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    元スレ秀吉「明久を他の女に渡すくらいなら…」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    151 = 109 :

    ―――

    康太「……」 ジー

    秀吉「……ムッツリーニ、何を見ておるのじゃ?」

    康太「………………見える?」

    秀吉「う、うむ。はっきりくっきりと」

    康太「……良かった」

    明久「何かあったの?」

    康太「…………盗撮のしすぎで、とうとうステルス機能が手に入ったのかと……」

    秀吉「何を言っておるのじゃ」

    愛子「ムッツリーニくんにそんな力が目覚めたら女子更衣室が使えなくなっちゃうよ。
        ああ、ちなみにボクの着替えくらいならいつでも見せてあげるから、見たかったら言ってねっ」

    康太「………………」 ブンブンブンブン

                   ボタボタボタボタ

    秀吉「おお、工藤ではないか」

    愛子「おはよう木下くん。どう、あっちの開発進んでる?」

    秀吉「う、うむ、ぼちぼちじゃな」

    152 = 100 :

    書き手からして愛子は話の進展に重要とみた

    153 = 109 :

    明久「開発って?」

    秀吉「あー、それはじゃな……」

    愛子「それは開発が終わってからのお楽しみってね。おはよう吉井くん!」

    明久「うん、おはよう工藤さん。珍しいね。今日はこっちからなの?」

    愛子「うん。今日あたり面白い事が起こる筈だからちょっと見せてもらおうと思ってね」

    明久「面白いこと? なんだろう……身体測定は今日じゃないし……」

    秀吉「身体測定は面白い事か、という所がつっかかるが……別にこれといった行事もないしのう」

    明久「ムッツリーニはなにか心当たりある?」

    康太「…………ない」

    愛子「まあまあ、行けば分かるよ!」

    明久「うーん、そうだよね。行けば分かるか。よし、気にせず行こう!」

    愛子「ね、ね、木下くん! 吉井くんとはどこまで進んだの?」

    秀吉「何処までも何も……まだキスまでじゃ」

                    ボタボタボタボタボタボタ

    康太(……いけない、思い出し鼻血が……)

    155 = 100 :

    おし

    159 = 109 :

    明久「結局何事もなく学校についたね」

    秀吉「そうじゃのう……工藤よ、面白い事とはなんじゃったんじゃ?」

    愛子「まだ秘密ー」

    康太「…………性悪女」

    愛子「酷いな、ムッツリーニくん。今を楽しんでるって言ってよね」

    明久「ほら、二人とも喧嘩はいいから上履きに履き換えて……なんだろ、これ」

    秀吉「手紙、かのう? 誰からじゃ明久」

    明久「んー? あれ、あて名書いてない」

    愛子「えー! それってもしかしてラブレター?」

    康太(……恐ろしいほど棒読み……さてはこのラブレター、工藤愛子の差し金か)

    明久「ええええええええええ!? ら、ららっらららっららっらら!?
        嘘、え、嘘!? 本当に!? 夢じゃない!? やったああああああああああああああああああああ!!!!
        ら、ラブ、ラブラブレター!! らぶれたあああああああああああああああ!!!!!」

    康太「…………何のつもりだ、工藤愛子?」

    愛子「えー? 何のこと? ボクなにもしらなーい!」

    康太「…………………性悪女」

    160 = 109 :

    ――― 金曜日

    愛子「……うーん、あの二人ラブラブすぎてつまんないなぁ……何か面白い事が無いもんかなぁ」

    優子「何ぶつぶつ言ってんのよ」

    愛子「あ、優子~、キミの弟君の事なんだけどさー」

    優子「……言っとくけど私は何も見てないから。ローションとか知らないから」

    愛子(……ちゃんと実践してるんだ。可愛いなぁ)

    優子「それ以外でならなんでも聞くわよ」

    愛子「うーん……ほら、なんか最近吉井くんとイチャイチャしすぎて、面白くないなーって」

    優子「なに、くっつけるの手伝わせて、次は破局させるの手伝えっていうの?」

    愛子「んーん、違う違う。なにか面白い事が起きればいいんだけどなーってさ。優子、なんかない?」

    優子「面白い事って、人のイチャイチャしてるのほど見ててイラつくことってないじゃない」

    愛子「……じゃあ、ちょっとケンカしてもらおっか」

    優子「どうやって?」

    愛子「………………閃いた!! ちょっと行ってくる!!」

    優子「あれ……なんで久保くんの方に行くんだろ……あの子もやっぱり不思議な子よね」

    161 = 109 :

