元スレ既出ジャンル「目の見えない青年」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : △
51 = 1 :
とある公園
青年A「ここだよ」
青年B「あれ、もう着いたの?」
青年A「わざわざ近いところを調べたんだ」
青年A「そんなことより」
青年A「耳を澄ましてみてよ」
青年B「・・・・・・・」
52 = 1 :
耳を澄ますと
音が聞こえた
葉々の擦りきれる音
枝が重なり合う音
木々がぶつかりあう音
いくつもの音が聞こえて
全部が一緒に耳に入ってきて
53 :
チルドレンみたいだな
54 = 1 :
青年A「背の高い木は、先の方が細い枝になっている上に」
青年A「葉っぱがいっぱい生えてるから」
青年A「上空の風の強さもあいまって、木々は揺れ動く」
青年A「あの高さじゃ風の強さは大して変わらないだろうけど」
青年A「それなりの音はするかなって思ったんだ」
青年A「ちなみにここまであるサイトの引用」
青年B「この音の為に・・・・・」
青年A「だから高い木が生えてて」
青年A「尚且つ家に近い公園を探したんだ」
55 :
6まで読んだけど青年ABだとわかりにくい
56 = 1 :
Aも目をつぶる
青年A「・・・この音が良い音なのかは」
青年A「俺にも分からないけれど」
青年A「でも」
青年A「風の音って言ったら」
青年A「こういうのかなぁって思って」
青年B「・・・・・・・」
57 = 1 :
>>55 >>6は間違えましたすいません
青年B「・・・・良いよ」
彼は笑顔で言う
青年B「凄く心地いいよ!」
青年B「この音!」
青年B「本当にありがとう!」
青年B「本当に本当に」
青年B「・・・・本当にありがとう!」
58 :
追いついただと…私怨
60 = 1 :
青年A「なんか今日は昨日以上に」
青年A「泣いたりお礼言ったりだな」
青年A「なんでそんな気遣うんだよ」
青年B「だって僕・・・・」
青年B「こんなに良くしてもらったのは初めてで・・・」
青年A「・・・・・・」
青年A「そう、だったんだ・・・・・」
61 = 1 :
青年B「あ」
青年B「ところで」
青年B「今何時か分かる?」
青年A「?丁度真昼くらいだけど」
青年B「ああ・・・ごめん・・・・・」
青年B「今日昼過ぎから用事があって・・・・」
青年A「・・・まじで」
青年B「ごめん・・・言い忘れてた」
62 = 1 :
青年A「せっかく最高のプランを用意していたというのに!」
青年A「なんという焦らし!」
青年B「ごめんね・・・」
青年A「しょうがないさ、用事なら」
青年A「じゃあ明日こそ・・・いや、明日は学校だから」
青年A「次の土日楽しみにしててくれ」
青年B「・・・うん」
青年B「楽しみにしてるね」
63 :
帰宅後
Aはパソコンをたちあげた
青年A「さて、と・・・」
青年A「2日振りにVIPやるか」
カタカタ
青年A「安価で視覚障害者にメールする」
64 = 58 :
>>63
黙ってろ電話
65 = 1 :
彼を送った後
俺は家に帰った
青年A「・・・・・今日は何もしないで終わっちゃったな」
青年A「せっかく俺が最高級プランを用意したというのに」
青年A「まぁいいか」
青年A「彼の反応は」
青年A「次会ったときのお楽しみにしとこう」
66 = 1 :
翌日
Aの部屋
父「おーい」
父「いい加減一人で起きるようになれやー」
青年A「うんぁあ・・・・?」
父「もう土日は終わったぞー」
父「月曜日の襲来だー」
青年A「あー・・・れー・・・・」
父「って二度寝すんじゃねえ!!」
67 = 63 :
青年A「月曜日だけど学校行きたくないから安価で視覚障害者にメールする、と」
68 = 1 :
青年A「行きゃあいいんだろ行きゃあ」
父「よく分かってるじゃないか」
父「ちなみに学校さぼったらぶっとばすからな」
青年A「じゃあぶっとぶから今日休ませてくれ」
父「よし」
父「じゃあ外の車の前に立て、アクセル全開で轢いてやる」
青年A「今すぐ行ってきます」
70 = 1 :
学校
青年A「はぁ・・・・」
友「どうしたA」
青年A「父に無理矢理追い出された上に」
青年A「朝ごはんも食わせてもらえなかった」
青年A「結局遅刻で、放課後先生の呼び出しだし」
友「いつもの事だな」
青年A「これが普通になってしまうと大分困る」
友「いつも休み時間に売店行ってるくせに」
71 = 1 :
青年A「それよりやっぱり」
青年A「あいつ来てないんだな」
友「どうしたよいきなり」
友「いつもあいつの事なんか気にもしないくせに」
青年A「いやあ」
青年A「あいつの家にプリント届けに行った時にさ」
青年A「予想以上の重病だって聞いて同情しちゃって」
友「まぁ・・・・なぁ」
73 = 1 :
放課後
先生「お前はいつもいつもだな」
青年A「はい」
先生「遅刻、居眠り、宿題忘れ、部活さぼり」
先生「何か真面目に取り組めるのはないのか」
青年A「食事」
先生「そうか」
先生「将来が心配だわほんと」
青年A「なんで他人事みたいな言い方なんですか」
74 = 1 :
青年A「ところで」
青年A「あいつはもう学校には来ないんですか?」
先生「あいつか」
先生「まぁ厳しいだろうなぁ」
先生「あんな事になってるんじゃあ」
青年A「・・・・ですよね」
先生「てかお前は自分の心配を優先しろ」
青年A「ははっ」
75 = 1 :
そんな平日を繰り返し
遂に念願の土曜日
青年A「よっしゃああああ」
父「ちょ、起きるなりうるさい」
青年A「ごめん」
青年A「という訳で遊び行って来る」
父「ったくまたか」
父「暗くなる前に帰って来るんだぞ」
青年A「おうおう」
76 :
なんで青年なのに学校行ってんだ?夜間?
77 = 1 :
>>76高校生くらいの子って少年とは言わなくない?
外
青年A「今回は完璧だぞ・・・・」
青年A「ちゃんとメモも持ってきた・・・・」
青年A「あいつのあのニヤケ顔が目に浮かぶわ」
青年A「ぶはははは」
青年A「あひゃひゃ」
子供「ママーあの人怖いー」
通行人「目を合わせちゃいけません」
78 = 76 :
>>77
高校生ぐらいじゃ明らかに少年だろ
79 = 1 :
Bの家前
俺はチャイムを鳴らした
青年A「すいませーん」
ガチャ
母「・・・・はい」
母「どなたでしょうか?」
青年A「あ、こんにちわBのお母さん」
青年A「Aです」
母「ああ、A君。こんにちわ」
81 = 1 :
>>78なんか言われるとそんな気もする
青年A「ところでB君はいらっしゃいますか?」
青年A「今日遊ぶ約束をしていたのですが」
母「・・・・・・」
母「・・・・あの子は」
青年A「はい」
母「あの子は言ってましたよ」
青年A「??」
82 = 1 :
母「あなたに」
母「もう会いたくない、って」
83 = 69 :
「あいつ」と「青年B」は別人なのか
84 = 58 :
>>1
一言いわせてくれ…早く書け。
85 :
規制入ったか?保守
86 = 59 :
いま書いてるの?
88 :
しえん
90 = 85 :
ほ
みんなの評価 : △
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