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    元スレ佐天「第四……波動……か」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある科学の超電磁砲 + - ストリーム + - ストリームディストーション + - 佐天 + - 垣心 + - 天絶望の + - 心理定規 + - 浜面「デジャヴる + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 75 :

    左天≪そんなお前に御褒美だ。その能力について教えてやるよ≫

    佐天「!本当ですか!」

    左天≪まあ全部は教えねぇがな。そもそもその能力は『フラグメント』って名前だ≫

    佐天「フラグメント・・・・・・」

    左天≪ああ。そういや、俺が別の世界から飛ばされて来た、って話はしたか?≫

    佐天「別の世界?初耳ですよ・・・」

    左天≪そうか。じゃあまずはそっからだな≫

    502 = 75 :

    左天さんの話は驚くことばかりだった。
    まず、左天さんはこことは違う世界から、時空転移のフラグメントを持った能力者によって転移させられたということ。
    その世界ではフラグメントを持つ人たちのことを、ニードレスと呼んでいるということ。
    そして、その世界では常に争いが起こっており、その原因のひとつに左天さんがいるということ。

    左天≪―――そういうわけで、俺は数え切れないくらいの人を殺した≫

    左天≪まだガキだった奴もいた。女もいた。だが殺した≫

    左天≪どうだ?こんな過去を持った男なんざ、軽蔑したか≫


    佐天「――――そりゃ、びっくりしましたけど」

    佐天「でも、私は昔の左天さんを知りません。見たこともないです」

    佐天「話を聞いただけで嫌いになったり軽蔑したりなんて、しませんよ」

    佐天「それに、左天さんはあの時私を助けてくれたじゃないですか」

    佐天「そんな人を悪い人だなんて思えません」

    503 = 75 :

    左天≪―――甘ぇな、全く≫

    左天≪まぁいいがな。だが俺は、その能力で人を殺してきたんだぜ?≫

    左天≪そんな能力を引き継がされて、気持ち悪くねぇのか≫

    佐天「うーん……包丁で人が殺されたからって、包丁を憎く思う人なんていませんよ」

    佐天「能力だって同じです。別に、その話を聞いたからって、能力を嫌いになったりなんてしません」

    佐天「道具は使いようですよん」

    左天≪ああ、甘いな。甘すぎる。だがいいさ。それでいい≫

    505 = 75 :

    佐天「へっへー。この涙子ちゃん、別に過去を聞かされたりしたくらいでどうにもならないでよー」

    佐天「それよりっ!ひとつ聞きたいことがあるんですけど」

    左天≪ああ?≫

    佐天「こっちの能力ってのは科学的に演算して行使するものなんですよ。
       テレポートなら座標を指定していろいろ演算してから、初めて使えるそうなんです。
       この能力もその必要はあるんですか?」

    左天≪なるほどな。だがな、涙子。お前は車に乗る時摩擦力や運動量を考えながら運転するか?≫

    佐天「いや、運転したことないからわかりませんけど」

    左天≪あー……じゃあ、包丁を使うとき、物体の硬度と刃の太さ、摩擦力をいちいち考えるか?≫

    佐天「そんなことするわけないじゃないですか・・・そんなの感覚ですよ」

    左天≪つまりそういうことだ。この能力に複雑な演算はいらねぇ。
        感覚を掴め。それが一番だ≫

    506 = 75 :

    左天≪だが―――もしかすると、だ≫

    左天≪涙子がもともと持っていた能力と俺の能力―――これが今涙子の脳の中にある≫

    左天≪それを上手く合わせる―――つまり、俺の能力を感覚で、涙子の能力を演算で使えば、何か起こるんじゃねぇか?≫

    佐天「私の能力って・・・私無能力者ですよ?能力なんて―――」

    左天≪いや、ある≫

    佐天「え―――?」

    左天≪そもそもフラグメントとは脳の未使用な部分のカギを開けて使うもんだ。
         そして今俺は涙子の意識の中にいる。眠っている時に感じたが……俺の能力とは別の部分が活性化されてる感がある≫

    左天≪もしかするとそれがお前の―――っと、そろそろ時間だな。じゃあ練習励めよ。ヒントは「固定概念にとらわれるな」≫

    佐天「え?あ、左天さん?!」

    佐天「返事が無い……」

    507 = 429 :

    紫燕

    509 = 439 :

    一体スカートをどうする能力なんだ・・・

    510 = 355 :

    固定観念・・・

    511 = 75 :

    佐天「・・・でも。もし左天さんの言うことが本当だったら」

    佐天「私も、能力者に―――」

    佐天「うん、なんだかやる気出てきた。けど、とりあえずお風呂はいろう」


    ―――入浴後

    佐天「っふぅ。さて、それじゃ今日は寝ましょうか」

    佐天「宿題も終わって、いい気分だなー、っと」




    佐天「熱が発散しきてなかった……うぅ……」ゴソ

    512 :

    プリンの味知った途端死ぬミサカカワイソス

    513 = 75 :

