私的良スレ書庫
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元スレ黒子「御坂先輩、7月17日ですの」
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佐天「さっきから観察してたんですけど、右手しか使ってないですよねえ……?」
佐天「私相手じゃ右手だけで十分ってことですかあ?」ギリギリ
上条「いや、そういうわけじゃ、っててて」
佐天「ですよねえ、たぶん右手で触れることが無効化の条件だったりするんでしょ?」
上条「そ、そうです。その通りでございます」
佐天「へえ、珍しい。で、なんていう能力なんですか?」
上条「この右手は幻想殺しと言いまして、触れるだけで異能なら何でも無効化できるんです、はい」
佐天「右手だけなんですか?」
上条「右手だけだ」
佐天「ホントに?」
上条「ホントだって」
佐天「私相手じゃ右手だけで十分ってことですかあ?」ギリギリ
上条「いや、そういうわけじゃ、っててて」
佐天「ですよねえ、たぶん右手で触れることが無効化の条件だったりするんでしょ?」
上条「そ、そうです。その通りでございます」
佐天「へえ、珍しい。で、なんていう能力なんですか?」
上条「この右手は幻想殺しと言いまして、触れるだけで異能なら何でも無効化できるんです、はい」
佐天「右手だけなんですか?」
上条「右手だけだ」
佐天「ホントに?」
上条「ホントだって」
佐天「もしかして、上条さんが知らないだけで体の他の場所でも無効化できたりするんじゃないですか?」
上条「いや、そんなことはないと思うけど、試したことは無いからなあって、まさか?!」ギクリッ
佐天「じゃあ試してみましょうか?」
上条「な、何ですか、その極上の笑顔は?!」
上条「新しいおもちゃを見つけたーみたいな顔で上条さんを見るはやめて下さい!」
ズズズズズズズ
上条「こ、これは砂鉄?!」
佐天「安心してくださいよ」
佐天「上条さんが実験中に逃げないように抑えとくだけですよ、痛くはしません」
上条「いや、そんなことはないと思うけど、試したことは無いからなあって、まさか?!」ギクリッ
佐天「じゃあ試してみましょうか?」
上条「な、何ですか、その極上の笑顔は?!」
上条「新しいおもちゃを見つけたーみたいな顔で上条さんを見るはやめて下さい!」
ズズズズズズズ
上条「こ、これは砂鉄?!」
佐天「安心してくださいよ」
佐天「上条さんが実験中に逃げないように抑えとくだけですよ、痛くはしません」
上条「じ、実験って、今明らかに安心できない単語が聞こえたような気がしたんですけど―――」
佐天「大丈夫ですって、かるーく電流を流してチェックするだけですから」
上条「人間の体は電気を流していいようには出来てないんですよーーー!」
佐天「こう見えても私って超電磁砲なんですよ」
佐天「この学園都市で電気の扱いが一番上手い人間だから安心してください!」
上条「今のどこに安心できるフレーズがあるんですか?全くもってなかったですよね?ねえ、ちょっと聞いてます?」
佐天「まあ、死にはしませんから」ビリビリッ
上条「ギャーーーーーーー」
・・・・人体実験ですの!・・・・・
佐天「大丈夫ですって、かるーく電流を流してチェックするだけですから」
上条「人間の体は電気を流していいようには出来てないんですよーーー!」
佐天「こう見えても私って超電磁砲なんですよ」
佐天「この学園都市で電気の扱いが一番上手い人間だから安心してください!」
上条「今のどこに安心できるフレーズがあるんですか?全くもってなかったですよね?ねえ、ちょっと聞いてます?」
佐天「まあ、死にはしませんから」ビリビリッ
上条「ギャーーーーーーー」
・・・・人体実験ですの!・・・・・
上条「…………」ピクピク
佐天「うーん、やっぱり右手だけでしたね」
上条「だ、だから最初から……右手だけって言ってるじゃねーか!!」
佐天「まあ、念のため調べておくのもいいじゃないですか」
上条「念のためで拷問みたいに電気をビリビリされたら、上条さんの体が持ちませんよ!」
上条「ちっくしょー、もう我慢の限界ってやつだ!!
