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元スレサーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」
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レスフィルター : (試験中)
「seventh mist」はその名の通り第七学区にあるごく普通の洋服屋である。
普通といってもそこは学園都市。小さい子供から一般的な学生。常盤台のお嬢様まで。
幅広い層をカバーするために品揃えは豊富であり、ビル丸まる一つが洋服のためだけに使われている。
サーシャは普段の二割増しくらいのスピードで店内を闊歩し目移りのお手本のようにきょろきょろきょろきょろ。
当然ながら、サーシャのファッションはここでも目を引き、好奇の目にさらされるサーシャを適度に庇いつつ上条当麻も後をついて歩く。
その様は普段はわがままを言わない娘のわがままに困りつつもちょっと喜んでいる馬鹿親のよう。
「ちょっ……サーシャ。ストップ! ストッープ!」
何とか左手で右手を捕まえる。
「第一の質問ですが、何か?」
「うぉお。質問数がリセットされたな。それはあれか? 場所が変わるとリセットされるとかいう――」
「第一の質問をもう一度。何か?」
「カレーにスルーですねーっ!! 嬉しいのは何となくわかったから。とりあえず地図を見よう。なっ!
そっちは多分、男性は侵入してはいけないデルタ地帯な気がするのです」
普通といってもそこは学園都市。小さい子供から一般的な学生。常盤台のお嬢様まで。
幅広い層をカバーするために品揃えは豊富であり、ビル丸まる一つが洋服のためだけに使われている。
サーシャは普段の二割増しくらいのスピードで店内を闊歩し目移りのお手本のようにきょろきょろきょろきょろ。
当然ながら、サーシャのファッションはここでも目を引き、好奇の目にさらされるサーシャを適度に庇いつつ上条当麻も後をついて歩く。
その様は普段はわがままを言わない娘のわがままに困りつつもちょっと喜んでいる馬鹿親のよう。
「ちょっ……サーシャ。ストップ! ストッープ!」
何とか左手で右手を捕まえる。
「第一の質問ですが、何か?」
「うぉお。質問数がリセットされたな。それはあれか? 場所が変わるとリセットされるとかいう――」
「第一の質問をもう一度。何か?」
「カレーにスルーですねーっ!! 嬉しいのは何となくわかったから。とりあえず地図を見よう。なっ!
そっちは多分、男性は侵入してはいけないデルタ地帯な気がするのです」
>>145
にも関わらず全く立たないメインヒロインのスレ…
にも関わらず全く立たないメインヒロインのスレ…
>>155
そんな奴より姫神の良さに皆気付け
そんな奴より姫神の良さに皆気付け
>>155
確かにねーちんスレは、今年に入ってから見てないな。
確かにねーちんスレは、今年に入ってから見てないな。
吹寄「へぇ、上条、貴様そんなに外国の女が好きなのか!」
上条「なんで怒っているのでしょうか……」
サーシャ「第一の解答ですが、彼は外国人女性が好きなのではなく私のことが好きなのです」
上条「ちょwww」
こんな修羅場を予想したわ
上条「なんで怒っているのでしょうか……」
サーシャ「第一の解答ですが、彼は外国人女性が好きなのではなく私のことが好きなのです」
上条「ちょwww」
こんな修羅場を予想したわ
【レス抽出】
対象スレ:サーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」
キーワード:jpg
抽出レス数:0
参考画像くれ
対象スレ:サーシャ「第一の解答ですが、私は既に上条当麻と付き合っています」
キーワード:jpg
抽出レス数:0
参考画像くれ
>>161
?
?
無理矢理拘束服着せられて傍目には平然としてるけど実は恥ずかしがってるサーシャ可愛い
ワシリーサさんマジ最高っす!
ワシリーサさんマジ最高っす!
