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    元スレ唯「どっぺるげんがー?」

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    みんなの評価 :
    タグ : - けいおん! + - ふたなり + - ハッピーエンド + - ホラー + - + - + - 真鍋和 + - 近親相姦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    52 = 1 :

    「でも…今のお前は好きじゃない」

    「……」

    「お前は律なのか?本当の律なのか?」

    「……」ガシッ

    「なっ、なにをっ!?」

    「澪、澪、澪、澪」

    「ひいっ!?は、はなせっ!」バッ

    「澪、澪、澪、澪、澪」

    (このままじゃ…殺される…!)

    「く、くるなーっ!!」

    53 = 1 :


    ガシャン!

    「澪先輩っ!」

    「あ、梓!?」

    「さあ、早く逃げましょう!」

    「うわっちょ、ここ2階だぞ!?」

    「しっかりつかまっててください!」

    「う、うわぁあぁあああっ!?」

    スタン

    タタタ…

    「……澪」

    ……

    54 = 1 :


    「ここまでくればもう大丈夫です」

    「はあ…はあ…お、おい!あれはいったい何なんだ?あの律は何なんだ!?」

    「いきなりですが…澪先輩はドッペルゲンガーの存在を信じますか?」

    「へっ!?そ、それはわからないけど…」

    「あの律先輩はドッペルゲンガーです」

    「そ、そんな馬鹿な…」

    「厳密にいえば、あれは律先輩じゃないけど律先輩なんです」

    「はあ?どういうことだ?」

    55 :

    ファンタジーか

    56 = 1 :

    「ドッペルゲンガーは本当に存在します」

    「そしてあることがきっかけでドッペルゲンガーが現れると、そいつは徘徊しだします」

    「うん」

    「ドッペルゲンガー自体に人を襲う能力はありませんが…」

    「ドッペルゲンガーはその本人に入りこむことによって支配することができるんです」

    「な、なんだって…?」

    「ということは、もし私に私のドッペルゲンガーが入りこんでしまったら…」

    「澪先輩はドッペルゲンガーによって支配されます」

    「……」

    58 = 46 :

    俺はりっちゃんに支配されたい

    59 :

    なんだっけ 最近ジャンプでこういう漫画読んだ覚えが

    60 = 1 :

    「ドッペルゲンガーによって支配された人は、他の人間を自分たちと同じドッペルゲンガーによって支配させようとします」

    「律先輩が襲ってきたのも…澪先輩を自分と同じようにするため…」

    「そ、そんな…」

    「ドッペルゲンガーが本人を支配することはそう簡単にはできません」

    「なので、他のドッペルゲンガーに手伝ってもらうんです」

    「じゃ、じゃあ律は…元に戻せるのか!?」

    「残念ながら…」

    「う、うそだ…そんなのいやだ…」

    「澪先輩…」

    「……」

    「…ここは逃げましょう。私たちだけでも助からないと…」

    「あ、ああ」

    ……

    62 = 1 :


    ――軽音部部室

    「ここまで来れば大丈夫か…」

    「そうですね」

    「でもなんで梓はそんなこと知ってるんだ?」

    「そういうのに詳しいので」

    「そ、そうか」

    「でも…律だけじゃなくて唯もおかしかったよな」

    「そうですね…おそらく唯先輩も…」

    「そんな…」

    (唯は多分、和といっしょに会った時にはもう…)

    63 = 1 :

    (…待てよ?)

    「なあ梓」

    「なんですか?」

    「その…まだ本人を支配してないドッペルゲンガーは、他の人と話したりできるの?」

    「いえ、できませんね。やつらは誰とも話さずにさまよい続けますから」

    「そうか」

    (じゃあ和といた時の唯はドッペルゲンガーに支配された唯ということか…?)

    (でも…その次の日に会った唯はまだ支配されてなさそうだった…)

    (……ダメだ!頭が回らない!)

    65 = 1 :

    「澪先輩」

    「な、なに?」

    「澪先輩は…最近の部活は楽しかったですか?」

    「えっ…どういうことだ?」

    「ドッペルゲンガーに支配されている人と演奏するのは楽しかったですか?」

    「…全然楽しくなかったな。なんかやっていてまるで他人とやってるようだった」

    「…そうですか」

    「なんだ?いきなりそんなこと…」

    66 = 46 :

    出てこないムギが怪しいな

    67 = 1 :

    ガチャ…

    「だ、誰だ!?」

    「……」

    「わ、私!?」

    「澪先輩、あなたにはがっかりしました」

    「あ、梓!?これはいったい…!?」

    「あなたもドッペルゲンガーに支配されてください」

    「な、なにを…」

    68 = 50 :

    澪逃げてええええええええええええええ

    69 = 1 :

    「澪先輩なら分かってくれるかと思ったのに…」

    「梓…もしかしてお前は…」

    「違いますよ? 私はドッペルゲンガーなんかに支配されてないです」

    「な、ならなんでこんなこと…」

    「私は軽音部のゆるい空気が大っきらいなんです」

    「いつもいつも練習しないでお茶会だなんて…」

    「そんなふざけたやつらをドッペルゲンガーに支配させて、私の思い通りに動かせば…軽音部もちゃんとした部活になります」

    「ふざけたことを…!」

    「もうお話は終わりです。これからの軽音部は私がちゃんとしますので安心してください」

    「あずさあっ!」

    (ここまでなのか…律…唯…!)

