪」
梓「騙したんですね!?律先輩!」
律「ひゃあ、お助けを~」
澪「唯?元気ないぞ」
唯「へ…?あ、私は超元気だよ!」
そういえば私の夢の話をしてから唯ちゃんの元気がない
唯ちゃんは夢を見られたくないのだろうか
まぁ、普通の人だったら当然だろう
でもあの唯ちゃんが他人に夢を見られるのを恥ずかしがるとは思わなかった
紬「ごめんね唯ちゃん、できるだけ唯ちゃんの夢には行かないように努力するわ」
他人の夢に勝手に入って楽しんでいたのは、反省すべきだろう
律「ひゃあ、お助けを~」
澪「唯?元気ないぞ」
唯「へ…?あ、私は超元気だよ!」
そういえば私の夢の話をしてから唯ちゃんの元気がない
唯ちゃんは夢を見られたくないのだろうか
まぁ、普通の人だったら当然だろう
でもあの唯ちゃんが他人に夢を見られるのを恥ずかしがるとは思わなかった
紬「ごめんね唯ちゃん、できるだけ唯ちゃんの夢には行かないように努力するわ」
他人の夢に勝手に入って楽しんでいたのは、反省すべきだろう
紬「みんなもごめんね、勝手に夢の中に入っちゃって…」
律「あー私は別にいいけどな」
澪「私は助けてもらったし…」
梓「私は助けてもらいましたけど、恥ずかしい思いをしたんでトントンです!」
唯「そうか…助けてくれるなら…」ボソ
紬「え?何か言った?」
唯「ん!?いや、何でもないよ!」
やっぱり唯ちゃんの様子はちょっとおかしい
ああは言ったけどやっぱり唯ちゃんを夢で助けたほうがいいのだろうか
律「あー私は別にいいけどな」
澪「私は助けてもらったし…」
梓「私は助けてもらいましたけど、恥ずかしい思いをしたんでトントンです!」
唯「そうか…助けてくれるなら…」ボソ
紬「え?何か言った?」
唯「ん!?いや、何でもないよ!」
やっぱり唯ちゃんの様子はちょっとおかしい
ああは言ったけどやっぱり唯ちゃんを夢で助けたほうがいいのだろうか
梓「私は助けてもらいましたけど、恥ずかしい思いをしたんでトンちゃんです!」
に見えた
に見えた
────────
────
真っ暗な空間
もう4回目にもなる、大分見慣れたものだ
見慣れた、というには何も見えてはいないので適切ではないかもしれないが
昨日のように光がない場合もあるので、私はすぐに目を瞑った
しかし、何も聞こえない
目を開けても真っ暗なまま
おかしい
こういうときはどうすればいいのだろう…
────
真っ暗な空間
もう4回目にもなる、大分見慣れたものだ
見慣れた、というには何も見えてはいないので適切ではないかもしれないが
昨日のように光がない場合もあるので、私はすぐに目を瞑った
しかし、何も聞こえない
目を開けても真っ暗なまま
おかしい
こういうときはどうすればいいのだろう…
紬「唯ちゃ~ん!どこにいるの~?」
私は暗闇に向かって叫んだ
唯「ムギちゃん、来ちゃったんだ…」
暗闇から唯ちゃんの声が聞こえた
紬「ごめんね、でも悩んでるみたいだったから」
唯「私の夢は最近いっつもこんな感じで真っ暗なんだ」
唯「でもね、時間が経つと光が出てきてね、別の世界に行けるの」
唯ちゃんも私と同じ夢を見ていたのだろうか
私は暗闇に向かって叫んだ
唯「ムギちゃん、来ちゃったんだ…」
暗闇から唯ちゃんの声が聞こえた
紬「ごめんね、でも悩んでるみたいだったから」
唯「私の夢は最近いっつもこんな感じで真っ暗なんだ」
唯「でもね、時間が経つと光が出てきてね、別の世界に行けるの」
唯ちゃんも私と同じ夢を見ていたのだろうか
唯「ある時は私は宇宙人だったんだ」
唯「私は夢だって分かってたからあんまり侵略とか気が進まなかったんだ」
唯「それで現地の人に声をかけようとしたら」
唯「撃たれちゃったんだ」
紬「…」
これは…りっちゃんの夢の宇宙人?
唯「私は夢だって分かってたからあんまり侵略とか気が進まなかったんだ」
唯「それで現地の人に声をかけようとしたら」
唯「撃たれちゃったんだ」
紬「…」
これは…りっちゃんの夢の宇宙人?
