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元スレ紬「みんなを助ける夢だったの」
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澪「コワイヨー…ムリダヨー…」
律「おい澪!何やってんだ!大丈夫だって!」
澪「トビオリラレルワケガナイ…」
唯「早くしないとジェットコースターバラバラになっちゃうよ~」
澪「ヒィ!…モウダメダー…」
澪ちゃんは全然飛び降りることができない
ここは私が助けてみよう
律「おい澪!何やってんだ!大丈夫だって!」
澪「トビオリラレルワケガナイ…」
唯「早くしないとジェットコースターバラバラになっちゃうよ~」
澪「ヒィ!…モウダメダー…」
澪ちゃんは全然飛び降りることができない
ここは私が助けてみよう
紬「とう!」
私は高くジャンプした
どこまでも高く飛ぶことができる
澪「ムギ!」
紬「澪ちゃん、掴まって」
澪ちゃんは私の手を握る
私はそのまま澪ちゃんと一緒に飛び降りる
澪「きゃああああああ!」
私は高くジャンプした
どこまでも高く飛ぶことができる
澪「ムギ!」
紬「澪ちゃん、掴まって」
澪ちゃんは私の手を握る
私はそのまま澪ちゃんと一緒に飛び降りる
澪「きゃああああああ!」
私達はみんな無事に脱出することができた
私と澪ちゃんが着地した瞬間にジェットコースターはバラバラになった
梓「あ…あの…みなさん…」
律「まぁ梓が悪いわけじゃ…」
梓「うわあああああん!すみませえええええん!」
唯「あ、あずにゃん!よしよ~し…」
梓「うああああああああん!」
唯「どうしよう…泣きやまない…」
澪「」
私と澪ちゃんが着地した瞬間にジェットコースターはバラバラになった
梓「あ…あの…みなさん…」
律「まぁ梓が悪いわけじゃ…」
梓「うわあああああん!すみませえええええん!」
唯「あ、あずにゃん!よしよ~し…」
梓「うああああああああん!」
唯「どうしよう…泣きやまない…」
澪「」
梓ちゃんは泣きやまず、澪ちゃんは気絶したままで、大変な状態になった
紬「梓ちゃん、大丈夫よ」
梓「ぐすっ、全然大丈夫じゃないです!」
紬「遊園地を作った会社は私がどうにかするわ♪」
梓「!」
紬「改修工事のお金は出してもらえばいいし、まだお客さんも私達しか来てないし…」
紬「あと、改修工事はうちの系列の会社を紹介するわ♪」
梓「むぎせんぱ~い…」ダキッ
紬「あらあら♪」
紬「梓ちゃん、大丈夫よ」
梓「ぐすっ、全然大丈夫じゃないです!」
紬「遊園地を作った会社は私がどうにかするわ♪」
梓「!」
紬「改修工事のお金は出してもらえばいいし、まだお客さんも私達しか来てないし…」
紬「あと、改修工事はうちの系列の会社を紹介するわ♪」
梓「むぎせんぱ~い…」ダキッ
紬「あらあら♪」
梓「お礼に…ゴールドパスを差し上げます!」
紬「私は別に…」
梓「これです!」
ゴールドパス…それは黄金のネコミミだった
梓「これをつけて入ると全て無料になります、ムギ先輩には似合うと思いますよ」
紬「じゃあさっそく…」
紬「私は別に…」
梓「これです!」
ゴールドパス…それは黄金のネコミミだった
梓「これをつけて入ると全て無料になります、ムギ先輩には似合うと思いますよ」
紬「じゃあさっそく…」
黄金のネコミミをつけようとした瞬間、目が覚めた
紬「やっぱり夢だったのね」
紬「これは誰の夢だったのかな」
今日も学校へ行くのが楽しみだ
紬「やっぱり夢だったのね」
紬「これは誰の夢だったのかな」
今日も学校へ行くのが楽しみだ
そういえばあずにゃんって呼んでるの唯だけなんだな
どうりで脳内再生で唯の声しか聞こえないわけだ
どうりで脳内再生で唯の声しか聞こえないわけだ
寝ます。夢の中にムギちゃんが出てくれることはないと思いますが。
書き溜めはあるので落ちたら立て直します。
書き溜めはあるので落ちたら立て直します。
放課後、私は探りを入れてみることにした
紬「今日ね、私梓ちゃんの作った遊園地に行く夢を見たの♪素敵だったわ~♪」
律「どんな夢だよ…」
澪「お前が言えることじゃないだろ」
唯「遊園地か~、行きたいな~」
梓「…」オドオド
どうやら梓ちゃんで間違いないようだ
紬「今日ね、私梓ちゃんの作った遊園地に行く夢を見たの♪素敵だったわ~♪」
律「どんな夢だよ…」
澪「お前が言えることじゃないだろ」
唯「遊園地か~、行きたいな~」
梓「…」オドオド
どうやら梓ちゃんで間違いないようだ
紬「それでね~、鯛焼き屋さんが…」
梓「ムギ先輩!そんな話より練習しましょう、練習!」
唯「えー、もっとその話聞きた~い」
律「練習したくな~い」
澪「お前ら…」
紬「ごめんね、梓ちゃんで勝手に妄想しちゃって、この夢の話はもうやめるわ」
誰の夢だったかを知ることができればそれでいい
これ以上言って梓ちゃんを傷つけるわけにもいかない
梓「ムギ先輩!そんな話より練習しましょう、練習!」
唯「えー、もっとその話聞きた~い」
律「練習したくな~い」
澪「お前ら…」
紬「ごめんね、梓ちゃんで勝手に妄想しちゃって、この夢の話はもうやめるわ」
誰の夢だったかを知ることができればそれでいい
これ以上言って梓ちゃんを傷つけるわけにもいかない
紬「その夢になる前に…昨日と同じ夢を見たの」
律「…廃墟から突然遊園地になったのか?」
紬「あ、そういうことじゃなくて…私が真っ暗な部屋にいて、突然光に包まれて、
気が付いたら別の夢になってるの、
それのおかげで今回は初めから夢だってわかったわ」
澪「明晰夢ってやつか」
唯「メイセキム?」
律「…廃墟から突然遊園地になったのか?」
紬「あ、そういうことじゃなくて…私が真っ暗な部屋にいて、突然光に包まれて、
気が付いたら別の夢になってるの、
それのおかげで今回は初めから夢だってわかったわ」
澪「明晰夢ってやつか」
唯「メイセキム?」
澪「夢の中でこれが夢だって自覚がある夢のことだよ」
唯「あ、それ私なったことある!」
律「えー、なんだよそれ、それじゃあ夢を楽しめないじゃねーか」
澪「明晰夢は夢の内容を自分の思い通りにできて、空を飛んだりとかもできるらしいよ」
律「え!マジで!唯、ムギ、飛んだの!?」
紬「ええ、ジャンプしただけで10mとか」
梓「!」
唯「私は~…と、飛んだよ!びゅーんって!」
律「二人ともうらやましいな~」
唯「…」
唯「あ、それ私なったことある!」
律「えー、なんだよそれ、それじゃあ夢を楽しめないじゃねーか」
澪「明晰夢は夢の内容を自分の思い通りにできて、空を飛んだりとかもできるらしいよ」
律「え!マジで!唯、ムギ、飛んだの!?」
紬「ええ、ジャンプしただけで10mとか」
梓「!」
唯「私は~…と、飛んだよ!びゅーんって!」
律「二人ともうらやましいな~」
唯「…」
律「そういえば同じ夢見たって言ってたよな」
紬「ええ」
律「同じ夢を見るって言えば『猿夢』って知ってるか~」
唯「お猿さんの夢?」
律「猿夢っていうのはな~…」
紬「ええ」
律「同じ夢を見るって言えば『猿夢』って知ってるか~」
唯「お猿さんの夢?」
律「猿夢っていうのはな~…」
私は、夢をみていました。
昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、
夢をみているんだと自覚する事がありました。
この時もそうです。何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。
ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。
すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。
それは「まもなく、電車が来ます。
その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」
と意味不明なものでした。
まもなく駅に電車が入ってきました。
それは電車というより、
よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので
数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。
私はどうも変な夢だなと思いつつも、
自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与えられるか
試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。
本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。
私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、
自由に夢から覚める事が出来ました。
昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、
夢をみているんだと自覚する事がありました。
この時もそうです。何故か私は薄暗い無人駅に一人いました。
ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。
すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。
それは「まもなく、電車が来ます。
その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」
と意味不明なものでした。
まもなく駅に電車が入ってきました。
それは電車というより、
よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので
数人の顔色の悪い男女が一列に座ってました。
私はどうも変な夢だなと思いつつも、
自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与えられるか
試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。
本当に恐くて堪られなければ、目を覚ませばいいと思ったからです。
私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、
自由に夢から覚める事が出来ました。
私は電車の後ろから3番目の席に座りました。
辺りには生温かい空気が流れていて、
本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。
「出発します~」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。
これから何が起こるのだろうと私は
不安と期待でどきどきしていました。
電車はホームを出るとすぐにトンネルに入りました。
紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。
私は思いました。(このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、
スリラーカーの景色だ。この電車だってお猿さん電車だし
結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけで
ちっとも恐くなんかないな。)とその時、
またアナウンスが流れました。
「次は活けづくり~活けづくりです。」
活けづくり?魚の?などと考えていると、
急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。
振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに
四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。
よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、
本当に魚の活けづくりの様になっていました。
強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で
男は悲鳴をあげつづけました。
男の体からは次々と内臓がとり出され
血まみれの臓器が散らばっています。
辺りには生温かい空気が流れていて、
本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。
「出発します~」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。
これから何が起こるのだろうと私は
不安と期待でどきどきしていました。
電車はホームを出るとすぐにトンネルに入りました。
紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。
私は思いました。(このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、
スリラーカーの景色だ。この電車だってお猿さん電車だし
結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけで
ちっとも恐くなんかないな。)とその時、
またアナウンスが流れました。
「次は活けづくり~活けづくりです。」
活けづくり?魚の?などと考えていると、
急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。
振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに
四人のぼろきれのような物をまとった小人がむらがっていました。
よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、
本当に魚の活けづくりの様になっていました。
強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で
男は悲鳴をあげつづけました。
男の体からは次々と内臓がとり出され
血まみれの臓器が散らばっています。
私のすぐ後ろには髪の長い顔色の悪い女性が座っていましたが、
彼女はすぐ後で大騒ぎしているのに黙って前をを向いたまま
気にも止めていない様子でした。
私はさすがに、想像を超える展開に驚き、
本当にこれは夢なのかと思いはじめ
恐くなりもう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。
気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。
しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。
うしろの女性は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。
「次はえぐり出し~えぐり出しです。」とアナウンスが流れました。
すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物で
うしろの女性の目をえぐり出し始めました。
さっきまで、無表情だった彼女の顔は、
痛みの為ものすごい形相に変わり、
私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。
私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。
彼女はすぐ後で大騒ぎしているのに黙って前をを向いたまま
気にも止めていない様子でした。
私はさすがに、想像を超える展開に驚き、
本当にこれは夢なのかと思いはじめ
恐くなりもう少し様子をみてから目を覚まそうと思いました。
気が付くと、一番後ろの席の男はいなくなっていました。
しかし赤黒い、血と肉の固まりのようなものは残っていました。
うしろの女性は相変わらず、無表情に一点をみつめていました。
「次はえぐり出し~えぐり出しです。」とアナウンスが流れました。
すると今度は二人の小人が現れ、ぎざぎざスプーンの様な物で
うしろの女性の目をえぐり出し始めました。
さっきまで、無表情だった彼女の顔は、
痛みの為ものすごい形相に変わり、
私のすぐ後ろで鼓膜が破れるぐらい大きな声で悲鳴をあげました。
眼かから眼球が飛び出しています。血と汗の匂いがたまりません。
私は恐くなり震えながら、前を向き体をかがめていました。
ここらが潮時だと思いました。
これ以上付き合いきれません。
しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、
自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、
それを確認してからその場から逃げる事にしました。
「次は挽肉~挽肉です~」とアナウンスが流れました。
最悪です。どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、
夢から覚めようとしました。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
いつもはこう強く念じる事で成功します。
急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。
今度は小人が私の膝に乗り変な機会みたいな物を近づけてきました。
たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
と目を固くつぶり一生懸命に念じました。
「ウイーン」という音がだんだんと大きくなってきて、
顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。
なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。
全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。 私は、寝床から台所に向、水を大量に飲んだところで、
やっと落ち着いてきました。
恐ろしくリアルだったけど所詮は夢だったのだからと
自分に言い聞かせました。
これ以上付き合いきれません。
しかも、順番からいくと次は3番目に座っている私の番です。
私は夢から覚めようとしましたが、
自分には一体どんなアナウンスが流れるのだろうと思い、
それを確認してからその場から逃げる事にしました。
「次は挽肉~挽肉です~」とアナウンスが流れました。
最悪です。どうなるか、容易に想像が出来たので神経を集中させ、
夢から覚めようとしました。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
いつもはこう強く念じる事で成功します。
急に「ウイーン」という機会の音が聞こえてきました。
今度は小人が私の膝に乗り変な機会みたいな物を近づけてきました。
たぶん私をミンチにする道具だと思うと恐くなり、
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
と目を固くつぶり一生懸命に念じました。
「ウイーン」という音がだんだんと大きくなってきて、
顔に風圧を感じ、もうだめだと思った瞬間に静かになりました。
なんとか、悪夢から抜け出す事ができました。
全身汗でびしょびしょになっていて、目からは涙が流れていました。 私は、寝床から台所に向、水を大量に飲んだところで、
やっと落ち着いてきました。
恐ろしくリアルだったけど所詮は夢だったのだからと
自分に言い聞かせました。
次の日、学校で会う友達全員にこの夢の話をしました。
でも皆は面白がるだけでした。所詮は夢だからです。
それから4年間が過ぎました。
大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れ
バイトなんぞに勤しんでいました。
そしてある晩、急に始まったのです。
「次はえぐり出し~えぐり出しです。」
あの場面からでした。
私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人が
あの女性の眼球をえぐり出しています。
でも皆は面白がるだけでした。所詮は夢だからです。
それから4年間が過ぎました。
大学生になった私はすっかりこの出来事を忘れ
バイトなんぞに勤しんでいました。
そしてある晩、急に始まったのです。
「次はえぐり出し~えぐり出しです。」
あの場面からでした。
私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人が
あの女性の眼球をえぐり出しています。
やばいと思い
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
とすぐに念じ始めました今回はなかなか目が覚めません。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
「次は挽肉~挽肉です~」
いよいよやばくなってきました。
「ウイーン」と近づいてきます。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ふっと静かになりました。
どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時
「また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」
とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており
自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは絶対に夢ではありません。
現実の世界で確かに聞きました。
私がいったい何をしたと言うのでしょうか?
