私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ唯「ういー、おかわりー」セイバー「私にもお願いします」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
――秋山宅――
澪「ママ、もう寝てるみたい」
セイバー「ママ?」
澪「お、おふくろ!」
アーチャー「それはそれでどうかと思うよ」
唯「……セイバーちゃん、それでどうだった?」
セイバー「――最悪のサーヴァントと出会いました」
アーチャー「バーサーカーのクラスね」
澪「バーサーカー?」
アーチャー「狂戦士っていうのかな。とにかく、こと戦闘に関しては私や
セイバーを軽く凌ぐわ」
唯「セイバーちゃんよりも強い……?」
セイバー「普通のバーサーカーならば打倒も出来ます。しかし、狂化させて
いる英霊はあの大英雄、ヘラクレスなのです」
澪「!?」
澪「ママ、もう寝てるみたい」
セイバー「ママ?」
澪「お、おふくろ!」
アーチャー「それはそれでどうかと思うよ」
唯「……セイバーちゃん、それでどうだった?」
セイバー「――最悪のサーヴァントと出会いました」
アーチャー「バーサーカーのクラスね」
澪「バーサーカー?」
アーチャー「狂戦士っていうのかな。とにかく、こと戦闘に関しては私や
セイバーを軽く凌ぐわ」
唯「セイバーちゃんよりも強い……?」
セイバー「普通のバーサーカーならば打倒も出来ます。しかし、狂化させて
いる英霊はあの大英雄、ヘラクレスなのです」
澪「!?」
唯「ヘラクレスって、あの?」
アーチャー「ゼウス神の子供で、半神の英雄よ。はっきりいって、これ以上の
英雄は存在しないと言ってもいい」
セイバー「本来、バーサーカーのクラスはレベルの低い英霊を狂化させて、
戦闘力を増します。しかし、ヘラクレスを狂化させたとあれば、これはもう
戦闘に関しては手の着けようがない」
アーチャー「私、セイバー、それとランサーの3騎士でかかれば――或いは
ってくらいね」
澪「集めるか?」
アーチャー「無理ね。私たちはよくても、ランサーにはうまみがない。確実
に勝てるのならいいけど、可能性が出る程度ならランサーは協力しない」
セイバー「おそらく、これ以上味方を増やすのは難しいでしょう」
澪「そうか……。なら、どうすれば」
アーチャー「マスターの暗殺」
セイバー「アーチャー!!」
唯「それは駄目! マスターが誰かは知らないけど、殺すのは――」
アーチャー「ゼウス神の子供で、半神の英雄よ。はっきりいって、これ以上の
英雄は存在しないと言ってもいい」
セイバー「本来、バーサーカーのクラスはレベルの低い英霊を狂化させて、
戦闘力を増します。しかし、ヘラクレスを狂化させたとあれば、これはもう
戦闘に関しては手の着けようがない」
アーチャー「私、セイバー、それとランサーの3騎士でかかれば――或いは
ってくらいね」
澪「集めるか?」
アーチャー「無理ね。私たちはよくても、ランサーにはうまみがない。確実
に勝てるのならいいけど、可能性が出る程度ならランサーは協力しない」
セイバー「おそらく、これ以上味方を増やすのは難しいでしょう」
澪「そうか……。なら、どうすれば」
アーチャー「マスターの暗殺」
セイバー「アーチャー!!」
唯「それは駄目! マスターが誰かは知らないけど、殺すのは――」
アーチャー「甘すぎ。サーヴァントを殺れないのなら、マスターしかないじゃな
い。それともなに? こっちからは殺さないけど、殺されるのはいいわけ?」
唯「違う! 殺すのも、殺されるのもやだ!」
アーチャー「それが甘いって言うの。大人になりなさい」
唯「――子供でいい」
アーチャー「え?」
唯「この状況で、殺したりしなきゃいけないのなら、私は一生大人でいい」
アーチャー「――」
セイバー「ユイは頑固ですよ。一度決めたら、その決心は揺るがない」
澪「アーチャー。バーサーカーを斃す方法を考えよう。マスターを殺すのに
は、私も反対だ」
アーチャー「……もう!」
セイバー「――バーサーカーを倒すのには、宝具が必要です」
唯「宝具って、ランサーの槍みたいな?」
セイバー「ええ。宝具とはサーヴァント固有の奥義。究極の一です」
い。それともなに? こっちからは殺さないけど、殺されるのはいいわけ?」
唯「違う! 殺すのも、殺されるのもやだ!」
アーチャー「それが甘いって言うの。大人になりなさい」
唯「――子供でいい」
アーチャー「え?」
唯「この状況で、殺したりしなきゃいけないのなら、私は一生大人でいい」
アーチャー「――」
セイバー「ユイは頑固ですよ。一度決めたら、その決心は揺るがない」
澪「アーチャー。バーサーカーを斃す方法を考えよう。マスターを殺すのに
は、私も反対だ」
アーチャー「……もう!」
セイバー「――バーサーカーを倒すのには、宝具が必要です」
唯「宝具って、ランサーの槍みたいな?」
セイバー「ええ。宝具とはサーヴァント固有の奥義。究極の一です」
