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    元スレルパン「なぁ次元、デスノートって知ってるか?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - クロスオーバー + - デスノート + - ルパン + - ルパン三世 + - 未完 + - 禁書目録 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    《1》
    「デスノート?な~んだよそれ?」

    「”死のノート”・・・そこに名前を書かれたものは死ぬ」

    「な~んだよ、おっかねえなぁ。長生きできるってんならともかく殺しのノートなんてなぁ。
    そんなことよりおれは不二子ちゃんとベットの上で死にたいな~んっちってっウヒョヒョ~!!」

    そう言うやいなや空中で服を脱ぎながらベットの不二子に襲い掛かる彼は
    空中で不二子の秘密道具パンチングガンで撃墜されてしまった。

    「ルパン、わたしどうしてもデスノートが欲しいの。このノートには莫大な値がつくと思わない?国だって買えるような」

    彼・・・ルパン三世は顎を擦りながら起き上がった。不二子は両手を祈るように組み空中を見つめたまま続ける。
    きっと彼女の視線の先には巨万の時が輝いているのだろう。

    「名前を書かれただけで死ぬノート。核兵器より効果的でクリーンな究極の兵器よ。きっとどこの国だって欲しがるわたとえいくら積んででもね」

    「なぁ、不二子お前それ本気で言ってるのかぁ?・・・・名前を書かれたら死ぬノート?そんな馬鹿げた話をよお」

    「ルパン、しばらく仕事しないうちに勉強不足になったんじゃないの?わたしがなんの根拠もなく無駄な苦労をしたことあったかしら?」

    202 :

    203 = 201 :

    なんでぇ、いつもいつも盗むのはおれじゃね~かよ」

    「いい?ルパン。わたしのために手に入れて。”デスノート”を」

    そういいながら身体からシーツを剥ぎ取り立ち上がる不二子。いつの間にかライダースーツに身を包んでいる。
    不二子が扉を開けてでていく、ホンダのエンジン音が轟くアジトにルパンはひとり取り残された。
    ルパンも不二子のように空中を見上げてみたが、彼の目には弱弱しい白熱灯の裸電球しか映らなかった。

    「デスノート・・・ねぇ」

    《2》

    「・・・つーわけでだ、次元。どーしてもデスノートっての手に入れなきゃならねーってわけだ」

    ミラノの街中を白いフィアットが緩やかに走っていた。ハンドルをきりながらルパンはご機嫌だった。

    「はん!・・・まったく馬鹿馬鹿しい」

     助手席に座る次元は不愉快極まりない、という顔をしてタバコに火を点けた。
    彼の不機嫌は死のノートという馬鹿馬鹿しい話のせいか不二子という名前が出てきたからかあるいはその両方だった。

    「もちろん、おれだって次々と犯罪者が天国に召されてるのはしってるが、それがノートによる殺人だってのかよ。
    おらぁてっきり天罰ってやつだと思ってたぜ」

    「天国に召されてる?まさかぁ次元ちゃん。おれたち悪党がいきつく先は地獄の一丁目って相場がきまってらぁな」

    204 = 201 :

    「天国地獄はどうだっていいんだ。そのノート、死のノートの信憑性が疑わしい」

    「それがよ、すこーしばかり前ICPOの各国捜査会議で犯罪者連続死についてちょっとした動きがあったらしくてなぁ」

    「ICPO・・・?嫌~な顔を思い出しちまったぜ」

    次元はこの世の終わりだ、とでも言いたげな顔をしてタバコを車外に吐き捨てた。

    「おれも不二子から話聞いていろいろ調べたんだがなぁ、このノートによる殺人。犯人はネット上やマスコミの間では
    ”KIRA”って呼ばれてるんだ」

    「そのキラってのがノートの持ち主だってのか?どこにいるんだ?」

    「それがまったくアイドントノ~・・・」

    「話にならねぇな」

    「まーまー・・・こういうときは持つべきものは友よ」

    《3》

     ルパンは携帯を取り出すとどこかにダイヤルした。ルパンは重要な番号は携帯にメモリーせずすべて頭の中に記憶している。
    次元はルパンが手押しで電話をかけるのを見て相手が誰なのか少し気になった。

