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元スレ新ジャンル「被害クール」 Ⅱ
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男 「ファックッ! あんの腐れビッ……げふんげふん、いかん、いかんぞ。冷静になれ」
「お、>>男よ。クールになるんだ、クールに、クールクールクール…………」
「ク──────ルっ!! ダディ~~……ク──────ルっ!!」
しかしまさかあのCがな。確かに、彼女はあの中でも特に俺好みの容姿ではあるが……。
ここで俺の持つ特殊能力の一つが発揮される。
その名は『ソフトM補正』
これにより、いじめっ子であるCがいじめられっ子である俺に惚れているという設定が、若干俺のクールさんへの思いを鈍らせるっ!自分が好きな演出が目の前で展開されると弱いだろ、男ってそういうモンだろっ!
だが、そのCに心揺らいでしまうのが男なら、被害クールさんへの一途な思いを貫き通すというのもまた男っ!
揺るがないっ・・・!
俺は揺るがないっ・・・!
どれだけMでもっ・・・! どれだけフェチでもっ・・・!
使わないっ・・・使わないんだっ・・・!
俺は>>男っ・・・! >>男っ・・・! 揺らいでたまるかっ・・・!
男 「ファックッ! あんの腐れビッ……げふんげふん、いかん、いかんぞ。冷静になれ」
「お、>>男よ。クールになるんだ、クールに、クールクールクール…………」
「ク──────ルっ!! ダディ~~……ク──────ルっ!!」
しかしまさかあのCがな。確かに、彼女はあの中でも特に俺好みの容姿ではあるが……。
ここで俺の持つ特殊能力の一つが発揮される。
その名は『ソフトM補正』
これにより、いじめっ子であるCがいじめられっ子である俺に惚れているという設定が、若干俺のクールさんへの思いを鈍らせるっ!自分が好きな演出が目の前で展開されると弱いだろ、男ってそういうモンだろっ!
だが、そのCに心揺らいでしまうのが男なら、被害クールさんへの一途な思いを貫き通すというのもまた男っ!
揺るがないっ・・・!
俺は揺るがないっ・・・!
どれだけMでもっ・・・! どれだけフェチでもっ・・・!
使わないっ・・・使わないんだっ・・・!
俺は>>男っ・・・! >>男っ・・・! 揺らいでたまるかっ・・・!
『これまで好きだった被クを切り、Cと付き合ってハッピーエンド』
バカっ・・・どこの鳴海様だ俺は・・・っ!
最低じゃないかっ・・・!
毎日がゴミっ・・・! 絵を描き続けいくら自己満足してもっ・・・・!
他人から見れば俺なんてゴミでしかないっ・・・! 俺みたいな目立たない人間っ・・・!
それを評価してくれたのは彼女っ・・・! 彼女だけっ・・・!
ここで前に進まなくてどうするっ・・・! チートに頼ってどうするっ・・・!
運・勘・人に頼るのはやめだ・・・そういうノータリンな考えはもうだめ・・・・
自分の頭で考え・・・・
告るべくして告るっ・・・!
やりますっ・・・! やります利根川先生っ・・・!
, ' ,ヘ. ト、 、.._ / r‐、ヽ.
/ ./ ,イ/ /`メ.`ヽv::\ \\r 、ヽ やり遂げようっ・・・・!
. / // / !' v/ / , ' ! :::::\ \ 、リ l 告ろうっ・・・・!仮に・・・・・・
,'/ / .,イ , / l _,/ /,/ │ :::::\.ヽ._ノ 仮に・・・・・・
. ! / l ,イ ./、. \// ! } v u:::::\'、 断られたとしても・・・・ 前へ・・・・!
|/ |/ W `''‐、,,ヽ ,ノ,j' :::::|ヽ. ト. 追いかけて伝えるんだっ・・・・・・!
/ ~U u ノ> uj ::::| ヽ | i
. / v ‐, j /'´ :::|; !. |. ! 被クさん・・・・・・
/ イ / v u:::|;; ! | ! 俺はアンタが・・・・!
. / , ‐'´ノ _,/ u :::|;; |. |. ! 好きっ・・・・!
ー''´  ̄ \_/`! u v::|;;; | | |
俺 は 被 害 ク ー ル に 告 白 す る ッ !!
ちょっwwwwwwwwwwwwww男どうしたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
男 「お、俺は今っ・・・かつてないほどの興奮に満ち溢れている」
「興奮・・・・性欲や恐怖など超越した今まで感じ得たことのない不思議なエネルギーだ・・・・」
「いや待て・・・俺はこれを知っている!」
「”やり遂げる”・・・目的を達成させる。そのための決意、覚悟、欲望、これらは全て創作にも言い換えることが出来る」
「俺は今、完成させようとしているんだ・・・『告白』することで、>>俺(16歳)の青春を」
「願わくば達成ッ! 叶わずとも悔いは無い、博打で結構だ・・・告白する・・・告白・・・・告白・・・・・・・」
廊下行く生徒を押しのけ、跳ねとばし、>>男は黒い風のように走った。
文化祭執り行われる校舎の、その催しのまっただ中を駈け抜け、職員室の教師たちを仰天させ、先輩を蹴とばし、下駄箱を飛び越え、少しずつ遠ざかっていく被害クールの、百倍も早く走った。
(原文:「走れメロス」)
先生「むっ、今のは>>男・・・・」
生徒「先生、彼は一体何を慌てているのでしょうか。あれほど必死そうな>>男くんを私は見たことがありませぬ」
先生「分からん。我が教師生活三十年の頭脳を以ってしても、我らは生徒の心を完璧に理解することなど出来ん」
「だが男としての本能で理解することは出来る。男が必死になるときの原動力は大きく分けて三つ」
「一つ、それは家族」
「二つ、それは友情」
「三つ・・・それは・・・・」
生徒「それは?」
先生「愛する女の存在だ」
_,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,___
./=--- 、ヾい| | | / / -─ 、三、
l三!  ̄ ̄ ̄ ヾE|
!彡 -- 、 ─── ,─ lミ! 世間の大人どもが
.F!/\ ̄\三三三/ ̄_, ヘ ',ミ! 本当のことを言わないなら
F!´ `'-ニ、 、__ , -' - '"`'.ハ! 俺が言ってやる・・・
, -l=! 二二、ノ L二二_ F/、
| f=E! ニ‐-゚- 7 f ‐゚--‐ニ |;f_!l
| |ソ!! __二ニ,' .! ニ二__ |kヒl! 愛は命より重い・・・!
ヾ 、!;! -___/! !\_- .!ノノ
 ̄| / __ L_ _!___ \ |''" そこの認識をごまかす輩は
/!. / -──────--! .|、 生涯地を這う・・・・・・!!
/::::!. ヽ二二二ニニニ二ソ /:ヽ
/:::::::::ヽ、 ─ /:::::::|-、
_,、-‐ '''"|::::::::::::| ヽ、 , ' .!::::::::::|:::::::`"''- 、
_,,、-‐ '":::::::::::::::::::::|::::::::::::|\ ` ─── '" /|::::::::::|::::::::::::::::::::::`"'''-
「興奮・・・・性欲や恐怖など超越した今まで感じ得たことのない不思議なエネルギーだ・・・・」
「いや待て・・・俺はこれを知っている!」
「”やり遂げる”・・・目的を達成させる。そのための決意、覚悟、欲望、これらは全て創作にも言い換えることが出来る」
「俺は今、完成させようとしているんだ・・・『告白』することで、>>俺(16歳)の青春を」
「願わくば達成ッ! 叶わずとも悔いは無い、博打で結構だ・・・告白する・・・告白・・・・告白・・・・・・・」
廊下行く生徒を押しのけ、跳ねとばし、>>男は黒い風のように走った。
文化祭執り行われる校舎の、その催しのまっただ中を駈け抜け、職員室の教師たちを仰天させ、先輩を蹴とばし、下駄箱を飛び越え、少しずつ遠ざかっていく被害クールの、百倍も早く走った。
(原文:「走れメロス」)
先生「むっ、今のは>>男・・・・」
生徒「先生、彼は一体何を慌てているのでしょうか。あれほど必死そうな>>男くんを私は見たことがありませぬ」
先生「分からん。我が教師生活三十年の頭脳を以ってしても、我らは生徒の心を完璧に理解することなど出来ん」
「だが男としての本能で理解することは出来る。男が必死になるときの原動力は大きく分けて三つ」
「一つ、それは家族」
「二つ、それは友情」
「三つ・・・それは・・・・」
生徒「それは?」
先生「愛する女の存在だ」
_,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,___
./=--- 、ヾい| | | / / -─ 、三、
l三!  ̄ ̄ ̄ ヾE|
!彡 -- 、 ─── ,─ lミ! 世間の大人どもが
.F!/\ ̄\三三三/ ̄_, ヘ ',ミ! 本当のことを言わないなら
F!´ `'-ニ、 、__ , -' - '"`'.ハ! 俺が言ってやる・・・
, -l=! 二二、ノ L二二_ F/、
| f=E! ニ‐-゚- 7 f ‐゚--‐ニ |;f_!l
| |ソ!! __二ニ,' .! ニ二__ |kヒl! 愛は命より重い・・・!
ヾ 、!;! -___/! !\_- .!ノノ
 ̄| / __ L_ _!___ \ |''" そこの認識をごまかす輩は
/!. / -──────--! .|、 生涯地を這う・・・・・・!!
