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    元スレ佐天「上条さん、か……クリスマスはどうするんだろ?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 銀魂 + - いちゃいちゃ + - か......別に格好良いって + - これゾン + - とある魔術の禁書目録 + - ガンダム + - コア + - ヤンデレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 2 :


    一方「…おい、おまえそのマフラーは何だ?」

    打止「…!」

    一方「まぁ、どうでもいいがよ」

    打止「これは大事な大事なミサカの、ミサカの友達がくれたの!どうでもよくない!」

    一方「…あぁ?友達だぁ?…はっ、てめぇに友達なンてモンが居たとは驚きだな」

    打止「失礼なの!あなただって友達いないくせにっ」

    一方「はっ、居なくて結構。そんなモン、できたところで面倒なだけだ」

    102 = 2 :


    打止「むぅ…。とにかく、このマフラーは大事なものなの!」

    一方「どうでもいい」

    打止「あなたから聞いてきたくせにー!」

    一方「あー、めんどくせぇ……何で俺はこんなガキ連れてンだまったく…」


    ニャーン


    打止「……あっ…」

    一方「…あ?なンだ?」

    打止「……」

    一方「…?おい、何黙ってンだ」

    打止「…うるさいの」

    一方「あァ?何言って…」

    104 = 2 :


    打止「…少し」

    一方「…?」

    打止「…少し…嫌な予感が、したの」

    一方「……?」

    打止「…胸が…少しだけ…ざわついてるの…」

    一方「…おまえ…」


    ニャー…


    打止「…なーんちゃって!ってミサカはミサカはとぼけてみたりー!」

    一方「…はァ!?…テメェ、何言って…」

    打止「それよりお腹空いたー!何か食べたいの!ってミサカはミサカはおねだりしてみる!」

    一方「さっき食ったばっかだろォがてめェは!」

    106 = 2 :


    打止「全然足りないのー。あんなのでミサカがミサカが満足できると思ってるの?」

    ニャーン

    打止「ほらほら、この子もお腹空かしてるの!ってミサカはミサカは…」

    一方「知るか」

    打止「ひどいのぉ~」

    一方「…面倒くせェ。俺はもう行くからな」

    打止「あ!待ってー。どこいくの?ミサカはミサカはお腹空いたって言ってるのー!」

    一方「知らねェーってンだろォが!…ったく」

    スタスタスタ…

    109 :

    なんだこの最初から全体を包んでる重い空気は・・・

    110 :


    打止「ああ、…もぉ」

    ニャーン

    打止「…けちな人だね、あの人。ってミサカはミサカの猫ちゃんに言ってみる」

    ニャー

    打止「ふふっ…」

    打止「……」

    ……ホントに

    少しだけ

    少しだけ、嫌な予感がしただけなの…

    だから、大丈夫だと思う…

    打止「…大丈夫…だよね…」

    …きっと…

    111 = 110 :

    ………


    ~美琴・黒子宅~


    黒子「それにしても、お姉さま」

    御坂「ん?どうしたの黒子」

    黒子「私、思うことがありますの」

    御坂「?…何がよ?」

    黒子「…そろそろ、私達の仲も進展しても良い頃合いではないかと…?」

    御坂「はぁ…またあんたは…」

    黒子「むしろ今までが不思議ですわ!」

    黒子「私がこのように風呂上がりの色気を毎晩アピールしているというのに…」

    黒子「…お姉様はまったく私を押し倒そうとしてこないではありませんか!」

    御坂「…なんで私があんたを押し倒さなきゃいけないのよ…」

    113 = 110 :


    黒子「ああ!それです!それですわお姉さま!!そのお姉さまの黒子に対する独占欲の無さ!それが私達の関係の進展を妨げているのです!」

    御坂「あっ、もうこんな時間…おやすみぃ…」

    黒子「おねぇぇさまぁああ!!」

    御坂「ああもう!うるさいっ!眠いのよ私は!」

    黒子「うっ…ひどいですわお姉さま…。黒子はこんなにもお姉さまを愛していますのに…」

    御坂「うん、ごめんごめん。じゃ、おやす…」

    黒子「おねぇぇさまぁああ!」

    御坂「…なによもぅ…」

    黒子「…仕方ありませんわね」

    114 :

    なんだろう、このにじりよるような不安は

    115 = 110 :


    黒子「こうなったら…実力行使ですわ…ぶふっ!」

    御坂「パターンは読めてんのよ!まったく…」

    黒子「ひどいですわお姉さま…枕を投げつけるなんて…。いや、しかし、これも愛の鞭なのですね!耐えます!黒子は耐えてみせますわ!」

    御坂「…何が愛よ…まったく…うるさいわね…」

    黒子「………………」ジーッ

    御坂「…?」

    黒子「…お姉さま」

    御坂「…なによ」

    116 = 110 :


    黒子「…あの殿方のこと」

    黒子「まだ、引きずっていらっしゃるのですか?」

    御坂「…!」

    黒子「はぁ。…お姉さまの考えていることなんて、お見通しですわ」

    御坂「……」

    黒子「…ここ最近も、ずっと元気がない様子でしたし…」

    黒子「たまに上の空になるのも、黒子はわかっていましてよ?」

    御坂「………別に…」

    黒子「私と二人で居るときぐらい、素直になってはいかがですが?」

    御坂「…」

    117 = 110 :