上条「おいビリビリ」
佐天「なんですか?」
上条「今なら、許してあげますから早く解放してください。お願いします」
佐天「あはは、いいですよ」
佐天「うーん、やっぱり右手だけでしたね」
上条「だ、だから最初から……右手だけって言ってるじゃねーか!!」
佐天「まあ、念のため調べておくのもいいじゃないですか」
上条「念のためで拷問みたいに電気をビリビリされたら、上条さんの体が持ちませんよ!」
上条「ちっくしょー、もう我慢の限界ってやつだ!!
上条「おいビリビリ」
佐天「なんですか?」
上条「今なら、許してあげますから早く解放してください。お願いします」
佐天「あはは、いいですよ」
上条「はー、やっと解放された、なんで俺がこんな酷い目に……不幸すぎる」
佐天「いやー、実験にご協力ありがとうございました」
上条「はいはいはいはい、どういたしまして!!もう上条さんは帰りますからね!」
佐天「そうですね、日も暮れちゃったし、次の実験はまた今度にしましょう」
上条「次だと……?」
佐天「今度は右手が無効化できるものを調べる実験をするんですよ?」
上条「えっ」
佐天「だって異能を何でもって言われたら試してみたくなるじゃないですか」
上条「いやいや、普通はなりませんよ!」
上条「何なんですか、そのマッドサイエンティストみたいな発想は?!」
佐天「うちの学校って強い能力の子がたくさんいるから、いろいろ試せると思うんですよね」
佐天「いやー、実験にご協力ありがとうございました」
上条「はいはいはいはい、どういたしまして!!もう上条さんは帰りますからね!」
佐天「そうですね、日も暮れちゃったし、次の実験はまた今度にしましょう」
上条「次だと……?」
佐天「今度は右手が無効化できるものを調べる実験をするんですよ?」
上条「えっ」
佐天「だって異能を何でもって言われたら試してみたくなるじゃないですか」
上条「いやいや、普通はなりませんよ!」
上条「何なんですか、そのマッドサイエンティストみたいな発想は?!」
佐天「うちの学校って強い能力の子がたくさんいるから、いろいろ試せると思うんですよね」
上条「おいおい、もうやること前提で話を進めてませんか?それ」
上条「上条さんは絶対協力しませんからね。人体実験は能力開発だけで十分です!!」
佐天「えー、でも常盤台ですよ? お嬢様とお近づきになれるチャンスってやつじゃないですか」
上条「お嬢様……か。いやいや、これは悪魔のささやき。俺にはわかる!絶対にこの誘いには乗ってはいけないんだ!」
佐天「実験の後は一緒にお茶なんかしながら、おしゃべりとかしたら楽しそうですよね」
佐天「お嬢様達とお茶をしながらおしゃべり…だと……ダメだダメだ。これは罠に決まってる。罠に決まってるんだあああ」
上条「こ、これ以上聞いてると上条さんの決意が揺らぎそうなんで―――さよならっ!!」
ダッ
佐天「あちゃー、逃げられちゃった」
佐天「ま、いいけどね」ニヤリ
上条「上条さんは絶対協力しませんからね。人体実験は能力開発だけで十分です!!」
佐天「えー、でも常盤台ですよ? お嬢様とお近づきになれるチャンスってやつじゃないですか」
上条「お嬢様……か。いやいや、これは悪魔のささやき。俺にはわかる!絶対にこの誘いには乗ってはいけないんだ!」
佐天「実験の後は一緒にお茶なんかしながら、おしゃべりとかしたら楽しそうですよね」
佐天「お嬢様達とお茶をしながらおしゃべり…だと……ダメだダメだ。これは罠に決まってる。罠に決まってるんだあああ」
上条「こ、これ以上聞いてると上条さんの決意が揺らぎそうなんで―――さよならっ!!」
ダッ
佐天「あちゃー、逃げられちゃった」
佐天「ま、いいけどね」ニヤリ
・・・・・・上条さんの不幸日誌1・・・・・・
学校帰りにビリビリに襲われて気絶した。
気がついたら、目の前に発火能力者がいた。
幻想殺しでとっさにガードしなかったら焼け死んでたと思う。
前髪がちょっと焦げた。
・・・・・・上条さんの不幸日誌4・・・・・・
買い出しの帰りに空力使いに襲われた。
幻想殺しでとっさにガードしたけど、セールで買った1パック99円の卵が御臨終になった。
落ち込んでたら、ビリビリが笑いながら声をかけてきたので文句を言った。
スーパーで一番高い1パック500円の卵で弁償してくれた。