/::::!. ヽ二二二ニニニ二ソ /:ヽ
/:::::::::ヽ、 ─ /:::::::|-、
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男 「お、>>女さーん!」
被ク(ビクッ)
「な、な……なんだ、どうした>>男?」
男 「お、おんっ……」
「>>女さん、びしょ濡れじゃないか。どうしたんだ?」
被ク「聞いてくれるかい? ついさっきのことだ。すごく大きな水溜りがあってね、それを避けようと思って道端を歩いてたんだ」
「そこを軽トラックがね……ばしゃーッと……」
男 「か、傘は……」
被ク「風に飛ばされた」
男 「……ぷっ」
「あっはっはっは!」
被ク「……失礼な奴だな、君は。これは私の性分だよ、ヒート先輩のアレのようなものだ。知ってるだろう……」
男 「くっは……クククっ、いや、そうじゃないよ」
「被害クールさん」
被ク「え?」
男 「……Cとか他の女子、この学校、この日本、この全世界のどんな美人や金持ちよりも」
「どんな被害受けても無理してクールぶってて、家に帰って涙で枕濡らしてる……おまけにちょっと抜けてる、そんなアンタが」
「俺は好きです」
被ク「あ……え?」
男 「クールさん、俺と───付き合ってくれませんか?」
被ク「──────」
「それは、もしかして……いや、もしかしなくても、その」
男 「告白だ」
被ク「お前……わっ、私と付き合ってみろ。また絵を壊される、いや、絵だけじゃ済まないかも……」
男 「構わん」
被ク「だ、だってお前、私はアレだぞ? こんな女無いぞ、変だし、いじめられてるし、見得っ張りで、こんな……」
男 「一向~~に、構わんッ!!」
「だからその……答えをくれるだけでいいんだ。素直ヒート先輩ほどハッキリじゃなくても良いから」
「はい、いいえ……で良いからさ」
被ク「んっ……えっと、その」
男 「……」
被ク「お、……OK、です」
被ク(ビクッ)
「な、な……なんだ、どうした>>男?」
男 「お、おんっ……」
「>>女さん、びしょ濡れじゃないか。どうしたんだ?」
被ク「聞いてくれるかい? ついさっきのことだ。すごく大きな水溜りがあってね、それを避けようと思って道端を歩いてたんだ」
「そこを軽トラックがね……ばしゃーッと……」
男 「か、傘は……」
被ク「風に飛ばされた」
男 「……ぷっ」
「あっはっはっは!」
被ク「……失礼な奴だな、君は。これは私の性分だよ、ヒート先輩のアレのようなものだ。知ってるだろう……」
男 「くっは……クククっ、いや、そうじゃないよ」
「被害クールさん」
被ク「え?」
男 「……Cとか他の女子、この学校、この日本、この全世界のどんな美人や金持ちよりも」
「どんな被害受けても無理してクールぶってて、家に帰って涙で枕濡らしてる……おまけにちょっと抜けてる、そんなアンタが」
「俺は好きです」
被ク「あ……え?」
男 「クールさん、俺と───付き合ってくれませんか?」
被ク「──────」
「それは、もしかして……いや、もしかしなくても、その」
男 「告白だ」
被ク「お前……わっ、私と付き合ってみろ。また絵を壊される、いや、絵だけじゃ済まないかも……」
男 「構わん」
被ク「だ、だってお前、私はアレだぞ? こんな女無いぞ、変だし、いじめられてるし、見得っ張りで、こんな……」
男 「一向~~に、構わんッ!!」
「だからその……答えをくれるだけでいいんだ。素直ヒート先輩ほどハッキリじゃなくても良いから」
「はい、いいえ……で良いからさ」
被ク「んっ……えっと、その」
男 「……」
被ク「お、……OK、です」
ダダダダッ
被ク「お母さん!」
母 「きゃっ……ど、どうしたのあんた、何? 何かあったの?」
被ク「う……あの……」
「えー……おぅ……」
母 「はっきり言いなさい」
被ク「好きな男子に告白された」
母 「……ほほう!」
「でっ!?」
被ク「好きな男子だったから、OKした」
母 「そう……」
「………………」
「ってヴぇえええええええ、マジかよっ!ファッキン、この糞ビッチがッ、マジかよマジでマジキチ!マジキチ!あばばば」
被ク「お母さん落ち着いて!頭カクンカクンしないで!」
母 「ごめんね……お母さんちょっと驚いちゃったみたい」
「そう……もしかして相手は>>男君っていう子?」
被ク「あ、ああ。そうなんだ……文化祭が終わった後、雨の中追いかけてきてくれてね」
「そこで……(////)」
母 「良かったな。お前の股間も大洪水だったんだろ?」
被ク「おかっ……」
母 「ごめんね……お母さんちょっと驚いちゃったみたい」
被ク「…………」
母 「思い出すわ……お父さんのこと」
「お母さん、若い頃は……学生の頃は、よくいじめられててね……」
被ク「えっ!?」
若母「うッ!……み、右腕が疼く! 静まれ……静まれ……」
生徒「まーたあいつだよ……よく飽きねェよなぁ」
生徒「あれで気ィ引こうとしてるんだぜきっと、マジキチ」
生徒(クスクス)
若母「ううッソウルオブデビルのささやきが聞こえる……!」
若父「コラ、>>女さん! また精神病の振りして、駄目じゃないか!」
若母「くっ……ち、近寄るな! 普通の人間がどうこう出来るレベルじゃない!」
「私でなければ神を斬る事は出来ないのだ……来るな!死ぬぞ!」
若父「まったく……さぁ、早くこっちに来るんだ」
若母「な、なんだ貴様ッ……」
若父「ほら、僕って委員長だろ。授業が始まる前に君を連れて来いって言われてるんだ」
若母「はっ離せッ!……くっ、貴様も剣帝(ソードエンペラー)の力に飲まれるぞ……!!」
母 「そんなことがあって、委員長だったお父さんがよくお母さんの世話をしてくれててね」
「あれほど優しかったお父さんが……もうこの世には居ないなんて信じられない」
被ク「いやお父さん生きてるし、お母さんが離婚したんじゃないか」
母 「そうだったかしら?」
被ク「お、お母さん……まだその時の名残が……」
母 「まぁ、あんたも頑張りなさいね」
被ク「あ、ああ」
被ク「お母さん!」
母 「きゃっ……ど、どうしたのあんた、何? 何かあったの?」
被ク「う……あの……」
「えー……おぅ……」
母 「はっきり言いなさい」
被ク「好きな男子に告白された」
母 「……ほほう!」
「でっ!?」
被ク「好きな男子だったから、OKした」
母 「そう……」
「………………」
「ってヴぇえええええええ、マジかよっ!ファッキン、この糞ビッチがッ、マジかよマジでマジキチ!マジキチ!あばばば」
被ク「お母さん落ち着いて!頭カクンカクンしないで!」
母 「ごめんね……お母さんちょっと驚いちゃったみたい」
「そう……もしかして相手は>>男君っていう子?」
被ク「あ、ああ。そうなんだ……文化祭が終わった後、雨の中追いかけてきてくれてね」
「そこで……(////)」
母 「良かったな。お前の股間も大洪水だったんだろ?」
被ク「おかっ……」
母 「ごめんね……お母さんちょっと驚いちゃったみたい」
被ク「…………」
母 「思い出すわ……お父さんのこと」
「お母さん、若い頃は……学生の頃は、よくいじめられててね……」
被ク「えっ!?」
若母「うッ!……み、右腕が疼く! 静まれ……静まれ……」
生徒「まーたあいつだよ……よく飽きねェよなぁ」
生徒「あれで気ィ引こうとしてるんだぜきっと、マジキチ」
生徒(クスクス)
若母「ううッソウルオブデビルのささやきが聞こえる……!」
若父「コラ、>>女さん! また精神病の振りして、駄目じゃないか!」
若母「くっ……ち、近寄るな! 普通の人間がどうこう出来るレベルじゃない!」
「私でなければ神を斬る事は出来ないのだ……来るな!死ぬぞ!」
若父「まったく……さぁ、早くこっちに来るんだ」
若母「な、なんだ貴様ッ……」
若父「ほら、僕って委員長だろ。授業が始まる前に君を連れて来いって言われてるんだ」
若母「はっ離せッ!……くっ、貴様も剣帝(ソードエンペラー)の力に飲まれるぞ……!!」
母 「そんなことがあって、委員長だったお父さんがよくお母さんの世話をしてくれててね」
「あれほど優しかったお父さんが……もうこの世には居ないなんて信じられない」
被ク「いやお父さん生きてるし、お母さんが離婚したんじゃないか」
母 「そうだったかしら?」
被ク「お、お母さん……まだその時の名残が……」
母 「まぁ、あんたも頑張りなさいね」
被ク「あ、ああ」
母wwwwwwwwww邪気眼自重wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
男 「とりあえず……成功、したのか」
「成功っていうか、なんていうか、もう……」
「今日で色々なことが起き過ぎたorz」
(>>男宅)
男 「ただいまー」
男父「……」
男 「父さん、今帰ったよ」
男父「…………」
男 「……」
「明日、文化祭の後日なんだけど。一般公開もしてるんだ」
「美術室に、俺の絵が飾ってあるんだよ、父さん」
男父「……そうか」
男 「うん」
父は厳格な人間だった。
俺がまだ幼い頃、旅行先で母と父が事故に遭った。
その事故で母は帰らぬ人となり、有名な油絵家だった父は後遺症で絵が描けなくなってしまったと聞く。
母と絵の両方を失ってしまった父は、俺に執拗なまでの美術教育を施し、一切の自由を与えてはくれなかった。
俺はその将来設計すら、思い通りにはいかなかった。
男 「父さん……明日、来てくれないか。紹介したい人が居るんだ」
男父「……」
男 「……」
いつ頃からか、父は俺が話しかけても何も返さないようになっていた。
唯一口を動かすのは、絵画の話だけだった。
「成功っていうか、なんていうか、もう……」
「今日で色々なことが起き過ぎたorz」
(>>男宅)
男 「ただいまー」
男父「……」
男 「父さん、今帰ったよ」
男父「…………」
男 「……」
「明日、文化祭の後日なんだけど。一般公開もしてるんだ」
「美術室に、俺の絵が飾ってあるんだよ、父さん」
男父「……そうか」
男 「うん」
父は厳格な人間だった。
俺がまだ幼い頃、旅行先で母と父が事故に遭った。
その事故で母は帰らぬ人となり、有名な油絵家だった父は後遺症で絵が描けなくなってしまったと聞く。
母と絵の両方を失ってしまった父は、俺に執拗なまでの美術教育を施し、一切の自由を与えてはくれなかった。
俺はその将来設計すら、思い通りにはいかなかった。
男 「父さん……明日、来てくれないか。紹介したい人が居るんだ」
男父「……」
男 「……」
いつ頃からか、父は俺が話しかけても何も返さないようになっていた。
唯一口を動かすのは、絵画の話だけだった。
※次の日
男 「お~っ、>>女さんの言った通りの快晴だな~」
被ク「ふふっ……だろう?」
「ところで>>男……その「女さん」という呼び方はやめてくれないか」
男 「ど、どうして?」
被ク「少し他人行儀のような気がしてな」
男 「じゃあ、呼び捨てで?」
被ク「うむ」
男 「お~っ、被クの言った通りの快晴だなぁ~」
被ク「えー、そこやり直すの……」
友 「はいはいはーい。おはようございますカップルさーん」
「付き合いたてで初々しいのは分かってるからさ。それよりも大きな問題があるでしょー?」
男 「問題?」
被ク「ふむ……美術室のことかい?」
友 「イエース! 被クちゃんは賢いねェ~~」
「んで、どうする? 交代で当番するかい?」
男 「ああ、いや……それについてはもう大丈夫だ」
先生「私が引き受けたからな」
友 「せ、先生……良いんですか?」
先生「ククク……被害クール、お前ら付き合い始めたらしいじゃないか」
「そりゃあ構わない……美術室の当番。それ自体は容易いことだ」
被ク「うッ……相変わらずテンションの高い教師だな」
先生「いや何、>>男は少し自堕落だが、熱い男でもある。野良犬……そう、牙の折れていない野良犬よ」
「しっかり者のお前が一緒なら大丈夫だ。お前たちはきっと上手くいく」
「大体私に言わせれば恋をせずに生きようとするのが、そもそも論外なのだ」
被ク「さ、さぁそろそろ行こう、>>男」
男 「そうだね、うん。ありがとうございます先生」
「じゃあ俺達、いってきますんで。宜しくお願いします」
先生「口を慎みたまえ。居丈高になるのは決定してから・・・・結婚すると決まってからだぞ」
友 「俺もヒート探してくるかなぁ」
男 「お~っ、>>女さんの言った通りの快晴だな~」
被ク「ふふっ……だろう?」
「ところで>>男……その「女さん」という呼び方はやめてくれないか」
男 「ど、どうして?」
被ク「少し他人行儀のような気がしてな」
男 「じゃあ、呼び捨てで?」
被ク「うむ」
男 「お~っ、被クの言った通りの快晴だなぁ~」
被ク「えー、そこやり直すの……」
友 「はいはいはーい。おはようございますカップルさーん」
「付き合いたてで初々しいのは分かってるからさ。それよりも大きな問題があるでしょー?」
男 「問題?」
被ク「ふむ……美術室のことかい?」
友 「イエース! 被クちゃんは賢いねェ~~」
「んで、どうする? 交代で当番するかい?」
男 「ああ、いや……それについてはもう大丈夫だ」
先生「私が引き受けたからな」
友 「せ、先生……良いんですか?」
