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元スレ男「あれ?エレベーター止まったな」幼女「……」
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完全に密閉されてないとはいえエレベーターみたいな狭い空間でタバコ吸うとか…
男「おまえの親父はタバコ吸わないのか?」
幼女「うん、パパ…おタバコ吸わない」
幼女は弁当を全てたいらげると、『ふぅ…』と息を吐いてリラックスした。
男「全部食ったのか…?」
幼女「うん」
よく食べたものだ。
たしか、肉ばかりのボリュームのあった弁当だったはず。
子供にとっては胸焼けの元なのではないだろうか。
そんなことを考えながらビニール袋からビールを取り出し、プルタブをあけると一口飲む。
(……)
エレベーターの中で酒を呑むなんて新鮮だな、と思った。
>>53
そこはシラセだろ
そこはシラセだろ
ビール飲んでトイレ行きたくなるフラグたったああアアアアアアアアアア
そして購入した裂きイカを取り出すと、包みを破る。
香ばしいイカの香りが、酒との相性が良さそうだった。
幼女「……」
彼女は興味を示すようにそれを見つめていた。
(なんだ…まだ食うのか? こいつは)
初めてみるような、そんな表情をしている。
男「…食うか?」
袋を渡すと、幼女は一つだけ摘んでぱくっと口に入れた。
幼女「……」
彼女は微妙な顔をした後「うん…」と呟き、それから裂きイカに手を伸ばすことはなかった。
今エレベーターはイカのにおいで充満している。
つまり俺が射精しても幼女には気づかれないということだ
つまり俺が射精しても幼女には気づかれないということだ
夕食も摂り終え、そろそろ深夜に突入すると思えた頃だった。
幼女「……」
男「……」
もう丸一日、この狭いエレベーターの中で座り込んでいた。
大分、精神的にも辛くなってきた。
まだ幼い子供である彼女にとっても、この退屈な時間は苦痛だろう。
男「暇だな」
幼女「うん…」
そんな短い会話を交わし続けていた。
他人同士である2人とって、それしか喋ることが思い浮かばなかった。
幼女「童貞のくせにバカにしやがってよぉぉぉ!!何がヒマだよ!なんか芸しろオラァァァ」
幼女はタバコに火を付け、肺に煙を溜め込んだ。
薄暗い天井をぼんやりとみつめたまま、それに向けて紫煙を吐き出す。
男「…けほっ!」
薄暗い天井をぼんやりとみつめたまま、それに向けて紫煙を吐き出す。
男「…けほっ!」
コンビニ袋から察するにこのエレベーターはマンションのだよな
だよな?
だよな?
男「あのさ…、今日ここで寝泊りすることになるかもしれない」
先ほどの会話から少し経った後、俺は彼女にそう言った。
エレベーターの修復に手間取っているのかもしれない。
幼女「…うん」
恐らく察しはついていたのだろう。
このまま救助が来ないのでは、今日はここで寝ることになるのだろうと。
幼女「でも、どうやって…?」
男「……」
汚れた床を指差すと、幼女は不満そうな顔色を浮かべた。
男「しょ、しょうがないだろ」
幼女「……」
>>67
10年後
女友「あ、やっぱり屋上にいた!!アンタいい加減バレるよ」
女「ふぅー」
女友「もぉ~今時タバコなんて男子も嫌がるしモテないよ~?なんで吸い始めたんだか」
女「・・・・・・あいつの匂いがするから」
10年後
女友「あ、やっぱり屋上にいた!!アンタいい加減バレるよ」
女「ふぅー」
女友「もぉ~今時タバコなんて男子も嫌がるしモテないよ~?なんで吸い始めたんだか」
女「・・・・・・あいつの匂いがするから」
>>73
養女のためなら禁煙の1年や2年どうということはない
養女のためなら禁煙の1年や2年どうということはない
幼女「おまえが床を舐めて掃除しろ」
幼女は俺の髪をつかんで床に叩きつけた
幼女は俺の髪をつかんで床に叩きつけた
もう何ヶ月も清掃してないと思われるエレベーターの床。
幼女はそれを見つめたまま、何も言わなかった。
男「…ま、とりあえず俺は寝るぞ」
そう言って壁にもたれ掛かり、両手を組んで目を瞑った。