これが格差か。
学校帰りにビリビリに襲われて気絶した。
気がついたら、目の前に発火能力者がいた。
幻想殺しでとっさにガードしなかったら焼け死んでたと思う。
前髪がちょっと焦げた。
・・・・・・上条さんの不幸日誌4・・・・・・
買い出しの帰りに空力使いに襲われた。
幻想殺しでとっさにガードしたけど、セールで買った1パック99円の卵が御臨終になった。
落ち込んでたら、ビリビリが笑いながら声をかけてきたので文句を言った。
スーパーで一番高い1パック500円の卵で弁償してくれた。
これが格差か。
なんてうざい佐天だ
でもこれアニメ美琴をちょっと言い方とか変えてそのままやってるだけなんだよな…
やっぱ俺美琴嫌いなのかもしれん
それにしても佐天すきだったのに嫌いになりそうwww
女の子はたいてい皆好きなのにこのSSの佐天は俺の怒りの琴線に触れてくるな
でもこれアニメ美琴をちょっと言い方とか変えてそのままやってるだけなんだよな…
やっぱ俺美琴嫌いなのかもしれん
それにしても佐天すきだったのに嫌いになりそうwww
女の子はたいてい皆好きなのにこのSSの佐天は俺の怒りの琴線に触れてくるな
・・・・・上条さんの不幸日誌8・・・・・・
なぜか風紀委員の詰所でのお茶会に誘われた。
行ってみると、ビリビリの他に頭に花を生やした子とツインテールの子がいた。
なんでも花の子は空間移動能力者らしい。
「上条さんを空間移動させたら右手だけ残ったりするのかな?」
ビリビリが恐ろしい事を言った。
よく考えたら空間移動は試したことが無かったが、たぶん空間移動自体無効化されるはずだ。
ビリビリの恐ろしいところは、危うい結果を予測しながらも試そうとするところだ。
結局、花の子がビリビリを叱ってくれたので平和なお茶会で終わった。
帰り際に花の子に頭の花の事を聞こうと思ったら、いつの間にか家に帰っていた。
何が起きたのか思い出せなくて恐い。
なぜか風紀委員の詰所でのお茶会に誘われた。
行ってみると、ビリビリの他に頭に花を生やした子とツインテールの子がいた。
なんでも花の子は空間移動能力者らしい。
「上条さんを空間移動させたら右手だけ残ったりするのかな?」
ビリビリが恐ろしい事を言った。
よく考えたら空間移動は試したことが無かったが、たぶん空間移動自体無効化されるはずだ。
ビリビリの恐ろしいところは、危うい結果を予測しながらも試そうとするところだ。
結局、花の子がビリビリを叱ってくれたので平和なお茶会で終わった。
帰り際に花の子に頭の花の事を聞こうと思ったら、いつの間にか家に帰っていた。
何が起きたのか思い出せなくて恐い。
>>115
この佐天さんは美琴からツンデレ抜いて好奇心高めたノーマルなお方だから…
この佐天さんは美琴からツンデレ抜いて好奇心高めたノーマルなお方だから…
というか、黒子ポジションが初春なのが、この佐天さんがだめな原因だと思う。
ここらでだいたい半分強くらいです。
風呂に入るので20~30分空きます。
ちなみに俺は佐天>美琴>黒子>初春です。
風呂に入るので20~30分空きます。
ちなみに俺は佐天>美琴>黒子>初春です。
>>88
アニメで改悪された、ついでに美琴も
アニメで改悪された、ついでに美琴も
美琴はアニメで良い奴にされすぎだ
佐天さんはアニメでうざい奴にされすぎだ
佐天さんはアニメでうざい奴にされすぎだ
アニメ美琴は改悪じゃなくて妹編前だから性格クソなだけだぞ
あいつは妹編クリアしないといつまでたっても他人の感情に疎いダメ人間
第一位とやりあって絶望しないと変わらん
あいつは妹編クリアしないといつまでたっても他人の感情に疎いダメ人間
第一位とやりあって絶望しないと変わらん
これほどうざい佐天は初めてwwwww一方通行にボコボコにされろよwwww
一方さんも外見がていとくんや浜面になってるかもしれないんだよな
>>131
でも、アニメの構成だと13話時点で上条さんは記憶を失っていないわけで。
レベルアッパー事件を終わらせるタイミングで上条さんが神裂と闘ったことを考えると、
13話時点で、上条さんとインデックスはであっていない可能性が高いんだ。
となると、順送りでイベントが前倒しになって、美琴が上条さんに超電磁砲を撃ったのはAIMバーストの後ということになるんだ。
真性の屑じゃね?
