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    元スレ佐天「第四……波動……か」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある科学の超電磁砲 + - ストリーム + - ストリームディストーション + - 佐天 + - 垣心 + - 天絶望の + - 心理定規 + - 浜面「デジャヴる + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 :

    きどあいら~くを~

    452 = 75 :

    ―――8月11日

    御坂「~♪~♪」

    佐天「御坂さーん」ノシ

    御坂「あ、佐天さん」

    佐天「どうしたんですか?随分機嫌いいですけど」

    御坂「え?いやーなんでもないわよー」フリフリ

    佐天「(何この御坂さんかわいい)」

    453 = 75 :

    御坂「まっ、たまにはそういう気分にもなるってことよー」

    佐天「そうですか・・・」

    御坂「っと、そろそろ黒子との約束の時間だから、それじゃねー」フリフリ

    佐天「なんという違和感・・・っと、こっちもそろそろだね」

    今日は上条さんの退院日だ。
    まだあれから全然時間がたってないと思ったのだけれど、どうにもここの科学力があれば切れた腕をくっつけるくらい、
    そんなに時間が必要ないらしい。
    お見舞いに行く、とか言いながら、退院祝いに行っているのだから、なんともおかしな話である。

    454 = 75 :

    佐天「どもー上条さーん。退院祝いに来ましたよー」

    上条「おー。そんなに気つかわなくてよかったのによ」

    佐天「いえいえ、お見舞い来るとかいいながら結局来られませんでしたからね。あ、これお祝いのお菓子です」

    上条「サンキュ。うちの腹ペコシスターが喜ぶぜ」

    佐天「安物ですけどね」

    455 = 412 :

    美琴はケツ振ってるのか?

    456 = 365 :

    >>455
    腰だろ

    457 :

    >>456
    俺はケツふってる方が夢があると思う

    458 = 451 :

    下品な話ばかりしてると美琴にフられるぞ

    459 :

    ケツにレールガンぶち込まれるキャンペーン実施中ときいて

    460 = 75 :

    ――――8月15日

    「なんでなんでなんでなんでなんで・・・!」

    「ッハァ、何してンですかァ、格下がァ!」


    ――――8月19日

    佐天「よっしゃー!宿題全部終わったー!」

    461 = 75 :

    上条さんの退院祝いをしたあの日から一週間が過ぎた。
    その時上条さんの家にお邪魔させてもらったんだけど、あのシスターさんと巫女さんがいた。どうにも一緒に住んでいるらしい。
    ハーレムじゃないですか、と言ったら「そんないいものじゃないですよ」と肩を落としていた。
    その時私が台所へ立って退院祝いの料理をふるまったら、「るいこはすごいんだよ!こんな美味しいの作れるなんて!」と喜ばれた。
    上条さんも「こんな美味しいもの食べられて・・・上条さんにもようやく幸運が向いてきたか?」とのたまっていた。
    誰かに食べさせる機会なんてなかったから知らなかったが、私は料理ができる子らしい。
    その時シスターさんに「また作りにきてくれると嬉しいな!」と言われ、私も料理は嫌いではないし、何より人に食べてもらうのは嬉しかったりする。

    そんなわけで、今日は上条さんの家に行く日なのだ。

    462 = 439 :

    左天さんはクズで無能だけど女スキルは高いよな

    463 :

    あれ、この佐天さんはマネーカードを漁らないのか?

    464 = 75 :

    佐天「今日は何にしようかなー。最近のメニューと被ると嫌だろうし・・・電話してみよう」

    plllllll pllllllll

    いんで「はっ、はい!こちらかみじょうですがっ!」

    佐天「あ、シスターちゃん?私だよー涙子だよー」

    いんて「るいこ?あ、今日はるいこがご飯作りにきてくれる日だったんだね!」

    佐天「そうそう、それでね?最近のメニューと被らないようにしたいから、最近食べたものを教えて欲しいんだー」

    いんる「んー、私はなんでもおいしくいただくけど、おにくがいいなー。おにくーおにくー」

    佐天「ん、りょーかいっ。じゃあ買い物してからそっち行くねー」

    いんと「楽しみに待ってるんだよ!」ブッ

    465 = 355 :

    左天さんのどこが無能だし

    466 :