先生「ククク……被害クール、お前ら付き合い始めたらしいじゃないか」
「そりゃあ構わない……美術室の当番。それ自体は容易いことだ」
被ク「うッ……相変わらずテンションの高い教師だな」
先生「いや何、>>男は少し自堕落だが、熱い男でもある。野良犬……そう、牙の折れていない野良犬よ」
「しっかり者のお前が一緒なら大丈夫だ。お前たちはきっと上手くいく」
「大体私に言わせれば恋をせずに生きようとするのが、そもそも論外なのだ」
被ク「さ、さぁそろそろ行こう、>>男」
男 「そうだね、うん。ありがとうございます先生」
「じゃあ俺達、いってきますんで。宜しくお願いします」
先生「口を慎みたまえ。居丈高になるのは決定してから・・・・結婚すると決まってからだぞ」
友 「俺もヒート探してくるかなぁ」
『いじめられっ子の二人の男女』
そんな風に認識されていた二人が、初めて恋人として巡り巡ったデートスポットは学校だった。
毎日退屈で、何も感慨がなくて、学校といえば唯一楽しみだったのはあの美術室だけ。
そんな俺達も、今日だけはこの学校という場所がどこか心地よく、校舎内の新鮮な空気だけを吸っているようだった。
B 「ウーッス、元気そうじゃんww」
男 「あ、どうも……」
B 「……」
「>>男君が告ったの?」
男 「ぶはっ! な、なんだいきなり」
B 「仲良さそうに手ぇ繋いじゃって。見たよ、昨日ダッシュで追いかけてたとこ」
男 「うぐっ……」
被ク「お前……そんなことしてたのか」
男 「ま、まぁな」
被ク「B……彼は───」
B 「わーかってる、わーかってるってば」
「そこまで来てるのを別れさせんのも、ね……後はCとあたしで何とかするから」
男 「Cさんは?」
B 「さぁ?」
(ボソッ)
「美術室で先生と一緒に当番してるよ。後で何か買ってってやんな」
被ク「そうか。ありがとうと伝えておいてくれ」
B 「ばーか……自分で言いな」
二人が何を話しているのかは分からなかった。
でもこの時、何となく俺はもうBとCが彼女を加害することはないんだろうと思っていた。
そんな風に認識されていた二人が、初めて恋人として巡り巡ったデートスポットは学校だった。
毎日退屈で、何も感慨がなくて、学校といえば唯一楽しみだったのはあの美術室だけ。
そんな俺達も、今日だけはこの学校という場所がどこか心地よく、校舎内の新鮮な空気だけを吸っているようだった。
B 「ウーッス、元気そうじゃんww」
男 「あ、どうも……」
B 「……」
「>>男君が告ったの?」
男 「ぶはっ! な、なんだいきなり」
B 「仲良さそうに手ぇ繋いじゃって。見たよ、昨日ダッシュで追いかけてたとこ」
男 「うぐっ……」
被ク「お前……そんなことしてたのか」
男 「ま、まぁな」
被ク「B……彼は───」
B 「わーかってる、わーかってるってば」
「そこまで来てるのを別れさせんのも、ね……後はCとあたしで何とかするから」
男 「Cさんは?」
B 「さぁ?」
(ボソッ)
「美術室で先生と一緒に当番してるよ。後で何か買ってってやんな」
被ク「そうか。ありがとうと伝えておいてくれ」
B 「ばーか……自分で言いな」
二人が何を話しているのかは分からなかった。
でもこの時、何となく俺はもうBとCが彼女を加害することはないんだろうと思っていた。
>何となく俺はもうBとCが彼女を加害することはないんだろうと思っていた。
↓
「何となく俺はもうBとCが彼女に危害を加える事はないんだろうと思っていた。」
このほうがいいかも知れない
↓
「何となく俺はもうBとCが彼女に危害を加える事はないんだろうと思っていた。」
このほうがいいかも知れない
>>163
ぐおわー そ、そそそそういう修正はどんどんして下されorz
うん。もう、何ていうかこういう時に言葉を選ぶセンスみたいなものが無くてね
・・・いや言い訳はやめよう。
すいません、随分とgdgdと続けてさせて頂きましたが、もうそろそろ土壇場です。ハイ。
ぐおわー そ、そそそそういう修正はどんどんして下されorz
うん。もう、何ていうかこういう時に言葉を選ぶセンスみたいなものが無くてね
・・・いや言い訳はやめよう。
すいません、随分とgdgdと続けてさせて頂きましたが、もうそろそろ土壇場です。ハイ。
先生「しかし>>男も災難だったな。ここに飾られたのは一枚だけになるとは」
「犯人は未だ特定出来んが、探し出して必ず制裁を加えるぞ」
C 「……」
先生「ところで、Cよ」
「お前、失恋したろ」
C 「え……」
先生「正直に言ってみろ」
C 「しました、多分。……どうして分かるんです?」
先生「クク……長い間教師という”役者人生”を生きているとな、お前らみたいな青臭いガキの、青臭い恋、そして青臭い失恋」
「肌で感じ取ってしまうんだ……」
C 「役者人生、ですか」
先生「そうだ。我々教師は生徒達に夢や希望をくれてやる、そんな存在でなければいかん」
「それ故にいつも、そうあろうと演じ続けるのだ……善人でも偽りの自分をな……」
「最も、稀に己の本性を曝け出して警察に捕まる奴らも居るが……何、少し失敗しているだけさ」
C 「先生。私……いじめっ子だったんですよ」
「スカッとするからって、いじめちゃったんですけど。その中に、私の好きな人も居て」
先生「……」
C 「その人が先日、同じいじめられっ子とくっついちゃって」
「……おこがましいですよね。こんな私が、>>男君のこと好きだなんて」
先生「クク……おこがましい、か」
「お前は自ら放棄したのだ、告白する権利を」
C 「え?」
先生「とどのつまり……お前はあの>>男を何も理解していなかったということだ」
「”好きです”だとか……”愛してます”だとか……お前達はこれまで生きてきた中でどれだけその台詞を吐いた?」
「青臭いケツを丸出しにして言ったところで何も意味が無いっ……虚言同然だっ……」
「口で言うなら万人に出来るだろう。言うだけならな……だが、それを行動に現そうとなると重い……」
C 「……」
先生「これは仕事でも同じ……“働く”と言ってまともに努力した人間が何人いるのやら……親に食わせて貰ってるくせにっ」
「……恐らく、告白する以前の>>男の中には葛藤があったのだ」
「奴はそれを乗り越え、行動に示したのだ。お前のように”おこがましい”などと言わず、突き進んだ……」
「そして成功を知った……」
C 「先生……」
先生「いじめていたから何だ? いじめられていたからどうだと言うのだ」
「それらは全て過去っ・・・!」
C 「ですが、私が彼らをいじめていたのは事実です。彼らや私の記憶から消すことは出来ない、事実です」
先生「Fuck you」
「Cよ、大切なのは今だ……お前はまだ他人が気張り出したクソの肥溜めの中に生きている……」
「出ろっ・・・! そんな汚い場所にいつまでも集ろうとするなっ・・・!」
「お前は汚い過去の縛られたいがために生きているのか? 違うだろう」
「100人傷つけたら100人助けろっ・・・! それでプラマイ0っ・・・!」
「更に101人目の人間を助ければ、それは大きな『1』だっ・・・!」
「犯人は未だ特定出来んが、探し出して必ず制裁を加えるぞ」
C 「……」
先生「ところで、Cよ」
「お前、失恋したろ」
C 「え……」
先生「正直に言ってみろ」
C 「しました、多分。……どうして分かるんです?」
先生「クク……長い間教師という”役者人生”を生きているとな、お前らみたいな青臭いガキの、青臭い恋、そして青臭い失恋」
「肌で感じ取ってしまうんだ……」
C 「役者人生、ですか」
先生「そうだ。我々教師は生徒達に夢や希望をくれてやる、そんな存在でなければいかん」
「それ故にいつも、そうあろうと演じ続けるのだ……善人でも偽りの自分をな……」
「最も、稀に己の本性を曝け出して警察に捕まる奴らも居るが……何、少し失敗しているだけさ」
C 「先生。私……いじめっ子だったんですよ」
「スカッとするからって、いじめちゃったんですけど。その中に、私の好きな人も居て」
先生「……」
C 「その人が先日、同じいじめられっ子とくっついちゃって」
「……おこがましいですよね。こんな私が、>>男君のこと好きだなんて」
先生「クク……おこがましい、か」
「お前は自ら放棄したのだ、告白する権利を」
C 「え?」
先生「とどのつまり……お前はあの>>男を何も理解していなかったということだ」
「”好きです”だとか……”愛してます”だとか……お前達はこれまで生きてきた中でどれだけその台詞を吐いた?」
「青臭いケツを丸出しにして言ったところで何も意味が無いっ……虚言同然だっ……」
「口で言うなら万人に出来るだろう。言うだけならな……だが、それを行動に現そうとなると重い……」
C 「……」
先生「これは仕事でも同じ……“働く”と言ってまともに努力した人間が何人いるのやら……親に食わせて貰ってるくせにっ」
「……恐らく、告白する以前の>>男の中には葛藤があったのだ」
「奴はそれを乗り越え、行動に示したのだ。お前のように”おこがましい”などと言わず、突き進んだ……」
「そして成功を知った……」
C 「先生……」
先生「いじめていたから何だ? いじめられていたからどうだと言うのだ」
「それらは全て過去っ・・・!」
C 「ですが、私が彼らをいじめていたのは事実です。彼らや私の記憶から消すことは出来ない、事実です」
先生「Fuck you」
「Cよ、大切なのは今だ……お前はまだ他人が気張り出したクソの肥溜めの中に生きている……」
「出ろっ・・・! そんな汚い場所にいつまでも集ろうとするなっ・・・!」
「お前は汚い過去の縛られたいがために生きているのか? 違うだろう」
「100人傷つけたら100人助けろっ・・・! それでプラマイ0っ・・・!」
「更に101人目の人間を助ければ、それは大きな『1』だっ・・・!」
先生「Cよ……終わってしまったものはどうでもいい」
「───なんて思ったしまったら人間終わりだ。過去の過ちを取り返すための今、より良くするための未来」
「お前は>>男にフラれて良かったのだ……今こうやってそれを知ることが出来たのだからな」
C 「そうです、ね」
「先生」
先生「なんだ」
C 「>>男君の絵を壊したのは、私です」
先生「ほう」
「それで、誰に頼まれた?」
C 「Aに……実行したのは私です」
先生「そうか」
「どんなリスクを負おうとも……前に進もうと決めたかっ……」
C 「ハイ」
先生「わかった。後で職員室に来い……関係者を全て招集するぞ。塵も残さん」
C 「ぐっ・・・!」
先生「泣くな」
「>>男があれだけ精を込めて、お前がこれだけ勇気を振り絞ったんだ」
「何を悔いる? 胸を張れっ・・・! 胸を張れ・・・Cっ・・・・!」
「CのCは『can』のCだっ・・・!『chance』のCだっ・・・!」
C 「はいっ・・・! はいっ・・・!」
「───なんて思ったしまったら人間終わりだ。過去の過ちを取り返すための今、より良くするための未来」
「お前は>>男にフラれて良かったのだ……今こうやってそれを知ることが出来たのだからな」
C 「そうです、ね」
「先生」
先生「なんだ」
C 「>>男君の絵を壊したのは、私です」
先生「ほう」
「それで、誰に頼まれた?」
C 「Aに……実行したのは私です」
先生「そうか」
「どんなリスクを負おうとも……前に進もうと決めたかっ……」
C 「ハイ」
先生「わかった。後で職員室に来い……関係者を全て招集するぞ。塵も残さん」
C 「ぐっ・・・!」
先生「泣くな」
「>>男があれだけ精を込めて、お前がこれだけ勇気を振り絞ったんだ」
「何を悔いる? 胸を張れっ・・・! 胸を張れ・・・Cっ・・・・!」
「CのCは『can』のCだっ・・・!『chance』のCだっ・・・!」
C 「はいっ・・・! はいっ・・・!」
男 (きょろきょろ)
被ク「どうした、>>男? 誰か探しているのか?」
男 「いや……」
被ク「何だ、言ってみろ。今更隠し事なんてしないものだぞ」
男 「親父が、来てるかなと思ってさ」
被ク「お父さん……?」
男 「言ったっけ、親父のこと」
「今は美大の教授やってんだけどな。昔、事故にあって絵が描けなくなってしまって」
「そんときに、お袋も死んじまって……」
被ク「あ、そう……だったのか」
「お前、家の話はあまりしたがらなかったもんな。それが関係してたのか?」
男 「うん……」
「学校から家に帰ると、二人とも無言でな。話をすることはあまり無かった、あの人は俺の絵にも無関心だからな」
「被ク、俺は……アンタを紹介したいんだ。あの絵を見て、アンタ本人を見ればきっと親父も何か感じてくれると思う」
「良いかな?」
被ク「断る理由がないよ」
「それにお前は一度、私のお母さんに会っているだろう。お互い、顔は知っておいたほうが良いからな」
男 「……ありがとう」
被ク「お父さんが来ることを祈ろう」
A 「あー……ったりぃなぁ」
「Bのやつ何よアレ……『私も抜けるわ』とか。急に態度変えやがって、今更おせーっつの」
「だーれも逃げれねー。もうやっちゃったしな……」
??「……すみません」
A 「あー?」
??「美術室は、どちらでしょうか」
A (あー……誰だこのオッサン、誰かに似てンぞ。誰だっけ……?)
