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元スレ綾波「お…お…おっぱい…」
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加持「……」ジッ
シンジ「……」ビクッ
シンジ(……怖い?)
シンジ(……何故?)
シンジ(……全てを見透かされているような…そんな気が…してくる)
シンジ(不思議な人)
加持「なあ、シンジくん」
シンジ「……」
加持「楽しいかい?」
シンジ「………たの、しい?」
シンジ「……」ビクッ
シンジ(……怖い?)
シンジ(……何故?)
シンジ(……全てを見透かされているような…そんな気が…してくる)
シンジ(不思議な人)
加持「なあ、シンジくん」
シンジ「……」
加持「楽しいかい?」
シンジ「………たの、しい?」
加持「こうして騒がしく食事をするのも良いもんだろ」
シンジ「……かも、しれない」
加持「わいわい騒いでさ。食い物の味は正直分からんが、楽しい。」
加持「食事って本来楽しむ為にあるもんだと俺は思っている」
シンジ「これが…楽しい」
加持「そうさ。」
加持「ま、もしかしたら最後の飯になるかも知れないしな。折角なら楽しく食いたい。」
加持「……一見バカらしくても、中々良いもんだろ」
加持「一緒にバカになるのも……大事なことだ。人として生きる上ではな。」
加持「……おっと。時間だな。」ガタッ
シンジ「……かも、しれない」
加持「わいわい騒いでさ。食い物の味は正直分からんが、楽しい。」
加持「食事って本来楽しむ為にあるもんだと俺は思っている」
シンジ「これが…楽しい」
加持「そうさ。」
加持「ま、もしかしたら最後の飯になるかも知れないしな。折角なら楽しく食いたい。」
加持「……一見バカらしくても、中々良いもんだろ」
加持「一緒にバカになるのも……大事なことだ。人として生きる上ではな。」
加持「……おっと。時間だな。」ガタッ
シンジ「……あの」
加持「……君と話せて良かった」
加持「じゃあな」
シンジ「………」
ミサト「……って、あれ。加持は?」
シンジ「……仕事、あるらしくて」
ミサト「……あいつ、ホントに神出鬼没よね」
アスカ「折角、久しぶりに加持さんに会えたと思ったらぁ~~ッ!」
アスカ「って…なんか私のイカ、なくなって…」
アスカ「……ミサト」
ミサト「~~♪」
アスカ「こいつ…!」
シンジ(……楽しい?作戦前…なのに)
シンジ(そう…これは…)
シンジ(……楽しい)
加持「……君と話せて良かった」
加持「じゃあな」
シンジ「………」
ミサト「……って、あれ。加持は?」
シンジ「……仕事、あるらしくて」
ミサト「……あいつ、ホントに神出鬼没よね」
アスカ「折角、久しぶりに加持さんに会えたと思ったらぁ~~ッ!」
アスカ「って…なんか私のイカ、なくなって…」
アスカ「……ミサト」
ミサト「~~♪」
アスカ「こいつ…!」
シンジ(……楽しい?作戦前…なのに)
シンジ(そう…これは…)
シンジ(……楽しい)
―――――
オペレータ「ケイジ内、すべてドッキング位置。」
マヤ「停止信号プラグ、排出終了。」
オペレータ「了解。エントリープラグ挿入。」
オペレータ「プラグ固定終了。」
オペレータ「第一次接続開始。」
マヤ「エントリープラグ、注水。」
リツコ「了解」
マヤ「第二次コンタクトに入ります。」
マヤ「A10神経接続、異常無し。」
リツコ「思考形態は、日本語を基礎原則としてフィックス。初期コンタクト、すべて問題なし。」
マヤ「双方向回線開きます。」
ミサト「ふぅー食った食った」ぽんぽん