それから、現在までまだあの夢は見ていませんが
次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、あっちの世界は挽肉です。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
とすぐに念じ始めました今回はなかなか目が覚めません。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)
「次は挽肉~挽肉です~」
いよいよやばくなってきました。
「ウイーン」と近づいてきます。
(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ふっと静かになりました。
どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時
「また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」
とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており
自分の部屋にいました。
最後に聞いたアナウンスは絶対に夢ではありません。
現実の世界で確かに聞きました。
私がいったい何をしたと言うのでしょうか?
それから、現在までまだあの夢は見ていませんが
次に見た時にはきっと心臓麻痺か何かで死ぬと覚悟しています。
こっちの世界では心臓麻痺でも、あっちの世界は挽肉です。
律「…と、こういう話だ!」
澪「キコエナイキコエナイ…」
唯「うわー、今日はその夢見ちゃいそうだね…」
澪「ミタクナイミタクナイ…」
梓「私その話聞いたことあります」
律「お、梓は怖い話とか好きなのかぁ?」
梓「違います、たまたま見かけただけです」
梓「ほら、澪先輩大丈夫ですよ、練習してこんな話忘れましょう」
澪「うん…」
実際は梓ちゃんが忘れたい話があるからだろう
でもここは澪ちゃんを泣き止ませる梓ちゃんが見れたし、黙っておこう
澪「キコエナイキコエナイ…」
唯「うわー、今日はその夢見ちゃいそうだね…」
澪「ミタクナイミタクナイ…」
梓「私その話聞いたことあります」
律「お、梓は怖い話とか好きなのかぁ?」
梓「違います、たまたま見かけただけです」
梓「ほら、澪先輩大丈夫ですよ、練習してこんな話忘れましょう」
澪「うん…」
実際は梓ちゃんが忘れたい話があるからだろう
でもここは澪ちゃんを泣き止ませる梓ちゃんが見れたし、黙っておこう
今日の練習はボロボロだ
ケーキ不足でヘナヘナな唯ちゃん
いつも通りに走り気味なりっちゃん
怖い話を忘れられず手が震える澪ちゃん
なんだかヤケクソな梓ちゃん
まぁ、たまにはこういう日もあるだろう
それより今日は誰の夢に行けるのかなぁ…
澪「おいムギ、手が止まってるぞ!」
紬「あ、ごめんなさい」
ケーキ不足でヘナヘナな唯ちゃん
いつも通りに走り気味なりっちゃん
怖い話を忘れられず手が震える澪ちゃん
なんだかヤケクソな梓ちゃん
まぁ、たまにはこういう日もあるだろう
それより今日は誰の夢に行けるのかなぁ…
澪「おいムギ、手が止まってるぞ!」
紬「あ、ごめんなさい」
二日連続で他人の夢を見ることができたのだから、きっと今日もいけるだろう
その期待が逆に私を寝かせてはくれなかった
でも寝ないわけにはいかない
仕方がないので斉藤に言って睡眠導入剤を服用した
これで今日も…
────────
────
その期待が逆に私を寝かせてはくれなかった
でも寝ないわけにはいかない
仕方がないので斉藤に言って睡眠導入剤を服用した
これで今日も…
────────
────
真っ暗な空間
初めは恐怖の対象だったが、今ではまるで夢のハブ空港のように思える
私は光が出るのを待った
私が待ち遠しく感じているからか、光はなかなか姿を見せない
退屈になり、私は目を瞑った
光は探さなくても勝手に私を包んでくれるのだ