「アッチだよ。向こうの、割と奥のほうな」
「看板が出てると思うから、よく読めー」
??「ありがとうございます……」
「あなたは、何をやっているのですか?」
A 「サボってんのー」
??「一人で?」
A 「……っせーなぁ! 見りゃ分かんだろーが。一人だよ、ヒ・ト・リ」
??「そうですか……あのー」
「私と一緒に、美術室に行って下さいませんか?」
A 「はぁっ!? オッサンなんだ? 何? あたし釣る気? ”そーゆー目的”で来てんの?」
??「いえ、別にそういうわけでは……」
「いやぁ、私にもアナタと同じくらいの子が居ましてね。大きくなってからはあまり喋っていないもんで」
「何かこう……我が子と話しているような安心感に浸れるのです」
A 「はー」
「別に良いけど。ああ、そだ……あたしの愚痴に付き合ったら一緒に言ってやるよ。近くまでならな」
被ク「どうした、>>男? 誰か探しているのか?」
男 「いや……」
被ク「何だ、言ってみろ。今更隠し事なんてしないものだぞ」
男 「親父が、来てるかなと思ってさ」
被ク「お父さん……?」
男 「言ったっけ、親父のこと」
「今は美大の教授やってんだけどな。昔、事故にあって絵が描けなくなってしまって」
「そんときに、お袋も死んじまって……」
被ク「あ、そう……だったのか」
「お前、家の話はあまりしたがらなかったもんな。それが関係してたのか?」
男 「うん……」
「学校から家に帰ると、二人とも無言でな。話をすることはあまり無かった、あの人は俺の絵にも無関心だからな」
「被ク、俺は……アンタを紹介したいんだ。あの絵を見て、アンタ本人を見ればきっと親父も何か感じてくれると思う」
「良いかな?」
被ク「断る理由がないよ」
「それにお前は一度、私のお母さんに会っているだろう。お互い、顔は知っておいたほうが良いからな」
男 「……ありがとう」
被ク「お父さんが来ることを祈ろう」
A 「あー……ったりぃなぁ」
「Bのやつ何よアレ……『私も抜けるわ』とか。急に態度変えやがって、今更おせーっつの」
「だーれも逃げれねー。もうやっちゃったしな……」
??「……すみません」
A 「あー?」
??「美術室は、どちらでしょうか」
A (あー……誰だこのオッサン、誰かに似てンぞ。誰だっけ……?)
「アッチだよ。向こうの、割と奥のほうな」
「看板が出てると思うから、よく読めー」
??「ありがとうございます……」
「あなたは、何をやっているのですか?」
A 「サボってんのー」
??「一人で?」
A 「……っせーなぁ! 見りゃ分かんだろーが。一人だよ、ヒ・ト・リ」
??「そうですか……あのー」
「私と一緒に、美術室に行って下さいませんか?」
A 「はぁっ!? オッサンなんだ? 何? あたし釣る気? ”そーゆー目的”で来てんの?」
??「いえ、別にそういうわけでは……」
「いやぁ、私にもアナタと同じくらいの子が居ましてね。大きくなってからはあまり喋っていないもんで」
「何かこう……我が子と話しているような安心感に浸れるのです」
A 「はー」
「別に良いけど。ああ、そだ……あたしの愚痴に付き合ったら一緒に言ってやるよ。近くまでならな」
A 「ウチの学校は入学してからすぐに体力テストと球技大会があってー」
「一年の女子はハンドボールのトーナメント戦だったのよ。出場すんのは同じクラスから2チーム」
「んで、あたしとそいつは敵同士のチームだったわけ」
決勝まで勝ち残って、惜しくも私はそこで負けてしまった。
中学からハンドボール部で練習を続けていた私にとって、それはすっげー悔しいことだったよ。
泣きじゃくってる私に、そいつはこう言ったんだ。
A 「”ハンドボールくらいで落ち込むことじゃないさ”……ってな。そう言って何食わぬ顔で去っていったよ」
「うっわぁ~~、思い出しただけでも腹が立つわ、くっそ!」
??「その娘とは、今はどうしてるんです?」
A 「いじめてんの、私が」
「……向こうは何でそんな目にあってるのか、わかんねーだろうけどな。かれこれ半年は続いているよ」
??「そうですか……」
A 「んで、今日になって一緒にいじめてた奴らもどっか行っちまってな」
「私はこーやって一人で居るわけ。ドゥーユーアンダスタン?」
??「ええ……」
A 「…………はぁ」
「話したらなんかスッキリしたわ。来いよ、連れてってやるよ。美術室……あ、やっぱそこまでにしといてくれる?」
男 「居ないなぁ……」
被ク「一旦美術室に戻ったらどうだ? 先生達が見かけてるかも知れない」
男 「……かもな」
「いってみるか。こういうときのアンタの勘、当たるもんな」
「一年の女子はハンドボールのトーナメント戦だったのよ。出場すんのは同じクラスから2チーム」
「んで、あたしとそいつは敵同士のチームだったわけ」
決勝まで勝ち残って、惜しくも私はそこで負けてしまった。
中学からハンドボール部で練習を続けていた私にとって、それはすっげー悔しいことだったよ。
泣きじゃくってる私に、そいつはこう言ったんだ。
A 「”ハンドボールくらいで落ち込むことじゃないさ”……ってな。そう言って何食わぬ顔で去っていったよ」
「うっわぁ~~、思い出しただけでも腹が立つわ、くっそ!」
??「その娘とは、今はどうしてるんです?」
A 「いじめてんの、私が」
「……向こうは何でそんな目にあってるのか、わかんねーだろうけどな。かれこれ半年は続いているよ」
??「そうですか……」
A 「んで、今日になって一緒にいじめてた奴らもどっか行っちまってな」
「私はこーやって一人で居るわけ。ドゥーユーアンダスタン?」
??「ええ……」
A 「…………はぁ」
「話したらなんかスッキリしたわ。来いよ、連れてってやるよ。美術室……あ、やっぱそこまでにしといてくれる?」
男 「居ないなぁ……」
被ク「一旦美術室に戻ったらどうだ? 先生達が見かけてるかも知れない」
男 「……かもな」
「いってみるか。こういうときのアンタの勘、当たるもんな」
男 「……あれ?」
友 「ウーッス」
被ク「>>友?……先生はどうした」
友 「ヒート連れてどっか行っちゃったよー。ああ、Cも一緒だったな」
男 「ここにさ、こう、50過ぎくらいのオッサン来なかったか?」
友 「いっぱい来てるぞー、親御さんとか」
「あ、悪い。今さっき来てたな……一人でずっと絵見てたぞ。渋い感じのオッサンが。目ぇクワッ!って見開いててな」
男 「……」
被ク「親父さん、か?」
男 「多分な。わかんねーけど……」
友 「あら? 何だ……お前の親父だったのか。そいつぁ行き違いんなったな」
被ク「追わなくて良いのか?」
男 「良いさ。追っかけてまで話すこと無いし……それに───」
ガラッ
男父「……」
男 「え……」
「と、父さん……」
男父「…………」
ジロリ
被ク(ビクッ!)
「……は、初めまして」
男父「…………」
「>>男」
男 「何だよ……」
男父「最高傑作か?」
男 「ッ!……ああ」
男父「だろうな」
男 「え?」
男父「ふっ……これまでに見たことが無い。素晴らしい完成度だ」
「俺が教えるより、ずっと良いものを描けたんだろうな」
男 「あ、ありがとう」
男父「……名前は?」
被ク「ひ、被害クールですが……」
男父「そうかぁ……どうか、息子と仲良くしてやって下さい。成長にも繋がる……」
「帰る……今から仕事に行かなくちゃならん」
男 「あ、ああ……」
友 「ウーッス」
被ク「>>友?……先生はどうした」
友 「ヒート連れてどっか行っちゃったよー。ああ、Cも一緒だったな」
男 「ここにさ、こう、50過ぎくらいのオッサン来なかったか?」
友 「いっぱい来てるぞー、親御さんとか」
「あ、悪い。今さっき来てたな……一人でずっと絵見てたぞ。渋い感じのオッサンが。目ぇクワッ!って見開いててな」
男 「……」
被ク「親父さん、か?」
男 「多分な。わかんねーけど……」
友 「あら? 何だ……お前の親父だったのか。そいつぁ行き違いんなったな」
被ク「追わなくて良いのか?」
男 「良いさ。追っかけてまで話すこと無いし……それに───」
ガラッ
男父「……」
男 「え……」
「と、父さん……」
男父「…………」
ジロリ
被ク(ビクッ!)