アーチャー「その宝具は英霊を英霊たらしめるシンボルみたいなもの。アイ
ルランドの光の皇子である、クーフーリンは、その赤い魔槍、ゲイ・ボルグ
をシンボルとしている」
セイバー「しかし、その宝具を発動するには真名を明かす必要がある。真名
が明らかになる、ということは弱点を晒すことになります」
澪「それはなんで?」
セイバー「クーフーリンは、生涯イヌを殺すことができませんし、カラドボルグ
に敗北しなければなりません」
唯「あ」
セイバー「わかりましたか? つまり、英霊の真名は、その者の伝説と弱点
を知られてしまうのです」
澪「だから、サーヴァントは真名と宝具を隠すのか」
アーチャー「本当なら、マスターには教えるものなんだけどね」
唯「じゃあ、セイバーちゃんの真名を教えてくれなかったのは――」
セイバー「ユイは魔術について知識が0だ。暗示などで、私の真名を他の
マスターに喋らされてしまう恐れがあったからです」
アーチャー「まあ、私も8割方そんな理由ね。ミオに真名教えないのは」
ルランドの光の皇子である、クーフーリンは、その赤い魔槍、ゲイ・ボルグ
をシンボルとしている」
セイバー「しかし、その宝具を発動するには真名を明かす必要がある。真名
が明らかになる、ということは弱点を晒すことになります」
澪「それはなんで?」
セイバー「クーフーリンは、生涯イヌを殺すことができませんし、カラドボルグ
に敗北しなければなりません」
唯「あ」
セイバー「わかりましたか? つまり、英霊の真名は、その者の伝説と弱点
を知られてしまうのです」
澪「だから、サーヴァントは真名と宝具を隠すのか」
アーチャー「本当なら、マスターには教えるものなんだけどね」
唯「じゃあ、セイバーちゃんの真名を教えてくれなかったのは――」
セイバー「ユイは魔術について知識が0だ。暗示などで、私の真名を他の
マスターに喋らされてしまう恐れがあったからです」
アーチャー「まあ、私も8割方そんな理由ね。ミオに真名教えないのは」
>唯「この状況で、殺したりしなきゃいけないのなら、私は一生大人でいい」
どっちェ…
どっちェ…
澪「そうだったのか」
セイバー「真名とは弱点です。そして、バーサーカーのマスターは敢えてそれ
を私たちに告げた。その意味がわかりますか?」
唯「トンデモない自信があるってこと?」
アーチャー「ヘラクレスじゃあ、弱点もなにもあったもんじゃないけどね」
セイバー「ヘラクレスの弱点を突くことができないのですから、真名を明かし
たところで、こちらには絶望しかありませんからね」
澪「絶望って……どうすればいいんだ!」
アーチャー「とりあえず、バーサーカーは後回しね。サーヴァントが減って、
真名がバレても問題なくなったら、全力で叩きましょう。今はそれしかない」
唯「……うん」
アーチャー「どこかの誰がか甘いから、長期戦になるわよ。今回の聖杯戦
争」
セイバー「――ユイ、気にする必要はありません。貴女は正しい」
唯「うん、ありがと。セイバーちゃん」
セイバー「真名とは弱点です。そして、バーサーカーのマスターは敢えてそれ
を私たちに告げた。その意味がわかりますか?」
唯「トンデモない自信があるってこと?」
アーチャー「ヘラクレスじゃあ、弱点もなにもあったもんじゃないけどね」
セイバー「ヘラクレスの弱点を突くことができないのですから、真名を明かし
たところで、こちらには絶望しかありませんからね」
澪「絶望って……どうすればいいんだ!」
アーチャー「とりあえず、バーサーカーは後回しね。サーヴァントが減って、
真名がバレても問題なくなったら、全力で叩きましょう。今はそれしかない」
唯「……うん」
アーチャー「どこかの誰がか甘いから、長期戦になるわよ。今回の聖杯戦
争」
セイバー「――ユイ、気にする必要はありません。貴女は正しい」
唯「うん、ありがと。セイバーちゃん」
澪「泊っていかなくて大丈夫か?」
唯「うん。憂が心配するだろうからさ」
セイバー「ええ、ウイは私にとっても大事な人だ」
アーチャー「精々殺されないように気をつけて」
唯「……おやすみなさい。澪ちゃん」
澪「ああ、おやすみ」
ドア「ニコ」
唯「……ふう」
セイバー「どうしました?」
唯「なんか、いきなり色々ありすぎて疲れちゃったよ」
セイバー「ごめんなさい。巻き込んでしまって……」
唯「それはいいんだよ。私から巻き込まれたんだから」
セイバー「ですが――」
唯「セイバーちゃんは聖杯のことを考えてて。私は頑張るからさ」
セイバー「――はい。ありがとうございます」
唯「うん。憂が心配するだろうからさ」
セイバー「ええ、ウイは私にとっても大事な人だ」
アーチャー「精々殺されないように気をつけて」
唯「……おやすみなさい。澪ちゃん」
澪「ああ、おやすみ」
ドア「ニコ」
唯「……ふう」
セイバー「どうしました?」
唯「なんか、いきなり色々ありすぎて疲れちゃったよ」
セイバー「ごめんなさい。巻き込んでしまって……」
