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    元スレ美琴「あ、あんたがホスト…!?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 龍がごとく + - とある + - とある魔術の禁書目録 + - とある魔術の禁書目録垣根 + - ナルト + - ヒーロー + - ヤンデレ + - ヤンデレレールガン + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 15 :

    初春「システムスキャンのたびに思うんですけど――」
    初春「でも、たった1でもレベルがあるんだから、私は頑張らないといけないんで――」
    初春「大切な友達が苦しんでる事に気がついてあげられなかった時は――」

    上条(インデックスに連絡を入れるか?)
    上条(頭に大量の花を乗せて発動する魔術……あるのかどうか知らんが)
    上条(あいつの頭の中の魔道書なら、あるいは……)
    上条(……この子を、このままにしてはおけないよな)
    上条(ステイルに応援を頼むにしても)
    上条(初春さん自身に、自分の身に何が起こっているのか知らせるべきか……)

    初春「正直、レベルは上げたいですけど今は――」
    初春「この学園都市で、楽しく過ごせている日常が――」

    上条「……初春さん」

    初春「はい?」

    上条「落ち着いて聞いて欲しい」
    上条「実は君は、ある陰謀に巻き込まれているみたいなんだ」

    初春「え? ど、どういう事なんですか!?」

    上条「……今はまだ、詳しくは言えない。不安を抱かせるような事しか言えなくて、本当にすまない」

    初春「陰謀……」
    初春(この人は学園都市のカウンセラー……こんな嘘をつくはずがありません!)

    52 = 15 :

    初春「私は、どうすればいいんでしょう!?」

    上条「……そうだな。とりあえず、頭に手を乗せてみてもいいかな?」

    初春「ぬっふぇ? それが陰謀と関係が!?」

    上条「ごめん。詳しくは……」

    初春「いえ! 大丈夫です! さあ、どうぞ!」

    上条(この花……魔術によるものだとしたら、俺の右手で解除できるはず!)
    上条(どこの誰が、どんな目的でこんな事をしたのか知らねえが!)
    上条(こんな素直で物分りのいい子を、思い通りにはさせやしねえ!)
    上条(もし、邪悪な目的で、この頭にお花畑を創ったというのなら!)
    上条(俺は、その幻想をぶっ殺す!)

    上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」

     ガッ ワッシワッシワッシワッシ

    初春「ぬっふぇ? ぬっふぇ? ぬっふぇ? ぬっふぇ?」

    上条「いっけえええええっ! イマジンブレイカーーーっ!」

     ブチブチブチブチブチブチブチブチ

    上条「……やったか?」

    53 = 45 :

    なんだこの上条さん










    続けて

    55 :

    貼れと言われた気がしたので

    56 = 15 :

    初春「」

    上条「……とりあえず、花は全て引っこ抜いた」
    上条「これでひとまずは、安心、か……」
    上条「ん!?」

     グニュル ニュルニュル ニュルニュルニュル

    上条「そんな……再生した……だと……」

    初春「う……うん……一体、何が起こったんです?」

    上条「初春さん。事態はかなり深刻だ」

    初春「え……」

    上条「俺はこれから、関係者に連絡を入れ、この事態を解決するために動くつもりだ」

    初春「私は、どうすれば?」

    上条「君は……そうだな、普段通りの生活をしていてくれ」
    上条「やつらに、こちらが気づいたという事を感づかれるとまずい」

    初春「は、はい! 分かりました!」

    上条「おって連絡を入れるから、携帯の番号を教えておいてもらえるか?」

    初春「はい! メアドも交換しましょう!」

    ――こうして上条は、初春飾利の携帯番号とメルアドを手に入れた。

    57 = 15 :

    ――天井裏

    美琴(今日は初春さん?)
    美琴(まあ、低レベルの能力者のカウンセリングだから初春さんが来るのもおかしくはないけど)
    美琴(なんで! アイツのとこなのよ! 他にもカウンセラーはいるでしょうが!)
    美琴(……頭に手を乗せた?)
    美琴(え? 何? 頭ナデナデ?)
    美琴(初対面で何しとんじゃワレ!)
    美琴(うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!)
    美琴(女の子の髪に軽々しく手を触れるんじゃないわよっ!)
    美琴(初春さんも抵抗してよ!)
    美琴(え? アイツ、頭の花を毟り始めた!?)
    美琴(……何してんの? 馬鹿なの? 死ぬの?)
    美琴(……全部毟っちゃった……)
    美琴(!)
    美琴(嘘! 再生した!?)

     ゴクリ……

    美琴(初春さんの頭の花に、あんな秘密があったなんて……!)
    美琴(……)
    美琴(いや、だから、何で初春さんも満面の笑みなのよっ!? アイツは何か覚悟決めた良い顔してるし!?)
    美琴(ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!)
    美琴(糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が!)

