元スレ新ジャンル「さくり」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : △
51 :
バカリズムがいるな
54 :
>>53
お前さん可愛いなwwwww
57 :
さくりーの
彼氏に振られーの
彼氏に新しい彼女ができーの
彼氏の家に行きーの
恨みが込み上げーの
さくりーの
58 = 54 :
>>57
怖いわっ!wwwww
59 = 54 :
あげ
60 = 54 :
さくり……さくり……
老「……ん?こんな寒い中に、誰かな?」
さくり……さくり……
老「誰か、おるんか?」
さくり……さく、
幼「……」
老「ぉお、こなにめんげぇわらしっ子が。……ぅむ、っと、どしたんじゃ?」
幼「……」
老「まぁまぁ……ここは寒い。ほれ、中に入り。雪も吹き込むでの」
幼「……」
老「中に火鉢がある。そこにあたりなぃ。あたりなぃ」
幼「……」
老「んん?……そこになにかあるんか?」
幼「……」
老「……ぅむ。……ははは、雪女のわらしっ子でも、近くに越してきたのかの?」
61 = 54 :
さくり……さくり……
老「ん?……さて」
さくり……さくり……
老「誰か、おるんか?」
さくり……さく、
幼「……」
老「おお、きょうも来たかぃ……。ん~、どうした?」
幼「……」
老「こんなとこにいても、風邪をひくだけじゃて。中に入らんか?」
幼「……」
老「それかぃ、かかぁとはぐれて、探してほしぃんじゃろか?」
幼「……」
老「なにか、聞いて欲しいことがあるんじゃろ?」
幼「………………さくり」
老「ん?……くり?……確かにここは寺のワシの庫裏じゃが、それが……ふむ、また居ないか」
62 :
さくり、さくり
刺されたのは僕?
さくり、さくり
刺したのは君?
さくり、さくり。
64 = 54 :
さくり……さくり……
老「……さて」
さくり……さくり……
老「また、来たんかぃ?」
さくり……さく、
幼「……」
老「やはり、おまぃさんかぃ。そうじゃな、前の話じゃがな」
幼「……」
老「庫裏の中や床下、屋根まで探してみたんじゃが、おまぃさんがほしそうなのは何も無かった……」
幼「……」
老「まぁ、途中、鼠が屋根裏で仏になっていたのを見て、びっくりしたがの。ほほほ」
幼「……」
老「おまぃさんは、その鼠でもないのじゃろう?鼠には悪いが、おまぃさんのほうが賢そうじゃ」
幼「……」
老「それで、おまぃさんは何がしたい?」
幼「………………さくり」
老「さくり?……『さくり』とは、はて……。ん?……もう、行ってしまったか」
65 = 54 :
さくり……さくり……
老「……ん?」
さくり……さくり……
老「ん、おお、もうこんな時間か」
さくり……さく、
幼「……」
老「こんばんわ。今日も火鉢には当たらんかぃ?」
幼「……」
老「そうか、そうか。ここで話じゃな?わかった。……さて、『さくり』……じゃったか」
幼「……」
老「調べては見たんじゃが、ワシの頭ではちと足りんかったでな、いんたぁねっとというものを利用してみた」
幼「……」
老「檀家さんのお孫さんに教えてもらってな。あの手前に大きな電卓があるテレビはぱそこんというらしい」
幼「………………さくり」
老「それでな?ぐぐるという言葉が……。……ありゃ、失敗したのぅ」
66 = 54 :
さくり……さくり……
老「うむ、……来たか」
さくり……さくり……
老「ここにおるよ。待っておれ」
さくり……さく、
幼「……」
老「この前はすまんのぅ。ワシの話が長くてな。おまぃさんを先に帰らせてしまった」
幼「……」
老「さて、話の続きなんじゃが、話はどこ、から……じゃったかな?ん、そう、ワシはぐぐったところからじゃ」
幼「……」
老「そう、ぐぐってはみたものの、>>9か、亀田製菓か、ホチキスしか出んでの」
幼「……」
老「ワシにはなんのことか、お手上げじゃ。『さくり』とは何を指しているのか、このワシに教えてくれはせんか?」