唯「それはいいんだよ。私から巻き込まれたんだから」
セイバー「ですが――」
唯「セイバーちゃんは聖杯のことを考えてて。私は頑張るからさ」
セイバー「――はい。ありがとうございます」
――田井中宅――
律「あー疲れたー」
ベッド「ぼすっ」
律「バーサーカーは家に置いとけないし、あそこに置いとくと勝手に足りない
魔力吸い上げるからなー」
?「――!! ―――!!! ―――!! ■■―――!!!」
律「……と」
律「バーサーカーが動いたか」
律「ったく、狂戦士のマスターは大変だな」
律「サーヴァントが指先一つ動かすだけで、全身に激痛が走って、狂った
ようにのたうち回る」
律「どっちが『狂』戦士かわからないじゃないか」
律「ハハ。まあ、どうでもいいか」
律「――なあ。聡」
律「あー疲れたー」
ベッド「ぼすっ」
律「バーサーカーは家に置いとけないし、あそこに置いとくと勝手に足りない
魔力吸い上げるからなー」
?「――!! ―――!!! ―――!! ■■―――!!!」
律「……と」
律「バーサーカーが動いたか」
律「ったく、狂戦士のマスターは大変だな」
律「サーヴァントが指先一つ動かすだけで、全身に激痛が走って、狂った
ようにのたうち回る」
律「どっちが『狂』戦士かわからないじゃないか」
律「ハハ。まあ、どうでもいいか」
律「――なあ。聡」
――次の日の朝――
憂「セイバーさん、今日もお留守番?」
唯「うん。セイバーちゃんって寝るのが仕事みたい」
憂(ニートが増えた……)
和「あ、唯と憂じゃない。おはよう」
唯「和ちゃーん!!」がば
和「よしなさい。朝から暑苦しい」
唯「えへへー」
憂「和ちゃん、今日は生徒会ないの?」
和「ええ。そろそろ引き継ぎだから、あまり忙しくないのよ」
憂「そうなんだー」
唯「和ちゃん、会長さんお疲れ様です!」
和「ありがとう。離れなさい」
唯「ぶー」
憂「セイバーさん、今日もお留守番?」
唯「うん。セイバーちゃんって寝るのが仕事みたい」
憂(ニートが増えた……)
和「あ、唯と憂じゃない。おはよう」
唯「和ちゃーん!!」がば
和「よしなさい。朝から暑苦しい」
唯「えへへー」
憂「和ちゃん、今日は生徒会ないの?」
和「ええ。そろそろ引き継ぎだから、あまり忙しくないのよ」
憂「そうなんだー」
唯「和ちゃん、会長さんお疲れ様です!」
和「ありがとう。離れなさい」
唯「ぶー」
――3-2――
澪『アーチャー』
アーチャー『なに? 眠いんだけど』
澪『バーサーカーのマスターって、誰なんだ?』
アーチャー『見てないと言っても信じないだろうから、正直に言うよ。教えら
れない』
澪『どうして』
アーチャー『教えるメリットがない。この情報を、他のマスターにタダでやる
意味もない。なんなら交換条件ね』
澪『暗示をかけられてコロっと言われるより、他のマスターやサーヴァントと
情報や戦力の交換で教えるってことか』
アーチャー『その通りよ』
風子「秋山さん、今日、日直だけど日誌お願いね」
澪「うん。わかったよ」
アーチャー『……人が増えてきたな。この話はおしまいだ』
澪『ああ』
澪『アーチャー』
アーチャー『なに? 眠いんだけど』
澪『バーサーカーのマスターって、誰なんだ?』
アーチャー『見てないと言っても信じないだろうから、正直に言うよ。教えら
れない』
澪『どうして』
アーチャー『教えるメリットがない。この情報を、他のマスターにタダでやる
意味もない。なんなら交換条件ね』
澪『暗示をかけられてコロっと言われるより、他のマスターやサーヴァントと
情報や戦力の交換で教えるってことか』
アーチャー『その通りよ』
風子「秋山さん、今日、日直だけど日誌お願いね」
澪「うん。わかったよ」
アーチャー『……人が増えてきたな。この話はおしまいだ』
澪『ああ』
唯「ういー」
和「朝からだらけないの」ビシッ
唯「あうっ」
姫子「唯と和って、仲良いね。いつからの付き合いなの?」
唯「付き合いっていうのは、恋愛的な意味? それとも――」
和「幼稚園の頃から友達なのよ。それから、しばしば同じクラスになってね」
姫子「へえー。それじゃあ、腐れ縁ってやつ?」
和「そうね。そういうことになっちゃうのかな」
唯「ぶー」ごろごろ
姫子「あ、先生来た」
さわ子「それじゃあ出席とるわよー。秋山さん――」
姫子「……」
唯「あぅー」ごろごろ
姫子(可愛い……)
和「朝からだらけないの」ビシッ
唯「あうっ」
姫子「唯と和って、仲良いね。いつからの付き合いなの?」
唯「付き合いっていうのは、恋愛的な意味? それとも――」
和「幼稚園の頃から友達なのよ。それから、しばしば同じクラスになってね」
姫子「へえー。それじゃあ、腐れ縁ってやつ?」
和「そうね。そういうことになっちゃうのかな」
唯「ぶー」ごろごろ
姫子「あ、先生来た」
さわ子「それじゃあ出席とるわよー。秋山さん――」
姫子「……」
唯「あぅー」ごろごろ
姫子(可愛い……)
――部活――
紬「――ということで、今日は私の家でパーティーがあるのー」