    70 :

    >>
    フタガミダブルか??
    矢吹の

    71 = 31 :

    梓が黒幕だと・・・!

    73 = 59 :

    あー矢吹の読みきりのやつか、思い出したありがとう

    74 = 1 :


    ガシャン!

    「ま、窓が!」

    「澪さん!助けに来ました!」

    「憂ちゃん!?」

    「憂、なにを…!」

    「梓ちゃん、あなたのやっていることは間違っている! お姉ちゃんや軽音部のみなさんにあんなこと…」

    「私は間違ってない! 憂にはわからないよ」

    「そう…もう話はできないね」

    75 = 1 :

    「澪さん!私につかまってください!ここから逃げます!」

    「ま、待て!ここが何階だと思って…」

    「とりゃあっ!」ヒュン

    「いやああああああっ!?」

    スタッ

    タタタ…

    「憂…どうしても邪魔するのね」

    「絶対に逃がさない…!」

    ……

    76 :

    クレしんでこんな映画あったよね

    77 = 1 :


    ――プール近く

    「ここならなんとか…」

    「う、憂ちゃん!いったい何が起こってるんだ?梓はどうしたんだ!?」

    「…澪さんは梓ちゃんから大体の話は聞いていますか?」

    「……………って聞いたんだけど」

    「…梓ちゃんの話の通り、ドッペルゲンガーは人を支配します」

    「ですが、そんなこと普通は起こるはずがないんです」

    「じゃあなんで…」

    78 = 1 :

    「梓ちゃんはドッペルゲンガーを操ることができるんです」

    「そ、そんなバカな…」

    「そして、支配された人を自分の思い通りに動かして他の人をドッペルゲンガーに支配させたんです」

    「信じられないけど…つまり、梓はドッペルゲンガーを操って自分の思い通りにならない軽音部を変えようとしたのか…」

    「はい…」

    「でもなんで憂ちゃんはこんなこと知ってるんだ?」

    「私たちのクラスにこのことについて詳しい人がいて…その人がクラスのみんなにドッペルゲンガーについて教えたりするんです」

    「彼女の言うことはとても信じられないことばかりだったんですが…まさか梓ちゃんがこんなことするなんて…」

    「そうだったのか…」

    79 :

    さぁ、盛り上がってきましたあ

    80 :

    珍しく澪がメイン張ってるとは・・・
    支援しましょ

    81 = 1 :

    「梓ちゃんはよく軽音部の愚痴を私にこぼしてくるんですが…このごろそれがひどくなってて…」

    「もしやと思って梓ちゃんの周りを監視していたら…お姉ちゃんに律さん、紬さんまでやられてしまって…」

    「えっ? ムギもか!?」

    「はい」

    (そんな…私以外、みんなやられちゃったのか…)

    「澪さんは私が会った時にはまだ大丈夫そうだったんですけど…ギリギリでしたね」

    「えっ?いつ会ったっけ?」

    「和さんと私が一緒にいたときですよ」

    「あ……あれ憂ちゃんだったのか!」

    「はい…お姉ちゃんの格好で捜査してたんです」

    「似すぎだよまったく…」

    「すみません…こうでもしないと梓ちゃんの目はごまかせないですから」

    82 = 1 :

    「憂ちゃんはみんなのために動いてくれてたんだな」

    「でも…助けることができたのは澪さんだけでした」

    「……なあ憂ちゃん、ドッペルゲンガーに支配された人は元に戻せないのか?」

    「梓ちゃんはそんなこと言ったんですか?」

    「あ、ああ」

    「そんなことはないはずです。元に戻すことは可能ですよ」

    「ほ、本当か!?」

    「はい。でも…その方法が分からないんです」

    「そ、そんな…」

    「私もお姉ちゃんを元に戻そうとしたんですが…無理でした」

    「憂ちゃんでも…」

    83 = 1 :

    「でも…澪さんならできると思います」

    「わ、私!?」

    「私は軽音部のみなさんならできると信じてます」

    「私じゃ無理だよ…」

    「私も元に戻す方法を探してみます」

    「ど、どうやって?」

    「このドッペルゲンガーを教えてくれたクラスメイトに聞いてくれば…」

    「そ、そうか」

    84 = 1 :

    「でも…澪さんを残していくのは…」

    「私のことなら大丈夫だ。気にしないでいいよ」

    「で、でも…」

    「いいんだ。それに憂ちゃんがその方法を聞いてこれば、私がやられても……」

    「澪さん…」

    「だから行ってこい!憂ちゃんならできるよ」

    「わかりました…では、行ってきます」

    「……行ったか」

    「うぅ…あんなこと言ったけど、やっぱり怖い…」

    「律…唯…ムギ…」

    「待ってろよ…私が必ず助けてやる…!」

    85 = 1 :