室内が薄暗いおかげもあり、睡魔に意識が浸食されていくのにそう時間はかからなかった。
しかし…。
幼女「……」
時折、横目でちらり――と見るたびに彼女はキョロキョロと辺りを見回し続けていた。
不潔感の漂う床の上で寝るのに、躊躇しているようだ。
おしっこどうするんだろうな、
あそっか互いの口にいれればいいのか
あそっか互いの口にいれればいいのか
(…しょうがない)
俺は上着を一枚脱ぐと、それを床に敷いてあげた。
男「ほら、ここに寝なよ」
たかが上着一枚だろうが、女児が布団代わりにするのに十分なスペースだった。
幼女「う、うん…」
そして、彼女はに靴を脱ぐと、丁寧に敷いた布団の横に置いた。
幼女「おじゃまします…」
そう言って俺の上着の上に尻を乗せ、小さい体を丸めた。
しばらくすると彼女の小さい寝息が聴こえてくる。
男「…おやすみ」
そうして、俺も眠りに就いた。
>>74
いいと思う
いいと思う
次の日、目を覚ますと薄暗い天井が視界に映った。
男「う…」
慣れない体勢で寝たせいか、首が痛む。
そして、体を起こすと――
幼女「ご、ごめんなさあい…」
彼女が手にしていたのは、俺が購入したお菓子の袋だった。
どうやら寝ている間に黙って食べたらしい。
男「いや、別にいいよ。食べてても」
そう言ってなんとなく辺りを見回した。
(まだ復旧してないのか…)
幼女「……」チラッ
幼女「ふー…やっと眠ったか…」バリバリー
幼女「…悪いな、俺は幼女なんかじゃねぇ」
幼女「……あんたの生活を24時間監視していた――探偵なんだ」
幼女「……よっと」ガコン
幼女「じゃあな。俺は上から脱出させてもらうよ」ヨジヨジ
幼女「……あんたのくれた弁当、旨かったぜ」
幼女「ふー…やっと眠ったか…」バリバリー
幼女「…悪いな、俺は幼女なんかじゃねぇ」
幼女「……あんたの生活を24時間監視していた――探偵なんだ」
幼女「……よっと」ガコン
幼女「じゃあな。俺は上から脱出させてもらうよ」ヨジヨジ
幼女「……あんたのくれた弁当、旨かったぜ」
エレベーターの非常ボタンは、長押しタイプもあるから覚えとくべし。
男「…ん?」
ふと、幼女の付近に何かが落ちているのに気付いた。
幼女「あ、これ…」
彼女が手にしたのは、漫画雑誌。
それを知ると、自分は頭を抱え込んだ。
俺がコンビニで購入したエロ漫画だった。
しかし、どうしてジャ○プの方にしなかったのか…。
男「…読んだのか」
幼女「う、うん…」
そう言って、彼女はこくり――と頷いた。
その表情は、いたって平穏で『内容はわからなかった』とでも言いたげな様子。
幼女「ご、ごめんなさあい・・・」
なんだピザか・・・さすがに我慢できなくなっても人のお菓子は食べないだろう
なんだピザか・・・さすがに我慢できなくなっても人のお菓子は食べないだろう
そのまま、何時間も経過した。
白熱球に照らされる二畳半の部屋。
その狭い中、復旧するのをただ待つようにように座り込んでいた。
しかしエレベーターの中は換気扇以外は密室状態。
外の様子もうかがえないため、朝なのか夜なのかすら分からない状態だった。
男「なあ、時計持ってないか?」
幼女「とけい?」
男「ああ」
彼女は腕時計も付けていないし、携帯も持っているようにも見えなかった。
かといって、自分も社会人ながら腕時計はつけていない。
むしろ、普段から持ち歩かないようにしていた。
理由は『時間に縛られている気がして、落ち着かない』なんて、下らないものだった。
(こんなことなら、素直に付けてりゃよかった…)
変な意地張らずに、と少し後悔。
男「ん?」
幼女「……」
彼女は、何やら落ち着かない様子だった。
頬を少し赤くさせ、ふとももをモジモジとさせている。
男「おい、気分でも悪いのか?」
幼女「……」
こんな狭い場所に長時間居続けたら、そりゃ気分が悪くなってもおかしくはない。
男「少し横になってたほうが…」
そういい掛けた直後、彼女は口を開いた。
幼女「……おしっこ」
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