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元スレ一方「実験飽きた」 御坂妹「・・・え?」
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>>52
順番通りに殺してるの?
順番通りに殺してるの?
>>53
原作で殺された妹のナンバーが-1だったからそうじゃね?
原作で殺された妹のナンバーが-1だったからそうじゃね?
一方「……ったく…いちいち文句垂れンじゃねェよ…」ブツブツ スタスタ
御坂妹「…そういえば……」
一方「なんだ?」
御坂妹「何故私は貴方に触れることが出来ているのでしょう」
一方「あァ?」
御坂妹「貴方は触れる物全てを反射する、と研究員から聞かされていましたが」
一方「そりゃァ、お前の体は反射しねェように演算し直してンだよ……俺を甘く見ンじゃねェ」
御坂妹「…では、私の服などもですか?」
一方「あァ、今お前が着てるモノとか身につけてるモノは一時的に許可してンだ…じゃなきゃどうやって背負えってンだァ?」
御坂妹「…私を裸にして…とかですか?とミサカは頬を染めながら……」
一方「ふっ、ふざけたこと言ッてッと振り飛ばすぞコラァ!?」
御坂妹「でも……良いことを聞きました」
一方「あァ? もう無駄口叩くんじゃねェ、演算が狂ッちまいそうだ……」
御坂妹「私の……身に付けたモノ……」
ジャキ
一方「ッたく…こんなことなら助けンじゃ無かッたぜェ…」ブツブツ
御坂妹「……」チャキ
一方「……なんだよ、ほんとに黙ッたのかよ」
御坂妹「………」ググ…
一方「…?………」スタスタ
御坂妹「……一つ質問しても、良いですか」
一方「…なんだよ……あァ、家ならもうすぐだッて……」
御坂妹「……違います」
一方「あン?」
御坂妹「…どうして、私を救ったのですか?」
一方「どうして、ッつってもなァ…」
御坂妹「……」
一方「……ただのきまぐれだ。」
御坂「…そう、ですか……」
チャキ
御坂妹「妹達を殺したのも、きまぐれですか?」ググ…
一方「きまぐれも何もなァ…あれは研究所から言われたから…ッつっても……」
御坂妹「……」
一方「結局は、俺の意志だったんだろォなァ……」
御坂妹「……」
一方「俺だって…レベル6になりたかったンだろうなァ…それで……」
一方「お前の妹達を、殺した…」
御坂妹「……」
一方「……待てよ。」
御坂妹「…?……」
一方「てことは、お前を助けたのも俺の意志なのかァ…?」
御坂妹「……」
一方「…ククッ…馬鹿馬鹿しい……」
一方「俺がお前を助けただァ?ただの俺のきまぐれに決まってンじゃねェか……」
御坂妹「………」
御坂妹「…私を今おんぶしているのも、そのキマグレって奴ですか?とミサカは冷めた声で呟きます」
一方「ああ、そうだろうなァ……でなきゃ誰がてめェなんぞの面倒見るかッてンだ…」
御坂妹「……なるほど」
御坂妹「聞きたいことは…全て分かりました…」チャキ
一方「それに……」
一方「あそこに放っておいたら…どうせてめェは研究所のオモチャになっちまう……」
御坂妹「…え……?」
一方「…俺だったら…最後はぶち殺してやるよ…てめェら人に作られた命ってのは…人並みに生き延びられるのかも分からねェしろもんだ」
御坂妹「………」
一方「だから、ぶち殺す……それが俺に出来ることだ……」
一方「だがな、研究所の連中はなかなか殺したがらねェ…」
一方「今回も…"修理"出来るように殺しはするなってェ、わざわざ通達してきやがッた…」
御坂妹「………」
一方「ケッ…死ぬこともできねェで…人に寄って生かされて…何が命だッてンだ……」
御坂妹「……」
一方「だから…その……てめェがあそこに残ったら…研究所の連中を喜ばせちまう」
御坂妹「……」
一方「…だから、てめェを救った…それだけだ」
御坂妹「……アクセラレータ…」
一方「てめェに情けを掛けた訳じゃねェ…俺が…ただ、研究所の奴らを困らせたかった、それだけだ」
御坂妹「……」スッ
一方「?…なンだよ、さっきからもぞもぞと」
御坂妹「…何でもありませんよー、とミサカは貴方の体に腕を回しながら……」
一方「お、おいィ! そンなにしがみ付くンじゃねェ!」
御坂妹「どうしてですか?とミサカはしっかりとホールドしながらより密着します」
一方「だ、か、そ…な、お、やめ……」フラフラ
御坂妹「何だか不安定になってきましたよ、とミサカはもっと腕に力を入れながら…」
一方「な、なンでだァ!?演算が…上手く……」
御坂妹「ほら、家までもう少しですから踏ん張って、とミサカはエールを送ります」ギュゥ
