元スレ佐天「上条さん、か……クリスマスはどうするんだろ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 = 110 :
初春「ホントにすみません、佐天さん。一緒に買い物に行けなくて」
佐天「…そ、それは…いいけど…!」
初春「また明日、一緒に行きましょう?明日ならきっと仕事も大丈夫でしょうし」
佐天「………」
…違う
私が話したいのはそんなことじゃない…
初春「…?どうしたんですか佐天さん。まだ怒って…」
佐天「…初春!!」
初春「は、はい!?」
佐天「…正直に話して」
初春「…な、何をですか?」
佐天「…仕事とか…買い物とか…そんなんじゃないの…」
佐天「嫌な予感がしてたの!前みたいに、あんたが傷ついてしまうって!!」
302 = 110 :
初春「…佐天…さん…」
佐天「ねぇ、お願い初春。私、もう二度とあんな思いはさせたくないの!だから…」
佐天「だから正直に言って!何かあったんでしょう!?」
初春「……」
佐天「…初春!」
初春「…ふふっ」
佐天「………え?」
初春「あはははっ。もう、何言ってるんですか佐天さん」
佐天「初春………?」
初春「別に、本当に何もなかったですよ?」
佐天「…でも!」
初春「…わかりました……。そんなに疑うんなら…これだけは言わせてください」
佐天「……?」
303 = 120 :
もう何が何だか分からねえ
とにかく怖いなあ
305 :
初春「…佐天さん、私はあの日から…」
初春「…何かあったら絶対に佐天さんや白井さんに相談するって、決めてたんです」
佐天「…え…」
初春「1人で抱え込んだら…逆に迷惑になりますから…」
初春「だから、佐天さんにも心配かけないように気を付けていたんですが…」
初春「…でも、今日は心配かけさせてしまったみたいですね…」
佐天「…初春…」
初春「…ホントに、ごめんなさい。もう、佐天さんを心配させるような事は、しませんから…」
佐天「…ホント…?」
初春「はい、約束します!絶対に…裏切ったりしません!」
306 = 305 :
佐天「……」
初春「…あれ、佐天さん?」
佐天「……」
初春「…まだ、納得…できないですか…?」
佐天「……えい」ファサ
初春「…えっ………なっ…」
佐天「今日は…水玉…かぁ」
初春「なななにするんですか!こんなところでー!」カァァァ
佐天「…だって今日、パンツ確認してなかったから」
初春「だ、だからって…こんなとこでスカートめくらなくていいですー!…もぉ…」カァァァ
佐天「…ふふっ」
初春「…?」
佐天「…良かった、いつもの初春だ」
初春「…ふふっ…そうですよ、佐天さん。当たり前じゃないですか」
308 = 305 :
佐天「…そうだね、初春」
初春「…はい、佐天さん」
佐天「……うっ…ぐすっ……初春!」ダキッ
初春「わっ、ちょっと佐天さん?」
佐天「…バカッ…本当に心配したじゃない……もう…ぐすっ…」
初春「…ごめんなさい、佐天さん」
佐天「…うっ……次にこんなことしたら…うぅ…許さないんだから……」
初春「…はい、もうしません。ずっと……佐天さんの傍にいます…」
佐天「…うぅ…」
良かった……
初春が…無事で…
309 = 305 :
…あんな予感は…気のせいだったんだよね?
良かった…初春が…私の手の届くところにいる…
これだけで…もう、十分だ……
――この後
白井さんが来て、色々と初春に問い詰めていたけど
最後はなんだかんだで納得したみたいだった
…私としては、何もなかったに越したことはない
本当に…良かった…
―――――――――
310 = 305 :
―――同刻
・とあるビル屋上・
御坂妹「…さて」
上手く、いきそうですね
なかなか手こずりましたが…
何とかクリスマスには間に合いそうです
御坂妹「…」
皆様は、ご存知でしょうか?
…人というものは
心という、不便で曖昧でぎこちないものを持っています
311 = 305 :
しかし、そんなものを
人は大事に抱え、一生を生きていこうとするのです
――それが、一番の弱点になるとわかっていても
御坂妹「…なら」
その弱点を突かない訳にはいきません
それはそれは
とてもとても
壊すことがあまりにも簡単で
直すことがあまりにも難しい
そんな、不便な物
しかし今の私にとっては
とても便利なもの
312 = 305 :
それでは、利用させていただきましょう
遠慮なく、利用させていただきましょう
私の便利な便利な『駒』として
役に立っていただきましょう
それはとても…
服従させやすい
『完全支配』してしまうことも、容易い
…ああ、そういえば
…どうやら
来ていたようですね、彼女が
一体、何をしにあの路地裏に来たのでしょうか?
313 = 305 :
なんて―――今更
もう、手遅れだというのに
…少し
少し、来るのが遅すぎましたね
…佐天様
御坂妹「…と、ミサカは…哀れみます」
――クリスマスまであと2日
314 = 305 :
仕事行くわ
支援ありがと
また明日残ってたら投下しにくるよ
316 :
仕事ってこんな深夜からなのか
それでは全力で保守
317 :
ここまで伏線張られて落とすなんてこたあさせないぜ!
318 :
まったくだ!ほ
319 :
保守!ってミサカはミサカは明日まで残っているように祈りながら書き込んでみたり
320 = 315 :
ほ
321 = 317 :
気合いのほしゅ!
322 :
佐天スレ保守
325 :
落ちが読めないが
取り敢えずこの世界の初春は大変だね。
326 :
ふん
329 :
ズサー
330 :
あずさー
332 :
始発帰りほしゅ
336 :
ほ
339 :
保守ですの
341 :
クリスマスだろうが私は空気。そう。空気
342 :
空気、くうき、くんき、クンニしろろオラアアアァァァアア!!!!
343 = 319 :
ミサカはミサカは保守してみたり
344 :
その幻想を保守
346 = 315 :
ほ
348 = 305 :
保守ありがとう
寝る前にちょいとだけ投下していくわ
ホントすまん
349 = 305 :
………………
12月24日
天気・晴れ
降水確率0%
………………
―美琴・黒子宅―
黒子「おはようございます、お姉さま」
御坂「…ん?…ああ、おはよう」
黒子「では、さっそくですがお姉さま…」
御坂「…んー?…へ?」
黒子「今日はクリスマスイブなので朝から激しいスキンシップをぐはぁっ!!」
御坂「…いきなり何しようとしてんのあんたは!」
黒子「…ああ、ひどいですわお姉さま…。今日は聖夜だと言うのに…黒子は仕事で遅くなるのですよ…?」
御坂「いや、それは確かに可哀想だと思うけど…」
黒子「明日も仕事なんですのよ!?」
350 :
待ってました!
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