元スレ妹「お兄ちゃーんチンポ舐めさせてー」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
351 = 344 :
~また時は戻ってきてお兄ちゃんにちょっかい出した人を懲らしめに~
妹「お兄ちゃーん準備出来たー?」
兄「うん・・・」
妹「いや何で寝巻なの?犯すよ?」
兄「ちょっ!ちゃんと着替えるわ!もお!!」
妹「ホント・・・だらし無いのはあなたの皮余りチンポだけにしてほしいものね」
兄「あぁ?」
妹「で、あの・・・」
兄「んー?」
妹「えっと・・・そ、その女の人はどんな人なの・・・?」オロオロ
兄「ん?別に・・・普通の子だよ」
妹「あ゛ぁああ!!うるせぇ!!!てめぇの口から他の女の話なんざ聞きたくねーんだよ!!!!」イライライライラ
兄「俺今日まで生きてこれたのが奇跡な気がしてきた」
352 = 344 :
道中にて
妹「その人との待ち合わせ場所どこ?」
兄「ん?もうすぐだよ、あそこ曲がった先にある店だわ」
妹「ふーん・・・」
兄「何?」
妹「別に・・・」
妹(そういえば・・・私お兄ちゃんの彼女名乗ってるけど、まだ一度も好きって言ってもらえてない・・・)シュン
兄「・・・」
兄「そういえばさ・・・まだ言ってなかったっけ・・・」
妹「え・・・?」
兄「俺お前の事さ・・・
兄「女として見てもちゃんと好」
トラック「ブラァアアアアアアア!!!!!!」
兄「クルァアアア!!」
353 = 344 :
妹「・・・」
トラック「ブルル・・・プシュン・・・」
ガチャン・・・
兄「え」
トラック親父「あ゛ああぁあああ!!!!???」
兄「絶対俺が悪かったんですいませんっ!!!!」ガクガクガクガク
トラック親父「おんどれっ、え?・・・お、おう・・・気ぃ付けろガキ」
兄「はひっ!!」ガクガク
トラック親父「ったく」
ガチャ
トラック「ブラァアアアアアアア!!!」
兄「・・・ふぅ」
妹「・・・」
妹「・・・w」
兄「いや、無理して笑うの堪えないで、お前にまでそんな事されたらホント惨めになる」
354 = 344 :
妹「お兄ちゃんww」
兄「何?ていうか、もうすぐそこだから口が滑ってもお兄ちゃんとか言うなよ?」
妹「うん!!w」
兄「本当大丈夫かなぁ」
妹「大丈夫だよぉ~、それよりさ、さっき何て言ったの?」
兄「え・・・」
妹「・・・」
兄「いや、忘れた」
妹「もおっ!w」バチン
兄「いたい!やめろコラ!」
355 = 344 :
妹「~♪w」
兄「お、ここだ」
お兄ちゃん・・・
さっきあなたが言ってくれた言葉ちゃんと聞こえてたよ・・・
兄「よーし・・・」
絶対にどこにも行かないでね・・・
私もあなたの事、大好きだから
彼氏「行くか」
彼女「おう!」
カランコロンッ
告白編おわり
あれ・・・なんかジャンプの打ち切り漫画の終わり方っぽい
356 :
終わるな
357 = 344 :
兄の母は兄を出産した際に亡くなった
父は仕事が多忙だった為に家を空ける事が多かった
家族でいる時間が兄には少なかった
幼い頃の兄は託児所や保育園で預けられてばかり
ある日兄が父にこう言った
「弟か妹が欲しい」
不敏に思った父はまだ四歳だった孤児を引き取ってその子を兄の妹にした
清姫という名前の可愛い女の子
358 = 344 :
「清姫可愛い」
ただそう言って兄は優しい微笑みとキスを与えた
何気ない軽い挨拶のようなキス
それが家族の愛情表現だとしても
この家に迎え入れられてからずっと、兄に憧れ、その後ろを歩いてきた妹はそれを喜んだ・・
壊れないよう大切に・・・まるで自分を宝物のように扱ってくれる兄に
妹が恋に落ちるには十分だった・・・
嬉しかった
よくテレビに出ててる人が口にしている恋というものが
こういうことなんだと幼いながらに覚えた
妹が六歳、兄が十二歳の時の事だ
359 = 344 :
十二歳になった妹は兄の後ろを歩くのをやめた
兄が妹にキスをくれる事はなくなったから・・・
分かってる
あれはただの家族の愛情表現だったのだ
もうお互い、そんな理由でキスも貰えないし、お願いする歳でもなくなったんだ
十二歳になった妹は兄の後ろを歩くのを止め
兄の横を歩こうと決める
その時既に妹は
それが決して許されない事だと理解していた
360 = 344 :
妹が十三歳、兄が十九歳の時、今度は父が事故で死んだ
もしもの時の為の父の保険・・・
遺産を残して
父の葬式の日、妹は泣きじゃくった・・・
