元スレレッド「俺はただのポケモントレーナーさ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×10
51 :
ネタ把握のためにHG進めてくる タンバで止まってるんだ
52 = 1 :
レッド「とりあえず、タンバへはこいつに乗っていこうと思うんだ。出ろ、ラプラス」
ラプラス「きゅう~」
ミカン「わぁ……ラプラスですか……! 珍しいなぁ……」
レッド「三年前からの仲間なんだ。こいつは大きいからね、二人とも乗っていける」
ミカン「良いんですか? 私、何かポケモン捕まえようと思っていたんですけど……」
レッド「大丈夫大丈夫。人が二人乗っただけじゃこいつは沈みやしないさ」
ミカン「そうなの?」
ラプラス「きゅうっ」
レッド「な?」
ミカン「はいっ」
56 = 1 :
レッド「それじゃ、ラプラスの背中に乗って」
ミカン「は、はい……」
レッド「……」
ミカン「……」
レッド「……」
ミカン「……」
レッド「……ミカンちゃん?」
ミカン「そ、その……こういうの初めてで……あの……」
レッド「怖い?」
ミカン「はい……」
レッド「大丈夫だよ。慣れればね。……けどまあ、初めてなら仕方ないか」
ミカン「すみません……」
58 = 1 :
レッド「女の子には悪いけど……」
ミカン「ふぇ?」
レッド「よっ、と……」ヒョイッ
ミカン「え、え、え、え? れれれレッドさん!? ななな。何を!?」
レッド「俺がミカンちゃんを抱きかかえれば……早いかなと」
ミカン「そ、それはそうかもですけどっ、ででででもでもこんなこと」
レッド「ごめん、やっぱりいやだった?」
ミカン「そ、それは……そんなことはなくもないような……その……」
レッド「すぐ済むから、我慢してて」
ミカン「は、はぃ……」
レッド「よっ、と」ピョン
レッド「着地成功。ラプラス、頼むぜ」
ラプラス「きゅうぅ」
59 = 21 :
なんかエロいな、俺のミカンが汚された
60 :
ナツメはこれも予想していたのだろうか
61 = 20 :
この天然スケコマシめ……
いいぞもっとやれ
62 :
はぁはぁ
63 = 1 :
【40番水道】
海パンやろうが現われた!
海パンやろうが現われた!
海パンやろうが現われた!
海パンやろうが現われた!
レッド「ガーディ、大丈夫か?」
ガーディ「ばう」
レッド「お前の好きなサイコソーダだぞ」
ガーディ「ばうばうっ」
ミカン(凄い……。タイプの相性は不利なのに、全部覆して……)
レッド(……ダメだな、まだまだだ……。マツバの言ってたこと、まだ理解できてない)
ガーディ「ばうっ」
64 = 1 :
【チョウジのアジト】
アテナ「で、よ。つまり男はこの世の中にごまんといるわけで……」
ナツメ(……これは……)
アテナ「聞いてるの?」
ナツメ(『俺がミカンちゃんを抱きかかえれば――』……)
ナツメ(無性に……イライラする……)
ナツメ「……見たくないのに……」
アテナ「ナツメ? あんた聞いてるの? ちょっと、ねぇ」
ナツメ「アテナ。昼間から酒はやめておいた方が良いわ」
アテナ「るしゃいわよ! じゃんじゃん持ってきないさい!」
グレイ「し、しかしアテナ様……」
アテナ「言うこと聞けないのぉ!? 給料減らすわよ!」
グレイ「ひいっ!」
65 = 20 :
ナツメ可愛いよナツメ
66 = 1 :
【40番水道】
レッド「……もうそろそろ日が落ちるな」
ミカン「そうですね……。出たのがお昼過ぎですから……」
レッド「暗くなるとさすがに危ないだろうし……、どこかに島でもあれば良いんだけど」
ミカン「はい……」
レッド「まあ、いざとなったらガーディで暖を取らせて貰おう」
ガーディ「ばうっ!」
レッド「暖かいなぁ、お前……。むぎゅー」
ガーディ「ばうばうっ」
ミカン「二人とも幸せそうですね」
レッド「どうだろう、ガーディは自分が幸せだと思ってくれてるのかな。……だとすると、嬉しいけど」
68 = 1 :
レッド「いよいよもって暗くなってきたね」
ミカン「はい……」
レッド「そう言えば俺……、まだミカンちゃんの手持ちを知らないんだった」