「……は、初めまして」
男父「…………」
「>>男」
男 「何だよ……」
男父「最高傑作か?」
男 「ッ!……ああ」
男父「だろうな」
男 「え?」
男父「ふっ……これまでに見たことが無い。素晴らしい完成度だ」
「俺が教えるより、ずっと良いものを描けたんだろうな」
男 「あ、ありがとう」
男父「……名前は?」
被ク「ひ、被害クールですが……」
男父「そうかぁ……どうか、息子と仲良くしてやって下さい。成長にも繋がる……」
「帰る……今から仕事に行かなくちゃならん」
男 「あ、ああ……」
被ク「……お父さん、似てないな。お前に」
男 「ほっとけ。それはほォォ~~~っとけ」
ピーンポーンパーンポーン
先生『一年○組の、被害クールさん、>>友さん、>>男さんは至急職員室に来るように』
『至急だっ・・・! ただし廊下は走るなっ・・・!』
友 「げっ……俺もかよ。なんだお前ら、また何かやらかしたんか?」
被ク「私達はこれまでにも何かやらかした覚えはないがな」
「……>>男」
男 「多分、な。ヒート先輩も連れてったっていうことはつまり……そういうことなんだろう」
友 「ああ。なんだ……もしかして文化祭の途中でそういう話になっちゃうわけ?」
被ク「Cも……昨日の今日だからな。私は覚悟していたよ」
男 「俺もだ」
友 「お、俺はしてねーぞ。……畜生」
ピーンポーンパーンポーン
先生『ぐずぐずするなっ・・・! 調子に乗りおってっ・・・!』
『何故そうやって無駄口を叩く・・・ぶち[ピーーー]ぞゴミめらっ・・・!』
被ク「ご立腹だ……急ぐぞ」
友 「はぁ~…………ったく」
男 「ほっとけ。それはほォォ~~~っとけ」
ピーンポーンパーンポーン
先生『一年○組の、被害クールさん、>>友さん、>>男さんは至急職員室に来るように』
『至急だっ・・・! ただし廊下は走るなっ・・・!』
友 「げっ……俺もかよ。なんだお前ら、また何かやらかしたんか?」
被ク「私達はこれまでにも何かやらかした覚えはないがな」
「……>>男」
男 「多分、な。ヒート先輩も連れてったっていうことはつまり……そういうことなんだろう」
友 「ああ。なんだ……もしかして文化祭の途中でそういう話になっちゃうわけ?」
被ク「Cも……昨日の今日だからな。私は覚悟していたよ」
男 「俺もだ」
友 「お、俺はしてねーぞ。……畜生」
ピーンポーンパーンポーン
先生『ぐずぐずするなっ・・・! 調子に乗りおってっ・・・!』
『何故そうやって無駄口を叩く・・・ぶち[ピーーー]ぞゴミめらっ・・・!』
被ク「ご立腹だ……急ぐぞ」
友 「はぁ~…………ったく」
先生「話はCから全て聞いている。加害者の立場から包み隠さずな」
「……何故黙っていた?」
ブチッ
素ヒ「何故気付かなかった?」
先生「何っ・・・」
素ヒ「良いか……耳の穴かっぽじってよ~~く聞け。お前ら教師にその言葉を口にする資格はない」
「何故黙っていたと聞くなら、貴様らは何故気付かなかったんだっっ!!」
先生「うっ・・・!」
友 「先生、俺達は何も先生に常日頃から俺達のことを気遣ってくれとか、そういうことが言いたいんじゃないんです」
「黙っていたことを責めれば、気付かなかった事を責められる」
男 「先生には分かって頂けると思っています」
「被害クールさんは、先生や親御さんに心配をかけまいと……あくまでそのために、第三者に助けを求めなかったんです」
「いや、求められなかったんだ。子供なら思う、一生懸命自分に尽くしてくれる親を、どうして不安に出来るっ!?」
先生「…………悪かったなどと、簡単には口には出来まい」
「確かにそうだ。大切だ……彼女の親を思う気持ち……大切だろう……」
被ク「いえ、言わなかった私にも責任はあります」
先生「真……まっこと力強い少女たちだ。互いを助け合い、自分の比も認める……」
「それがあったからここまで来れたか?……クク、どうでもいいがな。そんなことは……」
C 「先生……」
先生「後日、AとBに詳細を聞いた後、お前達の証言と照らし合わせる」
「覚悟しろっ・・・! 少しでも不正があった場合、貴様らは制裁っ・・・!」
男 「しかし、彼女らが嘘をつく場合もあるのでは?」
被ク「やめよう。そんなことを考えるのは」
「私達は私達が知っていること、それをすべて白状しよう。これまで通り、偽りなく」
先生「そんなんじゃ何も始まらねぇっ・・・! 何でもいいから話してみ・・・!」
「……何故黙っていた?」
ブチッ
素ヒ「何故気付かなかった?」
先生「何っ・・・」
素ヒ「良いか……耳の穴かっぽじってよ~~く聞け。お前ら教師にその言葉を口にする資格はない」
「何故黙っていたと聞くなら、貴様らは何故気付かなかったんだっっ!!」
先生「うっ・・・!」
友 「先生、俺達は何も先生に常日頃から俺達のことを気遣ってくれとか、そういうことが言いたいんじゃないんです」
「黙っていたことを責めれば、気付かなかった事を責められる」
男 「先生には分かって頂けると思っています」
「被害クールさんは、先生や親御さんに心配をかけまいと……あくまでそのために、第三者に助けを求めなかったんです」
「いや、求められなかったんだ。子供なら思う、一生懸命自分に尽くしてくれる親を、どうして不安に出来るっ!?」
先生「…………悪かったなどと、簡単には口には出来まい」
「確かにそうだ。大切だ……彼女の親を思う気持ち……大切だろう……」
被ク「いえ、言わなかった私にも責任はあります」
先生「真……まっこと力強い少女たちだ。互いを助け合い、自分の比も認める……」
「それがあったからここまで来れたか?……クク、どうでもいいがな。そんなことは……」
C 「先生……」
先生「後日、AとBに詳細を聞いた後、お前達の証言と照らし合わせる」
「覚悟しろっ・・・! 少しでも不正があった場合、貴様らは制裁っ・・・!」
男 「しかし、彼女らが嘘をつく場合もあるのでは?」
被ク「やめよう。そんなことを考えるのは」
「私達は私達が知っていること、それをすべて白状しよう。これまで通り、偽りなく」
先生「そんなんじゃ何も始まらねぇっ・・・! 何でもいいから話してみ・・・!」
そのころの不B
不B「あ~、今文化祭かー、Cと一緒に回りたかったなぁー。多分回れなかっただろうけど」
看護婦A「ダメよそんな風に諦めちゃ、ダメかもって思うからダメなのよ。絶対に大丈夫!って考えなきゃ」
不B「いや、どのみち怪我のせいで無理ですし」
看護婦A「あ、そうだったわね」
不B「ところで俺の怪我何時治りますか」
看護婦A「あと三ヶ月ね、間違い無し」
不B「三ヶ月もここにいなきゃいけねーのかー、ツレー」
看護婦B「わがまま言わないでください、それほどの怪我をしているんですから」
看護婦A「若くてとても美人の看護婦さんが二人も居るんですよー?」
不B「いや、それ自分で言う事じゃないでしょ、俺好きな奴以外萌えねーし」
看護婦A「さっき言ってたCちゃんですか?」
不B「そうだよ、あいつはあいつで好きな奴いるみたいだから付き合うとかは無理だろうけど」
看護婦A「あららー失恋ってやつ?」
不B「そーかもねー…」
看護婦B「…告白はしてみたんですか?」
不B「ん?してねぇけど」
看護婦B「何故やる前からダメだと決めつけるんです?」
不B「言ったじゃん、あいつ他に好きなやつg……」
看護婦B「他に好きな人が居るからなんですか?もう付き合ってしまっているならまだしもさっきの話を聞いている限りまだ付き合ってないんでしょう?」
不B「まぁ……まだ付き合ってないみたいだけどさ」
看護婦B「だったら告白してしまいなさい、その子が好きな人より自分を大好きにさせてしまいまさい。」
不B「いや、でもあいつにh」
看護婦B「その子が他の人を好きになっているから諦めるなんてダメですよ、情けないです。男の子だったらそんなの気にせず根性入れて行動しなさい!」
不B「でも……」
看護婦A「大丈夫よ、さっきも言ったでしょ?ダメかもしれないって思うからダメなの、絶対に大丈夫って思えば大丈夫だって」
不B「……」
看護婦B「退院してからで良いから告白してしまいなさい」
不B「でももう付き合ってたr」
看護婦A「そうやってマイナス思考にならないの、+思考じゃないと世の中やっていけないわよ?」
看護婦B「そうですよ、男の子がウジウジしててどうするんですか」
不B「ウジウジか……それもそうだなぁ」
看護婦B「分かったら今からでも告白する時のセリフでも考えてくださいね」
看護婦A「クサくてもいいのよ、想いが伝われば良いんだから」
不B「いや、流石にクサイセリフはちょっと……」
看護婦A「そう?私は良いと思うんだけどなぁ……私達そろそろ他の部屋の人見に行くから」
看護婦B「この前見たいに勝手に病院抜け出そうとしないでくださいね」
不B「分かりましたよ、大人しく寝てます」
看護婦B「では、失礼しました」
バタン
不B「……告白か」
不B「あ~、今文化祭かー、Cと一緒に回りたかったなぁー。多分回れなかっただろうけど」
看護婦A「ダメよそんな風に諦めちゃ、ダメかもって思うからダメなのよ。絶対に大丈夫!って考えなきゃ」
不B「いや、どのみち怪我のせいで無理ですし」
看護婦A「あ、そうだったわね」
不B「ところで俺の怪我何時治りますか」
看護婦A「あと三ヶ月ね、間違い無し」
不B「三ヶ月もここにいなきゃいけねーのかー、ツレー」
看護婦B「わがまま言わないでください、それほどの怪我をしているんですから」
看護婦A「若くてとても美人の看護婦さんが二人も居るんですよー?」
不B「いや、それ自分で言う事じゃないでしょ、俺好きな奴以外萌えねーし」
看護婦A「さっき言ってたCちゃんですか?」
不B「そうだよ、あいつはあいつで好きな奴いるみたいだから付き合うとかは無理だろうけど」
看護婦A「あららー失恋ってやつ?」
不B「そーかもねー…」
看護婦B「…告白はしてみたんですか?」
不B「ん?してねぇけど」
看護婦B「何故やる前からダメだと決めつけるんです?」
不B「言ったじゃん、あいつ他に好きなやつg……」
看護婦B「他に好きな人が居るからなんですか?もう付き合ってしまっているならまだしもさっきの話を聞いている限りまだ付き合ってないんでしょう?」
不B「まぁ……まだ付き合ってないみたいだけどさ」
看護婦B「だったら告白してしまいなさい、その子が好きな人より自分を大好きにさせてしまいまさい。」
不B「いや、でもあいつにh」
看護婦B「その子が他の人を好きになっているから諦めるなんてダメですよ、情けないです。男の子だったらそんなの気にせず根性入れて行動しなさい!」
不B「でも……」
看護婦A「大丈夫よ、さっきも言ったでしょ?ダメかもしれないって思うからダメなの、絶対に大丈夫って思えば大丈夫だって」
不B「……」
看護婦B「退院してからで良いから告白してしまいなさい」
不B「でももう付き合ってたr」
看護婦A「そうやってマイナス思考にならないの、+思考じゃないと世の中やっていけないわよ?」
看護婦B「そうですよ、男の子がウジウジしててどうするんですか」
不B「ウジウジか……それもそうだなぁ」
看護婦B「分かったら今からでも告白する時のセリフでも考えてくださいね」
看護婦A「クサくてもいいのよ、想いが伝われば良いんだから」
不B「いや、流石にクサイセリフはちょっと……」
看護婦A「そう?私は良いと思うんだけどなぁ……私達そろそろ他の部屋の人見に行くから」
看護婦B「この前見たいに勝手に病院抜け出そうとしないでくださいね」
不B「分かりましたよ、大人しく寝てます」
看護婦B「では、失礼しました」
バタン
不B「……告白か」
みなさんたまには不ABとキンニ君を使ってあげてください
キンニ君「Aここに居たのか」
A「ん?キンニ君か、何か用?」
キンニ君「ちょっと話があってな」
A「話?なんだよ一体」
キンニ君「俺抜けるわ」
A「ハァ?」
キンニ君「何時までもこんな下らない事していられないって言ってるんだよ」
A「お前、男の絵壊したくせに今更…」
キンニ君「ん?不Aに聞いていなかったか?俺はあの絵壊してないぞ」
A「え?」
キンニ君「止めようとしなかったのも事実だけどな、不A止めても止まらなそうだったし、Cは止めようと思ったが」
A「……」
キンニ君「そういう訳だ、お前もいい加減やめろよ。頑張ってたのは分かるが自分なりに励ましてくれた相手にちょっとやりすぎだぜ」
A「!…聞いてたのか?」
キンニ君「正確には聞こえてた」
A「盗み聞きかよ、趣味悪いな」
キンニ君「聞こうと思って聞いた訳じゃねぇ、ところで男とCの姿が見えないが何処にいるか知らないか?」
A「……男とCに何の用があるんだよ」
キンニ君「絵壊してたのを止めなかったのを謝ろうと思って、特にC」
A「馬鹿じゃねぇの?何もしてなかったなら良いじゃん」
キンニ君「何もしなかったからさ」
A「さっき放送でセンコーが職員室に呼び出してたよ、多分まだ居る」
キンニ君「そうか、ありがと」
キンニ君「Aここに居たのか」
A「ん?キンニ君か、何か用?」
キンニ君「ちょっと話があってな」
A「話?なんだよ一体」
キンニ君「俺抜けるわ」
A「ハァ?」
キンニ君「何時までもこんな下らない事していられないって言ってるんだよ」
A「お前、男の絵壊したくせに今更…」
キンニ君「ん?不Aに聞いていなかったか?俺はあの絵壊してないぞ」
A「え?」
キンニ君「止めようとしなかったのも事実だけどな、不A止めても止まらなそうだったし、Cは止めようと思ったが」
A「……」
キンニ君「そういう訳だ、お前もいい加減やめろよ。頑張ってたのは分かるが自分なりに励ましてくれた相手にちょっとやりすぎだぜ」
A「!…聞いてたのか?」
キンニ君「正確には聞こえてた」
A「盗み聞きかよ、趣味悪いな」
キンニ君「聞こうと思って聞いた訳じゃねぇ、ところで男とCの姿が見えないが何処にいるか知らないか?」
A「……男とCに何の用があるんだよ」
キンニ君「絵壊してたのを止めなかったのを謝ろうと思って、特にC」
A「馬鹿じゃねぇの?何もしてなかったなら良いじゃん」
キンニ君「何もしなかったからさ」
A「さっき放送でセンコーが職員室に呼び出してたよ、多分まだ居る」
キンニ君「そうか、ありがと」
新展開急展開良展開
クライマックスキタコレ
でも母は自重しろwwwwwwww
クライマックスキタコレ
でも母は自重しろwwwwwwww
>>176
これ見て2年前のこと思い出しちまった、告白できんで結局その子と離れ離れになっちゃったけど・・・ もう少し早くこのスレができてたらよかったな
なんてなwwwwwwおれみてぇなチキンには無理wwwwwwとりあえず期待してますがんばって!