兄は妹に涙を見せまいと必死だったが
妹は当然気付いていた
(もうお兄ちゃんを支えてあげる事の出来る家族は私しかいない)
そう思い、強くあろうと誓った矢先だったのに
妹は泣いた
それは何故か
361 = 350 :
ちゃんと起きて見てるよ(・∀・)
363 = 344 :
「あの子でしょ」
「あの子は本当の子じゃ」「誰かが引き取ってあげないと・・・」
「可愛そうに」
「可愛そうに」
可 愛 そ う に
子供は馬鹿じゃない
大人の綺麗な上辺の奥から見せる歪んだ感情に必ず気付く
大事な父との別れの場だというのに
兄を支えると決めたばかりだというのに
様々な歪んだ感情によって自分の決心が潰される可能を浮かべ
妹は涙を見せた
364 = 344 :
兄の炎は父の死によって尽きたかに見えた
だが
それは違う・・・
大切な妹という存在をもってして
過去ではなく未来を見据える事で
静かではあるが、確かに強く残っており
それが
二人の奥に見る遺産という歪んだ視線
容姿端麗であった二人自身に向けられた汚れた視線
それによって自分の手の甲に落とされた妹の悲しい雫を起因として
本来僅かすら見せないはずの、その気弱な炎を
かつてない凄まじさで、激しく燃え上がらせた
365 = 344 :
「何も知らない奴らが俺の妹どうこ゛う゛言って゛んじゃねぇぇええ゛っ!!!!」
「も゛う゛コイツだけは絶対に誰にも渡さ゛ね゛ぇーて゛の!!!!」
「父さ゛んの死をか゛なじまないやつ゛は全員がえ゛れぇえ゛ええ!!!!」
泣きながらで言葉の把握さえままならない兄の咆哮に
当然卑しい感情を持った者は嫌悪を抱く
だが
全てが悪なはずがない
この場において
自分の父との別れの時に恥を顧みず涙を流し
父の死を悲しみながらも懸命に先を見据え
妹の為に牙を剥き出しにしたこの若者の
真剣かつ本気の叫びに
心を打たれない者ばかりのはずがない
366 = 344 :
父を慕っていた、父の仕事の関係者達・・・
おおよそ、それは遺産の相続には関係の無い者達だったからなのかもしれない
しかし、この場において確実に歪んだ感情が見えないのは事実であり
共に困難を乗り越えてきた仲間の死によって
本気の涙を流していた彼らは
必死に叫んだ兄の姿が常に真剣であった父と重なり
激しく心を揺さぶられた
その人にとって父はまるで戦友であったかのような
そんな激しい悲しみをあらわにしていた者が
兄の叫びに続く
「〇〇の死を悲しめない人、この子達を卑怯な目で見る人はこの場に相応しくない!!!」
「すぐに出てってくれっ!!!」
それに続く者、それを苦虫を噛み潰したような表情で聞く者
様々な表情がそこにはあった
葬式の場は異様な空気を漂わせていた
367 = 344 :
妹は15歳、兄は21歳
現在、兄と妹は二人で仲良く暮らしている
彼らは分かっている
自分達だけで、自分達の意思と自由を勝ち取ったのではない事
真の大人が彼らの意思を汲み取り、彼らの立場を守ってくれた事を
妹は分かっている
懸命にそのきっかけを作ってくれたのが兄である事を
兄は分かっている
だから妹が自分に尽くしてくれてるのだという事を・・・
368 = 344 :
ではまた一旦消えます
次編は妹の学校の別の二人に視点置いて書いてくつもり
妹はサブ的な感じになるけどよろしく
でわ
369 :
チンポどこ行っちゃったの
370 = 350 :
おいしいエロ出ないの~?
371 :
面白い
372 = 337 :
私怨
376 :
うむ・・・面白い
377 :
おいおい
スレタイからは考えることのできない展開じゃないか
ただのエロエロ展開でよかったのに
泣いてしまったじゃないか・・・どうしてくれる
378 :
なんかシリアス過ぎる
380 :
シリアルだな…
382 :
これオモシロ
383 :
384 :
>>383
ワロタwwwwwww
385 :
ええ・・・
386 :
>>383
その画像シリアル過ぎるだろ…
391 :
捕手
392 :
シリアルいらね・・・間違えたシリアスいらね
393 :
いい保守だ!
だが甘ぁぁい!!
394 = 391 :
>>393
保守糖だから仕方ない
395 = 346 :
ああ
399 :
>>383
シリアル過ぎて泣きそうになった
400 :
スレタイからどうしてこうなった
みんなの評価 : ★★★×4
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