一方「だアアァァァァァァ!不幸だアアアァァァァァ!!!」
──── 一方通行のマンション
一方「ゼェ…ゼェ……ほら、着いたぞ…」
御坂妹「だらしないですねぇ、とミサカは腕組みをしながら冷めた目を送ります」
一方「お、お前があンなことするからだろォ!?アレが無けりゃ能力で……!」
御坂妹「能力頼みのもやしっこ、ヘイヘイ、とミサカは自作の歌を……」
一方「だアアァァァ!! てめェ今すぐぶち殺す!!」
御坂妹「…女子中学生相手に能力使用とは、男の風上にも置けないガリ子ちゃんですね、とミサカは溜め息混じりに首を振ります」
一方「ッッ!! こ、こンのやろォ!」
御坂妹「悔しかったら己の拳で掛かって来なさい、とミサカは挑発混じりに来い来いします。」
一方「ッ…!後悔すんなよォォ……!!」ダダダダダ
御坂妹「お」
一方「オラァァ!」ビュッ
バキ
一方「うがアアァァァァ!手首がアアァァァ!!」
御坂妹「………」
────
御坂妹「よしよし、痛かったね、とミサカは貴方の頭をなでこなでこします」
一方「っせェんだよォォォ!!た、たまたま角度が悪かったんだけだっつッてンだろォォ!?」
御坂妹「にしても、もやしにも程がありませんかとミサカは心配を含んだ微笑みを向けます」
一方「その顔ぜってェ心配してねェだろォ!?」
御坂妹「では、その手首に巻かれた包帯は誰の仕業でしょう、とミサカは少し拗ねた顔をします」
一方「そ、それは……」
御坂妹「何か一言言わなくちゃいけないのでは?とミサカは貴方の目を覗きこみます」
一方「う……」
御坂妹「………」ジーッ
一方「……ぐ………」
御坂妹「………」ジィィィィィ
一方「……ト、トイレだっ…」ガタッ
御坂妹「あ、……」
ガチャ バタン!
御坂妹「あんにゃろう逃げやがりましたね、とミサカは鼻息を荒らくします」
御坂妹「あ、そういえばミサカはこれからここに住むのですね」
御坂妹「…何か着替えのようなものはあるのでしょうか」
ガサゴソ
御坂妹「ふむ、この棚が怪しいですね」
ガタガタ
御坂妹「う…背が足りません、とミサカは背伸びしながら手を伸ばします」
ガチャ
一方「はぁ…てめェ大人しくしてただろォなァ……っておいィ!?」
御坂妹「この箱に何か入っているような…っとっと……」ガタガタ
一方「や、やめろオオォォォォ!!」
御坂妹「きゃっ、とミサカはバランスを崩しつつも割と冷静な自分に賛辞を送ります」
一方「あ、危ねェッ!!」
バタバタ ドスン
パラパラ…
御坂妹「うぅ……」ムク
ムギュ
御坂妹「ふむ…何かがクッションになって助かった、とミサカは……」
一方「……」ピクピク
御坂妹「おや、これは……」
一方「………」シーン
御坂妹「…私の体重が重いのではなく、このもやしの耐久度が余りにも低すぎたせいだ、とミサカは納得します」
一方「ひ、ひで…ェ……」ピクピク
御坂妹「にしても、この大きな箱は何なのでしょう、とミサカは蓋に手をかけつつ……」
一方「だ、駄目だッッ!開けるなァァッッ!!」
パカ
御坂妹「こ…これは……!!!」
一方「………う…ぅ……」ガク
御坂妹「………」ジーッ
一方「ち、違ェんだ…それは…その…知り合いから、の、預かり、モノ、と、いうか…その……」ガクッ
御坂妹「これは、何ですか?とミサカは首をかしげながらソレを見やります」
一方「え……?」
御坂妹「このリュックサックのようなフォルム、しかし材質は革張りのような…そして色は鮮やかな赤…少し使い込まれているようですが……」
一方「あン? お前…まさか……」
御坂妹「このようなモノは初めて見ました、とミサカは……」
一方「そッかァァ!!いやァー!何でもねェよォ!!つまンねェもんだから、気にすンなよ! な!!」
御坂妹「まるでランドセルのようですね」ニヤ
一方「知ってンじゃねェか糞ババアアアアアアァァァァァァァ!!!!」
ロリコンってランドセルで興奮出来るのか
脚フェチがストッキングで興奮出来るのと同じ理屈だろうか
脚フェチがストッキングで興奮出来るのと同じ理屈だろうか
>>92
GJ
GJ
御坂妹「ふぅん……へぇ……ほぉ……」
一方「な、何だよォ……」
御坂妹「あらあら……まぁ……」ジー
一方「やめろよォ…そんな目で…そんな優しい目で俺を見るなよォ……」
御坂妹「……ランドセル」ボソ
一方「う……」
御坂妹「……ランドセル……一人暮らしの男の家に……ランドセル」
一方「あ……ぐ……」
御坂妹「ららんらん、ランドセルーは」
一方「…………」
御坂妹「ててんてん天使のはーね」
一方「あアアアアァァァァァァ!!!!!」
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