元スレ古ジャンル「リメイク桃太郎」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 :
1 :
男子1 「……マジで? 1人で10人?」
男子2 「現場で見たって言ってたもん。珍走相手に木刀でフルボッコしたってよ」
男子1 「どこの最強主人公だそれwww」
男子2 「古武道部の1年生エースだし、それくらいやるんじゃね?」
男子1 「いくら何でもそれはチートすぎだろ……でもすげーな、犬飼」
桃太郎「……?」
男子2 「あ? ああ……隣のクラスの、犬飼って子。お前転校して来たばっか
だから、まだ知らねーのか」
男子1 「家名家だわ本人超可愛い女子だわ、チートの塊みたいな人だよな」
桃太郎「……」
男子1 「犬…… ってお前、食いつくのそこかよ」
2 = 1 :
犬 飼「…… は?」
桃太郎「……。……」
犬 飼「私が、あなたの?」
桃太郎「…… っ!」
犬 飼「少しは目が覚めました?」
桃太郎「……」
犬 飼「もう話しかけないでもらえますか? それと、視界にも入らないで。
その前に臭いから息もしないで」
男子1 「お前、なんか……凄いな」
男子2 「いきなり家来になれって、どんなプレイだよ」
桃太郎「……」
3 = 1 :
男子1 「気に入ったんなら、もう少し違うやり方があんだろ……って、あっ」
男子2 「あ? おー、猿谷じゃん」
桃太郎「……」
男子1 「今度は猿に反応かよ……って、アイツはやめといた方がいいぞ」
男子2 「あいつって、レズなんだっけ?」
男子1 「男は基本死ねって立ち位置らしいからな。見た目はお嬢ぽくて
可愛いのに、言動が……ってあれ、桃太郎は?」
桃太郎「……」
猿 谷「で? あたしに何しろって?」
桃太郎「……」
猿 谷「…… お前死ねよ」
桃太郎「!」
男子2「今度は殴られた……」
4 :
構わん
続けろ
5 = 1 :
男子2 「桃太郎ってそこそこイケメンなんだし、普通にすりゃモテんだよ」
男子1 「そーそー、そんで俺らに女の子紹介してくれりゃ……あ」
男子2 「雉林だ。っつか、美形には変わりねーけど、今度は男だからな」
男子1 「美少年はさすがに桃太郎の趣味じゃ…… っていねええええ!」
男子2 「あいつの性癖、そっち方面も網羅してんのかよ」
桃太郎「……」
雉 林 「……」
桃太郎「……」
雉 林 「…… わかりました」
男子1 「あーあ、わかりました、だってよ。ったく、あいつも懲りね…
ってえええええええ!?」
男子2 「マジか!? なんだこのハッテン展開!?」
男子1 「しかも何か、アメくれてるし……戻ってきた」
桃太郎「……」
雉 林 「どうも……桃太郎さんの家来の、雉林です。もごもご」
6 = 1 :
雉 林 「え? どうして家来になったのか、ですか?」
桃太郎「……」
雉 林 「僕自身、どうしてなのかはわかりませんが……自然に
そうしなければいけない気がして……」
桃太郎「……」
雉 林 「犬飼と猿谷さん? 知ってますよ、犬飼の方は中学からの
付き合いですし。……そ、そうなんですか」
桃太郎「……?」
雉 林 「いいですよ。じゃあ今日の放課後、2人で犬飼と話しましょうか。
……色々、と」
7 :
雉林:ハルヒの古泉
犬飼:Fateの氷室
猿谷:BLEACHのタツキ
桃太郎:ギアスのルルーシュ
で脳内再生されて謎
8 :
>>7
お前のせいで俺の中でもそうなったぞチキショウwwww
9 = 1 :
男 1 「でも、雉林か……」
男 2 「お前……まさか」
男 1 「バッ、馬鹿違うって! そりゃ確かに雉林は見た目も声も女子って
感じだけど、俺はノーマル……」
男 2 「いや、ぶっちゃけ俺もアイツはアリなのかもしれないって一瞬、思った」
男 1 「……」
犬 飼 「……雉林。これはどういうこと?」