リツコ「……緊張感が欠けるから止めてくれない」
オペレータ「ケイジ内、すべてドッキング位置。」
マヤ「停止信号プラグ、排出終了。」
オペレータ「了解。エントリープラグ挿入。」
オペレータ「プラグ固定終了。」
オペレータ「第一次接続開始。」
マヤ「エントリープラグ、注水。」
リツコ「了解」
マヤ「第二次コンタクトに入ります。」
マヤ「A10神経接続、異常無し。」
リツコ「思考形態は、日本語を基礎原則としてフィックス。初期コンタクト、すべて問題なし。」
マヤ「双方向回線開きます。」
ミサト「ふぅー食った食った」ぽんぽん
リツコ「……緊張感が欠けるから止めてくれない」
マヤ「シンクロ率……零号機、初号機共に20%…」
ミサト「あら、いつもより低いのね」
リツコ(お互い入れ物が違うから当然ね)
リツコ(理論的には逆の方が良いのだけれど)
リツコ(レイの身体にシンジくんの魂)
リツコ(……危険すぎるわね)
アスカ「無敵のシンジサマが絶不調~?」
綾波「そ!そんなんじゃ…」
アスカ「……なんでファーストが入ってくんのよ」
綾波「あ……」
綾波(つ…つい……)
ミサト「あら、いつもより低いのね」
リツコ(お互い入れ物が違うから当然ね)
リツコ(理論的には逆の方が良いのだけれど)
リツコ(レイの身体にシンジくんの魂)
リツコ(……危険すぎるわね)
アスカ「無敵のシンジサマが絶不調~?」
綾波「そ!そんなんじゃ…」
アスカ「……なんでファーストが入ってくんのよ」
綾波「あ……」
綾波(つ…つい……)
ミサト「……碇司令、いかがいたしますか」
ゲンドウ「……発進させろ。弐号機単独では危険だ」
ゲンドウ「3機共に発進させろ」
アスカ(……ちっ)
ミサト「エヴァンゲリオン、発進!」
アルミサエル「………」
ミサト「パターン青からオレンジへと周期的に変化…」
ミサト「……下手に動けないわね」
ミサト「シンジくん、そのまままずは待機!」
シンジ「……いいえ、来る」
アルミサエル「………」
バッ!
ミサト「シンジくん!応戦して…!」
日向「だめです、間に合いません!」
ゲンドウ「……発進させろ。弐号機単独では危険だ」
ゲンドウ「3機共に発進させろ」
アスカ(……ちっ)
ミサト「エヴァンゲリオン、発進!」
アルミサエル「………」
ミサト「パターン青からオレンジへと周期的に変化…」
ミサト「……下手に動けないわね」
ミサト「シンジくん、そのまままずは待機!」
シンジ「……いいえ、来る」
アルミサエル「………」
バッ!
ミサト「シンジくん!応戦して…!」
日向「だめです、間に合いません!」
バッ!
シンジ「………!」
綾波「あ、綾波………!」
リツコ「………」
リツコ「マヤ。零号機との通信を切って。」
マヤ「し……しかし」
リツコ「いいから」
綾波「ミサトさん!ミサトさん!一体……」
綾波「……あれっ…通信が」
シンジ「………!」
綾波「あ、綾波………!」
リツコ「………」
リツコ「マヤ。零号機との通信を切って。」
マヤ「し……しかし」
リツコ「いいから」
綾波「ミサトさん!ミサトさん!一体……」
綾波「……あれっ…通信が」
グググググ……
シンジ「うっ……」
シゲル「目標、初号機と物理的接触」!
ミサト「初号機のATフィールドは?」
マヤ「展開中、しかし、使徒に侵蝕されています!」
ミサト「使徒が積極的に一次的接触を試みているの?」
マヤ「危険です!初号機の生体部品が侵されて行きます!」
ミサト「エヴァ弐号機、シンジくんの救出と援護を!」
アスカ「行こうとしてるけど……無理よ!こっちまで侵蝕されちゃうわ!」
マヤ「目標、さらに侵蝕!」
シンジ「うっ……」
シゲル「目標、初号機と物理的接触」!