「第二の質問ですが、デルタ地帯とは」
「いやーはっは。地図はどこでだろうなー」
デルタ地帯とは、とある着衣物の売り場の俗称であり「ホワイトデルタ」や「ブラックデルタっ!」として一部の男性の間でまるでロボットや必殺技のようなイントネーションで呼称される。
とくにブラックデルタは普段生活する上で見ることは難しいためホワイトデルタよりも声量がアップすることが普通である。
わかる人にだけわかってもらえればいい。それ以上の説明は不要な代物であり、上条当麻も誤魔化すのに必死である。
「おお、あっちにエスカレーターがあるじゃんか」
エスカレーター付近に店内地図があるのは大体どこの店でも同じである。
「ほぉーらいくぞ。サーシャ」
「第二の質問を……まったく」
サーシャは仕方なく質問をあきらめ上条当麻を追いかける。
「いやーはっは。地図はどこでだろうなー」
デルタ地帯とは、とある着衣物の売り場の俗称であり「ホワイトデルタ」や「ブラックデルタっ!」として一部の男性の間でまるでロボットや必殺技のようなイントネーションで呼称される。
とくにブラックデルタは普段生活する上で見ることは難しいためホワイトデルタよりも声量がアップすることが普通である。
わかる人にだけわかってもらえればいい。それ以上の説明は不要な代物であり、上条当麻も誤魔化すのに必死である。
「おお、あっちにエスカレーターがあるじゃんか」
エスカレーター付近に店内地図があるのは大体どこの店でも同じである。
「ほぉーらいくぞ。サーシャ」
「第二の質問を……まったく」
サーシャは仕方なく質問をあきらめ上条当麻を追いかける。
結局、上条当麻が行ったことのある店が集中している5階に行くことになった。
いつだったか事件に巻き込まれた日。ちょーどこの辺でビリビリこと御坂美琴がパジャマを試着していたことを思い出す。
思いのほか知らない学校の生徒が多いが今のところ常盤台中学の制服は見ていない。
この時間に、こんなに学生が多いということは、どうも学校が休みだったり早く学校が終わったところは上条当麻の学校だけではないらしい。
学校の中には休日の制服着用が義務なところも多く、それが定着しているところも多い。
普通ならそんな規則は、まるで法定速度を守るドライバーがいないように、守る学生などいないのだが、
学園都市は学生の街であるため、都市の外より自分の学校に誇りを持っている生徒が多い。そのため制服で活動する生徒も多いのだ。
そりゃーそうじゃなないと大覇星祭みたいな全学校が合同で行う超大規模な体育祭なんてできないよな。と上条当麻は結論付け、店探しを続行する。
店員数がレジ以外にも余裕があり、なおかつサーシャを見ても引かない…
いや、引いてもいいから服を選べるだけの余裕のありそうなそんな店を。
いつだったか事件に巻き込まれた日。ちょーどこの辺でビリビリこと御坂美琴がパジャマを試着していたことを思い出す。
思いのほか知らない学校の生徒が多いが今のところ常盤台中学の制服は見ていない。
この時間に、こんなに学生が多いということは、どうも学校が休みだったり早く学校が終わったところは上条当麻の学校だけではないらしい。
学校の中には休日の制服着用が義務なところも多く、それが定着しているところも多い。
普通ならそんな規則は、まるで法定速度を守るドライバーがいないように、守る学生などいないのだが、
学園都市は学生の街であるため、都市の外より自分の学校に誇りを持っている生徒が多い。そのため制服で活動する生徒も多いのだ。
そりゃーそうじゃなないと大覇星祭みたいな全学校が合同で行う超大規模な体育祭なんてできないよな。と上条当麻は結論付け、店探しを続行する。
店員数がレジ以外にも余裕があり、なおかつサーシャを見ても引かない…
いや、引いてもいいから服を選べるだけの余裕のありそうなそんな店を。
>>181
気にするな、俺は気にしない
気にするな、俺は気にしない
「肯定。しかし……」
サーシャは自分の服装をみてふるふると首を振る。
