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    元スレ弟 「……お姉ちゃんを甘やかすだけの簡単なお仕事です?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×13
    タグ : - ×2+ - + - グラップラー・バキ + - ハルヒ + - ブラコン + - ヤンデレ + - ラブ + - ラブコメ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    試験は未だだがレポートはあるのである

    102 = 99 :

    >>101
    ようやく帰ってきたのか・・・?

    103 :

    暇だな、1が戻るまで訳の判らん謎ssでスレを汚すか?

    104 = 56 :

    ほす

    105 = 1 :

    ちくっと待ってね
    意外と綺麗にまとめたつもりになってたから全然先を考えてなかった

    107 = 56 :

    >>105に期待ほす

    108 = 1 :

    「止めて!? 燃やさないで!!」

    「んー? あー、ハイハイ…」

    「だから止めてって! 後ろからハンマー近づいてるって! 超ヤバイから!?」

    「あー、…そう言えば今日の晩御飯何食べたい?」

    「本当どうでも良いからPKファイヤーやめ…チックショオオオ!!!」

    「昨日の鍋で冷蔵庫の中を一掃したから今日のメニューは何でも良いのです」

    「……そんな事よりお姉ちゃんに優しい弟が欲しい」

    「……あー、これ以上は流石に俺には無理だわ。ごめんな」

    109 :

    支援しとくぜ。

    110 = 1 :

    「そもそも! わが社の被雇用者たる君が、雇用者たる私への接待プレーも出来ないとはどう言うことか! どう言うことか!」

    「…手を抜いたら抜いたで『馬鹿にすんなー!?』とか言って怒るくせに」
    「当たり前です! 接待麻雀でも然り気無く相手を持ち上げ、負けて損した以上に営業利益に加算させねばなりません!」

    「大人って難しいね」

    「難しいのです。わざと負けたとわかろうものなら場が白けて取引先との関係も台無しです」

    「…御無礼、ロンです」

    「本当に御無礼だよ!! お姉ちゃんは痛く傷ついたので晩御飯はハンバーグが良いです!」

    111 = 103 :

    どうでもいいけどロンと論ってにてね?

    113 = 41 :

    支援させていただく

    114 = 1 :

    「うん。やはり弟の作るハンバーグは美味しいのです」

    「そりゃ、どうも」

    「シェフを呼べ! 超美味しいです!!」

    「俺がシェフだよ」

    「……弟の手についた汗やら青春の情動やらで若干ほろ苦いです。美味しいです」

    「ちゃんと手は洗ってるから。苦いのは少し焦げただけだから」

    「…あっ、ちなみにここで言う青春の情動ってのは」

    「言わんでよろしい。食事中だバカヤロー」

    115 = 1 :

    「もう何か俺は駄目かもしれんね」

    「今さら何を言ってるの。大丈夫だった例がないじゃん」

    「………」

    「良いけど、朝から見てる方の気が滅入りそうな顔はやめて欲しいかな」

    「………」

    「……? どうかした? 弟に顔を見つめられると不整脈になりそうなんだけど?」

    「……最近あちこちでいじめが頻発してる気がする」

    「……?」

    「………」

    「…えーっと、今日もクラスは仲良く平和な一日でした、まる…っと」

    「朝から今日の分の学級日誌を書くな。あと真実を記せ。帰りの会の議題にすんぞ畜生」

    118 = 1 :

    「……心労やらなんやらでPTSDになりそうだ、と?」

    「……ああ。だが、もし俺が精神疾患で入院したら三割位はお前の責任だと思ってくれて構わない」

    「……!? 弟がそんなになるまで私に焦がれていたなんて…」

    「……素晴らしく都合の良い脳みそしてんな、おい」

    「……何? 違うの?」

    「違わないわけがない! …ってアタタ!? 足踏まないで! 足の甲は人間は鍛えられないっす!」

    120 = 1 :

    『…のんでぇ~のんでぇ~のまれてぇ~のんでぇ~♪』

    『…えらくご機嫌だけど、そんな時にその曲をうら若き女性が口ずさむのは何かがおかしい』

    『んっふっふー♪』

    『まぁ、良いけど… 何書いてんの?』

    『ひ・み・つ』

    『ろくな予感がしないから俺も知りたくないから別に良いや…』

    『…そしてぇ~弟はぁ~静かに眠るのでしょお~♪』

    『……俺はまだ未成年だぜ?』

    122 = 1 :

    「…で表紙にしっかり『閻魔帳(ハート)』って書いてあったと」

    「ああ… ラメで綺麗に加工までしてあった…」

    「……そう」

    「あれはわざと落としたに違いない…」

    「…お姉さんって弟の嫌がることに常に全力投球するよね」

    「…ああ。やたら敏感に気付くし、その為に決して労を惜しまない…」

    「本当に活き活きと目を輝かせるもんね…」

    123 :

    いいぞもっとやれ

    124 :

    時給3チュッってことは17時間労働で51チュッ=1帰りたくないの+1チュッ
    つまり6時間睡眠と1時間の報酬タイム以外は一日じゅう姉のものだということか
    週末は大変ですね

    125 = 1 :

    「もう週末までにあの謎のポイントがどれくらい貯まっているのか検討もつかない…」

    「ポイントの基準すらよくわからないしね…」

    「あの会社、ブラックだから会計監査とか無いんです…」

    「収支報告書も虚偽記載かどうかすらわからない…」

    「すべては藪の中…」

    「健全さの欠片もない企業体質だね…」

    126 = 1 :