幼「………………さくり」
老「そうじゃ。『さくり』じゃ。それは……やはり、教えてくれはせぬか」
67 = 54 :
さくり……さくり……
老「……」
さくり……さくり……
老「……」
さくり……さく、
幼「……」
老「……」
幼「……」
老「……」
幼「……」
老「……」
幼「……」
老「……」
幼「………………さくり」
老「………zzz……ん~、ふみゅ~……」
68 = 54 :
さくり……さくり……
老「……ん?」
さくり……さくり……
老「来た……かなぃ?」
さくり……さく、
幼「……」
老「おお、おお。よく来たの。でも、今回は少々来るまで期間があったのぅ。どしたんじゃ?」
幼「………」
老「ふむ、まぁ詳しくは聞かんが、おまぃさんも大変じゃろうて」
幼「…………」
老「あれからな、また『さくり』というものについて考えてみたんじゃが、やはり、見当もつかん」
幼「……」
老「おまぃさんはその『さくり』に未練があるんじゃろ?その未練というのは、『さくり』が欲しいのか?それとも、なくしたいんじゃろうか?」
幼「………………さくり」
老「……やはり、欲しいのじゃろうな。あんなめんげぇ子が無くすのを考えるのはなかろうて」
69 = 54 :
さくり……さくり……
老「さてさて」
さくり……さくり……
老「よう来たのぅ」
さくり……さく、
幼「……」
老「さて……っと、ちょっと待っとれ。はは、年を取ると腰がよぅ動かんようになって困る」
幼「……」
老「お茶も入れて……と。……お待ちどうさん」
幼「……」
老「まぁ、ワシなりに『さくり』を探してみたくなっての。今回は比較的ワシにもなじみがある『さくり』じゃ」
幼「……」
老「煎餅なんじゃがの。ガリッとか、バリッとかいう煎餅ばかりがあったからのぅ。たまに寺においてあるぽたぽた焼きなんじゃがどうじゃ?」
幼「………………さくりじゃない」
老「ん~、やはり、『サクッ』じゃったかのぅ。………次会うときの宿題にするかの」
70 = 54 :
さくり……さくり……
老「んん?」
さくり……さくり……
老「どれ、来たかの?」
さくり……さく、
幼「……」
老「やっぱり、おまぃさんかい。ちょっと待ってな、ね?」
幼「……」
老「んしょっ……とぉ、さて、今回の『さくり』はこれじゃがどうじゃ?」
幼「……」
老「まぁ、とりたてのレタスなんじゃがの」
幼「……」
老「近所の婆さんから、『さくり』としてもらったんじゃが、ワシはこれは『シャキ』だとおもうんじゃよ」
幼「………………ちがう」
老「やはり……じゃな。ばあさん、この賭けはワシの勝ちじゃ……ともういないか。さて、何がさくり……なんじゃろうな?」
71 = 54 :
さくり……さくり……
老「……っと、眠りそうになっとった」
さくり……さくり……
老「ふむ、いつもの頃合じゃな」
さくり……さく、
幼「……」
老「ん、こんばんわ。さて、今回の『さくり』じゃな?」
幼「……」
老「ふむ、だがスマンな。今回はどうもな」
幼「……」
老「煎餅もダメ、レタスもダメとなるとなかなかな。くっきぃなぞも用意してみたんじゃがこれではなかろう」
幼「……」
老「スイカ……も思い出してみたんじゃが、季節柄用意するのも無理でのぅ……。だから、今回は『さ、栗』と言って、栗なんか出しちゃったりして」
幼「………………」
老「ぬはははは。……いや、あのワシなんか言ってくれないと寂しいんじゃが」
72 = 54 :
さくり……さくり……
老「……ふむ、やはり年はとりたくないもんじゃ」
さくり……さくり……
老「この時間まで起きとるのが辛うなってくる」
さくり……さく、
幼「……」
老「こんばんわ。……ぬはは、なに。これでもまだワシの体は大丈夫だで。そんなおまぃさんが心配する必要は無よ」
幼「……」
老「それよりもこの前はすまなかったの。呆れさせてしもうて。相変わらず、思いつかんでな」
幼「…………」