上条当麻としては、オープンカフェに堂々と座れるのに移動には尻込みするサーシャの気持ちがいまいち理解できない。
乙女心ってのはよくわかんねぇなくらいにしか思わない。
サーシャが上条当麻を気遣っていることなど、鈍感、にぶちん、フラグクラッシャー等々の異名を取る少年にはわからないのだ。
「んー。まぁ確かに上条さんもその服と一緒に歩くのは多少遠慮したいので……服でも買いに行くか?」
「肯定。できるのであれば――」
サーシャはまるで倍速でビデオを再生するかのように椅子に置いていた雑誌をめくる。
最初見た時は気がつかなかったがページにはいくつか付箋がはってあるようだ。
「ここ。ここに行きたい」
サーシャは胸元で大きく雑誌を開いてみせる。
とある店の特集記事で店の外観の写真の上にごてごてしたゴシック体の景気のいい謳い文句が並んでいる。
「seventh mist」
ちょっと前にとある事件が起こった場所で上条当麻には記憶にはないが彼自身も事件に巻き込まれている。
写真を見る限りは事件があったことなど感じられないほど外観は修復されている。
「そんじゃ、とりあえず店を出るか。ここの代金くらいなら出してやるよ」
「第九の解答ですがその必要はありません」
サーシャは太ももに付けたいたベルトを取り外し、ベルトの内側から革製の定期入れのようなものを取り出した。
中には御坂美琴でも持っていなさそうなキラキラしたキャッシュカードが入っていた。
「繊滅白書支払のカードです。あのクソ上司からは無駄遣いしないように言われましたが問題ありません」
「いや、そういうのってダメなんじゃないか……実際」
「補足ですが始末書ならニコライ=トルストイ司教様へ行くので問題ありません。」
始末書の届け先はそうなのかもしれないが、始末書を書くのはサーシャ自身なんじゃないのか?
そんな考えが上条当麻には浮かんだが、サーシャが伝票も持たずにレジへと向かうので、あわてて追いかける。
はたから見ると、手のかかる妹をおろおろと世話をする苦労症の兄のようでどことなく微笑ましい。
サーシャは自分の服装をみてふるふると首を振る。
上条当麻としては、オープンカフェに堂々と座れるのに移動には尻込みするサーシャの気持ちがいまいち理解できない。
乙女心ってのはよくわかんねぇなくらいにしか思わない。
サーシャが上条当麻を気遣っていることなど、鈍感、にぶちん、フラグクラッシャー等々の異名を取る少年にはわからないのだ。
「んー。まぁ確かに上条さんもその服と一緒に歩くのは多少遠慮したいので……服でも買いに行くか?」
「肯定。できるのであれば――」
サーシャはまるで倍速でビデオを再生するかのように椅子に置いていた雑誌をめくる。
最初見た時は気がつかなかったがページにはいくつか付箋がはってあるようだ。
「ここ。ここに行きたい」
サーシャは胸元で大きく雑誌を開いてみせる。
とある店の特集記事で店の外観の写真の上にごてごてしたゴシック体の景気のいい謳い文句が並んでいる。
「seventh mist」
ちょっと前にとある事件が起こった場所で上条当麻には記憶にはないが彼自身も事件に巻き込まれている。
写真を見る限りは事件があったことなど感じられないほど外観は修復されている。
「そんじゃ、とりあえず店を出るか。ここの代金くらいなら出してやるよ」
「第九の解答ですがその必要はありません」
サーシャは太ももに付けたいたベルトを取り外し、ベルトの内側から革製の定期入れのようなものを取り出した。
中には御坂美琴でも持っていなさそうなキラキラしたキャッシュカードが入っていた。
「繊滅白書支払のカードです。あのクソ上司からは無駄遣いしないように言われましたが問題ありません」
「いや、そういうのってダメなんじゃないか……実際」
「補足ですが始末書ならニコライ=トルストイ司教様へ行くので問題ありません。」
始末書の届け先はそうなのかもしれないが、始末書を書くのはサーシャ自身なんじゃないのか?