    愛子「くーぼークンっ!!」

    利光「……工藤君か。悪い、後にしてくれるか? そろそろこの問題が」

    愛子「あ、そっか。忙しいなら仕方ないねー……吉井くんが面白い事言ってたから教えてあげようと……」

    利光「解けた!! それで、吉井君がなんだって!?」

    愛子「ナイス食い付き!! 実はさ……吉井くんがこんな事言ってたらしいんだ。
        『ラブレター貰ったら同性でもちょっと意識しちゃうよねー』って」

    利光「……なんだって?」

    愛子「おかしいよネー、笑っちゃうよネー」

    利光「いや、おかしくないと思うが。確かに同性を意識するというのは普通はおかしいことだ。
        でも、一種の恋愛対象として相手から認められることによって同性を意識するというのは……」

    愛子(語りだした……凄い剣幕、でも)

    愛子(面白くなる予感!!)

    優子「まーた下らないことして……久保くんも付き合ってあげなくていいのに」

    163 = 109 :

    ―――

    明久「あ、し、しまった!! ラブレターなんて大声で……」

    秀吉「これより異端審問会を始める」

       『『『『『有罪!!』』』』』

    秀吉「うむ。満場一致じゃな。
        では須川の班は明久を吊るし上げて拷問してでもねんごろな関係の女性が居ないかを調べてくれ。
        福村の班はラブレターの筆跡鑑定、指紋鑑定、どんな手を使ってでも差出人の捜索を……」

    明久「ちょっと待って!! なんで秀吉が陣頭指揮取ってるの!?」

    秀吉「いい事を教えてやろう。これが雄二ならお主今既に死んでおったぞ」

    明久「なんでそんな怖い事言うの!? 秀吉、顔が怖いよ!!!」

       『『『『『議長! 吉井が見苦しい言い訳を!!』』』』』

    明久「見苦しくない!! 可愛い秀吉の顔が怖くなってたら誰だってこういう筈だ!!!」

    秀吉「何を言っておるのじゃ明久。ワシは今、満面の笑みなのじゃが!!」

    明久「目が笑ってない!! 演劇部でポーカーフェイスが売りな秀吉なのに怒りが隠せてない!!
        むしろ無理に笑おうとしてる分余計恐怖心をそそるくらいだよ! どれくらい怒ったらそんな顔になるの!?」

    秀吉「明久、今のうちじゃぞ? 生きてかえれるのは」

    明久「やめてえええええええええ!!!! 優しい秀吉にもどってええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

    164 = 110 :

    久保君キター!!!!

    165 = 109 :

    瑞希「……明久君、今度は何をやったんですか?」

    明久「ひ、姫路さん!! 助けて!! 僕と誰かも分からない僕の事を大好きな可愛い美少女が危ないんだ!!!!」

    瑞希「……異端審問会、ですね。私は何をすれば?」

    秀吉「うむ、そうじゃな。それでは明久の入るアイアンメイデンを用意してくれるかの?」

    瑞希「分かりました」

    明久「なんで姫路さんも乗り気なの!? っていうかアイアンメイデンなんか用意できるの!?」

    瑞希「あ、そっか……すみません、アイアンメイデンはちょっと……」

    明久「無いよね、ないよね!? よかったー!! アイアンメイデンはさすがに僕」

    瑞希「針のむしろでいいですよね?」

    明久「ちょっと待って!! 何一つ変わってない! 危険度は何一つ変わってない!!!」

    秀吉「うむ、この際仕方ないじゃろうな。明久を長く苦しめられるものならなんでも良いぞ」

    明久「苦しめないで!! 拷問器具なんてシャレにならないから!!!
        お願い、いつもの可愛くて優しい秀吉に戻ってええええええええええええ!!!!」

    秀吉「お主が悪いんじゃろうが!!」

    愛子「あはははは!! 見て、ムッツリーニくん、吉井君の顔!! くすくす、うはは、あんなに汗だくで弁解してる!!」

    ムッツリーニ「…………」

    166 = 100 :

    鬼畜な秀吉ハァハァ

    167 = 99 :

    紫煙

    169 = 109 :

    秀吉「思えば、考えておくべきじゃった。
        フラグ製造能力持ちの明久は学校に来ておるだけで同性異性構わずにフラグを建ててしまう……
        そこに対しての配慮が甘かった」

    愛子「……ムッツリーニくん、フラグ製造能力って?」

    康太「…………フラグ製造能力とは文字通りフラグを乱立させる能力。
        フラグというのは一つ一つではコンピュータの判断分岐の時に置かれるものの事だったらしいが」

