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    元スレ複合ジャンル「ひと夏から始まる恋物語」

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    51 :

    今北産業

    52 = 1 :

    「ったく、しゃーねーなー・・・まぁ見れないわけでもない」

    「むむ?」

    「屋上の露天風呂からでも見れる」

    「この変態野郎が・・・」

    「ならついて来い」グイッ
    「えぇ!?ちょ──!」

    ・・・山道

    「寝ぼすけめ」
    「ちょ、ちょっとどこに連れてく気?」
    「花火見るんだろ?」
    「そんなこと言いつつ・・・・変態」
    「うし、着いた」
    「展望台?」
    「・・・もうすぐだな」

    ──ヒューンドーン ドーン

    「わぁ・・・」
    「うむ」

    53 = 1 :

    ───ヒューンドーン アポーンン ズドーイ

    「すごい・・・」
    「・・・」
    「綺麗ね」
    「そりゃぁな」
    ───・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んでもって
    「お前ここにきてもう1週間か」

    「うん」

    「他の客は完全にお前のことを従業員だと思っている」

    「節穴共め!」

    「むしろ何もすることないのに1週間とかな・・・」

    「手伝いしてやってるじゃんか」

    「そーでした」

    「あんたもよく夏休み潰せるわよね」

    「彼女でもいないの?」

    「いるわけねーだろーが」

    54 = 1 :

    「フーン へぇー」

    「お前は聞かなくてもわかるけど」

    「うっさい 童貞 童貞童貞ドウテイ」

    「うるせー!」

    「じゃぁ一緒にお風呂入ろっか・・・」

    「えっ」

    「嫌なの?」

    「え、っちょ、えっと・・・」

    「冗談だ童貞」

    「・・・・く・・・そ・・・」

    「残念だったな~」ニヤニヤ

    「お前も表情和らいできたよな」

    「む」

    55 = 1 :

    「未だにこんなトコに来たのは謎だけど」

    「・・・ねぇ」

    「ん?」

    「いやなんでもない」

    「なんだよ」

    「・・・・」

    「俺とお前の仲だろうが」

    「どういう仲だ」

    「私さ、去年の夏休みは2週間も遊園地にいたんだ」

    「えぇぇ 一人で?」

    「うん」

    「あぁ、もしかして毎年みたいなノリですか!?

    「うん」

    56 = 1 :

    「今年は一転にて旅館」

    「変わった奴だな・・・」

    「うるさいなー」

    「家にいたくないんだろ?」

    「うん」

    「で、その遊園地はどうだったんだ?」

    「つまんなかった 毎日が無駄」

    「そりゃお前一人で遊園地2週間とか罰ゲームみたいなもんだからな」

    「でも今年は違う」

    「毎日が新鮮だし」

    「そりゃそうだこんな田舎」

    「お前さ、なんで親父と仲悪いの?」
    「む」

    57 = 1 :

    「知りたい」

    「関係ないじゃん」

    「いや、なんつーかその、ほっとけないっていうか・・・」

    「なにそれ」

    「結局アイツは私を道具にしてるだけだもん」

    「道具って・・・」

    「どうせ大人になったら政略結婚でもさせられるのが見えてる」

    「まぁそうなりそうだが・・・お前の意見は通らないと?」

    「言っても無駄だよ」

    「言ってみなければわからんぞ?」

    「わかるし・・・」

    「大事な一人娘じゃないか」

    「うるさいなー 大事になんかされてないわよ」

    58 = 1 :

    「きっと親父さんもツンデレなんだと思う」

    「なおさらキモい」

    「じゃぁお前はどうしたんだ?」

    「知らない」

    「え?」

    「知らない!知らない知らない!!」

    「まぁ、俺が口出すことじゃないしな」

    「・・・ばーか(ほっとけない・・・か)」

    59 = 1 :

    「きっと親父さんもツンデレなんだと思う」
    「なおさらキモい」
    「じゃぁお前はどうしたんだ?」
    「知らない」
    「え?」
    「知らない!知らない知らない!!」
    「まぁ、俺が口出すことじゃないしな」
    「・・・ばーか(ほっとけない・・・か)」

    以上
    http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/hitonatu_hajimaru_koimonogatari.html

    以降の続編的な展開になります そして僕はそろそろサルを喰らうでしょう 

    60 = 1 :

