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元スレ既出ジャンル「目の見えない青年」
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青年A「ねぇねぇ」
青年B「うん?」
青年A「とある人に聞いたんだけど」
青年A「君は目が見えないの?」
青年B「うん」
青年A「・・・そっか」
青年A「大変だね」
青年B「うん?」
青年A「とある人に聞いたんだけど」
青年A「君は目が見えないの?」
青年B「うん」
青年A「・・・そっか」
青年A「大変だね」
青年A「こう言うのは凄く失礼だと思うんだけれど」
青年A「具体的に」
青年A「どういうところが一番大変?」
青年B「う~ん」
青年B「色々あって分からないや」
青年A「・・・だよね」
青年A「具体的に」
青年A「どういうところが一番大変?」
青年B「う~ん」
青年B「色々あって分からないや」
青年A「・・・だよね」
青年A「でも一番大変なのはやっぱ」
青年A「外に出る事かなぁ」
青年B「ふむふむ」
青年A「だからもう最近は」
青年A「怖くて外に出てないんだ」
青年A「それに、外に出てもすることも限られてるし」
青年B「やっぱりそうなんだ・・・」
青年A「外に出る事かなぁ」
青年B「ふむふむ」
青年A「だからもう最近は」
青年A「怖くて外に出てないんだ」
青年A「それに、外に出てもすることも限られてるし」
青年B「やっぱりそうなんだ・・・」
青年A「じゃあさ」
青年A「少しだけ散歩しない?」
青年B「え?」
青年A「大丈夫」
青年A「俺がちゃんと誘導するからさ」
青年B「ホントに?」
青年A「うん」
青年A「しっかりお供させていただきますよ」
青年A「少しだけ散歩しない?」
青年B「え?」
青年A「大丈夫」
青年A「俺がちゃんと誘導するからさ」
青年B「ホントに?」
青年A「うん」
青年A「しっかりお供させていただきますよ」
外
青年A「まさか」
青年A「外に出るだけでこんなに大変とは」
青年B「ごめん、ごめんね」
青年B「どうしても階段の段差とか靴を履くのとか慣れなくて」
青年A「違う違う」
青年A「俺の先導の仕方が悪かった」
青年B「・・・本当にごめんね」
青年A「まさか」
青年A「外に出るだけでこんなに大変とは」
青年B「ごめん、ごめんね」
青年B「どうしても階段の段差とか靴を履くのとか慣れなくて」
青年A「違う違う」
青年A「俺の先導の仕方が悪かった」
青年B「・・・本当にごめんね」
>>6
なんという逆転現象
なんという逆転現象
>>11間違えた・・・・・orz
青年A「ところでさ」
青年B「どうしたの?」
青年A「目が見えない状態で外に出るのって」
青年A「どういう感じ?」
青年B「そうだなぁ・・・・」
青年B「例えるなら、真っ暗闇を手すり無しで歩いてる感じとか」
青年A「なるほど分かりやすい」
青年A「ところでさ」
青年B「どうしたの?」
青年A「目が見えない状態で外に出るのって」
青年A「どういう感じ?」
青年B「そうだなぁ・・・・」
青年B「例えるなら、真っ暗闇を手すり無しで歩いてる感じとか」
青年A「なるほど分かりやすい」
青年A「止まってー」
青年A「信号が赤だよ」
青年B「わざわざありがとう」
青年B「でも大丈夫、赤だって分かってる」
青年A「え?どうして?」
青年B「車が走っている音とかで大体分かるんだ」
青年A「おお凄い」
青年B「これは正直そうでも・・・・」
青年A「信号が赤だよ」
青年B「わざわざありがとう」
青年B「でも大丈夫、赤だって分かってる」
青年A「え?どうして?」
青年B「車が走っている音とかで大体分かるんだ」
青年A「おお凄い」
青年B「これは正直そうでも・・・・」
青年A「じゃあまずどこに行こうか」
青年B「どこでも大丈夫だよ」
青年A「うむむ・・・・」
青年A(ゲームセンターだと画面が見えないだろうし)
青年A(本も読めないから本屋とか喫茶店とか無理だし)
青年A(ご飯にはまだ早いし・・・)
青年「むむむむむ」
青年B「どこでも大丈夫だよ」
青年A「うむむ・・・・」
青年A(ゲームセンターだと画面が見えないだろうし)
青年A(本も読めないから本屋とか喫茶店とか無理だし)
青年A(ご飯にはまだ早いし・・・)
青年「むむむむむ」
青年A(そうだ!)