    愛子「ちょっとストップ! もうちょっと分かりやすく!!」

    康太「……つまり、他人に対して好感をもたれやすい人の事。
        ………………一級のフラグ製造能力持ちにもなると、一万人近くの女性とのフラグを建てる事が出来るが、それはまた別のお話(ノベライズ)」

    愛子「……よくわかんないや。今度詳しく教えてよ」

    康太「……断る」

    秀吉「こうなったらもう手段を選んではおれんの。丁度ここには姫路も島田もおらん。明久、ワシと既成事実を作ってもらうぞ」

    明久「待って秀吉!! 出来ないよ!! どうして、どうしていつもは性別について男だと言い続けてる秀吉がそんな事を!!!」

    秀吉「何処の馬の骨とも知らぬ女に明久を渡すくらいならここでワシと既成事実を結ばせる。よもや嫌とは言わんじゃろうなぁぁぁ!!!」

    明久「ああああ、駄目!! 秀吉、駄目!! こんな所で上着なんか脱ぐとムッツリーニが失血死しちゃう!!
        皆も黙って携帯のカメラをこっちに向けないでムッツリーニを助けるか秀吉を止めるかしてよ!!」

    秀吉「尊い犠牲じゃ……明久、すまんな。初めてがこんな形で……」

    明久「駄目だ、秀吉の目が座ってる!! こんな色っぽい秀吉今朝以来だよ!! 誰か、誰か秀吉を止めてええええええええええ!!!!」

    172 = 109 :

    鉄人「今回はお前か、木下」

    木下「…………」

    鉄人「まったく、吉井はともかくとしてなんでお前まで騒いでたんだ。らしくない」

    木下「……人には、譲れぬものというものがあるんじゃ。先生なら分かるじゃろう?」

    鉄人「いくら譲れないものがあったからと言って公共の施設で上半身裸になるな」

    木下「……今後気を付けるのじゃ」

    明久「まったく! 秀吉、本当に気を付けてよね!!」

    鉄人「元はと言えばお前のせいだろうが。お前も少しは反省しろ。両者一時間目は玄関の血を拭きとっておけ。放課後反省文を書いてもらう」

       「「はい……」」

    鉄人「よし、いい返事だ。じゃあ頼むぞ。先生は一時間目の授業に行くからな」

    ―――

    秀吉「まったく……明久のせいで酷い目に遭ったのじゃ。なぜワシまで鉄人に殴られねばならんのじゃ」

    明久「そっちが玄関で上半身をさらけ出したからいけないんでしょ!!」

    秀吉「いーや! 明久がラブレターをもらうような真似せんかったらよかったんじゃ!!」

    明久「いーや!! 秀吉が怒らずにまず僕の話を聞いてくれればよかったんだ!!」

    173 = 109 :

    名前欄ミスったけど気にしないで
    忘れて

    174 = 120 :

    淫乱秀吉ハァハァ

    175 = 100 :

    上半身裸…

    176 = 109 :

    秀吉「ラブレターもらうから悪いんじゃ」

    明久「だから! ラブレターもらえたのは嬉しかったけど、それでも僕は秀吉一筋なの!! あれも断ろうと思ってたし!!」

    秀吉「んなっ!? そ、そういうのははやく言わんかこの馬鹿者!!」

    明久「なんだよ! 人の話聞こうとしなかった癖に!!」

    秀吉「五月蠅い! 明久の大馬鹿!」

    明久「秀吉の勘違い屋!!」

    秀吉「キス魔!!」

    明久「誘い上手!!」

    秀吉「うう、い、色男!!!」

    明久「い、色男? 美少女!!!!」

    秀吉「女じゃないというておろうが!!」

    明久「そっちが既成事実を作ろうとし始めたんじゃないか! 僕は男同士だから出来ないって言ったのに!!」

    秀吉「そんな事も忘れるほど動転しておったんじゃ!」

    明久「なんで性別なんて事忘れるのさ!! でもそんな秀吉の事が大好き!!」

    秀吉「何を言い出すんじゃいきなり! でもそんな所も大好きじゃ!!」

    177 = 109 :

    秀吉「……」

    明久「……」

    秀吉「……あ、明久」

    明久「……秀吉……」

    秀吉「その、勢いで大馬鹿とか言うてしもうたが……好きじゃぞ?」

    明久「……う、うん。僕も……勘違い屋なんて言って、ごめん」

    秀吉「い、いやいや。ワシが悪いんじゃ! 話も聞かずに異端審問会なぞ開いてしまって……」

    明久「いやいや、僕が悪いんだよ! 僕だって秀吉が他の男の子と仲良くしてるの見るとああいう行動起こしちゃうかもしれないし」

    秀吉「……明久!」

    明久「……秀吉!!」

       「「大好き!!」」

              ギュッ!

