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    元スレ美琴「あなたに逢えて良かった」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 美琴 + - アックア + - キョン + - ゼロ魔 + - ソウルイーター + - ヤンデレールガン + - 一方通行 + - 上条ナルトss + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :



    何も聞こえない。







    無音?



    いや、


    嗚呼…


    貴方に逢えて、
    私は…

    2 :

    残念だ

    3 = 1 :


    上条「綺麗だな…。」


    美琴「ええ。とても…」



    私達は雪山の中を歩いていた。
    この季節の山は白く彩られ、
    自然の音色が美しく、
    何より寒かった。

    4 :

    ラーラーラーララーラー言葉にできない

    5 = 1 :

    上条「寒いのか?」


    美琴「大丈夫よ。このくらいなら…」
    そう言いながら、体を震わせる。


    上条「・・・じゃあ、少し休むか。」


    美琴「…………」


    大丈夫なのに……
    私は思った。
    これからの事を考えたら休む必要がなかったのだ。

    6 :

    前に同じスレ立てた人?

    7 :

    いぃまっ 貴方にあぁ~えてぇ~ うぅ~ うぅ~ うぅ~

    8 = 1 :

    私達は歩くのをやめ、周りと比べ少し大きい木の下で休む事にした。



    上条「それにしても、冬の山というのがこんなにも趣があるものだったなんて……きらきらと、だがゆっくりと…そんな感じかなー。」


    美琴「……よくわかんないわよ。」


    上条「ハハハハ。そうかそうか。まぁとにかく上条さんはこの景色が好きなのさ。」

    9 = 1 :


    彼は微笑みながら言った。

    私はこの微笑みが好きだった。

    どんなに苦しくても、どんなに辛くても、今まで貴方が微笑んでくれたから頑張れた。

    だから、貴方にはずっと笑っていて欲しかった。出来れば私と一緒に。……ううん、それは高望みしすぎ。

    ただ笑っていて欲しかった。それだけ……それだったのにー………。

    10 = 1 :

    レベルと身分の差。

    それは私達を表すのに充分な言葉だった。

    単に私がレベル5で、私が彼がレベル0である。ただそれだけなのに…

    それだけなのに。








    私達は、

    愛し合う事を許されなかった。

    11 = 1 :

    レベルと身分の差。

    それは私達を表すのに充分な言葉だった。

    単に私がレベル5で、私が彼がレベル0である。ただそれだけなのに…

    それだけなのに。








    私達は、

    愛し合う事を許されなかった。

    12 :

    あなたには希望の匂いがする

    13 :

    今回は最後までいっくれ支援

    14 :

    大事なことなので

    15 = 1 :

    私達はまた山を登り始めた。目的である湖を目指して。

    しばらくして前方を歩いていた彼がこちらを振り向き言った。

    上条「そう言えば、美琴と出逢ったのも今日みたいな日だったな。」

    美琴「?雪は降ってなかったでしょ?」


    上条「そうだけど・・・なんとなくですよ。」

    16 = 1 :

    はっきり言ってよくわからなかった。

    彼の言葉がではなく、

    彼との出逢いだ。










    「本当に私達の出逢いは正しかったのか。」

    17 :

    おお、あの時のか

    18 = 1 :

    彼には彼だけの幸せがあったのだ。

    それを私がこのような形で奪ってしまった、そう思えてくる。

    出逢ったころの私ならこんな事考えもしなかったろう。

    人は成長するものだ。


    いや、成長してしまうものなのだ。

    19 :

    前すれ落ちたんだよな

    20 = 1 :

    しばらく俯いていたので
    彼が私の考えてる事を悟ったのか、手を握り笑いかけてくれた。


    上条「見ろよ、雪は綺麗だよな。」




    美琴「…………?」

    21 = 1 :

    上条「俺達の出逢いは…例えるなら、この雪のようなモノなんだ。

    雪は白く、冷たくて、綺麗だ。美琴と出逢った時、

    全ては白く染まり始まった。

    辛く、冷たい夜もたくさんあった…

    けど、それに劣らず俺たちが共に過ごした日々は輝いていたんだ。

    ………………だから、間違ってなどはいない。少なくとも俺はそう思う。」


    美琴「でもっ………!」

    そこまで言って私は何も言えなくなった。何故?彼の顔が優し過ぎたからだ。そんな顔をされて私にどうしろと言うのか…。

    22 :

    なんでまた最初からなんだよ
    今まで書いた分はtxtにでもまとめてどっかにうpしとけよクズ
    で落ちたところから始めろ

    23 :

    よっしゃ来たー!