ミサト「初号機のATフィールドは?」
マヤ「展開中、しかし、使徒に侵蝕されています!」
ミサト「使徒が積極的に一次的接触を試みているの?」
マヤ「危険です!初号機の生体部品が侵されて行きます!」
ミサト「エヴァ弐号機、シンジくんの救出と援護を!」
アスカ「行こうとしてるけど……無理よ!こっちまで侵蝕されちゃうわ!」
マヤ「目標、さらに侵蝕!」
リツコ「危険ね、すでに5%以上が生体融合されているわ。」
綾波「なに…何なんだよ!何が起こってるんだよ!」
綾波「とにかく…綾波が…」
アルミサエル「………」
シンジ「………ぐっ」
綾波「綾波!今助ける!」
マヤ「零号機が救出に向かいました」
日向「プログレッシブナイフ、装備!」
綾波「ウォオオオォォオォォォオオォオオオ!!!!!!!!!!!!」
綾波「なに…何なんだよ!何が起こってるんだよ!」
綾波「とにかく…綾波が…」
アルミサエル「………」
シンジ「………ぐっ」
綾波「綾波!今助ける!」
マヤ「零号機が救出に向かいました」
日向「プログレッシブナイフ、装備!」
綾波「ウォオオオォォオォォォオオォオオオ!!!!!!!!!!!!」
ピキーンッ!
綾波「………!?」
綾波「AT…フィールド?」
ミサト「ちょっと…零号機を通さないつもり!?」
綾波「ATフィールド……全開!」
グググググ……
綾波(……ダメだ。パワーが……)
ミサト「……初号機自身でどうにかしなきゃならないようね」
リツコ「………」ニヤッ
綾波「………!?」
綾波「AT…フィールド?」
ミサト「ちょっと…零号機を通さないつもり!?」
綾波「ATフィールド……全開!」
グググググ……
綾波(……ダメだ。パワーが……)
ミサト「……初号機自身でどうにかしなきゃならないようね」
リツコ「………」ニヤッ
…………
………
綾波「……ここはどこ」
使徒「エヴァの中」
綾波「……あなた、誰」
使徒「私は……」
使徒「使徒と呼ばれるもの」
綾波「どうして……」
使徒「……もうダメなの」
綾波「折角…私は…居場所を見つけた」
使徒「でもそれは、『碇くんの居場所』。あなたのものではないわ。」
綾波「……知ってるわ。」
綾波「でも、楽しかった」
使徒「……だから奪うの?」
綾波「………」
使徒「あなたは『戻りたくない』と願った」
使徒「あなたは彼を演じているうちに」
使徒「『碇くんが欲しい』と願った」
………
綾波「……ここはどこ」
使徒「エヴァの中」
綾波「……あなた、誰」
使徒「私は……」
使徒「使徒と呼ばれるもの」
綾波「どうして……」
使徒「……もうダメなの」
綾波「折角…私は…居場所を見つけた」
使徒「でもそれは、『碇くんの居場所』。あなたのものではないわ。」
綾波「……知ってるわ。」
綾波「でも、楽しかった」
使徒「……だから奪うの?」
綾波「………」
使徒「あなたは『戻りたくない』と願った」
使徒「あなたは彼を演じているうちに」
使徒「『碇くんが欲しい』と願った」
綾波「碇くんが……欲しい」
綾波「……戻りたくない。」
使徒「暗くて、冷たいところには?」
綾波「いや。死にたくない」
使徒「でもダメ。もう決まってるの。」
使徒「あなたは償わなきゃいけない」
使徒「…他人を奪おうとした罪を」
綾波「ダメ。ダメ。」
使徒「……あなたは碇くんを知ろうとする」
使徒「それだけで良かったのに」
綾波「ダメ。ダメ。」
使徒「碇くんの全部が、欲しくなった」
綾波「……戻りたくない。」
使徒「暗くて、冷たいところには?」
綾波「いや。死にたくない」
使徒「でもダメ。もう決まってるの。」
使徒「あなたは償わなきゃいけない」
使徒「…他人を奪おうとした罪を」
綾波「ダメ。ダメ。」
使徒「……あなたは碇くんを知ろうとする」
使徒「それだけで良かったのに」
綾波「ダメ。ダメ。」