    「もしも~し、こちらルパ~ン三世。久しぶりだな、ワタリ」

    『お久しぶりです。ルパン様』

    「ちょ~っと”L”と話がしたいんだけどもな」

    205 = 201 :

    では認証IDを』

    「XDKJY654863D」

    「おい、ルパンどこに電話してんだ?」

    「まぁまぁ次元、ちょい待ち。ニヒヒ」

    『Lです。お久しぶりですルパンさん』

    「よぉ~L、元気だったか?はねっかえりのウエディは元気か?」

    『はい、元気です。でも私、いま凄く忙しいです』

     Lと呼ばれた声の主は明らかに電話をきりたがっていた。
    いつもの彼ならルパン三世の逮捕は全力で取り組むべき課題であり念願でもあったが今回ばかりは事情が違っていた。

    「なんでぇー、せっかくおれの方から電話してやってきてやったっていうのによぉ」

     Lの思考はフルスピードで回転しながら、それでもルパンにそれを悟られぬように言葉を選んだ。

    (このタイミングでルパンからの電話・・・)

    《4》

    (偶然なはずはない。こちらにある火口のノートが目的か・・・)

    206 :

    おもしろい

    207 = 201 :

    『失礼しました。では用件を手短に聞きますので要約して喋ってください』

    「手短ってのは苦手なんだけどね、ぼくちゃんイヒヒ・・・」

     Lがルパンを侮っていないように、ルパンもLを侮ってはいなかった。

    「いやなにちょっくらデスノートってのを手に入れたくてさ、連絡したわけなんだけどもな~」

    『デスノート・・・?なんですかそれは』

     Lは親指の爪を噛みながら苦虫を噛み潰したような顔で、死ぬほど甘いコーヒーをかき混ぜた。

    (ルパンはなぜかノートの存在を知っている。ウエディのルートか・・・いやそれより・・・リパンは私からノートを奪う、とは言わなかった。
    ノートの存在は知っているがどこにあるかはまだつかんでいないんだ)

    「あら~?Lちゃん知らないの~?おっくれてる~名前書かれるとそいつが死んじゃうっていうおっかねーノートだよ」

    『いえ、皆目・・です』

    (火口のノートの存在・・・ここにあるということは知られていない。しかしルパンに狙われたらこの本部のセキッリティをもってしてもかなりの確立で盗まれる・・・)

    「そっかぁ、キラ捜査してるから知ってるかと思ったんだがなぁ、ああテレビの対決見たぜぇ録画だけどもなぁ」

    『キラがそのノートを持っているならいずれ私が手に入れることになるかもしれませんね。ルパン、話せて光栄ですし楽しかったのですが私忙しいのでもうきります』

    208 :

    明日は弥海砂の誕生日ですよ!

    209 = 117 :

    おもしろいな

    210 = 201 :

    Lは通話を切った。

    「竜崎、いまの通話は・・・?」

    「・・・すこし時間をくれますかライト君」

    「ああ・・・」

     ライトと呼ばれた青年は肩をすくめて自分の前にあるモニターに目を移しなにやら作業を開始した。きっと彼はLのこういう態度に慣れているのだろう。
    Lはじっとコーヒーをかき混ぜ波紋を眺めながら考えた。

    (ノートはもう一冊ある・・・キラとの戦いはまだ終わっていない。このタイミングでルパンを相手にするのはさすがに難しい)

    Lは目の前のボタンを押した。

    「ワタリ、ニアを・・・いやニアとメロを日本に呼べ」

    『了解しましたL』

    「それからライト君、全員に話しておかないといけないことがあります。キラ並みにやっかいな問題がおきました」

    「キラ並みにやっかいな問題・・?なんだそれは・・・まあ、ともかく全員をここに呼ぼう」

     2時間後キラ事件捜査員たち、アイバーとウエディを含めて全員が集合した。

    「時間があまりないので手短に話します。このノートをルパン三世が狙っています」

    「なに・・・?」「ルパン三世ってあのルパン三世ですか竜崎!?」

     捜査員全員に衝撃が走った。

    211 = 119 :

    なんかおかしいと思ったら別人か
    元々はL死んだ設定だもんな

    212 :