    >>462
    おいデコスケ野郎

    467 = 459 :

    >いんと「楽しみに待ってるんだよ!」ブッ

    屁すんあ

    468 = 75 :

    佐天「お肉かー。うーん・・・肉じゃがと、豚汁がいいかな。あと二品くらいつけたいけど・・・」

    佐天「あれ?あれって・・・おーい御坂さーん」

    ミサカ「・・・」

    佐天「どうしたんですか?御坂さんは寮のご飯あるから買い物なんて来ないと思ってたんですけど」

    ミサカ「その御坂とはお姉さまの事を指すのでは、と、ミサカはあなたの言葉から推測します」

    佐天「へ?お姉さま?へー、御坂さんに妹さんなんていたんだー。すごい、そっくりだ」

    ミサカ「妹、という言葉には語弊があるように感じられますが、おおむねその認識でよろしいでしょう、とミサカはざっくばらんに肯定します」

    佐天「ふーん・・・?あ、そうだ。今晩のおかずを考えてるんだけどね、肉じゃがと豚汁と、あと何がいいかな?」

    ミサカ「そうですね、副菜とスープですから、あとは主菜とデザートあたりで考えてみてはどうでしょうか、とミサカは一般的な意見を返します」

    佐天「うーん・・・洋食関係はあんまりつくったことないけど、その辺りかなぁ。デザートはプリンとかどうかな?」

    ミサカ「プリンですか。しかし私はプリンというものを食べたことがないので、どうかと聞かれても答えかねます、とミサカは残念そうに口にします」

    469 = 75 :

    >>467
    屁じゃねぇ電話切った音だ、と思ったけど普通に屁に見えた。死にたい。

    佐天「うぇっ、プリン食べたことないの?!」

    ミサカ「はい、とミサカは素直に返事をします」

    佐天「それは駄目だ!そんなの人生の半分以上を損している!」

    ミサカ「そうなのですか?とミサカは訝しげに尋ねます」

    佐天「そうだよっ・・・あ、妹さん、今時間ある?」

    ミサカ「時間、ですか。実験開始まであと2時間34分31秒、指定の場所までの移動時間を考えても十分に時間はあります、とミサカは懇切丁寧に説明します」

    佐天「実験・・・まあいいや、じゃあ買い物付き合ってくれない?」

    ミサカ「それは構いませんが、とミサカはやることもないので返事をします」

    佐天「よっし、じゃあついでにメニューも考えてね!」

    ミサカ「・・・ハイ、私でお役に立てるかどうかはわかりませんが、とミサカは自信なくうなずきます」

    471 = 451 :

    >>462
    死にたいか?死にたいんだろ?

    472 = 75 :

    あれ?肉じゃがって主菜じゃね?ってミサカはミサカは今更疑問に思ってみる。


    佐天「今更だけど肉じゃがって主菜な気がしてきた」

    ミサカ「そうかもしれません、とミサカは誤った知識を恥ずかしがります」

    佐天「というか、じゃがいもと牛コマが安売りしてたのは大きかったね!妹さんも居たし、おひとり様パックの牛コマたくさん買えたよ!」

    ミサカ「それはなによりです、とミサカは少し嬉しがります」

    佐天「そんな妹さんにプレゼントです!じゃじゃーん!」

    ミサカ「パッケージにプリンと書いてありますね、とミサカは見たままを口にします」

    473 = 361 :

    >>462
    ちょっと階段に来い

    474 = 75 :

    佐天「ちょっと高めの良いヤツを買ってみたよ。さっ、食べてみて食べてみて」

    ミサカ「いただけるのですか?とミサカは期待を込めてたずねます」

    佐天「いいよいいよー。だからさ、人生初のプリンの感想を聞かせてね?」

    ミサカ「わかりました――――なるほど、これは」

    ミサカ「口に入れた瞬間にバニラの香りが漂い、自然な甘さととろけるような柔らかさ、そして心地よい冷たさで、
         次々口にしたくなるような、まさに絶品ともいえるべき代物ですね、とミサカは正直な感想を述べます」