青年A「ねぇ、カラオケ行かない?」
青年B「カラオケ・・・・」
青年A「あれ・・・?」
青年A「音楽とか興味無い・・・・?」
青年B「ううん」
青年B「むしろ逆で」
青年B「凄く行きたい」
青年A「ねぇ、カラオケ行かない?」
青年B「カラオケ・・・・」
青年A「あれ・・・?」
青年A「音楽とか興味無い・・・・?」
青年B「ううん」
青年B「むしろ逆で」
青年B「凄く行きたい」
カラオケ
青年B「イエーイ!」
青年A「ヒューヒュー」
青年A「とても楽しそうでなにより」
青年A「てか歌上手いなぁ」
青年B「いえいえそんな、どうもどうも」
青年A(・・・謙遜してるのか認めているのか謎だ)
青年B「イエーイ!」
青年A「ヒューヒュー」
青年A「とても楽しそうでなにより」
青年A「てか歌上手いなぁ」
青年B「いえいえそんな、どうもどうも」
青年A(・・・謙遜してるのか認めているのか謎だ)
青年B「ああ楽しかった」
青年A「それは良かった」
青年A「てかその笑顔見てればすぐ分かるけど」
青年B「え?僕そんなに笑ってる?」
青年A「うん」
青年A「もうニヤニヤ状態」
青年B「恥ずかしい・・・・・」
青年A「それは良かった」
青年A「てかその笑顔見てればすぐ分かるけど」
青年B「え?僕そんなに笑ってる?」
青年A「うん」
青年A「もうニヤニヤ状態」
青年B「恥ずかしい・・・・・」
青年A「でも随分歌に詳しいね」
青年A「しかも歌詞も見ないで歌えるなんて」
青年B「ふふふ」
青年B「・・・・・・」
青年B「音楽は」
青年B「僕の楽しめる数少ない娯楽だから」
青年A「・・・それじゃあ」
青年A「俺の采配は間違ってなかったんだね」
青年B「うん、本当にありがとう」
青年A「しかも歌詞も見ないで歌えるなんて」
青年B「ふふふ」
青年B「・・・・・・」
青年B「音楽は」
青年B「僕の楽しめる数少ない娯楽だから」
青年A「・・・それじゃあ」
青年A「俺の采配は間違ってなかったんだね」
青年B「うん、本当にありがとう」
青年A「じゃあそろそろご飯にしようか」
青年A「とりあえず食べやすいのって何?」
青年B「パン類とかは食べやすいよ」
青年B「箸使う奴は大体苦手かも・・・」
青年A「なるほどなぁ・・・・・」
青年A「・・・・・・・」
青年A「とりあえず食べやすいのって何?」
青年B「パン類とかは食べやすいよ」
青年B「箸使う奴は大体苦手かも・・・」
青年A「なるほどなぁ・・・・・」
青年A「・・・・・・・」
コンビニ
青年A「ごめん、結局こんなとこしか思いつかなかった」
青年B「いやいや、どう考えても僕のせい・・・」
青年A「いやいや、俺の発想力不足が・・・・」
青年B「いやいや僕が」
青年A「いやいや俺が」
青年B「いやいや俺が・・・じゃなくて僕が」
青年A「ごめん、結局こんなとこしか思いつかなかった」
青年B「いやいや、どう考えても僕のせい・・・」
青年A「いやいや、俺の発想力不足が・・・・」
青年B「いやいや僕が」
青年A「いやいや俺が」
青年B「いやいや俺が・・・じゃなくて僕が」
食後
青年A「じゃあ次はどこに行く?」
青年B「次もお供様の采配に期待いたします」
青年A「なんと」
青年A「よし、それじゃあ次は」
青年A「服でも買いに行こうか」
青年B「え?服?」
青年A「じゃあ次はどこに行く?」
青年B「次もお供様の采配に期待いたします」
青年A「なんと」
青年A「よし、それじゃあ次は」
青年A「服でも買いに行こうか」
青年B「え?服?」
青年B「でも僕洋服はこれのままでも・・・」
青年A「なーに言ってるの」
青年A「カッコよくなるに越した事はなかろうぞよ」
青年B「それはそうだけど・・・」
青年A「安心してよ」
青年A「通りすがった全員が思わず振り返るくらいにはするから」
青年B「振り返られても多分気づかない・・・・」
青年A「なーに言ってるの」
青年A「カッコよくなるに越した事はなかろうぞよ」
青年B「それはそうだけど・・・」
青年A「安心してよ」
青年A「通りすがった全員が思わず振り返るくらいにはするから」
青年B「振り返られても多分気づかない・・・・」
服屋
青年A「おーい着られたー?」
青年B「待ってもうちょい」
青年B「よし、でけた」