梓「それに私たちが招待されたんですよね」
律「なにその説明口調」
紬「美味しい料理もたくさん出るみたいよ」
律「行く! 行かせて!!」
唯「私も!」
澪「唯!?」
唯「?」
澪「……いいの?」
唯「ねえ、ムギちゃん。憂も連れてきていい?」
紬「もちろんいいわよ。和ちゃんも招待してあるもの」
梓「でも、パーティ用の服なんて……」
紬「もちろん、私が用意するわ!」
律「変な服用意しないでくれよー」
紬「――ということで、今日は私の家でパーティーがあるのー」
梓「それに私たちが招待されたんですよね」
律「なにその説明口調」
紬「美味しい料理もたくさん出るみたいよ」
律「行く! 行かせて!!」
唯「私も!」
澪「唯!?」
唯「?」
澪「……いいの?」
唯「ねえ、ムギちゃん。憂も連れてきていい?」
紬「もちろんいいわよ。和ちゃんも招待してあるもの」
梓「でも、パーティ用の服なんて……」
紬「もちろん、私が用意するわ!」
律「変な服用意しないでくれよー」
紬「え? 駄目なの?」
律「逆にどうして良いのか」
アーチャー『いいの? ミオ』
澪『大丈夫だろ。お前もいるし』
アーチャー『過度の期待は身を滅ぼすよ』
澪『照れてるの?』
アーチャー『……馬鹿』
唯「楽しみー」
梓(唯先輩のドレス……)
律「梓ー、何想像してんだー?」
梓「な、なんでもないです!!」パカっ
律「いって! このやろー」ぐりぐりー
梓「にゃー!」
唯「りっちゃんとあずにゃんなかよしー」
アーチャー『……ま、いいか。たまにはこういうのも』
律「逆にどうして良いのか」
アーチャー『いいの? ミオ』
澪『大丈夫だろ。お前もいるし』
アーチャー『過度の期待は身を滅ぼすよ』
澪『照れてるの?』
アーチャー『……馬鹿』
唯「楽しみー」
梓(唯先輩のドレス……)
律「梓ー、何想像してんだー?」
梓「な、なんでもないです!!」パカっ
律「いって! このやろー」ぐりぐりー
梓「にゃー!」
唯「りっちゃんとあずにゃんなかよしー」
アーチャー『……ま、いいか。たまにはこういうのも』
――琴吹邸――
唯「ふわぁ~」
和「……想像をはるかに超える大きさね」
呼び鈴「じゃららーじゃららあーん」
憂「呼び鈴がオーケストラ!」
セイバー「豪華絢爛ですね」
唯「だねー」
憂和「!?」
セイバー「どうしました? ノドカ、ウイ」
和「だれ!?」
セイバー「私はセイバー。ユイの家にお世話になっている留学生です」
憂「どうして連れてきたの?」ひそひそ
唯「豪華な料理って聞いた途端……」ひそひそ
和「そう。よろしくね、セイバーさん」
憂「適応した!」
唯「ふわぁ~」
和「……想像をはるかに超える大きさね」
呼び鈴「じゃららーじゃららあーん」
憂「呼び鈴がオーケストラ!」
セイバー「豪華絢爛ですね」
唯「だねー」
憂和「!?」
セイバー「どうしました? ノドカ、ウイ」
和「だれ!?」
セイバー「私はセイバー。ユイの家にお世話になっている留学生です」
憂「どうして連れてきたの?」ひそひそ
唯「豪華な料理って聞いた途端……」ひそひそ
和「そう。よろしくね、セイバーさん」
憂「適応した!」
自演社だと分かると一気に萎えるんだけど
そのバレバレの書き方変える努力をしろよ
そのバレバレの書き方変える努力をしろよ
紬「いらっしゃい!」トコトコ
セイバー「……」
紬「?」
唯「えと……ムギちゃん?」
紬「綺麗な人……。唯ちゃんのお友達?」
セイバー「はい。私はセイバー。ユイの家でお世話になっている留学生で
す」
紬「そうなんだぁ! いらっしゃい!」
和「セイバーさんって、日本語うまいわよね」
セイバー「祖母が日本贔屓だったもので」
憂(高校生って、なんだかすごい! って、私も高校生か)
唯「ムギちゃん、セイバーちゃんの分の服もある?」
紬「もちろん。セイバーさん綺麗だから、どんな服でも似合うわよ」
セイバー「そのような――」
唯「さあ、行こうじゃないかー」
セイバー「……」
紬「?」
唯「えと……ムギちゃん?」
紬「綺麗な人……。唯ちゃんのお友達?」
セイバー「はい。私はセイバー。ユイの家でお世話になっている留学生で
す」
紬「そうなんだぁ! いらっしゃい!」
和「セイバーさんって、日本語うまいわよね」
セイバー「祖母が日本贔屓だったもので」
憂(高校生って、なんだかすごい! って、私も高校生か)
唯「ムギちゃん、セイバーちゃんの分の服もある?」
紬「もちろん。セイバーさん綺麗だから、どんな服でも似合うわよ」
セイバー「そのような――」
唯「さあ、行こうじゃないかー」
…
紬「はい、これでおっけーよ」
セイバー「こ、このような動きずらい服装は――」
唯「可愛いー!」ぎゅっ
和「本当ね。やっぱり似合いすぎよ」
澪「お、唯たちも来てたのか――って、え!?」
セイバー「おや、ミオじゃありませんか。こんばんは」
律「澪、知り合い?」
澪「昨日唯の家に行ったときに会ったんだよ。セイバーも来てたのかー」