    ミサカ「このカラメルソースが、少し飽きてきたころにアクセントとして出てくる所も特徴的ですね。
        苦みの中に甘みがあり、それがプリン本体と交わることによってさらに深い味わいを醸し出しているようです、
         とミサカは初めてのプリンに少し興奮気味で答えます」

    佐天「そっか!喜んでもらえて何よりかなー」

    ミサカ「こんな美味しいものを知らなかったとは、たしかに人生の半分を損していたのかもしれませんね、とミサカは自分の認識を改めます」

    佐天「こちらこそプリンの素晴らしさを知ってもらえて嬉しいよ」

    佐天「それじゃ、今日はありがとねー」フリフリ

    475 = 423 :

    おいお前ら落ち着け
    >>462が言ってるのは左天さんの方だ
    佐天さんの方じゃねえ

    476 = 75 :

    ミサカ「・・・行ってしまいました」

    ミサカ「こちら個体番号10032号、実験の観察及び一般人の立ち入り制限のため、実験場所へ向かいます」


    ―――上条宅

    佐天「ごめんなさい、ちょっと遅くなっちゃいました」

    いんぷ「待ってたんだよるいこ!さあ早くご飯つくってほしいかな!」

    上条「悪いな、わざわざ。本当によかったのか?」

    佐天「ご飯つくるの好きですからね、気にしないでください」

    佐天「さて、それじゃ1時間ちょっとかかるんで、向こうでのんびりしちゃっててくださいね」

    上条「そうか?ほら、インデックス、邪魔しちゃ悪いから向こうでごろごろするぞ」

    477 = 75 :

    >>475それはそれで怖いだろ……ああ、でも左天さんて料理とかなんか出来そうなイメージがあるな。万能臭い。


    そんなわけでご飯が出来たのである。

    いんく「この肉じゃがすごくおいしいんだよ!おかわり!」

    佐天「ありがとねー、いっぱいあるからいっぱい食べていいよ」

    上条「肉じゃが豚汁ほうれんそうの和え物……だと・……なんという女の子。上条さんは感動のあまり泣きそうですよ」

    佐天「大げさですって。これくらい普通に皆出来ますよ」

    上条「いえいえ家の居候さんは食っちゃねくっちゃねで何も―――」

    いんど「とーまー。それ誰のことかなー」

    上条「やっ、やめろインデックス!今はご飯中だ!」

    いんち「わかってるんだよ!もーとーまはすぐ人を馬鹿にしてー」

    478 = 75 :

    いんべ「ふー、お腹いっぱいなんだよ、もう食べられないかな」

    上条「上条さんも久々にこんなに食べましたよ」

    佐天「やれやれ・・・ここで終わるような涙子ちゃんじゃないんだなー、これが」

    佐天「なんと!平行してプリンとか作ってみました!ちょうど固まってる頃合いかな」

    いんが「なん……」

    上条「だと……」

    佐天「ちなみにこっちも大目に作りすぎちゃったけど、もう食べられないかな?」

    いんわ「るいこ。この私を舐めてもらっちゃ困るんだよ」

    上条「別バラって言葉、知ってるか?」

    480 = 75 :

    いんふ「」うめぇうめぇ

    佐天「あ、そういえば今日珍しい人に会ったんですよ」

    上条「珍しい人?」

    佐天「私の友達の妹さんなんですけどね、今までプリン食べたことないって人でした」

    上条「そりゃ珍しいな。人生の半分は損してる」

    佐天「私もそう思ったんで、プリンあげたんですよ。すごく感動してました。
        あ、ちなみにその人が居たのでお肉たくさん買えたんですよ」

    上条「ああ、おひとり様パックか。そりゃーその人に感謝しなきゃいけないな」

    いんる「るいこ!プリンおかわり!」

    佐天「はいはい」

    481 :

    >>479
    インテルハイッテルさんかわいい

    482 :

    左天さんが料理なんて言われても鮭をルイベにする姿しか想像出来ない

    483 = 459 :

    骨付き肉を生で食ってるイメージがあるんだけど

    485 :

    1からここまで一気に読んだ
    やべえくらい面白え

    486 = 75 :