ミカン「あ、見ますか?」
レッド「もしよければ」
ミカン「はい。コイル、エアームド……出て」
コイル「じー」
エアームド「むどー」
アカネ「もう一体、ハガネールがいるんですけど……、大きすぎてここでは」
レッド「ハガネール……、確かイワークの進化形だったね」
アカネ「はい。とっても大きくて長いんです」
69 = 1 :
なんでアカネになってんだよww
ミカンに直してといてww
70 = 62 :
構わん、続けろ
71 = 1 :
ミカン「この子たちと一緒に、私もレベルアップしなくちゃ」
レッド「ジムリーダーとして、か……」
ミカン「はい。アサギジムリーダーの名に恥じないように……」
レッド「協力するよ。何か目標に向かって努力できる人は羨ましいし、応援したくなる」
ミカン「レッドさんだって……」
レッド「……いや、俺は慢心してたからね。しっぺ返しを喰らったよ」
ミカン「……」
レッド「ごめんごめん、どうでもよかったね。……しかし……どうしたもんかな、月が出始めてきた」
72 = 1 :
レッド「どこか……、下りて休める場所は……」
ミカン「あ……、あの浅瀬はどうですか?」
レッド「浅瀬……? あ、本当だ……。ラプラス、あそこに向かってくれ」
ラプラス「きゅぅぅぅ」
レッド「これで今夜は何とかなるかな」
ミカン「ですね……。よかった……」
レッド「さすがにラプラスの上でテント張るわけにもいかないし」
ラプラス「きゅうっ」
73 = 1 :
【浅瀬】
レッド「よし、潮が満ちても大丈夫そうだ」
ミカン「それじゃあ、今日はここでお泊りですね」
レッド「うん、そういうことにな――」
ミカン「どうしたんですか?」
レッド(あれ……、女の子と一夜を共に過ごすのか? あれ……こんなはずでは)
レッド(……テント一個しかないぞ……どうする)
ミカン「レッドさん?」
レッド「と、とりあえずテント立てて、その後のことは……ね」
ミカン「そ、その後って……その……」
レッド「え?」
レッド(なんでミカンちゃんは顔を赤くしているのか。そこが問題だ)
ミカン(その後って……、ううん、違うわ、レッドさんがそんなことするはずないもの……)
レッド(勘違いされている気がしてならない)
74 = 33 :
フレンドリイショップで買ってきたよ
1これ飲んで頑張って
つペースアップ
75 = 1 :
レッド「ミカンちゃん」
ミカン「レッドさん……」
赤・蜜柑「!」
レッド「先に、どうぞ」
ミカン「い、いえ! レッドさんからどうぞ……」
レッド「一応。念のためなんだけど」
ミカン「はい……」
レッド「テントが一つしかないから、俺が外で寝るよと言いたかったんだ」
ミカン「あ、そ、そうですよね……」
レッド「うん、そういうことなんだよ」
ミカン「あはは……って、それじゃレッドさんが可哀想すぎますよ!」
レッド「い、いや野宿は慣れてるから……」
ミカン「だ、ダメですダメです!」
レッド「というか寝袋も一つしか無くて……」
ミカン「それならなおのことですよ!」
76 :
何も用意してないということはこの女…
77 = 1 :
レッド「いや……さすがに年頃の女の子と二人寝袋にくるまるのはまずい」
ミカン「あ……、そ、そうですよね……」
レッド「俺のことは気にしないで、ぐっすり休んでよ。俺は……、少し考え事したいからさ」
ミカン「……レッドさん……」
レッド「ほら、そんな顔しないでさ」
ミカン「はい……」
レッド「ミカンちゃん……、俺は大丈夫だから」
ミカン「わかりました……。寒くて我慢できなくなったら、私に遠慮なんてしないで下さいね」
レッド「そうさせてもらうよ」
ミカン「……」
78 = 1 :
レッド「ガーディ」
ガーディ「ばうっ!」
レッド「釣りしようぜ」
ガーディ「ばうばうばうばうっ」
レッド「……お、あった。すごいつりざお」
ガーディ「ばうっ」
レッド「これがあればいろんなポケモンが釣れるんだぞ」
ガーディ「ばうぅ」
レッド「水タイプのポケモンも、仲間にしておきたいしな」
ガーディ「ばーう」
レッド「……いくぜ!」
レッドは釣りを楽しんだ!
