私的良スレ書庫
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元スレ阿良々木「戦場ヶ原、もう別れよう」
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こよみ「忍野!?どうしてここに……?」
メメ「いやー、ちょっと忘れ物をしちゃってね。それを取りに来ただけなんだよ」
こよみ「最高のタイミングだ……!忍野、僕を助けてくれ!」
メメ「阿良々木くん、君は心得てると思ってたけど僕がいなくなった間にもうすっかり忘れちゃったのかい?」
こよみ「わかってるよ……ただ、僕が勝手に助かるだけだ」
メメ「そう……君が勝手に助かるだけだ、それでもいいなら話くらいは聞くよ?」
メメ「……どうやら忍ちゃんも出てこないみたいだしさ」
メメ「いやー、ちょっと忘れ物をしちゃってね。それを取りに来ただけなんだよ」
こよみ「最高のタイミングだ……!忍野、僕を助けてくれ!」
メメ「阿良々木くん、君は心得てると思ってたけど僕がいなくなった間にもうすっかり忘れちゃったのかい?」
こよみ「わかってるよ……ただ、僕が勝手に助かるだけだ」
メメ「そう……君が勝手に助かるだけだ、それでもいいなら話くらいは聞くよ?」
メメ「……どうやら忍ちゃんも出てこないみたいだしさ」
メメ「……」
こよみ「……」
メメ「……」
こよみ「……どうした、忍野?いつもみたいに怪異の説明をしてくれよ」
メメ「阿良々木くん……こいつは僕の手に負えないよ」
こよみ「どういうことだ、忍野?……お前の手に負えないような、そんなとてつもない怪異なんて存在するのか?」
メメ「ああ、いるとも……この件に関しては僕が出来ることなんて何1つとしてないんだよ。それに阿良々木くん」
メメ「これを怪異と呼ぶのなら……それは阿良々木くんしかどうにかすることなんて出来ないと思うけどね」
こよみ「……どういうことだ?」
こよみ「……」
メメ「……」
こよみ「……どうした、忍野?いつもみたいに怪異の説明をしてくれよ」
メメ「阿良々木くん……こいつは僕の手に負えないよ」
こよみ「どういうことだ、忍野?……お前の手に負えないような、そんなとてつもない怪異なんて存在するのか?」
メメ「ああ、いるとも……この件に関しては僕が出来ることなんて何1つとしてないんだよ。それに阿良々木くん」
メメ「これを怪異と呼ぶのなら……それは阿良々木くんしかどうにかすることなんて出来ないと思うけどね」
こよみ「……どういうことだ?」
ちへものめめてののめおめてやこめねののねそちほめとてこらわめのちけこへs:78ぴ々
月に照らされた学習塾跡に独り項垂れる男がいた。ここまで来れば、言わなくてももう誰だかわかるだろう。もちろん、僕だ。
結論から言うと、僕は大馬鹿者だった。
今回の件を他人のせいにし、本来あるはずのないもののせいにし、自分のことはまるで棚に上げていた僕はきっと万死に値するのだろう。
忍野曰く、「怪異と出会ってから急速に人間関係を深めてった阿良々木くんにとっては人間関係は怪異みたいな物だったのかもしれない」、と。
結論から言うと、僕は大馬鹿者だった。
今回の件を他人のせいにし、本来あるはずのないもののせいにし、自分のことはまるで棚に上げていた僕はきっと万死に値するのだろう。
忍野曰く、「怪異と出会ってから急速に人間関係を深めてった阿良々木くんにとっては人間関係は怪異みたいな物だったのかもしれない」、と。
ある日突然非日常の世界に入って
たくさんの女の子とキャッキャウフフだもんなあ
たくさんの女の子とキャッキャウフフだもんなあ
そんな>>215を待っていたのは、荒れ果てた故郷と無人の街であった…