    >>58-59 miss

    ──── 海へ行くの巻

    「海?」

    「歩いて20分くらいのところに海水浴場があるのよ」

    「ほう」

    「と、いうわけだ行って来い」

    「あら、男ちゃんも付き添いで行くのよ?」

    「えぇ!?い、いいよ面倒だし・・・」

    「なんですと?」

    「い、いやだから俺旅館の清掃もあるし・・・」

    「あ?」ゴゴゴゴ
    「行きます(コェー」

    「海か・・・」

    61 = 1 :

    ───

    「じゃ、失礼するわね~♪」

    「えっ、あの───///」シュルル

    「・・・oh」ジュルル

    「えっと・・・?」

    「最近の子は発育がいいと聞いていたけど」

    「あ、あの」

    「これは男ちゃんには危険だわ!! あの2人とはまた違うエロさ!」サワサワサワ!

    「キャッ・・・あっ・・・ちょっと・・・んっ・・・(あの2人?)」

    「着やせするタイプね さらにギャップでの攻撃力が大きいわ~舐めちゃいたい♪」サワサワ

    「ん~ くすぐったいですよ~ ぁん」

    「胸のサイズは・・・私と同じくらいね フフフ もっと強調しなくちゃもったいないわよっ」モミモミ

    「ちょっ─///(変態だー!!!)」

    62 = 1 :

    「さて、水着を選ばなくちゃね」ジャーン

    「こ、こんなに!?」

    「ズバリ!嬢さんに合う水着は黒!」

    「おぉ」

    「雪みたいに白い肌を更に強調してあげるのよ!」

    「なるほど・・・」

    「それでね~こういうの似合うかな~って♪」



    「おっ」

    「おまたせ」

    「えっと、もう行くってことでいいのか?」

    「ん 水着は下に着てある」

    63 = 1 :

    「そうか、一応準備もできてるし行くぞ」

    「はいはい」

    ──── 一本道

    「にしてもずいぶん時間かけてたな」

    「だ、だってあんたのお姉さんが・・・!」

    「まぁ姉さんも妹ができたみたいで嬉しいんだよ 許してやってくれ」

    「(義妹!?もうそんな設定!?)」

    「俺も昔は女の格好させられたしな・・・」ゾクゾク

    「あ!」

    「割と人が来てるな~」

    「海・・・!(綺麗・・・!!!)」

    「さて、ここのベンチでも使うか」

    64 = 1 :

    「意外と綺麗ね」

    「見ての通り下が岩場というか砂利だからな 泥がないから水が濁らないんだよ」

    「おぉ~」キラキラ

    「さて、俺は浮き輪でも借りてきや──!もう脱いでる!!?」

    「~♪」ワクワク

    「oh・・・///(なんということでしょう)」

    「むぅ・・・、無料見するな」

    「う、うるせーな 俺は浮き輪借りてくるからそこにいろよ」スタスタ

    「・・・童貞め」

    「あ、日焼け止め塗らなくちゃ」

    「えっと~」ガサゴソ

    65 = 1 :

    「やっぱりスタイル良かったな、動揺してしまった」

    「冷静にならねば・・・」


    「背中まで届かない・・・」

    「借りてきたぞ」

    「あ、いいところに来たわね 背中に塗ってほしいんだけど」

    「──ッブ!!」

    「ちょ、汚いわね!」

    「あのなぁ・・・」

    「いいから早く塗って」

    「わ、わかったよ(こいつは少し抜けてるんだよな・・・)」

    「ちょっとでも変なところ触ったらぶっ殺すから」

    「触らねーよ」ヌリヌリ

    66 = 1 :

    「おふっ」

    「変な声出すな!」

    「・・・」ニヤニヤ

    「お前確信犯だろ」

    「さぁ?」

    「・・・(肌白い)」ゴクリ

    「・・・んっ」

    「おら、これでいいだろ」

    「ご苦労!じゃぁ出撃するわよっ」

    「俺はちょっと準備していくから先に行ってろ」

    「わかった~」テッテッテッテ

    「(股間が起ってるから立てないだけだが・・・)」

    67 = 1 :

    ──────海の家

    「あむあむ」モグモグ

    「もう少し落ち着いて食え」

    「うっふぁいわね~」モグモグ

    「男!!」

    「む」

    「ん?あぁ、女か」

    「何であんたが海にいるのさ?」

    「いや、ちょっと連れと来ていてな・・・」

    「・・・」チョコン

    「おぉ?」
    「・・・」
    「おぉ~」ジーッ

    68 = 1 :