セイバー「はい。ユイが誘ってくれました。ツムギは本当に素晴らしい人物
です」
紬「照れちゃうわー」
律「……おい、梓」
梓「なんですか?」
律「相変わらず、胸がないな」
梓「むー」
紬「はい、これでおっけーよ」
セイバー「こ、このような動きずらい服装は――」
唯「可愛いー!」ぎゅっ
和「本当ね。やっぱり似合いすぎよ」
澪「お、唯たちも来てたのか――って、え!?」
セイバー「おや、ミオじゃありませんか。こんばんは」
律「澪、知り合い?」
澪「昨日唯の家に行ったときに会ったんだよ。セイバーも来てたのかー」
セイバー「はい。ユイが誘ってくれました。ツムギは本当に素晴らしい人物
です」
紬「照れちゃうわー」
律「……おい、梓」
梓「なんですか?」
律「相変わらず、胸がないな」
梓「むー」
律「しょげるなむくれるなよー」
梓「律先輩だって大して変わらないじゃないですか」
律「私はいいんだよ」
梓「どうしてですか?」
律「イケメンだから!」
梓「自分で言いますか。それ」
律「駄目なのか?」
梓「いえ、文句はありますが反論はありませんから」
律「へっへー」
澪『アーチャー』
アーチャー『まさかセイバーも来るなんて、少し驚いたよ』
アーチャー(これで完全にバーサーカーのマスターがセイバーのマスターを
把握したな)
澪「律、ごちゃごちゃ言ってると置いて行かれるぞ」
律「おっと、ごめんごめん」
梓「律先輩だって大して変わらないじゃないですか」
律「私はいいんだよ」
梓「どうしてですか?」
律「イケメンだから!」
梓「自分で言いますか。それ」
律「駄目なのか?」
梓「いえ、文句はありますが反論はありませんから」
律「へっへー」
澪『アーチャー』
アーチャー『まさかセイバーも来るなんて、少し驚いたよ』
アーチャー(これで完全にバーサーカーのマスターがセイバーのマスターを
把握したな)
澪「律、ごちゃごちゃ言ってると置いて行かれるぞ」
律「おっと、ごめんごめん」
紬「ここがパーティ会場よ。とりあえず、私の側にいてくれれば間違いはない
から」
和「わかったわ。唯と律ははぐれない様にね」
セイバー「ご安心を。ユイは私が監視します」
唯「ぶー」
紬「それじゃあ、開けるね」
扉「ギイイイ」
律「でっかい扉だなあ」
メイド「紬お嬢様!」
紬「この子たちが、私のお友達よ」
メイド「!?」
セイバー「!?」
執事「紬お嬢様とご友人の方ですか――」
セイバー「!?」
執事「!?」
から」
和「わかったわ。唯と律ははぐれない様にね」
セイバー「ご安心を。ユイは私が監視します」
唯「ぶー」
紬「それじゃあ、開けるね」
扉「ギイイイ」
律「でっかい扉だなあ」
メイド「紬お嬢様!」
紬「この子たちが、私のお友達よ」
メイド「!?」
セイバー「!?」
執事「紬お嬢様とご友人の方ですか――」
セイバー「!?」
執事「!?」
アーチャー『なに? この屋敷は人間じゃないのをメイドや執事にしてるわ
け?』
澪『え?』
アーチャー『あのメイドと執事、揃ってサーヴァントよ。キャスターとアサシン
ってところでしょう』
澪「え!?」
律「どうした澪ー」
澪「いや、会場が余りにも大きかったもので、声が出た」
セイバー「……」
メイド(キャスター)「どうぞ、お飲物を」
セイバー「……私は必要ない」
紬「?」
セイバー(ツムギは気が付いていない? この従者がサーヴァントだという
ことに――)
執事(アサシン)「こちらの美しい方に、酒の類は禁止とのことだ」
メイド(キャスター)「そ、そう。紬お嬢様のご友人ですからね」
け?』
澪『え?』
アーチャー『あのメイドと執事、揃ってサーヴァントよ。キャスターとアサシン
ってところでしょう』
澪「え!?」
律「どうした澪ー」
澪「いや、会場が余りにも大きかったもので、声が出た」
セイバー「……」
メイド(キャスター)「どうぞ、お飲物を」
セイバー「……私は必要ない」
紬「?」
セイバー(ツムギは気が付いていない? この従者がサーヴァントだという
ことに――)
執事(アサシン)「こちらの美しい方に、酒の類は禁止とのことだ」
メイド(キャスター)「そ、そう。紬お嬢様のご友人ですからね」
セイバー「……申し訳ないが、話しがある」
紬「?」
セイバー「申し訳ないがツムギ。このお二人は、どうやら私の知り合いのよう
だ」
梓「そうなんですか?」
メイド(キャスター)「……はい。そのようで」
セイバー「……」
アーチャー(キャスターの顔が引きつってる。猫かぶりがそんなに大変?)
執事(アサシン)「どうぞ」
律「りんごジュースうまー」
アーチャー(アサシンの方は、随分と手慣れてる。これは――)
セイバー「ユイ、失礼します」
唯「う、うん」
紬「?」
セイバー「申し訳ないがツムギ。このお二人は、どうやら私の知り合いのよう
だ」
梓「そうなんですか?」
メイド(キャスター)「……はい。そのようで」
セイバー「……」
アーチャー(キャスターの顔が引きつってる。猫かぶりがそんなに大変?)