老「それで、今回は質問と言うか、ちょっとした診察みたいなもんじゃ。少し右と左の腕を見せて欲しいんじゃが」
幼「……」
老「ん~…………、ん。綺麗な手をしとるの。それに丈夫な腕じゃ。これなら大丈夫じゃろう」
幼「………………さくり」
老「うむ、探しておくから待っとれよ。……手の傷も防御創もなかったのぅ。これで、金属類も消えたか」
老「それにしても良かった。あなたを刺したいなんて言われたら、どうしようかと内心冷汗もんじゃったな」
73 = 54 :
老「それにしても、『さくり』とはなんじゃろうか?」
老「今までは『さくり』なものを探してきてはいるが、本当に『さくり』というものなんじゃろうか」
老「………」
老「いや、それは無いじゃろう。何かの方言と言う事はあるかも知れんが、ここの者じゃしな……」
老「『さくり』なものでワシの思いついていないものか……」
老「……」
老「小麦粉で焼いたあの感じではない」
老「野菜の水分を含んだあの感じでもない」
老「金属を使った刃物でもない」
老「……ということは」
老「………うむ」
老「………」
老「………」
老「ん~、………わからん。なんなんじゃろうな。っと、餅が焼ける」
老「どれ……アチッ!アツアツ!……ふぅふぅ」
老「ホンに気をつけんと……、ワシの腕もそう丈夫では無くなってしもうたし、大事にせにゃ……ん?」
老「……あやつの腕。『さくり』……。華奢な体……」
老「……そうかぃ」
74 = 54 :
と、ちょっと良いところで一旦用事で抜けます
75 = 54 :
さくり……さくり……
老「ん?……どれ」
さくり……さくり……
老「よし……っと、これで最後かもしれんのぅ」
さくり……さく、
幼「……」
老「こんばんわ。今宵も寒いの」
幼「……」
老「おまいさんに大事な話がある」
幼「……」
老「『さくり』が見つかった」
幼「……!」
老「まぁ、その前におまぃさんと懇ろに喋りたいのでな、互いに建前や見せ掛けはこの際、無しにしましょ」
幼「……?」
老「その生きている振りはそろそろやめましょうかぃ」
幼「……」
76 = 54 :
老「やはり、額烏帽子に左前の死装束」
幼「……」
老「大丈夫。怖がん無くてええ。ワシはおまぃさんの姿を見ても怖がりはしねぇから」
幼「……」
老「むしろ、逆にそれを自覚してるおまぃさんのことを感心するよ。普通の幽霊は……と、こんな話じゃなかったな」
幼「……」
老「さて、お前さんの探していた『さくり』じゃがの……これじゃろ?」
……さくり。
幼「!!」
老「ほら、もう一回。……もう一回っと。……ははは。そんなに笑顔だと、顔から色んなものがあふれそうじゃ」
幼「……!」
老「なんで、わかったのかって?」
幼「……」
老「考えてみれば、簡単なことじゃった。……それはな、おまぃさんには足が無いからじゃよ」
77 = 54 :
老「やはり、これだったんな」
幼「……」
老「んぅ、大体事情は察しとる。おまぃさん、ええとこのお嬢さんやったろ?」
幼「……」
老「そりゃそうや。そこまで華奢だが、餓鬼にはなっとらん。それに腕が透き通るように綺麗じゃった」
幼「……」
老「生きているうちは、さぞ、幸せじゃったろ」
幼「……」
老「足が不自由でなければ、さらになぁ」
幼「……」
老「可哀相にな。こんなめんげぇわらしっ子で、走り回れんとは」
幼「……」
老「おまぃさん。体は華奢なのに、腕だけは丈夫なんよ。おそらく、同い年の男の子よりもなぃ」
幼「……」
老「はは。まぁ、それだけ、人より年をとっている。それだけさね」
幼「……」
老「それじゃ、行くかぇ?」
幼「……?」
老「さすがに、おまぃさんの親とはいかんが、じぃじやばぁばのかわりなら、してあげられんね。歩きたかったんじゃろ?雪の上を。手を引かれて一緒に」
幼「!!」
……さくり。
――完――
78 = 54 :
ちょい強引だったけど、gdgdになる前に終了
おやす~
79 :
乙なんだぜ?