でも、アニメの構成だと13話時点で上条さんは記憶を失っていないわけで。
レベルアッパー事件を終わらせるタイミングで上条さんが神裂と闘ったことを考えると、
13話時点で、上条さんとインデックスはであっていない可能性が高いんだ。
となると、順送りでイベントが前倒しになって、美琴が上条さんに超電磁砲を撃ったのはAIMバーストの後ということになるんだ。
真性の屑じゃね?
こんなクソがLV5になれるわけない
同じ能力でも演算方法
考え方がちがければ強さも変わる
みことみたいにこいつが努力してるわけない
一方さんは例外
おれも反射はほしい!
同じ能力でも演算方法
考え方がちがければ強さも変わる
みことみたいにこいつが努力してるわけない
一方さんは例外
おれも反射はほしい!
>>135
心配すンな。自覚はある。
心配すンな。自覚はある。
御坂がウザすぎてたまらない
佐天さんにやったことがそのまま自分に帰ってきてるっていうのに気付きもしないで「私がlv5なら~」とかふざけすぎwwwwwwwww
佐天さんにやったことがそのまま自分に帰ってきてるっていうのに気付きもしないで「私がlv5なら~」とかふざけすぎwwwwwwwww
30分から再開します
好きなキャラ
佐天>美琴>黒子>初春
基本的にみんないい子だと思います
この話はウザい佐天さんと美琴いじめを読んだ時に思いついたから、こういう仕様になってるだけです。
好きなキャラ
佐天>美琴>黒子>初春
基本的にみんないい子だと思います
この話はウザい佐天さんと美琴いじめを読んだ時に思いついたから、こういう仕様になってるだけです。
頭の回転はそのままなんじゃね?