    24 = 1 :

    美琴「…………わかってるわよ。

    私だって、当麻との過ごした日々を失いたいわけじゃないのよ。

    それでもっ…!私がいなかったら…アンタと出逢っていなかったら、

    アンタは幸せに…っ!!」



    言葉に詰まってしまったのは彼に抱きしめられたからだ。


    上条「愛してる。だから、もう何も言うな。」

    25 = 1 :

    泣き出しそうだった。

    だけど、"まだ"泣いてはいけないのだ。


    美琴「私も…私も愛してる・・。当麻を。心から。」


    やはり雪を綺麗と思ってしまう私の心は、ごまかせないのだろう。


    上条「………ありがとう。」


    そう言って彼は再び私の手を取り、歩き始めた。

    26 = 1 :



    雪はやがて溶けてしまう。


    今宵がその時なのだ。


    私は空を見上げ、思った。







       第一章完

    30 = 1 :

    こんにちわ。>>1です。
    こないだは本当に申しわけありませんでした。
    まさかの規制で書き込めないと言う状況でした・・。

    ただ、その間に完成はさせときましたので再び投下させていただきたいと思います。

    暇ならお付き合い下さいまし・・・

    31 = 1 :

    初めて逢った時、私は幼かった。

    愛情表現に欠け、彼に対して真っ直ぐに気持ちを表現できなかった。

    あれから、6年。

    学園都市は大きく変わった。

    レベルに基づく階級制度が生じ、

    レベルによって貧富が比例するようになってしまったのだ。

    33 = 1 :

    当然、私は富の生活を送り、
    彼は貧の生活をおくった。


    表面上は。



    私たちはそれでも一緒にいて
    いつまにか、恋人として共に過ごしていた。

    ホントに幸せだった。

    34 = 13 :

    しえんしえーん

    35 = 1 :


    彼は大人になった。

    身長も伸び、顔もより凛々しくなった。

    私も・・・少しは大人になれたかな・・・?

    36 :

    こないだの人か支援する

    37 = 1 :

    上条「そういえば、インデックスは元気かなー・・・」


    美琴「元気にやってるんじゃない?食べ物さえあれば。」


    上条「はは。その通りかものな。」


    そういって彼はまた黙った。



    美琴「・・・・心配?」


    上条「・・・・・・・・」

    38 = 1 :

    心配性の彼の事だ。

    彼女を気にかけてないはずがない。


    上条「・・まぁな。ここ最近全然会ってなかったしなー・・・

    何より最期に一言ぐらいあいさつしとけば良かったな。」

    美琴「私も手紙は置いてきたけど・・・

    誰にも直接お別れ出来なかった・・。」

    39 = 19 :

    前は三章までだったな

    41 = 1 :


    ・・・黒子大丈夫かな。

    あの子も最期まで私の側にいてくれた。

    初春さんや、佐天さんとはすれ違いが重なって
    離れてしまったけど、
    それでも黒子は私の側にいて、
    私を支えてくれた。

    本当に彼女には感謝してる。

    たぶん、彼にとってもインデックスはそんな関係なのだろう。

    だから、気持ちはわかる。
    でも・・・・

    43 = 1 :

    美琴「・・・・そんなに心配?」


    上条「あぁ・・・まぁな。・・・・・
    ・・・・・・・・って、美琴?」

    やっぱり嫉妬してしまう。

    昔はこの感情が理解出来なかった私だけど、

    今は理解できる。この感情は嫉妬だ。

    44 = 1 :

    上条「・・・・相変わらず可愛いな、美琴は。」


    美琴「・・・・・・・・・」


    本当に卑怯だと思う。
    いつもいつも私ばかり。
    彼の周りにはいつも可愛い女の子ばかりで、
    私なんか・・・・・・。

    45 = 1 :

    上条「それでも、俺が選んだのはお前だ。美琴」



    また・・・・
    彼は私の心を読めるのだろうか。


    上条「いつも辛い思いさせてごめんな。
    ただ、インデックスは・・インデックスだけは俺の少ない友人だから・・
    恋人はお前だけだ。」

    46 :

    なんか携帯小説みたいで気持ち悪い

    47 :

    イタものだな

    48 = 1 :

    美琴「・・・・わかってるもん。そんくらい。」

    わかってる。そのくらいは。
    でなければ、‘‘こんな事‘‘思いつかないだろう。

    上条「悪かったって。な?機嫌治せ?」

    美琴「ふんっ。」

    彼を追い越し、私を歩いていった。
    赤面・・・
    我ながら幼いよね・・・。

    49 = 1 :

    次の瞬間、彼が後ろから抱き着いてきた。

    美琴「ちょっ・・・・」

    上条「美琴、愛してる」

    美琴「・・・・・・・・・私も。」



    ホント、ただの幸せそうなカップルにしか見えない。
    実際、幸せなのだ。

    50 = 13 :

    しえん


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