    「嬢って言うんだ 旅館に泊まりに来ていてな 長期滞在なんだが」
    「へ~」ジーッ
    「ど、どうも」

    「嬢ちゃんとな?私は女だよ よろしくねっ♪」

    「よ、よろしく・・・(この人・・・)」ジーッ
    「?」ボィーン
    「(とんでもない爆乳だ!!!!!)」

    「て、いうか2人で来てるの?」

    「まぁな」

    「じゃぁ午後からビーチバレーの大会あるんだけど出ない?」

    「だとさ」

    「わ、私に聞かないでよ」

    「んじゃぁ出るか」

    「そう来なくっちゃ!」

    69 = 1 :

    ────んでもって


    「せぃ!!」バシィ

    『決まったー!』

    「お、お前めちゃくちゃ上手いな・・・」

    「っふ・・・これでも小・中とバレー部だったんだから」ニヤリ

    『さぁ座敷童子チーム!決勝進出ーー!!!』

    「な、なんだ座敷童子チームって!」

    『●●旅館の穀潰し!御曹司の男と、真夏に舞い降りた天使!嬢ちゃんのペアが進出だー!』

    「男死ねー!」「仕事しろー!」「男死ね!」

    「嬢ちゃん可愛い!こっち向いてぇ!!ハァハァ」「天使だ・・・」

    『熱い大声援です!』

    「な、何だよこれ・・・」

    70 = 1 :

    『さぁ試合開始~!!どちらが先に2セットを先取するのかぁあっぁああ!?』


    「そぉれぃ!!」バシッ!

    「うぉ!?(強っ!)」

    『あっと!男のアホがレシーブを失敗です!』

    「死ねー!男死ねー!」

    「ふ~」

    「ちょっと!変なところばっか見てるからじゃない!?」

    「なっ!ち、違うわボケ!あいつも現役バレー部なんだぞ!」

    「み、見ればわかるわよ!でも私だったら楽勝で止めてるレベルよ!」

    「経験者だからだろ!」

    「いいえ~ 変なところ見ないでボールに集中してるからでーす」

    「だ、だから俺は・・・・──ッブ!?」バシィ!!

    71 = 1 :

    『おぉっと!またもや女選手のサーブが炸裂ぅぅ!!』

    「・・・何これ」

    「だっさ・・・」


    「そぉれ!」バシ!

    「ほっ」

    「男!トス上げるわよ!」トース!

    「よっしゃぁぁあ───!」

    「あぁん!水着の紐が・・・」シュル

    「ぬぉ!?」

    「ば、ばか!」

    ───ストーン

    『あぁっと!男はアタック失敗!ボールは自陣に落ちてしまったー!』

    「・・・」

    72 = 1 :

    「おい」ゴゴゴゴゴ!!!!
    「す、すまん!マジで真面目にやるから!」

    「そんなに巨乳が偉いのか?私のじゃ不満だってか?あぁ?」ゴゴゴゴ!

    「め、滅相もない!」ガクブル

    「だったら真面目にやれぇぇ!」イライラ

        ────そして
     
    「あと1Pで私達の勝ちよ!」
    「うん!」

    「ここを抑えて逆転するぞ!」
    「わかってるわよ!」

    「・・・必殺サーブ!トライアングルドリーマー!!」バヨヨーン!

    「あ、あれは!!」

    『な、なんとあれは!!ボールが3つ宙に浮いているーー!?』
    「け、けしからん」ゴクリ

    「喰らえぇぃ!」

    73 = 1 :

    「ぉおぉおぉ!集中!集中ぅぅ!!!」

    「それっ!」バヨヨーン!

    「(賢者!賢者にならなければ!!・・・ぬぅぅ!)」

    「男!もしこの勝負勝ったら私の胸、触り放題よ!」

    「な ん で す と ?」

    「言った通りよ 絶対に拾いなさいよ!」

    「イェッサー!」バシ!


    『男、これを慌てずレシーブだぁ!』


    「(そのまま決める!!) えぃ!! 」バシィ!!

    「いやん!」バスィ!

    『決まったぁぁぁぁ!!』
    「天使ダ・・・」「翼が生えてたぞ今・・・」

    74 = 1 :

    「よしっ!」

    「やるじゃない」


    ─────そして...

    「うりゃ!」バシィ!