雉 林 「どういうって、ちょっと話があるから」
犬 飼 「私はそいつが来るなんて聞いていないぞ」
雉 林 「だって、言ってないし」
犬 飼 「……帰る」
雉 林 「ああちょっと、犬飼……」
鬼 島 「ああ、犬飼じゃない。久しぶり」
犬 飼 「! 鬼島……?」
桃太郎「!!」
11 = 1 :
桃太郎「……」
雉 林 「彼女ですか? 市内にある名門女子校の、鬼島さんですよ。
僕は顔見知りなんですけど、犬飼は家の武道繋がりで……」
鬼 島 「元気そうだね。久しぶりに稽古を見に来たよ」
犬 飼 「済まないな。今から帰る所なんだ、稽古ならウチの道場で……」
桃太郎「……」
犬 飼 「…… おい」
鬼 島 「? 君は? 犬飼の知り合い?」
犬 飼 「ただの不審者だ」
桃太郎「っ!」
雉 林 「桃太郎さん! 犬飼、いくらなんでも顔を木刀で……」
鬼 島 「……どこかで、会ったかな?」
犬 飼 「知らん。さ、行くぞ」
鬼 島 「……」
桃太郎「……」
12 :
桃太郎ドラクエの主人公みたいな奴だな
14 :
ヤオヨロズガールかと思った
15 :
良いスレはけん
16 = 1 :
?? 「……変わった少年?」
鬼島 「久しぶりに犬飼に会いに行った時、ちょっと……ね。
会うなり家来になれ、だって」
?? 「そういえば、茜も同じようなこと言ってたわね」
鬼島 「その時は笑って流したけど、ちょっと気になったから。それに、
もう一人いたあの少年……」
?? 「万に一つの可能性となったとしても、万事支障なく進めるだけだ」
?? 「明日、ちょっと茜に聞いてみる。あんたもね」
鬼島 「わかってるよ、姉様」
17 :
まさかの頂点回
18 :
このエロゲーいつ発売?
19 = 1 :
猿 谷 「おはよー」
茨 木 「おはよ猿谷。早いじゃない」
猿 谷 「名字。名前で呼び合うって約束は?」
茨 木 「学校じゃ下の名前はNGって約束は?」
猿 谷 「あたし頭悪いから忘れたし」
茨 木 「成績トップクラスが何言ってんだか……それより猿谷、
昨日の男の子の事だけど」
猿 谷 「何、まだ何か気になるわけ?」
茨 木 「違う違う、そういう不審人物がいる以上、放っとけないじゃない。
教師としては」
猿 谷 「あたしが知ってんのは、隣のクラスに最近転校してきた、ってこと
だけ。あんな変態もういいでしょ?」
茨 木 「ふーん……」
20 = 18 :
おいおい、この速度じゃちょっと危険だぜ?
21 = 1 :
雉 林 「あ、おはようございます」
桃太郎「……」
男子1 「ウィース……っつか、マジで家来とやらになったのな」
雉 林 「ええ、まぁ」
男子2 「しかも何か桃太郎、顔にアザ出来てるし」
桃太郎「……」
男子1 「ハァ? 何お前、猿谷にまた変態アプローチしたのかよ」
雉 林 「色々あるんです」
男子2 「ガチ百合に男がいっても意味ねーだろ……」
22 = 1 :
~学校・昼休み~
雉 林 「それで桃太郎さん、彼女達のことですけど……」
桃太郎「……」
雉 林 「ええ、桃太郎さんは彼女達をその、家来にして、どうする
つもりなんですか?」
桃太郎「……」
雉 林 「鬼、退治? 鬼退治ってちょっと、桃太郎さん」
桃太郎「……」
雉 林 「……この学校に? ……他の学校にも? そんなこと」
桃太郎「……」
雉 林 「! それは駄目ですよ、あまりに……危険です」
23 :
まぁ期待してるぜ
24 :
桃「うぅ、一人で鬼退治とか……できるわけないよぅ……帰りたい……」
犬「お嬢さんお嬢さん、そんな難しい顔をしてどうしました?ラーメンには黒い胡椒がいいですよ」
桃「あぅ、ラーメンにはゆず胡椒です……っじゃなくて!えっと私、わけあって鬼退治することになったんですけど……その……」
犬「ふぅむ、お嬢さん一人では寂しい、心細いのでそれを思案していたわけですね。私はてっきりラーメンの味付けを」