そんな考えが上条当麻には浮かんだが、サーシャが伝票も持たずにレジへと向かうので、あわてて追いかける。
はたから見ると、手のかかる妹をおろおろと世話をする苦労症の兄のようでどことなく微笑ましい。
「seventh mist」はその名の通り第七学区にあるごく普通の洋服屋である。
普通といってもそこは学園都市。小さい子供から一般的な学生。常盤台のお嬢様まで。
幅広い層をカバーするために品揃えは豊富であり、ビル丸まる一つのなかに大量のチェーン店が入っている。
サーシャは普段の二割増しくらいのスピードで店内を闊歩し目移りのお手本のようにきょろきょろきょろきょろ。
当然ながら、サーシャのファッションはここでも目を引き、好奇の目にさらされるサーシャを適度に庇いつつ上条当麻も後をついて歩く。
その様は普段はわがままを言わない娘のわがままに困りつつもちょっと喜んでいる馬鹿親のよう。
「ちょっ……サーシャ。ストップ! ストッープ!」何とか左手で右手を捕まえる。「第一の質問ですが、何か?」
「うぉお。質問数がリセットされたな。それはあれか? 場所が変わるとリセットされるとかいう――」
「第一の質問をもう一度。何か?」
「カレーにスルーですねーっ!! 嬉しいのは何となくわかったから。とりあえず地図を見よう。なっ! そっちは多分、男性は侵入してはいけないデルタ地帯な気がするのです」
「第二の質問ですが、デルタ地帯とは」
「いやーはっは。地図はどこでだろうなー」
デルタ地帯とは、とある着衣物の売り場の俗称であり「ホワイトデルタ」や「ブラックデルタっ!」として一部の男性の間でまるでロボットや必殺技のようなイントネーションで呼称される。
とくにブラックデルタは普段生活する上で見ることは難しいためホワイトデルタよりも声量がアップすることが普通である。
わかる人にだけわかってもらえればいい。それ以上の説明は不要な代物であり、上条当麻も誤魔化すのに必死である。
「おお、あっちにエスカレーターがあるじゃんか」
エスカレーター付近に店内地図があるのは大体どこの店でも同じである。
「ほぉーらいくぞ。サーシャ」
「第二の質問を……まったく」サーシャは仕方なく質問をあきらめ上条当麻を追いかける。
地図を見た結果、上条当麻でも知っているような有名店が集中している5階に行くことになった。
上条当麻の記憶にはないがビリビリこと御坂美琴がパジャマを試着していたのもこのフロアの店である。
思いのほか知らない学校の生徒が多いが今のところ常盤台中学の制服は見ていない。
この時間に、こんなに学生が多いということは、どうも学校が休みだったり早く学校が終わったところは上条当麻の学校だけではないらしい。
学校の中には休日の制服着用が義務なところも多く、それが定着しているところも多い。
普通ならそんな規則は、まるで法定速度を守るドライバーがいないように、守る学生などいないのだが、
学園都市は学生の街であるため、都市の外より自分の学校に誇りを持っている生徒が多い。そのため制服で活動する生徒も多いのだ。
そりゃーそうじゃなないと大覇星祭みたいな全学校が合同で行う超大規模な体育祭なんてできないよな。と上条当麻は結論付け、店探しを続行する。
店員数がレジ以外にも余裕があり、なおかつサーシャを見ても引かない……
いや、引いてもいいから服を選べるだけの余裕のありそうなそんな店を。
普通といってもそこは学園都市。小さい子供から一般的な学生。常盤台のお嬢様まで。
幅広い層をカバーするために品揃えは豊富であり、ビル丸まる一つのなかに大量のチェーン店が入っている。
サーシャは普段の二割増しくらいのスピードで店内を闊歩し目移りのお手本のようにきょろきょろきょろきょろ。
当然ながら、サーシャのファッションはここでも目を引き、好奇の目にさらされるサーシャを適度に庇いつつ上条当麻も後をついて歩く。
その様は普段はわがままを言わない娘のわがままに困りつつもちょっと喜んでいる馬鹿親のよう。
「ちょっ……サーシャ。ストップ! ストッープ!」何とか左手で右手を捕まえる。「第一の質問ですが、何か?」
「うぉお。質問数がリセットされたな。それはあれか? 場所が変わるとリセットされるとかいう――」
「第一の質問をもう一度。何か?」
「カレーにスルーですねーっ!! 嬉しいのは何となくわかったから。とりあえず地図を見よう。なっ! そっちは多分、男性は侵入してはいけないデルタ地帯な気がするのです」
「第二の質問ですが、デルタ地帯とは」
「いやーはっは。地図はどこでだろうなー」