    「あぁ~ん!」

    『決まったー!座敷童子チーム優勝!!!!』

    「しゃぁ!」

    『戦った両チームには惜しみない賛辞が送られています!!』

    「嬢ちゃーん!」「女ちゃーん!」「女姉様~!!」
    「男死ねー!」「男ー!仕事しろー!!!」

    「なあにこれ」

    75 = 1 :

    『なお優勝した座敷童子チームには特に商品はありません!』

    「ないんかい!」

    『一応メロンとスイカがありますが・・・』

    「い、いらない・・・」
    「まるで優勝チームが決まっていたかのような・・・」

    「負けちゃった♪」ボヨヨン

    「男ちゃん、男らしくなったじゃな~い♪」ナデスリ

    「やめろ 当たってる(マジで今回はこのメロンに苦戦したからな)」

    「」イラッ

    「嬢さんでしたっけ?」

    「・・・はい」イライラ

    「男ちゃんの・・・彼女さん?」

    76 = 1 :

    「そ、そういうワケじゃ~~」

    「顔赤くしちゃって~カワイイ よしよし♪」

    「あ、あのちょむ───ッ///」

    「(oh...嬢の顔が姉さんの顔に埋もれてるぜ・・・)」

    「ウチの弟は女系家族に囲まれて育ってるから鈍感だけど、頑張ってね・・・」ボソッ

    「ふぇぇ!?お、お姉さん?」

    「ん?あぁつまり・・・」


    大女将→母親
    女将→長女
    (既婚者 旦那の妹→女)
    長男→男

     
    「みたいな感じ」
    「(つ、つまり親戚だったのね・・・)」ホッ

    77 = 1 :

    「まぁ・・・正確にはもうひとり──ッ、あぁお前俺の西瓜まで食べたな!?」

    「うるさいわね~ そんなにスイカが好きなんだ 変態」

    「お前なぁ~」

    「(ほうほう・・・)」
    「(息ピッタシね♪)」


    ───────その夜
    ──浴場

    「ふう・・・」チャポン

    「ちょっと焼けちゃったかな~」

    「・・・むう」モミモミ

    「あれが反則すぎるのよ・・・」

    「仮に私が色仕掛けをしてみたらどうなるんだろ」

    78 = 1 :

    「馬鹿みたい・・・何考えてるんだか~」

    「・・・(ていうか触り放題とか言ったけど、覚えたりするかな・・・・・・・・・・///)」


    ───嬢の部屋

    「おーい」コンコン

    「んー」

    「入るぞ?」ガチャリ

    「どうぞ」

    「お前の服洗濯終わったからッ───!?」

    「なに?」

    「な、なんでもねーよ」

    79 = 1 :

    「っふ」ニヤニヤ

    「おら、これ洗濯物」ドサッ

    「ご苦労様」ヒラヒラ

    「(な、なんだよエロいじゃねーか畜生!)」

    「変態」

    「お、お前なぁ・・・」

    「これだから思春期の童貞ちゃんは困るわね」

    「ならそんなにはだけた格好するなよ」

    「欲情しちゃったか?」

    「してねーよ」

    「ふーん」

    「それに風邪ひくから・・・ほら、これ着ろ」

    80 = 1 :

    「っけ」

    「じゃぁ俺は戻るからな」

    「・・・待ってよ」ガシッ

    「ん?っておい うゎっ!」ズルッ

    「きゃっ!・・・・」

    「な、なんだよ」

    「・・・あ、あのさ 昼間のさわ───」

    「男ちゃーん?」ガララッ

    「あっ」
    「あっ」

    「・・・あらっ」

    81 = 1 :

    「もう、お盛んね・・・♪」
    「だぁ待て!これは違ぁぁあぅ!!!」

    「ほう?」
    「もう、無理矢理だなんて・・・」

    「おほ!」
    「お、お前も適当なこと言うな!」

    「男も思春期ですものね でも無理矢理はよくないわ」
    「だぁかぁぁらぁぁぁぁ!!!」

    「もういぃ!!」

    「あっ、ちょっと」

    「今日はもう寝る!!」───ピシャッ!