    佐天「さて、と。それじゃそろそろ片づけちゃいますか」

    上条「それくらい俺がやっとくさ。佐天さんはそっちでのんびりしててくれ。良ければインデックスの面倒見て置いてくれ」

    佐天「え?私もやりますよ洗いもの」

    上条「いいからいいから。せめてもの礼ってことで」

    佐天「そうですか?それじゃ、私は向こうで遊んでますね」

    佐天「ほーらシスターちゃーん、ねこじゃらしねこじゃらし」

    いんぱ「私はねこじゃないんだよ」


    上条「ああ、なんかいいなぁ、これ・・・」

    487 :

    >>484
    イムホテップさんかわいい

    488 = 75 :

    >>485マジで?サンクス
    ここの人は空気よんでスレ消費しないでおこうとしてくれてるから、感想とか聞けなくてちょっとドキドキしながら書いてるから、ありがたい。


    いんの「でもるいこのお料理ほんとうに美味しいね。ずっと作ってくれると嬉しいな」

    佐天「それは上条さんにも迷惑でしょー」

    いんれ「そんなことないんだよ。るいこがお料理してる所みながらなんか嬉しそうにしてたし」

    佐天「ええー、なにそれー」

    いんぅ「もういっそのことここに住んじゃえばいいのに」

    上条「ぶっ!なに言ってるんですかインデックスさん!?」

    佐天「あはは、ここは男子寮だからそれはできないかなー」

    上条「(普通にスルーされた・・・なんかショック)」

    いんあ「私住んでるし、別にいいと思うんだよ?」

    490 = 75 :

    そんなわけで

    佐天「それじゃあそろそろおいとましますね」

    いんで「んー・・・またご飯つくりにきてくれる?」

    佐天「うん、また来るよ」

    上条「それじゃ寮まで送ってくか。インデックス、留守番しといてくれ」

    佐天「あ、いいですよそんなの」

    上条「夜道を女の子一人で歩かせるなんて、そんな物騒なこと上条さんが許しません」

    佐天「いえいえ、これからちょっと寄ってくところあるので」

    上条「ん・・・そうか?(なんか拒絶されてるみたいでショックだ)」

    佐天「はい。それじゃ、おやすみなさい」

    上条「ああ、気をつけてな。おやすみ」

    491 = 380 :

    おい>>1
    上条とはフラグ立てませんって言ったのは嘘か

    493 :

    しっかりしろお前ら!
    佐天さんは見事にスルーしてるだろ!

    495 = 75 :

    >>491
    立ってないぜ。佐天は別に上条さんのことそんなに意識してない感じに書いてるつもりだが
    ただ上条だんがなんかやさしくされて勘違い起こしそうな勢いだがな


    佐天「まあ別によるとこなんてないけどさ。あんまり気つかわせてもね」

    佐天「さて、それじゃ走って帰りますか」



    ―――路地裏

    「ハハハハハハ!」

    「う……ぐぅ……」

    496 = 493 :

    >>494
    お前は…お前はお前以外の誰かと佐天さんがくっついてほしいってんのか?
    いいぜ…ならその幻想をぶち壊す!!

    497 = 75 :

    佐天「っと、到着。うん、なかなかペース上がってきたかな」

    佐天「それじゃちょっと、能力の練習しよっかな」


    佐天「ん……(火のもつ熱エネルギーをイメージして……吸収。今回は身体に吸収できる量を上げてみようかな)」

    佐天「……(―――最初にお湯の温度を吸収した時は、これくらいだったっけ。結構耐えられるようになったな)」

    佐天「……(―――よし、こんな感じ、かな)」

    佐天「……しまった。吸収したけどどう発散しよう」

    498 = 355 :

    別に誰とくっついてもいいさ
    本人が幸せならそれでいいじゃない

    499 = 75 :

    佐天「そうだ……少しずつ熱を出せば、お湯沸かせるかも」

    佐天「第四波動(小)ーっ」

    佐天「んー……うん、いい湯加減」

    左天≪まさか第四波動で湯を沸かすとはなぁ≫

    佐天「左天さんっ!久しぶりですね」

    左天≪そうなのか?外の時間の感覚はよくわかんねぇな≫

    左天≪しかし、その様子だとなかなか慣れてきてるみてぇじゃねぇか≫

    佐天「えへへ……ちゃんと練習してますから」

    500 = 463 :

    もしかして御坂妹死亡ルートなのか・・・?


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