彼が試着室から出てきた
青年B「ど、どう?ちゃんと着れてる?」
青年A「おお」
青年A「素晴らしい出来」
青年B「そ、そうなんだ・・・」
青年A「おーい着られたー?」
青年B「待ってもうちょい」
青年B「よし、でけた」
彼が試着室から出てきた
青年B「ど、どう?ちゃんと着れてる?」
青年A「おお」
青年A「素晴らしい出来」
青年B「そ、そうなんだ・・・」
青年B「じゃあ」
青年B「この服買ってこうかな・・・・・」
青年B「せっかく選んでくれたんだし・・・・」
青年A「待て待てい」
青年A「これも一緒に買ってけい」
青年B「?」
青年A「ほら」
パシュッ
青年B「この服買ってこうかな・・・・・」
青年B「せっかく選んでくれたんだし・・・・」
青年A「待て待てい」
青年A「これも一緒に買ってけい」
青年B「?」
青年A「ほら」
パシュッ
青年B「今頭の上に何か・・・・・」
青年A「帽子だよ帽子」
青年A「一番イケてる奴選んできた」
青年A「本当は見せてあげたいくらいなんだけど」
青年B「・・・・・・」
青年B「・・・デザインこそ分からないけど」
青年B「凄く頭に合ってる気がするよ」
青年A「帽子だよ帽子」
青年A「一番イケてる奴選んできた」
青年A「本当は見せてあげたいくらいなんだけど」
青年B「・・・・・・」
青年B「・・・デザインこそ分からないけど」
青年B「凄く頭に合ってる気がするよ」
帰り道
青年A「そろそろ夕暮れ時になるね」
青年A「もう帰ろうか」
青年B「うん」
青年B「今日は本当にありがとう」
青年A「気にしないでいいって」
青年B「で、でも・・・」
ドカッ
青年B「うわっ」
青年A「そろそろ夕暮れ時になるね」
青年A「もう帰ろうか」
青年B「うん」
青年B「今日は本当にありがとう」
青年A「気にしないでいいって」
青年B「で、でも・・・」
ドカッ
青年B「うわっ」
DQN1「いってえなおい」
DQN2「どこ見て歩いてんだよこら」
青年B「ご、ごめんなさい・・・」
青年A「どうもすいませんね」
DQN1「ごめんなさい、じゃねえだろうがよ」
DQN3「ふざけんなよおい」
DQN2「・・・・なあ」
DQN2「こいつよく見てみろよ!」
DQN2「どこ見て歩いてんだよこら」
青年B「ご、ごめんなさい・・・」
青年A「どうもすいませんね」
DQN1「ごめんなさい、じゃねえだろうがよ」
DQN3「ふざけんなよおい」
DQN2「・・・・なあ」
DQN2「こいつよく見てみろよ!」
DQN2「頭ハゲてるぜこいつww」
DQN1「うわ、ホントだww」
DQN3「若ハゲかよきっめえ」
青年A「!」
青年B「・・・・・・」
DQN1「てか帽子で隠してたのかよww」
DQN1「だっせえなw」
DQN1「うわ、ホントだww」
DQN3「若ハゲかよきっめえ」
青年A「!」
青年B「・・・・・・」
DQN1「てか帽子で隠してたのかよww」
DQN1「だっせえなw」
青年A「おい」
青年A「言っていい事と悪い事が・・・・」
DQN1「その頭に免じて特別に許してやるよww」
DQN2「あー腹いてえw」
青年B「・・・やめて」
青年B「喧嘩しようとしないで」
青年A「いやいや」
青年A「何言ってんだよ」
青年A「良い訳がねーだろ・・・・」
青年A「言っていい事と悪い事が・・・・」
DQN1「その頭に免じて特別に許してやるよww」
DQN2「あー腹いてえw」
青年B「・・・やめて」
青年B「喧嘩しようとしないで」
青年A「いやいや」
青年A「何言ってんだよ」
青年A「良い訳がねーだろ・・・・」
DQN達は去っていった
青年A「・・・・・・・」
青年B「・・・・・ありがとうね」
青年A「ん?」
青年B「服屋で買ったあの帽子」
青年B「僕の外見を気にしてくれたんでしょ?」
青年A「・・・・・・・」
青年A「・・・余計なお世話だったかな」
青年B「そんな事ないよ」
青年A「・・・・・・・」
青年B「・・・・・ありがとうね」
青年A「ん?」
青年B「服屋で買ったあの帽子」
青年B「僕の外見を気にしてくれたんでしょ?」
青年A「・・・・・・・」
青年A「・・・余計なお世話だったかな」
青年B「そんな事ないよ」
Bは
ぶつかった拍子に落ちた帽子を