使徒「碇くんの全部が、欲しくなった」
綾波「……ダメ。」
使徒「一人が嫌なんでしょ?」
使徒「私たちはたくさんいるのに、一人でいるのが嫌なんでしょ?」
綾波「……」
使徒「だから碇くんが欲しかったんでしょ?」
綾波「いや……」
使徒「ダメ。もう遅いわ」
ハッ
シンジ「これは私の心…碇君と一緒になりたい…?」
シンジ「はっ…これが…涙…?泣いているのは、私?」
シンジ(やっとまた笑えた)
シンジ(私は……私は……)
ミサト「シンジくん!?」
シンジ「……たくない」
シンジ「………死にたくない!」
使徒「一人が嫌なんでしょ?」
使徒「私たちはたくさんいるのに、一人でいるのが嫌なんでしょ?」
綾波「……」
使徒「だから碇くんが欲しかったんでしょ?」
綾波「いや……」
使徒「ダメ。もう遅いわ」
ハッ
シンジ「これは私の心…碇君と一緒になりたい…?」
シンジ「はっ…これが…涙…?泣いているのは、私?」
シンジ(やっとまた笑えた)
シンジ(私は……私は……)
ミサト「シンジくん!?」
シンジ「……たくない」
シンジ「………死にたくない!」
シンジ「……ATフィールド、全開っ!」
アルミサエル「………!?」
グググググ……
ブー!ブー!
ミサト「……何!?」
マヤ「じ…自爆装置が作動しました!」
ミサト「……そんなバカな」
ミサト「シンジくん!聞こえる!?」
ミサト「自爆装置が作動したのよ!」
シンジ「……えっ」
シンジ(そんな……まさか自爆装置のレバーは…引いていないわ……)
シンジ(そんな……)
シンジ「………いや」
シンジ「いや……!死にたくないわ……死にたくない………」
アルミサエル「………!?」
グググググ……
ブー!ブー!
ミサト「……何!?」
マヤ「じ…自爆装置が作動しました!」
ミサト「……そんなバカな」
ミサト「シンジくん!聞こえる!?」
ミサト「自爆装置が作動したのよ!」
シンジ「……えっ」
シンジ(そんな……まさか自爆装置のレバーは…引いていないわ……)
シンジ(そんな……)
シンジ「………いや」
シンジ「いや……!死にたくないわ……死にたくない………」
シンジ(忘れたくない)
シンジ(ここにいたい…)
シンジ(……死にたくない)
マヤ「ATフィールド反転、一気に侵蝕されます!」
ミサト「シンジくん、機体は捨てて、逃げて!」
シンジ「……開かない」
シンジ「脱出装置が…開かない」
ミサト「マヤちゃん!」
マヤ「……ダメです内側からロックされています!」
ミサト「そんな……」
シンジ(ここにいたい…)
シンジ(……死にたくない)
マヤ「ATフィールド反転、一気に侵蝕されます!」
ミサト「シンジくん、機体は捨てて、逃げて!」
シンジ「……開かない」
シンジ「脱出装置が…開かない」
ミサト「マヤちゃん!」
マヤ「……ダメです内側からロックされています!」
ミサト「そんな……」
………
使徒「だから言ったでしょ」
使徒「もうダメなの」
綾波「………」
使徒「でも碇くんの願いは叶うわ」
使徒「……あなたになりたいと言う願い」
綾波「………私に」
綾波「……なりたい?」
使徒「そう。碇くんは」
使徒「あなたに、なりたい」
………
使徒「だから言ったでしょ」
使徒「もうダメなの」
綾波「………」
使徒「でも碇くんの願いは叶うわ」
使徒「……あなたになりたいと言う願い」
綾波「………私に」
綾波「……なりたい?」
使徒「そう。碇くんは」
使徒「あなたに、なりたい」
………
シンジ「………」
ミサト「シンジくん!シンジくん!?」
アスカ「ちょっとシンジ、諦めるんじゃないわよ!まだなんとか…!」
シンジ「……いいの」
ミサト「……えっ」
シンジ「私、幸せだから」
ミサト「……シンジ…くん」
シンジ「私を認めて、そばにいてくれる人がいるから、もういいの」
ミサト「……シンジくん?」