    銭型のとっつぁんっていつもルパンにしてやられてるイメージあるけど
    実は滅茶苦茶優秀なんだよな、ルパン一味の誰でもタイマンだと分が悪いとか
    なんか警備してた美術品を過って壊してしまって、ルパンに相談するためとあっさり捕まえたこともあったような

    213 = 115 :

    見てるよ 続きwktk

    214 :

    こっちも期待

    215 = 201 :

    《5》

    「ルパンは有名人なので私が説明する必要もないかもしれませんが、ルパンは盗む、といったら必ず盗む大泥棒です」

    「言われなくても当然知っているよ竜崎」

     ライトはため息をつきながら首を振った。

    「ここのセキュリティを上げます。申し訳ないですがしばらくの間みなさんにはここを出ないでいただきたい」

    「えっ?竜崎それはつまり・・・」

     少しだらしない髪型の若い捜査員が動揺する。

    「もちろんライト君もです。舌の根も乾かない内で申し訳ありませんが弥と会うのはもう少し後になります」

    (クッ・・・やられた・・・)

    「なぜだ竜崎、ここで捜査するのはかまわないが、出入りを禁じてどれほどセキュリティがあがるって言うんだ?それよりいっそノートはどこか別の場所に・・」

    「出入りを禁止するのはルパンが変装の名人だからです。まさか弥に変装できるとは思いませんが例外は無しです」

    (クッ・・・ルパンめ。このまま美砂と会えればお前を葬ってやったのに・・・竜崎に美砂と会わないための大義名分ができてしまった)

     誰にも見られない位置でライトは歯軋りをしたがすぐに口角を上げて死神の様な笑みを浮かべた。

    (同じことだ竜崎、お前は必ず美砂を逮捕しようとする。お前を始末するのはレム・・・だがしかし・・・たったひとつのイレギュラー・・・ルパン。こいつだけが・・・)

    216 :

    美砂→海砂

    217 = 125 :

    >>214
    いや、お前丸投げするなよ?www

    218 = 125 :

    安価ミスった
    >>213だな

    220 = 201 :

    《6》

    (日本の関東で行われたLのテレビ中継。Lはキラが日本の関東にいると踏んでるみてえだなぁ・・・)

     アジトの地下室で質素な肘掛け椅子でモニターを眺めながらルパンはPCと格闘していた。
    ハッキングしてLとの会話に使われた衛星を割り出して大まかな位置でも算出できないかと思ったのだがさすがにLはセキュリティの高い回線をつかっているようだ。

    「やっぱこーゆーのはおれの性にあわねーんだよなぁ、とりあえず行ってみるかな東京に。五右衛門は今日本だっけ?」

     次元は愛用のマグナムを磨いている。磨きすぎてなくなるんじゃないか、とルパンが軽口を叩くが次元は無視してコンバットマグナムを磨き続ける。

    「しかしなルパン。なんの当てもなく日本の関東にいったってしょうがないだろう」

    「当てはなくもないのよ次元ちゃん。いいか、これを見てくれ」

     ルパンはノートパソコンの画面を次元に見せる。

    「これが今の東京都のいまの上空からの写真だ」「これがどうした?」

    「まあ、あせりなさんな。これにちょっと前のグリッドパターンを重ねると・・・ほら、このどでかいビルがすんげー短い期間で建ってるんだなぁ」

    「手抜き工事かな。耐震とか大丈夫かな」

    「いやそんなアネハ~な問題じゃなくてね・・・いいか次元スーパーコンピューターってのはすげー電力と大きさが必要で、かつLの捜査本部ならある程度のセキュリティも必要になってくるんだ。捜査員なんかもあんま出入りはげしいとノーリツ悪いしね」

    「つまりこれがそのLってやつの捜査本部だってのか。ここにあるのか?そのノートが」

    「そりゃ行って見なきゃわかんね~なぁ。ウヒョヒョヒョヒョ~」

    221 = 201 :

    >>219
    えっ・・そんなひどいよ;;

    222 :

    >>221 いいから君は早く書く作業に戻るんだ

    223 :

    >>219 もちろん君も書く作業に戻るんだ

    224 :

    《7》

    夜神月は考える。
    (ノートをルパンに盗られて困ることはないかもしれないが・・・)