80 = 51 :
途中じじいwwwwwとおもったが
ええ話やないか
82 :
83 :
>>77
いい話ダナー
朝からいいスレ開けてよかった
みなさん、おはようございます
84 = 83 :
男「は~、連休も今日で終わりかあ。楽しい時って、本当にアッという間だよな!」
友「楽しい時って、お前・・・やることなくてグダグダ俺ん家に来てる奴が何ホザいてんだよ?」
男「まあ、そう言うな。明日からガッコだろ?なんかこう、ダークな気分でな」
友「いいじゃん。だいたい学校には女子いるしさ、夏休みの時なんか毎日、野郎のツラしか見れなかったし」
男「うむ。あれは地獄だった」
友「お前が言うなよ!男には彼女いるだろ!」
男「・・・彼女って、女のことか?それは、誤解だ。六階のボタンを押すくらい間違えている誤解だ」
友「なんだそりゃ。とにかくさ、あんなキレイな子と仲がいいお前に、夏の男地獄を語る資格はないね」
男「あのな・・・あいつ、『さくり』なんだぞ?」
友「は?『さくり』?」
男「・・・ま、いいや。とにかく明日ガッコいきたくねえ!このまま旅に出たいよう!」
友「ちょ、バタバタするなよ、ここ二階だって・・・とりあえずお前、俺の部屋から旅だってくれ」
85 :
こんなめちゃくちゃなスレが一晩超えたことに対し、
正直、驚きの念を隠し得ない。
86 = 83 :
男「おぃ~っす!・・・あ、センセ、おはようございます」
先「お早う、男くん。今日もギリギリね、早く席について」
男「はぁ、サーセン」
女「おはよう」
男「・・・おう」
女「あいかわらず、朝からすごいわね、男くん」
男「・・・何がだよ」
女「だって今、『やっぱセンセ、いい乳してんなあ。あれでパイズ』」
男「し~っ、し~っ!・・・思ってない、思ってないぞ!思ったとしてもホンのちょっとだ!」
先「そこ!なに騒いでるの!」
男「あ、サーセン」
女「・・・怒られながら、また乳がどうこう考えるのは良くないんじゃない?」
男「お前がパイズリとか言うからだろ!」
先「・・・男くん、朝礼終わったら職員室きなさい」
87 :
パイズリフラグktkr
88 = 83 :
男「はぁ~・・・」
女「どうしたの、男くん?心がドス黒い絶望に満ちてるんだけど」
男「ほっといてくれ、オレは寝る」
女「また怒られるから、寝るのは止めた方がいいんじゃない?朝礼でパイズリって叫んだのは、もう有名よ」
男「あのな・・・オレのせいか?オレのせいなのか?」
女「ちがうの?」
男「はぁ~・・・それよりお前、ちゃんと今しゃべってるのか?これ以上、オレは変な奴って思われたくねえぞ」
女「声に出して話してるけど?『寝るのは止めたら』のところだけ」
男「ならいいけどな・・・って、よくねえよ!ほとんどオレの独り言じゃねえか!」
女「だってパイズリなんて言えないじゃない」
男「言ってるだろ!今、パイズリって言ってるだろ!」
女「あ、もう先生きてる、ゴメン」
先「・・・男。お前、授業終わったら職員室にこい」
89 = 79 :
ひゅーん………さくり
ひゅーん………さくり
ひゅーん…………さくり
90 = 79 :
シャリ…シャリ…シャリ…
さくり
91 = 79 :
さくり……もぐもぐ………こくん
さくり……もぐもぐ………こくん
「ごちそうさま」
92 = 83 :
男「はぁ~・・・」
女「ね、大丈夫?男くん、顔色よくないわよ」
男「気にすんな、ちょっと職員室で『このパイズリマニアめ!』と怒られただけだ。ははは」
女「わ、すごい。男くんの心が、ドス黒い自殺願望で真っ黒」
男「ははは、すごいだろう」
女「うん、こんなドス黒いの初めて見た。へええ」
男「へええ、じゃねえよ!・・・なあ、頼むからオレに話かけないでくれ」
女「あ、もう授業はじまる?」
男「・・・なあ、本当にお前、心が読めるのか?」
94 = 79 :
はらり…………はらり…………
はらり…………はらり…さくり……
「……っ」
ぺろり
95 = 79 :
さくり
さくり
さくり
さくり
さくり
ぐさり
96 = 79 :
さくり………さくり………さくり………
さくり………さくり………さくり…………
とさり
97 = 79 :
すらり………さくり…さくり…さくり…
さくり…さくり…さくり…
ぱたり
98 = 50 :
女「顔貸して」
さくり
男「角が生えた」
女「貴殿を隊長に命ずる」
男「謹んでお受け致しません」
女「せっかく立派な角なのに?」
男「プラスチック製じゃ格好つかない……じゃなくて、痛いからいや」
99 = 83 :
友「おい、男、帰ろうぜ」
男「お~、今日は『餃子の王将』よってかないか?なんか餃子食いてえ」
友「金ないからムリ。おごりなら行くけどさ」
女「・・・(ジロッ)」
男「オレもないぞ。でも、とにかく王将行こうぜ!金のことは食ってから考えよう!」
友「どう考えても、皿洗いの刑だろ・・・」
女「・・・あの、『餃子の王将』行くなら私も混ざっていい?あそこ、まだ行ったことなくて」
友「おお、大歓迎!いいよ、一緒に行こうよ!」
男「・・・ダメだ、オレたちは金がない。他の奴と行ってくれ」
友「金はある!ほら、金はあるんだ!女さん、行こう!」
男「お前なあ・・・ま、いいや。なら二人で行ってくれ。オレ、マジで金ねえから」
女「え・・・」
男「なんだ、そんな顔するなよ・・・あ、パイズリのことは気にすんな」
友「何言ってるんだお前は」
100 = 79 :
さくり
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