80 = 1 :
【テント内】
ミカン「……レッドさん、大丈夫かなあ」
ミカン「なんで私、寝袋忘れちゃったんだろう……」
ミカン「ちゃんと持ってくれば……、レッドさんが寒い思いしなくてもよかったのに」
ミカン「……ごめんなさい」
ミカン「……でも、やっぱりレッドさんって優しい人なんだ……」
ミカン「話してみて、わかったもの……。あの人がチャンピオンになったのは、全然不思議なことじゃない」
ミカン「何をそんなに……悩んでいるの……?」
ミカン「……私なんかじゃ、力にはなれないかな……」
ミカン「…………」
※そのころレッドは釣りを楽しんでいます!
81 :
さるよけ
83 = 1 :
【翌朝】
レッド「ガーディ、ほのおのキバ!」
ガーディ「ばうっ!」
レッド「よし、良い感じだぞ! 続いておにび!」
ガーディ「ばうっ!」
レッド「よし、ほえろ!」
ガーディ「うぅぅ、ばうばうばうばう!」
レッド「うん、こんなところか」
ミカン「……レッドさん……?」
レッド「あ、おはよう、ミカンちゃん」
ミカン「朝早くから……何を……?」
レッド「ガーディのわざを鍛えてたんだ。慣れれば慣れるほど、強くなるからね」
ミカン「熱心なんですね……。さすがです」
レッド「いや、まだまだだよ。あ、そういえば、昨日釣りしててさ……、こいつが釣れたんだ。出ろ、タッツー!」
タッツー「つぅ!」
84 = 1 :
レッド「新しい仲間だな。うん」
タッツー「つぅ」
ミカン「可愛いですね」
レッド「タンバに行ったらこいつも育ててやらないと」
ミカン「私も……ハガネール達を育てないと」
レッド「よし、じゃあそろそろ行こうか。タンバへ」
ミカン「はい」
レッド「出ろ、ラプラス。……ミカンちゃん、今度は乗れる?」
ミカン「だ、大丈夫です」
85 = 33 :
下ネタくる?