    美琴(また携帯の番号とメルアド交換!?)
    美琴(アイツの下半身には節操ってものがないの!?)
    美琴(ぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺す)

    美琴「ぶはははははははははははははははははははははははははははははははははは!」

    58 :

    美琴がやばい事になってるwww

    60 = 15 :

    御坂妹や打ち止め、小萌先生や美琴が無理やりカウンセリング受けに来るとかも書きたかったんですが、眠いので寝ます。

    61 :


    どうしてこうなったwwwww

    なんとなくフレンダに期待

    63 :

    みことwwwww

    64 :

    朝だぞ

    65 = 14 :

    保守んもっふ

    69 = 14 :

    保守んこふ

    70 = 14 :

    71 :

    アサに近いヒル~

    72 = 14 :

    ほすこ

    74 :

    佐天さんのときはイケメンな神条さんだと思ったのに
    初春でいきなりアホ条になっててワロタwww

    上条さんのパネェ説教が聞きたい。アホ条じゃなく

    83 = 45 :

    捕手

    84 :

    幻想殺しがあるのに普通の無能力者ヅラする上条のうざさは異常

    86 = 74 :

    でも自分は普通の無能力者じゃないって主張してもうざいだろ

    88 = 15 :

    まだ残ってたとはwww てか誰か書けばいいのに……

    89 = 15 :

    上条「プリキュア面白いなあ……青ピが薦めるから仕方なく観たけど、熱いぜ……」
    上条「『海より広い俺の心も、ここらが我慢の限界だ!』 むふん!」

     コンコン

    上条「はーい、どーぞー。お入り下さーい」
    上条(そういや今日は誰が来るのか資料もらってないな……まあいいか)

     キィ

    黒子「失礼いたしますの」

    上条「……」

    黒子「あら。何故、上条さんがこんな所に?」

    上条「それはこっちのセリフだろ!? 低能力者のカウンセリングに、何でお前が来るんだよ!?」

    黒子「上条さんは能力のレベルが高ければ、来てはいけないと仰るのでしょうか」
    黒子「わたくしにだって悩み事の一つや二つや三つや四つ、この胸の奥に秘めておりますのよ?」
    黒子「そういう者のメンタルケアをするのも、カウンセラーのお仕事だと思います」
    黒子「ちなみに、この施設は学園都市で試験的に運用されている、いわば実験場」
    黒子「どんな相手であろうとも、その人物に合った最適のケアをするのが、カウンセラーとしての義務か、と」
    黒子「そして低レベルはもちろん、高レベルのケアもできうるならば……というのが上層部の考えらしいですわね」
    黒子「実はわたくし、その対象に選ばれてここにきたのですの」
    黒子「……まあ、担当のカウンセラーが類人猿……もとい上条さんだとは知りませんでしたが。……今から変更の手続きをするのも面倒ですし」
    黒子「ここはお互い、初対面という事にしてカウンセリングをしてくださいな。……もちろん、守秘義務は守ってくださいませね?」

    上条「カウンセリング受けに来て、カウンセラーよりたくさん喋る奴ってどうなの?」
    (注:割といます。というかそれを聞くのもカウンセラーのお仕事です)

    90 = 15 :

    上条「じゃ、白井……さん。お座り下さい」

    黒子「もう座ってますの」

    上条「ああ……うん。ではですね、白井さんの悩みを聞かせてもらえますか?」

    黒子「乙女の秘密を暴こうとするなんて! プライバシーの侵害ですわ! この「精神強姦魔」(メンタルレイパー)!」

    上条「新しい能力みたいに言うな! てか何しに来たんだよお前は! どんな悩みか分からないと、アドバイスもできませんよ!?」

    黒子「むむ……それもそうですわね」
    黒子「わたくしの悩みは数多いのですが……やはりこの施設に合わせたものを明かしましょう」

    上条「というと?」

    黒子「無論、能力のレベルについての相談ですわ」

    上条「レベル4って充分にすごいでしょうに」

    黒子「それはもちろん、自身の力に対する誇りはあります……が」
    黒子「近頃、少々伸び悩んでおりまして」
    黒子「これが、わたくしの限界か、と思うと……」

    上条(あ、何かそれらしくなってきた)
    上条(……といっても俺が能力の成長について、助言なんてできるか?)
    上条(無理だよな。自分の右手の事だって、よく分かってねえのに)
    上条(だったら、俺にできる事は……)

    91 = 41 :

    やっときたか

    92 = 15 :

    上条「……原点回帰から始めてみましょうか」

    黒子「原点……?」

    上条「白井さんの、自分の能力を高めたいという、その想いはどこから来るんでしょう」
    上条「もちろん、レベルの上昇そのものが目的であるのかもしれませんが」
    上条「その他に理由はありませんか? 思い出してみてください」
    上条「自分が、何故、そこまで努力しているのか」