これ見て2年前のこと思い出しちまった、告白できんで結局その子と離れ離れになっちゃったけど・・・ もう少し早くこのスレができてたらよかったな
なんてなwwwwwwおれみてぇなチキンには無理wwwwwwとりあえず期待してますがんばって!
その後、Bを交えた事情聴取は驚くほど早く、そして何の喧騒なく進められた。
文化祭の催し中にも限らず、T先生は次々と同じクラスの生徒を呼び出し、目撃情報を集め、俺達の発言と照らし合わせた。もちろん、そこに相違は無かった。
別室で同じく呼び出されていたAも、自分のしたことについては包み隠さず話し──────
先生「証言は全てまとめた……被害クール」
被ク「はい」
先生「今日の晩、ABCを連れてお前の家に行くことになるだろう。無論>>男や素直ヒートも同じくだ」
「構わないか?」
被ク「はい……」
先生「そうか。親御さんには私から連絡を入れておく」
「ご心配をおかけしないように……何とか伝えよう」
被ク「よろしくお願いします」
舞台はいよいよ、被クの自宅に移る。
事態は良い方向に転んでいるのだ。俺はそう信じたい。半年間いじめ続けられた彼女が、ようやく救われるかも知れないのだ。
情けないことに、こうして不安そうに俯く彼女の手を握ってやることくらいしか、俺には出来なかった。
男 「ここまで来てもう軽口は叩けないが……良かったな、被ク」
被ク「ありがとう。……けど、>>男に会ってからは私の気持ちも大分と変わった」
男 「な、なんだそりゃ……はは、照れるなぁオイ フヒヒwwwwww」
被ク「ふふっ……誤魔化すなよ」
「……彼女らは、やはり退学なんだろうか」
友 「さぁな。だが今夜限り、しばらくはもう会うことは無いだろうな」
男 「どういうこと?」
素ヒ「こういった問題を起こした生徒は、最終的には職員会議で処分が決定されるんだが、どれだけ軽くても謹慎は免れないだろう」
「謹慎中はその間、他の生徒との接触を一切禁じられる。……登校は他の生徒よりも早く、下校はすべての部活が終了してからになるんだ」
「ABCは被クの家に行くまで……職員室で待機だろうな。最悪、退学なら───」
友 「文化祭があいつらの学校生活最後の華になったってことなww」
男 「ッ!……馬鹿野郎!」
友 「う、すまん」
被ク「…………」
素ヒ「心配か?」
被ク「え、ええ……」
「先輩……私には動機がまず分からないのです。何故あのAはそこまで私を……」
素ヒ「さぁな。お前に原因があるのか、それとも彼女の私怨かは分からん。それは今夜分かることだ」
「その時に被クがどういう態度を取るかで変わるんじゃないか、彼女らの気持ちは」
被ク(そうか……)
(まだ終わらないんだ……私がAの気持ちを変えない限り、それは本当の終わりではないんだ……)
被ク「このまま精神的に何の決着もせずに終わると言う事はつまり……」
男 (ぽん)
「一人で力むなよ。何とかバッドエンドだけは避けてみよう」
友 「スネー……げふんげふん、>>男の言う通りだ。被クちゃん、最終的には君とAで決着がつくことは本当だが」
「脇役だって演出を変えることは出来るぜ?」
男 「被クとAが『これで良かった』と思える結果にしてみせるさ」
素ヒ「うむっ! 言えっ、被ク! お前が望むのは何だ?奴らへの報復か?退学か?」
被ク「三人とも……ありがとう」
「私が望むのは、彼女らがこの学校に残ること。そしてもう一度、私達と一緒に学校で生活することだ」
その晩………………
母 「そう……そんなことが…………」
先生「ぐがああ~~っ…………!」
「ぐっ・・! ぐっ・・・! お母さんっ・・・!」
「大変・・・大変申し訳ありませんでしたっ・・・!」
A 「すみませんでした……」
B 「ごめんなさい……」
C 「申し訳ありませんでしたっ・・・!」
母 「………………」
「被ク……………………」
被ク「は、はい」
母 「今まで気付けなくて……ごめんね……」
やがて被クのお母さんは、ゆっくりと涙を流し始めた。
それに呼応するように、彼女の目にも水滴が溢れ出した。このとき、きっと彼女は初めて、母の前で涙することが出来たのだと思う。
被ク「A……私はまだ君に聞いていないことがあった」
「私は君に一体……何をしてしまったんだ」
A 「…………」
「>>男が絵を完成させたとき、どう思った? 感動したろ?」
被ク「……」
A 「けど、もし描き切れなかったら……どういう言葉をかけてた?」
「球技大会が終わった後……アンタはあたしに”ハンドボールくらいで落ち込むことじゃない”って言ったんだよ」
「バカにしやがって…………お得意の偉そうな態度でな……」
先生「Aよ、それなんだが」
A 「え……?」
先生「あの後、彼女は保健室にタオルを取りに行ったんだ」
「自販機の前で飲み物を買っている彼女の姿を見た者も何人か居る。二人分……」
「だが時すでに遅し……お前はその日、そのまま早退していっただろう。被害クールが校庭に戻ったとき、そこにお前は居なかった」
A 「何……だ……?」
「ぐっ………てめぇ…………じゃあ何か!」
「あたしの勘違いが生んだ…………こんなのっ、虚しいだけのっ…………」
最後に泣いたのは……A───彼女だった。
その場にいた誰もが俯いていた。T先生も、被クの母も。そして、俺達も。
被ク「A……」
俺はゆっくりと視線を彼女に向けた。
彼女はまっすぐAだけを見つめて、そっと手を差し出した。
被害ク「もう一度私と……ハンドボールをしないか?」
母 「そう……そんなことが…………」
先生「ぐがああ~~っ…………!」
「ぐっ・・! ぐっ・・・! お母さんっ・・・!」
「大変・・・大変申し訳ありませんでしたっ・・・!」
A 「すみませんでした……」
B 「ごめんなさい……」
C 「申し訳ありませんでしたっ・・・!」
母 「………………」
「被ク……………………」
被ク「は、はい」
母 「今まで気付けなくて……ごめんね……」
やがて被クのお母さんは、ゆっくりと涙を流し始めた。
それに呼応するように、彼女の目にも水滴が溢れ出した。このとき、きっと彼女は初めて、母の前で涙することが出来たのだと思う。
被ク「A……私はまだ君に聞いていないことがあった」
「私は君に一体……何をしてしまったんだ」
A 「…………」
「>>男が絵を完成させたとき、どう思った? 感動したろ?」
被ク「……」
A 「けど、もし描き切れなかったら……どういう言葉をかけてた?」
「球技大会が終わった後……アンタはあたしに”ハンドボールくらいで落ち込むことじゃない”って言ったんだよ」
「バカにしやがって…………お得意の偉そうな態度でな……」
先生「Aよ、それなんだが」
A 「え……?」
先生「あの後、彼女は保健室にタオルを取りに行ったんだ」
「自販機の前で飲み物を買っている彼女の姿を見た者も何人か居る。二人分……」
「だが時すでに遅し……お前はその日、そのまま早退していっただろう。被害クールが校庭に戻ったとき、そこにお前は居なかった」
A 「何……だ……?」
「ぐっ………てめぇ…………じゃあ何か!」
「あたしの勘違いが生んだ…………こんなのっ、虚しいだけのっ…………」
最後に泣いたのは……A───彼女だった。
その場にいた誰もが俯いていた。T先生も、被クの母も。そして、俺達も。
被ク「A……」
俺はゆっくりと視線を彼女に向けた。
彼女はまっすぐAだけを見つめて、そっと手を差し出した。
被害ク「もう一度私と……ハンドボールをしないか?」
お、終わりか・・・?
エピローグはないのか・・・?
エピローグきぼん
ついでにEDテーマ選考きぼん
エピローグはないのか・・・?
エピローグきぼん
ついでにEDテーマ選考きぼん
18禁の方はやってないが元祖リトバスをやった俺は被ってないと思うぞ。
正直被ってる要素は殆ど無い気がするけどな。
>>183がリトバスと何が被ってると思ってるのか俺には分からん。
このままでいいと思う。
そしてまだ書けるなら各キャラの後日談でも何でもいい、書いてくれ。
正直被ってる要素は殆ど無い気がするけどな。
>>183がリトバスと何が被ってると思ってるのか俺には分からん。
このままでいいと思う。
そしてまだ書けるなら各キャラの後日談でも何でもいい、書いてくれ。
>>183
被り疑惑浮上?どこが被っているのか詳細を詳しく
被り疑惑浮上?どこが被っているのか詳細を詳しく
とは言っても……被クの家にはハンドボールの道具などは無く、押入れの中に閉まってあったビーチバレーの球を代用することになった。
先生監視の下、夜の公園で二人はもう一度球を投げ、受け取りあった。
その光景こそ奇妙なものではあったが、公園の灯影の中で、Aは何度か安堵の表情を浮かべたように見えた。
被ク「A」
不意に、彼女の手が止まった。
被ク「すまなかった」
透き通った声で被クが言った。
Aはしばらく戸惑った様子を見せた後、「私も」とだけ呟いた。それで良かったのだと思う。あれだけ傲慢だった彼女が今、同じ立場として被クと言葉を交わしたのだ。
Bも、Cも、>>友も、素直ヒート先輩も、先生も。俺と同じ気持ちだろうと、そんな気がした。
そして安心した。
もうこれで、被クが傷つくことは無いのだ。
先生監視の下、夜の公園で二人はもう一度球を投げ、受け取りあった。
その光景こそ奇妙なものではあったが、公園の灯影の中で、Aは何度か安堵の表情を浮かべたように見えた。
被ク「A」
不意に、彼女の手が止まった。
被ク「すまなかった」
透き通った声で被クが言った。
Aはしばらく戸惑った様子を見せた後、「私も」とだけ呟いた。それで良かったのだと思う。あれだけ傲慢だった彼女が今、同じ立場として被クと言葉を交わしたのだ。
Bも、Cも、>>友も、素直ヒート先輩も、先生も。俺と同じ気持ちだろうと、そんな気がした。
そして安心した。
もうこれで、被クが傷つくことは無いのだ。
数日後、俺達は校長室へと呼び出された。その間自宅謹慎の処置を下されていた加害組の三人も、そこに招集した。
十分程度経ったところで、T先生と校長が姿を見せた。いよいよ、彼女らの処分が決定される。
やるべきことはやった。この数日、俺達は何度も先生に証言した。「三人は反省している。自分達も許す」 必死にそれを伝えた。
校長「大変だった喃……被害クールさん」
被ク「いえ……」
校長「そうか?……この半年、君は大変傷つき……半ば死んだような学校生活を送っていたのだと思うが……」
「そして友人達の感傷……それも分かる。清々しい学徒の青春が彼女らに侵害されたのだと…………」
男 「……」
先生「こ、校長……」
被ク(何だ、先生……どうしてそんな困った顔をする……)
(そしてこの校長の態度……これは……)
校長「ククク…………」
「もはや説明するまでもないが、一応言っておく…………」
「この件はそもそもこのTの不届きな対応が原因……ありえぬのだ……いくらバカな教師だろうと、いじめを見逃すなどということは……」
先生(ぐっ・・・!)