    ザッ…

    「! だ、誰だ!」

    「……」

    「律…」

    「澪…一緒に行こう」

    「い、いやだ…」

    「なんで?どうして?」

    「お前は律じゃないからだ」

    「何言ってるの?私は律だよ?」

    「違うっ!お前は律じゃない!」

    「私は律だよ。私は律だよ。私は律だよ」

    「うるさい!お前は律なんかじゃない!」

    86 = 1 :

    「……澪。なんで逃げるの?どうして?こんなにも愛しているというのに」

    「やめろ…来るな…くるなぁっ!」

    「…ぷくく」

    「へっ…?」

    「あははっ!おびえすぎだろっ!」

    「り…つ…?」

    「私は律だよ。本当だ」

    「律…りつぅ!!」ダキッ

    「うわっ!?きゅ、急に来るな!」

    「うわぁぁぁぁぁん!」

    「…よしよし」ナデナデ


    88 = 1 :


    「いつから元に戻ってたんだ?」

    「いやあ、ここまで来るのは覚えてないし…気が付いたら澪がおびえてたんでついつい…」

    「ついついじゃない!」ボカン

    「あうっ! 久々だな~」サスサス

    「まったく…」

    「へへへっ」

    「ふふふっ」

    「ところで何が起こってるんだ?私にはさっぱりだ」

    「えっと…かくかくしかじか」

    「そ、そんなことが…」

    「とても信じられないけどな」

    89 = 1 :

    「じゃあ梓を止めなきゃな! 軽音部を自分のものするなんて許せるわけない!」

    「ああ…でも…」

    「なんだ?」

    「梓がこんなことしたのも私たちのせいだよな」

    「なんで?」

    「だって…結局、梓は今の軽音部がいやだからこんなことしたんだろ?私たちがもっとちゃんとしてればこんなことには…」

    「いいや、それは違うぜ澪」

    「えっ…?」

    「あいつにはもっと大事なことを教えなきゃいけないだろ」

    「大事なこと?」

    90 = 1 :

    「それはだな…」

    「……」

    「…やっぱやめた」

    「なんでだよ!」

    「だって言うのが恥ずかしいし…」

    「なんだそりゃ…」

    「まあ澪なら言わなくてもわかるだろ」

    「わかんないって」

    91 = 1 :

    「とにかく!今は梓をどうにかして、唯とムギを助けるぞ!」

    「うん!」

    「でも…あいつらはどこにいるんだ?」

    「多分…部室にいると思う」

    「部室か…行くか?」

    「あ、ああ」

    「…大丈夫かよ?怖いだろ?」

    「う、うん…でも、今は律がいるから怖くない」

    「澪…嬉しいこと言ってくれるじゃん!」バン

    「あうっ! きゅ、急に殴るな!」

    「へへへっ…それじゃ、憂ちゃんが来る前に部室に行くぞ!」

    「ああ!」


    92 :

    静けき夜 巷は眠る

    93 :

    ネガ「変身・・・」(NEGA FOAM) ねがでんおう!

    ネガ(Standing bay)「変身!」(Complete) おーが!

    ネガ(ギィーン)「変・・身・・・!」 りゅうがっ!

    ネガ「変身」グシュキュイーン あなざーあぎと!

    ネガ「コウモリもどき!」キバット「絶滅タイムだ、喜べ ガブリ!」「変身」だーくきばっ! 

    94 = 1 :


    「ここか…」

    「や、やっぱ憂ちゃんが来るのを待った方が…」

    「ダメだ!これは私たちの問題だ。憂ちゃんを巻き込めない」

    「もう巻き込まれてるけどな…」

    「よし…開けるぞ」

    「お、おう」

    ガチャ…

    「……なんだ、誰もいないじゃん」

    「あれ?確かにここにいたんだけどな…」

    95 = 1 :

    「しかたない…今日はもう戻るか」

    「…澪さん」

    「! 憂ちゃん!」

    「……」

    「よく戻ってきたな。それでドッペルゲンガーの人を戻す方法は…」

    「……」ガシッ

    「えっ…ど、どうしたんだ?腕なんかつかんで」

    「……」

    「憂ちゃん…?」

    96 :

    なんか今んとこ澪以外は誰も信用できないな
    …実はすでに澪もみたいな展開もありそうだが

    >>93ありがたく思えだろ

    97 = 29 :

    誰がドッペルなのか分からんから怖いよ

    98 = 1 :

    「…澪」ガシッ

    「り、律!? ま、まさか…」

    「気付くのが遅すぎですよ、澪先輩」

    「あ、梓…」

    「かわいそうに…憂は簡単に仲間になっちゃいました」

    「そ、そんな…」

    「律先輩もご苦労様です、おかげで澪先輩が簡単に捕まえることができました」

    「りつ…そんな…」

    99 :

    なんでネガ電王はネガの世界にいなかったの?

    100 = 1 :

    「…澪、仲間になろうよ」

    「ああ…ああああ…」

    「さあ…澪先輩、準備はいいですか?」

    「やめろ…やめろおおおっ!!」

    「さようなら、澪先輩」

    「いやああああああああっ!!?」


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