桃「も、もうラーメンはいいから!……はぁ、なにかいい方法はないでしょうか、犬さんはどうしたらいいと思いますか?」
犬「犬的にはその腰についたチキンラーメンを分けて頂けるならば、私めがお供しましょうぞ?黒胡椒は忘れずに、ね?」
桃「ほ、ホントですか!じゃあ……はいっ、これどうぞ!ゆず胡椒も美味しいですよ!」
犬「たしかに。道中どうぞ宜しくお願いしますね、桃太郎さん。あと……チキンラーメンの袋を叩いて小さくしておつまみにするのは程々に」
桃「ええぇ~……おいしいのに……これってやっぱり邪道でしたか……??」
犬「まごうことなき悪しき道。お湯を入れずして食らうなど畜生と違いがありません」
('A`)
25 = 18 :
美味いけどしょっぱい
26 = 1 :
男子1 「……あいつら、何話してんだ?」
男子2 「鬼退治とか何とか、雉林も桃太郎に毒されてきたな」
男子1 「鬼って……新手のギャングか何かかよ」
~放課後~
桃太郎「……」
雉 林 「だ、駄目ですよ桃太郎さ……あっ」
警備員「君、そこで何してんの」
雉 林 「い、いえいえ別に何も」
桃太郎「……」
警備員「鬼島? 私は生徒のことは何も知らないが……ちょっと
こっちに来なさい」
桃太郎「……」
雉 林 「だから女子校に乗り込むのはやめようって言ったのに……」
27 = 15 :
ほ
29 = 1 :
桃太郎「…… !」
雉 林 「どうしたんですか? 何か…… !」
チンピラ1「なぁ、お前2組の転校生だろ? だよな?」
チンピラ2「今からちょっと顔貸せよ。なぁ」
雉 林 「……行きましょう、桃太郎さん」
チンピラ1「はいストーップ! お前さぁ、何か知んねーけど賞金かかってん
だよなぁ……」
チンピラ2「もうここでいいや。しばらく殴らせろや。オィ」
桃太郎「……?」
チンピラ1「あぁ? 鬼の匂いがするだぁ?」
チンピラ2「何わけわかんねーこt…… ぐふっ!!」
桃太郎「……」
チンピラ1「てめ…… !」
雉 林 「桃太郎……さん?」
30 = 4 :
今さらだが、
なぜ桃をドラクエばりの無口設定にしたんだよw
31 :
面白いけど途中で終わりそうでwktkするのが怖いな
32 :
面白いけど投下速度が…
落ちずに残れるか?
個人的に期待age
33 = 1 :
桃太郎「……」
チンピラ1「う……うぅ……」
チンピラ2「やめ、やめてくれ頼むから! 何でも言うから!」
桃太郎「……?」
チンピラ2「上から言われたんだよ! お前ボコにすりゃ、10万やるって……」
雉 林 「上? 上って何ですか? どこの……」
チンピラ2「あぁ!? てめぇは関係…… ぐぁぁぁっ! ゆ、指がぁぁっ!」
雉 林 「そのくらいなら捻挫だから大丈夫ですよ。それで、誰に桃太郎さんを
やれって言われたんですか?」
チンピラ2「う、うちの連中だよ! 俺ら、実戦空手部の……」
雉 林 「ウチの担任が、茨木先生が顧問やってる部だ。どうして……」
チンピラ2「頼むからもう許せってマジ……あ? わかった? わかったなら
早く……うぶっ!」
雉 林 「うわー、顔にサッカーボールキック……え? 鬼相手ならこんな
軽くじゃ済まない?」
桃太郎「……」
34 = 15 :
>雉 林 「うわー、顔にサッカーボールキック……
タフ思い出したwwwwwwwwww
35 = 1 :
猿 谷 「てやぁっ!!」
部 員 「んがっ!?」
茨 木 「はいそこまで! じゃあそろそろ、稽古切り上げようか。もう猿谷の
相手もいなそうだし?」
部 員 「お、押忍っ! お疲れっしたっ!」
猿 谷 「どいつもこいつも、もう少し耐えてみろっての、ったく……あ、センセ」
茨 木 「はいおつかれー! ……後で、いつもの場所で、ね?」
猿 谷
36 = 1 :
超間違えたwwwwww
ついでに少し席外すわ
37 :
モモタロスマダー?