アスカ「ちょっと……シンジ!シンジ!」
シンジ「………」
シンジ「……ありがとう」
ミサト「シンジくん!シンジくん!?」
アスカ「ちょっとシンジ、諦めるんじゃないわよ!まだなんとか…!」
シンジ「……いいの」
ミサト「……えっ」
シンジ「私、幸せだから」
ミサト「……シンジ…くん」
シンジ「私を認めて、そばにいてくれる人がいるから、もういいの」
ミサト「……シンジくん?」
アスカ「ちょっと……シンジ!シンジ!」
シンジ「………」
シンジ「……ありがとう」
マヤ「コアが潰れます、臨界突破!」
シンジ「!」
シンジ『笑えば、いいと思うよ』
シンジ「……碇くん」にこっ
ドッ…
ゴォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオ!!!!!!!!!
アスカ「し……シンジ?」
綾波「あ…あやなみ……あやなみ?」
綾波「あれ…初号機…だよな……」
綾波「うわ…うわ………」
綾波「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
シンジ「!」
シンジ『笑えば、いいと思うよ』
シンジ「……碇くん」にこっ
ドッ…
ゴォオオオォォオォォォオオォオオオォオオオォォオォォォオオォオオオ!!!!!!!!!
アスカ「し……シンジ?」
綾波「あ…あやなみ……あやなみ?」
綾波「あれ…初号機…だよな……」
綾波「うわ…うわ………」
綾波「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
リツコ「………」
青葉「目標、消失…」
ミサト「現時刻をもって作戦を終了します。第一種警戒態勢へ移行。」
日向「了解、状況イエローへ、速やかに移行。」
ミサト「初号機は!?」
マヤ「エントリープラグの射出は、確認されていません…」
ミサト「生存者の救出、急いで…」
リツコ「もしいたら、の話ね…」
ミサト「………」キッ
リツコ「……」
リツコ「………」ニヤッ
青葉「目標、消失…」
ミサト「現時刻をもって作戦を終了します。第一種警戒態勢へ移行。」
日向「了解、状況イエローへ、速やかに移行。」
ミサト「初号機は!?」
マヤ「エントリープラグの射出は、確認されていません…」
ミサト「生存者の救出、急いで…」
リツコ「もしいたら、の話ね…」
ミサト「………」キッ
リツコ「……」
リツコ「………」ニヤッ
病院
医者「午後3時48分」
医者「……碇シンジの死亡、確認しました」
医者「死因は焼死です」
シンジ「……」
ミサト「やだ……シンジくん?」
ミサト「シンジくん?シンジくん?」
ゲンドウ「……初号機は」
ミサト「……」キッ
ミサト「司令!ご自分のご子息が亡くなったんですよ!?」
ゲンドウ「……ああ。分かっている」
ミサト「………だったら」
リツコ「……初号機はコアごと破損。復元は不可能かと。」
ミサト「………リツコ」
ゲンドウ「……そうか」
医者「午後3時48分」
医者「……碇シンジの死亡、確認しました」
医者「死因は焼死です」
シンジ「……」
ミサト「やだ……シンジくん?」
ミサト「シンジくん?シンジくん?」
ゲンドウ「……初号機は」
ミサト「……」キッ
ミサト「司令!ご自分のご子息が亡くなったんですよ!?」
ゲンドウ「……ああ。分かっている」
ミサト「………だったら」
リツコ「……初号機はコアごと破損。復元は不可能かと。」
ミサト「………リツコ」
ゲンドウ「……そうか」
ミーンミンミンミンミーン
綾波「………」
アスカ「………」
綾波(……綾波が死んだ)
綾波(……どうして)
アスカ「………」
綾波(その上…僕の身体もなくなった)
綾波(……何でだ……何でなんだ)
アスカ「……ワケ、わかんないわよね」
綾波「……アスカ」
アスカ「………」
ガバッ!