デルタ地帯とは、とある着衣物の売り場の俗称であり「ホワイトデルタ」や「ブラックデルタっ!」として一部の男性の間でまるでロボットや必殺技のようなイントネーションで呼称される。
とくにブラックデルタは普段生活する上で見ることは難しいためホワイトデルタよりも声量がアップすることが普通である。
わかる人にだけわかってもらえればいい。それ以上の説明は不要な代物であり、上条当麻も誤魔化すのに必死である。
「おお、あっちにエスカレーターがあるじゃんか」
エスカレーター付近に店内地図があるのは大体どこの店でも同じである。
「ほぉーらいくぞ。サーシャ」
「第二の質問を……まったく」サーシャは仕方なく質問をあきらめ上条当麻を追いかける。
地図を見た結果、上条当麻でも知っているような有名店が集中している5階に行くことになった。
上条当麻の記憶にはないがビリビリこと御坂美琴がパジャマを試着していたのもこのフロアの店である。
思いのほか知らない学校の生徒が多いが今のところ常盤台中学の制服は見ていない。
この時間に、こんなに学生が多いということは、どうも学校が休みだったり早く学校が終わったところは上条当麻の学校だけではないらしい。
学校の中には休日の制服着用が義務なところも多く、それが定着しているところも多い。
普通ならそんな規則は、まるで法定速度を守るドライバーがいないように、守る学生などいないのだが、
学園都市は学生の街であるため、都市の外より自分の学校に誇りを持っている生徒が多い。そのため制服で活動する生徒も多いのだ。
そりゃーそうじゃなないと大覇星祭みたいな全学校が合同で行う超大規模な体育祭なんてできないよな。と上条当麻は結論付け、店探しを続行する。
店員数がレジ以外にも余裕があり、なおかつサーシャを見ても引かない……
いや、引いてもいいから服を選べるだけの余裕のありそうなそんな店を。
上条当麻の見つけた店の店員はまるで教育ママゴンのような顔をしていた。
絵にかいたような三角メガネ。ノリのきいたシャツをぴっちりと着こなし、棒ネクタイをこれでもかというほどきつく締めている。
どんな客でも対応しますというオーラが全身から湧き出ている。
「すいません」
「いらっしゃいませ。どういったものをお探し、あ、えー、お探しですか」
やっぱり引かれたー。
「えーと……この子を、とりあえず出歩いても犯罪じゃない程度に」
「かしこまりました」
上条当麻が見つけた如何にもやり手なおばちゃん店員はかしこまりましたの時点で完璧店員に戻っていた。
店員に連れられて行く間中、サーシャが「第三の質問ですが今のは私の人格を侮辱しているのですか上条当麻」
とかちょっと前に聞いた台詞をもごもごと言っていたが上条当麻は気にしない。驚異は去ったのだ。
金髪であるがゆえにまだ目立つかもしれないがそこはいつも腹ペこ外人シスターを連れまわしている上条当麻だ。
いまさら外人だの金髪だので道行く人に振り向かれようが何しようがどうということはないのだ。
絵にかいたような三角メガネ。ノリのきいたシャツをぴっちりと着こなし、棒ネクタイをこれでもかというほどきつく締めている。
どんな客でも対応しますというオーラが全身から湧き出ている。
「すいません」
「いらっしゃいませ。どういったものをお探し、あ、えー、お探しですか」
やっぱり引かれたー。
「えーと……この子を、とりあえず出歩いても犯罪じゃない程度に」
「かしこまりました」
上条当麻が見つけた如何にもやり手なおばちゃん店員はかしこまりましたの時点で完璧店員に戻っていた。
店員に連れられて行く間中、サーシャが「第三の質問ですが今のは私の人格を侮辱しているのですか上条当麻」
とかちょっと前に聞いた台詞をもごもごと言っていたが上条当麻は気にしない。驚異は去ったのだ。
金髪であるがゆえにまだ目立つかもしれないがそこはいつも腹ペこ外人シスターを連れまわしている上条当麻だ。
いまさら外人だの金髪だので道行く人に振り向かれようが何しようがどうということはないのだ。
今さらであるが上条当麻は不幸な少年だ。
例えば、いかにもやり手の店員さんが実はちょっとあれだったりしても
それはきっと店員さんが悪いのではなく上条当麻が悪いのだ。
試着室から出てきたサーシャを見て上条当麻は絶句した。
ワンピースだった。
ゴシックロリータの。
基本は黒をベースに袖とスカートのフリルが白。
頭には黒のカチューシャ。
いや、似合ってはいる。似合ってはいるのだが……見た目小学生にこの恰好をさせて隣を歩かせる。
犯罪じゃねぇか!!