    黒子「……」
    黒子「わたくしは……」
    黒子「元々は、あまりレベルに拘ってなかったんですの」
    黒子「必要なのは、力。力そのもの……」
    黒子「ジャッジメントとして、己を鍛え」
    黒子「窮地に陥った時に、鍛錬不足を嘆くような真似はしたくなかった」
    黒子「結果として、レベル4に認定されましたが」
    黒子「この力で、治安を守る事ができる……それがわたくしの望んだ事」

    上条「白井さんは、レベル4になってからも、能力向上の努力を怠っていませんね?」

    黒子「もちろんですの」

    上条「なら、それでいいんじゃないでしょうか」

    黒子「っ! 良くはありませんの! 聞いておられませんでしたの? 近頃はシステムスキャンの結果も芳しくなく……!」

    上条「……なあ白井」
    上条「そんなに焦る事はないんじゃないか?」

    93 = 15 :

    黒子「どういう意味ですの」

    上条「レベル0の俺から見れば、お前はすげえ奴だ」
    上条「そんなにすげえのに、まだ努力してる。尊敬するよ」
    上条「でもな」
    上条「レベルであろうが、力そのものであろうが、それは目的にしか過ぎない」
    上条「結果がでなくて、焦ったり、落ち込んだりするのは分かる」
    上条「だけど、結果なんてどうでもいいんじゃないか?」

    黒子「どうでも……!?」

    上条「確かに結果ってのは……どうしても考えちまう」
    上条「記録されて、数値で、そしてレベルで見せつけられれば、嫌でも頭に残っちまう」
    上条「だけど、な」
    上条「お前がジャッジメントで果たしてきた任務」
    上条「それは紙やデータに記された数値じゃなく、『お前自身』が解決してきたものだろう?」
    上条「能力だけじゃなく、体術も使うだろうし、何より現場での判断はその時の『お前』がするものだよな」
    上条「レベルが事件を解決するか? 数値が事故を解決するか?」
    上条「現実に動くのは、そこにいる『お前』だろ」

    黒子「それは……そう……ですけど……」

    上条「俺の個人的な意見として言わせてもらうが」
    上条「数値の『結果』を誇るより、実際に自分がやり遂げた『結果』のほうが凄くないか?」
    上条「いくらレベルが高くとも、それに慢心して他人を笑い、蔑む奴だっている」
    上条「白井」
    上条「俺は、お前には、そうなって欲しくない」

    94 :

    かっこいい支援

    95 = 15 :

    黒子「……結局のところ、どうしていいのか分かりませんの」

    上条「どうするもなにも。決まってるだろ」

    黒子「は?」

    上条「今まで通り、訓練頑張って、ジャッジメントも頑張って」
    上条「努力を続けたらいい」
    上条「ただな」
    上条「自分の限界はこんなものだ、とかは、もう考えるな」
    上条「それは、考えたところで意味が無い事だからな」
    上条「もし、それでもお前がうじうじと」
    上条「限界がどうのだの、くだらねえ事を考え続けると言うのなら!」
    上条「俺が、その幻想をぶっ殺す!」

    黒子「……」

    上条「……」

    黒子「稚拙な内容。筋が通っているとは言えない論法。今どき流行らない精神論のオンパレードですわね」

    上条「おふっ!」

    黒子「よく、それでカウンセラーに選ばれたものですわ」

    上条「痛いっ! 心が痛い!」

    黒子「……でも、まあ」

    96 :

    おせえんだよ!待ってんだから早く書けいや書いてくださいお願いします

    97 = 13 :

    みことちゃんときゃっきゃっする展開はまだて

    98 = 15 :

    黒子「わたくしに対して、馬鹿にせず」
    黒子「真面目に考え、元気付けようと足掻いてくれた」
    黒子「その事には感謝いたしますわ」

    上条「うう……」

    黒子「そんなに落ち込まないでくださいまし」
    黒子「わたくし、上条さんを褒めておりますのよ?」
    黒子「どうせ、バイト感覚で適当におやりになるんじゃないか、と思っていたら」
    黒子「少なくとも、その真剣さは評価に値しますわ」

    上条「……カウンセリングされる側に評価されるカウンセラーの立場って……」

    黒子「ま、貴方も努力して立派なカウンセラーになってくださいな」
    黒子「素質は充分おありになると、黒子は思いますわ」

    上条「……まあ、頑張ります」

    黒子「では、失礼します」

     キィ

    上条「俺のそげぶがぶっ殺された……」
    上条「ん? 頭の上に紙切れ?」
    上条「『わたくしが弱音を吐く事があったら、その幻想をぶっ殺してくださいね』……?」
    上条「あ。白井の携帯番号と、メルアドも書いてある」
    上条「……頭の上にテレポートすんなよ」

    ――こうして上条は、初春飾利の携帯番号とメルアドを手に入れた。

    99 :

    古泉「あなたの古泉一樹です」

    美琴「誰だよ!それに、全裸だし!」

    古泉「ミルクはセルフサービスです♪」

    美琴「変態だあああああああああああああ!」

    こんなSSかと思った

    100 = 14 :

    初春=黒子説浮上


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