    ちくっと外れます

    129 = 1 :

    「だから、もう週末を思うと夜も眠れない…」

    「…それであんな不景気な顔してたんだ?」

    「…重いと思って目が覚めたら、姉ちゃんが上に覆い被さってる夢をみるくらい眠れない」

    「…いや、しっかり寝てるじゃん。夢の中ですら寝てるじゃん。寝過ぎなくらいだよ」

    「もう一人で歩いてても足音が二人分聞こえる気がするもん…」

    「…どこの雛見沢? 頭に寄生虫が居るんじゃないの?」

    「…後ろを振り替えると姉ちゃんが電柱に隠れた気がして」

    「…あっ、そっち? それはまず間違いなく居るよ? 寄生虫じゃなくて後ろにお姉さんが居るよ?」

    130 :

    おー戻ってきた

    131 :

    おかえりー
    支援

    132 = 1 :

    「あっ、だったらさ… そんなに悩んでるならさ…」

    「……ん、何?」

    「えっと… 週末うちに遊びに来れば良いんじゃない? あの… 泊まりで…?」

    「…泊まり!? いや、でも…」

    「ほら、昔はよくそうやってたしさ? …ね? うちのお母さんも最近は弟が顔を見せないって嘆いてたし!」

    133 = 1 :

    「えっと…」

    「…ね?」

    「……いや、やっぱり遠慮しとく。急にお邪魔しても悪いし」

    「それは大丈夫だよ。お母さんとか『もっと弟を連れてきなさい』って言ってる位だし」

    「…うん、ありがとう。でも、ゴメン。今のは建前だ。実際はポイントの積み立てが二週間になるのが怖い…」

    「……確かに」

    「…そして何より逃げることで姉ちゃんの不興を買うのが怖い…後でどんな仕返しがあるかわからない…」

    135 :

    シェーンよりも早く支援

    136 :

    「……それは言えてるかも」

    「…だろ? だから折角の申し出だけど断るよ。ありがとな?」

    「……それは別に良いんだけど」

    「……けど?」

    「…それって何て言うか、弟って奴隷体質みたいな所あるよね?」

    「……言うな。自覚はあるんだ。でも世の中の弟なんてきっとこんなもんだ…」

    「…世知辛いね」

    「…世知辛いんです」

    137 = 136 :

    「……月日は光陰矢のごとしと申しまして」

    「…一日千秋ってまさにこの事だと思うのですよ」

    「一生来るなと思う日ほどそれに至る時間の流れは速くて」

    「楽しみ待ち焦がれる日ほど時は遅々として進まず」

    「時計を見てはいっそのこと止まってしまえと溜め息をつき」

    「時計を見ては秒針の止まっているような遅さに溜め息をつき」

    「……そして、もうやって来てしまったのだ」

    「……でも、ついにやって来たのです」

    ・弟 「「金曜の放課後が」」

    139 = 136 :

    「……さーて、今日は何の日気になる日」

    「…名前も知らない日ですから」

    「何とも素敵な日になるでしょう」

    「………」

    「…何とも素敵な花も咲くでしょう?」

    「………」

    「………」

    「…あの木を切り倒してしまいたい」

    141 = 136 :

    「さて! 弟、今日は何の日でしょう!」

    「……知らん」

    「ヒントは弟にとってすっごく嬉しい日です!」

    「そうだ!今日はラピュタの日だ!」

    「そうです! 今日は弟の初めての報酬が貰える日です!」

    「………」

    「この一週間頑張ってきた弟へのご褒美です。土日を使って甘受して下さい」

    「バルス! バルス! 今日という日よ無くなってしまえ!」

    143 = 136 :

    「ゆとり教育の馬鹿! 子供に週休二日与えても堕落するだけ! 即刻土曜開講すべき!」

    「…あれは子供の都合じゃなくて教員の都合だから仕方ないね」

    「馬鹿! 働け公務員! 税金払わないぞ!」

    「弟はまだ自分で納税してないでしょ?」

    「うわぁ、堪忍だぁ、堪忍だ! 許してくんろ!」

    144 = 136 :

    「いや、そんな踞るほど喜んでいただけてこちらとしても幸いです」

    「違えよ。土下座だよ。ジャパニーズ土下座だよ。低頭平身して沙汰止みを願ってんだよ」

    「何を卑屈な。今週の弟の働きは素晴らしかったですよ。面をお上げなさい」

    「……そう思うならもう少し報い方ってあると思うんだよ、俺は」

    「ですので今週は何と『435姉チュッ』も貯まっています。よく頑張りました」

    「意義あり! 意義あり! 不正記載されています! 数値が明らかにおかしいです! 早急に監査を要求します!」

    「請求を却下します。」

    146 :

    なるほど

    147 = 136 :

    「おかしいです! 不正です」

    「不正はなかった」

    「不正だよ! 不当裁判だよ! 審理のやり直しを請求します!」

    「あっ、ちなみにこれは『8姉今日は帰りたくないの…』と『7姉チュウ』に変換されます」

    「人の話を聞けよ!? あと、どんだけ帰りたくないんだよ! 帰れよマジで!!」

    「では、報酬の受け取りとなります。一週間お疲れ様でした」

    「…えっ? ちょっ? 離して? ヤバイって! …って、姉ちゃん細いのに本当に力強いな!!」

    「……はいはい暴れないで」

    「誰か!? 誰か助けて!!」

    149 :

    すばらしい


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