    秀吉「って愛を確認しおうてる場合じゃなかった! 明久、さっさとこの血を落とすぞ!」

    明久「えー、僕もう少し秀吉に抱きついてたい。秀吉柔らかくて抱き心地がいいし、なんていうか凄くいい匂いがするし……」

    秀吉「あ、こら、馬鹿!! 何処を触っておるのじゃ!! 髪を嗅ぐな!! ほら、離れるのじゃ!!」

    178 = 100 :

    くんかくんか

    180 = 96 :

    昨日からパンツ脱いで待ってるだけど…
    これなんて放置プレイ?

    181 = 109 :

    秀吉「さっさと離れんかぁ~、動きづらいのじゃ~」

    明久「秀吉、秀吉ー」

    美波「……」

    瑞希「……」

    秀吉「むぅ……わ、分かった。抱きつくのは許す、じゃが頬をすりつけるのはやめい。 
        ムッツリーニが死ぬ気で取ってくれたノートが写せんじゃろうが」

    明久「秀吉のほっぺたモチモチだよねぇ~……」

       『……議長!!』  『議長、殺害許可を』  『いや、こんな時に脳内フィルターを使うのだ!! 想像しろ、あれは……木下秀吉と、アキちゃんだ!!』
       『木下秀吉と……アキちゃん?』  『アキちゃん!!?』  『そうだ、あれは木下秀吉とアキちゃんだ!!! どうだ!?』

       『『『『『『『最高です!! こりゃあもう最高です!!!!』』』』』』』

                  ブシャアアアアアアアアアアアアアアア!!!

       『だろう、そうだろう!? 各員携帯カメラを構えて!! ムッツリーニ将軍に特等席と血液パックを!!!』

    秀吉「は~な~れ~る~の~じゃ~」

    明久「えへへ~」

    瑞希「……なんか、最近……明久君、木下君と仲良いですよね」

    美波「最近特にね……もしかして、アキ、実は木下の事が……!?」

    185 = 109 :

    秀吉「ほれ、明久。お主は書き写さんでいいのか?」

    明久「えー……」

    秀吉「えーじゃない。ほれ」

    明久「ちぇー」

    美波「いつも通りっていえばいつも通りよね……」

    瑞希「……そこが分かりづらい所なんですよね。もっとはっきりした行動に出てくれれば分かるんですけど」

    美波「でもでも!! いくら木下でも、性別の壁は越えられないだろうし!!」 (←キス一回)

    瑞希「で、ですよね!!」 (ほっぺたにキス一回、酔って絡むこと数回)

    明久「あ、ねえねえ秀吉、ここなんて読むの?」

    秀吉「うむ? えーっと、『ごぶれい、あたまハネです』じゃな……ちょっと待て、これはノートではないぞ」 (キス数十回、ハグ二回、膝枕・ディープキス予約)

    美波「まだ勝ってるよね!!」

    瑞希「はい、まだ勝ってます!!!」

    康太「…………ベストショット!」

       『ムッツリーニ将軍を胴上げだ――――!!!』

       『『『『『わっしょい!! わっしょい!!』』』』』

    187 :

    どう見ても負けてます、本当にありがとうございました。

    188 = 110 :

    圧倒的ではないか秀吉は

    189 = 109 :

    ―――

    明久「……今朝まで反省文書いたのに……学校でも反省文書くのか」

    秀吉「まぁ、よいではないか。ほんの五枚じゃ」

    明久「確かに、姉さんに書かされた反省文なんて途中から自伝小説になってたからね」

    秀吉「自伝小説か、ちょっと読んでみたいのう」

    明久「姉さんが添削して返してくれたら読ませてあげるよ」

    秀吉「楽しみにしておこう」

    秀吉(……これは、あれか)

    秀吉(もしや膝枕をする絶好のチャンスではないのか?)