    「あぅ・・・」

    「(この修羅場・・・最高ね!)」

    82 = 1 :

    ────翌朝

    「・・・おい」コンコン

    「・・・開いてるし」

    「おら起きろぉ~」

    「ふぇ?」

    「お前こんなところで寝たら風邪ひくぞ・・・」

    「ん・・・いつの間にか寝てた」

    「朝飯の時間だぞ」

    「男」

    「どうした?」

    「その、昨日は・・・なんか・・・・・・ごめん」

    83 = 1 :

    「あぁ、俺のほうこそすまん」

    「む、許す」

    「相変わらず上から目線だな・・・ほら行くぞ」

    「っけ(もういいし!忘れてるなら知らん!!)」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「どこかに行くの?」

    「ん、あぁ・・・まぁ」

    「ふーん・・・」

    「別に楽しいところじゃないぞ?」

    「ふーーーん」

    「それに外で作業するから暑いし・・・」

    84 = 1 :

    「ふん」

    「わかったよ お前も来い」

    「しょうがないわね~ 仕方ないから行ってあげよう」

    「はいはい」

    ──────────────────────

    「お墓・・・?」

    「楽しいところじゃないって言っただろ?」

    「そのようね」

    「とりあえず一通り洗い流しますか」ゴシゴシ

    「ねぇ」

    「ん~?」ゴシゴシ

    85 = 1 :

    「そ、その 誰の・・・」

    「ん~ 弟だ」ゴシゴシ

    「・・・そう」

    「俺の2つ下でな ・・・10年前に、病気でな」ジャーー

    「そっか」

    「よしっ!これでいいだろ」


    ───

    「嬢さん 明日から●●の間に移動ですので・・・」

    「あぁ、そういえば・・・」

    「荷物移動はほとんどまとめてあるけどな」

    86 = 1 :

    ──

    「ほな 私が案内しますわ」

    「はい」

    ───●●の間

    「うわぁすごい・・・人形にお菓子に・・・こんなに」

    「全部お客はんが置いきはるのよ」

    「あぁ、確か座敷童子が出るから・・・」

    「昔はそんなのなかったのにね~」

    「そうなんですか」

    「10年くらい前からかしら・・・・・・・・・うん」

    「へぇ~」

    「ちょっと囲まれて寝辛いかもしれないけどね」

    87 = 1 :

    「た、確かに」

    「男も一緒に寝させましょうか?」

    「んなっ───///・・・だ、大丈夫です」

    「んふふ♪」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    「座敷童子ねぇ」

    「昨日なんて寝てる最中にぬいぐるみが崩れて・・・」

    「あれじゃちょっと落ち着かないもんな」

    「座敷童子っていうより怖い霊的な感じよ」

    「なら男ちゃんも一緒に寝れば?」

    「きゅ、急に出てくるなよっ」

    「死んでも嫌です」

    88 = 1 :

    「でも寝不足は体とお肌に悪いわよん」

    「むう」

    「ね?男ちゃんもそうしてあげなさいって!」

    「い、いや俺が決めることじゃないし・・・」
    「わ、私も別に・・・一緒に寝るっていうのは・・・ゴニョゴニョ」

    「あ?」ゴゴゴ!

    &嬢「い、いやだから」

    「あぁ!?」ゴゴゴゴゴ!!!

    「わ、わかったよ!言う通りにするよ!」

    「(女将さんたまに豹変するわよね)」ボソッ

    「(元レディースだからな・・・)」ボソッ

    「(なるほど)」

    89 = 1 :

    てs

    90 = 1 :

    「おいっ!たくわかったよ・・・」ドサッ

    「・・・」

    「座敷童子か・・・」

    「おい変態」

    「なんだよ」

    「寛大なる私の慈悲に免じて入れてあげてもいいわよ」

    「・・・(何を企んでやがる)」

    「何よその目 もう絶対に入れてあげない」

    「わ、悪かった!悪かったって・・・」

    「・・・」
    「・・・」ゴソッ

    「今変なところ触った」

    91 = 1 :

    「触ってないだろ」

    「なぁ、その・・・そっち向いていいか?」

    「む、遂に本性を現したわね」

    「いや、心臓上にして眠りたいからさ」

    「勝手にしろ」

    「勝手にさせてもらうぞ」クルッ

    「・・・///(く、暗いから見えてないわよね?顔赤くなってない?大丈夫だよね?)」

    「─── zzz zzz」

    「ね、寝てる・・・だと・・・?」

    「zzz zzz」

    「ここが顔ね」ナデナデ

    92 = 1 :