眩しくなる前に瞑っておいてしまおうと思ったのだ
目を瞑っても同じ世界
真っ暗で何もない
と、音が聞こえた
ガタンゴトン、ガタンゴトン
電車?光が来なくても人の夢に行けるのだろうか
私はゆっくり目を開いた
初めは恐怖の対象だったが、今ではまるで夢のハブ空港のように思える
私は光が出るのを待った
私が待ち遠しく感じているからか、光はなかなか姿を見せない
退屈になり、私は目を瞑った
光は探さなくても勝手に私を包んでくれるのだ
眩しくなる前に瞑っておいてしまおうと思ったのだ
目を瞑っても同じ世界
真っ暗で何もない
と、音が聞こえた
ガタンゴトン、ガタンゴトン
電車?光が来なくても人の夢に行けるのだろうか
私はゆっくり目を開いた
「 次は活けづくり~活けづくりです。」
私は電車の座席に座っていた
後ろを振り向くと一番後ろの男性が活けづくりのようになっていた
景色は白黒だったので、あまり気持ち悪くはなかった
私は後ろから4番目…3番目は…
紬「澪ちゃん!」
私は電車の座席に座っていた
後ろを振り向くと一番後ろの男性が活けづくりのようになっていた
景色は白黒だったので、あまり気持ち悪くはなかった
私は後ろから4番目…3番目は…
紬「澪ちゃん!」
澪「…うぁ…ムギィ…私殺されるよぅ…挽肉にされちゃう…」
そうか、これは澪ちゃんの夢
でもあの話の再現度が高すぎる、それだけ深く心に残ってしまったのだろう
紬「大丈夫、私がいるから!」
「大丈夫」に根拠はないが、昨日のように明晰夢の力で押し切れると思ったのだ
澪「ありがとう…ムギ…」
澪ちゃんが私を頼ってくれている顔はとても可愛らしい
写真に収めたいぐらいだが、生憎ここは夢の中である
そうか、これは澪ちゃんの夢
でもあの話の再現度が高すぎる、それだけ深く心に残ってしまったのだろう
紬「大丈夫、私がいるから!」
「大丈夫」に根拠はないが、昨日のように明晰夢の力で押し切れると思ったのだ
澪「ありがとう…ムギ…」
澪ちゃんが私を頼ってくれている顔はとても可愛らしい
写真に収めたいぐらいだが、生憎ここは夢の中である
「 次はえぐり出し~えぐり出しです。」
紬「やめなさい!そこの小人さん!」
私はアナウンスと同時に威勢よく立ち上がり、怒鳴りつけた
しかし小人は、いや、標的の女性さえも私の声に気付いてはいないようだった
紬「仕方ないわね…」
私はりっちゃんの夢に出てきた銃を思い浮かべた
すると、私の手元にその銃が現れた
紬「喰らいなさい!」
紬「やめなさい!そこの小人さん!」
私はアナウンスと同時に威勢よく立ち上がり、怒鳴りつけた
しかし小人は、いや、標的の女性さえも私の声に気付いてはいないようだった
紬「仕方ないわね…」
私はりっちゃんの夢に出てきた銃を思い浮かべた
すると、私の手元にその銃が現れた
紬「喰らいなさい!」
しかし小人には全然効いていない
小人は私の銃撃を無視して女性の目をえぐり出し始めてしまった
澪「いやああああああああああ!!やっぱり無理なんだよ!私は死んじゃうんだ!」
そうか、これは澪ちゃんの悪夢
澪ちゃんが「この小人には敵わない」と思っている限りは倒すことができない
紬「澪ちゃん、落ち着いて!今は澪ちゃんの協力が必要なの!」
澪「わ、私なんか役に立たないまま死んじゃう…」
紬「澪ちゃんはとにかく私を信じて!小人は倒せるって信じて!」
澪「うん…わかった…」
小人は私の銃撃を無視して女性の目をえぐり出し始めてしまった
澪「いやああああああああああ!!やっぱり無理なんだよ!私は死んじゃうんだ!」
そうか、これは澪ちゃんの悪夢
澪ちゃんが「この小人には敵わない」と思っている限りは倒すことができない
紬「澪ちゃん、落ち着いて!今は澪ちゃんの協力が必要なの!」
澪「わ、私なんか役に立たないまま死んじゃう…」
紬「澪ちゃんはとにかく私を信じて!小人は倒せるって信じて!」
澪「うん…わかった…」
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