手探りで拾った
青年B「容姿に気を遣ってくれたことも」
青年B「あの不良さん達につっかかってくれた事も」
青年B「本当に嬉しかった」
青年A「あんな事言われても止められる」
青年A「君の方がよっぽど凄いと思うよきっと」
青年B「そ、そうかなぁ」
青年A「そうだよ」
青年B「・・・・えへへ」
ぶつかった拍子に落ちた帽子を
手探りで拾った
青年B「容姿に気を遣ってくれたことも」
青年B「あの不良さん達につっかかってくれた事も」
青年B「本当に嬉しかった」
青年A「あんな事言われても止められる」
青年A「君の方がよっぽど凄いと思うよきっと」
青年B「そ、そうかなぁ」
青年A「そうだよ」
青年B「・・・・えへへ」
青年A「ちくしょうあいつらめ!」
青年A「次会ったら覚えてろよー」
青年A「けちょんけちょんにしてやるー」
青年B「けちょんけちょん・・・・」
青年A「うっし」
青年A「言いたい事も言ったし」
青年A「・・・・・改めて、そろそろ帰ろうか」
青年B「・・・うん」
青年A「次会ったら覚えてろよー」
青年A「けちょんけちょんにしてやるー」
青年B「けちょんけちょん・・・・」
青年A「うっし」
青年A「言いたい事も言ったし」
青年A「・・・・・改めて、そろそろ帰ろうか」
青年B「・・・うん」
帰り道
青年A(夕日が綺麗だなぁ・・・・)
青年A(口には出せないけど・・・)
青年B「夕日が綺麗だね」
青年A「えっ?」
青年B「頬に当たる光の強さと、時間帯的に考えてそうかなって」
青年A「・・・なんか探偵みたい」
青年B「えっ?」
青年A(夕日が綺麗だなぁ・・・・)
青年A(口には出せないけど・・・)
青年B「夕日が綺麗だね」
青年A「えっ?」
青年B「頬に当たる光の強さと、時間帯的に考えてそうかなって」
青年A「・・・なんか探偵みたい」
青年B「えっ?」
青年A「そういえばさ」
青年B「?」
青年A「『目の見えない人に空の青さを伝える方法』」
青年A「って話を、前に聞いた事があるんだ」
青年B「ふむふむ」
青年A「・・・・どう?」
青年B「どう?って言われても・・・・」
青年B「?」
青年A「『目の見えない人に空の青さを伝える方法』」
青年A「って話を、前に聞いた事があるんだ」
青年B「ふむふむ」
青年A「・・・・どう?」
青年B「どう?って言われても・・・・」
青年B「でも僕は」
青年B「正直、空にはあまり興味が」
青年A「その心は」
青年B「小さい頃から空ばっか眺めてたから」
青年B「見慣れちゃったっていうか・・・」
青年A「み、見慣れたとな」
青年B「う、うん」
青年B「だから僕はそれより」
青年B「正直、空にはあまり興味が」
青年A「その心は」
青年B「小さい頃から空ばっか眺めてたから」
青年B「見慣れちゃったっていうか・・・」
青年A「み、見慣れたとな」
青年B「う、うん」
青年B「だから僕はそれより」
青年B「『風』がもう一度見てみたい」
青年A「風邪?」
青年B「風」
青年A「・・・・どうやって?」
青年B「いつもは感触で感じているだけだから」
青年B「視覚と感触二つで味わいたいなぁって」
青年A「むむぅ」
青年A(俺ですら風の本体的な物は見たことがないんだけれども
青年A「風邪?」
青年B「風」
青年A「・・・・どうやって?」
青年B「いつもは感触で感じているだけだから」
青年B「視覚と感触二つで味わいたいなぁって」
青年A「むむぅ」
青年A(俺ですら風の本体的な物は見たことがないんだけれども
Bの家前
青年B「送ってくれてありがとう」
青年A「また来れたら遊びに来るよ」
青年B「うん」
青年B「今日は本当に楽しかった」
青年A「・・・それは」
青年A「それはお互い様だよ」
青年A「じゃあ、また今度」
青年B「うん、また今度」
青年B「送ってくれてありがとう」
青年A「また来れたら遊びに来るよ」
青年B「うん」
青年B「今日は本当に楽しかった」
青年A「・・・それは」
青年A「それはお互い様だよ」
青年A「じゃあ、また今度」
青年B「うん、また今度」
Aの家
青年A「ただいま」
父「おうおかえり」
青年A「帰っていきなりで悪いんだけどさ」
青年A「後でパソコンかしてくんない?」
父「?別にいいが」