    ライトはルパンという男について考える。ルパンは世界に名を馳せた大泥棒だがライトには悪人とは思えなかった。
    義賊という言葉があるならその言葉はルパン一味にこそうってつけの言葉ではないだろうか。
    ライトがキラとして裁く犯罪組織の中でも、メンバーや組織自体が謎でライトが手が出せないような者たちをもくルパンたちは壊滅させてきた。
    一般市民の支持も厚い。ライトはキラとしてルパンを裁かなかったのは単純にルパンの本名がわからなかったということもあるが、悪人とはみなしていなかったからだ。

    (しかし・・・今回はノートがかかっている・・・先にLが始末できていれば捜査本部もろとも消してノートをルパンに奪われるようなことはなかっただろうが・・・場合によってはルパンを消さなければならない・・・)

    Lは考える。
    (ウエディはここのセキュリティを簡単にくぐって見せた。ウエディの尊敬するルパンはここにノートがあればあっさり奪ってみせるだろう・・・)

    ノートは捜査本部の者にも秘密にどこか別の場所に移すべきだ。偽のノートが必要になるが数日あればワタリが用意してくれるはずだ・・・
    それまでは科学的な分析にまわすなどといって持ち出す。強引な手段だしキラ捜査は確実に遅れる。
    しかしこれで今まで裁かれなかったルパンが死ぬようなことがあればこのビルの出入りを禁止したことが功を奏して夜神月がキラであることが誰の目にも明らかになる・・・

    次元は考える。

    「おい、ルパン。このポンコツで日本までちゃんと行けるのか?」

    目の前には骨董品のようなプロペラ機が不規則なエンジン音を轟かせている。

    「あたりめーだろ~?スピードだけは結構でるんだ。ほれ、早くのれってじげ~ん」

    226 :

    支援
    どっちもおもしろいよ

    228 = 224 :

    《8》
     松田と呼ばれる男はは腕を組んでなにがなにやらという顔をしている。いろいろ考えているのかもしれなかったが、誰もどうした松田?と言ってこないところを見るとそれほど多くを望まれる人物ではないのかもしれない。

    「ねえ竜崎、ルパンのほうは放っておいても問題ないんじゃありませんか?だってルパンはこの捜査本部もノートの在り処もわからないんだし」

    「いえ、この本部は見つかります。いや、きっともう目処はついていてこっちに向かっているでしょう」

    「どうしてそう思うんですか?」

    「私だったらもう見つけているからです」

    「竜崎が見つけられるからルパンも見つけられるっていうのも・・・」

    「いやそれは違うぞ松田」

    オールバックの精悍な初老が口をひらいた。

    「相手を見くびった希望的観測でキラ事件に望むわけにはいかない。万が一にも我々は負けられないのだからな。しかも相手は世界一の大泥棒だ」

    「そうですね・・・すいません局長」

    「しかしルパン対策なら心強い味方がここに加わることになったぞ。ICPOから派遣されてきた銭形警部だ」

     エレベータの奥からトレンチコートに身を包んだ銭形、と呼ばれる男が現れた。

    「なかなか厳重な警備ですが、それでもちと不安ですな」

     フロアをぐるりと見渡しながら銭形は言った。

    「おっと失礼。申し送れました、わたくしICPOの銭形と申します」

    229 = 224 :

    《9》
    「銭形警部はここのセキュリティが甘いとおっしゃるんですか?」

    「はい夜神局長。ルパンなら昼寝をしながらこのフロアに侵入してくるでしょう。かといって昼間来るという意味ではないですよ、ガハハ!・・・ハッ・・・?おほん失礼」

     ウエディが聞き捨てならないという顔で反論する。

    「確かに以前はここのセキュリティに穴はあった。でも私がそれを潰したわ。ここまで来るのはあのルパンでも難しいとおもうわよ」

    「ちゃんと下から攻めてくるとは限らん。例えば空からの進入にはどういうセキッュリティがされているのかね」

    「そ・・空?」

     その瞬間ワタリから通信が入った。

    「L、屋上のヘリポートにプロペラ機が不時着しました」

    「竜崎!!」「ルパンがきたあああ!?」

     大混乱する一同を尻目に竜崎は冷静な表情を崩さなかった。

    「5番モニターに映像を」

     映像からはヘリポートに押し寄せる警備の姿と銃撃音が確認できた。

    「夜神局長、ここは危険だ。早くノートを持って下へ!」

    「む・・竜崎、ノートを金庫から出すぞ!!」

    「待ってください」

    230 :

    こう言うのを乗っ取りと言うんじゃないのか?