    黒子「…あの、マフラー」

    黒子「ずっと、編んでいましたものね」

    御坂「……」

    黒子「お姉さまのお気持ちは、お姉さまにしかわからないと思います」

    黒子「ですから黒子は、これ以上は何も言うつもりはありませんわ」

    御坂「…黒子…」

    黒子「…ええ、もう何も心配入りません」

    御坂「…へ?」

    黒子「そんなお姉さまの心の傷は…黒子が全身全霊で癒して差し上げますことよぉーー!私の体を持ってぇーはぶっ!」

    御坂「結局それかあんたは!」

    118 = 110 :


    黒子「うぅぅ…。申し訳ございませんわ」

    御坂「……はぁ、まったく」

    御坂「…そりゃあ、引きずってないって言ったら嘘になるけどさ…」

    御坂「…私だって、一応あの事には自分の中で決着つけたつもりよ」

    黒子「…」

    御坂「だからもう…いいのよ。あいつの事は…」

    黒子「……そうですか」

    御坂「…もういいでしょ?私はもう寝るわよ?」

    黒子「ええ、すみませんでした…おやすみなさいませ」

    御坂「…おやすみ」

    119 = 110 :


    黒子「…あ、お姉さま」

    御坂「…何?」

    黒子「1つだけ、お聞かせ願いますか?」

    御坂「…何よ?」

    黒子「どうして…」

    黒子「どうしてあの方に『マフラー』をあげようと思ったのですか…?」

    御坂「……」

    黒子「…何か理由がございますの?」

    御坂「…別に」

    御坂「…ただ」


    言われたのよ


    『マフラーをプレゼントしてあげたら、男の人は喜ぶと思いますよ』って

    120 :

    なんか暗いなあ

    121 = 110 :


    ――同刻

    ―路地裏―


    ニャー ニャー

    御坂「…」

    御坂「…また、明日…か…」

    ニャー
    ニャーン

    御坂「…良かったね」

    御坂「明日も初春さん、来てくれるって」

    ニャーン

    御坂「……」サワッ

    ニャーン!タタタタッ

    御坂「あっ……」

    御坂「…やっぱり、逃げちゃう…か」

    122 = 110 :

    ニャーン

    御坂「…困るわよね」

    御坂「…猫の鳴き声がうるさいんですって」

    ニャーン

    御坂「…こんなに、可愛いのに、ね…」

    ニャーン
    ニャー

    御坂「…さて」

    御坂「そろそろ」


    「お姉様の真似をするのは疲れてきましたね」

    「と、ミサカはため息をつきます」

    124 :

    何…だと…

    125 = 120 :

    なんだこの展開…

    126 :

    やはり御坂妹が今回のヤンデレか

    127 :

    ついに出やがった

    128 = 110 :

    ニャーン

    御坂「…猫を拾った女生徒がこちらに向かっていると情報が入ったので…」

    御坂「…折角、準備してお待ちしておりましたが…」

    御坂「…まさか『あっち』の方だとは思いませんでした…」

    御坂「…と、ミサカは少し残念に思います」


    …でも

    おかげでこちらの方が面白くなりそうです

    本当は今日だったのですが、それはもう、諦めましょう

    …しかし、予想外に

    とても面白い方向に行きそうです

    御坂「…と、ミサカは内心、笑います」

    129 = 110 :


    とてもとても、楽しみになってきました

    とてもとても、面白くなってきました

    とてもとても、待ち遠しくなってきました

    あなたにお会いする日が


    御坂「…佐天、涙子様」

    130 = 110 :


    …クリスマスは彼と二人で過ごすそうですね


    それはそれは


    ご冗談を


    せっかくのクリスマスです

    『みんな』で、楽しみましょう

    きっと、楽しくなりますから

    …と、

    御坂「…ミサカは、予告します…」


    あなたに


    クリスマスまであと3日
    ……………

    132 = 110 :

    今から夜勤だ

    クリスマスって暇だな

    また続き帰ってから投下する

    無理に保守しなくてもいいです

    それじゃあ

    133 :

    >>132お疲れ!

    134 = 126 :

    >>132
    早く帰ってきてね?

    135 :

    さすがクローンだ
    遺伝子レベルのヤンデレだな

    136 = 124 :

    何と言う展開…

    かならず保守するぞ

    137 :

    レールガン知らんがホの字

    138 :

    ヤンデレディオノイズ怖すぎ

    140 = 126 :

    あれか
    『みんな』で楽しむってのは「シスターズ全員でテメェぶっ殺してやんよ」って意味か
    怖いなさすがヤンデレディオノイズ怖い

    141 :

    落とさん

    142 :

    こえぇよ!

    143 = 126 :

    補習

    145 :

    なんかゾワッとした

    146 :

    ブワッ

    147 :

    佐天さん今のうちに逃げてー

    150 :

    ひじゅ~!!!


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