元スレキョン「どうしたんだよハルヒ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
52 = 1 :
靴を脱ぎ自宅に上がると、俺はふとシャミセンのことを思い出した
キョン「なあ、シャミセンは?」
キョン母「シャミセン?シャミセンなんてあったかしら」
どうやら楽器と勘違いしているらしい
キョン「そうじゃなくて猫だよ、猫」
キョン母「猫なんてうちには居ないわよ」
キョン妹「キョン君へんなの」
……やっぱりか
53 = 1 :
ぎょきゃー!
55 = 47 :
頑張るんば!
56 = 1 :
キョン母「キョン君ご飯できたわよ、起きなさい」
…はっ、うっかり寝てた
あの後疲れてソファーで眠ってしまったらしい
時計を見ると、針は7をさしていた
そろそろ腹も減った頃だ
キョン「いただきます」
キョン妹「いっただきまーす」
飯の内容は、アジの塩焼きに味噌汁、肉じゃがといった、健康的な男子高校生にはちと足りないような気もするが、病院食ばかり食べていた俺の腹を満たすには十分だった
そもそも俺は健康的かどうかも解らないしな
自分では健康的と思っているのだが
57 = 24 :
俺・・限界だ・・・
58 = 1 :
キョン「ご馳走さま」
キョン母「ねぇキョン君、退院したばかりのキョン君にいきなりこんな話するのもなんだけど…」
キョン「なんだ?」
キョン母「高校の話なんだけど…」
キョン母「キョン君は中学生二年生から植物人間状態になってたから高校の勉強は全然解らないでしょう?だから高校は特別に一年から入るとか、キョン君がいいのならだけど」
ペラペラと俺の高校について話す母が、俺には赤の他人のことを話している赤の他人にしか見えなかった
ああ、大変だな。
俺にそんな話をされてもこのぐらいにしか思えない
俺は高校生として勉強した記憶があるのだ
テストを受けて赤点ギリギリになったことも、鮮明に思い出せる
そんな人間に今更高校入学の話をしても、他人の話にしか聞こえない
俺はなんで母親にこんな話をされてるんだ?
解らない、いったい何が起こってるんだ
なんで俺、ここにいるんだ?
宇宙人、でもいて説明してくれたらな
59 = 47 :
>>57
少しの間なら任せろ!
60 = 1 :
もう知らんっ!ぼかぁもう寝るっ!
61 = 24 :
>>59
し、信じてるからね。
お休み・・
62 :
おわりかよ
63 :
現実では高校の授業うけてないのに受けた記憶あるとか最高じゃね??チートかもしれん
64 = 1 :
>>62
違うよ
66 = 1 :
気付くと俺は玄関へ向かっていた
キョン母「ちょっとキョン君」
キョン「コンビニいってくる」
ドアノブに手をかけ、ドアを押す
キョン母「すぐ戻って来なさいよ?」
ギィ、バタン
ドアが閉まるのを確認して、俺はコンビニとは反対方向に向かって歩いていた
もう春だと言うのに、妙に寒い
もう少し着込んでくるべきだったか
そんなことを考えながら、俺はあいつの一人暮らしにしては贅沢なマンションに向かって歩いていた
67 = 47 :
ほっしゅほッシュ
68 = 23 :
旗艦のお出まし…
70 = 1 :
数分後
目的地が見えてきた
寒いのでやや小走りで向かう
近くにあった自販機でコーヒーを買った
朝比奈さんのお茶が飲みたい。コーヒーは朝比奈さんが入れるお茶に比べたら比べる価値もないほど不味かった
着いた。
相変わらずでかいマンションだ
俺はオートロック式のマンションの玄関に立ち、部屋の番号を――――
待てよ
あいつは、あの宇宙人は居るのだろうか
ここは俺がいた世界ではないんだ
いたとしても俺のことを知らないかも知れない
…ええい、いちかばちだ!
俺は部屋の番号を
押した
…なかなか出ない
さっきから呼び出し音が五回かかった
ガチャ
出た!
「…あい、なんすか」
案の定、インターホンから聞こえてきたのは、汚いおっさんを連想させるような声だった
71 = 1 :
すまん寝る
読みたい奴がいるなら保守でもしててくれ
多分戻ってくる
73 :
ふーん
74 = 47 :
いつごろ…戻ってくるんだ…
75 :
気になるところで
76 = 1 :
やっぱ過疎スレだから落としてもらっても構いません
多分九時頃戻ってきそう
77 :
いや読んでるよ
78 :
そうそう
79 :
お前らちょっと↓に来てくれ
http://xbox360.zz.tc/lostplanet2
80 = 47 :
9時か…やばいなー
抜いちゃったから起きれるかな…
81 = 1 :
俺は頭にでっかいタライが落ちて来て、深い穴へ落ちていくようなそんな錯覚に囚われていた
長門が居ない?あいつはどこにだっているスーパー宇宙人だろ?
「…チッ」
インターホンから舌打ちが聞こえ、それ以上何も聞こえて来なかった
長門が居ない
この世界には、長門が――
絶望感。もう俺には何も無い
俺は、どうしたら、
「あの…」
ん?この声、確かに聞き覚えがある。もしかして、
俺はとっさに振り向く、と そこには―――
「退いて貰えます?そこ…」
眼鏡をかけたショートカットのどこか弱気そうな
見慣れた宇宙人の姿があった
キョン「長、門?」
82 = 1 :
じゃあおやすみ(・ω・)ノ
83 :
続きが気になる
84 = 47 :
7時までは保守る
だれかほかにいるか?
85 = 77 :
俺ももう行くわ
86 = 1 :
………ん?前にも同じようなことがあったような
確かにこの長門は長門だが、長門じゃあないような
…ってそんなこたぁどうだっていいんだよ!
これは長門だ!長門に会えたんだよ!
俺の脳内は今長門に会えた喜びと希望で満ち溢れている!
キョン「長門!」
俺は長門の肩を掴む、と長門がひっと声を漏らした
…ん?なんだ?この違和感
長門はこんな感情を顔に出す奴ではない。仮に出したとしても俺にしか解らない。だがこの長門の顔はどうだ?
この表情は10人中10人が解るだろう、怯えてる表情だと言うことが
長門「は、放して…」
その怯えかたは、どことなく朝比奈さんを連想させるものだった
おやすみ
87 :
これは保守せざるを得ない長門
88 = 78 :
寝せん
90 :
気になる展開じゃないか
91 = 65 :
良いところで終わりやがってええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ほしゅ
93 = 1 :
キョン「長門、聞いてくれ!」
気付くと俺は今まであった出来事を怒濤の勢いで長門に話していた
俺は三年前に事故にあい、三年間植物人間で、おまけにハルヒは幼馴染みとか言い出すんだ。おかしいよな?これは誰がしくんだことなんだ?ハルヒか?それとも俺?それとも他の誰か?
なあ教えてくれよ、
キョン「長門!」
長門は、怯えた表情で、俺をまるで怪物のような目で見つめこう言い放った
長門「あなた…誰ですか…」
この言葉は、最後の希望の光を消すのには充分すぎる言葉だった
本当に寝る
94 = 1 :
>>93
間違えた
怪物を見るような目で
95 = 78 :
寝んな逃げんな楽しみにしてる
96 :
今北。ほシュルツ
97 :
もう怒った!保守なんてしてあげないんだからね!!
98 :
怪物のような目www
99 :
>>93
長門が怪物のような目でwww
誰か描いてくれんかのう
100 = 90 :
クレイモアの金色の眼な感じが浮かんだ俺厨二
みんなの評価 : ★★★×4
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