執事(アサシン)「どうぞ」
律「りんごジュースうまー」
アーチャー(アサシンの方は、随分と手慣れてる。これは――)
セイバー「ユイ、失礼します」
唯「う、うん」
…
セイバー「これは、どういうことです?」
キャスター「別に。話すことでもないわ」
セイバー「……ここで戦いたくはない。ユイの友人を巻き込みたくはない」
アサシン「それはお前次第でもあるのだぞ。セイバー。お前がここでもめ事
を起こすのであれば――こちら側に拒む理由はない」
キャスター「わかった? セイバー。貴女には効いてないかもしれないけど、
この屋敷全体が私の結界みたいなものなのよ?」
セイバー「!?」
キャスター「もちろん、この屋敷全員を殺す。なんていうことは、マスターが
許さなかったけれどね」
セイバー「どういった結界かを問うて、答えるか?」
キャスター「答えるわけないじゃない。一つ安心させてあげるとしたら、今の
時点で、害はないわよ」
アサシン「ここで結界を使用していたとしたら、お前のマスターたちはこの
部屋に入る前に死んでいる」
セイバー「……争う理由は?」
キャスター「今はないわ。精々パーティを楽しみなさい。セイバー」
セイバー「これは、どういうことです?」
キャスター「別に。話すことでもないわ」
セイバー「……ここで戦いたくはない。ユイの友人を巻き込みたくはない」
アサシン「それはお前次第でもあるのだぞ。セイバー。お前がここでもめ事
を起こすのであれば――こちら側に拒む理由はない」
キャスター「わかった? セイバー。貴女には効いてないかもしれないけど、
この屋敷全体が私の結界みたいなものなのよ?」
セイバー「!?」
キャスター「もちろん、この屋敷全員を殺す。なんていうことは、マスターが
許さなかったけれどね」
セイバー「どういった結界かを問うて、答えるか?」
キャスター「答えるわけないじゃない。一つ安心させてあげるとしたら、今の
時点で、害はないわよ」
アサシン「ここで結界を使用していたとしたら、お前のマスターたちはこの
部屋に入る前に死んでいる」
セイバー「……争う理由は?」
キャスター「今はないわ。精々パーティを楽しみなさい。セイバー」
…
セイバー「ただいま帰りました」
唯「おかえり、どうだった?」
セイバー「……」
梓「?」
セイバー「楽しくやっているみたいです。友人として安心しました」
紬「そう? よかったわー」
澪『……アーチャー』
アーチャー『もちろん嘘だよ。しかし、セイバーの表情が明るいところを見る
と、どうやら最悪の状態ではないということね』
律「にくうまー」
アサシン「おやおや、口の周りについていますよ」
律「……」ふきふき
アサシン(この娘から……僅かに魔力の匂いがする。これは一体……)
律「ありがと。お兄さん」
アサシン(女狐に報告しなければならぬか)
セイバー「ただいま帰りました」
唯「おかえり、どうだった?」
セイバー「……」
梓「?」
セイバー「楽しくやっているみたいです。友人として安心しました」
紬「そう? よかったわー」
澪『……アーチャー』
アーチャー『もちろん嘘だよ。しかし、セイバーの表情が明るいところを見る
と、どうやら最悪の状態ではないということね』
律「にくうまー」
アサシン「おやおや、口の周りについていますよ」
律「……」ふきふき
アサシン(この娘から……僅かに魔力の匂いがする。これは一体……)
律「ありがと。お兄さん」
アサシン(女狐に報告しなければならぬか)
セイバー「ユイ、あとで話が」ひそひそ
唯「うん」
梓「ゆいせんぱーい!」だきっ
唯「うわ!」
セイバー「アズサ……未成年だというのに、お酒を飲んでますね?」
梓「ゆいせんぱいかわいいー!」
唯「ちょっと待ってあずにゃん! くるしいよー」
梓「離れませんー」
和「梓ちゃんって、実は唯のこと……」
憂「!?」
澪「まさか、な」
紬「タマリマセンワー」
さわ子「まったく、見てるのが私じゃなかったら退学よ退学」
律「うわあああああああああ!! さわちゃんいつから!?」
唯「うん」
梓「ゆいせんぱーい!」だきっ
唯「うわ!」
セイバー「アズサ……未成年だというのに、お酒を飲んでますね?」
梓「ゆいせんぱいかわいいー!」
唯「ちょっと待ってあずにゃん! くるしいよー」
梓「離れませんー」
和「梓ちゃんって、実は唯のこと……」
憂「!?」
澪「まさか、な」
紬「タマリマセンワー」
さわ子「まったく、見てるのが私じゃなかったら退学よ退学」
律「うわあああああああああ!! さわちゃんいつから!?」
さわ子「いつからって、あなたたちが来る前からよ」
律「気付かなかったー」
さわ子「私はこの場に相応しい女だからよ」
和「さっきからセレブな男を見つけては声かけてる人がなにを……」
さわ子「それは触れないのー!」
セイバー「ユイ、この方は?」
唯「山中さわ子先生。担任で顧問の先生なんだよー」
セイバー「そうですか。サワコ、私はセイバー。ユイの家でお世話になってい
る留学生です」
さわ子「あら綺麗な子。色んな衣装着せたくなるわね」
セイバー「衣装? あなたは衣服を作れるのですか?」
さわ子「自慢じゃないけど、得意な方よ」
律「ジャンルはアレだけどな」
セイバー「……ユイは、良い人たちに囲まれているのですね」
律「気付かなかったー」
さわ子「私はこの場に相応しい女だからよ」
和「さっきからセレブな男を見つけては声かけてる人がなにを……」
さわ子「それは触れないのー!」