唯「あと私は遊園地作ってたよ」
唯「頑張って作ったんだけどその遊園地に欠陥が見つかって」
唯「借金地獄になって自殺しちゃうんだ」
唯「小人さんだったこともあるかな」
唯「おいしい料理をお友達と作っている最中に」
唯「射殺されちゃうんだ」
唯ちゃんの夢は…全部私が倒してきたモノ達…
私は夢でみんなを助けてきたつもりだった
でも実際は夢で唯ちゃんを殺し続けてきただけだったのか
唯「頑張って作ったんだけどその遊園地に欠陥が見つかって」
唯「借金地獄になって自殺しちゃうんだ」
唯「小人さんだったこともあるかな」
唯「おいしい料理をお友達と作っている最中に」
唯「射殺されちゃうんだ」
唯ちゃんの夢は…全部私が倒してきたモノ達…
私は夢でみんなを助けてきたつもりだった
でも実際は夢で唯ちゃんを殺し続けてきただけだったのか
唯「こんな私を…助けてくれる?」
今まで知らなかったとはいえ唯ちゃんを殺し続けてきた私が、唯ちゃんを助けられる気はしない
唯「…そうだよね、こんなわけのわからない夢じゃあ助けようもないよね」
紬「違うの…」
唯「あ…光…」
唯ちゃんの声と同時に、私の視界は真っ白く染まった
今まで知らなかったとはいえ唯ちゃんを殺し続けてきた私が、唯ちゃんを助けられる気はしない
唯「…そうだよね、こんなわけのわからない夢じゃあ助けようもないよね」
紬「違うの…」
唯「あ…光…」
唯ちゃんの声と同時に、私の視界は真っ白く染まった
幼女が助けてーって叫んでる(´・ω・`)
鬼ごっこっぽいな
ほ
鬼ごっこっぽいな
ほ
────────
────
気が付くと…私は自分のベッドで寝ていた
紬「まだ…唯ちゃんを助けてないのに…」
時間はまだ3時、もう一回寝れば…
紬「!!これは…金縛り!?」
私は起きてはいなかった
夢の中で金縛りにあっている
もしかしてこれが今日の唯ちゃんの夢…
私を唯ちゃんが殺そうとする夢…?
唯「ムギちゃん…どこなの…」
────
気が付くと…私は自分のベッドで寝ていた
紬「まだ…唯ちゃんを助けてないのに…」
時間はまだ3時、もう一回寝れば…
紬「!!これは…金縛り!?」
私は起きてはいなかった
夢の中で金縛りにあっている
もしかしてこれが今日の唯ちゃんの夢…
私を唯ちゃんが殺そうとする夢…?
唯「ムギちゃん…どこなの…」
唯ちゃんの声…でも声は出せない
だいたい金縛りでなくても殺されるかもしれないのだ
声が出せるわけがない
唯「こっちかな?」
隣の部屋の扉が開く
唯「こっちにもいない…」
だいたい金縛りでなくても殺されるかもしれないのだ
声が出せるわけがない
唯「こっちかな?」
隣の部屋の扉が開く
唯「こっちにもいない…」
心臓の音が激しくなる
次はこの部屋…
ガチャ
とうとうこの部屋のドアが開いた
唯「ムギちゃん…やっと見つけた!」
次はこの部屋…
ガチャ
とうとうこの部屋のドアが開いた
唯「ムギちゃん…やっと見つけた!」
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/:::::::ハ::::ハ/' | ヽト、:::::ト、::|::::::|ハ
i:::|:::::| |:::ト、L レヘ=、ヘ|::::::|:::| - ^ヽ
l:::|:::::|,イ示ミ たハV'|::::::|:::| r‐´ ヽ、
l :::\ト' んハ ヒzソ |ノ:h:/ / { ヽ
V|::::ハ `,,,,´ '_ ''' |:::::lノ { / ムギ助けにきたぞ!!!
^|::ハ. /ーヘ ::::/::| i /
. |:::::ヘ ι {__ノ イ:::|::::| i /
. |:::::::::> イ- |:: |::∧ Y |
/|:::::::::/ ̄`.`ア´' ̄'´|:: |::: ∧. | .|
. /: |:::::::::|.|`ー.-|-?‐.´l:: |`ー??...、 | .|
/ィ:::|::::::|::.:廴_ Y イ:: |::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ j |
,ィ::.´: /::::: |::.::.::.::.::`T::.´::.::.|::.:ハ::.::.::/::.:/::.::.ヘ / .|
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唯「助けに来たよ!ムギちゃん!」
紬「…」
唯「ああ、ムギちゃんは金縛りにあってたんだ」
唯「じゃあ私がおぶっていってあげるよ!」フンス
もしかして唯ちゃんは私を助けに来てくれたんだろうか
どの道今は動けないので唯ちゃんを信じるしかなかった
紬「…」
唯「ああ、ムギちゃんは金縛りにあってたんだ」
唯「じゃあ私がおぶっていってあげるよ!」フンス
もしかして唯ちゃんは私を助けに来てくれたんだろうか
どの道今は動けないので唯ちゃんを信じるしかなかった
唯「もう少しでおばけがやってきてムギちゃんを食べちゃうところだったんだよ」
唯「この家を出れば…金縛りも解けるはずだよ!」
唯ちゃんは私をおぶりながら家の中を走り続けた
唯ちゃんにこんな力があるとは思わなかった
これも夢だから?
唯「出口が見えた!」
唯「この家を出れば…金縛りも解けるはずだよ!」
唯ちゃんは私をおぶりながら家の中を走り続けた
唯ちゃんにこんな力があるとは思わなかった
これも夢だから?
唯「出口が見えた!」
紬「…体が動く…話せる…」
唯「ふー、良かった良かった」
紬「私が助けてもらうとは思わなかったわ…」
唯「私もやる時はやるんだよ」
紬「…お礼に私の沢庵を食べて!」
唯「たく…え…?」
紬「私のまゆ毛は沢庵なの♪おいしいから是非食べて♪」
唯「そこまで言うなら…いただきまーす」
唯「ふー、良かった良かった」
紬「私が助けてもらうとは思わなかったわ…」
唯「私もやる時はやるんだよ」
紬「…お礼に私の沢庵を食べて!」
唯「たく…え…?」
紬「私のまゆ毛は沢庵なの♪おいしいから是非食べて♪」
唯「そこまで言うなら…いただきまーす」
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