何らかの原因で「自分だけの現実」がこの世界に干渉できないじゃないかと予想
だとしたら逆演算よろしく、体さえ鍛えれば事前にだけじゃなくその場その場でも何らかの策は講じられそう
何らかの原因で「自分だけの現実」がこの世界に干渉できないじゃないかと予想
だとしたら逆演算よろしく、体さえ鍛えれば事前にだけじゃなくその場その場でも何らかの策は講じられそう
電流というものの性質に関しては、この佐天さんより詳しそうだしな。
なんというか、この佐天さんは力押ししか知らなそうな気がする。
なんというか、この佐天さんは力押ししか知らなそうな気がする。
・・・・・7月17日 とある公園・・・・・
上条「疲れた、重い荷物持ってこんなに走ったのは初めてだから体が……」
美琴「私ってそんなに重かった?」
上条「あ、いや、これは言葉のアヤってだけで」
美琴「ま、ここまで運んでもらったしね、多少の事は気にしないわよ。はい、ジュース」
上条「さ、サンキュー」
美琴「で、何で私の事助けたの?」
上条「いや、誰かが揉めてるから気になって覗いてみたらビリビリがいて」
上条「そうしたら、なんかヤバそうだなって思って見てたら、ビリビリは電撃で警備ロボットぶっ壊すし、その上アンタに電撃を―――」
美琴「はあ? それじゃアンタはずっと見てたわけ?」
美琴「見てないで、さっさと助けに入りなさいよ!」
上条「疲れた、重い荷物持ってこんなに走ったのは初めてだから体が……」
美琴「私ってそんなに重かった?」
上条「あ、いや、これは言葉のアヤってだけで」
美琴「ま、ここまで運んでもらったしね、多少の事は気にしないわよ。はい、ジュース」
上条「さ、サンキュー」
美琴「で、何で私の事助けたの?」
上条「いや、誰かが揉めてるから気になって覗いてみたらビリビリがいて」
上条「そうしたら、なんかヤバそうだなって思って見てたら、ビリビリは電撃で警備ロボットぶっ壊すし、その上アンタに電撃を―――」
美琴「はあ? それじゃアンタはずっと見てたわけ?」
美琴「見てないで、さっさと助けに入りなさいよ!」
上条「いや、助けには入ろう入ろうと思ってたんですけど……」
上条「上条さんのビリビリに対するトラウマが全力で足を動かそうとするのを妨害してまして」
美琴「トラウマぁ?」
美琴「トラウマって何よ?」
上条「ビリビリの電撃を見ると足がガクガク震えて、汗がドワーって出てくるわけですよ」
美琴「なんでよ、電撃くらいアンタは打ち消すことができるでしょ?」
上条「ん、えーっと……」
美琴「御坂美琴よ」
上条「御坂……さんは幻想殺しの事知ってるのか?」
美琴「幻想殺し?」
上条「上条さんのビリビリに対するトラウマが全力で足を動かそうとするのを妨害してまして」
美琴「トラウマぁ?」
美琴「トラウマって何よ?」
上条「ビリビリの電撃を見ると足がガクガク震えて、汗がドワーって出てくるわけですよ」
美琴「なんでよ、電撃くらいアンタは打ち消すことができるでしょ?」
上条「ん、えーっと……」
美琴「御坂美琴よ」
上条「御坂……さんは幻想殺しの事知ってるのか?」
美琴「幻想殺し?」
上条「あ、俺の能力の名前なんだけど」
美琴「名前は初めて聞いたわ。まあ、それなりに有名よ。能力が効かないって」
上条「ゆ、有名になってるのか……どうせビリビリのせいなんだろうけど、きっとまた面倒なことが起きそうな気がしてきた。不幸だ……。」
美琴「ビリビリって佐天さんよね? その幻想殺しがあれば、佐天さんなんてどうにかできるんじゃないの?」
上条「あのビリビリをどうにか?そんな偉業がこの無能力者の上条さんに出来るわけないじゃないですか」
美琴「え?」
上条「確かに俺の幻想殺しは異能なら何でも―――神の奇跡でさえ―――打ち消すことができる。けど、その効果範囲は右手だけなんだよ」
美琴「右手だけ?」
上条「おう、右手だけだ」
美琴(右手だけの相手に私はあんな簡単にあしらわれてたのかー)ズーン
美琴「名前は初めて聞いたわ。まあ、それなりに有名よ。能力が効かないって」
上条「ゆ、有名になってるのか……どうせビリビリのせいなんだろうけど、きっとまた面倒なことが起きそうな気がしてきた。不幸だ……。」
美琴「ビリビリって佐天さんよね? その幻想殺しがあれば、佐天さんなんてどうにかできるんじゃないの?」
上条「あのビリビリをどうにか?そんな偉業がこの無能力者の上条さんに出来るわけないじゃないですか」
美琴「え?」
上条「確かに俺の幻想殺しは異能なら何でも―――神の奇跡でさえ―――打ち消すことができる。けど、その効果範囲は右手だけなんだよ」
美琴「右手だけ?」
上条「おう、右手だけだ」
美琴(右手だけの相手に私はあんな簡単にあしらわれてたのかー)ズーン
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