綾波「!?」
アスカ「………」キッ
綾波「………」
アスカ「………」
綾波(……綾波が死んだ)
綾波(……どうして)
アスカ「………」
綾波(その上…僕の身体もなくなった)
綾波(……何でだ……何でなんだ)
アスカ「……ワケ、わかんないわよね」
綾波「……アスカ」
アスカ「………」
ガバッ!
綾波「!?」
アスカ「………」キッ
アスカ「名前で呼ぶなっつってんでしょう!?」
綾波「………!」
アスカ「シンジはさぁ、何か朝から…おかしかったのよね」
アスカ「暗くて!陰気臭くて!」
アスカ「……まるでアンタよ」
綾波「………」
アスカ「何?何なのよ?何があったのよ?アンタとシンジに!」
綾波「………」
アスカ「何?ダンマリ決め込む気?ねぇ!?」
綾波「………!」
アスカ「シンジはさぁ、何か朝から…おかしかったのよね」
アスカ「暗くて!陰気臭くて!」
アスカ「……まるでアンタよ」
綾波「………」
アスカ「何?何なのよ?何があったのよ?アンタとシンジに!」
綾波「………」
アスカ「何?ダンマリ決め込む気?ねぇ!?」
アスカ「昔っからアンタのことだいっきらいだったのよ!」
アスカ「死ぬならシンジじゃなくてアンタなら良かったわ!」
綾波「アスカ……」
グッ
アスカ「……だから名前で呼ぶんじゃないわよ」
アスカ「殺すわよ」
アスカ「死ぬならシンジじゃなくてアンタなら良かったわ!」
綾波「アスカ……」
グッ
アスカ「……だから名前で呼ぶんじゃないわよ」
アスカ「殺すわよ」
アスカ「ねえ?何があったのよ。」
アスカ「あんなにファーストのことでムキになったり」
アスカ「……あんなおかしなシンジ…」
ガスッ!
綾波「~~ッ!」
アスカ「ねえ、教えなさいよ!」
ガスッ!
アスカ「何よ……何なのよ?」
ガスッ!
アスカ「ねえ、シンジは結局あんたを選んで死んでいったわけ?」
ガスッ!
アスカ「……何が……何が幸せよ!自分を認めてくれる人間よ!」
ガスッ!
アスカ「あんなにファーストのことでムキになったり」
アスカ「……あんなおかしなシンジ…」
ガスッ!
綾波「~~ッ!」
アスカ「ねえ、教えなさいよ!」
ガスッ!
アスカ「何よ……何なのよ?」
ガスッ!
アスカ「ねえ、シンジは結局あんたを選んで死んでいったわけ?」
ガスッ!
アスカ「……何が……何が幸せよ!自分を認めてくれる人間よ!」
ガスッ!