確かに怪異と出会うまでの僕は人間強度が下がるなどと考えるほど人付き合いもなく、あっても家族くらいのものだった。だから、普通の人間なら円滑に運べるであろう些細な出来事も、今回の件のようにこんな大事になったのかもしれない。
僕が羽川への思いを膨らませていった理由も、最近の戦場ヶ原のツンドロ具合にツンドラ時代の戦場ヶ原ほど刺激を感じなくなったことに加え、お気に入りのAV女優が委員長ルックになったDVDを出したことで羽川に投影していたことが起因しているのだと思う。
どうだろうか、普通の人間ならまず彼女とAV女優とを天秤に掛けないだろうし友人とAV女優を重ねることなんて決してないだろう。
そんなことをしてしまったのがこの僕、阿良々木暦だ。
と言うわけで、僕は今御礼参りならぬ御詫び参りを行っている。
僕が羽川への思いを膨らませていった理由も、最近の戦場ヶ原のツンドロ具合にツンドラ時代の戦場ヶ原ほど刺激を感じなくなったことに加え、お気に入りのAV女優が委員長ルックになったDVDを出したことで羽川に投影していたことが起因しているのだと思う。
どうだろうか、普通の人間ならまず彼女とAV女優とを天秤に掛けないだろうし友人とAV女優を重ねることなんて決してないだろう。
そんなことをしてしまったのがこの僕、阿良々木暦だ。
と言うわけで、僕は今御礼参りならぬ御詫び参りを行っている。
ひたぎ「ねえ、阿良々木……いや、奴隷くん」
こよみ「何で言いかけてそんな酷い間違い方した!?原型まるで留めてないじゃないか!?」
ひたぎ「あら、自分の立場覚えてないのかしら?」
こよみ「くっ……すいません、戦場ヶ原ひたぎ様」
ひたぎ「あら、阿良々木くんの脳ってニワトリと同じ作りかと思ってたけどもう少し優秀だったのね」
こよみ「三歩歩いたくらいじゃ流石に忘れないよ!?」
ひたぎ「ほら、やっぱり忘れてるじゃない……自分の立場」
こよみ「うう……すいません、戦場ヶ原ひたぎ様」
ひたぎ「全く、これは日常生活を送る上で支障が出るレベルね」
ひたぎ「大丈夫よ阿良々木くん、私が一生一緒にいてあげるから」
こよみ「一生こんな生活嫌だあああああ!!」
『阿良々木暦の人間関係』 end
こよみ「何で言いかけてそんな酷い間違い方した!?原型まるで留めてないじゃないか!?」
ひたぎ「あら、自分の立場覚えてないのかしら?」
こよみ「くっ……すいません、戦場ヶ原ひたぎ様」
ひたぎ「あら、阿良々木くんの脳ってニワトリと同じ作りかと思ってたけどもう少し優秀だったのね」
こよみ「三歩歩いたくらいじゃ流石に忘れないよ!?」
ひたぎ「ほら、やっぱり忘れてるじゃない……自分の立場」
こよみ「うう……すいません、戦場ヶ原ひたぎ様」
ひたぎ「全く、これは日常生活を送る上で支障が出るレベルね」
ひたぎ「大丈夫よ阿良々木くん、私が一生一緒にいてあげるから」
こよみ「一生こんな生活嫌だあああああ!!」
『阿良々木暦の人間関係』 end
ちょうど時間が空いたから久々にSS書いてみたらこれだよ、誤字だったり意味間違えて使ってたり投下間隔長かったりですいません
早く零崎の最新刊読みたいですね
読み手に戻るんで後は見守ってます
早く零崎の最新刊読みたいですね
読み手に戻るんで後は見守ってます
つばさ「あ、阿良々木くん。私の『つばさキャット』がついに出るらしいよ」
こよみ「そうみたいだな」
つばさ「私が動いたりするのが見えるんだ、楽しみ~」
こよみ「でも羽川、お前が活躍する下巻は延期だぞ」
つばさ「…」
こよみ「そうみたいだな」
つばさ「私が動いたりするのが見えるんだ、楽しみ~」
こよみ「でも羽川、お前が活躍する下巻は延期だぞ」
つばさ「…」
乙
まよいキョンシーとつばさファミリーを待ってる
人識のは4冊同時ってどうなんだよおい……
まよいキョンシーとつばさファミリーを待ってる
人識のは4冊同時ってどうなんだよおい……
戦場ヶ原ひたぎについて、僕が以前色々とあげたそのパーソナルや