    秀吉「明久よ」

    明久「なに?」

    秀吉「……はやく終わったら、その、この前言っておったアレ、やってやってもよいぞ」

    明久「この前? ……この前、この前……」

    ―――

    美波「この前言っておった、アレ……?」
    瑞希「この前のアレって、なんでしょう?」

    190 = 109 :

    秀吉「覚えておらぬか? ほら、約束したじゃろう、保健室で」

    明久「……ああ、後頭部!!」

    秀吉「……あっておるのだが、その言い方はどうなんじゃ?」

    ―――

    美波「後頭部?」

    瑞希「……後頭部って……ここですか? ……もしかして、木下君のポニーテール姿とか!?」

    鉄人「何をやっとんだ、お前らは」

    美波「げっ! に、西村先生!!」

    鉄人「そこは問題児を突っ込んでおく場所だ。用が無いなら帰れ」

    瑞希「え、で、でも! もう少しだけでいいんです!! と、とりあえず、後頭部がなんなのかが分かるまでだけでも……!!」

    鉄人「帰れと言ったんだが、聞こえなかったか?」

    美波「……瑞希、帰ろう」

    瑞希「うう……はい……」

    ・ ・ ・ ・ ・ ・

    鉄人「……吉井が逃げないようにと見回りに来たが……何やっとんだ、あの二人は」

    192 = 100 :

    秀吉もふもふ

    193 :

    ひでよしのおっぱいふにふに

    194 = 94 :

    もふ吉

    195 = 109 :

    明久「俄然やる気が出てきた!!」

        ガラガラ

    鉄人「……よし、居るな」

    明久「あ、待って下さい先生!! あと三十秒で終わらせますんで!!」

    鉄人「なに? ……ちゃんと書いてるんだろうな?」

    明久「はい!! 要は百五十枚分の内容を五枚に縮めればいいだけでしょう!?」

    鉄人「……言っている意味は分からんが、まぁ、ちゃんと書けばそれでいい」

    明久「うおおおおおおおおおおおお!!!! 待ってろ僕の夢ええええええええええええええええええええ!!!!!」

    秀吉「す、凄い気迫じゃ……こんな明久今まで見たこと無いぞ……」

    明久「出来たああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

    鉄人「ほう、なかなかやるじゃあないか吉井。木下、お前は?」

    秀吉「うむ、ここに」

    鉄人「…………よし。手抜きもないな。今日は帰って良し。今後はあんなことするんじゃないぞ」

    明久「ありがとうございます!! 僕の夢の為にありがとうございます!!!!
        お疲れ様っしたああああああああああああああ!!! よし、帰ろう秀吉!!!」

    秀吉「う、うむ。そうじゃな! ではの西村先生」

    197 :

    ―――

    明久「ただいま!!」

    「ああ、アキくん。おかえりなさい」

    明久「よし、秀吉!! 寝よう!!」

    秀吉「明久! その言い方には少なからず語弊がある。言い直すべきじゃ!!」

    「……木下君、ちょっといいですか?」

    秀吉「い、いや! あ、義姉上、違うんじゃ!! そういう意味じゃなくてじゃな!!」

    明久「じゃあ僕部屋に居るから!!」
                                  ドタドタドタ

    秀吉「……あやつ、行きおった……何の説明も無しに……あ、あのじゃな義姉上、これは」

    「深くは問いません」

    秀吉「……へ?」

    「ただ、これを渡しておきたくて」

    秀吉「こ、これは……コンドームではないか!! 勘違いをしておるぞ義姉上!! じゃからそういうことでは!!!!」

    「いくらアキくんが急かしてもちゃんと付けるようにしてくださいね」

    秀吉「ち、違うんじゃて!! 話を……どうして明久の家族は人の話を聞かん奴らばかりなんじゃ!!!!」

    199 :

    おもしろい

    200 = 197 :

    明久「さあ、秀吉!! カモン!! カモンヒア!!!!」

    秀吉「……あ、明久……目が怖いぞ?」

    明久「今の僕の目なんて今朝の秀吉の目に比べたらただのエロい目だから!!!」

    秀吉「それがいかんというとるんじゃ!!」

    明久「あ、そうだよね!! なんで気付かなかったんだろう! 僕座布団持ってくる!!」

    秀吉「いや、正座は足がしびれるとかそういう問題でもなくてじゃな!」

    明久「じゃあなに? 焼き肉? 持ってくる?」

    秀吉「……いや、いい」

    秀吉(……………………これ以上明久を放置しておくと何を仕出かすかわからんし……ちゃちゃっとやってしまおう」

    秀吉「ベッドの上に座るぞ」

    明久「うん!!!」

    秀吉「……よし、こい」   ぽむっ

    明久「いただきます!!!!!」

             ガバッ!!

    秀吉「わ、な、いきなり何を! 待て、ワシをベッドに押し倒す出ない!! そういう約束ではないじゃろう!? ……ん、ぷは! キスでごまかそうとしても、こ、今回ばかりは駄目じゃ!!
        まだ、後ろの開発が……いや、それよりもローションを、じゃなくて、コンドームを!! ではない!! 離れい、今は膝枕じゃ!!!!」


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