    「ほっぺた」ツンツン

    「んにゃ~ zzz zzz」

    「唇」プニプニ

    「・・・・・・んっ(・・・・・これが、キス)」チュ

    「んぁ・・・zzz zzz」

    「わ、わわわ私は何を───!!!」

    「・・・/// あ、あと えと・・・寝よう・・・うん」

    「(あと1週間しかいれないのか)」


    ───翌朝

    「んぁ・・・もう5時か」

    「・・・あぅ」

    93 = 1 :

    「ん?ぬぉ!!」

    「ん~?何よ・・・」

    「そ、そうか 一緒に寝てるんだった・・・」

    「あんた、私が寝てる間に変なことしてないでしょうね?」

    「しとらんわ」

    「本当?変なところ触ったり・・・そ、そのキ、キ、キスとかしたり」

    「するわけないだろっ」

    「そ、そう ならいいわよ」

    「??」

    94 = 1 :

    ────

    「俺は夜中に仕事があるから」

    「一生仕事してろ」

    「お前、くれぐれも鍵だけは必ず閉めておけよ?」

    「なんで?」

    「この部屋ってのは全国的に有名なんだ 物見珍しさで勝手に入ってくるバカが多いんだよ」

    「ふーん」

    「いいな?」

    「わかったって・・・」
    ─────────────────夜中
    「・・・むにゃ」

    ─ガタッガタッ!!

    95 = 1 :

    「んむ?」

    「ここが座敷童子の出る部屋なんだって!」
    「でも鍵閉まってるぜ?」
    「それがさっき見たんだけど、なんか泊まってる子が超可愛くてさぁ!」
    「マジで?」
    「ちょっとやめなってば~」

    「・・・む 馬鹿というのは存在したのね」

    ───ガチャガチャ!!

    「・・・(入って来ないよね?)」ガクブル

    「・・・げ!」

    「ここって普通に外の柵乗り越えられたら縁側から入ってこれんじゃん・・・」

    「どうしよ・・・(男、来てくれないかな)」

    ───ガサッ

    「! だ、誰・・・?」

    96 = 1 :

    「・・・」
    「子供・・・?僕、どこから来たの?」
    「・・・」
    「ママは?(て、言うかこんな夜中になんでこんな場所に!?)」
    「・・・」
    「・・・(そう言えば外が静かになってる)」
    「・・・」
    「そんなところにいたら風邪引くよ?」
    「・・・」スタスタ
    「いくつ?」
    「・・・」
    「そう、6歳なの(あれ?何でわかったんだ私・・・)」
    「今日はもう遅いから・・・お姉ちゃんと一緒に寝ようか♪」
    「・・・」コク
    「うんうん♪(子供は可愛いのう)」

    97 = 1 :

    ───翌朝
    「入るぞ~」コンコン

    「んにゃ・・・」
    ────────ガチャ ガララ
    「起きろ」

    「ん~ あれ・・・?」

    「どうした?」

    「い、いや 何か昨日縁側の外に男の子が立っててね、一緒に寝たんだけど・・・」

    「・・・、・・・・・・・・戻ったんじゃないか?」

    「えぇ~ 無口な割に破天荒な子だなぁ」

    「ご飯、出来てるぞ」

    「はーい」

    「・・・・・・・・・・・」

    98 :

    かなり前に見たことある気がする
    もう一年くらい前じゃないか?支援

    99 = 1 :

    「そういやお前の部屋に旅行中の団体が来たんじゃないか?」

    「そうそう、馬鹿ってのは存在したのね」

    「大丈夫だったか?」

    「気がついたらいなくなってたみたい」

    「そうか」

    ───夜

    「にしても部屋中に置きすぎでしょ」

    「リコーダーまであるし」

    「あ、そうだ またあの子来たらここのお菓子あげちゃお~っと」

    「別にいいよね~♪」

    「おーい」コンコン

    100 = 1 :

    >>98 そんな前でもない気もしなくはない

    「何?」
    「今日も一人で寝ろよ」
    「最初からそのつもりよ変態」
    「鍵はしっかりな 縁側の柵はセンサー付だから大丈夫だ」
    「思わぬところに穴があるのよ」
    「それとさ・・・」
    「?」
    「ん、なんでもない」
    「何よ はっきり言いなさいよ そんなに私と寝たいのか?ん?」
    「いや、その・・・例の子供が来たらちゃんと面倒見てやれよ?」
    「んなの言われなくてもわかってるつーの」
    「そうか」

    さるよけ対策のため改行やめ


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