    >>512
    落ちつけ、日付とシリアルナンバーをよく見るんだ。俺はそんなに残酷じゃない

    ――――8月20日

    佐天「ん……」

    佐天「……そっか。あの夢」

    佐天「あれ……左天さんの、記憶だったんだ」



    初春「あれ、佐天さんどうしたんですかこんな朝早く」

    佐天「それはこっちの台詞だよ初春。どうしたの?」

    初春「いえ、昨日少し電気のトラブルがあって、データの復旧に呼び出されたんですよ」

    佐天「へぇー・・・その電気のそれって、御坂さんだったりして」

    初春「えー、あるわけないじゃないですか、そんなことー」

    佐天「いやいやー御坂さんならあり得るかもよー」


    514 = 75 :

    お腹すいた。ごはんたべてくる

    515 = 512 :

    >>513
    おー
    安心した

    516 = 429 :

    いてら

    518 = 459 :

    さて、>>511の熱の発散方法で俺も発散してこよう

    519 :

    熱を吸収すると身体能力が上がるんだよな・・・
    そんな状態で熱を発散したら・・・・・・ゴクリ

    520 = 439 :

    アクロバチックオナニーとな

    523 :

    えっゾロゾロといなかったか

    524 :

    さて、ここらでインなんとかの女スキルについて議論するんだよ

    526 = 75 :

    >>522
    アニメで10031号が殺されたとき回収にきてたじゃん?あんな感じ
    まあ今回の実験んはおそらく10030号あたりだと思うけど

    527 :

    久々に面白いSSに出会った

    528 :

    これ面白いわ

    どっちも半端なところで止まってるからまた読みはじめるか

    534 :

    戦闘シーンのBGMはやっぱりこれだな
    http://www.youtube.com/watch?v=RAh4dJVxqMs

    535 = 75 :

    白井「・・・・・・ふぅ」

    初春「おはようございます、白井さん」

    佐天「おっはようございまーす」

    白井「おはようですの」

    佐天「・・・?なんだか元気ないですね」

    白井「なんでもありませんの」

    初春「白井さんっ!」ずいっ

    白井「な、なんですの?」

    初春「・・・辛いことがあったら、相談してくださいね」

    白井「・・・。ええ。そうですわね」

    537 = 75 :

    初春「御坂さんの様子がおかしい?」

    白井「ええ、一週間ほど前はおかしい程機嫌がよかったのに、4日前ほどから急に沈んでしまわれてて」

    佐天「うーん・・・・・確かに一週間くらい前は機嫌よかったなー」

    白井「だから心配で心配で・・・ああ、お姉さま!気を病んでいらっしゃるのでしたらこの黒子に!この黒子に相談を!」

    初春「少しずついつもの白井さんに戻ってきましたね」

    白井「あ・・・そう、ですわね」

    白井「ふぅ・・・やはり誰かに相談すると気が楽になりますわね。ありがとうですの、初春、佐天さん」

    佐天「何言ってるんですか、友達なんだからそれくらい当然ですよ!」

    539 = 75 :

    佐天「さって、それじゃ私はお茶くみ係兼パシリ役でもやってましょうかねー、っと」

    初春「佐天さん、はやく緑茶いれてください」

    白井「私は紅茶ですの」

    佐天「なんという友達づかい・・・あ、そうだ。そういえばこの前御坂さんの妹さんに会ったのよ」

    白井「お姉さまの?そんな話は聞いたことありませんが」

    佐天「え?あ、じゃあもしかして、御坂さんって妹がいるとか、そういう家族構成がばれるの嫌なタイプなのかな―――って」

    佐天「でも妹さん常盤台の制服来てましたよ?」

    白井「それこそありえませんの。もしお姉さまに妹がいて、その方も常盤台の生徒だとしたら、この黒子の耳にその話が入ってこないわけがありませんもの」

    佐天「んー?おっかしいなー」

    初春「もしかしてそれは佐天さんの想像の産物なのではないでしょうか」

    佐天「違うよ!ちゃんと一緒に買い物したし、プリンだって食べたもん!」

    540 :

    プリンうめぇ

    542 = 75 :

    初春「でも御坂さんの一番近くにいる白井さんでさえそんな話を聞いたことないなら、御坂さんにはあまりその話をしないほうがいいかもしれませんね」

    白井「そうですわね。人にはそれぞれ、知られたくないことくらいありますでしょうし」

    佐天「そう、そうかな・・・うん、そうだね」

    初春「ほらほら、はやく緑茶いれてくださいよ」

    白井「私は紅茶ですの」

    佐天「なんという友達づかい」

    544 = 540 :

    しえーんしえーん

    545 = 75 :

    ―――時刻、昼時

    初春「あ、もうこんな時間」

    白井「そもそも今日は非番でしたし、そろそろ帰りましょうか」

    佐天「あ、じゃあ久々に今から御坂さん呼んで4人でどっかいきましょうよ」

    白井「残念ながらお姉さまは補習ですの」

    佐天「御坂さんが補習?ふーん……」

    白井「ですから今日は三人で行きませんこと?」

    初春「いいですね、あ、そうだ。私最近言ってみたい店がいくつかあって―――」

    546 = 422 :

    佐天さんの超能力が開花か、これはwktk

    547 :

    おもしれェ

    549 :

    紫煙


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