38 = 23 :
面白いのにもったいない
39 = 18 :
猿のエロだと?
41 = 1 :
茨 木 「はーっ……いや、生き返るわー」
猿 谷 「教師が煙草って、いいわけ?」
茨 木 「いーの、私はそういう教師ですから。……それより今日、
二人休んだみたいだけど」
猿 谷 「先輩二人でしょ? 揃って交通事故だって言ってた。しばらく
練習休むかもって」
茨 木 「……事故、かぁ」
猿 谷 「煙草もういいでしょ? 早くゴハン食べに行こうって」
茨 木 「ごめーん、今日NG。会議あって」
猿 谷 「はぁ? っ!」
茨 木 「これでガマン、ね?」
猿 谷 「むー……」
茨 木 「なにー? もっとして欲しいって?」
猿 谷 「ち、違うっての! ったく」
茨 木(……かの一族の生き残り……いや、そんなはずは……)
42 = 32 :
>>1おかえり
43 = 1 :
~犬飼家道場~
鬼 島 「はぁ……と、そろそろ切り上げない? 犬飼」
犬 飼 「何だ、まだ手合わせを始めたばかりじゃないか」
鬼 島 「今日ちょっと、用事があってね。そろそろ間に合わなくなるから」
犬 飼 「そうか、それじゃ仕方ないな」
鬼 島 「一緒にいられなくて寂しい?」
犬 飼 「馬鹿、早く行ったらどうだ?」
鬼 島 「相変わらず可愛いコだねぇ? 寂しいんだー」
犬 飼 「鬼島!」
鬼 島 「はい、はい」
鬼 島 (急に会合なんて……何かあったの?)
44 = 31 :
普通に商用の原作に出来そうなwktk
45 = 1 :
?? 「……遅ぇぞ、小娘」
鬼 島 「申し訳ありません、皆さん」
???「揃った所で始めましょう。茨木さん、話とは?」
? 「今来た娘と我が妹、奏(かなで)が席を置く高校の話だ。
……単刀直入に言えば、かの一族と思われる少年が現れたらしい」
?? 「あぁ? そんなもん、とっくに潰したろうが」
? 「あのような紛い物ではなく、どうやら本物の気があるというのだが……
そうだな?」
鬼 島 「確かです。直に合いましたが、どうしても……気になりまして」
46 = 1 :
奏 「私も手の者を通し、接触させたのですが……いとも簡単に」
? 「もしその少年が真だとしたら、コトは我が茨木一族だけの問題ではなくなろう」
?? 「何かと思えば……だとしても。俺らは只、喰い潰してやるだけだ」
???「あなた方は何も知らない。あの、修羅の如き少年のことを……」
?? 「ケッ! どいつも、こいつも」
? 「いずれにしろ、これ以上の危険分子の存在は好ましくない。すぐにでも、
行動を起こすべきだと考える」
???「その通り。我らを取り巻く現状を考えれば……」
鬼 島 「……」
48 = 1 :
つか
トリップくらいつけた方が……いいか
49 = 32 :
>>1もうすぐID変わるし付けていいんじゃね?
50 = 1 :
~翌日の学校・放課後~
男子1 「なぁ桃太郎、何か部活入った?」
男子2 「仮入部期間ってもう終わりだったよな、確か。めんどくせーけど、
内申書的には入っといた方がいいんだよなー」
雉 林 「あ、桃太郎さんもう入ってますよ」
男子1 「はぁ? 何に?」
雉 林 「古武術研究会です。僕もそこに」
男子1 「こぶじゅつ……知ってるか?」
男子2 「いや、つーかウチ、その手の部活多すぎじゃね?」
雉 林 「じゃ、そろそろ部活なので、これで」
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