父「その前に風呂とご飯済ましちゃえよ」
青年A「分かってるって」
青年A「ただいま」
父「おうおかえり」
青年A「帰っていきなりで悪いんだけどさ」
青年A「後でパソコンかしてくんない?」
父「?別にいいが」
父「その前に風呂とご飯済ましちゃえよ」
青年A「分かってるって」
風呂後
Aはパソコンをたちあげた
青年A「やっぱ少しくらい調べとかなきゃなぁ」
青年A「今日もなんだかんだでぐだぐだだったし」
カタカタ
青年A「なるほどなるほど」
青年A「勉強になる・・・・」
Aはパソコンをたちあげた
青年A「やっぱ少しくらい調べとかなきゃなぁ」
青年A「今日もなんだかんだでぐだぐだだったし」
カタカタ
青年A「なるほどなるほど」
青年A「勉強になる・・・・」
Aの部屋
青年A「明日こそは」
青年A「彼を満足させてみせるぞ」
青年A「明日のプランもばっちりだ」
青年A「学習の成果見せてやるぜい」
青年A「・・・・疲れた寝よう」
Aは
眠りについた
青年A「明日こそは」
青年A「彼を満足させてみせるぞ」
青年A「明日のプランもばっちりだ」
青年A「学習の成果見せてやるぜい」
青年A「・・・・疲れた寝よう」
Aは
眠りについた
翌日 Bの家
青年B「ごめんね着替えの手伝いまでやってもらっちゃって」
青年A「大丈夫でごぜえますよ」
青年B「てか着せ方上手い・・・」
青年A「よくぞ言ってくれました」
青年A「学習その一!服を着る時は下から利き腕利き足から!」
青年A「しっかり調べてきたぜ」
青年B「ごめんね着替えの手伝いまでやってもらっちゃって」
青年A「大丈夫でごぜえますよ」
青年B「てか着せ方上手い・・・」
青年A「よくぞ言ってくれました」
青年A「学習その一!服を着る時は下から利き腕利き足から!」
青年A「しっかり調べてきたぜ」
青年B「僕の為に・・・・・?」
青年A「あたぼうよ!」
青年B「・・・・・・・」
シクシク
青年A「えちょちょちょっと」
青年A「ここは笑う場面だってっ」
青年B「・・・そうだよねあははっ」
青年A「・・・・・あはははっ」
青年A「あたぼうよ!」
青年B「・・・・・・・」
シクシク
青年A「えちょちょちょっと」
青年A「ここは笑う場面だってっ」
青年B「・・・そうだよねあははっ」
青年A「・・・・・あはははっ」
外
青年A「学習その二!」
青年A「外を歩く時は当人のナナメ前を先導する」
青年A「そうすれば誰かにぶつかることもないし」
青年A「何かあってもすぐに制止できる」
青年B「・・・・なんかマニュアル人間みたいな」
青年A「ごめん」
青年A「実はこれくらいしか調べられなかった」
青年B「・・・・あらら」
青年A「学習その二!」
青年A「外を歩く時は当人のナナメ前を先導する」
青年A「そうすれば誰かにぶつかることもないし」
青年A「何かあってもすぐに制止できる」
青年B「・・・・なんかマニュアル人間みたいな」
青年A「ごめん」
青年A「実はこれくらいしか調べられなかった」
青年B「・・・・あらら」
青年A「でも安心してくれ」
青年A「今回はご要望にお答えします!」
青年B「ご要望・・・・?」
青年A「昨日言ってたじゃないか」
青年A「『風を見てみたい』って」
青年A「まぁ風を見せること自体は俺の頭では無理だったんだけど」
青年B「???」
青年A「今回はご要望にお答えします!」
青年B「ご要望・・・・?」
青年A「昨日言ってたじゃないか」
青年A「『風を見てみたい』って」
青年A「まぁ風を見せること自体は俺の頭では無理だったんだけど」
青年B「???」
青年A「視覚と感触では無理なんだけど」
青年A「“聴覚”と感触でだったら出来なくもないかなって」
青年B「さっぱり意味が・・・・・」
青年A「まぁまぁ」
青年A「行けば分かるって」
青年B「う~ん・・・・」
青年A「歩きでいけちゃう距離だから、さ」
青年A「“聴覚”と感触でだったら出来なくもないかなって」
青年B「さっぱり意味が・・・・・」
青年A「まぁまぁ」
青年A「行けば分かるって」
青年B「う~ん・・・・」
青年A「歩きでいけちゃう距離だから、さ」
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