セイバー「ユイ、この方は?」
唯「山中さわ子先生。担任で顧問の先生なんだよー」
セイバー「そうですか。サワコ、私はセイバー。ユイの家でお世話になってい
る留学生です」
さわ子「あら綺麗な子。色んな衣装着せたくなるわね」
セイバー「衣装? あなたは衣服を作れるのですか?」
さわ子「自慢じゃないけど、得意な方よ」
律「ジャンルはアレだけどな」
セイバー「……ユイは、良い人たちに囲まれているのですね」
唯「……そろそろ帰ろうか。もう11時だもん」
澪「それもそうだな。夜道は危険だから、梓は特に気をつけろよ」
梓「それは私がー、小さいからですかー?」
澪「酔ってるからだ。ふらふらじゃないか」
律「私が送っていくよ。ほら、掴まれ梓」
梓「ゆいせんぱいがいいー」
憂「……」じー
梓「……律先輩でいいです」
律「それじゃあ行くよ。ありがとな、ムギ」
紬「ううん。また明日ね」
セイバー「綺麗な服を貸していただいてありがとうございました。彼女たち
にもよろしく伝えてください」
紬「ええ。斎藤、皆さんを玄関までお見送りして」
斎藤「承知しました」
セイバー「……」
斎藤「後ほど、お話がありますので平沢様とご一緒に裏に来てください」
澪「それもそうだな。夜道は危険だから、梓は特に気をつけろよ」
梓「それは私がー、小さいからですかー?」
澪「酔ってるからだ。ふらふらじゃないか」
律「私が送っていくよ。ほら、掴まれ梓」
梓「ゆいせんぱいがいいー」
憂「……」じー
梓「……律先輩でいいです」
律「それじゃあ行くよ。ありがとな、ムギ」
紬「ううん。また明日ね」
セイバー「綺麗な服を貸していただいてありがとうございました。彼女たち
にもよろしく伝えてください」
紬「ええ。斎藤、皆さんを玄関までお見送りして」
斎藤「承知しました」
セイバー「……」
斎藤「後ほど、お話がありますので平沢様とご一緒に裏に来てください」
…
唯「セイバーちゃん、どうしたの?」
セイバー「あの執事、只者ではなかった。もしかすると、戦闘になるかもし
れません」
唯「う、うん!」
斎藤「時間を取らせてしまって、申し訳ありません。セイバー様。平沢様」
唯「ムギちゃんの――」
斎藤「執事の斎藤でございます。以後、お見知り置きを」
セイバー「ただの挨拶だけではあるまい。私たちだけを呼び出したというこ
とは、大体察しがつく」
斎藤「さすがは最良のサーヴァント、セイバー。その直感は神が如しと訊き
ますが、まさしくその通りでございます」
キャスター「パーティは終わって、私たちが戦わない理由はなくなったわ」
アサシン「左様。存分に死合おうじゃないか」
セイバー「……ユイ、アーチャーとミオを呼びましょう」
唯「セイバーちゃん、どうしたの?」
セイバー「あの執事、只者ではなかった。もしかすると、戦闘になるかもし
れません」
唯「う、うん!」
斎藤「時間を取らせてしまって、申し訳ありません。セイバー様。平沢様」
唯「ムギちゃんの――」
斎藤「執事の斎藤でございます。以後、お見知り置きを」
セイバー「ただの挨拶だけではあるまい。私たちだけを呼び出したというこ
とは、大体察しがつく」
斎藤「さすがは最良のサーヴァント、セイバー。その直感は神が如しと訊き
ますが、まさしくその通りでございます」
キャスター「パーティは終わって、私たちが戦わない理由はなくなったわ」
アサシン「左様。存分に死合おうじゃないか」
セイバー「……ユイ、アーチャーとミオを呼びましょう」
唯「わかった」
キャスター「それは出来ないわよ。だって、もうこの屋敷は出られないし入れ
ないもの」
セイバー「先刻の結界か」
キャスター「そうよ。アーチャーがいたことも気がついてたけれど、正体が
知れてる貴女から殺った方が効率いいもの」
セイバー「――なぜ、私の真名を知っている」
キャスター「……さあ。教える理由がないもの」
アサシン「キャスター。ここは拙者が」
キャスター「好きになさい。ただし、やるなら三人で」
アサシン「一対一を許しては?」
斎藤「なりません。勝率は、上がられるだけ上げるべきです」
アサシン「……左様か」
セイバー「……まずいですね」
唯「セイバーちゃん……」
セイバー「もし、私の真名を本当に知っているのなら、宝具を使います。いいですか?」
キャスター「それは出来ないわよ。だって、もうこの屋敷は出られないし入れ
ないもの」
セイバー「先刻の結界か」
キャスター「そうよ。アーチャーがいたことも気がついてたけれど、正体が
知れてる貴女から殺った方が効率いいもの」
セイバー「――なぜ、私の真名を知っている」
キャスター「……さあ。教える理由がないもの」
アサシン「キャスター。ここは拙者が」
キャスター「好きになさい。ただし、やるなら三人で」
アサシン「一対一を許しては?」
斎藤「なりません。勝率は、上がられるだけ上げるべきです」
アサシン「……左様か」
セイバー「……まずいですね」
唯「セイバーちゃん……」
セイバー「もし、私の真名を本当に知っているのなら、宝具を使います。いいですか?」
唯「……うん。セイバーちゃんに任せるよ」
セイバー「感謝、します」
アサシン「姓は佐々木、名は小次郎。知っての通り無名の剣士だ」
キャスター「名を名乗る必要はあるの?」
アサシン「名乗ったところでどうということでもあるまい。むしろ、これが
我々武士の習わしだ」
斎藤「キャスター、強化を」
キャスター「――ええ」
セイバー「――来るか!」
アサシン「ああいくさ。不本意ではあるが一対三だ。これをどのようにして