    233 :

    >>232
    こらwwwwwwちゃんと書けwwwwwwwwwww

    234 :

    >>231
    おい、寝るなよwwwwwwwwwww書けwwwwwwww

    239 = 222 :

    起きた ほすほす

    240 :

    寝てない ほすほす

    242 = 224 :

    《10》
    「ルパンさん、初めまして。Lです」

     一同の頭にクエスチョンマークが点滅する中、一拍間を置いてククク・・・と銭形が笑った。

    「な~んだ、気づいちゃってたのか、いいのか?LがLですなんて自己紹介しちゃって、ヌフフ・・・」

     ルパンはシャツの襟元から銭形のマスクを剥がすと素顔をさらした。

    「お前がLかぁ~・・・なんだ案外ガキだなウフフ」

     一同が動揺し一歩後ずさりする中、ルパンは懐から拳銃を抜いて竜崎に向けた。

    「ここの皆さんに習って竜崎、と呼んだほうがいいのかな?竜崎ノートをこっちに渡してもらおうか」

    (こいつがルパン三世・・・)

     ライトはすこし混乱し携帯電話でルパンの顔写真を撮ろうと思いポケットの携帯をそっと握りしてた。
    いや、駄目だ。ここでルパンの写真を撮るなど僕がキラだと言っているようなものだ。
    その瞬間ルパンのワルサーの銃口はライトの眉間にピタリと向いて止まった。

    「おい少年、妙な真似はするなよ。おじさんは怖~い大泥棒なんだぜ」

     ライトはゆっくり手を上げて、代わりに喋り始めた。

    「ルパンさん、聞いてください」

    243 :

    「僕童貞なんです」

    244 = 224 :

    《11》
     ライトはルパンという大泥棒の人格にかけてみた。しかしアニメ化もされた大泥棒だが本物がどこまでアニメのルパンと同じく情に厚く正義の大泥棒なのかはわからなかった。しかしここでノートがルパンの手に落ちるのはやはり避けるべきと思った。

    「確かに・・・ここに一冊ノートはあります。しかしルパン、泥棒にこういうのもなんだが持っていかないでほしい」

    「そーいわれてもなぁ、少年。おじさん約束は守る男なもんでなぁ。約束しちゃったんだよねぇ」

    「ルパン、聞いてくれ・・・」
     
     ライトはルパンに話し始めた。第二のキラというもうひとりのキラの存在。火口はキラでない可能性が高いこと。捜査はまだ終わっておらずこのノートは死神のノートでキラを捜査する上で重要な手がかりであること。

    「・・・というわけなんだ。ルパン・・・世界中の人のためにも盗むのはもう少し待っていて欲しい」

    「そりゃあ、キラを捕まえたらど~ぞ持って行ってください?って意味かなライト君?」

    「そうは言わない。事件が解決すればノートは日本警察が安全に保管するだろう・・・だがルパン、あなただってこんなキラによる殺人のある世界を望んではいないはずだ」

    「まぁ~どっちかというとおれもキラに殺されちゃうクチのタイプだからなぁ、ヌフフ」

     黙って二人の話を聞いていた竜崎がルパンに語りかけた。

    「ルパンさん、屋上でのあなたのお仲間の威嚇射撃をやめていただきたい。警備のものには手をださせませんし、ここは日本で目立ちすぎです」

    「そうかぁ?目立つってなにが?・・・まあいいや、おい、次元もういいぞ降りてきてくれ」

     ルパンはコートに隠されているインカムで仲間の次元と通話しているらしい。

    「分かった、だが下は今どうなってるんだ?ノートは手にいれたのか?」

    「いーから降りてこいって。ここは日本なんだ、あんまり目立つなよなあ」

    248 = 243 :

    おもしろい・・・

    249 :

    皆考える事は同じなんだな・・・・・・
    別の考え直そう

    250 :

    おもしろいな
    ルパンとデスノートの主要キャラがほぼ出てきてるし、
    口調と展開にも違和感がない


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