……僕は何度も何度もアスカに殴られた
おかしな話だ。アスカが殴りたいのは綾波…なのに殴られているのは結局僕だ。
……綾波が死んだ今、アスカが何がおかしいと気付いた今
本当の事を喋っても別に良かった。
でも。喋らなかった。
殴られる。痛い。…でも喋らなかった。喋りたくなかった。
おかしな話だ。アスカが殴りたいのは綾波…なのに殴られているのは結局僕だ。
……綾波が死んだ今、アスカが何がおかしいと気付いた今
本当の事を喋っても別に良かった。
でも。喋らなかった。
殴られる。痛い。…でも喋らなかった。喋りたくなかった。
アスカ「ムカツク!ムカツク!」
アスカ「なんで…なんでアンタなのよ」
アスカ「……ムカツク」
綾波「………」
アスカ「……私は……私は」
アスカ「……うっ」
綾波「………」
アスカ「……シンジが好きだった」
綾波「………!」
アスカ「なんで…なんでアンタなのよ」
アスカ「……ムカツク」
綾波「………」
アスカ「……私は……私は」
アスカ「……うっ」
綾波「………」
アスカ「……シンジが好きだった」
綾波「………!」
アスカ「アンタの何倍も。何倍もよ。」
アスカ「……絶対に、好きだなんて言いたくなかったけど死んでるんだからいいわよね」
綾波「………」
アスカ「好きよ!大好きだったわ!」
アスカ「……バッカみたい」
アスカ「いつもそう。いつも気がつくとなくなってる」
アスカ「ママも……シンジも」
アスカ「………」
アスカ「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
アスカ「……絶対に、好きだなんて言いたくなかったけど死んでるんだからいいわよね」
綾波「………」
アスカ「好きよ!大好きだったわ!」
アスカ「……バッカみたい」
アスカ「いつもそう。いつも気がつくとなくなってる」
アスカ「ママも……シンジも」
アスカ「………」
アスカ「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
アスカは頭を抱えて叫びだした。
目に生気はない。
ブツブツ何か独り言を言っている。
アスカ「シンジ…シンダ……イナイ……イナイノネ」
そう思えば僕…綾波レイの方を見ると思いっきり掴みかかってきた。
そして、何度も何度も僕を殴る。
僕は…耐えることしか出来なかった。
目に生気はない。
ブツブツ何か独り言を言っている。
アスカ「シンジ…シンダ……イナイ……イナイノネ」
そう思えば僕…綾波レイの方を見ると思いっきり掴みかかってきた。
そして、何度も何度も僕を殴る。
僕は…耐えることしか出来なかった。
ミサト「ちょっと…アスカ!アスカ!」
アスカ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!」
綾波「………」
ミサト「や…止めなさい!」
ミサト「だ……だれか医者!医者を……!」
アスカ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!」
アスカ「………」
アスカ「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
アスカは壊れてしまった。
本当のことを話せばよかったのかも知れない。…が、出来なかった。
と言うよりしたくなかった。
アスカ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!」
綾波「………」
ミサト「や…止めなさい!」
ミサト「だ……だれか医者!医者を……!」
アスカ「死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!」
アスカ「………」
アスカ「ウワァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
アスカは壊れてしまった。
本当のことを話せばよかったのかも知れない。…が、出来なかった。
と言うよりしたくなかった。
アスカが嫌いだからじゃない。
僕は…僕で居たくなかった。
後から聞いた話だが、僕が死んだと聞いた父さんは悲しむ訳でもなく
初号機の心配をしたそうだ。そして僕の墓は「適当でいい」とも答えたらしい
……やっぱり僕は父さんにとって必要のない存在だったんだ。
だからこそ僕は嫌だった。怖かった。
自分が綾波レイではなく、碇シンジだと言うことを周りに知られるのは。
正直、もう碇シンジに戻りたくなかった。
綾波レイでいれば、僕は父さんに見てもらえる。認めてもらえる。
だけど…綾波は死んだ。
僕は綾波レイでも碇シンジでもない
じゃあ
一体誰なんだ?
僕は…僕で居たくなかった。
後から聞いた話だが、僕が死んだと聞いた父さんは悲しむ訳でもなく
初号機の心配をしたそうだ。そして僕の墓は「適当でいい」とも答えたらしい
……やっぱり僕は父さんにとって必要のない存在だったんだ。
だからこそ僕は嫌だった。怖かった。
自分が綾波レイではなく、碇シンジだと言うことを周りに知られるのは。
正直、もう碇シンジに戻りたくなかった。
綾波レイでいれば、僕は父さんに見てもらえる。認めてもらえる。
だけど…綾波は死んだ。
僕は綾波レイでも碇シンジでもない
じゃあ
一体誰なんだ?
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