覆す?」
斎藤「私にも目的がありますので、失礼します」
セイバー「――ハアアアアアアアアアアア!!!!」ビュオン
唯「え? 風?」
セイバー「感謝、します」
アサシン「姓は佐々木、名は小次郎。知っての通り無名の剣士だ」
キャスター「名を名乗る必要はあるの?」
アサシン「名乗ったところでどうということでもあるまい。むしろ、これが
我々武士の習わしだ」
斎藤「キャスター、強化を」
キャスター「――ええ」
セイバー「――来るか!」
アサシン「ああいくさ。不本意ではあるが一対三だ。これをどのようにして
覆す?」
斎藤「私にも目的がありますので、失礼します」
セイバー「――ハアアアアアアアアアアア!!!!」ビュオン
唯「え? 風?」
キャスター「セイバーを中心に、突風が吹いてる――」
アサシン「これが、セイバーの宝具か」
セイバー「真名を知っているのならいい。それならそれで、私本来の戦い
方をするまでだ」
唯「セイバーちゃん?」
セイバー「ごめんなさい、ユイ。もしかすると、魔力を使いきってしまうかも
しれません」
唯「……なら、私がおぶって帰るから、平気だよ」
セイバー「ありがとうございます」
アサシン「これは、形勢が変わるやもしれぬぞ」
キャスター「ここは私の陣地なのよ? あの英雄の宝具くらい、受け止められ
る筈」
アサシン「そうは言っても、相手は最強の聖剣だ。無傷では済まんだろう」
セイバー「いきます――」
キャスター「――ごめんなさいね。アルトリア。その光を食らうわけにもいか
ないわ」
セイバー「!?」
アサシン「これが、セイバーの宝具か」
セイバー「真名を知っているのならいい。それならそれで、私本来の戦い
方をするまでだ」
唯「セイバーちゃん?」
セイバー「ごめんなさい、ユイ。もしかすると、魔力を使いきってしまうかも
しれません」
唯「……なら、私がおぶって帰るから、平気だよ」
セイバー「ありがとうございます」
アサシン「これは、形勢が変わるやもしれぬぞ」
キャスター「ここは私の陣地なのよ? あの英雄の宝具くらい、受け止められ
る筈」
アサシン「そうは言っても、相手は最強の聖剣だ。無傷では済まんだろう」
セイバー「いきます――」
キャスター「――ごめんなさいね。アルトリア。その光を食らうわけにもいか
ないわ」
セイバー「!?」
――ビル屋上――
アーチャー「あちゃー。セイバーったら、宝具使ってる」
澪「仕方ないだろ。私たちが介入できないんだから」
アーチャー「それはそうだけど、これで私にもセイバーの正体分かっちゃった
わ」
澪「誰?」
アーチャー「アーサー王。といえば日本人でも知ってるわよね」
澪「アーサー王って、イングランドの?」
アーチャー「そう。エクスカリバーの人よ」
澪「でも、アーサー王は王様だろ? セイバーは女の子じゃないか」
アーチャー「だから、アーサー王は女の子だったのよ。私だって信じられな
いわ」
澪「性別を偽ってたってことなのか」
アーチャー「そうみたいね。道理で女の子らしいことが苦手なわけよ」
澪「――ランサーやバーサーカーのマスターは見たかな」
アーチャー「わからない。少なくともキャスターたちにはバレてしまった。
セイバーがアーサー王で、エクスカリバーの所有者だということがね」
アーチャー「あちゃー。セイバーったら、宝具使ってる」
澪「仕方ないだろ。私たちが介入できないんだから」
アーチャー「それはそうだけど、これで私にもセイバーの正体分かっちゃった
わ」
澪「誰?」
アーチャー「アーサー王。といえば日本人でも知ってるわよね」
澪「アーサー王って、イングランドの?」
アーチャー「そう。エクスカリバーの人よ」
澪「でも、アーサー王は王様だろ? セイバーは女の子じゃないか」
アーチャー「だから、アーサー王は女の子だったのよ。私だって信じられな
いわ」
澪「性別を偽ってたってことなのか」
アーチャー「そうみたいね。道理で女の子らしいことが苦手なわけよ」
澪「――ランサーやバーサーカーのマスターは見たかな」
アーチャー「わからない。少なくともキャスターたちにはバレてしまった。
セイバーがアーサー王で、エクスカリバーの所有者だということがね」
類似してるかもしれないスレッド
- 妹「ふつつか者ですが、今日からよろしくお願いします」 (1001) - [52%] - 2009/5/18 7:31 ★★★×7
- C.C.「ナナリー、いい物をやろう」ナナリー「ありがとうございます」 (226) - [50%] - 2013/1/22 11:00 ★
- 唯「おはよう…、ギー太」ボーボボ「おはよう、唯ちゃん」 (360) - [50%] - 2012/8/31 15:45 ★
- 結衣「おーい、あかり隊員、このピンク木に縛り付けようぜ」 (260) - [50%] - 2011/9/23 6:15 ☆
- 唯「テストでいい点をとったら澪ちゃんがそっけなくなった」 (372) - [50%] - 2010/10/29 23:01 ★★
- 唯「だいじょうぶ、あずにゃんのこと好きじゃないよ」 (146) - [50%] - 2010/8/25 10:46 ★
- 俺「壁にボールぶつけるのやめて」モンペ「遊ぶなというのか」 (166) - [48%] - 2012/8/13 8:00 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について