思わずそう叫びたくなるが見た目デキル店員さんはどういった理由でこの服を選んだかについてこと細かく説明してくれていた。
上条当麻は校長の話を聞くとき以上にその話を聞き流すのだった。
例えば、いかにもやり手の店員さんが実はちょっとあれだったりしても
それはきっと店員さんが悪いのではなく上条当麻が悪いのだ。
試着室から出てきたサーシャを見て上条当麻は絶句した。
ワンピースだった。
ゴシックロリータの。
基本は黒をベースに袖とスカートのフリルが白。
頭には黒のカチューシャ。
いや、似合ってはいる。似合ってはいるのだが……見た目小学生にこの恰好をさせて隣を歩かせる。
犯罪じゃねぇか!!
思わずそう叫びたくなるが見た目デキル店員さんはどういった理由でこの服を選んだかについてこと細かく説明してくれていた。
上条当麻は校長の話を聞くとき以上にその話を聞き流すのだった。
犯罪紛いのことを今まで幾度となく経験している上条さんに隙はなかった
>>196
俺の嫁じゃん
俺の嫁じゃん
「あの……上条当麻。第三の質問ですが、どうですか」
上条当麻は比較的鈍い少年である。しかし、女の子が着替えてきてどうですかと聞いているときに何を聞いているのかくらいはさすがにわかる。
「非常に、よく、お似合いだと」
「そうですか。ならば今日はこの服で過ごすことが正答と判断し、その解を実行する」
上条当麻にしてみれば、あの服もこの服も派手さ加減であるとか目立つ要素は同じなのだが、
おそらくサーシャにとって上司に無理やりああいった服を着せられるのが嫌で、案外派手な服が嫌いではないのかもしれない。
なんだかんだで、あの服で常に行動しているのだから。
サーシャが着ていた拘束具は支払いの際に、見た目できる店員によって紙袋に入れられた状態で手渡された。
当然、なんだかんだで女性に接する機会の多い上条当麻はナチュラルに荷物持ちに徹することができた。
上条当麻は比較的鈍い少年である。しかし、女の子が着替えてきてどうですかと聞いているときに何を聞いているのかくらいはさすがにわかる。
「非常に、よく、お似合いだと」
「そうですか。ならば今日はこの服で過ごすことが正答と判断し、その解を実行する」
上条当麻にしてみれば、あの服もこの服も派手さ加減であるとか目立つ要素は同じなのだが、
おそらくサーシャにとって上司に無理やりああいった服を着せられるのが嫌で、案外派手な服が嫌いではないのかもしれない。
なんだかんだで、あの服で常に行動しているのだから。
サーシャが着ていた拘束具は支払いの際に、見た目できる店員によって紙袋に入れられた状態で手渡された。
当然、なんだかんだで女性に接する機会の多い上条当麻はナチュラルに荷物持ちに徹することができた。
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