校長「よって”コレ”には君らの担任から身を引いてもらう……」
男 「な、」
被ク「何だと……!?」
校長「無論のこと……彼女らは退学。そりゃあそうだろう……学徒の貴重な学校生活を汚した上、親御さんに心配かけまいとする心すら蔑ろにしたのだ」
被ク「だから、我々はそれですら許すと言っているのです!」
校長「いや……しかしなぁ」
「わかっとらん……被害クール君……」
被ク「何を……」
校長「人間いよいよとなれば……頭などいくらでも下げる」
「こちらは話しているのだ……入学した際、生徒手帳にこういった件についての処置を……」
男 (確かに、学生手帳には書いてあるが……)
(彼女らについての俺達の気持ちについてはこの校長……何も口にしない……)
校長「こいつらが反省するだとか……君が許すだとか……とどのつまりそれは……そんなことは……」
「どうでもいいっ・・・! そんなことは心底っ・・・!」
十分程度経ったところで、T先生と校長が姿を見せた。いよいよ、彼女らの処分が決定される。
やるべきことはやった。この数日、俺達は何度も先生に証言した。「三人は反省している。自分達も許す」 必死にそれを伝えた。
校長「大変だった喃……被害クールさん」
被ク「いえ……」
校長「そうか?……この半年、君は大変傷つき……半ば死んだような学校生活を送っていたのだと思うが……」
「そして友人達の感傷……それも分かる。清々しい学徒の青春が彼女らに侵害されたのだと…………」
男 「……」
先生「こ、校長……」
被ク(何だ、先生……どうしてそんな困った顔をする……)
(そしてこの校長の態度……これは……)
校長「ククク…………」
「もはや説明するまでもないが、一応言っておく…………」
「この件はそもそもこのTの不届きな対応が原因……ありえぬのだ……いくらバカな教師だろうと、いじめを見逃すなどということは……」
先生(ぐっ・・・!)
校長「よって”コレ”には君らの担任から身を引いてもらう……」
男 「な、」
被ク「何だと……!?」
校長「無論のこと……彼女らは退学。そりゃあそうだろう……学徒の貴重な学校生活を汚した上、親御さんに心配かけまいとする心すら蔑ろにしたのだ」
被ク「だから、我々はそれですら許すと言っているのです!」
校長「いや……しかしなぁ」
「わかっとらん……被害クール君……」
被ク「何を……」
校長「人間いよいよとなれば……頭などいくらでも下げる」
「こちらは話しているのだ……入学した際、生徒手帳にこういった件についての処置を……」
男 (確かに、学生手帳には書いてあるが……)
(彼女らについての俺達の気持ちについてはこの校長……何も口にしない……)
校長「こいつらが反省するだとか……君が許すだとか……とどのつまりそれは……そんなことは……」
「どうでもいいっ・・・! そんなことは心底っ・・・!」
校長「肝心なのは生徒がいじめられていたという事実・・・! これこそが問題っ・・・!」
「このような輩を招きいれた我が校の体裁……分かるか?」
A 「ッ…………」
校長「学校という施設は間違いなく……保護者や教育委員会による信頼だとか……期待の上に成り立っておる」
「立場を侵害されることに教師たちは実に貪欲……それに彼女ら三人をこのまま学校に置けば、他の生徒に要らん不安を与えてしまうだろう……」
「無論……彼女らに協力した落ちこぼれども……これも相当の対応をさせてもらうがの……」
先生「こ、校長・・・っ!」
校長「お前もだ……T……」
「剥げたな……お前の化けの皮……所詮お前は指示待ち人間……」
B 「ううっ・・・!」
C 「…………」
友 「無意味だっ・・・! そんなことに何の意味がある・・・!」
「少し間違えただけじゃないか・・・! 間違った生徒を正しい方向を導くのが教育ではないのかっ・・!」
校長「いかにも……」
「しかし優秀な生徒の、ほら、なんだ……邪魔になるじゃろ? 正しい方向だとかに修正している間に……」
「困るのだ、それは……彼女らは存在自体がもはや……」
「クズっ・・・! クズ以下の、どクズっ・・・!」
A 「この─────ッ!!」
B 「ちょ、ちょっとA……駄目だよ、ここで変な行動とっちゃ……」
校長「この……なんだ?」
「そもそも己が招いた結果……これは君らに対し当然の処置だろう」
「それに”救い”を求めているなど、愚の骨頂・・・っ!」
被ク「違うな」
校長「……」
「あ・・・?」
被ク「校長……私は少なくともこの半年、中間と期末共に学年最高の点数を叩き出しました」
男 (そ、そうだったのか……!)
素ヒ(頭良かったんだな被ク……この私でも学年26位だと言うのに……)
被ク「所謂ところ、私は貴方の言う『優秀な生徒』の最も頂点に立つ生徒……」
校長(…………)
被ク「その私が今……校長……」
「貴方に危害を加えたら……どうなる?」
校長「…………」
被ク「間違いなく退学、いや傷害として受け取られるかもな……この最優秀な生徒である私が……」
「となれば……当然メディアにもその事は筒抜け……学校の信頼はガタ落ち……」
校長「だからどうだと言うのだ?」
「例えそうなろうが……仮に新聞に載ったとして……紙面にはこちらの処置の正当性は十分証明されるし……」
被ク「まるで分かってない」
「そうなればここに居る誰もがこう証言する……私が…………」
「私が”いじめられていた”ということ……そんな私がいきなり教師を殴る…………それが意味することが?」
先生「や、やめろ被害クール……」
被ク「嫌味なマスコミたちに掘り起こされるだろうな、学校側の思想……」
「今彼女らを退学にさせるのならば、校長……私は……今だけは……」
「加害クールになってもいいっ・・・!」
校長(ぐっ・・・!!)
(壊れておる・・・っ! このアマっ・・・!)
ざわ・・・・
ざわ・・・・
「このような輩を招きいれた我が校の体裁……分かるか?」
A 「ッ…………」
校長「学校という施設は間違いなく……保護者や教育委員会による信頼だとか……期待の上に成り立っておる」
「立場を侵害されることに教師たちは実に貪欲……それに彼女ら三人をこのまま学校に置けば、他の生徒に要らん不安を与えてしまうだろう……」
「無論……彼女らに協力した落ちこぼれども……これも相当の対応をさせてもらうがの……」
先生「こ、校長・・・っ!」
校長「お前もだ……T……」
「剥げたな……お前の化けの皮……所詮お前は指示待ち人間……」
B 「ううっ・・・!」
C 「…………」
友 「無意味だっ・・・! そんなことに何の意味がある・・・!」
「少し間違えただけじゃないか・・・! 間違った生徒を正しい方向を導くのが教育ではないのかっ・・!」
校長「いかにも……」
「しかし優秀な生徒の、ほら、なんだ……邪魔になるじゃろ? 正しい方向だとかに修正している間に……」
「困るのだ、それは……彼女らは存在自体がもはや……」
「クズっ・・・! クズ以下の、どクズっ・・・!」
A 「この─────ッ!!」
B 「ちょ、ちょっとA……駄目だよ、ここで変な行動とっちゃ……」
校長「この……なんだ?」
「そもそも己が招いた結果……これは君らに対し当然の処置だろう」
「それに”救い”を求めているなど、愚の骨頂・・・っ!」
被ク「違うな」
校長「……」
「あ・・・?」
被ク「校長……私は少なくともこの半年、中間と期末共に学年最高の点数を叩き出しました」
男 (そ、そうだったのか……!)
素ヒ(頭良かったんだな被ク……この私でも学年26位だと言うのに……)
被ク「所謂ところ、私は貴方の言う『優秀な生徒』の最も頂点に立つ生徒……」
校長(…………)
被ク「その私が今……校長……」
「貴方に危害を加えたら……どうなる?」
校長「…………」
被ク「間違いなく退学、いや傷害として受け取られるかもな……この最優秀な生徒である私が……」
「となれば……当然メディアにもその事は筒抜け……学校の信頼はガタ落ち……」
校長「だからどうだと言うのだ?」
「例えそうなろうが……仮に新聞に載ったとして……紙面にはこちらの処置の正当性は十分証明されるし……」
被ク「まるで分かってない」
「そうなればここに居る誰もがこう証言する……私が…………」
「私が”いじめられていた”ということ……そんな私がいきなり教師を殴る…………それが意味することが?」
先生「や、やめろ被害クール……」
被ク「嫌味なマスコミたちに掘り起こされるだろうな、学校側の思想……」
「今彼女らを退学にさせるのならば、校長……私は……今だけは……」
「加害クールになってもいいっ・・・!」
校長(ぐっ・・・!!)
(壊れておる・・・っ! このアマっ・・・!)
ざわ・・・・
ざわ・・・・
校長「被害クール……君は、少し熱しているようだ……」
被ク「私はいつでも冷静だぞ」
「さぁ校長、彼女らを退学にするのか! しないのか! はっきりして貰おう!!」
校長「…………」
「クク………やめようではないか、そんなことは。何の意味がある? 自分をいじめた生徒を庇って?」
被ク「意味はある。私は彼女たちともう一度やり直したい……この学校生活を……」
「校長、私はいじめられた日は毎晩泣いていました。彼女らを恨んでいました。けれど、同時に考えていたのです」
「……『もし彼女らと友達になれたら』と」
「今、貴方の決断一つでその思いが実るかも知れない。最悪だった私の日常が、最高になるかも知れない」
「これでプラスマイナスはゼロ。これまでの最悪、この後の最高……それこそ平等になるというものではないでしょうか」
「もしこの私の望みが叶わないなら……この無念と共に、校長……この学校を……」
「道連れにしますが」
校長(ううっ・・・!)
「確かに……フフッ、思い切った決断だ。そのぶっ飛んだ考え、秀才ならではの才能かな……敬意を表そう」
「だが君一人の力でどうにかなると思っているのか? 半年間もいじめられていた貧弱な少女がたかだか───」
男 「俺もだ」
校長「あ…………?」
男 「校長、俺もアンタを殴ろう」
校長(………………)
「何? 何を? 何をどうするって……」
友 「よし、なら俺も殴る」
素ヒ「私も全力で殴ろうっ!!」
A 「あたしらも……どうせ学校辞めさせられんならさ」
B 「こいつらと一緒に暴れてやってもいいかもなぁww」
C 「ジジイ……女の子にいじめられるのは好きか?」
校長「お、お前ら……なんだこれは……」
「クズがっ・・・! どいつもこいつもクズに感化させおってっ・・・!」
「クズっ・・・! クズっ・・・! クズクズクズっ・・・! クズがいっぱいっ・・・!」
先生「俺もだっ・・! 俺もだ皆っ・・・!」
校長「きっ、貴様~~~~っ!!」
先生「どうなります? 校長……教師ですら、この場を取り締まる立場の私ですら彼女の味方だ」
「もう降参するか・・・? あ~~~~~ん?」
校長「ぐぬぬぬっ」
「クっ…………は、はんっ、半年だ」
被ク「!」
校長「半年……二年生になるまでは様子を見てやる。二年生の一学期、再びその三人の処分を検討するっ・・・っ!」
「それまでは精々仲良くするがいい……クズ同士。慰めあって償え…………」
被ク「私はいつでも冷静だぞ」
「さぁ校長、彼女らを退学にするのか! しないのか! はっきりして貰おう!!」
校長「…………」
「クク………やめようではないか、そんなことは。何の意味がある? 自分をいじめた生徒を庇って?」
被ク「意味はある。私は彼女たちともう一度やり直したい……この学校生活を……」
「校長、私はいじめられた日は毎晩泣いていました。彼女らを恨んでいました。けれど、同時に考えていたのです」
「……『もし彼女らと友達になれたら』と」
「今、貴方の決断一つでその思いが実るかも知れない。最悪だった私の日常が、最高になるかも知れない」
「これでプラスマイナスはゼロ。これまでの最悪、この後の最高……それこそ平等になるというものではないでしょうか」
「もしこの私の望みが叶わないなら……この無念と共に、校長……この学校を……」
「道連れにしますが」
校長(ううっ・・・!)