86 = 1 :
【タンバシティ】
レッド「来ましたタンバシティ、ってね」
ミカン「小さいけど、素朴な雰囲気が心地よい街ですね」
レッド「うーん、ジョウトって観光名所が多いなあ」
ミカン「観光メインなんですか、レッドさん」
レッド「いやいや、強くなるのが――目的さ」
ミカン「……頑張って下さいね」
レッド「ああ。さて……、どうやって修行するか……」
シジマ「うおおおおおおっ! ハッ!」
レッド「……な、なんだ?」
ミカン「あ……タンバシティジムリーダーのシジマさんです」
87 = 1 :
シジマ「ふおおおおっ! ニョロボン! わしの鋼鉄の腹筋に、パンチを叩き込め!」
ニョロボン「ぼんっ!」ドンッ
シジマ「はうっ! ぐ、効いたぞニョロボン! だが、甘い!」ガンッ
ニョロボン「ぼ……! ぼんぼんっ!」ドカッバキッ
シジマ「ぐ、が……! まだまだじゃああああ!」
レッド「……な、なんだありゃ」
ミカン「シジマさんは、ポケモンの修行に自分が相手になることで有名なんです」
レッド「……あ、そうだ」
ミカン「はい?」
レッド「シジマに頼めば……修行について何か良い方法を教えてくれるかも知れない」
ミカン「あ。それは名案です!」
88 = 32 :
シジマ死ぬぞwwwwwwwwww
89 = 1 :
シジマ「さぁラスト来いいいいいいい!」
レッド「すまない!」
シジマ「……む、誰だ……?」
ミカン「お久しぶりです、シジマさん」
シジマ「む、アサギのミカン君に……、おお、チャンピオンのレッド。何故ここに」
レッド「色々とワケありでしてね……。今はただのトレーナーのつもりです」
シジマ「む、わしは難しいことはよくわからんが、なぜここに来たのだね」
レッド「修行を積みたいと思って。……だが、方法がいまいちわからないんだ」
シジマ「ほう。そこでわしにアドバイスをもらいに来たのだな!」
ミカン「はい」
シジマ「良いだろう! わしの修行の極意を教えてしんぜよう! 二人とも今日からわしの弟子じゃ!」
レッド「はい!」
シジマ「良い返事だ! よし、まずは……タンバシティを十周じゃああああ!」
90 :
なぜポケモンのSSは総じて書くのが遅いの?書き溜めてから来いよks
91 = 1 :
かくして、レッドとミカンの修行が始まった!
レッド「……」タッタッタッ
ミカン「うぅ……、私が体動かす意味はあるんでしょうか……」
レッド「まぁまぁ……。トレーナーが強くなればきっとポケモンも強くなるよ」
シジマ「ざっつらいと! 正解したレッドは追加十周じゃ! ありがたく思え!」
レッド「う……」
ミカン「お、応援してます……。あはは」
レッド「くっそおおおおおおおお!」
シジマ「ぬ! 負けてられんなわしも! ふおおおおおおお!」
92 = 1 :
シジマ「この岩を割るんじゃ!」
レッド「え」
ミカン「そ、それは……」
シジマ「ふんぬぅ!」
シジマのいわくだき!
シジマ「慣れれば簡単じゃ!」
レッド「……よ、よし……!」
ミカン「え、レッドさん! いくら何でも無茶が……」
レッド「男には……何かをやらないといけない時があるのさ!」
ミカン「む、無茶ですよっ!」
93 :
シェン
94 = 1 :
シジマとの修行は苛烈を極めた!
だが同時にレッドとミカンは精神的な強さを身につけ、同時にポケモン達も着実にレベルアップしていった……。
シジマ「今日で君たちがわしに弟子入りして四日目じゃな!」
レッド「ですね」
ミカン「……」
レッド「ミカンちゃん?」
ミカン「さ、さすがに疲れがたまってるみたいで……くらくらします」
レッド「……師匠。今日の修行は……」
シジマ「うむ。体を壊してしまっては元も子もあるまい……。レッドよ、君は今日一日ミカンの世話をするのじゃ!」
レッド「はいっ! 師匠!」
ミカン「す、すみません……」
96 :
ウーッ!ハーッ!があれば岩くだきの一つや二つくらい無問題だな
97 = 1 :
レッド「大丈夫?」
ミカン「は、はい……。少し、休めばまだまだ……」
レッド「今日一日、君の世話は俺がするから。ゆっくり休むと良いよ」
ミカン「すみません……」
レッド「気にしないで。……じゃあ、おかゆとか作っておくから」
ミカン「はい……」
レッド「……」
prrrrrr
レッド「ん? ポケギア……?」
レッド「はい、もしもし」
ナツメ「……元気そうね」
レッド「ナツメ……」
98 = 79 :
何 故 番 号 知 っ て る し
99 :
もう一個買って送ってたろ
100 = 93 :
>>98
?!
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