アビリティ、その他数多のオプションや属性は意味を成さない。
というのも戦場ヶ原はとある一件を境にぱったりと別人の如く
びっくりする程のキャラチェンジを果たしてしまったからだ。
いつだったか羽川が「いめちぇん」と称した髪型等の変更、
あれはあれでクラスが転覆しかねない程の変貌であったが。
しかし戦場ヶ原のキャラチェンジはそれを更に上回る。
基本的に同様の行動を連続で行うと後続の方が
インパクトというかパンチに欠けてしまうのが当然の理だ。
それは当然前回ので一定のハードルができてしまい、
驚くという行為に対しても免疫が現れてしまうからだ。
だというのに、戦場ヶ原のキャラチェンジというか、
属性の総とっかえを行った時の反応はやばかった。
クラスが転覆しかねないなんてものじゃない、
転覆して海の中に沈んだ後、もう一度その勢いのまま起き上がったら
いつの間にか別の場所に転移してたみたいな混乱に陥った程だ。
――いや、この説明もぶっちゃけよくわからない、
あの時の爆発テロみたいな事態に僕自身ついていけてなかったのだ。
ついて行けなかったというか、
もはやついて行きたくなかったというか、
ただただ認めたくなかったというか。そんな感じ。
お前、誰だよ? みたいな。
双子の姉妹が居たのかよ? みたいな。
個人的にその有様というか惨状はあまり語りたくはない、
語ってどうこうという話じゃないし
彼女の事をまるでくるくるパーみたいに評するのも躊躇われるからだ。
……ん? いま僕は間接的にくるくるパーになってしまったことを口外してしまった?
まぁいい、兎にも角にも、僕が言いたいのは彼女が変わってしまったという事だ。
劇的に。
いや、むしろ悲劇的に。
不吉の塊に評されたようにつまらないとは思わない、
普通になったことを“なってしまった”なんて悲観的に表現したりもしない。
ただ、気づいてしまっただけなのだ。
一時はよかったと、それでいいんだと、おめでとうと、言えたとしても。
そこに存在する不和に、不調に、不備に、不当に。
この話の結末をいつぞやのように先んじて言ってしまうならば、
結局のところただの痴話喧嘩のような物だろう。
怪異は生じず、怪奇は存在しない、
ただの僕と戦場ヶ原に芽生えた一抹の“普通”。
それが拗れに拗れたただの喧嘩。
これを僕が語る事に意味はない、
一種の自慰行為、自傷行為、そういう類。
きっと、そういうお話。
002.
僕は悩んでいた。
自分の部屋、自分のベッドに腰掛けながら
頭を両腕で抱えるという典型的なポーズを保ちながら
もうかれこれ一時間ほど悩み続けている。
時刻は二十三時、そろそろ日付が変わる時間帯である。
カーテンの外は当然暗く、ほとんどの家の窓から明かりが消えている。
妹達は明日も学校という事もあり既に布団に潜っているし、
両親も同様だろうと思う。流石にそれ以外の可能性は考えたくない。
「って言うかどうでもいいんだよそんなこと!」
危うく両親の見たら幼心にトラウマとなる出来事トップ3を
頭に巡らせてしまうところを大声で叫ぶという
時間を鑑みない行動でキャンセルする。
悩んでいること。
それはあと二週間に迫った大学の受験のこと、
如いては戦場ヶ原の事だ
なにも成績がやばいとか、
Dランク判定を貰ったとか、
そういう類の悩みじゃない。
もし仮にそうだとしたら悩むより先に机に向かうという話だ。
なのでそうじゃない、そうではないのだ。
そうだとしたら如何ほど話が楽なことか。
「あー、どうしよう……」
むしろその逆、逆なのだ。
恐ろしいほどに脳の回転が口車にしか使われてない野朗と
変な定評のある僕が、なんと言う事かのA判定。
合格率90%という素晴らしい数値が横に添えられた判定を頂いた。
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