「確かに……フフッ、思い切った決断だ。そのぶっ飛んだ考え、秀才ならではの才能かな……敬意を表そう」
「だが君一人の力でどうにかなると思っているのか? 半年間もいじめられていた貧弱な少女がたかだか───」
男 「俺もだ」
校長「あ…………?」
男 「校長、俺もアンタを殴ろう」
校長(………………)
「何? 何を? 何をどうするって……」
友 「よし、なら俺も殴る」
素ヒ「私も全力で殴ろうっ!!」
A 「あたしらも……どうせ学校辞めさせられんならさ」
B 「こいつらと一緒に暴れてやってもいいかもなぁww」
C 「ジジイ……女の子にいじめられるのは好きか?」
校長「お、お前ら……なんだこれは……」
「クズがっ・・・! どいつもこいつもクズに感化させおってっ・・・!」
「クズっ・・・! クズっ・・・! クズクズクズっ・・・! クズがいっぱいっ・・・!」
先生「俺もだっ・・! 俺もだ皆っ・・・!」
校長「きっ、貴様~~~~っ!!」
先生「どうなります? 校長……教師ですら、この場を取り締まる立場の私ですら彼女の味方だ」
「もう降参するか・・・? あ~~~~~ん?」
校長「ぐぬぬぬっ」
「クっ…………は、はんっ、半年だ」
被ク「!」
校長「半年……二年生になるまでは様子を見てやる。二年生の一学期、再びその三人の処分を検討するっ・・・っ!」
「それまでは精々仲良くするがいい……クズ同士。慰めあって償え…………」
半年後……
男 (その後の話をしよう)
A 「ねー、Cってばぁ~! あのときはホント悪かったよ!あたしらどうかしてたんだって、ね?」
B 「そうそう……だって、ねぇ。いきなり裏切ろうとするからさ、ほら……」
C 「あ?……」
A 「ちょ、そんな怖い顔すんなって……あたしら友達だろ?……な?」
C 「…………調子のいいやつら」
「あ、そだ。私のお願い聞いてくれたら許してやってもいいよ?」
AB「なになに~?」
C 「そうだな……明日までに五十万持って来い」
A 「え…………」
B 「ちょ……嘘だよ……ね?」
C 「…………ふふっww ジョーダンだよ、ジョーダン」
「お前らのあだ名を考えたんだ。一ヶ月の間その名前で呼ばせてくれたら許してもいいよww」
A 「あだ名……?」
C 「ポルナレフとディアボロ、どっちがいい?」
彼女ら三人は再び友情の契りを交わし、今度はCがリーダーになって学校の清掃活動や催し事に積極的に関わるようになったという。
なんだかんだで、息のあった連中だったと思う。これからはこの学校のために死力を尽くして欲しい。
ちなみに校長は定年で退職になった。T先生もそのまま半年は担任を継続し、彼女らの処分は卒業まで見送られることとなった。
素ヒ「えー…………全校生徒の皆さん」
「私が生徒会長の素直クールだぁぁぁぁっ!!」
友 「副会長の、>>友です」
素ヒ「えー、我々が会長になったからにはお前ら、あれだな、あのー……いじめは無くそうっ!!」
「相談や悩み事があればこの私に言えっ!!」
「安心しろ諸君っ! 私はバカだが政は大好きだっ! それに優秀な参謀的人材も確保してあるっ!!」
あの事件後、素直ヒート先輩は生徒会の役員選挙に「会長」として立候補し、持ち前のテンションと熱狂的な演説により見事当選した。
>>友も同じく参加。ヒート先輩の演説内には彼に対する強い願望だとか有能性を示した旨も含まれていたため、相乗効果でそのまま副会長に当選してしまった。
ちなみに、参謀とは被クと俺のことだ。
「学校で起こる如何なるトラブルも見逃さない正義の生徒会軍団」として上手くやっていってくれるだろう」
ちなみに、俺と被クはと言うと……これが少し長くなる。
男 (その後の話をしよう)
A 「ねー、Cってばぁ~! あのときはホント悪かったよ!あたしらどうかしてたんだって、ね?」
B 「そうそう……だって、ねぇ。いきなり裏切ろうとするからさ、ほら……」
C 「あ?……」
A 「ちょ、そんな怖い顔すんなって……あたしら友達だろ?……な?」
C 「…………調子のいいやつら」
「あ、そだ。私のお願い聞いてくれたら許してやってもいいよ?」
AB「なになに~?」
C 「そうだな……明日までに五十万持って来い」
A 「え…………」
B 「ちょ……嘘だよ……ね?」
C 「…………ふふっww ジョーダンだよ、ジョーダン」
「お前らのあだ名を考えたんだ。一ヶ月の間その名前で呼ばせてくれたら許してもいいよww」
A 「あだ名……?」
C 「ポルナレフとディアボロ、どっちがいい?」
彼女ら三人は再び友情の契りを交わし、今度はCがリーダーになって学校の清掃活動や催し事に積極的に関わるようになったという。
なんだかんだで、息のあった連中だったと思う。これからはこの学校のために死力を尽くして欲しい。
ちなみに校長は定年で退職になった。T先生もそのまま半年は担任を継続し、彼女らの処分は卒業まで見送られることとなった。
素ヒ「えー…………全校生徒の皆さん」
「私が生徒会長の素直クールだぁぁぁぁっ!!」
友 「副会長の、>>友です」
素ヒ「えー、我々が会長になったからにはお前ら、あれだな、あのー……いじめは無くそうっ!!」
「相談や悩み事があればこの私に言えっ!!」
「安心しろ諸君っ! 私はバカだが政は大好きだっ! それに優秀な参謀的人材も確保してあるっ!!」
あの事件後、素直ヒート先輩は生徒会の役員選挙に「会長」として立候補し、持ち前のテンションと熱狂的な演説により見事当選した。
>>友も同じく参加。ヒート先輩の演説内には彼に対する強い願望だとか有能性を示した旨も含まれていたため、相乗効果でそのまま副会長に当選してしまった。
ちなみに、参謀とは被クと俺のことだ。
「学校で起こる如何なるトラブルも見逃さない正義の生徒会軍団」として上手くやっていってくれるだろう」
ちなみに、俺と被クはと言うと……これが少し長くなる。
>>197
まだまだ終わらんよ
まだまだ終わらんよ
校長室で明かされた「被害クール」という女子の隠れた策略性と度胸が、なぜかは知らないが校内で有名になっていた。
ABCが武勇伝として語り草にしたのか、それとも盗聴でもしていた生徒が居て、そいつが言い触らして回ったのか。真相は謎だが、彼女に憧れる生徒が急増。
美術部員の一員になった彼女を追っかけるように、ファンが一斉に美術部に入部。今では「二人だけの美術室」などは跡形もなく消え去り、生徒達の溜まり場と化していた(これはちょっと残念)
そうそう、あの絵だが……あれは被クにプレゼントしておいた。
額縁に入れて部屋に飾ってくれているようで、嫌なことがあった日でも、あの絵を見ると悶々を全て吹っ飛ばしてくれるらしい。
ABCの三人もよく彼女の家に遊びに行くようになり、皆揃って毎日が楽しいことを実感していた。
そんなある日……
A 「進級祝いにカンパ~~イ☆」
友 「うおっ!こいつ酒飲んでやがる……」
A 「んだよ~、今日くらい細かい事は言いっこ無しだぜ副会長~」
「ハンドボール部の副部長になったしなぁ~ww 次の大会も優勝狙うぜ~ww あはは~ww」
男 「もう酔っ払ってんの? この子」
C 「Aは酒回るの早いんだ……」
素ヒ「いかん……いかんなぁっ! 健全な学生がそれは……」
「そんなわけでッ、これは全て私が処分するっっ!!」
友 「駄目だっつーの」
B 「私も飲むっつーの」
友 「だが残念っ・・・! それも駄目っ・・・!」
被ク「……」
男 「被ク? 何一人しんみりしてんだ」
被ク「いや、しんみりというかな……まさかこのメンバーでこうやって進級祝いする日が来るとは思わなくてな」
「色々と感傷深いものがあるんだ」
A 「そういや被クさ~ww」
被ク「ん、何だい?」
A 「もう男とはヤッたの?」
被ク「ぶぶーーーーっ!!」(吹いた)
男 「ぐわっ」(直撃)
友 「うっわお、大丈夫か男……………………むっ!」
男 「へへへっ……」
友 (た、勃ってやがる…………)
被ク「お前、何を言ってるんだ。健全な男女の交際から外れるようなことは絶対にしないぞ、私は……」
A 「またまた~ww そんなこと言っちゃってこの淫乱ビッチが~ww」
B 「どえろいこと考えてんじゃないの~?wwwwww」
被ク「そ、そんなこと考えるわけないだろっ! お前らどうかしてるぞ(////)」
AB「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
母 「そんなこと言ってお股にスコール降らせてんだろ?」
被ク「お母さん……ほんと最近どうしたの……しかもいつからそこに居るの……」
ABCが武勇伝として語り草にしたのか、それとも盗聴でもしていた生徒が居て、そいつが言い触らして回ったのか。真相は謎だが、彼女に憧れる生徒が急増。
美術部員の一員になった彼女を追っかけるように、ファンが一斉に美術部に入部。今では「二人だけの美術室」などは跡形もなく消え去り、生徒達の溜まり場と化していた(これはちょっと残念)
そうそう、あの絵だが……あれは被クにプレゼントしておいた。
額縁に入れて部屋に飾ってくれているようで、嫌なことがあった日でも、あの絵を見ると悶々を全て吹っ飛ばしてくれるらしい。
ABCの三人もよく彼女の家に遊びに行くようになり、皆揃って毎日が楽しいことを実感していた。
そんなある日……
A 「進級祝いにカンパ~~イ☆」
友 「うおっ!こいつ酒飲んでやがる……」
A 「んだよ~、今日くらい細かい事は言いっこ無しだぜ副会長~」
「ハンドボール部の副部長になったしなぁ~ww 次の大会も優勝狙うぜ~ww あはは~ww」
男 「もう酔っ払ってんの? この子」
C 「Aは酒回るの早いんだ……」
素ヒ「いかん……いかんなぁっ! 健全な学生がそれは……」
「そんなわけでッ、これは全て私が処分するっっ!!」
友 「駄目だっつーの」
B 「私も飲むっつーの」
友 「だが残念っ・・・! それも駄目っ・・・!」
被ク「……」
男 「被ク? 何一人しんみりしてんだ」
被ク「いや、しんみりというかな……まさかこのメンバーでこうやって進級祝いする日が来るとは思わなくてな」
「色々と感傷深いものがあるんだ」
A 「そういや被クさ~ww」
被ク「ん、何だい?」
A 「もう男とはヤッたの?」
被ク「ぶぶーーーーっ!!」(吹いた)
男 「ぐわっ」(直撃)
友 「うっわお、大丈夫か男……………………むっ!」
男 「へへへっ……」
友 (た、勃ってやがる…………)
被ク「お前、何を言ってるんだ。健全な男女の交際から外れるようなことは絶対にしないぞ、私は……」
A 「またまた~ww そんなこと言っちゃってこの淫乱ビッチが~ww」
B 「どえろいこと考えてんじゃないの~?wwwwww」
被ク「そ、そんなこと考えるわけないだろっ! お前らどうかしてるぞ(////)」
AB「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
母 「そんなこと言ってお股にスコール降らせてんだろ?」
被ク「お母さん……ほんと最近どうしたの……しかもいつからそこに居るの……」
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